紋別市地域防災計画資料編別冊「15-1」
備 蓄 計 画
≪紋別市地域防災計画 資料編別冊 備蓄計画更新履歴≫
・平成29年 1月 策定
・令和 1年 9月 市の現況等の変化に伴う修正
目 次
1 方針 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 2 策定の基本的な考え方について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 3 家庭内備蓄について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 4 事業者等の備蓄について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 5 公的備蓄品目 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 6 公的備蓄数量 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 7 備蓄場所について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9 8 流通在庫備蓄について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・101 方針
平成23年3月11日に発生した東日本大震災では物資の調達や輸送が平常時の ようには実施できず、深刻な物資不足等の課題が浮き彫りとなった。 これを踏まえ、大規模災害により、避難所への避難を余儀なくされた場合等に備 えて、紋別市地域防災計画に基づき、今後の備蓄のあり方等に係る基本的な方針を 示すため「紋別市備蓄計画」を策定することとした。 今後は、本計画に基づき、自助・共助を基本に、市民による日頃からの家庭内備 蓄を促進するとともに、市民・企業・行政が、日頃からの備えや災害時の適切な対 策を講じることができるよう、体制を強化する。 なお、本計画に見直し事項が発生した場合、適時検討を行い修正する。2 策定の基本的な考え方について
紋別市では、備蓄に対する基本的な考え方を以下のように取りまとめ、この基本 的な考え方に従って備蓄していくこととする。 (1)家庭内備蓄、事業所等における備蓄の推進 自らの身は自ら守ることが防災の基本であり、平常時からの災害に備え、各家 庭や事業所等において最低3日分(推奨1週間)以上の食料、飲料水、生活必需 品等の備蓄を推進することとする。 (2)紋別市による備蓄 大災害や局地的な災害時に備えて常に必要な物資を避難所等に配備、配送でき る環境を確保する。 (3)事業所による流通在庫備蓄 災害時に備えて民間事業者等とあらかじめ協定を結び、災害時に不足する食料 等を避難所等へ迅速に配分する。 3家庭内備蓄について
紋別市では、家庭内備蓄を推進し、より一層の家庭内備蓄の向上を目指し、積極 的に広報や啓発を進めていくこととする。 (1)食料、飲料水等 家庭内備蓄については、災害時用の食料や飲料水を別に購入するほか、普段か ら購入している食料品、ペットボトル飲料水、生活必需品等を使用した分だけ買 い足すという方法もあるため、最低3日分(推奨1週間)以上の備蓄を行う。- 2 - (2)生活必需品等 各家庭において何が必要なのかを考え、災害時に備えるとともに、避難所等に おける感染予防対策に必要な物資等についても、生活必需品として備えることが 必要である。 (3)非常持出品 すぐに必要なものや貴重品は、非常持出品としてリュックサックなどに入れ、 いつでも持ち出せる場所に置いておく。 ※紋別市では、65歳以上で健康に不安がある方などを対象に、自分の持病や使 用している薬等の情報を保管して、その後の診療をスムーズに行えるようにす るための救急医療情報キット「命のバトン」を配布しています。 緊急時に「命のバトン」を持ち出して避難することで、避難所運営において、 適切にスムーズな対応が可能となりますので、ご活用ください。 (4)資機材等 各家庭にある資機材は避難所で有効活用する。(キャンプ用品、バケツ、鍋 等)また、家屋が被害にあった場合においても、物置や車の中、駐車場等、家屋 外に備蓄品を置くことで、持ち出すことができるなど、具体的な備蓄や保管方法 等について啓発する必要がある。 ○ 非常持出品の例 ・飲料水 ・調理せずに食べることができる食品 (保存食、缶詰、栄養補助食品等) ・懐中電灯、携帯ラジオ、携帯電話(非常用充電器)、乾電池、救急医療 品、衛生用品、防寒用品、軍手、携帯トイレ、衣類(下着)、ハサミ等 ・通帳、印鑑、キャッシュカード、保険証、運転免許証などの貴重品 ・命のバトン、常備薬等 ○ 備蓄品の例 ・飲料水、缶詰、レトルト食品などの食料品 ・カセットコンロ(ボンベ) ・簡易トイレ ・衛生用品、ウェットティッシュ ・給水用ポリタンク 〇 生活必需品等 ・各家庭(個人)ごとに必要な物資等 ・感染症対策(マスク・消毒液等)用品等
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事業者等の備蓄について
事業者等は、管理する施設の耐久性・耐火性の強化や事業所内収容物の転落防止 などに取り組み、地震が発生した場合に応急処置を迅速かつ的確に講じることがで きるように資機材を備蓄し、従業員を対象に防災訓練を実施する必要がある。また、 管理する施設の利用者や従業員の安全確保に努めなければならない。 こうしたことから、事業者等に対して備蓄の推進を図るよう啓発を行う。さらに、 災害時に事業を中断しないよう、又は中断した場合においては、できるだけ早期に 再開できるように事業を継続する体制の整備に努める必要がある。 また、継続的な事業推進の観点から感染症対策物資(マスク・消毒液等)につい ても、常続的かつ災害時を見越した備蓄が必要となる。 ○ 事業所等で用意することが望ましい例 ・飲料水、従業員の食料(3日分以上) ・医薬品 ・携帯トイレ ・防水シート ・テント ・ラジオ ・乾電池 ・ヘルメット ・軍手 ・懐中電灯 ・長靴 ・防寒具(毛布、寝袋等) ・発電機 ○ 従業員が個人で用意することが望ましい例 ・飲料水 ・携帯電話(充電器含む) ・携帯ラジオ ・携帯食料- 4 - 5
公的備蓄品目
(1)食料品 備蓄の品目については、調理不要ですぐに提供できる物や食の多様化などを踏 まえ、選定する。 支給対象者 品 目 備 考 避難者全員 アルファ化米 保存期限5年 ようかん クラッカー 飲料水 乳幼児 ミルク 保存期限1年 (2)生活必需品 支給対象者 品 目 備 考 避難者全員 災害用毛布 簡易トイレ 哺乳瓶 乳幼児用(1歳未満) 紙おむつ(乳幼児用) 紙おむつ(大人用) 生理用品 トイレットペーパー 歯ブラシ タオル (3)応急対策用資機材 対象者 品 目 備 考 指定(緊急)避難所及び 避難者 石油ストーブ 発電機 投光器 コードリール 救急セット ブルーシート 懐中電灯 携帯ラジオ 灯油タンク 灯油ポンプ ガソリン携行缶 やかん鍋 給水袋 土のう袋 スコップ 工具一式 (4)冬季災害対策用物資 対象者 品 目 備 考 避難者 アルミロールマット 災害用寝袋 カイロ ダンボールベッド 高齢者優先 (5)感染症対策物資 対象者 品 目 備 考 避難者・避難所及び 避難所運営等関係者 マスク 避難者・避難所運営委員 消毒液 避難所 ペーパータオル パーテーション 体温計(非接触) 避難所(運営委員管理) フェイスシールド 避難所運営委員 使い捨て手袋 ゴム手袋 防護衣(身体保護衣等) ゴミ袋(20ℓ) 避難所 6
公的備蓄数量
備蓄物資支給対象者については、自助・共助を基本とし、平常時から災害に備え、 各家庭において3日分以上の飲料水や食料、生活必需品等の備蓄を行うことを前提 とし、紋別市地域防災計画において地震被害が想定されている上渚滑断層を震源と する地震において、家屋の全壊又は半壊により公的備蓄物資を頼らざるを得なくな った避難者を対象に算出する。 【被災人口】 (1)全壊による被災人口 828人 (2)半壊による被災人口 1,247人- 6 - 【備蓄物資支給対象者】 全壊は、住む場所を失い、避難所での生活を余儀なくされ、物資の確保が困難と想 定されるため全員を備蓄物資対象者として計上し、半壊は、東日本大震災で被災した 石巻市では、約80%の避難者が非常用持出品を持参していることを考慮し、本市に おいては、20%の安全率を加味して約60%の住民が非常用持出品を持ち出せると 想定し、40%を計上する。 全壊 828人 半壊 1,247人 × 40% = 499人 《 全壊 828人 + 半壊 499人 ≒ 1,400人 》 ア 食料品 (ア)配分する物資 年齢区分 人口割合 支給品目 2歳以上 98.88% アルファ化米 ようかん クラッカー 1歳 0.65% アルファ化米(白粥) 1歳未満 0.47% ミルク 全年齢 100% 飲料水 (イ)品目ごとの備蓄数 品 目 算 出 目標値 アルファ化米 1,400 人×98.88%≒1,385 人 1,384 人×3 食(1 日分)≒4,500 食 (4,152 食) 4,500 食 アルファ化米(白粥) 1,400 人×0.5%≒9人 9人×3 食(1 日分)≒50 食 (27食) 50 食 ようかん 1,400 人×1食分≒1,500 食 1,500 食 クラッカー 1,400 人×2食分≒3,000 食 3,000 食 飲料水 1,400 人×100%=1,400 人 1,400 人×500ml 1本(1 日分)=1,400 本 1,400 本 ミルク 1,400 人×0.47%≒7人 7人×8 食(1 日分)≒100 食 (56食) 100 食
イ 生活必需品 (ア)配分する物資 年齢区分 人口割合 支給品目 全年齢 100% 災害用毛布 簡易トイレ トイレットペーパー 歯ブラシ タオル 1歳未満 0.47% 哺乳瓶 3歳未満 1.70% 紙おむつ(乳幼児用) 要介護3以上 紙おむつ(大人用) 女性用 10 歳~54歳 21.64% 生理用品 (イ)品目ごとの備蓄数 品 目 算 出 目標値 災害用毛布 1,400 人×2枚≒3,000 枚 3,000 枚 簡易トイレ 1 避難所 3 個(男 1 女 2) 17避難所×3 個=51個 51 個 哺乳瓶 1,400 人×0.47%≒7人 7人×8 本(使い捨て 1 日分)≒100 本 100 本 紙おむつ(乳幼児用) 1,400 人×1.70%≒30 人 30 人×8 枚(1 日分)≒300 枚 300 枚 紙おむつ(大人用) 1,400 人×1.70%≒30 人 30 人×5枚(1 日分)=150 枚 150 枚 生理用品 1,400 人×21.64%≒303 人 303 人×5枚(1 日分)≒1,600 枚 1,600 枚 トイレットペーパー 1 人 1 ロール(2 日分) 1,400 個 歯ブラシ 1人1本 1,400 本 タオル 1人1枚 1,400 枚
- 8 - ウ 避難所運営用資機材 <公的備蓄整備状況及び目標値> 品 目 整備状況 目標値 石油ストーブ 避難所 17か所 54 台 避難所 17か所 1 避難所 3 台整備 17か所×3 台=51台 発電機 避難所 17か所 18 台 避難所 17か所 1 避難所 1 台整備 17か所×1 台=17台 投光器 避難所 17か所 18 台 避難所 17か所 1 避難所 1 台整備 17か所×1 台=17台 コードリール 避難所 17か所 18 台 避難所 17か所 1 避難所 1 台整備 17か所×1 台=17台 救急セット 避難所 17か所 18 個 避難所 17か所 1 避難所 1 個整備 17か所×1 個=17個 ブルーシート 避難所 17か所 90 枚 避難所 17か所 1 避難所 5 枚整備 17か所×5 枚≒90 枚 懐中電灯 避難所 17か所 36 個 避難所 17か所 1 避難所 2 個整備 17か所×2 個=34個 携帯ラジオ 避難所 17か所 36 台 避難所 17か所 1 避難所 2 台整備 17か所×2 台=34台 灯油タンク 避難所 17か所 180 個 避難所 17か所 1 避難所 10 個整備 17か所×10 個=170 個 灯油ポンプ 避難所 17か所 36 個 避難所 17か所 1 避難所 2 個整備 17か所×2 個=34個 ガソリン携行缶 避難所 17か所 18 個 避難所 17か所 1 避難所 1 個整備 17か所×1 個=17個 やかん 避難所 17か所 36 個 避難所 17か所 1 避難所 2 個整備 17か所×2 個=34個
品 目 整備状況 目標値 鍋 避難所 17か所 36 個 避難所 17か所 1 避難所 2 個整備 17か所×2 個=34個 給水袋 避難所 17か所 7,850 枚 避難所 17か所 1 避難所 100 枚整備 17か所×100 枚=1,700 枚 土のう袋 避難所 17か所 1,800 枚 避難所 17か所 1 避難所 100 枚整備 17か所×100 枚=1,700 枚 スコップ 避難所 17か所 36 本 避難所 17か所 1 避難所 2 本整備 17か所×2 本=34本 工具一式 避難所 17か所 18 個 避難所 17か所 1 避難所 1 個整備 17か所×1 個=17個 エ 冬季災害対策用物資 <品目ごとの備蓄数> 品 目 算 出 目標値 アルミロールマット サイズ 1,000×2,000×8mm1人1枚 1,400 枚 災害用寝袋 1人1個 1,400 個 カイロ 1 人 2 個(1 日分) 2,800 個 ダンボールベッド 被災人口 2,075 人 高齢化率 約 36% 2,075 人×36%≒750 台 必要数 750 台 協定等提供予定数 500 台 750 台-500 台=250 台 250 台
- 10 - オ 感染症対策物資 <品目ごとの備蓄数> 品 目 算 出 目標値 マスク 備蓄物資支給対象数 1,400×3回分 4,200 枚 消毒液 避難所(指定・福祉)数×17 各場所 5ℓ 17×5ℓ≒100ℓ (85ℓ) 100ℓ ペーパータオル 避難所(指定・福祉)数×17 各場所 10箱(200 枚入) 17×10箱≒200箱(170 箱) 200箱 パーテーション 備蓄物資支給対象数 1,400 名 *(協定締結先に要望) *(1,400 セット) 体温計(非接触) 避難所(指定・福祉)数×17 (既配布済 4ヶ所) 各場所 1個 17ヶ所-4ヶ所=13ヶ所必要 13ヶ所=各1個≒15個(13 個) 19個 フェイスシールド 避難所(指定・福祉)数×17 各場所 5個 17×5個≒100個(85 個) 100個 使い捨て手袋 避難所(指定・福祉)数×17 各場所 10枚 17×10枚≒200枚(170 枚) 200枚 ゴム手袋 200枚 防護衣 (身体保護衣等) 避難所(指定・福祉)数×17 各場所 5着(枚) 17×5≒100(75) 100着 (枚) ゴミ袋(20ℓ) 避難所(指定・福祉)数×17 各場所 5梱包(1梱包10枚入) 17×5梱包≒100 梱包(85 梱包) 100梱包 ◎ 各品目における2日目の物資については、同数を流通備蓄にて確保する。 ◎ 3日目以降は、炊き出し及び救援物資により確保する。 ◎ 感染症対策物資(特に消毒液・ペーパータオル・使い捨て手袋・ゴミ袋等)は 災害規模に応じた避難者数に大きく影響するため、開設する避難所数・人数に応 じて柔軟に対応するものとする。 7
備蓄場所について
市有施設及び指定避難所での備蓄を基本とする。8
流通在庫備蓄について
本市では、企業等とあらかじめ協定等を締結し、災害発生時に必要な物資を調達 する仕組(これを「流通在庫備蓄」という。)を整えている。 現在、「紋別市の応急生活物資等災害協定一覧表」及び「紋別市の飲料水災害協 定一覧表」のとおり、市内業者や全国展開している企業と、生活必需品に関する協 定を締結している他、北海道においても各機関及び企業等と防災協定を締結してい るが、今後についても、いざというときに備え、流通在庫備蓄の体制を強化してい くものとする。 【紋別市の応急生活物資等災害協定一覧表】 協定等名称 相手方 協定内容 締結日 災害時における 応急生活物資の 供給等に関する 相互協定書 生活協同組合 コーポさっぽろ 地震・風水害等の発生時に 生活必需品等の救援物資の 供給 平成18年 6月28日 イオン北海道 株式会社 平成19年 10月1日 株式会社しめまる 平成18年 6月28日 北雄ラッキー 株式会社 平成18年 6月28日 ホーマック 株式会社 平成18年 6月28日 株式会社セコマ 災害発生時又は災害発生の お そ れ が あ る 場 合 に お い て、避難所等への物資の供 給を行うほか、セイコーマ ート店舗の来店者に対して 防災・災害情報の提供を行 う。 平成 30 年 2月23日 災害時の物資供 給及び店舗営業 の継続又は早期 再開に関する協 定書 株式会社セブン- イレブンジャパン 災害発生時又は災害発生の お そ れ が あ る 場 合 に お い て、避難所等への物資の供 給を行うほか、セブン-イ レブン店舗の営業継続又は 早期再開の要請を行う 平成29年 7月5日 災害時における 物資調達の協定 書 ・株式会社 片桐紙器 災害時における避難所運営 に必要なダンボール製品等 を調達・納入する。 令和元年 12月3日- 12 - 【紋別市の飲料水災害協定一覧表】 協定等名称 相手方 協定内容 締結日 災害時における 飲料の提供等に 関する協定書 サントリーフーズ 株式会社 北海道支社 災害時における飲料の提供 (緊急時の自動販売機内飲 料の無償提供、備蓄飲料水 の提供) 平成22年 3月1日 災害対応型自動 販売機による協 働事業に関する 協定 北海道コカ・ コーラボトリング 株式会社 電光掲示板を使った行政情 報等の提供、災害時の自動 販売機内在庫飲料の無償提 供 平成22年 4月21日