広島県地産地消促進計画
(第2次)
目
次
第
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1章
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計画改定にあたって
計画改定
計画改定
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にあたって
にあたって・・・・・・・・・・・・・・・・1
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1 計画改定の趣旨・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 2 計画の位置づけ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 3 計画の期間・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 4 関連する広島県の計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2第
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2章
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地産地消をめぐる現状と課題
地産地消をめぐる現状と課題
地産地消をめぐる現状と課題
地産地消をめぐる現状と課題・・・・・・・・・・・・3
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1 これまでの取組の評価と課題・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 2 取り巻く環境の変化・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12 3 関係団体等の意見・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13第
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3章
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基本的な考え方・・・・・・・・・・・・・・・・・・
基本的な考え方
基本的な考え方
基本的な考え方
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1 「ひろしま地産地消」の目的・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14 2 計画の目指す姿・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14 3 施策推進の視点・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15 4 計画の対象・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15 5 計画の目標・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16第
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取組の方向・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
取組の方向
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1 【地産】安全・安心な農林水産物の安定的な生産・供給・・・・・・・・17 施策の柱Ⅰ 産業として自立できる農林水産業の確立・・・・・・・・・・・18 I-① 需要に応える供給力の向上・・・・・・・・・・・・・・・・・18 I-② 経営力の高い担い手の育成・・・・・・・・・・・・・・・・・21 施策の柱Ⅱ 安全・安心を提供する生産体制の強化・・・・・・・・・・・・24 2 【地消】県内農林水産物等の利活用の促進・・・・・・・・・・・・・・26 施策の柱Ⅰ 生産者と実需者等の連携による販売力の向上・・・・・・・・・26 施策の柱Ⅱ 県内農林水産物等のファンづくり・・・・・・・・・・・・・・30 3 【理解・協働】生産者,県民等の理解・協働の促進・・・・・・・・・・34 施策の柱Ⅰ 生産者と多様な主体の協働による相互理解の促進・・・・・・・34 施策の柱Ⅱ 食や農山漁村に関する情報共有と交流の促進・・・・・・・・・36 施策の柱Ⅲ 関係分野と連携した普及啓発・・・・・・・・・・・・・・・・36第
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計画の推進にあたって・・・・・・・・・・・・・・・
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1 推進体制・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・39 2 計画の進行管理・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・39第
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計画改定
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食の安全・安心志向の高まりや農林水産物販売の多様化が進む中で,地域で生産さ れた農林水産物を地域で消費し,県民と生産者を結び付ける取組として「地産地消」 への期待が高まっています。 広島県では,平成 23 年3月に「ひろしま地産地消推進県民条例」(平成 23 年条例 第 24 号)を制定し,条例第9条に基づき,施策を総合的かつ計画的に実行するため「広 島県地産地消促進計画」を平成 23 年 12 月に策定しました。 この間,水稲主体経営から付加価値の高い園芸品目の導入の促進やブランド化の推 進,購買気運の醸成等の取組を行ってきました。その結果,県内農産物を意識して購 入している人の割合が増える等の成果が上がってきました。一方で,農林水産物の供 給や県民の理解促進の取組では,課題も残っています。 また,広島県では,産業として自立できる農林水産業の確立を柱に,販売戦略に基 づく流通改善・生産体制の構築等を進めていくため,平成 26 年 11 月に「2020 広島県 農林水産業チャレンジプランアクションプログラム(以下「アクションプログラム」 という。)を策定し,施策を展開することとしています。 このため,今回の改定にあたっては,「アクションプログラム」の内容を基本に, これまで取り組んできたことを検証し,地産地消をさらに進めていくための,新たな 取組を盛り込んでいきます。
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計画改定の趣旨
計画改定の趣旨
計画改定の趣旨
計画改定の趣旨
本計画は,「ひろしま地産地消推進県民条例」第9条に基づく「広島県地産地消促 進計画」であり,「地域資源を活用した農林漁業者等による新事業の創出等及び地域 の農林水産物の利用促進に関する法律」(六次産業化法)第 41 条に基づく「地域の 農林水産物の利用の促進についての計画」と位置づけます。 本計画は,平成 28(2016)年度から平成 32(2020)年度までの5年間とします。 ただし,情勢変化等が生じた場合は,その時点で必要な見直しを行います。 本 計 画 は ,「 ひ ろ し ま 未 来 チ ャ レ ン ジ ビ ジ ョ ン 」及 び 次 の 計 画 等 と 連 携 し な が ら 推 進 し ま す 。 ○ 2020広島県農林水産業チャレンジプランアクションプログラム (平成 26 年 11 月策定) ○ 食品の安全に関する基本方針及び推進プラン(平成 27 年3月策定) 〇 広島県食育推進計画(平成 25 年3月策定) ○ 広島県環境基本計画(平成 23 年3月策定) ○ ひろしま観光立県推進基本計画(平成 25 年 10 月策定) ひろしま地産地消推進県民条例 地産地消の推進に関する基本理念を定め,県の責務並びに生産者,事業者及び県 民の役割を明らかにするとともに,地産地消の推進に関し基本となる事項を定める ことにより,本県における農林水産業の持続的な発展並びに県民の豊かな食生活の 実現及び地域の伝統的な食文化の継承を図ることを目的に,平成 23 年3月に施行。
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計画の位置づけ
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計画の期間
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関連する広島県の計画
関連する広島県の計画
関連する広島県の計画
関連する広島県の計画
第2章
第2章
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地産地消をめぐる現状と課題
地産地消をめぐる現状と課題
地産地消をめぐる現状と課題
地産地消をめぐる現状と課題
前計画では,次の3つの視点で,関連する施策を取り組んできました。 (1) (1) (1) (1)【地産】【地産】【地産】【地産】安全・安心な農林水産物の安定的な生産・供給安全・安心な農林水産物の安定的な生産・供給安全・安心な農林水産物の安定的な生産・供給 安全・安心な農林水産物の安定的な生産・供給 ① ① ① ①これまでのこれまでのこれまでのこれまでの主な取組主な取組主な取組 主な取組 〇 集落法人,農業参入企業,認定農業者等を,より高度な経営に発展させる 等,地域の核となる経営力の高い担い手を育成支援してきました。 〇 加工・業務用等の需要に応える園芸産地の確立,集落法人等の新たな担い 手による広島牛経営及び水産資源の持続的利用体制の構築等により生産量の 拡大を図ってきました。 〇 環境にやさしい農業の面的拡大,GAP等のリスク管理手法の導入を促進 するとともに,生産資材の適正使用,防疫体制の強化を図ってきました。 〇 これらの取組により野菜,果樹,畜産の算出額は伸びており,果樹や畜産 では目標額に達しました。 【 【 【 【前計画で設定した目標前計画で設定した目標前計画で設定した目標の前計画で設定した目標ののの達成達成達成達成状況状況状況状況】】】】 項目 計画策定時 直近値 目標値(H27) (直近値/計画策定時)増加率 (直近値/目標値)達成率 集落法人数(法人) 205 (H22) 257 (H26) 300 25% 86% 野菜産出額(億円) 179 (H21) 203 (H25) 230 13% 88% 果樹産出額(億円) 126 (H21) 152 (H25) 140 21% 109% 畜産産出額(億円) 377 (H21) 461 (H25) 437 22% 105% 漁業生産額(億円) 249 (H21) 234 (H25) 280 -6% 84% <地産地消推進の3つの視点> 【地産】安全・安心な農林水産物の安定的な生産・供給 【地消】県内農林水産物等の利活用の促進 【理解・交流】生産者,県民等の理解・交流の促進1
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これまでの取組の評価と課題
これまでの取組の評価と課題
これまでの取組の評価と課題
これまでの取組の評価と課題
② ② ② ②現状現状現状現状と課題と課題と課題と課題 【農業】 【農業】 【農業】 【農業】 ◆ ◆ ◆ ◆県内農産物のシェアが低迷県内農産物のシェアが低迷県内農産物のシェアが低迷県内農産物のシェアが低迷 本県で消費される農産物のうち県内の供給率は,米は約 70%(推計)になって いるものの,野菜については,約 9.5%(卸売数量ベース※)と低く,他県産が 大半を占めています。 一方,県内に農産物の大規模加工工場が複数進出し,県産の業務用野菜等の需 要が一段と高まっています。 このことから,マーケットインの視点により集中的に取り組む品目を定め,販 売戦略に基づく産地形成を図るとともに,経営発展に意欲的な担い手による生産 を進め,供給力を高めていく必要があります。 ※県内4市場県内産野菜卸売数量÷県内4市場野菜卸売総数量=9.5% ◆ ◆ ◆ ◆農業を支える若い農業者が少ない農業を支える若い農業者が少ない農業を支える若い農業者が少ない農業を支える若い農業者が少ない 農業を支える担い手の高齢化が加速度的に進行し,基幹的農業従事者のうち 49 歳 以下は全体の4%程度と低くなっており,地域農業をけん引する担い手の確保・育 成が急務です。 出典:2010 農林業センサス
【畜産】 ◆ ◆ ◆ ◆県産和牛のシェアが低迷県産和牛のシェアが低迷県産和牛のシェアが低迷県産和牛のシェアが低迷 これまでの肉質改良の取組により,現在の広島県産和牛は,全国のトップブラ ンドと比較しても遜色のない肉質能力を有する和牛となっていますが,市場の認 知度が低く,県内消費に占める県産和牛のシェアは3分の1程度にとどまってい ます。 県産和牛のシェア拡大を進めるため,量販店をターゲットにした販路拡大を行 うとともに,既存経営体の規模拡大や新規就農者を育成する等,和牛産地の再構 築を図る必要があります。 【漁業】 ◆ ◆ ◆ ◆漁業経営体漁業経営体漁業経営体漁業経営体及び海面漁業漁獲高の減少及び海面漁業漁獲高の減少及び海面漁業漁獲高の減少 及び海面漁業漁獲高の減少 漁業経営体は減少しており,中でも海面 漁業において,経営体数の減少及び高齢化, 漁獲量の減少が進んでいます。そのため, 核となる魚種を中心に漁獲量を増大させ る等により,漁業者が将来にわたって生 活設計を描けるよう所得の向上を図る必 要があります。 【食の安全・安心】 ◆ ◆ ◆ ◆食品に対する不安意識の増大食品に対する不安意識の増大食品に対する不安意識の増大食品に対する不安意識の増大 全国的な食品偽装事件や,家畜伝染病の発生等を契機に,県民の食に関する不 安,不信感が高まっています。 これら県民の不安を解消するため,安全・安心な農林水産物を安定的に提供す る生産体制を構築する必要があります。 漁業経営体数の推移 (単位:経営体) 県民の食品に対する不安意識の推移 出典:広島県農林水産統計年報
(2) (2) (2) (2)【地消】【地消】【地消】【地消】県内県内県内農林水産物等の利活用の促進県内農林水産物等の利活用の促進農林水産物等の利活用の促進 農林水産物等の利活用の促進 ① ①① ①これまでの主な取組これまでの主な取組これまでの主な取組これまでの主な取組 〇 県民や実需者ニーズを把握するとともに,それに応える供給体制を構築し, 県内農林水産物等の販売力の強化を図ってきました。 〇 ブランディングや購買機運の醸成により,県内農林水産物等の知名度・イメ ージ向上及び利活用の促進を図ってきました。 ○ 量販店内の県内農産物常設売り場「ひろしま菜's」等を活用し,県内農産物 の販売促進やPRを実施しました。 ○ これまでの取組により,県内農産物を意識して購入している人の割合は増え るなど,県内農林水産物等の利活用の意識は高まってきました。 【 【 【 【前計画で設定した目標の前計画で設定した目標の前計画で設定した目標の前計画で設定した目標の達成達成達成状況達成状況状況】状況】】】 項目 計画策定時 直近値 目標値 (H27) (直近値/計画策定時)増加率 (直近値/目標値)達成率 県内農産物を意識して 購入している人の割合 30% (H22) 53.4% (H26) 60% 78% 89% 魚食普及など消費拡大 の取組(朝市等)地区数 11 (H22) 15 (H26) 16 36% 94% ② ②② ②現状と課題現状と課題現状と課題現状と課題 ◆ ◆ ◆ ◆魅力はあるが十分に知られていない商品が多数ある魅力はあるが十分に知られていない商品が多数ある魅力はあるが十分に知られていない商品が多数ある魅力はあるが十分に知られていない商品が多数ある レモンやかき等は,瀬戸内の特徴的な農林水産物としてブランド力が高まって きました。 しかしながら,レモンやかき等認知度が高い品目がある一方で,魅力はあるに もかかわらず量が少なく十分に知られていない商品が多数あります。 そのため,これまで以上に生産者と実需者等が連携し,県内農林水産物等の認 知向上,消費拡大に取り組む必要があります。 ◆ ◆ ◆ ◆栽培の工夫等が栽培の工夫等が栽培の工夫等が栽培の工夫等が県民県民県民県民に十分に伝わっていないに十分に伝わっていないに十分に伝わっていない に十分に伝わっていない 量販店等で販売されている県内農林水産物等は,栽培のこだわりや商品の価値 が十分に県民に届いていない等の課題があります。 栽培のこだわりや県民が求める価値をわかりやすく伝えていくため,生産者の 顔の見える商品づくり,売場づくりに実需者等と連携し取り組んでいく必要があ ります。
◆県内農林水産物 ◆県内農林水産物 ◆県内農林水産物 ◆県内農林水産物に対する期待は「鮮度」「低価格」「安全・安心」が上位に対する期待は「鮮度」「低価格」「安全・安心」が上位に対する期待は「鮮度」「低価格」「安全・安心」が上位 に対する期待は「鮮度」「低価格」「安全・安心」が上位 県民が県内農林水産物に期待することは,「鮮度が良い」という意見がもっとも 多く,「価格が安い」「農薬や化学肥料が少ない」「生産履歴がわかる」等の意見が 続いています。 このような県民の期待に対して,県内農林水産物の「鮮度が良い」等の価値をP Rするとともに,県民が期待する価値を生み出すよう取り組んでいく必要がありま す。 ◆量販店の直売コーナー及び直売所のニーズの高まり ◆量販店の直売コーナー及び直売所のニーズの高まり◆量販店の直売コーナー及び直売所のニーズの高まり ◆量販店の直売コーナー及び直売所のニーズの高まり ひろしま地産地消推進協議会による県内農産物常設コーナー「ひろしま菜's」の 設置数は増えており,県民,量販店とも地場産に対するニーズは高い状況です。 また直売所においては,全体の販売金額は,ほぼ横ばい傾向ですが,100 万円~ 1 億円未満の中規模直売所の数は増加しています。 しかしながら,これら直売コーナーや直売所では,時期によっては県民の需要に 対応するだけの商品数がない等の課題があります。 そのため,県民の需要に対応した生産量の拡大や,直売所間のネットワークによ る商品の相互補完等の仕組みづくりを進めていく必要があります。 出典:ひろしまフードフェスティバル 2014 アンケート(H26.10) 県内農林水産物に期待すること 販売金額別直売所数(広島県内) ひろしま菜′s設置店舗数 設置年度 店舗数 H19 5 H20 9 H21 8 H22 3 H23 3
◆ ◆◆ ◆6次産業化による高付加価値化の動き6次産業化による高付加価値化の動き6次産業化による高付加価値化の動き6次産業化による高付加価値化の動きが増加が増加が増加が増加 従来6次産業化は,生産者自らが加工(2次)・販売(3次)を行う取組が主体でし たが,こうした取組では,生産規模が零細で,設備投資の資金確保が難しく,販売 ノウハウが乏しいことから,一部の生産者による限定的な取組となる傾向がありま した。 一方近年,生産者が,他産業と連携し,高付加価値化や地域のネットワークづく りを行う取組も出てきています。 このように,今後は生産者が,他産業と連携し,2次,3次事業者の資本力とノ ウハウを活用した6次産業化の取組を増やしていく必要があります。 連携によるメリット(6 次産業化に取り組む農業者) 出典:㈱日本政策金融公庫調査(H25.9)
(3) (3) (3) (3)【理解・交流】【理解・交流】【理解・交流】【理解・交流】生産者,県民等の理解・交流の促進生産者,県民等の理解・交流の促進生産者,県民等の理解・交流の促進 生産者,県民等の理解・交流の促進 ① ①① ①これまでの主な取組これまでの主な取組これまでの主な取組これまでの主な取組 〇 フードフェスティバル等のイベントやホームページ等を通じて,食や農山漁 村に関する情報を積極的に提供し,県民との共有に努めるとともに,都市と農 山漁村の交流を促進し,生産者と県民等の相互理解が進むよう取り組んできま した。 〇 「食育」「食の安全・安心」「環境」「観光」等,関係する分野の取組と連携 した地産地消を推進してきました。 ○ 栄養教諭等を対象に,県内農林水産物等の学習会を開催するとともに,地元 農協,市町担当者等の学校給食関係者による学校給食への供給体制の構築を支 援してきました。 ○ これらの取組により,学校給食における地場産物を使用する割合は食品数ベ ースで,目標としていた 30%を超えるなど,学校給食等での地産地消の理解 は深まってきました。 【 【【 【前計画で設定した目標の達成状況前計画で設定した目標の達成状況】前計画で設定した目標の達成状況前計画で設定した目標の達成状況】】】 項目 計画策定時 直近値 目標値(H27) (直近値/計画策定時)増加率 (直近値/目標値)達成率 農林漁業体験活動 の促進 県内各地域における多彩な体験の取組の推進 学校給食における地 場産物を使用する割 合(食品数ベース) 28% (H21) 35.7% (H26) 30%に 近づける 28% 119% 食育推進計画を作成 している市町数 12 (H22) 23 (H26) 23 市町 92% 100% ② ②② ②現状と課題現状と課題現状と課題現状と課題 ◆ ◆ ◆ ◆学校給食以外の具体的なターゲットと学校給食以外の具体的なターゲットと学校給食以外の具体的なターゲットと学校給食以外の具体的なターゲットとのののの連携は不十分であった連携は不十分であった連携は不十分であった連携は不十分であった これまで,学校給食関係者と連携した地産地消の普及啓発は行ってきましたが, 大半はフードフェスティバル等,不特定多数に対しての情報提供や啓発となって いました。 今後は,これまでの取組に加え,具体的なターゲットを対象とした連携を進め ることにより,これまで以上に生産者と県民等の相互理解を深め,農林水産業・ 農山漁村の価値に共鳴する人を増やすよう取り組んでいく必要があります。
◆ ◆ ◆ ◆地元経済界による農業応援団の結成地元経済界による農業応援団の結成地元経済界による農業応援団の結成地元経済界による農業応援団の結成 広島経済同友会では,会員有志による農業支援組織「ひろしまアグリサポータ ーズ」(平成 26 年2月設立時会員企業数 50 社)を立ち上げ,県農業の活性化に 向けて,企業が持つ専門性を活かし,農業に対しての各種支援を行うとともに, 県内農林水産物等の消費拡大に向けた具体的な取組を始めています。 このように,地元経済界でも農業を応援しようという動きが出ており,これら が生かせるよう関係者が連携した取組を行う必要があります。 ◆ ◆ ◆ ◆消費者消費者消費者消費者の農林水産業・農山漁村への関心の高まりの農林水産業・農山漁村への関心の高まりの農林水産業・農山漁村への関心の高まり の農林水産業・農山漁村への関心の高まり 消費者の農業・農村への関心は高く,地域農産物の積極的な購入以外に,実際 に農作業を楽しみたい,援農ボランティア等で農村に出向いて農業・農村を応援 したいというニーズも存在します。 これら消費者のニーズを活かした農林水産業・農山漁村を活性化させる取組が 求められています。 今後の農業・農村への関わり方について(上位 4 項目) 出典:農林水産省「食料・農業・農村及び水産業・水産物に関する意識・意向調査」(H26.2)
◆ ◆ ◆ ◆農林漁業体験の有無による食生活・地域文化への関心の違い農林漁業体験の有無による食生活・地域文化への関心の違い農林漁業体験の有無による食生活・地域文化への関心の違い農林漁業体験の有無による食生活・地域文化への関心の違い 農林漁業体験があることによって,「地域の食材や旬の食材を日々の食卓に取 り入れる」「栄養バランスのとれた食事を心がける」「地域の祭りなどに参加する」 等,豊かな食生活や,地域の伝統的な文化への意識も高まる傾向にあります。 このことから,食生活,地域文化への関心を高めるために,県民が農林漁業体 験に参加できる機会を積極的に作るとともに,学校や家庭,地域での食育の取組 との連携を深めていく必要があります。 出典:農林水産省平成 26 年度食育活動の全国展開委託事業(調査)報告書(H27.3㈱三菱総研) 農林漁業体験の有無による普段の意識や行動,状況の違いについて
(1)国際情勢の変化 (1)国際情勢の変化 (1)国際情勢の変化 (1)国際情勢の変化 平成 27 年 10 月,TPP協定交渉が大筋合意に至りました。 今後,関税の削減・撤廃や輸入枠の拡大により,本県農林水産業への影響が予想さ れるため,本県農林水産業の体質強化に取り組むとともに,県内農林水産物等の価値 を高め,積極的な利活用をさらに進める必要があります。 また,TPPのみならず農業を取り巻く国際情勢は大きく変化しており,こうした 動きに対応した取組が必要になっています。 (2) (2) (2) (2)国の政策変化国の政策変化国の政策変化国の政策変化 国は,「経済財政運営と改革の基本方針(骨太方針)」や「日本再興戦略(成長戦略)」 に基づき,農林水産業を成長産業にするため,平成 26 年6月,農林水産政策の基本構 想となる「農林水産業・地域の活力創造プラン」を改訂し,新たな政策を打ち出す等 「攻めの農林水産業」を展開することとしています。 例えば,米政策については,直接支払交付金が平成 30 年産から廃止され,同年産を めどに,需要に応じた主食用米の生産が行われるよう環境整備を進めることになって います。 本県でも,こうした国の政策による変化に対応し,地産地消を推進していく必要が あります。
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取り巻く環境の変化
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本計画の改定にあたり,関係団体等と地産地消の推進について意見交換を行ったとこ ろ,次のような意見がありました。 これらの意見を反映した計画とするとともに,計画の推進にあたっては,これらの団 体と連携して取り組んでいく必要があります。
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関係団体等の意見
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関係団体等の意見
<消費者団体> ・消費者は安全・安心な地元農林水産物を購入したいとの声が多い。安全・安心な 農林水産物の安定供給に向けて,生産面を強化すべき。 ・消費者が生産現場を視察する等の,生産者と消費者の交流施策を強化すべき。 <実需者団体> ・量販店や飲食店は,鮮度や消費者ニーズの面から,地元農林水産物を取り扱いた いと考えているが,県産野菜等は量が少ない。安定供給に向けて,生産面を強化 すべき。 <生産者団体> ・県内の販路拡大には余地があるため,実需者と連携した販路の拡大を強化すべき。 ・消費者や実需者,その他農林水産業を応援する団体等と連携し,地産地消の推進, 農林水産業の活性化に取り組むべき。 <経済団体> ・農林水産業・農山漁村の現状に危機感を感じている。農林水産業・農山漁村の活 性化に協力していくために,何ができるか関係者と検討する機会がほしい。 主な意見 主な意見主な意見 主な意見第3章
第3章
第3章
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基本的な考え方
基本的な考え方
基本的な考え方
基本的な考え方
地産地消は,地域と食の関わりを見つめ直し,県内生産者と県民の間の結びつき を深めることを通じて,県内農林水産物等の需要の増加,安全・安心な食料の供給, 地域間の交流人口の増加等をもたらす効果が見込まれます。 このことは,県内の食料自給率の向上や耕作放棄地の解消等,地域の農業を元気に するとともに,豊かな自然環境の保全,地域における伝統文化の継承,地域社会の活 性化等にもつながるものであり,食育と連携することで,郷土を愛する心を育み,家 族とのきずなを深める効果も期待されます。 その一方で,農林水産物を取り巻く消費や流通の形態は,中・外食化の進行,小売 等の大型化や加工・業務需要の増加等,大きく変化しており,これら変化に対応し, 自立できる農林水産業を実現するには,生産者が,消費者や実需者のニーズを的確に 把握し,それに応える農林水産物の供給体制を構築していく必要があります。 これらを踏まえ,本県農林水産業の持続的な発展並びに県民の豊かな食生活の実現 及び地域の伝統的な食文化の継承を図るため,県内農林水産物等に対する理解と愛着 を深め,健全な食生活や地域の活性化を促進し,ひいては,県民の郷土愛等を育む取 組を『ひろしま地産地消』と位置付け推進することとします。 < < < <「ひろしま地産地消」の目的「ひろしま地産地消」の目的「ひろしま地産地消」の目的>「ひろしま地産地消」の目的>>> 「ひろしま地産地消」の目的を達成させるため,本計画では次の3つを当面5年後 の目指す姿と位置付け,地産地消を推進します。 ■ 県 農 林 水 産 業 の 持 続 的 な 発 展 ■ 豊 か な 食 生 活 の 実 現 ■ 地 域 の 伝 統 的 な 食 文 化 の 継 承 ■ 県民が求める農林水産物が安定的に生産・供給され,生産者の所得が向上し ている ■ 県内農林水産物等が積極的に利活用され,県民が食の豊かさを享受している ■ 農林水産業・農山漁村の価値に共鳴する人が増え,自主的・主体的な活動が 幅広く展開されている1
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計画の目指す姿
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計画の目指す姿
計画の目指す姿
地産地消の施策推進に当たっては,県民が求める高品質で安全安心な農林水産物を安 定的に生産・供給する「地産」「地産」「地産」を基本に,県内農林水産物等が積極的に利活用され,県「地産」 民が食の豊かさを享受する「地消」「地消」「地消」「地消」を並行して進めることにより,生産者と県民がとも に満足できる環境をつくっていきます。 また,これまで「理解・交流」の視点で,主に不特定多数の者に対して地産地消の普 及啓発を行ってきました。 今後は,これまでの取組に加え,生産者と多様な主体が連携した協働の取組に発展さ せ,相互理解を深め,農林水産業・農山漁村の価値に共鳴する人を増やすため,「理解・「理解・「理解・「理解・ 協働」 協働」 協働」 協働」の視点で進めていきます。 生産(「地産」)は,流通・販売先が県内,あるいは県内に加え,広く県外,国外市場 をもターゲットにした,意欲ある担い手や地域による変革に向けた取組を対象にします。 消費(「地消」)は,県内に流通・消費する取組を対象にします。 「地産」「地消」「理解・協働」の3つの視点で,関連する施策を総合的かつ 計画的に取り組みます。 1 1 1 1 【地産】【地産】安全・安心な農林水産物の安定的な生産【地産】【地産】安全・安心な農林水産物の安定的な生産安全・安心な農林水産物の安定的な生産安全・安心な農林水産物の安定的な生産・供給・供給・供給・供給 2 2 2 2 【地消】【地消】県内【地消】【地消】県内県内県内農林水産物等の利活用の促進農林水産物等の利活用の促進農林水産物等の利活用の促進農林水産物等の利活用の促進 3 3 3 3 【【理解・協働【【理解・協働理解・協働】理解・協働】生産者,県民等の】】生産者,県民等の生産者,県民等の生産者,県民等の理解・協働理解・協働理解・協働の促進理解・協働の促進の促進の促進 県外・国外を含んだ流通・消費 【地消】 【地消】 【地消】 【地消】 県内での流通・消費 県内での流通・消費 県内での流通・消費 県内での流通・消費 【地産】 【地産】 【地産】 【地産】 意欲ある担い手・地 意欲ある担い手・地 意欲ある担い手・地 意欲ある担い手・地 域の取組による生産 域の取組による生産 域の取組による生産 域の取組による生産 <生産(地産)の対象> <消費(地消)の対象>
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施策推進の視点
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計画の対象
計画の対象
計画の対象
計画の対象
【目標の考え方】 ひろしま地産地消の目的に基づき,本計画で目指す姿を実現するために,3つの視点 それぞれで,次の指標及び目標値を設定します。 視点 指標 現状 目標(H32 年度) 地産 農業産出額(億円) 1,125(H25) 1,200 認定農業者数 (一般法人及び個別経営体) 1,158 経営体(H26) 1,390 経営体 担い手への農地集積率 19%(H26) 41% 県産和牛出荷頭数(頭) 4,000(H26) 6,000 海面漁業生産額(億円) ※イワシ類,アサリを除く 44(H25) 42 かき生産額(億円) 174(H25) 174 海面漁業担い手グループ数 21 グループ(H26) 33 グループ 視点 指標 現状 目標(H32 年度) 地消 県内需 要量のう ち県産シ ェア率 キャベツ 7%(H25) 56% アスパラガス 40%(H25) 70% 和牛 32%(H25) 51% 集中放流4魚種(ガザミ,キ ジハタ,オニオコゼ,カサゴ) 43%(H26) 61% 六次産業化法による認定計画数 28(H26) 63 直売所売上(億円) 120(H24) 130 県内農産物を意識して購入している 人の割合 53.4%(H26) 70% 視点 指標 現状 目標(H32 年度) 理解・ 協働 生産者と企業・大学等との連携・協 働活動数 - (H26) 25 農林漁業体験を行った人の割合 23.1%(H25) 30%以上(H29) H30 年度以降は 食育推進計画と連動 し見直しを行う 学校給食における地場産物を使用 する割合 35.7%(H26) 教育委員会主要施策実施方針と連動し別途定める
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計画の目標
計画の目標
計画の目標
計画の目標
第4章
第4章
第4章
第4章
取組の方向
取組の方向
取組の方向
取組の方向
本県の農林水産物の多くは,県民の需要に対して十分な供給ができていないことが課 題となっています。 そのため,マーケットインの視点により供給力を高める取組を強化するとともに,経 営力の高い担い手の育成や安全・安心を提供する生産体制の強化に取り組むことにより, 県民の需要に応えていきます。 Ⅰ Ⅰ Ⅰ Ⅰ 産業として自立できる農林水産業の確立産業として自立できる農林水産業の確立産業として自立できる農林水産業の確立産業として自立できる農林水産業の確立 Ⅰ Ⅰ Ⅰ Ⅰ-①-①-①-① 需要に応える供給力の向上需要に応える供給力の向上需要に応える供給力の向上需要に応える供給力の向上 〇 マーケットインの視点により集中的に取り組む品目を定め,販売戦略に基づく 産地形成を図るとともに,経営発展に意欲的な担い手による生産を進め,供給力 を高めていきます。 Ⅰ Ⅰ Ⅰ Ⅰ-②-②-②-② 経営力の高い担い手の育成経営力の高い担い手の育成経営力の高い担い手の育成経営力の高い担い手の育成 ○ 農業については,担い手となる経営体の組織化や規模拡大を進め,農業産出額 に対する担い手の割合を拡大するとともに,次の担い手の候補となる新規就農者 の確保と自立に向けた取組を推進します。 ○ 畜産業については,継続して安定的に畜産業を営むことができる専業経営や法 人経営を目指す経営体を段階的に育成し,そのために必要な規模へ増頭する取組 と耕畜連携による飼料確保を進めます。 ○ 水産業については,漁獲量を増加させることで,将来にわたって生活設計を描 けるよう所得の向上を図り,魅力ある水産業の確立を目指します。 Ⅱ Ⅱ Ⅱ Ⅱ 安全・安心を提供する生産体制の強化安全・安心を提供する生産体制の強化安全・安心を提供する生産体制の強化安全・安心を提供する生産体制の強化 ○ 環境にやさしい農業の面的拡大,リスク管理手法の導入等を促進するとともに, 生産資材の適正使用,防疫体制の強化を図ることにより,県民ニーズの高い安 施策の柱 施策の柱施策の柱 施策の柱1
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【地産】安全・安心な農林水産物の安定的な生産・供給
【地産】安全・安心な農林水産物の安定的な生産・供給
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【地産】安全・安心な農林水産物の安定的な生産・供給
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販売戦略に基づく産地形成
販売戦略に基づく産地形成
販売戦略に基づく産地形成
販売戦略に基づく産地形成
①キャベツ等の長期供給体制の構築 ①キャベツ等の長期供給体制の構築①キャベツ等の長期供給体制の構築 ①キャベツ等の長期供給体制の構築 ・ 重点品目を中心に,経営力の高い担い手を核とした新たな産地育成や既存産地 の改革,産地間連携による長期の安定供給体制を構築します。 ・ 特に,野菜については,県内需要量に対して供給量が低いキャベツや更なる供 給率向上を目指すアスパラガスを重点的に推進します。 ・ かんきつについては,温州みかんを中心とした経営から,今後需要拡大が見込 まれるレモンや中晩柑等を含めた複合経営モデルを推進します。 ② ②② ②野菜等大規模農業団地構想の推進野菜等大規模農業団地構想の推進野菜等大規模農業団地構想の推進野菜等大規模農業団地構想の推進 ・ 核となる経営体の誘致・育成や効率的な物流体制の確保等の条件を整備したう えで,大規模農業団地を核とした持続可能な産地形成や経営体の育成を進めてい きます。 具体的施策 具体的施策具体的施策 具体的施策施策の柱Ⅰ
施策の柱Ⅰ
施策の柱Ⅰ
施策の柱Ⅰ
産業として自立できる農林水産業の確立
産業として自立できる農林水産業の確立
産業として自立できる農林水産業の確立
産業として自立できる農林水産業の確立
施策の柱 施策の柱施策の柱 施策の柱Ⅰ-①Ⅰ-①Ⅰ-①Ⅰ-① 需要に応える供給力の向上需要に応える供給力の向上需要に応える供給力の向上需要に応える供給力の向上③ ③ ③ ③競争力のある米づくり競争力のある米づくり競争力のある米づくり競争力のある米づくり ・ 主食用米の消費が全体として減少しているなか,需要が増加している中食・外 食といった業務用への供給拡大を進めるとともに,一般家庭向けについても,良 食味生産等による地元銘柄の育成を図ります。 ・ 飼料用米,WCS(ホールクロップサイレージ)用稲や加工用米(酒造用かけ 米等)等の非主食用米の生産を拡大し,自給飼料や米加工品の県産原料として安 定供給を図ります。 ④ ④ ④ ④血統に着目した和牛産地の再構築血統に着目した和牛産地の再構築血統に着目した和牛産地の再構築 血統に着目した和牛産地の再構築 ・ 現在の消費者の和牛肉購入先は,食肉専門店から量販店に移行していることか ら,量販店をターゲットに,従来の4,5等級のみではなく3等級も含め販路拡 大を行います。 ・ 広島血統を有する県産和牛の生産量の拡大を進めながら,量販店が求める量, 価格に対応した県産和牛肉を安定供給することにより,県内における県産和牛肉 のシェアを拡大します。 神戸ビーフ(兵庫) 神戸ビーフ(兵庫)神戸ビーフ(兵庫) 神戸ビーフ(兵庫) ④ ④ ④ ④3,000頭頭頭頭 鹿児島黒牛 鹿児島黒牛鹿児島黒牛 鹿児島黒牛 ⑩ ⑩⑩ ⑩30,000頭頭頭頭 宮崎牛 宮崎牛 宮崎牛 宮崎牛 ⑨ ⑨ ⑨ ⑨13,000頭頭頭頭 広島牛 広島牛広島牛 広島牛 2,500頭頭頭頭 飛弾牛 飛弾牛 飛弾牛 飛弾牛(岐阜)岐阜)岐阜)岐阜) ⑥ ⑥ ⑥ ⑥11,000頭頭頭頭 A県 B県 生産量 生産量 生産量 生産量 認知度 認知度 認知度 認知度 1,000頭 4,000頭 6,000頭 10,000頭 30,000頭 ① ①① ①販売力販売力販売力販売力 の向上 の向上の向上 の向上 ② ②② ②ブランド力ブランド力ブランド力ブランド力 の向上 の向上 の向上 の向上 第1グループ 第1グループ 第1グループ 第1グループ 高い 高い 高い 高い 低い 低い 低い 低い 米沢牛(山形) 米沢牛(山形) 米沢牛(山形) 米沢牛(山形) ③ ③ ③ ③2,200頭頭頭頭 ※ ※ ※ ※ 第2グループ 第2グループ 第2グループ 第2グループ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ は3等級の和牛肉も含むブランドは3等級の和牛肉も含むブランドは3等級の和牛肉も含むブランドは3等級の和牛肉も含むブランド 近江牛(滋賀) 近江牛(滋賀)近江牛(滋賀) 近江牛(滋賀) ② ② ② ②5,000頭頭頭頭 Step1 6,000頭頭頭頭 Step2 10,000頭頭頭頭 I県 松阪牛(三重) 松阪牛(三重) 松阪牛(三重) 松阪牛(三重) ① ① ① ①4,000頭頭頭頭 ◯◯牛 ◯◯牛◯◯牛 ◯◯牛 は肥育産地としてのブランドは肥育産地としてのブランドは肥育産地としてのブランドは肥育産地としてのブランド F県 E県 D県 C県※※※※ ※※※※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ G県 H県
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効率的な流通体制の確立
効率的な流通体制の確立
効率的な流通体制の確立
効率的な流通体制の確立
・ 県民に新鮮な農林水産物を供給するため,生産者から実需者までのコールドチ ェーン等による鮮度保持に加え,生産者のグループ化や,選果場の再編等,産地 から実需者,消費者に届くまでの流通体制を見直すことにより,輸送の効率化と 低コスト化を図り,安定的な価格での供給を目指します。 【キャベツにおける生産者から実需者までの効率的な物流イメージ】
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契約取引による安定生産の拡大
契約取引による安定生産の拡大
契約取引による安定生産の拡大
契約取引による安定生産の拡大
・ 需要が増加している加工・業務用や,量販店等との契約取引を進め,それに対 応できる生産供給体制の構築や,機械化一貫体系等の生産条件の整備を支援しま す。 ・ 例えば,レモンにおいては6月から9月にかけては,国産レモンの供給がほと んどないため,低コスト長期貯蔵技術等による周年供給体制の構築を目指します。(
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)地域農業をけん引する担い手の育成
地域農業をけん引する担い手の育成
地域農業をけん引する担い手の育成
地域農業をけん引する担い手の育成
① ① ① ①担い手への農地の集積担い手への農地の集積担い手への農地の集積担い手への農地の集積 ・ 担い手の経営規模拡大,農用地の集団化,新規参入の促進等を目的に,農地中 間管理事業を活用し,担い手への農地集積を図ります。 ・ 農地集積に当たっては,農地の情報を収集・リスト化し,品目や面積等担い手 の希望に応じてマッチングを進めます。 ・ それにより,担い手への農地の集積率を現状(平成 26 年度)19%から平成 32 年度に 41%に高めます。 ② ② ② ②経営発展志向のある担い手への重点的支援経営発展志向のある担い手への重点的支援経営発展志向のある担い手への重点的支援 経営発展志向のある担い手への重点的支援 ・ 経営発展志向のある担い手については,経営形態を問わず,将来の生活設計を 描くことのできる品目別・地域別・規模別の経営体モデルを提示し,経営発展に 係る支援を集中的に実施します。 ・ 雇用活用による生産規模の拡大や事業多角化に向け,専門家の派遣等により, 人材育成及び組織管理に必要な能力の習得や経営戦略の策定等を支援します。 ・ 経営効率化,販売力の強化に向け,グループ等による連携・協業の取組を促し, 経営の高度化を促進します。 施策の柱Ⅰ- 施策の柱Ⅰ- 施策の柱Ⅰ- 施策の柱Ⅰ-②②②② 経営力の高い担い手の育成経営力の高い担い手の育成経営力の高い担い手の育成経営力の高い担い手の育成③ ③ ③ ③新規就農者の確保・育成新規就農者の確保・育成新規就農者の確保・育成新規就農者の確保・育成 ・ 新規就農者については,就農の入口から出口までの切れ目のないケア,また, 就農後の早期の経営安定化につながる支援の仕組みを構築します。 ・ 就農希望者が農地を円滑に確保できるよう,地域における人・農地プランの 作成を推進します。 ・ 産地の核となる担い手が,就農準備から経営開始後のアドバイス,販売面で のバックアップを行う等,産地自らが新規就農者を支え,育てる仕組みの構築 を支援します。 ・ 新規就農者を育成する担い手が不足する地域においては,JAやJA出資法 人等による新規就農者フォローアップの体制構築を支援します。
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)経営力の高い畜産経営体の育成
経営力の高い畜産経営体の育成
経営力の高い畜産経営体の育成
経営力の高い畜産経営体の育成
①既存繁殖経営体の規模拡大 ①既存繁殖経営体の規模拡大 ①既存繁殖経営体の規模拡大 ①既存繁殖経営体の規模拡大 ・ 現在 30 頭規模以上の家族経営体は,所得 500 万円以上の安定的な経営であ る 50 頭規模以上へ育成し,法人化を目指します。 ・ 30 頭規模未満の経営体は,30 頭規模以上の中核的な家族経営体をめざしま す。 ②新規就農者の育成 ②新規就農者の育成 ②新規就農者の育成 ②新規就農者の育成 ・ 新規就農希望者に対し,経営技術習得のための実践研修,用地の確保,資金 調達等就農環境の整備に取り組みます。 ③その他経営体の育成 ③その他経営体の育成 ③その他経営体の育成 ③その他経営体の育成 ・ 酪農経営の和牛受精卵移植による酪肉複合経営化を支援します。 ・ 肥育経営の規模拡大や繁殖肥育一貫経営化を支援します。 ・ 酪農大規模経営の誘致や乳用牛育成牧場の設置を進めます。(
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)所得確保のための水産資源の増大及びかき生産体制の近代化
所得確保のための水産資源の増大及びかき生産体制の近代化
所得確保のための水産資源の増大及びかき生産体制の近代化
所得確保のための水産資源の増大及びかき生産体制の近代化
<海面漁業> <海面漁業><海面漁業> <海面漁業> ・ 海面漁業では,かつて,地域で核となっていた魚種(タイ,タチウオ等)につい ても,漁獲量が減少していることから,ニーズがあり,放流効果が高い地先定着型 魚種であるガザミ,キジハタ等を集中放流することにより,新たに地域の核となる 魚種を育てます。 ・ 更に,放流と一体的に,藻場・干潟等の生育環境の改善を図ることや,資源管理 手法を導入することにより,漁獲を確保しつつ資源が再生産される仕組みを検討し ます。 ・ 担い手育成においては,担い手のグループ化や,就農から定着,自立に至るまで の一貫した研修の実施により,経営力の高い担い手を育成していきます。 <かき養殖> <かき養殖><かき養殖> <かき養殖> ・ かき養殖については品質管理を徹底するとともに,3倍体かきに代表される高品 質なかきの安定生産を図っていきます。また,品質管理強化に対応した施設の整備 を推進し,共同利用による拠点化を図ることで,作業の効率化と均一化を進め,低 コストで安定的に供給し,利益率の高い近代的な生産システムを構築します。(
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農産物のリスク管理手法の導入推進
農産物のリスク管理手法の導入推進
農産物のリスク管理手法の導入推進
農産物のリスク管理手法の導入推進
・ 食の安全・安心の確保,環境の保全及び労働の安全を図るため,まとまりのある 産地等に対し,農業生産工程管理(GAP)の導入を推進します。 ・ また,食品事故等への対応や消費者等への情報提供を行うため,生産現場から食 品の流通及び製造・加工の各段階に至るフードチェーンにおいて原材料の出所や製 造元,販売先等の情報の区分管理と記録・保管を行うトレーサビリティシステムの 導入を推進します。 図1 図1図1 図1 農業生産工程管理(GAP)手法農業生産工程管理(GAP)手法農業生産工程管理(GAP)手法農業生産工程管理(GAP)手法(
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環境にやさしい農業の推進
環境にやさしい農業の推進
環境にやさしい農業の推進
環境にやさしい農業の推進
・ 「環境にやさしい農業推進方針」に基づき,「土づくり」と「化学肥料・化学合 成農薬等の使用量を減らし環境への負荷の低減」に取り組むエコファーマー農産物 や特別栽培農産物等の拡大推進を図ります。施策の柱Ⅱ
施策の柱Ⅱ
施策の柱Ⅱ
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安全・安心を提供する生産体制の強化
安全・安心を提供する生産体制の強化
安全・安心を提供する生産体制の強化
安全・安心を提供する生産体制の強化
PDCAサイクル の繰り返し
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BSE,口蹄疫,鳥インフルエンザ
BSE,口蹄疫,鳥インフルエンザ等
BSE,口蹄疫,鳥インフルエンザ
BSE,口蹄疫,鳥インフルエンザ
等
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の発生防止
の発生防止
の発生防止
・ 牛海綿状脳症対策特別措置法に基づく死亡牛のBSE検査の実施や,口蹄疫,鳥 インフルエンザ等の家畜伝染病の発生予防を推進します。 ・ また,かき等の貝毒の安全・安心対策を着実に実施するとともに,赤潮,貝毒等 に係る漁場環境の監視を徹底します。 ◆ 生産者(団体)は,市場の動向,消費者・事業者ニーズを的確に把握し,安全対策の 徹底,環境に配慮した農業技術の導入により,質の高い農林水産物の安定的な生産・ 供給に取り組む必要があります。 関係者の取組 関係者の取組 関係者の取組 関係者の取組 図2 図2図2 図2 環境にやさしい農業の推進 環境にやさしい農業の推進環境にやさしい農業の推進 環境にやさしい農業の推進 有機農業による 有機農業による有機農業による 有機農業による 農産物 農産物農産物 農産物県内農林水産物等の利活用の促進を図るためには,「鮮度が良い」など県民が求める 価値のある農林水産物等を安定的に供給するとともに,県民が購入できる機会を増やす ことが重要になります。 そのため,「地産」で供給力を高めるとともに,「地消」で生産者と実需者が連携し販 売力を高めることにより,県内農林水産物等の県内シェアを拡大します。
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)広島県産応援登録制度による販売力の向上
広島県産応援登録制度による販売力の向上
広島県産応援登録制度による販売力の向上
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① ① ① ① 販売力を高める審査会の実施販売力を高める審査会の実施 販売力を高める審査会の実施販売力を高める審査会の実施 ・ 量販店や飲食店等の協力により,生産者から提案のあった商品を審査し,合格 した商品を広島県産応援登録商品として位置付けて,販路拡大等を支援します。 ・ 商品提案書の作成やプレゼンテーション,バイヤーからの評価等,その審査の 過程により,生産者の販売力を高めます。 具体的施策 具体的施策 具体的施策 具体的施策施策の柱
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生産者と実需者等の連携による販売力の向上
生産者と実需者等の連携による販売力の向上
生産者と実需者等の連携による販売力の向上
生産者と実需者等の連携による販売力の向上
Ⅰ ⅠⅠ Ⅰ 生産者と実需者等生産者と実需者等生産者と実需者等生産者と実需者等の連携によるの連携によるの連携による販売力の向上の連携による販売力の向上販売力の向上販売力の向上 ○ 生産者と実需者が連携し,県内農林水産物等の価値や生産者の顔が見える商品 づくり,売場づくりを行うとともに,研修会等を通じて生産者の販売力の向上, 販路拡大支援を行います。 ○ また,生産者と2次,3次事業者の連携による6次産業化の推進により,高付 加価値商品の開発等に取り組みます。 Ⅱ ⅡⅡ Ⅱ 県内県内県内県内農林水産物農林水産物農林水産物農林水産物等等等のファンづくり等のファンづくりのファンづくり のファンづくり ○ 県内農林水産物等の価値の発信やブランディング,購買機運の醸成により,知 名度・イメージの向上及び利活用を促進します。 施策の柱 施策の柱施策の柱 施策の柱2
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【地消】県内農林水産物等の利活用の促進
【地消】県内農林水産物等の利活用の促進
【地消】県内農林水産物等の利活用の促進
【地消】県内農林水産物等の利活用の促進
② ②② ② コーディネーターの設置コーディネーターの設置コーディネーターの設置等コーディネーターの設置等等による販路拡大支援等による販路拡大支援による販路拡大支援による販路拡大支援 ・ 県が設置したコーディネーターにより,県内の飲食店や量販店等への販路拡 大支援を行います。 ③③③ 生産者と実需者の交流会③ 生産者と実需者の交流会生産者と実需者の交流会及び研修会生産者と実需者の交流会及び研修会及び研修会の開催及び研修会の開催の開催 の開催 ・ 生産者と実需者との商談会や交流会を開催し,商品 のマッチングを図るとともに,生産者は県民及び実需 者ニーズを把握し,売れる商品づくりにつなげていき ます。 ・ 生産者研修会の開催により,生産者の販売ノウハウ 習得を支援します。 ④PRとブランド化支援 ④PRとブランド化支援④PRとブランド化支援 ④PRとブランド化支援 ・ 専用ホームページにより,登録商品をPRします。 ・ ロゴマークを商品やPOPに使用し,登録商品を区別するとともに,生産者 の顔が見える商品づくりを行います。 ・ 量販店等と連携し,フェアの開催や,広島県産応援登録商品コーナーでの制 度及び商品PRを行います。 ・ 食の魅力向上事業で開催している料理コンクールにおいて,登録商品を使用 し,食材をPRします。 【広島県産応援登録制度のイメージ】