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岡三証券株式会社
米経済対策は「平時」モードへギアチェンジ
Vol.
OKASAN GLOBAL RESEARCH CENTER
当面のスケジュール
/グローバル投資/日本株式/銘柄戦略
米国株式
/アジア株式/為替相場/債券相場
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最後に重要な注意事項が記載されていますので、十分にお読みください。 (株式市場への影響度 ◎ ○) 経済指標の予想値出所は各種ベンダー ※内容が一部変更されることがありますので、ご了承ください。 国内スケジュール 予想 海外スケジュール 予想 4月 5日 (月) 決算発表-しまむら、あさひ 等 新規株式公開-オキサイドが東証マザーズに上場 休場=ドイツ、フランス、英国、中国、香港(~6日) 等 米・3月のISM非製造業景況指数 IMF・世界銀行の春季会合(~11日) 58.5 6日 (火) 30年利付国債入札(4月債、発行予定額:0.9兆円程度) 新規株式公開-セルムが東証ジャスダックに上場 ○IMFが世界経済見通し(WEO)を発表 豪中銀、政策金利を発表 7日 (水) 景気動向指数(2月速報、内閣府) 決算発表-ウエルシアHD 等 新規株式公開-表示灯が東証2部、 ファブリカコミュニケーションズが東証ジャスダックと 名証2部に上場 G20財務相・中央銀行総裁会合 米・2月の貿易収支 米・3月16日、17日開催のFOMC議事録 インド中銀、政策金利を発表 -703億ドル 8日 (木) ○景気ウォッチャー調査(3月、内閣府) ○消費動向調査(3月、内閣府) 国際収支(2月速報、財務省)-経常収支 東京オフィス空室率(3月、三鬼商事) 5年利付国債入札(4月債、発行予定額:2.5兆円程度) 決算発表-ファーストリテイリング、7&I-HD 等 新規株式公開-アイスコが東証ジャスダックに上場 +1.90兆円 米・3月28日-4月3日の新規失業保険申請件数 9日 (金) 決算発表-安川電機、竹内製作所 等 中・3月の消費者物価指数(CPI、前年比) 中・3月の生産者物価指数(PPI、前年比) 米・3月の生産者物価指数(PPI、前年比) +0.2% +3.5% +3.8% 12日 (月) ○工作機械受注(3月速報、日本工作機械工業会) 13日 (火) 決算発表-Jフロントリテイリング、東宝 等 新規株式公開-紀文食品が東証1部に上場 中・3月の貿易収支 米・3月の消費者物価指数(CPI ) 独・4月のZEW景況感指数 14日 (水) ○機械受注(2月、内閣府) 決算発表-良品計画 等 休場=インド 等 NZ中銀、政策金利を発表 米・決算発表-JPモルガン・チェース、ゴールドマン・サックス 等 15日 (木) 地域経済報告(さくらレポート、日本銀行) 新規株式公開-サイバートラストが東証マザーズに上場 ○米・3月の小売売上高 米・3月の鉱工業生産 米・4月のNY連銀製造業景況指数 米・4月のNAHB住宅市場指数 米・4月4日-10日の新規失業保険申請件数 米・決算発表-バンク・オブ・アメリカ、ユナイテッド・ヘルス 等 16日 (金) ◎日米首脳会談(ワシントン) ◎中・1-3月期(第1四半期)実質GDP ○中・3月の鉱工業生産 ○中・3月の小売売上高 中・1-3月の固定資産投資 米・3月の住宅着工件数 米・4月のミシガン大学消費者信頼感指数(速報値) 米・決算発表-モルガン・スタンレー 等2
最後に重要な注意事項が記載されていますので、十分にお読みください。 <長期化の様相をみせるサプライチェーン問題> 米国では予定通り4月1日にプロ野球大リーグが開幕した。4月30日には、カリフォルニア 州のディズニーランドが1年超ぶりに営業を再開する見通しで、経済再開の事例が増え始め ている点は心強い。経済活動の再開は指標にも現れており、3月の米ISM製造業景況指数は 1983年以来の最高水準を記録した。 一方、好況の裏では、部品や原材料などの供給不足から、企業が需要を満たすのに苦戦 する様子も浮き彫りとなっている。サプライチェーン問題は長期化の様相をみせており、 パンデミックによる混乱のみならず、米中対立などの構造的な要因が複雑に絡み合う。欧 米では戦略物資の国内製造を強化する機運が高まっており、工場や倉庫の自動化技術や半 導体製造装置などを供給する日米企業が景気回復と政府支援の双方から恩恵を受けそうだ。 (小泉) <米経済対策は「平時」モードへギアチェンジ> 景気見通しに対する楽観を背景に、先週S&P500指数は4,000ポイントの大台を突破した。 一時は、米投資会社の強制的なポジション解消の余波が日米の金融機関に波及するとの警 戒が広がったが、次第に相場の焦点はバイデン政権が発表したインフラ投資計画に移った。 相場の「本流」となる材料は「経済正常化」であることを裏付けた格好だ。 バイデン政権は、3月31日発表の「米雇用計画」に続き、4月中旬には医療や社会福祉の 拡充策を発表する見通しだ。「増税」を伴うこれらの提案に対する議会審議は難航が予想 され、過度な期待は禁物だが、政権が緊急性の高い新型コロナ対策から、構造改革に軸足 を移したことこそ「経済正常化」の第一歩と評価できよう。今週のポイント
・大台を突破したS&P500指数は更なる高みへ ・米経済対策は「平時」モードへギアチェンジ ・長期化の様相をみせるサプライチェーン問題 国 株価指数 2019年騰落率 2020年騰落率 2020年末 4月2日(注) 年初来騰落率 日本 日経平均 18.2% 16.0% 27,444.17 29,854.00 8.8% アメリカ NYダウ 22.3% 7.2% 30,606.48 33,153.21 8.3% アメリカ ナスダック 35.2% 43.6% 12,888.28 13,480.11 4.6% イギリス FTSE100 12.1% -14.3% 6,460.52 6,737.30 4.3% ドイツ DAX 25.5% 3.5% 13,718.78 15,107.17 10.1% フランス CAC 26.4% -7.1% 5,551.41 6,102.96 9.9% ロシア RTS 44.9% -10.4% 1,387.46 1,457.37 5.0% ブラジル ボベスパ 31.6% 2.9% 119,017.20 115,253.31 -3.2% 香港 ハンセン 9.1% -3.4% 27,231.13 28,938.74 6.3% 香港 H株 10.3% -3.8% 10,738.40 11,217.41 4.5% 中国 上海総合 22.3% 13.9% 3,473.07 3,466.33 -0.2% インド センセックス 14.4% 15.8% 47,751.33 50,029.83 4.8% <主要国株価指数動向> 作成:岡三証券、終値ベース。(注)日経平均は4月2日、その他は4月1日の終値。休場の場合は直近値。3
最後に重要な注意事項が記載されていますので、十分にお読みください。 <日本株相場は戻りを試す流れが継続> 今週の日本株相場は戻りを試す展開となり そうだ。米国市場でナスダック指数が戻り基 調を強めており、日本でもハイテク株の戻り が日経平均の追い風となろう。 日経平均は3月中旬に3万円を割り込んで以 降は29,500円近辺で幾度も上値を抑えられて きたが、この水準を超えてきたことで再び3 万円トライの展開が期待できそうだ。 <市場の関心は徐々に企業業績へ> 先週の日経平均は週間ベースで反発。3月 24日に“ほぼ彼岸底”をつけ、その後は戻り を試す動きが続いている。今週は国内外で目 立ったイベントがなく、引き続き米国のイン フラ投資計画の動向に市場の関心が高まりそ うだ。特に、需給がひっ迫している半導体分 野への政策投資が好感されており、半導体関 連が日米ともに上昇の牽引役となろう。 また、国内では2月・8月期決算企業の決算 発表がスタートする。小売り関連が中心とな るが、9日の主力製造業トップバッターの安 川電機への注目度は高そうだ。20年10-12月 期に製造業は業績急回復をみせており、21年 度見通しに期待が高まっている。好調な見通 しが確認できれば、市場のリスク選好ムード が強まろう。 <グロース株を見直す動きも> 物色では米金利の落ち着きとともにグロー ス株を見直す動きがみられる。3月第4週以降 では、バリュー指数よりもグロース指数のパ フォーマンスが上回っており、年明け以降の 物色動向に変化が出始めた。今後も金利の上 昇傾向は続くとみられるが、以前のように金 利動向に物色が左右されるような展開とは なっておらず、景気回復期待で買われたバ リ ュ ー 株 に も 選 別 の 動 き が 出 て い る 。 バ リュー・グロースを問わず、個別重視の流れ に移行しそうだ。(山本)今週のポイント
・日本株相場は戻りを試す流れが継続 ・市場の関心は徐々に企業業績へ ・グロース株を見直す動きも ●市場の関心は徐々に企業業績へ 出所:QUICK 作成:岡三証券 4月2日現在 ●日経平均は3万円を目指す展開に 作成:岡三証券 4月2日現在 日経平均株価(日足) 出所:QUICK 作成:岡三証券 ファーストリテイは8月決算、キユーピー、ネク ステージは11月決算 予定は変更される可能性がある(4月2日現在) ●グロース株を見直す動きも 東証スタイルインデックス週間パフォーマンス 5日(月) アダストリア(2685)、キユーピー(2809)、 ネクステージ(3186)、あさひ(3333)、しまむら(8227) 6日(火) スギHD(7649) 7日(水) ディップ(2379)、ウエルシアHD(3141) 8日(木) ローソン(2651)、7&I-HD(3382)、久光薬(4530)、 オンワードHD(8016)、乃村工(9716)、 ファーストリテイ(9983) 9日(金) 竹内製作(6432)、安川電(6506)、イオン(8267) 今週の主な決算発表企業 -6.0 -4.0 -2.0 0.0 2.0 4.0 6.0 8.0 1月4日 1月18日 2月1日 2月15日 3月1日 3月15日 3月29日 バリュー グロース (%) 22,000 23,000 24,000 25,000 26,000 27,000 28,000 29,000 30,000 31,000 10月 11月 12月 1月 2月 3月 (円) 25日移動平均線 4月4
最後に重要な注意事項が記載されていますので、十分にお読みください。 ●「業績相場」への移行を先回り 激変する時代の中で、過去最高営業利益の 更新が見込まれる企業に注目したい。足元で は米長期金利の上昇ペースが落ち着き始め、 調整含みとなっていたグロース株への見直し 買いが広がっている。 そして、今後は4月下旬に本格化する決算発 表を控えて、企業業績の好転や拡大が意識さ れるとみられ、「業績相場」へ徐々に移行す ることとなろう。新型コロナの感染拡大とい う逆境を乗り越えて、過去最高営業利益が見 込まれる企業を仕込んでおきたい。 ●環境変化への「対応力」が高く評価されよう 21/3期に過去最高営業利益が見込まれる企 業は、コロナ禍においても顧客を取り込むこ とで収益を拡大させる企業や、事業の選択と 集中で従前より業績が高いレベルで安定して いる企業が多い。また、投資に対しても積極 的な側面を持ち、主力の製品やサービスで積 み上げた収益を、周辺ビジネスや新規事業へ 振り向けている。 これらの企業は成長する市場の見極めや、 市場シェアの獲得に動くことで他社との差別 化を図り、より持続的な成長が期待できよう。 2000年代以降のデジタル化の波や新型コロ ナの感染拡大など、今後も事業環境は目まぐ るしく変化するだろう。こうした変化に対す る柔軟な対応力や、市場の変化を一歩先取り する動きの積み重ねが、過去最高営業利益に 反映されているとみられ、下記の企業群は引 き続き投資家の関心を集めそうだ。(佐藤)「過去最高営業利益」企業をシンプルに狙え!
~激変する時代の中で研ぎ澄まされる「稼ぐ力」を評価~
≪主な関連銘柄≫ 出所:QUICK 作成:岡三証券 ※TOPIX採用銘柄の3月期決算で、21/3期の予想営業利益が過去最高を更新する見込みの企業。 営業利益は東洋経済予想。カプコンは4月1日を基準日に1対2の株式分割を実施。年初来騰落率は分割を考慮。データは4月1日現在。 出所:各種資料 作成:岡三証券 ≪経営資源配分のイメージ図≫ 高 花形 育成すべき段階 問題児 現在の取り組み維持 継続する段階 金のなる木 投資を抑え収益回収 収穫する段階 負け犬 撤退する段階 市場シェア 高 低 試験研究 市 場 成 長 率 高 低 資金の流れ 事業位置の変化 伸び率 4月1日 年初来 決算期 (百万円) 決算期 (百万円) (%) 終値(円) 騰落率(%) 2413 エムスリー 2020/03 34,337 2021/03 58,000 68.9 8,059 -17.3 3774 IIJ 2020/03 8,225 2021/03 13,500 64.1 2,582 27.1 9468 KADOKAWA 2016/03 9,124 2021/03 14,500 58.9 4,370 16.7 6727 ワコム 2014/03 8,663 2021/03 13,500 55.8 756 -12.6 9697 カプコン 2020/03 22,827 2021/03 30,500 33.6 3,650 9.0 6544 JES HD 2020/03 2,717 2021/03 3,550 30.7 2,411 -8.1 6035 IRJ HD 2020/03 3,626 2021/03 4,700 29.6 13,970 -15.2 7947 エフピコ 2020/03 15,507 2021/03 18,500 19.3 4,515 4.2 2412 ベネ・ワン 2020/03 8,394 2021/03 9,400 12.0 2,974 -2.5 6981 村田製 2016/03 275,406 2021/03 290,000 5.3 9,119 -2.2 6758 ソニーG 2019/03 894,235 2021/03 940,000 5.1 11,650 13.3 7974 任天堂 2009/03 555,263 2021/03 575,000 3.6 62,920 -4.4 4307 NRI 2020/03 83,178 2021/03 86,000 3.4 3,445 -6.8 2175 SMS 2020/03 4,935 2021/03 5,100 3.3 3,505 -11.3 銘柄名 過去最高営業利益 予想営業利益5
最後に重要な注意事項が記載されていますので、十分にお読みください。5
最後に重要な注意事項が記載されていますので、十分にお読みください。 <米国株は堅調な推移を想定> 今週の米国株は堅調な推移を想定する。大 型経済対策による景気回復加速への期待感が 高まる中、米国株への資金流入が継続しよう。 <景気や企業業績の回復期待が株高材料に> バイデン政権は先週、8年間で約220兆円規 模となるインフラ投資計画を発表した。計画 には道路・橋の修復、EV設備の整備や電力網 の刷新に加え、半導体など重要物資のサプラ イチェーン(供給網)強化などが盛り込まれ、 雇用回復や気候変動対策の強化につなげると している。財源を法人税増税で賄うとしてい ることから法案審議には時間がかかりそうだ が、米国の長期的な競争力向上につながる内 容であり、今後の動向を注視したい。 足元では、製造業の景況感が37年ぶりの高 水準となるなど景気見通しが上向いているほ か、3月に成立した追加経済対策による給付 金が個人消費を押し上げつつある。米景気見 通しが明るさを増すなか、米国株が投資マ ネーの受け皿となりやすい状況が続こう。 こうした中、市場の目線は4月中旬から発 表が本格化する企業決算に移っていきそうだ。 S&P500企業の1-3月期増益率予想は上方修正 が進み、前年同期比24.2%増と大幅な増益が 見込まれている。企業業績への期待感も株価 のサポート要因となろう。一方、原材料価格 や輸送費、利払い費用の上昇によるコスト増 も予想されるため、企業によって明暗が分か れてくる。業績の裏付けのある銘柄を厳選し て投資する戦略が有効となりそうだ。 <半導体製造装置やコト消費関連株に注目> 政策支援による恩恵が期待されるアプライ ド・マテリアルズやテラダインなどの半導体 製造装置関連株に加え、経済活動の正常化が 追い風となるエスティローダーやウォルト・ ディズニー、スターバックスなどのコト消費 関連株に注目したい。(皆越)今週のポイント
・米国株は堅調な推移を想定 ・景気や企業業績の回復期待が株高材料に ・半導体製造装置やコト消費関連株に注目 ●米国株は堅調な推移を想定 作成:岡三証券 4月1日現在 ●市場の目線は徐々に1-3月期決算に移ろう ●政策支援期待から半導体関連株が堅調 NYダウ(日足) 出所:Refinitiv 作成:岡三証券 直近は4月1日分 S&P500企業の1-3月期増益率予想の推移 (前年同期比) 20% 21% 22% 23% 24% 25% 2月5日 2月17日 3月1日 3月13日 3月25日 作成:岡三証券 4月1日現在 フィラデルフィア半導体株(SOX)指数の推移 60 80 100 120 140 160 180 200 20年1月 20年4月 20年7月 20年10月 21年1月 21年4月 SOX S&P500 ※20年初を100として指数化 26,000 28,000 30,000 32,000 34,000 200日移動平均線 100日移動平均線 (ドル)最後に重要な注意事項が記載されていますので、十分にお読みください。
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今週のポイント
・香港株はしっかりとした展開を想定 ・中国では消費の盛り上がりに期待が膨らむ ・インド株は上値の重い展開へ ●香港株はしっかりとした展開を想定 <香港株はしっかりとした展開を想定> 今週の香港市場はしっかりとした展開を想 定する。香港市場は清明節やイースターの祝 日で6日まで休場となり材料難となるため、 海外市場の影響力が強まろう。米景気回復へ の楽観的な見方などを背景にリスク許容度の 回復がみられるなか、中国で連休中の消費・ レジャーに活況が見込まれていることは香港 市場のセンチメントに好影響を与えそうだ。 <中国では消費の盛り上がりに期待が膨らむ> 中国では連休が多く気候が良くなる4-6月期 はレジャーを中心に消費の盛り上がりが期待 される。今年は「リベンジ旅行・帰省」が人 気で、清明節・労働節連休の旅行予約が急増 しており、航空券の予約数はコロナ流行前の 19年同期を上回っている。 新エネルギー車普及に向けた動きも引き続 き活発だ。中国当局は3月31日に「新エネル ギー車産業発展計画(21~35年)」を発表。 農村部における普及策の奨励や充電設備拡充 の推進等を盛り込んだ。業界団体は今年の新 エネ車販売は前年比6割増の高い伸びと予想 しており、関連銘柄の業績拡大が見込めよう。 こうしたなか、消費活況の恩恵が予想され るスマホや家電、飲料のほか、空運やホテル、 マカオカジノなどレジャー関連銘柄に注目し ている。また、政策の追い風が吹く新エネル ギー車関連の戻りにも期待したい。 <インド株は上値の重い展開へ> 当面のインド株市場は上値の重い展開とな ろう。7日の金融政策決定会合では政策金利 を据え置くとみられ、中銀の景気支援姿勢が 確認されれば安心感が広がろう。 他方、同国では新型コロナワクチン接種が 進展する一方、気の緩みなどから足元では感 染者数が急増している。一部地域では既に行 動制限を再強化しており、景気回復ペースの 鈍化懸念が相場の重しとなりそうだ。(紀) インドセンセックス指数 作成:岡三証券 4月1日現在 出所:中国民用航空総局 作成:岡三証券 直近は21年2月分 中国:航空旅客者数の推移 ●中国ではレジャーの回復が本格化へ 香港ハンセン指数と上海総合指数 作成:岡三証券 ハンセン指数は4月1日現在、上海総合指数は4月2日前場終値時点 -100 -50 0 50 100 150 200 250 0 10 20 30 40 50 60 70 18年1月 18年7月 19年1月 19年7月 20年1月 20年7月 21年1月 航空旅客者数:左軸 前年比:右軸 (百万人) (%) ●インド株は「第2波」への懸念が重しに 35,000 40,000 45,000 50,000 55,000 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 (ポイント) 3,200 3,300 3,400 3,500 3,600 3,700 3,800 22,000 24,000 26,000 28,000 30,000 32,000 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 (ポイント) 香港ハンセン指数:左軸 上海総合指数:右軸 (ポイント)7
最後に重要な注意事項が記載されていますので、十分にお読みください。 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 (1ドル=円) (円安) (円高) <世界経済見通しは上方修正へ> 今週の為替相場を取り巻く環境はリスクオ ンの動きが優勢となろう。米国では大型イン フラ投資計画が発表されたが、今週はIMFが 2021年の世界経済見通しを上方修正すること が見込まれている。特に米国では新型コロナ のワクチン接種が進んでおり、2021年の米国 経済は高成長の予想となるだろう。新興国通 貨については、米長期金利が上昇するのなら ば一定の逆風要因となろうが、世界経済の回 復期待の高まりは支援要因になると考える。 ただ、トルコ・リラやブラジル・レアルな どはインフレ圧力が強まっており、一時的な 上昇場面があっても注意を払っておきたい。 他方、中国人民元は底堅い推移となろう。中 国の3月の企業PMIは製造業は50を上回って 推移している他、非製造業は56.3となり前月 から大幅に上昇した。中国の景気拡大の動き は人民元相場の支援要因になるだろう。 <今週はドル高円安含みの展開を見込む> 今週のドル円相場はドル高円安含みの展開 から、徐々にドルの上値が重くなると考える。 米国経済の見通し改善はドル高円安要因だが、 2月以降、大幅にドル高円安が進んだため一 旦はドル高円安の動きは鈍ると考える。 先週、バイデン米大統領は大型のインフラ 投資計画を発表した。財源問題など、議会で の議論の行方を見極める必要はあるが、米国 ではインフラの老朽化も進んでいるため超党 派で取り組むことが出来る分野だと考える。 大型のインフラ投資の実施は雇用情勢の改善 につながる他、持続的な経済成長や生産性の 向上につながるだろう。さらに米国経済の潜 在成長率は日本のそれを大きく上回っており、 財政政策の効果の面で米国は日本を上回るだ ろう。ドル円相場も、一旦はドルの上値が重 くなったとしても、中長期的にはさらにドル 高円安が進むと考える。 ●中長期的にはさらにドル高円安が進むと考える ドル円相場の推移 ●先週もドル高円安が進んだ 各通貨の対ドル騰落率 (3月29日→4月1日時点) 財政政策の効果も、米国は日本を上回るだろう今週のポイント
・ドル高円安含みの展開を見込む ・ユーロ円相場は底堅く推移しよう ・メキシコ・ペソは堅調推移。豪ドルは上値が重い ●米国の潜在成長率は日本を上回る 日米の潜在成長率と人口増減率 作成:岡三証券 4月2日午前11時時点 -0.5 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 潜在成長率 人口増減率 (2021年予) (2019年) 日本 米国 (%) 出所:OECD、世界銀行 作成:岡三証券 出所:Refinitiv 作成:岡三証券最後に重要な注意事項が記載されていますので、十分にお読みください。