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地域在住虚弱高齢者への運動介入による身体機能改善と精神心理面の関係

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(1)

理学 療 法 学   第33巻 第3号  118

125頁 (2006年)

研 究

報告

地 域

在 住

弱 高齢 者

運 動介 入

に よ る

身 体機 能 改 善

      

精 神

心 理

関係

新 井 武

1)2)#

渕 修

2)

 

逸 見

 

1)

葉 康

1)

 

 

喜 崇

3)

 

俊 郎

1〕 要 旨

 

本 研

では

括 的 高 齢 者 運 動 トレ

ニ ン グ (以 下

CGT

Comprehensive

 

Geriatric

 

Training

) に

し た 地 域

在 住

弱 高齢 者

健康 関

Quality

 of 

Life

IIRQOL

傾 向

転 倒

関す

自 己効 力

感 を 評

,CGT

に よ る

身 体 機 能

善効 果

との

連 につ いて

検 討

し た

対 象

 

CGT

参加

し た 地

域 在

住の 虚 弱 高 齢 者

20 名 (

男 性

4 名

女 性

16

平 均 年 齢

74

6

±

72

であっ た

CGT

開 始 前 後

歩 行 能

やバ ラ ン ス

機 能

な どの

身体 機 能 測 定

えて

IIRQOL

MOS

 

Short

Form

 

36

ltem

 

Healtll

 

Survey

以 ド

SF−

36

高 齢 者 う

評価 (

Geriatric

 

Depression

 

Scale

簡 易 版

;以

GDS

転 倒

関す

自 己効 力

Fa

][s 

Efficacy

 

Scale

;以 ド

FES

を 測

し た

人によ り

意に改

し た

身体 機 能

変化

量 と

SF

36

GDS

 

FES

との

相 関 関 係

につ いて

検 討

し た、

トレ

ニ ング

参 加 者

身 体 機 能

最 大 歩 行 速 度

フ ァ ンク ショナル リ

長 座

位 体 前 屈

Timed

 

Up

 and  

Go

有 意

改 善

し た

p

Ol

〜.

05

SF

36

 

GDS

FES

の初 回 評

値 と そ れ ら

身体 機 能

の変

量 との

関 係

で は

 

SF

36

心の

健 康

)が フ ァ ン ク シ ョ ,レリ

チの

変 化

量 と

有 意 な 柑 関

(r

O

53

p

 

5

年 齢 調 整 後 偏 相 関係 数

r

=0,

53

 

p

05

を認

めたのみで

GDS

 

FES

はい

れに

も有 意

柑 関

かっ た。

今 回

CGT

参 加

し た

地 域 在 住

虚 弱 高 齢 者

におい て

身体 機 能

の改

善 効 果

転 倒

関 す

効 力 感

関 連

め ら れなかっ た

適 切

い る ことによっ て

HRQOL

傾 向

転 倒

関 す

自己 効 力 感

に か か

ず 高 齢 者

身体 機 能

上 させ ら れる

可 能性

示 唆 され

た. キ

 

弱 高 齢 者

動 介

精 神

心 理

  近 年

身体 機 能 が低 ドし

たい わ ゆ

虚弱 高 齢 者

呼 ば

れる

対 象

高 負荷

h

ニ ン グ

を中 心

た 運

プロ グ ラ ムを

実 施

し て

身体 機 能

改 善

み た

 The Eva 且uaLion  ot Lhe  ReLaLienships betwe巳1L Psychologic ;d

  FacLors  and  Lhe Ef/ecLs  〔,f Exer〔:ise Iuterventi【}11 c}11 Physical   Functions iエ1 しhe Cu[LlmunLL }

dweUi[≧g Frail ElderLy

D 北里大 学 大 学 院 医療 系 研 究科

  〔〒228

8555 神 奈 川 県 相 響莫原 巾」匕里 1150

  Takeshi  Arai

 RPT

 MS

 Osamu  Ile−mi

 RPT

 MS

 Yasuko  Tnaba

  RPT

 MS

 Toshiro Futaini

 MD

 PhD :Graduatc School of MedicaL

  S〔:ie【1ce

 Kitnsato University

Lt)財団 法 人  東 京 都 高 齢 者研 究

福 祉 振 夢廷財団  東 京都 老 人 総 合峅究 所   Shl]ichi  O1川chi

 RPT

  PhD Departmcnt  fc〕r Prcvcn τbn of   Dependen 〔/e on Long

telm Carc

 Tokyo  MctropQliτan Insritute of

  (≡eront〔}log}

R ) 北 里 大 学 医 療 衛 生学 部

  Yoshi亡aka  Shiba

 RPT

  MS : Dcpartment for AMed  Health   Scienccs

 Kitasat〔, Ullivcrsity

  E

111ai1 ;dmO3〔〕03i@kitasat〔〕

u

ac

jp

  (受

1

旧   2005 年6月 27 日  受 理 日  2006 年3月25冂〕

多 くな

さ れて い る

Fiatarone

後 期 高 齢 者

虚 弱 高齢 者

し て

っ た

高負 荷

筋 力

トレ

ニ ン グ に

関 す

研 究

1

/S〕

特 筆 す

き結 果

ら れ てい る

研 究

で は

平 均 年 齢

90

とい

う後 期 高 齢 者

筋 力

上 し た こと や,

H

えば

養 護老

人ホ

た る

施 設

入居 す

虚 弱 高 齢 者

し て

高 負 荷

筋 力

トレ

を実 施

筋 力

み で

な く歩 行 な ど

身体 機 能

E

した こ となどが

告 さ れてい る

この

研 究 結

果 は

年 齢

身体 状

況 に 関 わ ら

ず 筋 力

トレ

ニ ング

な ど

適 切

方法 を

用い れ ば

虚 弱

高 齢 者

で あっ て も

身 体

が 正の 反 応 を示 す こ とを 明 ら か に し た

ト レ

ニ ング に よっ て

身体 機 能

改 善

す るロ

能性

の こと を トレ

ナ ビ リテ ィ

と呼

ぶが

こ の よ

先 行

果 は 虚 弱 高

者 に も トレ

ナビリテ ィ

存 在

す るこ と を示 し た もの と 言

 

トレ

ナビ リテ ィ

年 齢

遺 伝

的 要

な ど の

体の

内 部

的 因 子 と

トレ

グの

方法

(2)

地 域 在 住 虚 弱 高齢 者へ の運動 介入に よ る身 体 機 能 改 善と精 神心 理面の 関 係

119

活 環 境 といっ た

因 子の

影 響 を受

け る

と 考 え

ら れ て いる4周

トレ

ナビリテ ィ

は 体 育の分 野で

ん に 研 究 が な さ れ て き た が, 高 齢 者,特 に 慢

性 疾 患

廃 用 症 候 祥 な どの

影 響

に よ り

身 体 機 能

が よ り

ド してい る 虚 弱 高 齢 者 を 対 象 と して トレ

ナビリテ ィ

討 し た

究 は 凵

国 内 で は 少 ない のが 現 状 で あ る6)

虚 弱 高

齢 者

の トレ

ナビ リテ ィ

影 響

す る 因 子 を

え る と

的 な 要

因 と して

前 述の年 齢 や 性 別 だ け で な く うつ

傾 向

効 力 感

が 大 き

く影 響 す

る こ とが 想

さ れ る

身体 機

能 が

下 している 高 齢 者 が 運

動 療 法

を 処

され る リハ ビ リ テ

ョ ン の よ う な 臨 床 現 場 を 考 え れ ば

個 人

の毛

観 的 健康 観

な どの

i

康 関

Quality

 of 

Life

以 下

IIRQOL

)や

つ 傾

  selfefficacy と 呼 ば れ る

効 力 感

認知 機

能 な ど が 高 齢 者の トレ

ナビリテ ィ

影響 す

因 子

予 測

さ れ るS〕

そ れ ら は

に は 運

自 体

阻 害 因 子

に も な

か ね ない重 要 な 要 因であ る

ま た

齢 者

に運 動 を 処 方 し よ う と する場 合

その

対 象

精 神 機 能而

を 賦

させ ること は

指 導 者

考 慮

し な ければ な ら ない

視 点

である9)

しか し な が ら

介 入 に よっ て

高 齢 者

QC

L

や うつ 傾

の改 善 を 試 み た 研 究 は

散 見

さ れ る

の の

IIRQOL

傾 向

効 力 感

が虚

弱 高齢 者

に お

身体 機 能

の改

連 してい る のか とい

う知

見 は

ら れてい ない

  高 齢 者

して

運 動 介 入

行 う際

最 終

目 的

QOL

E

っ た と して も

動 介

人 を

行 う指 導 者

義 的

な 目

と して

え な け れ ば な ら ないのは

い かに

効 果 的

対 象

身体 機 能

E

させ ること がで

る の か とい

う点

である

高齢 者

た き

り化

や要

介 護

状 態

の 予

へ の取

み の必 要 性 が

まる中

高齢 者

身体 機 能

改 善可 能性

影響

す 要 因

知 見

る ことは

処 方

し よ

と する

指 導 者

し て

標 設 定

トレ

ニ ング丿∫

や介 入

果 な ど を

検 討す

る上で

有 用 な 情 報

え る

の と

え ら れ る

 

そこ で

本研 究

で は

に多

自治 体 等

で虚

弱 高 齢 者

する

実 践 的

な 運

プロ グ ラム と して

わ れて い る

高 負 荷 筋力

トレ

ニ ング を

中 心

と し た

括 的 高 齢 者

ト レ

ニ ン グ (

Comprehensive

 

Geriatric

 

Training

CGT

1°)

参 力

II

し た

高 齢 者

HRQOL

対 す

自己 効 力 感

調

査 し

身 体 機 能

お よ び

身体 機

能改 善 効 果

との

関 係

につ い て

調

査 し た

対 象

方 法

1 エ ン ト リ

除外 条件

1

最 近

6

ヶ月 以内に 心 臓 発作ま たは脳卒 中の発作 を起こ し たi 2

急 性の肝 臓 機 能 障 害 ま た は 慢 性の ウ イル ス性肝炎の活 動   期で あ る 3

糖尿病が あ り

     

過 去 に 低1「IL糖の 発 作 を起こし たことが あ る  

   

空腹 時血

が200mg

dl

以 「      

網 膜 症 や 腎 症 な ど を 合 併 し てい る

14

収縮 期 血 圧

180mmHg

以 上 ま た は拡 張 期血 圧

110rr

]rnlIg     以 上 で あ る 5

脳血管 疾患 やア ル ツハ イマ

な ど で認 知 症が あ り

事   業参 力1「が不可 能であ る と 思 わ れ る 場 合 6

な ん ら かの 心臓 病が あ る 7

急性期の整 形

科的疼 痛お よ び神 経 症 状がある

      

1 8

.・

冂粗鬆症 で

かつ 圧 迫 骨 折の 既 往 が あ る 9

参 加が困 難であ る と医 師が認め た場 合 ※ ⊥

4は絶

除外 条 件

5は面 接 者の 判 断

6

9

は か か りつ   け 医 に 相 談 し た 上 で 判 断 す る

2

 

要 介 護認 定 別 人 数 (脱 落 者 数 ) 認定 人数 堊

  本 研

究の

対 象 者

16

9

東 京 都

内の 自 治

に て モデル

実 施 さ

れ た

CGT

参加

し た 虚

弱 高 齢

20

男性

4

女 性

16

平 均 年 齢

74

6

±

7

2

であっ た

 

CGT

対 象

虚 弱 高齢 者

定 義

老 研 式 活 動

認走な し 要 攴援 妛介 護 度⊥ 要介護 度

2

 

3

FJ

a  

2

 

8

合   計 20 (

3

) 能 力 指 標の ト

f

7

5

項 目で 評

さ れ る

1nstrumeIltaI

Activity

 of 

Daily

 

Living

(以 ド

IADL

) に な ん ら かの

が あ る

ま た は 公 的 介

保 険 制 度の要

介護

腰 支 援 か ら 要

2

まで

が あ る

ま た は 最

大 歩 行 速 度

80m

/分 を 下 回 る 者であっ た

ま た

事 前

の 検 診 によ り

除 外

1

) に

る もの は 除

さ れ た

回 認 知

能の評 価 は 行 なっ てい ないが

か か りつ け 医 か ら の トレ

ニ ング 参 加 承 諾 書 お よ び 医 師 に よ る

前 検 診 に よっ て

認 知

症 と 診 断 さ れ ている 者 や 認

知 機 能

ドが 疑 わ れる

がい ない こ と を

認 し た

 

今 回の 対

者 に は 公 的 介 護 保 険の要 介 護 認 定のあ る 者 が

15

名 (

75

) 含

ま れ た

2

参 加

1

三な

障 害

や 既

脳 血

障 害によ る

キン ソ ン

形 性 関 節 症 や 大 腿 骨 骨 折 既 往 な ど で あっ たt

護 認

のあ る

につ い ては

CGT

中 に

保 険

に よ る 通

お よ び 訪 問の リハ ビ リテ

ショ ンサ

ビス

利 川 し て い ない こ と を 条 件 と し た

 

な お

対 象 者

に は

木 研

究の概 要 を

明 し, 本 人の

思 を

確 認

後 書 而に て同 意 を 得 た

2

方 法

1

) 基

礎 資 料

調 査

  対 象

者 は

前に医 師に よ る 問 診

理 学 療 法 的 評 価

重 な どの

身体 測 定

研 式 活 動

能 力

の 基

(3)

】20 理 学 療 法 学   第

33

巻 第

3

料 調

を 行っ たu

 HRQOL

の評

には

MOS

 

Short

Form

 

36

ltem

 

Health

Survey

 

Version

 

2

0

(以

SF

36

)11 )を

い た

 

SF

36

36

質 問

え る

質 問 紙 調

査で

身 体 機 能 (

PF

日 常 生

活 役 割 (

身 体

RP

BP

体 的

健 康 観 (

GH

活 力 (

VT

社 会

活 機 能

SF

活 役 割 (

精 神

RE

心の

健康

MII

8

つ の

下 位

項 目 か ら なる

ド位

凵 を凵

人の

国民 標 準 値

を 基に

得 点 化

し た

のを

使 用

得 点

QOL

が よ

良い 状 態 に あ る こ と を

示 す

つ の

評 価

と して

Geriatric

 

Depression

 

Scale

簡 易 版 (

以 ド

GDS

使 用

し た上2)13)

GDS

L5

質 問

はい

い い

え」

え る もの で

得 点

0

15

得 点

が 大

い ほ ど

つ 傾

が 強い こと を

転 倒

関す

効力 感

して

Tinetti

らの

Falts

 

Ef

且cacy  

Scale

FES

1

1〕

芳 賀

ら が 日

本語

版に

改 変

し た

の 1「) を

使 用

し た。

10

の 凵

常 動作 項

戸 棚

や タ ン スを

開 け

簡 単

用 意

周 り

歩 く

布 団

っ た

り布 団

か ら

起 き

E

が る

電 話

す ぐ対 応す

っ た

立っ た

りす

り脱

いだ

りす

簡 単

な そ

じを

簡 単 な買

る)に

対 し

転 倒

行 え

自信

程 度

4

段 階 (

く自信

 

2

あ ま り自信 が な

 

3

ま あ

自信

が ある

 

4

大変 自信

る)で

答 え

の で

得 点

10

40

得 点

い ほ

ど動 作

対 す

自信

い こと を

示 す

運動 介 入終 了後

も同

調

査 を

っ た

2

) 身 体 機 能 評 価 項 目

  対 象 者

CGT

に よ る

運 動 介 入

前 後

に 以 下 に

し た

体 力 測 定

っ た

各項

凵の

体 力

方 法

を以下に

簡 単

 

最 大 歩 行 速 度

  被検 者

5m の

歩 行 時

間 測

区 問の

後 に

3m

ずつ の予

備 路 を取

っ た

合 計

11m

を 歩 き

検 者

はス トッ プウ ォ ッ チ に

被 検 者

測 定 区 間 を 通 過 す

し た

そこから分

を 小 数

以 下

1

まで計

し た

検 者

対 す

教 示

る だ け

速 く歩

い て

だ さい

測 定

原 則 と

し て

2

大 き

い ほ

の 分

速 (

m /分 ) を 記

とし た

 

握 力

 

市販

握 力 計 を使

用 し

立 位

握 力計 を体

側 に

保 持

し て測

を 行っ た

は 利 き

r

あ るいは 強い ほ うの手で

2

数 点

以 下 第

1

ま で 記 録 し大 きい ほ

kg

) を記 録

と し た

 

フ ァ ンクシ ョル リ

チ 16)〔以 ド

FR

 

被 検 者

は 壁の

で 開 始

姿

ド肢 を

肩 幅

程 度 に

い た

安 定

した 立

位 姿 勢

壁 側の ト肢の

を伸 ば し た ま ま 肩 関 節 を

90

°

屈 曲 し た 姿 勢 ) を と り

壁 側の

E

肢 を その

さ を

っ た ま ま 最 大 限

方 に

ば して元の

姿 勢

動 作

っ た

検 者

っ た

先 端

開始 位

i

か ら

前 方

ば し た

位 置

まで の

水 平 移 動 距 離

(cm ) を

小 数 点

下 第

位 ま

測 定

し た。

測 定

2

回 行

大 き

い ほ

記 録

と した、

 

位体 前 屈

  被 検 者

初 期 姿 勢

脊柱 を仲

壁に

腰 部

お よ び

背 部

を ぴっ た

長 座位 姿 勢

その

姿 勢

か ら

把 持

した

測 定 器

の カ

ソル を

屈 曲 さ

せる こ と

な く

るだ

け前 方

移 動

検 者

は カ

ソ ル の

移 動 距 離

(cm ) を

小 数 点 以 ド第

1

位 ま

測 定

した

測 定

2

人 き

い ほ

記 録

とし た。

 

開 眼 お

よび

閉 眼 片 足

ち時 問

  被 検 者

検 者

開始

合 図

片 足

ち 姿勢 (

両 腕 を体

に孟 らし

ど ちら か の

床 而

か ら

離 す

眼の

場 合

片 足 を

E

目を瞑

た時 点

ら測 定 を開 始)を と り

検 者

被検 者 が そ

姿 勢 を維 持

きな くな

での

時 問

)をス トッ プ ウ ォッ チ に て小

数 点

以 ド

1

まで測

定 し

た。

測 定

開 眼

閉 眼

そ れ ぞ れ

2

大 き

い ほ

値 を 記録

た。

 

The

 

Timed

 

Up

 and  

Go

 

Testl7

以下

TUG

 Podsiadlo

17, の

方 法 を 参 考

以 ドの ご

と く

を若干 改 変 し

方 法 を用

被 検 者

椅 子座 位 を と り

検者

の開

図で

子 から 立 ちヒっ て

3rn

先の 目標

) を歩

い て 回 り

 

(原

で は

3m

り返 し)

びい

動 作 を行

っ た

検 者

動 作

か ら

動 作 終

了 (臀 部 が

面 に

く) までの 時 間 (秒 ) をス ト ッ プ ウォッ チ に て 小

数 点

以 下

2

まで 測

し た

2

最 も小

さい

値 を記 録

と し た

 

膝伸

筋力

  被 検 者

は ト リ

トメ ン ト テ

ブルに

座 位

姿

勢 を と

ド腿

部 を

さ せ

90

屈 山 さ せ た 開 始

姿

勢 をとっ た

検 者 は 膝 関 節 に 痛 み が ない こ と を 確 認 し

易 型

膝 伸

筋 力

ls

 

force

 

GT6105

0G

技 研

社 製

を外

果 上

5

(:m の ところに 固

し たtt 利 き 足 も し く は 強いほ

の 足の 等 尺 性の 最 大 膝 関 節 仰 展 筋 力 (

N

) を 計 測 した

2

回 行い 大 きい ほ

f

直を 記 録 と し た

3

CGT

に よ る トレ

ニ ング  

CGT

ウェ イ ト トレ

ニ ングマ シン (以 下マ シン) を用いた

高 負荷

筋 カ

ト レ

グ にバ ラ

ング な ど を紅 み 合 わ せ た プロ グラム を

i

回 約

90

分 間

2

3

ヶ月 間 に わ たっ て実 施 す る もの で あっ た

ス タッ フ と して

医 師 (

非 常 勤

看 護 師

学 療 法

運 動 指

員 が チ

ムで介 人にあ たっ た

ス タ ッ フ の主 な 役 割 と して

医 師や看 護 師 はエ ン ト リ

判 定や対

者の

医学 的 管

埋 を

っ た

学 療 法

上 は

身 体 機 能 (

学 療 法 )

み の

個 別

プロ グ ラ ム の

成 お よ び

別 対 応 を 行っ た

運 動 指

員 は

備 運

やマ シン トレ

ニ ング な ど 全

プログラ ム の

指 導

に あ たっ た。 基

本 的

(4)

地 域在 住 虚 弱 高 齢 者へ の運動 介入によ る身 体 機 能 改 善と精 神心理面の関係 T21 ス タッ フ は

回ミ

テ ィ ングを 持 ち

プロ グラム 全 体の

進 行 な

全 員

でマ

ジメ ン トにあ たっ た

  毎

前後

に は

lf[L

1 ・

脈拍

な どの バ イ タ ル サ イ ン チェ ッ ク

簡 単

問 診

十 分 なウォ

ミン グア ッ

および ク

リ ン グ ダ ウ ン

0

分 聞程 度

の四

群の

きを中

と し た ス ト レッ チ ン グ お よび

軽 体 操

) を

っ た。 運

動 実 施 中

指 導 員

が 適 宜 自

的 な 疲

感につ いて

聴 取

し た

が あ

場 合

は 理

学療 法

上 が 運

囲 を 限

するなど の

対 応

っ た

ま た

動 中

分摂

取 を

わ せ た

りす

るな ど

高 齢 者

全に運

め る よ

うな 管 理 を 行

っ た、

 

強 化 には

4

凵のマ シ ン

れ も

OG

技 研

社 製 )

を 川い た

脚 伸展 筋 力

大腿

頭 筋

ハ ム ス トリ ングス

大 殿 筋 等 ) 強 化

目的

で レッ グプレ スマ シ ン

膝 伸 展

大 腿 四 頭

H

で レッ グエ ク ス テ ンシ ョ ン マ シ ン

股 関

節 外 転 筋 力 (

中 殿 筋

腿 筋 膜 張

筋 )

強 化の

ll

で ヒッ プ アブ ダ ク ショ ンマ シ ン

体 幹 背

面 筋 (広 背

菱 形 筋群 等

)強

li

で ロ

イン グマ シ ンを

っ た

凵 問お よ び セ ッ ト

に は十

2

分 間 以 上

) を

人 れ て

っ た。

マ シ ン

ニ ングとは 別 に

立位

持 など の静

バラ ン ス ト レ

ニ ン グ 立ち トが り やス テ ッ ピン グ

歩 行

な どのマ シ ンを

使

わ ない

機 能 的

な トレ

ニ ン グ

を理 学 療 法

十 が

実 施

し た

ま た

理 学 療 法 上 は 必 要と判 [

され た

し て 個 別 にス トレッ チ ングやバ ラ ン ス ト レ

ニ ン グな ど を

し た

 

3

ヶ月の 期 間の

最 初の

1

ヶ月 間は

高 齢 者

動 に 慣 れる た めの コ ンデ ィ ショ ニ ン グ

間 とし

こ の

低 負 荷

復 (

い と

じる

負 荷

にて

20

30

を 凵 安 )の運 動 を

っ て正 しい フ ォ

ムや

呼 吸 法

習 得

させた

この 時

ス タッ フは

参 加 者

成 功 体 験

た せ 運

動 継 続

へ の

意 欲 を引 き出 す

こ と に

注 力

し た。

2

ヶ 月

Ll

以 降 は 本 格 的 な

筋 力 増

と し

1

最 大 挙

上重 量

One

 repetition  maximul − :以 ド

1RM

な ど を

実 施

IRM

60

% 以 上の

高 負 荷

低 反 復

10

回σ)

反 復 を

2

3

セ ッ ト) ト

ニ ング を

実 施

した

の 体 力, 機

レベ ルが上がる の に

わ せ て

マ シ ンを

使

わ ないバ ランス トレ

ニ ング な

機 能 的

トレ

ニ ン グ

不 安 定マ ッ

1・

(バ ラ ン ス パ ッ ド; ス イス

Alusuisse

Airex

朴 製

使 う

など

り難 易 度

のへ と

容 を 変 更 し た

3

ヶ月 凵につ いて は

機 能 的

ト レ

と し , マ シ ン

を使

用 した

高 負 荷

筋 力 ト

ニ ング は

継 続

し な が ら

最 終 的

に は

虚 弱 高齢 者

日常

生 活 動 作 能 力 が

E

する よ

歩行

トレ

ニ ン グ や立

でのす ば やい

移 動

トレ

ニ ン グ (ステッ ピン グ

作 )とい っ た よ り

機 能 的

な トレ

ニ ン グに

時 間

いた。

4

) デ

タの解 析

 

測 定 項 「

1

前 後

の比

につ

,GDS ,

 

FES

老 研 式

動 能

力 指

標 につ い て は

Wilcoxon

符 号付 順 位

検 定 を 川い

その 他の 項 目 は 対 応のある t

検 定

を 用いた。

各体 力

測 定 項 目の う ち, 有 意 な

改 善

; た

体 力 測 定 項

H

の介 入

前 後

での

化 量 を

算 出

SF −

36

初 期 値

との 関 係につ い ては

Pcars

〔}n の積 率 相 関 係 数 を

 

GDS ,

 

FES

初 期 値

との

関係

につ い て は

Spearman

順 位 相

係 数

を 川いて評

し た

t ま た

そ れ ぞ れ

年 齢

調 整

し た

偏 相

数 を 算 出 し た (注 ;

TUG

の み 改

する と

変 化

量 が

と な る

処 理 に は

SPSS

 

n ,

O

 

for

 

Windo

s を

使

川 し

水 準

はいず れ も

危 険率

5

未 満

と し た。

L

 

20

名の う ち

期 間 中 に 参 加 を 巾 断 した

2

qO .

0

あっ た

ま た

3

ヶ月 後の最

終 体 力 測 定

凵 に

都 合

によ り

参 加

で き な かっ た

1

名 (

5

0

) あ

っ たc し た がっ て

解 析 に は トレ

ニ ング

後の測

え た [

7

の デ

タ を 用い た (

3

2

の脱

の理

体 調 不 良 等

であ

トレ

ニ ング 中の

事 故

や 興

失 とい っ た 直 接

CGT

に起 因 す る 要 因で は な かっ た

2

前後

SF

36

 

GDS

 

FES

お よ び

身体 機 能

変 化

 

SF

36

 

GDS

お よ び

FES

と 身 体 機 能の 変 化 を 表

4

5

し た

SF

36

MH

心の健

) に

意 な

改 善

め ら れ た

p<

 

5

GDS

 

FES

つ いて

統 計 的

意 な 変

は な かっ た

t 身 体 機 能で は

最 大 歩

p

Ol

 

FR

位 体 前屈

お よ び

TUG

意 に

改 善

した 〔p <

05

3

SF

36

 

GDS

 

FES

の初

期 評

変 化 量

 

との

関係

 SF

36

 

GDS

お よ び

FES

と 有 意 な 改 善の あっ た

身 体

表3 解析 対象者の属 性 年 齢 身長 (cm ) 体重 (kg)

BMI

性 別

  

n

 

平均 値± 標 準偏 差

 

平 均 値±標 準 偏

 

平 均

f

直±

準 偏 差

 

平 均 値±標 準偏 差

性  

3

女 性   14

72

7

±

9

974

6

±

7

6

171

9± 0

7 1502 ±

5

g

67

8± 9

552

1± 9

3 22

9±3

023 ユ ±3

7 全 体  

17

74

3

±

7

7

154

0± 10

0 54

9

± llρ

23

0

±

3

5

(5)

122 理 学 療 法 学

 

第33巻 第3

4

 

SF

36

GDS

FES の変 化 前 後 改 善

(%

項 目 略 語

 

n

 

平 均 値±標 準 偏 差

 

平 均 値±標 準 偏 差

 

平 均 値±標

偏 差

   

p

健 康 関連

Q

)L 〔

SF

36

)   身 体 機 能  凵常生活 役 割 (身 体)   体の痛み   全 体 的 健 康 観   活 力   社 会 生 活 機 能   日常 生 活 役 割 (精 神)   心の健 康

PF

   l7RP    l7BP    

l7GH

   l7VT    ⊥

7SF

   

l7RE

   l7MH    ⊥

7

24

5± 10

6

28

0

± 

12

0

40

3

±

9

340

9± 5

346

3

±

8

137

4

± 13ユ 33

8± ⊥0

8

45

8

±

8

4

25

2± IL9

31

6

± 9

040

4± ⊥⊥

0 41

7± 4

649

1

± 9

040

1± 11

6 38

3± 11

6 50

7± 8

3  7

1± 40

〔} 141

9± 533

6  2

5± 28

6  2

7± 12

6  8

D± 20

7 20

6± 6生0 27

0± 60

4 13

1± 24

0 0

7530

2550

9490

504e

1420

4090

2610

046

高 齢 者うつ 評 価

GDS

  l7 4

3± 3

0 3

7± 2

9 10

5

±

58

20

286

転 倒に関 する白己効 力 感  

FES

  l7 29

9± 5

2 31

4 ± 4

5 6

4± 13

30

123 表5 身体 機 能と老 研 式 活 動 能 力 指 標の変 化

目 後 改善 率 〔%) 項日 単 位    n  平 均 値±標 準偏 差    平均 値±標 準 偏差   平均 値±標 準偏差 最 大 歩 行 速 度 握 力 FR 長 座 位 体 前 屈 開 眼 片 足立ち 閉 眼 片 足立ち TUG 膝 仲展 筋 力 老研 式 活 動 能 力 指 標 m/min    kg   cm   Cln   sec   sec   S(:C    

N

13

777577777

111111111

67

9

±

232

21

9

±

5

129

〔}±

6

828

1

 ±

6

723

0

±

22

0

 

2

1

511

4 ±3

6

240

6

±

662

10

9

±

2

2

81

5± 29

9

22

8

± 5

031

4± 6

432

7± 7

921

9

±

21

7  2

1± 1

4  9

5± 3

9 254

3± 85

6 10

6± 2

6 20

4 ± 20

74

7± 12

9 10

3± 15

4 18

6± 25

8 2⊥

2± 78

84

7± 66

1 16

7± 19

86

6± 24

7

0

1 ± 297 P値 〔}

0040

2440

0230

OllD

6830

1730

OlOO

4780

548

       

6SF

36

GDS

FES

の初 期評価 値と

身体機能

変化旦 との相 関係 数お よ び年 齢で調 整し た偏 相 関係 数       相 関 係 数

 

   

  

   

   

   

  

   

   

 

鱇 ・ 連・・…

F

36・

     

斡輪 職 男

る    項 目 〔

N

)      PF   RP   BP   GH   VT  

SF

  RE    

MH

   

GDS

     

FES

最 大 歩 行 速 度の    相 関 係 数    

e

05

 

0

45

 

0

23

 

0

07

 

O

38

 

0

07

 

0

38 

0

32     0

02      0

34 変化量 (N

17〕  偏 相 関 係 数  

G

03  0

39 

0

!10 

0

11

0

45

 

0

24

 

0

35

 

O

30

     

0

08      0

24 FR の変 化 量:

   

相関係数

   

0

03

 

0

30

  

0

16

  

0

17

  

0

32

 

0

31

  

0

09

  

0

53

 

0

19

   

0

19 (

N

17

      

偏 相 関 係 数

   

0

05

 

0

29

 

0

20

 

([

18

  

0

33

 

0

3⊥

   

0

07

   

0

53*

 

021

    

0

18 長座位体前 屈の     相 関 係 数   

15 

0

29 

0

31 

0

06 

0

21 

0

33 

0

10 変 化量

N

15〕

 

偏 相関係 数

 

11

 

0

25

 

0

29

 

0

08

 

O

22

 

0

30

 

0

ll

TUG

の変 化量

CN=

17) 相 関 係 数 偏 相 関 係数

O

040

00

O

O

1 〔}

03

0

10

   

0

31

  

0

25

  

O

07

  

0

O

1

   

0

4

   

0

25

   

O

16

0

09

   

0

30

  

O

L9

  

0

07

  

0

04

   

0

13

   

026

   

0

15

0

110

12

03

 

0

〔}

5

 

0

2

([  0

20 PF :身体 機 能

 

RP

 

H

常 生 活 役 割 (身 体 )

 

BP

:体の痛み

 

GH

:全

的健

 VT :活 力

 SF :社 会生活 機 能

 RE 役 割 (精 神}

MH

:心の健 康

* :p〈

0

05

日常生活 機 能 項 目の変 化 量 との 相 関 係 数 お よ び 乍 齢で調 整 し た

係 数

6

に 示 し た

。SF−

36

MH

心の

健 康 )

FR

フ ァ ン ク ショ ル リ

の変

量 と

有 意

相 関

を 認 め た (r

0

53

p<

05

以 外 には

 

GDS

 

FES

に は

意 な 柑 関 は 認 め ら れ な かっ た

ま た

年 齢

調 整

し た 場

MII

FR

の変 化 量 との

意 な

相 関

めたが 〔r

O

53

p

05

その

身 体 機 能

GDS

FES

い て はい

も有 意 な 相 関

め ら れ な かっ た (

6

  考      

  本 研 究

で は

CGT

参 加

した 地 域

在 住

虚 弱 高 齢 者の

(6)

地 域 在 住 虚 弱 高 齢 者へ の運 動 介入によ る身 体機 能改善と精 神心

JY

 

ill

関 係

123

HRQC

L

傾 向

転 倒

す る 自 己 効

力 感

が, 運 動

入 に よ る

身体 機

能 改 善 効 果 に 関 係 し てい るのか を

検 討

し た

 

本 的

高齢 者

におい て

社 会 的

役 割

の 喪 失 による

外 出機 会

慢 性 疾

患 に と も な

う機

能 障

疼 痛

な どに よる

身 体 機

能の低 下 と

QOL

や うつ傾 向 等 が 密 接 に

わっ て いる こ と が

想 像

さ れ る

村 岡

ら ls ) が 地 域

住 高齢 者

対 象

っ た

横 断 的

調

査 で は

傾 向

の ない

と比

して

ADL

老 研 式

活動 能 力指 標

さ れる

活 動 能 力

い と

報 告

さ れてい る。

石 原

H 〕 が

保 健 施 設

に 人

してい る 女 性

24

っ た

調

査で は

や ド肢 筋

な どの

体 機 能

ADL

関係

さ らに

ADL

QOL ,

抑 う

QOL

関 係

してい ること が

さ れてい る

  方

傾 向

は地 域

活動

参加

し ない傾

が ある と も 指

さ れてい る 18)191。

松 林

ら 20) は

地 域 在 住

後 期 高

齢者 を 対 象

っ た

調

査で

ADL

QOL

住 観 的幸 福

)に

影響

が なかっ た とし

その

につ いて

調 査の

自分

希 望

して

検診 会場

る こ と がで

る よ

元気 な老 年 者 集 団

っ たこ と を

反 映

してい るの では な いかと

考 察

し てい る

  今

対 象

地 域 在 住 虚 弱 高 齢 者

場 合 も

身体 的

には

虚 弱

の の

事 業

参加 す

思の あっ た

っ た

し た が っ て

結 果

考 察

におい ては

なん らかの

社 会

とのつ

りを 保持

していた

象 群

っ た

点 を考 慮 す

必 要

加 え

本研 究

界 として

対 象 者 数

ない こと

もあ

本研

究で

ら れ た

を地 域 在住 虚 弱 高 齢 者全 般

対 し

般 化 す

る こ と に は

限 界

る こと

を踏 まえ

考 察 す

 

, 運

動 介

人に よ る

果につ い て である が

つ かの

身 体機 能 と

SF −36

MH

に は

運 動 後

有 意 な改 善

し か し

GDS ,

 

FES

につ ては

有 意 な 変 化

め られ な かっ た

近 年

高 齢 者

精 神 保 健

ヒの

題 と して

高 齢 者

HRQOL

取 り

ら れる こと は

CGT

を 介 入方 法

と して

地 域 在 住 高齢 者

い た

調

査で

で に

SF

36

有 意

改 善

報 告

さ れ てい る 2⊥〕22)

し か し

運 動 介 入

高 齢 者

QC

L

傾 向 な

どの

寄 与 す

るのか とい

う点

につ て は

過 去

研 究

に よ れば関

が ある と

研 究 もあ

る が

関連

い とする

双 方

あ り

23

27)

の とこ ろ

見解

致 し

てい

回の

結 果 も虚 弱 高 齢者

HRQOL

どの

改 善

高 負 荷

筋 力

トレ

ニ ン グ が

有 効

で ある の か

あるいは そ

で ない の か

を 結 論 付 け

ら れ る

の で は

Blumenthal

ら28)

も指 摘 し

ているよ

運動

改 善

の 間に は

多 く

因 が

影 響 す

る と

えら れ る

ま た,

述 し た よ

も と も とう

傾 向

の は

活 動

参 加

し に

い こ と が

指 摘

さ れて い る ]S川 ,〕

ま た 本 研 究の 限 界として

象 数

ない こ と

も挙 げ

ら れる

動 介

人の主た る

効 果

である

身体 機 能

の改

用 と し ての

HRQOL

傾 向

自己効 力 感

改 善 効

果 につ い て は

対 象

特 性

内 容

介 入 期 聞

評仙

指 標

適 今 性

1

解 析 ノ

な ど

研 究

デザ インを

吟 味

今 後 も

き続 き調 査

し てい

く必 要

る と

わ れる。

 

次 に

本 研 究の

i

{題で ある

虚 弱 高 齢 者

SF

36

GDS .

 

FES

身 体 機 能 改 善 効 果

の関

につ

考 察 す

Penninx

ら7,が

縦 断研 究

結 果

か ら

傾 向

は 身 体 機 能 低 ドの 予 測 因 子である と

指 摘

している よ

つ 傾

が 強い こ とや

ノ丿

f

い ことは

身 体 機

能の 改

善 効

果 に

し て

影響 を

及 ぼ

す 可能 性 も考 え

ら れ た

し か し

今 囘の結 果 で は 運 動

入 によ る

FR

量 と

SF−

36

MH

に 有 意 な 相 関 を 認め た の み で

その 他の

能の

変 化 量

GDS ,

 

FES

に おい て は

有 意 な

関 係 を 認 め な かっ た

つ ま り

今 回 対

とした地 域

在 住

高 齢者

に おいて

,MH

点 が 高い 者の

FR

改 善

がよ い傾

は 認 め ら れ た 以

HRQOL ,

転 倒 に 関 す る 自 己 効 力 感 と

CGT

による

機 能 改

善 効 果

との

に は

相 関 関 係

を 認め る こ とがで き な かっ た わ

で あ る

先 行 研

に よ る

知 見

ない た め

過 去の研 究 成 果 と 直 接 比 較 検 討 す るこ とは 難 しいが

ら が

肺 気 腫

吸 リハ ビ リ テ

シ ョ ンを

っ た丗

究 報 告

で は

研 究 と 似 た 結 果 が 示 さ れ ている29)

t こ の 耕究で は

運 動 介 入 等 に よ り患 者の 歩 行 能 力 (

6

分 間

歩 行

) は

改 善

し た もの の

不 安

うつ などの

精 神

心 理

の改

は み ら れ

不 安

と 歩

改 善 率

と の

には 有 意 な 相 関 が 認 め ら れ な かっ たこと が 報 告 さ れ てい る

これ らの

結 果

回の我々 の研 究 結 果 を 考 え れ ば

高齢 者

精 神

心 理

能 而 が 運 動

入の

果 に

影 響 す

る可

能 性

は 少 ない こ とが 示 唆 さ れ る

し か し

繰 り返 し に

るが

傾 向

い ものは 地 域の活 動 や 運

動 教

室 に

参 加

し に

こ と が 指 摘 さ れ てい る

加 え

同の

々 の研 究や後 藤 らの 研 究 も 対 象 者 数 が 少 な く

結 果

般 化 す

るこ と に は 隈

が あ る と 言 え る

さ ら に,

般 的

え れ ば

閧 与

対 象

個 別

せてプログラム を 計 画

実 施 してい く よ う な 運 動

入 に おいては

対 象

精 神 機 能 面

を 賦

し た り

あ るい は トレ

ニ ング に

対 す

る 心 理 面の

響 を 少 な くす る よ

な 工

わ れてい るものであ る9,

つ ま り

どの よ う な スタ ッ フが

入 に

関 与 す

るのか な どの介 入 形 態の

異 が

精 神

心 理

機 能 面

が 運

動 介

効 果

へ 与

響 に

い を も た ら

能性

え ら れ る

後 藤 らの呼 吸 リハ ビリ テ

シ ョ ンに よる

研 究

本 研

究で用い た

CGT

も 理 学 療

上 な ど

専 門性

っ たス タッフが

身体

状 況の み でな

く精 神

心 理

能 面 まで

め た 個 別 性 に 配 慮 し た 包

括 的 な 対 応

っ てい ると

え ら れ る

し た がっ て

人形 態

に よる

い につ い て も

え ば

門 家 に よ る

理 が

く 自

宅で

わせ るよ う な

監 視 型 あ るいは 自 己 管

参照

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