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麻薬運用マニュアル

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Academic year: 2021

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麻薬・覚せい剤原料の管理手順書

山口大学病院

麻薬管理者

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麻薬・覚せい剤原料の管理手順書

目次

麻薬 ... 4 1.はじめに ... 4 2.麻薬の取扱い上の注意点 ... 4 3.麻薬入院(内服・外用薬)... 4 1)処方 ... 4 2)調剤・鑑査 ... 4 3)受け渡し・運搬 ... 5 4)保管 ... 5 5)施用 ... 5 6)返却 ... 6 4.麻薬入院(注射薬)... 6 1)処方 ... 6 2)調剤・鑑査 ... 6 3)受け渡し・運搬 ... 7 4)保管 ... 7 5)施用 ... 7 6)返却 ... 7 5.麻薬外来(内服・外用薬)... 8 1)処方 ... 8 2)調剤・鑑査・受け渡し ... 8 6.麻薬外来(注射薬)... 9 1)処方 ... 9 2)調剤・鑑査 ... 9 3)受け渡し・運搬 ... 9 4)施用 ... 10 5)返却 ... 10 7.集中治療部 ... 12 1)管理 ... 12 2)指示 ... 12 3)処方・施用 ... 12 4)確認・返却 ... 13 5)補充 ... 13 8.先進救急医療センター... 17 1)管理 ... 17 2)指示 ... 17 3)施用 ... 17 4)処方 ... 17 5)確認・返却 ... 17 6)補充 ... 18

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1)管理 ... 21 2)施用 ... 21 3)処方 ... 21 4)確認・返却 ... 21 5)補充 ... 21 10.システム障害時の運用について ... 24 1)麻薬(内服・外用薬) ... 24 2)麻薬(注射薬) ... 24 11.麻薬紛失、破損等の事故発生時の対応 ... 24 1)麻薬を紛失した場合 ... 24 2)未使用の麻薬(注射薬)を破損した場合 ... 25 3)医療者が調剤後の未使用の麻薬(内服・外用薬)を破損、落下汚染した場合 ... 25 4)患者が未使用の麻薬(内服・外用剤)を破損、落下汚染した場合 ... 26 12.麻薬(備考) ... 26 1)麻薬施用簿の記載方法 ... 26 2)看護師が病棟管理日誌「麻薬欄」にチェック■する場合の確認方法 ... 27 3)硬膜外注入 ... 27 4)ⅳ-PCA ポンプ ... 29 覚せい剤原料 ... 31 1.はじめに ... 31 2.覚せい剤原料の取扱い上の注意点 ... 31 3.覚せい剤原料(入院) ... 31 1)処方 ... 31 2)調剤・鑑査 ... 31 3)受け渡し・運搬 ... 32 4)保管 ... 32 5)施用 ... 32 6)返却 ... 32 4.覚せい剤原料(外来) ... 33 1)処方 ... 33 2)調剤・鑑査 ... 33 3)受け渡し ... 33

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麻薬

1.はじめに

医療用麻薬は、優れた鎮痛作用を持ち、患者の激しい疼痛を緩和することができる。しかし、その強い依存 性から社会的に極めて深刻な弊害を及ぼすおそれがあるため、その使用や管理は「麻薬及び向精神薬取締 法」により、厳格に規定されている。よって、当院における麻薬の運用を法に則りつつ、適正に行うことを目的 に標準的管理手順を定めた。

2.麻薬の取扱い上の注意点

1)麻薬を取り扱う時は、その行為に専念し、他の業務と兼務しない。 2)麻薬は必ず麻薬専用金庫に保管し、麻薬以外の医薬品や現金および書類等を麻薬金庫に入れない。麻薬 金庫は、必ず施錠する。 3)麻薬金庫の鍵は紛失等がないよう担当者が携帯し、管理する。引き継ぎは確実に行う。 4)麻薬施用者免許証番号が登録された医師のみ処方することができる。手許のプリンターより処方箋が出力さ れるため、放置せずに取り扱う(印刷ミスの処方箋も重複投与を避けるため、廃棄せず薬剤部へ持参する)。 5)麻薬処方箋の実施日が当日、翌日分のみ払出可能。休前日は休日明け分まで払い出し可能。払出し可能 な日付より未来分の処方箋は紛失等がないよう保管し、払い出し可能日に薬剤部へ持参する。 6)事故発生時の対応が不可能なため、麻薬、処方箋、施用簿の運搬には気送管、ボックスコンベア、自走車 は使用せず、必ず人が運搬する。 7)麻薬金庫の開閉は原則2人で行う。緊急時、夜間・早朝等やむを得ず2人で対応できない場合、監視カメラ の撮影可能な範囲内で状況が確認できるように取り扱う。 8)誤落下時に他のものと紛れるのを防ぐため、また注射薬の落下破損時に薬液を全量回収するためトレイを 用いて、トレイの中で確認や調製等を行う。可能であれば麻薬を扱う専用の場所を確保する。 9)麻薬の患者間、病棟間での貸し借りはしない。

3.麻薬入院(内服・外用薬)

1)処方 ①医師は麻薬入院処方にて処方する。入院中の処方可能日数は、原則7日分までとする。 ②継続の場合、使用状況や残薬数を確認し数を合わせて処方する。また残数が0(診察→処方→調剤後に病 棟に払い出しされるのを待ってから投与する時)の場合、投与予定時間に間に合わず、焦って取り扱うのを 防ぐため、不足する前に処方する。 ③出力された処方箋の内容を確認後、保険医師名に押印する。 ④主治医以外の医師が麻薬を処方した場合、主治医へ処方内容を伝達し、二重処方が発生しないよう注意す る。 ⑤薬剤部窓口に処方箋を持参する。 ⑥薬剤交付前で、処方削除の場合、処方箋に削除の旨を記載し薬剤部に持参する。その後、麻薬補助者が処 方を削除する(処方オーダの削除・修正は登録されている麻薬補助者のみ可能である)。 2)調剤・鑑査 ※麻薬金庫の開閉は原則2人で行う。緊急時、夜間・早朝等やむを得ず2人で対応できない場合、監視カメラ の撮影可能な範囲内で状況が確認できるように取り扱う。 〈薬剤師〉 ①薬剤部窓口にて処方箋を手で受け取る。 ②処方箋と薬剤部より出力されている薬袋、処方箋控え、お薬の説明書のオーダNoを確認する。

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③処方箋に保険医師の押印の有無、交付年月日、麻薬施用者免許証番号の確認を行う。 ④処方内容が適切であるか確認する。 ⑤疑義がある場合、1)前回の処方を電子カルテで調べ変動等を確認する。2)処方医師に連絡する。3)処方を 変更する場合、処方医師に再処方を依頼するか、処方・注射オーダ変更通知を記載し、薬剤部で変更する。 ⑥処方箋、薬袋に押印する。 ⑦麻薬補助簿に受付日、施用日、交付先、患者ID、患者名、払出(量)、在庫(数)を記載(または処方箋右側の シールを使用)し、押印する。 ⑧麻薬補助簿の在庫(数)と金庫内の実在数の一致を確認する。 ⑨鑑査者は、処方箋の記載に不備がないか、処方内容が適切であるか考察し、処方箋に押印する。 ⑩鑑査者は、鑑査後、処方箋に調剤日、時刻を刻印する。 3)受け渡し・運搬 ①薬剤部窓口で薬剤師と受け取りに来た搬送者は2人で処方箋と薬剤の薬品名、規格、数を確認し、処方箋に 名前を記載、又は押印(フルネーム)する。 ②病棟に運搬後、搬送者と受領者は2人で処方画面と薬剤の薬品名、規格、数を確認し、与薬記録に名前を 記載、又は押印(フルネ-ム)する。 ③確認後、直ちに麻薬金庫に保管する。 4)保管 〈看護師〉 ①日勤・夜勤の責任者は勤務終了前、担当看護師に日勤、準夜、深夜の時間帯の与薬時に残数の間違いがな かったか確認する。 ②日勤の責任者は、1日1回 麻薬金庫内に返却すべき薬剤がないか、目視で確認する。 ③ ①②の確認後、問題がなければ病棟管理日誌「麻薬欄」にチェック■する。 ④麻薬の内服・使用が不定期、又は外泊等のため24時間以上使用しない患者の場合、患者を担当している看 護師は、1日1回、日勤で残数を2人で確認する。 〈薬剤師〉 ①病棟担当薬剤師は、1日1回 麻薬金庫内に不要な物がないか、返却すべき薬剤がないか目視で確認する。 ②確認後、問題がなければ、「麻薬金庫の確認記録表」に押印する。 5)施用 ※麻薬金庫の開閉(①⑤)は原則2人で行う。緊急時、夜間・早朝等やむを得ず2人で対応できない場合、監 視カメラの撮影可能な範囲内で状況が確認できるように取り扱う。②③④については、必ず2人で確認する。 ①該当患者の薬剤を金庫から取り出す。 ②処方画面にて患者氏名、薬品名、投与量を確認し、薬袋から薬剤を取り出す(落下等がないことを確認)。 ③与薬記録に与薬時間、与薬数、残数等を記載(与薬記録の残数と実在数が一致しているか、上段の記載が あり、計算が合っているか確認する)し、サインする。 ④残薬を薬袋に戻す(落下等がないことを確認)。 ⑤該当患者の薬剤を金庫へ戻す。 ⑥薬剤を、麻薬配薬専用ケースに入れて運び、患者の前で内服を確認し、与薬時間、投与量を看護記録に記 載する(貼付剤の場合、貼付剤に貼付日時を記載し、同様に看護記録に記載する)。 ⑦内服薬を自己管理する患者は、「医療用麻薬疼痛時頓用薬(レスキュー薬)の自己管理基準」(緩和ケアセン ターHP参照)に準ずる。

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6)返却 〈看護師〉 ①返却薬がある場合は、その勤務内で薬剤部に返却する。休日・夜間等で返却できない場合は、翌日又は休日 明けの日に返却する。 ②返却を次勤務以降に依頼する場合は、口頭及び書面(病棟管理日誌に入力又は手書き)で、次勤務者へ申し 送る。 ③返却する薬剤の数と「与薬記録」に記載された残数を2人で確認する。 ④「麻薬(内服薬・外用薬)返却理由書」に日付、患者名、薬剤名、規格、数量、返却理由等を記載し、サイン欄 (確認看護師)に名前を記載又は押印する。 ⑤「麻薬(内服薬・外用薬)返却理由書」を薬袋に貼り、薬剤部に返却する。 ⑥使用済み薬袋は中に薬剤がないことを確認後、病棟で廃棄せず金庫横の専用ケースに一時保管し、薬剤部 に返却する。 ⑦使用済み貼付剤は、患者ごとに専用の廃棄用袋(患者氏名を記載)に入れて、薬剤部に返却する。 〈薬剤師〉 ①返却薬と「麻薬(内服薬・外用薬)返却理由書」の内容を確認し、サイン欄(確認薬剤師)に押印する。 ②麻薬返却用の引き出しに入れる。 ③使用済み薬袋は薬剤がないことを確認し、「麻薬・覚せい剤原料使用済み薬袋ボックス」に入れる。 〈麻薬補助者〉 ①使用済みの薬袋を開き、薬剤がないことを確認し、「麻薬交付施用一覧表」に記録する。

4.麻薬入院(注射薬)

1)処方 ①医師は麻薬入院注射処方にて処方する。 ②継続の場合、医師は使用状況を確認し処方する。また残量が0(診察→処方→調剤後に病棟に払い出しされ るのを待ってから投与する時)の場合、投与予定時間に間に合わず、焦って取り扱うのを防ぐため、不足する 前に処方する。 ③主治医以外の医師が麻薬を処方した場合、主治医へ処方内容を必ず伝達し、二重処方が発生しないよう注 意する。 ④出力された処方箋の内容を確認後、保険医師名に押印し、看護師に処方箋を手渡す(麻薬施用責任者の押 印も必要)。 ⑤処方箋を医師から受け取った看護師は、処方箋に保険医師、麻薬施用責任者の押印があることを確認する。 ⑥看護師長(師長代行を含み、休日、夜間に緊急で必要な場合は勤務リーダー)は、麻薬施用簿に、交付年 月日、病棟名、患者氏名、薬品名、請求数量を記載し、麻薬施用責任者の押印を確認する。 ⑦薬剤部窓口に処方箋と麻薬施用簿を持参する。 ⑧薬剤交付前で、処方削除の場合、処方箋に削除の旨を記載し薬剤部に持参する。その後、麻薬補助者が 処方を削除する(処方オーダの削除・修正は登録されている麻薬補助者のみ可能である)。 2)調剤・鑑査 ※麻薬金庫の開閉は原則2人で行う。緊急時、夜間・早朝等やむを得ず2人で対応できない場合、監視カメラ の撮影可能な範囲内で状況が確認できるように取り扱う。 〈薬剤師〉 ①薬剤部窓口にて処方箋、施用簿を手で受け取り、保険医師、施用責任者の押印の有無、交付年月日、麻薬 施用者免許証番号の確認を行う。

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③疑義がある場合、1)前回の処方を電子カルテで調べ変動等を確認する。2)処方医師に連絡する。3)処方を 変更する場合、処方医師に再処方を依頼するか、処方・注射オーダ変更通知を記載し、薬剤部で変更する。 ④処方箋と施用簿の記載(病棟名、受領日、患者氏名、薬品名、請求数量等)の一致を確認する。 ⑤処方箋、施用簿に押印する。 ⑥麻薬補助簿に受付日、施用日、交付先、患者ID、患者名、払出(数)、在庫(数)を記載(または処方箋右側 のシールを使用)し 、押印する。 ⑦麻薬補助簿の在庫(数)と金庫内の実在数の一致を確認する。 ⑧鑑査者は、処方箋に不備がないか、処方内容が適切であるか考察し、押印する。 ⑨鑑査者は、鑑査後、処方箋に日付け、時刻を刻印する。 3)受け渡し・運搬 ①薬剤部窓口で薬剤師と受け取りに来た搬送者は2人で処方箋と薬剤の薬品名、規格、数を確認し、処方箋 に名前を記載、又は押印(フルネーム)する。 ②病棟に運搬後、搬送者と受領者は2人で麻薬施用簿と薬剤の薬品名、規格、数を確認し、施用簿に名前を 記載、又は押印(フルネ-ム)する。 ③確認後、直ちに麻薬金庫に保管する。 4)保管 〈看護師〉 ①日勤・夜勤の責任者は、日勤から夜勤、夜勤から日勤への交代時に、麻薬施用簿と未使用アンプル、シリ ンジに入った残液、空アンプルが一致しているか確認する。 ②日勤の責任者は1日1回、麻薬金庫内に返却すべき薬剤がないか目視で確認する。 ③各勤務の責任者は数量が一致していることを確認し、問題がなければ、病棟管理日誌「麻薬欄」にチェッ ク■する。 〈薬剤師〉 ①病棟担当薬剤師は、1日1回 麻薬金庫内に不要な物がないか、返却すべき薬剤がないか目視で確認する。 ②確認後、問題がなければ、「麻薬金庫の確認記録表」に押印する。 5)施用 ※麻薬金庫の開閉(①⑤)は原則2人で行う。緊急時、夜間・早朝等やむを得ず2人で対応できない場合、監 視カメラの撮影可能な範囲内で状況が確認できるように取り扱う。②③④については、必ず2人で確認する。 ①該当患者の薬剤を金庫から取り出す ②処方画面にて患者氏名、薬品名、投与量、投与方法、投与速度を確認する。 ③調製後、空アンプルの薬品名、数量の確認をする。 ④シリンジ(または薬液ボトル)に患者氏名、薬品名、投与量、投与速度、日付を記載し、2人で確認する。 ⑤空アンプルを金庫へ戻す。 ⑥患者に投与する。 ⑦投与終了後、麻薬施用簿に施用数量(mL)、返却数量(mL)、施用開始時刻を記載する。看護記録にも麻 薬施用簿と同じ時刻、投与量を記載する。(麻薬投与の看護記録については「看護記録マニュアル」を参照) 6)返却 ①麻薬の返却は、その勤務内で返却する。休日・夜間等で返却できない場合は、翌日又は休日明けの日に返 却する。

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②麻薬の返却を次勤務以降に依頼する場合は、口頭及び書面(病棟管理日誌に入力又は手書き)で、次勤務 者へ申し送る。 ③施用終了後、麻薬の残液は、シリンジに全量吸引し、漏れないようシリンジに保護栓を付ける。 ④麻薬施用簿の記載内容と空アンプル、残液量に相違がないか、2人で確認する。 ⑤空アンプルと麻薬施用簿を薬剤部へ返却する。 ⑥集中治療部から麻薬を持続投与しながら転棟し麻薬の残液がある場合、別紙1(集中治療部が添付)に残液 量を記載し、シリンジに添付して薬剤部へ返却する。 〈薬剤師〉 ①施用簿に施用数量、返却数量、施用開始時刻の記載があるか、施用責任者の押印があるか確認する。 ②施用簿の請求数量と実在数(空アンプル)を確認し、残液がある場合、施用簿に記載された返却数量とシリン ジ内の残液量の一致を確認する。 ③施用簿に押印する。 ④1枚の施用簿に記載された処方について、全て返却処理が終わった場合、施用簿の複写を切り取る(全て処 理が済んでいない場合は、複写は切り取らない)。 ⑤残液が入っているシリンジの返却があった場合、漏れないように袋に入れ麻薬返却用の引き出しに入れる。 ⑥調製されていない未使用薬の返却を受けた場合、麻薬補助簿に受付日、施用日、交付先、患者ID、患者名、 払出(量)、在庫(数)を赤字で記載し、押印する。 ⑦該当する薬剤の箱に戻したことを2人で確認する。 ⑧麻薬補助簿の在庫(数)と金庫内の実在数の一致を確認する。 5.麻薬外来(内服・外用薬) 1)処方 ①医師は麻薬院内処方、麻薬院外処方にて処方する。 ②継続の場合、医師は患者又は家族より使用状況や残薬数を確認し数を合わせて処方する。 ③出力された処方箋の内容を確認後、保険医師名に押印する。 ④薬剤交付前で、処方削除の場合、処方箋に削除の旨を記載し薬剤部に持参する。その後、麻薬補助者が処 方を削除する(処方オーダの削除・修正は登録されている麻薬補助者のみ可能である)。 ⑤主治医以外の医師が麻薬を処方した場合、主治医へ処方内容を必ず伝達し、二重処方が発生しないよう注 意する。 ⑥麻薬院外処方箋は、麻薬院内処方と同様の運用となるが、「患者住所」が印字される。 ⑦処方箋を患者に手渡す。 2)調剤・鑑査・受け渡し ※麻薬金庫の開閉は原則2人で行う。緊急時、夜間・早朝等やむを得ず2人で対応できない場合、監視カメラ の撮影可能な範囲内で状況が確認できるように取り扱う。 〈薬剤師〉 (院内処方の場合) ①薬剤部窓口にて患者より処方箋を手で受け取る。 ②処方箋と薬剤部より出力されている薬袋、処方箋控え、お薬の説明書、麻薬管理用ラベルのオーダNoを確 認する。 ③処方箋に保険医師の押印の有無、交付年月日、麻薬施用者免許証番号の確認を行う。 ④麻薬処方以外の処方がないか薬箋管理画面にて確認する。ある場合、処方Noを処方箋に記載する。 ⑤処方内容が適切であるか確認する。

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⑥疑義がある場合、1)前回の処方を電子カルテで調べ変動等を確認する。2)処方医師に連絡する。3)処方を 変更する場合、処方医師に再処方を依頼するか、処方・注射オーダ変更通知を記載し、薬剤部で変更する。 ⑦処方箋、薬袋に押印する。 ⑧麻薬補助簿に受付日、施用日、交付先、患者ID、患者名、払出(量)、在庫(数)を記載(または麻薬管理用ラ ベルを使用)し、押印する。 ⑨麻薬補助簿の在庫(数)と金庫内の実在数の一致を確認する。 ⑩鑑査者は、処方箋の記載に不備がないか、処方内容が適切であるか考察し、処方箋に押印する。 ⑪鑑査者は、鑑査後、処方箋に日付け、時刻を刻印する。 ⑫患者に薬剤を手渡し、薬学的知見に基づき必要な項目(症状、薬歴、使用経験の有無、副作用歴とその症状 の有無等)について指導を行い、処方箋に記録する。

6.麻薬外来(注射薬)

1)処方 ①医師が麻薬外来注射処方にて処方する。 ②継続の場合、使用状況を確認し処方する。また残量が0(診察→処方→調剤後に払い出しされるのを待って から投与する時)の場合、投与予定時間に間に合わず、焦って取り扱うのを防ぐため、不足する前に処方する。 ③主治医以外の医師が麻薬を処方した場合、主治医へ処方内容を必ず伝達し、二重処方が発生しないよう注 意する。 ④出力された処方箋の内容を確認後、保険医師名に押印する(麻薬施用責任者の押印も必要)。 ⑤麻薬施用簿に交付年月日、診療科名、患者氏名、薬品名、請求数量を記載する。 ⑥薬剤部窓口に処方箋と麻薬施用簿を持参する。 ⑦薬剤交付前で、処方削除の場合、処方箋に削除の旨を記載し薬剤部に持参する。その後、麻薬補助者が処 方を削除する(処方オーダの削除・修正は登録されている麻薬補助者のみ可能である)。 2)調剤・鑑査 ※麻薬金庫の開閉は原則2人で行う。緊急時、夜間・早朝等やむを得ず2人で対応できない場合、監視カメラ の撮影可能な範囲内で状況が確認できるように取り扱う。 〈薬剤師〉 ①薬剤部窓口にて処方箋を手で受け取り、保険医師、施用責任者の押印の有無、交付年月日、麻薬施用者免 許証番号の確認を行う。 ②処方内容が適切であるか確認する。 ③疑義がある場合、1)前回の処方を電子カルテで調べ変動等を確認する。2)処方医師に連絡する。3)処方を 変更する場合、処方医師に再処方を依頼するか、処方・注射オーダ変更通知を記載し、薬剤部で変更する。 ④処方箋と施用簿の記載(診療科名、受領日、患者氏名、薬品名、請求数量等)の一致を確認する。 ⑤処方箋、施用簿に押印する。 ⑥麻薬補助簿に受付日、施用日、交付先、患者ID、患者名、払出(数)、在庫(数)を記載し 、押印する。 ⑦麻薬補助簿の在庫(数)と金庫内の実在数の一致を確認する。 ⑧鑑査者は、処方箋の記載に不備がないか、処方内容が適切であるか考察し、押印する。 ⑨鑑査者は、鑑査後、処方箋に日付け、時刻を刻印する。 3)受け渡し・運搬 ①薬剤部窓口で薬剤師と受け取りに来た搬送者は2人で処方箋と薬剤の薬品名、規格、数を確認し、処方箋 に名前を記載、又は押印(フルネーム)する。 ②運搬後、搬送者と受領者は2人で麻薬施用簿と薬剤の薬品名、規格、数を確認し、施用簿に名前を記載又

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は押印(フルネ-ム)する。 4)施用 ※①~③について、必ず2人で確認する。 ①処方画面にて患者氏名、薬品名、投与量、投与方法、投与速度を確認する。 ②調製後、空アンプルの薬品名、数量を確認する。 ③シリンジ(または薬液ボトル)に患者氏名、薬品名、投与量、投与速度、日付を記載し、確認する。 ④患者に投与する。 ⑤投与終了後、麻薬施用簿に施用数量(mL)、返却数量(mL)、施用開始時刻を記載する。看護記録にも麻 薬施用簿と同じ時刻、投与量を記載する(麻薬投与の看護記録については「看護記録マニュアル」を参照)。 5)返却 ①麻薬の返却は、その勤務内で薬剤部に返却する。休日・夜間等で返却ができない場合、翌日又は休日明け の日に返却する。 ②麻薬の残液は、シリンジに全量吸引し、漏れないようシリンジに保護栓を付ける。 ③麻薬施用簿の記載内容と空アンプル、残液量に相違がないか確認する。 ④空アンプルと麻薬施用簿を薬剤部に返却する。 〈薬剤師〉 ①施用簿に施用数量、返却数量、施用開始時刻の記載があるか、施用責任者の押印があるか確認する。 ②施用簿の請求数量と実在数(空アンプル)を確認し、残液がある場合、施用簿の返却数量とシリンジ内の残 液量の一致を確認する。 ③施用簿に押印する。 ④1枚の施用簿に記載された処方について、全て返却処理が終わった場合、施用簿の複写を切り取る(全て処 理が済んでいない場合は、複写は切り取らない)。 ⑤残液の入っているシリンジの返却があった場合、漏れないように袋に入れ麻薬返却用の引き出しに入れる。 ⑥調製されていない未使用薬の返却を受けた場合、麻薬補助簿に受付日、施用日、交付先、患者ID、患者名、 払出(量)、在庫(数)を赤字で記載し、押印する。 ⑦該当する薬剤の箱に正しく戻したことを2人で確認する。 ⑧麻薬補助簿の在庫(数)と金庫内の実在数の一致を確認する。

(11)

麻薬補助簿

(12)

集中治療部、先進救急医療センター、手術部には麻薬(注射薬)を定数配置している。

7.集中治療部

1)管理 ※麻薬金庫の開閉は原則2人で行う。緊急時、夜間・早朝等やむを得ず2人で対応できない場合、監視カメラ の撮影可能な範囲内で状況が確認できるように取り扱う。 麻薬金庫(A)の中に定数配置用麻薬金庫(B)を設置している。 〈麻薬金庫(A)について〉 ・麻薬金庫(A)の鍵は医師、看護師が各1本、紛失がないよう携帯し、管理する。引き継ぎは確実に行う。 ・麻薬金庫を開錠できるのは、医師と許可を得た看護師(新卒後、集中治療部経験2年以上、または看護 師経験4年目以上のリーダーができる者)とする。 ・麻薬金庫開錠の許可を得ていない看護師は、許可を得た看護師に処理を依頼する。 ・看護師の判断で金庫を開錠し、薬剤を取り出せるのは、内服・外用薬と残液(注射薬)の返却時のみとする。 〈麻薬金庫(B)について〉 ・麻薬金庫(B)の鍵は医師、薬剤師が各1本、紛失がないよう携帯し、管理する。引き継ぎは確実に行う。 2)指示 医師が鎮痛鎮静指示書または指示簿に指示を記載する。 看護師が鎮痛鎮静指示書または指示簿にて指示を受ける。 3)処方・施用 〈医師〉 ※麻薬金庫の開閉(①⑤)は原則2人で行う。緊急時、夜間・早朝等やむを得ず2人で対応できない場合、監 視カメラの撮影可能な範囲内で状況が確認できるように取り扱う。 ①処方後、麻薬金庫(B)から必要量の麻薬を取り出す。 ②麻薬を看護師に手渡す。 ③(施用後)看護師より施用開始時刻の報告を受けた際には、施用簿に時刻を記載する。 ④空アンプルを受け取った場合、薬品名、数量を確認する。 ⑤麻薬金庫(A)に返却する。 〈看護師〉 ※②③⑧は必ず2人で確認する。 ①医師より、麻薬を受け取り、薬品名、数量の確認をする。 ②鎮痛鎮静指示書または指示簿で患者氏名、薬品名、投与量、投与方法、投与速度を2人で確認し、調製する。 ③シリンジに患者氏名、薬品名、投与量、投与方法、投与速度、日付を記載し、2人で確認し、接続する。 ④空アンプルを箱に戻した後、汎用ラベルを箱に貼り、患者氏名、日付、薬品名、投与開始時刻を記載する。そ の後、医師に手渡し、施用開始時刻を報告する。 ⑤Prime Gaia 重症経過表に麻薬注射薬の開始、中止、更新を記録する。 ⑥調製後に中止となった場合、所定の用紙(別紙1)に残量を記載し、シリンジに貼る。 ⑦漏れないようシリンジに保護栓を付ける。 ⑧2人で残量を確認し、麻薬金庫(A)に返却する(または、医師に手渡す)。 [夜間] ①更新時間が深夜帯になる場合、あらかじめ看護師は、23時までに医師に残量を報告する。

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②医師が処方し、必要量の麻薬を麻薬金庫(B)から取り出し、処方箋と麻薬を麻薬金庫(A)内の所定の位置に 置く。 ③更新時間となった際に看護師2人が所定の位置から取り出し、確認する(その後の手順は日中と同様)。 4)確認・返却 〈薬剤師〉 ①使用した翌日(休日の場合は休日明け)に処方箋と空アンプル数、麻薬施用簿の数の一致を確認する。 ②麻薬・毒薬・向精神薬管理表に空アンプル数、本日の持ち出し数等を記載し、実在数と確認する。 ③投与中止の場合、所定の用紙(別紙1)とシリンジ内の残液量の一致を確認し、処方箋と麻薬施用簿に残液 量を記載する。 ④処方箋、施用簿、空アンプル、残液を薬剤部に返却する。 5)補充 〈薬剤師〉 ①使用本数分を2人で確認し、補充する。 ②麻薬受払簿に日付、受入、払出、残量を記載する。 [夜間・休日] ①医療者は麻薬の定数が不足した時、処方箋、麻薬施用簿、空アンプルを薬剤部に持参する。 ②調剤後、医療者は薬を受け取り、医師に手渡す。 ③医師は確認後、麻薬金庫に保管する。

(14)

鎮痛鎮静指示書

鎮痛・鎮静指示書

(本指示書作成時は、指示簿に「鎮痛・鎮静指示書使用」と明記する。) 患者名: 指示期間 : ~ 以下の薬剤の投与流量を記載し、看護師調整を指示する薬剤に■をつける。 <鎮静剤> □ディプリバン原液(10mg/ml) ml/h (最小 ml/h ~最大 ml/h) □ディプリバンフラッシュ可能 ml/回、 分間空けて追加使用可能、 回まで。 □プレセデックス IV 十生食 48mI (4ug/ml) ml/h (最小 ml/h~最大 ml/h) □ドルミカム原液(5mg/ml) ml/h (最小 ml/h~最大 ml/h) □セレネース(5mg/m1) □その他 □目標とする鎮静レベルより深い場合 ml/h ダウンする。 □目標とする鎮静レベルより浅い場合 ml/h アップする。 □循環動態の変化: < SBP (実測・A ライン) < を逸脱した場合は、鎮静薬の増減を行う。 □呼吸状態の変化: <RR< を逸脱した場合は、鎮静薬の増減を行う。 □その他: 目標鎮静レベルに■をつける。 RASS 用語 説明 □ 0 開眼し、落ち着いている。 □ -1 傾眠状態 呼びかけ刺激に開眼し、10 秒以上のアイコンタクト □ -2 軽い鎮静状態 呼びかけ刺激に開眼し、10 秒未満のアイコンタクト □ -3 中等度鎮静状態 呼びかけ刺激に何らかの動き (アイコンタクトのない開眼も含む)がある。 □ -4 深い鎮静状態 呼びかけ刺激に反応ないが、身体刺激に動きや開眼あり。 □ -5 昏睡 身体刺激にも無反応 <鎮痛剤> □フェンタニル原液(0.05mg/ml ) ml/h (最小 ml/h ~最大 ml/h) □フェンタニルフラッシュ可能 ml/回、 分間空けて追加使用可能、 回まで。 □硬膜外注入(組成: ml/h (最小 ml/h~最大 ml/h),フラッシュは 分あける。 鎮痛評価は患者の状態に合わせて、数値評価尺度・VAS・BPS・PHPS を適宜選択する。 鎮痛目標は、医師と相談し決定する。 医師名 (日付/サイン)

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別紙 1 病棟名 病棟 階 患者氏名 麻薬名と用量 フェンタニル 0.25mg× A その他 の麻 薬 使用開始日時 月 日 時 分 薬剤部に返却時の残量 (病棟記載)

麻薬 ・ 毒薬 ・ 向精神薬管理表

麻薬 ・ 毒薬 ・ 向精神薬管理表

麻薬 毒薬 向精神薬 フ ェ ン タ ニ ル 塩酸モ ル ヒ ネ ペ チ ジ ン エ ス ラ ッ ク ス ニ ト プ ロ デ ノ シ ン ミ ダ ゾ ラ ム ソ セ ゴ ン ホ リ ゾ ン 0.25mg 10mg 50mg 定数 50 3 3 10 10 1 30 10 3 (1) 空アンプル数 (2) 本日の持ち出し数 (3) 定数-{(1)+(2)} (4) 実存数 確認 定数外受け患者 患者名 受け数 使用数 (空アンプル) 備考 確認 年 月 日 (午前 ・ 午後) 時 分 確認者サイン 麻薬受払簿

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8.先進救急医療センター

1)管理 ※麻薬金庫の開閉は原則2人で行う。緊急時、夜間・早朝等やむを得ず2人で対応できない場合、監視カメラ の撮影可能な範囲内で、状況が確認できるように取り扱う。 ・鍵は医師と各勤務帯のリーダー看護師が各1本、紛失がないよう携帯し、管理する。引き継ぎは確実に行う。 2)指示 医師が指示簿に指示を記載する。 看護師が指示簿を見て指示を受ける。 3)施用 ※麻薬金庫の開閉(①⑩⑫)は原則2人で行う。緊急時、夜間・早朝等やむを得ず2人で対応できない場合、監 視カメラの撮影可能な範囲内で、状況が確認できるように取り扱う。③⑥⑨⑬については、必ず2人で確認す る。 〈看護師〉 ①看護師は指示簿を確認し、翌日の日中まで投与できる必要量の麻薬を麻薬金庫の一段目から持ち出し、トレ イに入れる。 ②夜勤帯に更新する場合は、翌日の日中までの最少量を調製する。作り置きはしない。 ③持ち出し表に、患者氏名、本数を記載し、2名で確認後、サインする。持ち出し表は、使用する日ごとに更新す る。 ④調製はトレイの中で行い、調製中は麻薬取扱中であることを周囲に発信し、調製に専念し、他の業務と兼務 しない。 ⑤シリンジに、麻、薬品名、規格、投与量を記載する。 ⑥指示簿を見て、薬品名、流量を2人で確認する。 ⑦投与を開始する。 ⑧持ち出した麻薬の箱に紙を貼り、患者氏名、日付、薬品名、使用本数、施用開始時刻を記載する。 ⑨持ち出し表に、使用本数、残数、実施開始時刻を記載し、使用本数と残数を2人で確認し、サインする。 ⑩金庫を開錠し、空アンプルまたは未使用のアンプルを麻薬金庫の2段目に返却する。 〈投与中止の場合〉 ⑪投与中止の場合、残液の入ったシリンジに保護栓をつけ、患者氏名、日付、残液量を記載する。 ⑫残液の入ったシリンジは麻薬金庫内の「返却シリンジ専用トレイ」に入れる。 ⑬投与日の「持ち出し表」に残液量を記載し、確認後、2人でサインする。 4)処方 〈医師〉 ①持ち出し表を見て当日使用した麻薬の薬品名、投与量を確認し、事後処方する。 ②患者氏名、処方した薬剤の薬品名、請求数量、施用数量、返却数量、施用開始時刻等を麻薬施用簿に記 載する。 ③持ち出し表の医師処方欄にサインする。 5)確認・返却 〈薬剤師〉 ①持ち出し表をもとに、空アンプル数と定数配置数を数え、総数を確認する。 ②処方箋の内容と空アンプル数を確認し、持ち出し表に押印する。

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③麻薬・毒薬・向精神薬管理表に記載し、数を確認する。 ④投与中止の場合、麻薬施用簿の備考欄に残液量を記載する。 ⑤処方箋、麻薬施用簿、空アンプル、残液を薬剤部に返却する。 6)補充 〈薬剤師〉 ①使用本数分を2人で確認し、補充する。 ②麻薬受払簿に日付、受入、払出、残量等を記載する。 [夜間・休日] ①麻薬の定数が不足した時、看護師は処方箋、麻薬施用簿、空アンプルを薬剤部に持参する。 ②調剤後、看護師は薬を受け取り、医師に手渡す。 ③医師は確認後、麻薬金庫に保管する。 指示簿 日付 DrサインNsサインルート名: 流量(mL/h)日付 DrサインNsサインルート名: 開始 終了 日勤 準夜 Drサイン Nsサイン

  指示簿②【持続点滴】     科      様

【時間注射】

薬剤 用法・注意事項 深夜 流量(mL/h)

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持ち出し表 麻薬・毒薬・向精神薬管理表 麻薬 ・ 毒薬 ・ 向精神薬管理表 麻薬 毒薬 向精神薬 フ ェ ン タ ニ ル モ ル ヒ ネ モ ル ヒ ネ エ ス ラ ッ ク ス ニ ト プ ロ ミ ダ ゾ ラ ム ソ セ ゴ ン ホ リ ゾ ン レ ペ タ ン ミ ダ フ レ ッ サ ノ ーベ ル バ ール 0.25mg カテ用 50mg 定数 50 4 1 30 10 50 10 5 3 1 2 (1) 空アンプル数 (2) 本日の持ち出し 数 (3) 定数-{(1)+ (2)} (4) 実存数 確認 定数外受け患者 患者名 薬品名 受け数 使用数 備考 確認 年 月 日 (午前 ・ 午後) 時 分 確認者サイン

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9.手術部

1)管理 ※麻薬金庫の開閉は原則2人で行う。緊急時、夜間・早朝等やむを得ず2人で対応できない場合、監視カメ ラの撮影可能な範囲内で、状況が確認できるように取り扱う。 ・鍵は麻酔科医師(平日の午前中は手術部担当薬剤師)と看護師(平日日勤帯は看護師長、夜間休日は リーダー看護師)が各 1 本、紛失がないよう携帯し、管理する。引き継ぎは確実に行う。 2)施用 ①麻酔科医師が管理薬持ち出し表に患者名、持ち出し数を赤字で記載し2人で確認後、サイン(押印も可)し、 持ち出す。 ②緊急時、夜間・早朝等やむを得ず2人で対応できない場合、指差し呼称し確認する。また、監視カメラの 撮影可能な範囲内で状況が確認できるように取り扱う。その後、麻酔科指導医が各手術室をラウンドし、管 理薬持ち出し表と持ち出した薬剤、数を確認する(指導医がラウンドできない時には、フリーの麻酔科医師 または薬剤師、看護師長が確認する)。 ③追加で持ち出す場合、管理薬持ち出し表に追加の本数を「十〇」と記載する。書き直しは不可とする。 *例えば「5」を消して「10」とせずに「5十5」と記載する ④麻酔科記入メモに持ち出し数、使用本数、返却本数、使用量、残量を記載する。 ⑤施用後、管理薬持ち出し表に使用数(空アンプル数)を青字で記載し2人で確認後、サイン(押印も可)し、金 庫に返却する。 ⑥調製後に中止となった場合、残液の入ったシリンジ、空アンプル、未使用薬剤等を2人で確認し、金庫に返却 する。 3)処方 ①麻酔科医師または麻酔科指導医が、使用した麻薬の処方を行う。 ②事前処方をした場合は、定数外として扱う。 4)確認・返却 〈薬剤師〉 (A.全体のチェック) ①麻薬・毒薬・向精神薬管理表を用いて、使用本数、空アンプル数、実在数等を確認する。 (B.患者毎のチェック) ①管理薬持ち出し表と麻酔科記入メモの使用数の一致を確認する。 ②残液がある場合、麻酔科記入メモの残液量とシリンジ内の残液量の一致を確認する。 ③処方箋と麻酔科記入メモの薬品名、規格、数量の一致を確認する。 ④薬品毎に施用簿に患者氏名、日付、請求数量、施用数量、返却数量を記載する。 ⑤処方箋、施用簿、空アンプル、残液を薬剤部に返却する。 [休日] ①麻酔科医師が(A.全体のチェック)を行う。 ((B.患者毎のチェック)は休み明けに薬剤師が行う) 5)補充 〈薬剤師〉 ①麻薬・毒薬・向精神薬管理表の「空アンプル数」と「受け入れ数」の一致を2人で確認し、金庫に保管する。 ②麻薬受払簿に日付、受入、払出、残量等を記載する。

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[夜間・休日] ①麻酔科医師または麻酔科指導医が、定数外として麻薬の処方を行う。 ②手術部スタッフが処方箋、麻薬施用簿を薬剤部に持参する。 ③調剤後、手術部スタッフが薬を受け取り運搬する。 ④運搬後、薬剤名、規格、数を2人で確認し、麻薬金庫に保管する。 管理薬持ち出し表 麻酔科記入メモ

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麻薬・毒薬・向精神薬管理表 麻薬・毒薬・向精神薬管理表 麻薬 毒薬 向精神薬 フェンタニル モ ヒ ネ レミフェン タニル ペ チ ジ ン ケ タ ラ ール エスラックス ス キ サ メ ト ニ ウ ム ニ ト プ ロ ソ セ ゴ ン ミ ダ ゾ ラ ム ホ リ ゾ ン レ ペ タ ン 0.1m g 0.25 mg 2m g 5m g 50m g 25m g 定数 130 20 10 40 10 3 5 90 5 20 2 10 10 3 3 (1)前日使用数 (2)本日使用数 (3)空アンプル数 (4)本日の持ち出し数 (5)定数-{(3)+(4)} (6)実存数 確認 定数外使用患者 (薬剤 名) (診療 科) 患者名 月/ 日 持ち出 し数 使用数 (空アンプ ル) 実存数 備考 確 認 年 月 日 (午前・午後) 時 分 確認者サイン 麻薬受払簿

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10.システム障害時の運用について

※手書き処方箋にて処方する。 1)麻薬(内服・外用薬) ①(手書き)麻薬処方せん(調剤)にて、患者ID、氏名、生年月日、日付、薬品名、分量、用法、投薬日数、麻薬 施用者免許証番号、麻薬施用者氏名等を記載し、押印する。 ②手書き処方箋による処方は、必要最低限(当日分)にとどめる。 ③薬剤部窓口に処方箋を持参する。 ④システム復旧後に麻薬補助者が手書き処方の内容を入力する(以降は通常の運用と同様)。 2)麻薬(注射薬) ①(手書き)麻薬注射処方せんにて、患者ID、氏名、生年月日、日付、薬品名、1回施用量、用法、手技コード、 麻薬施用者免許証番号、麻薬施用者氏名等を記載し、押印する。 ②手書き処方箋による処方は、必要最低限(当日分)にとどめる。 ③施用簿に交付年月日、病棟名、患者氏名、薬品名、請求数量を記載し、麻薬施用責任者の押印を確認 する。 ④薬剤部窓口に処方箋と施用簿を持参する。 ⑤システム復旧後に麻薬補助者が手書き処方の内容を入力する。(以降は通常の運用と同様)。 麻薬処方せん(調剤) 麻薬注射処方箋

11.麻薬紛失、破損等の事故発生時の対応

麻薬の紛失、破損等の麻薬事故が発生した時には、自己判断せず、現場を複数名で確認する。 (To Do Card 参照(薬剤部 HP より)) 1)麻薬を紛失した場合 ①紛失が発生した場合は、徹底的に捜索し、速やかに所属部署の責任者(病棟医長(または外来医長)、看護 師長)、薬剤部(内線:2669)、医療の質・安全管理部(内線:3977)に連絡する。

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②紛失した時点での状況を確認する ・誰に処方された麻薬か ・紛失した麻薬の種類、数量 ・紛失者が明確な場合→紛失した経緯を時系列で確認 紛失者が不明確な場合→最後に正確な数を確認した日時と人物の確認 ・紛失したと考えられる時間帯に該当フロアで勤務していた職員の確認 ③紛失した可能性がある場所を探す ・紛失者が行動した範囲(廊下、病室、衣類のポケット等) ・廃棄した可能性のある廃棄箱(ナースステーション内、集塵室、中央集塵室、コンテナ内) →病院外に搬出されないようにする ・清掃業者に落下していなかったか確認する ④麻薬補助者は麻薬管理者へ状況を報告する。 ⑤紛失者が明確な場合、始末書と紛失した経緯を記した書類を麻薬管理者に提出する。 ・始末書は当事者が直筆で記載(証人、施用責任者のサインが必要)。 ・事実経過を詳細に時系列で記載する。 ⑥麻薬管理者は病院長、保健所へ報告する。 ⑦麻薬管理者は麻薬事故届を保健所に提出する。 ⑧盗取された場合、盗取が疑われる場合、警察署へ連絡する。 2)未使用の麻薬(注射薬)を破損した場合 ①破損した当事者は、破損時、速やかに所属部署の責任者(病棟医長(または外来医長)、看護師長)、薬剤部 (内線:2669)に連絡する。 ②現場は複数名で必ず確認し、破損した状況の写真を撮る。 ③可能な限り薬剤を回収する(全量回収するよう努める)。 ・ 薬液をシリンジで吸う。 ・ 薬液が浸み込んだ衣類や清拭に使用したガーゼ等も回収。 ・ 破損したアンプルを回収。 ・ 回収した薬液等は、薬剤部へ返却する。 ④麻薬補助者は麻薬管理者へ状況を報告する。 ⑤麻薬破損申立書の提出 ・ 麻薬破損申立書は当事者が直筆で記載(証人、施用責任者のサインが必要)し、 麻薬管理者へ提出する。 ⑥麻薬管理者は保健所へ報告する。 3)医療者が調剤後の未使用の麻薬(内服・外用薬)を破損、落下汚染した場合 ①当事者は、破損・落下汚染時、速やかに所属部署の責任者(病棟医長(または外来医長)、看護師長)、薬剤 部(内線:2669)に連絡する。 ②現場は複数名で必ず確認し、破損した状況の写真を撮る。 ③破損、落下汚染した麻薬を可能な限り回収する(全量回収するよう努める)。 ・ 麻薬の種類、数量を確認する。 ・ 回収した麻薬は、薬剤部へ返却する。 ④麻薬補助者は麻薬管理者へ状況を報告する。 ⑤麻薬破損申立書の提出。 ・ 麻薬破損申立書は当事者が直筆で記載(証人、施用責任者のサインが必要)し、麻薬管理者へ提出する。 ⑥麻薬管理者は、「調剤済麻薬廃棄届」を保健所へ提出する。

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4)患者が未使用の麻薬(内服・外用剤)を破損、落下汚染した場合 ①破損・落下汚染時、速やかに所属部署の責任者(病棟医長(または外来医長)、看護師長)、薬剤部(内線:2 669)に連絡する。 ②現場は複数名で必ず確認し、破損・落下した状況の写真を撮る。 ③可能な限り、薬剤を回収する(全量回収するよう努める)。 ・麻薬の種類・数量を確認する。 ・ 回収した麻薬は、「麻薬返却理由書」を付け、薬剤部へ返却する。 ④麻薬補助者は麻薬管理者へ状況を報告する。 ⑤麻薬管理者は、「調剤済麻薬廃棄届」を保健所へ提出する。

12.麻薬(備考)

1)麻薬施用簿の記載方法 下記の点に注意し、記載する。 処方箋に記載されている交付年月日を 記載する。 処方日ごとにページを変える。 同一患者でも薬品が複数処方されている時は、薬品ごとに 施用簿のページを変える。 薬品の規格が違う場合もページを変える。 処方オーダとは異なる 希釈方法の場合、 備考欄にその内容を 記載する。 外来患者の場合、 記載。 入院患者の場合、記載。

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2)看護師が病棟管理日誌「麻薬欄」にチェック■する場合の確認方法 管理日誌項目 確認項目 日勤 準夜 (勤務始め~24時) 深夜 (0時~8時) 内服・外用薬 担当者に聞く 担当者に聞く 担当者に聞く 注射薬 自分で見る ダブルチェック 自分で見る ダブルチェック 麻薬金庫 自分で見る 3項目実施で■ 1項目実施で■ 2項目実施で■ 3)硬膜外注入 ①施用・処方 〈麻酔科医師〉 ・患者名、薬剤、使用方法、注入開始日時を記載したシールをボトルに貼る。 ・ボトルに薬剤を注入し、投与を開始する。 ・麻酔科医師または麻酔科指導医が、使用した麻薬の処方を行う。 ②確認 ・麻酔科医師と病棟看護師が申し送り時に「麻酔科から病棟への申し送り」にて患者氏名、流量等を確認する。 ③返却 麻薬の残液がある場合、下記を確認し、速やかに薬剤部に返却する。 〈看護師〉 ・ロックキーを差し、スライダー位置を OFF 目盛りに合わせる(図1)。 ・患者側コネクターをボトルの薬剤注入部分に装着する(図2)。 ・ルートの薬液漏れがないことを確認し、ビニール袋に入れ、薬剤部に返却する。 〈薬剤師〉 上記の項目が実施されているか、漏れがないか確認し、麻薬返却用引き出しに入れる。 〈麻薬補助者〉 ・施用簿に薬剤の組成、残液量を記載する。 図 1 図 2

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4)ⅳ-PCA ポンプ ①施用・処方 〈麻酔科医師〉 ・iv-PCA 指示票に患者名、作成日、使用薬液量、持続投与量等を記載する。 ・薬剤カセットに薬剤を注入し、投与を開始する。 ・麻酔科医師または麻酔科指導医が、使用した麻薬の処方を行う。 ②確認 ・麻酔科医師と病棟看護師が申し送り時に「麻酔科から病棟への申し送り」にて患者氏名、流量等を確認する。 ③返却 [一般病棟] 〈看護師〉 iv-PCAポンプでの施用後は、下記を確認し、速やかに手術部に返却する(残液が0であっても、カセットは外 さずに返却する)。 ・電源が OFF になっている。 ・ルートの薬液漏れがない。 ・指示票の残液量を記載している。 [手術部] 〈看護師またはクラーク〉 ・機械本体の電源がOFFになっていることを確認。 ・ルートがクランプしてあり、液漏れがないことを確認。 ・指示票があることを確認。 ・本体と薬液カセットを外す。 ・薬液カセットとルート、指示票を袋に入れ、麻薬金庫に保管する。 ・iv-PCA ポンプをMEへ点検依頼する。 〈薬剤師〉 ・麻薬金庫に保管している薬剤カセットの残液をシリンジで吸い、指示票の残液量と一致しているか確認する。 ・麻薬施用簿に返却数量、施用数量を記載する。 iv-PCA 指示票

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覚せい剤原料

1.はじめに

覚せい剤原料は優れた薬効を持つが、その半面、薬物犯罪に使用されるなど国民の精神・身体に大きな 危害を及ぼし、社会の安全にも脅威をもたらすため、「覚せい剤取締法」により厳格に規定されている。よって 当院における覚せい剤原料の運用を法に則りつつ、適正に行うことを目的に標準的管理手順を定めた。

2.覚せい剤原料の取扱い上の注意点

①覚せい剤原料を取り扱う時は、その行為に専念し、他の業務と兼務しない。 ②覚せい剤原料を看護師管理する場合は、必ず専用の錠付き薬品庫に保管し、覚せい剤原料以外は入れない。 錠付き薬品庫は、必ず施錠する。 ③錠付き薬品庫の鍵は紛失がないよう担当者が携帯し、管理する。引き継ぎは確実に行う。 ④事故発生時の対応が不可能なため、覚せい剤原料の運搬には気送管、ボックスコンベア、自走車は使用しな い。必ず人が運搬する。 ⑤錠付き薬品庫の開閉は原則2人で行う。緊急時、夜間・早朝等やむを得ず2人で対応できない場合、監視カ メラの撮影可能な範囲内で状況が確認できるように取り扱う。 ⑥誤落下時に他のものと紛れるのを防ぐためトレイを用いてトレイの中で確認、与薬準備等を行う。 ⑦覚せい剤原料の患者間、病棟間での貸し借りはしない。

3.覚せい剤原料(入院)

1)処方 〈医師〉 ①入院時は定期処方、予約臨時処方、臨時処方、入院時間外処方にて、退院時は退院処方にて処方する。入 院中の処方可能日数は、原則7日分までとする。 ②継続の場合、使用状況、残薬数を確認し数を合わせて処方する。また残数が0(診察→処方→調剤後に病棟 に払い出しされるのを待ってから投与する時)の場合、投与予定時間に間に合わず、焦って取り扱うのを防ぐ ため、不足する前に処方する。 ③主治医以外の医師が処方を行った場合、主治医へ処方内容を必ず伝達し、二重処方が発生しないよう注意 する。 2)調剤・鑑査 ※錠付き薬品庫の開閉は原則2人で行う。緊急時、夜間・早朝等やむを得ず2人で対応できない場合、監視カ メラの撮影可能な範囲内で状況が確認できるように取り扱う。 〈薬剤師〉 ①処方箋、薬袋、お薬の説明書の番号を確認する。 ②処方内容が適切であるか確認する。 ③疑義がある場合、1)前回の処方を電子カルテで調べ変動等を確認する。2)処方医師に連絡する。3)処方を 変更する場合、処方医師に再処方を依頼するか、処方・注射オーダ変更通知を記載し、薬剤部で変更する。 ④受払表に日付、払出先、患者名、払出数量、払出者、残数を記載する。 ⑤受払表の残数と実在数の一致を確認する。 ⑥処方箋、薬袋に押印する。 ⑦薬袋の表に「取り扱い注意喚起情報書」を貼る。 ⑧鑑査者は、処方内容が適切であるか考察し、処方箋に押印する。 ⑨鑑査者は、鑑査後、処方箋に調剤日、時刻を刻印する。

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3)受け渡し・運搬 ①薬剤部窓口で薬剤師と受け取りに来た搬送者は2人で処方箋と薬剤の薬品名、数を確認し、処方箋に名前を 記載、又は押印(フルネーム)する。 ②病棟に運搬後、搬送者と受領者は2人で処方画面と薬剤の薬品名、数を確認し、与薬記録に名前を記載又 は押印(フルネ-ム)する。 ③確認後、直ちに2人で錠付き薬品庫に保管する。 4)保管 a.看護師管理の場合 ①持参薬を譲り受けることは不可のため、当院にて処方したものを保管する(覚せい剤原料管理マニュア ルより)。 ②動かせない堅固な錠付き薬品庫で保管(麻薬金庫や向精神薬の保管庫は不可) b.本人管理の場合 ①持参薬の使用は可能。処方変更等により中止する場合は、患者又は家族の責任の下に管理する(譲り受け ることは不可)。 ②錠付き薬品庫での保管は不要。 5)施用 ※錠付き薬品庫の開閉(①⑤)は原則2人で行う。緊急時、夜間・早朝等やむを得ず2人で対応できない場 合、監視カメラの撮影可能な範囲内で状況が確認できるように取り扱う。②③④については、必ず2人で確 認する。 ①該当患者の薬剤を錠付き薬品庫から取り出す。 ②処方画面で患者氏名、薬品名、投与量を確認し、薬袋から薬剤を取り出す(落下等がないことを確認)。 ③与薬記録に与薬時間、与薬数、残数等を記入(与薬記録の残数と実在数が一致しているか、上段の記載が あり、計算が合っているか確認する)し、サインする。 ④残薬を薬袋に戻す(落下等がないことを確認)。 ⑤該当患者の薬剤を錠付き薬品庫へ戻す。 6)返却 〈看護師〉 ①使用済み薬袋は中に薬剤がないことを確認後、病棟で廃棄せず麻薬金庫横の専用ケースに一時保管し、薬 剤部に返却する。 ②当院処方薬で服用中止の場合、残薬は薬剤部へ返却する。 〈薬剤師〉 ①使用済み薬袋の中に薬剤がないことを確認し、「麻薬・覚せい剤原料使用済み薬袋ボックス」に入れる。 〈薬品管理担当薬剤師〉 ①使用済み薬袋を開き、中に薬剤がないことを確認し、受払表に記録する。 ②服用中止等で薬剤が不要となった場合、受払表に赤字で記載し、薬品棚に戻す。その後、処方・注射オーダ 変更通知を記載し、処方を修正する。

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4.覚せい剤原料(外来) 1)処方 〈医師〉 ①外来処方、外来時間外処方、院外処方にて処方する。 ②継続の場合、使用状況、残薬数を確認し、数を合わせて処方する。 ③主治医以外の医師が処方を行った場合は、主治医へ処方内容を必ず伝達し、二重処方が発生しないよう注 意する。 2)調剤・鑑査 ※錠付き薬品庫の開閉は原則2人で行う。緊急時、夜間・早朝等やむを得ず2人で対応できない場合、監視カ メラの撮影可能な範囲内で状況が確認できるように取り扱う。 〈薬剤師〉 ①処方箋と薬袋、お薬の説明書、手帳ラベルの番号を確認する。 ②処方されている用量が適切であるか確認する。 ③疑義がある場合、1)まず前回の処方を電子カルテで調べ、変動等を確認する。2)処方医師に連絡する。3)処 方を変更する場合、処方医師に再処方を依頼するか、処方・注射オーダ変更通知を記載し、薬剤部で変更す る。 ④受払表に日付け、払出先、患者名、払出数量、払出者、残数を記載する。 ⑤受払表の残数と実在数の一致を確認する。 ⑥鑑査者は、処方内容が適切であるか考察し、処方箋に押印する。 ⑦鑑査者は鑑査後、処方箋に調剤日、時刻を刻印する。 3)受け渡し 〈薬剤師〉 ①患者に薬剤を手渡し、薬学的知見に基づき必要な項目(症状、薬歴、使用経験の有無、副作用歴とその症状 の有無等)について指導を行い、処方箋に記録する。 取り扱い注意喚起情報書

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参照

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