JTrim 使用法解説
Ⅰ.JTrim とは
(
著作権者名:WoodyBells
) 1.特徴 JTrim(ジェイトリム)は初心者にも簡単に操作が出来るフォトレタッチソフトです。多くの加工 機能で画像に様々な効果を与えることができ、非常に軽快に動作します。 ☆≡ JTrim の特徴 オプション設定画面が存在せず、初心者にも使いやすい簡単設計です。 非常に軽快に動作します。 フリーウェアです。無償で利用できます(使用にあたっては自己責任です)。 ☆≡ 必須環境 ・Windows95/98/Me/NT4.0/2000/XP のOSが動作するパソコン。 ・ハイカラー以上の画面環境(256 色環境では正常に動作しません)。 ・64M バイト以上のメモリ 2.ダウンロードとインストール ダウンロードは: JTrimホームページ: http://www.woodybells.com/jtrim.html より ダウンロードファイル (2006/09/28 現在)セットアップ版 : JTrim Version 1.52 jt152.exe (1,490KB) LZH 版もあるので注意。セットアップ版を選ぶと、インストールが容易です。 インストールは: ダウンロード時に「開く」(または「実行」)を選ぶか、ダウンロード保存した ファイルをダブルクリックします。 3.対応している画像形式 JTrim では、標準で入力形式に「ビットマップ(BMP)」「JPEG」「JPEG2000」「PNG」「GIF」 「アイコン」、出力形式に「ビットマップ」「JPEG」「JPEG2000」「PNG」「GIF」の画像フォーマ ットに対応しています。
Ⅱ.表示関係
1.画像を開く (1)フォルダから 「ファイル」→「開く」 フォルダを指定して画像を選択します。 (2) TWAIN 機器からの入力 TWAIN32 に対応したスキャナからイメージを読みとることが出来ます。 2.スクロールと範囲選択 (1) 手のひらスクロール 画像の上をマウスの右ボタンでドラッグすると、画像がマウスに追従してスクロールします。(2) 範囲選択 画像の上をマウスで斜め方向にドラッグするこ とにより範囲選択することができます。 JTrim の サポートしている加工・エフェクト処理の多くは範 囲選択内でのみで適用されます。 選択を解除する場合は範囲選択外の領域でクリ ックするか「全選択/選択解除」を選択します。 選択枠の四隅にある四角いハンドルをドラッグす ることにより選択範囲を修正することができます。 3.サムネイル表示 「ファイル」→「サムネイル表示」 指定したディレクトリ内の画像を別ウィンドウに一覧表示します。一覧から簡単に JTrim に読み 込ませたり、ファイルを削除したり出来ます。 ファイルの削除は実際のファイルも削除されるのでご注意ください。 サムネイルの状態は JTrim のプログラム本体と同一ディレク トリ上に「_THUMB.IDX」「_THUMB.DAT」というファイル 名で保存されます。不必要であれは削除しても問題ありません。 表示フォルダの変更は 「表示」→「フォルダ変更」を開いて指定する 4.スライドショー 「ファイル」→「スライドショー」 フォルダを指定して、画像ファイルを順次全画面表示します。 表示順はファイル名、更新日付、画像種別、ランダムから選択、 一定秒数間隔での自動切り替えも出来ます。秒数は、1秒から、繰り返し再生の設定も可能。 ※ CD-R の画像もスライドショー可能です。
スライドショーの最中は、ツールバーから「スラ イドショーの終了」「前の画像」「次の画像」を選択 できますが、マウス・キーボード操作でも実行でき ます。スライドショーが終了すると、最後に表示し た画像をそのまま編集できます。 マウス操作 左ボタンクリック:次の画像 右ボタンクリック:前の画像 キーボード操作 スペースキー:次の画像 BackSpase: 前の画像 途中でスライドショーを終了するには ESC キーを 押します。 5.画面表示サイズ調整 メニューバーの「表示」→「ズーム」、 あるいは、ツールバーの「ズーム」ボタンから 「ウィンドウに合わせる」を選びます。 表示倍率を10%から 1000%の範囲で操作できます。「ウィ ンドウに合わせる」を選択すると表示領域の大きさに合わせて最適化されます。この場合の表示倍率 は最大5000%です。 「ウィンドウに合わせる」を設定後に、「ズームの情報 を保存する」チェックボックスにチェックを行うと次回 以降もこの設定が復元されますから便利です。 この機能はあくまで表示上の大きさであり、画像のサイ ズを変更するものではありません。物理的に画像サイズ を変更したい場合は「リサイズ」を実行します。
Ⅲ.明るさ調整、回転、サイズ変更など
1.サイズ変更 画像のサイズを変更します。 「イメージ」→「リサイズ」 サイズ指定の単位は「ピクセル」のみ。2.画像回転 「イメージ」→ 「左 90 度回転」、「右 90 度回転」、「任意角度回転」 「任意角度回転」では1度単位の設定が可能 *注意* 「任意角度回転」の場合は、 範囲指定がされていると、 指定範囲のみが回転します。 3.左右反転・上下反転 「イメージ」→「ミラー」・「フリップ」 ミラー: 画像を水平方向に反転します。 (いわゆる 鏡像) フリップ: 画像を垂直方向に反転します。 範囲指定されていると、その範囲のみが反転します。 4.明るさ・コントラスト調整 画像の明るさ、およびコントラスト(明るいところと暗いところの差)を調整します。この機能は、 範囲選択されていても画像全体に適用されます。 「カラー」→「明るさ/コントラスト」 ガンマ補正 画像のガンマ値を補正します。ガンマ補正は、明るさの調整と違い、明るい部分と暗い部分を維持 して中間的な明るさを調節するので明るさの偏りを修正出来ます。この機能は、範囲選択されていて も画像全体に適用されます。 スライダーを左右にドラッグして調整
5. カラーバランス調整 画像のRGB 各色の度合いを調節します。この機能は、範囲選択されていても画像全体に適用され ます。 6.ノーマライズ 画像のヒストグラムを引き伸ばします。 この機能はコントラストが小さい画像を 修正する場合に有効です。 7.シャドー・ハイライトの明るさ
補正
画像の暗い領域を明るくしたり、明るい領域を暗くします。 明るさの調整と異なり、それぞれ独立に暗い領域を明るくしたり明るい領域を暗くしたりします。 「カラー」→「シャドー・ハイライトの明るさ」 明るい領域を暗く 暗い領域を明るく補正後 補正前 8.赤目補正 「カラー」→「赤目補正」 フラッシュの光によって人間の目が赤くなってしまった写真を修整しま す。あらかじめ赤目の部分を範囲選択してから実行します。 選択範囲は赤目部分以外が極力入らないようにしてください。顔自体が赤 みを帯びているような画像の場合、赤目以外の部分にも影響を及ぼしてしま います。
Ⅳ.画像加工
1.サイズ・ファイル形式の一括変換 指定したフォルダ内の画像ファイルを一括して別の形式に変換します。 同時にサイズ変更を行ったり、再サンプリングを指定することができます。 「ファイル」→「一括変換」 サイズ変更で、横幅(縦幅)の指定を行った 場合、縦幅(横幅)は元画像のアスペクト比 (縦横比)を維持するよう、自動設定されま す。 出力フォルダに、同名ファイルが存在する場 合は上書きされます。 2.文字の貼り付け 文字を入力してから書体・サイズ・文字色などを指定します。 「編集」→「文字入れ」 文字の色 文字枠なし 文字背景なし 縦書き 書体・サイズ 文字は、画面の左上端に表示されるので、マウスで移動させます。移動・修正ができるのはダ イアログが表示されている間だけです。決まったならば「OK」で確定します。 修正したい場合は、「元に戻す」ボタンを押すと、先の設定画面が再表示されるので、ここで行 います。文字を移動してから「OK」ボタン 3.切り抜き(トリミング) (1) 切り抜き 画像を選択範囲で切り抜きます。範囲選択されていない 場合は座標指定切り抜きのダイアログが表示されます。 「イメージ」→「切り抜き」 (2) 円形切り抜き 選択範囲を円形に切り抜きます。範囲選択されていない場合は画像全体が選択されます。 「イメージ」→「円形切り抜き」 (3) 角丸切り抜き 選択範囲を角が丸い長方形に切り抜きます。範囲選択されていない場合は画像全体が選択されてい ると見なします。角の丸め具合と背景色を指定できます。 「イメージ」→「角丸切り抜き」 スライダーで丸め半径を調整
4.透過色に設定 円形切り抜きなどでは楕円の周囲が背景色になるので、 「透過色設定」ツールボタンを使って、設定したい範囲でクリックすると、市松模様 になる。 ただし、一旦PNG 形式で保存しないと有効にならないようなので、保存後に PNG フ ァイルとして貼り付けを行います。 5.フチのぼかし 選択範囲を背景色にとけ込ますような加工を行いま す(矩形の他、円形の設定も可能)。範囲選択されてい ない場合は画像全体が選択されていると見なします。 範囲指定して →「加工」→「フェードアウト」 スライダーを動かしてフェードする範囲を調整し、 円形にする場合は「円形フェードアウト」にチェック を入れます。設定可能なフェードする範囲は画像のサイズ に影響されます。 事前に「表示」→「背景色」で背景を白色にしておくと、 ぼかし部分が白くなり、あとの扱いが楽です。 6.超新星 「加工」→「超新星」を選ぶと、画像に放射状の光線効果を与えます。 メニューを選択するとマウスカーソルが+字の線となりますので、中心となる場所でクリックしてく ださい。また、プレビュー画像上でクリックする事により、中心位置の調整も可能です。 プレビュー画面を見ながら「超新星の色」を選び、半径・放射線の数・乱数色相を調整する。
7.結果の保存 JTrim の操作は、保存操作を行わないと元の写真に変更がおよびません。操作の保存では、 元の写真をそのまま残すために、必ず[ファイル]→「名前を付けて保存」を選び、別名を付けま す。(元の写真ファイルは貴重です。うっかり上書きしたら、元には戻りません)
Ⅴ.印刷
印刷の設定は、「印刷プレビュー」で行います。 「ファイル」→「印刷プレビュー」 1.プリンタの設定 まず、「プリンタの設定」を開いて、用紙 サイズや用紙の種類、縁なし印刷の有無の設 定を行います。 「プロパティ」ボタンを押して、 詳細設定に入ります。 「基本設定」タブを開いて、 用紙の種類」を選びます。 通常は「光沢紙」を使う例が 多い。 写真の印刷の場合は、必ず「印 刷品質」に「きれい」など上質 を指定します。 次に、「ページ設定」タブを開いて、用紙サイズを印刷用紙のサイズに指定します。 通常は、「L判」あるいは「ハガキ」などを選びます。 フチなし印刷機能のあるプリン タの場合は、「フチなし全面印 刷」にチェックを入れます。 これらの設定が終わったら、「O K」ボタンでプリンタの設定を 終わり、JTrim に戻ります。2.用紙の向きを合わせます 印刷プレビュー画面で、「用紙の大きさに・・」および「用紙の向きを自動で・・」にチェックを 入れると、用紙に合わせた大きさで印刷が出来ます。プレビュー画面で確認ができます。 (セットする用紙の縦横に注意) この設定を利用すると、写真を容易に指定サ イズの用紙に合わせた印刷ができます。 3.用紙と写真の細部調整 「ストレッチ」にチェックを入れると、写真の縦横比を 印刷用紙の縦横比に自動的に変換して印刷されます。通常 は横が広がりますから、人物が入っている写真は注意。 4.縁なし印刷 「縁なし印刷」にチェックを入れると、写真の縦横比 を保持したまま、用紙一杯まで写真を広げます。 縁なし印刷可能なプリンタでは、プリンタ設定で、「縁なし印刷」を設定すると、縁なしの写真が 印刷されます。 縁なし印刷ができないプリンタでもわずかの枠が付いて印刷されるので、効果的です。 赤い線の中が印刷される範囲ですが、通常上下が切れるので注意。 以上