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地域生態系保全のための休耕田の人工湿地としての 利用

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Academic year: 2022

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地域生態系保全のための休耕田の人工湿地としての 利用

著者 川西 琢也

著者別表示 Kawanishi Takuya

雑誌名 平成6(1994)年度 科学研究費補助金 重点領域研究  研究課題概要

巻 1994

ページ 2p.

発行年 2016‑04‑21

URL http://doi.org/10.24517/00066383

Creative Commons : 表示 ‑ 非営利 ‑ 改変禁止 http://creativecommons.org/licenses/by‑nc‑nd/3.0/deed.ja

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地域⽣態系保全のための休耕⽥の⼈⼯湿地としての利⽤

Research Project

Project/Area Number

06271106

Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas

Allocation Type

Single-year Grants

Research Institution

Kanazawa University

Principal Investigator

川⻄ 琢也 ⾦沢⼤学, ⼯学部, 助⼿ (80234087)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha)

⼾⽥ 任重 静岡県農業試験場, 主任研究員

川島 博之 農林⽔産省, 農業環境技術研究所, 主任研究官 (30161318) 林 良茂 ⾦沢⼤学, ⼯学部, 教授 (60019750)

Project Period (FY)

1994

Project Status

Completed (Fiscal Year 1994)

Budget Amount

*help

¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)

Fiscal Year 1994: ¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)

Keywords

環境保全 / ⽣態系 / ⽣態⼯学 / 物質収⽀ / ⽣物相の変遷 / 物質循環 / 窒素 / 炭素

Research Abstract

All

Search Research Projects   How to Use

(3)

Published: 1994-03-31 Modified: 2016-04-21

Report

(1 results)

1994

Annual Research Report

Research Products

(5 results)

All Other All Publications (5 results)

URL: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-06271106/

我々は休耕⽥を⼈⼯湿地として管理することにより,⽣物の棲息の場の確保,環境⽔中の窒素の除去など,環境保全に利⽤できるのではないかと考え、⽯川県⾦沢市の 休耕⽥で実験を続けている。本年度は年間を通しての⽣物相変化と,炭素・窒素の物質収⽀について以下のような知⾒を得た。

1)植⽣:4⽉の段階で植物は少なく,⽔⾯はほぼ全⾯露出していたが、5⽉から次第に様々な植物が⽣えはじめ,9⽉にはガマ,セリ,ミゾソバが優先し,この3種で湿地全 体の約9割を覆う様になった。9⽉の段階での湿地全体(120m^2)でのバイオマス⾵乾重量,炭素・窒素量はそれぞれ58.3,22.6,0.75kgであった。

2)⼩動物:植⽣がさほど多くなく⽔⾯が露出していた6⽉頃まではカエル、イモリ、タニシ、トンボ、ガムシ、タイコウチ、アメンボ、カゲロウ、などが観察され、

単位⾯積あたりの個体数も、周囲の⽔⽥や⽔を張らずに放置した休耕⽥にくらべて著しく多くなっていた。その後植物の繁茂に従い動物の観察数は減少した。

3)物質収⽀:硝酸態窒素については地表⽔,地下への浸透⽔ともに流⼊⽔にくらべ⼩さくなり除去効果が認められたが、有機態で流出する窒素が無視できない程度に あった。窒素浸透量に占める有機態窒素は96%であった。5⽉から9⽉までの植物の成⻑の著しい期間における全窒素の除去量は,誤差が⼤きいがで約8gm^<-2>

と算出された。この期間の植物への吸収量は約5gm^<-2>であるから,かなりの部分が植物による吸収であると考えられる。炭素に関しては流⼊分より流出合計が

⼤きく,かなりの量の炭素がこの湿地から地下へ浸透していることを⽰唆する結果が得られている。また,ここでは地下へ浸透した炭素の3割が有機態で,残りは無機 態であった。

今後⽣物相変化,物質収⽀解析を継続し,地域への正負のインパクト評価を⾏う。

[Publications] 川⻄琢也: "稲わらを利⽤した脱窒法" ケミカルエンジニアリング. 39. 473-476 (1994)  [Publications] 川⻄琢也: "蒸気透過法によるアルコールの濃度プロセスのモデル化" ケミカルエンジニアリング. 39. 717-720 (1994)  [Publications] 川⻄琢也: "⼟壌浸透⽔中窒素の稲わらを利⽤した除去法について" ⽉刊「⽔」. (印刷中). (1995)  [Publications] ⼾⽥任重: "潅漑⽤溜池における硝酸態窒素の消失" ⽇本⼟壌肥料学雑誌. 65. 266-276 (1994)  [Publications] Toda,H.: "Measurement of methane and nitrous oxide emissions from the peatlands in northern Quebec." Polar Biology. 7. 237-242

(1994) 

参照

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