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幾何学入門小テスト

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Academic year: 2022

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(1)

幾何学入門小テスト

担当 : 中島 啓

2008 12 19 ( ) 10:30 12:00 (90 )

問題 1 n次元球面{(x1, . . . , xn+1)∈Rn+1 |x21+· · ·+x2n+1 = 1}上の関数f(x1, . . . , xn+1) = x21+· · ·+x2mを考える. ただし, m≤nとする. このとき, fの臨界点をすべて求めよ. 問題 2 M ⊂ RnがC級多様体のとき T M def.= S

xM TxM = {(x, v) ∈ Rn×Rn | x ∈ M,(x, v)∈TxM} が R2nの中で多様体になることを証明せよ.

(2)

略解 1 Sn上の関数f(x1, . . . , xn+1) = x21+· · ·+x2mは, 右辺の式そのままでRn+1上の関 数と思える. これも同じfで表わす. その微分は

Df(x1,...,xn+1) = 2x1 · · · 2xm 0 · · · 0 で与えられる. 一方, 接空間T(x1,...,xn+1)Sn





 v1

. . . vn+1

x1 · · · xn+1

 v1

. . . vn+1

= 0





で与えられ, df(x1,...,xn+1)はDf(x1,...,xn+1)のT(x1,...,xn+1)Snへの制限である. これが0となる ための必要十分条件は, x1 · · · xn+1

と直交していれば, 2x1 · · · 2xm 0 · · · 0と も直交するということだから,

2x1 · · · 2xm 0 · · · 0

=λ x1 · · · xn+1 となる実数λが存在することに他ならない. これは

(x1 =· · ·=xm = 0 (λ= 0) xm+1 =· · ·=xn+1 = 0 (λ= 2) のいずれかである.

略解 2 x ∈ M に対し、xを含む開集合U ⊂ Rn と C級関数f: U → Rp で, Dfx が全 射, U ∩M =f1(0) となるものを取る。このとき F: U ×Rn→Rp×Rp

F(x, v) = (f(x), Dfxv)

と定義する。すると, F1(0) =T M∩(U ×Rn) であり, F の (x, v)における微分DF(x,v)

は, (v0, v00)∈Rn×Rnに対して

(Dfxv0, D2fx(v0, v) +Dfxv00)

を対応させる線形写像である。ここでD2fxはfのxにおけるヘッシアン行列(∂2f /∂xi∂xj) である。Dfx が全射であるという仮定から、これも全射であり、したがってT M も多様体 である。

2

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