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割り箸から紙づくり

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Academic year: 2021

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(1)Title. 割り箸から紙づくり. Author(s). 大矢, 智; 市川, 貴裕. Citation. 北海道教育大学紀要. 自然科学編, 65(1): 21-28. Issue Date. 2014-08. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/7579. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) 北海道教育大学紀要(自然科学編)第 6 5巻 第 1号 J o u r n a lo fHokkaidoU n i v e r s i t yo fE d u c a t i o n( N a t u r a lS c i e n c e s )Vo . l6 5 .No. l. 平成 2 6イ │ 二 8月. Augus . t2014. 割り箸から紙づくり 大矢. 智・市川貴裕*. 北海道教育大学札幌校木材加工学研究室. f平岡緑中学校 キ札幌市 ¥. PracticeofMakingPaperfromHalf-splitChopsticksMaterials OHYASatoruandICHIKAWATakahiro*. D e p a r t r n e n to fWoodp r o c e s s i n g .SapporoC a r n p u s .HokkaidoU n i v e r s i t yo fE d u c a t i o n .Sapporo0 0 2 8 5 0 2. . lSapporo004-0882 SapporoH i r a o k a r n i d o r iJ u n i o rHighSchoo. A b s t r a c t Fort h epurposeo fa p p l i c a t i o no fpapermakingt os c h o o le d u c a t i o n .papermakingfrom v a r i o u sk i n d so fp l a n t sh a sbeent r i e d .However ,t h er e l a t i o n s h i pbetweenc o n d i t i o n so fp u l p u l pwasproduced makingandq u a l i t yo fpaperh a sbeenh a r d l ye x a m i n e d .I nt h i ss t u d y,p byas i m p l eande a s ymethodi nwhichh a l f s p l i tc h o p s t i c k sweresoakedi nacommercial. .Thee f f e c to fb o i l i n gp r i o rt os o a k i n gonp u l py i e l dwase x a m i n e d .S i m i l a r b l e a c h i n gagent h ee f f e c to famounto fb l e a c h i n gagentwasexamined.Papersweremadefromp u l p l y,t madei nt h i ss t u d y .Ther e l a t i o n s h i p sbetweenp u l pp r o d u c t i o nc o n d i t i o nandq u a l i t i e so f ,p u l p i n gt h r e ec h o p s t i c k sr e q u i r e ds o a k i n gi nb l e a c h i n g paperweree x a m i n e d .Asar e s u l t. o r5daysandm o r e .Thei n f l u e n c eo fb o i l i n gp r o c e s s i n gony i e l d a g e n t so f2 0 0mlo rmore,f lBys oakingf o r9days,paperbecamewhiterthans o a k i n gf o r5days,andt h e wassmal.. papers u r f a c ebecamemoreu n i f o r m .Thed i f f e r e n c eo fc o l o rbetweenn e ts i d eandr e v e r s e e v e lo ft h epapersi m s i d ewassmalLByremovingwoodc h i p sa f t e rp u l p i n g,whitenessl provedandi n kspreadingvolumed e c r e a s e d .Becausepaperswerer e l a t i v e l ywhiteand h ep a p e r sc o u l db eu s e df o rp r a c t i c a lu s e . c o u l db ew r i t t e no n,t. 1.緒亘 我が国は,古くから豊富な森林資源に恵まれて. 成してきた。しかし,工業化文明の発展の中,森 林への興味関心が薄れてしまった。 ところで,森林は生態系の維持,二酸化炭素の. きた。そのような恵まれた自然環境の中,日本人. 吸収・固定による温暖化の防止,水資源の確保,. は森林資源を上手に活用して,「木の丈イ七」を形. 土壌の保全等の働きがあり,我々の生活を支えて. 2 1.

(3) 大矢. いる。近年,環境問題への興味関心の増大に伴っ て,多くの人が,森林の重要性や有用性を再認識 するようになった。しかし,「木育」の推進も図. 智・巾川. 貴裕. 2 . 実験方法及び検討項目. 2.1 パルプ製造. られているが,まだまだ,森林の重要性を学ぶ機. 予備実験では,漂白剤の量が一定の場合,浸i 責. 会は十分とは言えない。森林の恩恵、は,すべての. する割り箸が多くなるに伴い,パルプ化が不十分. 人が受けているので,学校教育において,そのこ. になった(なお,大量の割り箸を浸漬すると,長. とを触れる必然性がある。ただし,座学のみでは. 期間浸漬しでも,パルプ化がほとんど出来なく. なく,子ども達が楽しみながら,森林に興味を持. なった)。. つ体験型の授業が好ましい。 学校教育において,もの作りを通して,リサイ クルを学ぶ教材として,紙作りが行われている。. 予備実験の結果をもとに,以下の手順で,パル プを製造した。 ①. 白樺割り箸 3本をベットボトル中で,市販. しかし原料は牛乳パックを使うことが多く,単. 1キッチンハイター J :花王) の漂白剤 (. に紙から紙を作っているだけなので,原料である. 2 5 0 m lにj 支漬した。 i 支漬時間は 3日 , 5日 ,. 木材や,森林への興味関心を喚起するものとは. 9日とした。. なっていない。. ② 浸 漬 後 の 割 り 箸 を 約 2cm幅に切断し,ミ. 本研究は,普段何気なく使っている木材製品で ある割り箸を材料として,紙作りを行うことを目. キサーに入れた。 ③. 0 0 m lとなる 漬け置いた漂白剤と合わせて 4. 的としたものである。割り箸から紙を作ることを. ように水を加え,割り箸をミキサーで 3 0 秒粉. 通して,日頃の生活と環境問題の関わりや,自然. 砕し,パルプ化した。. との結びつきなどに気付き,ひいては環境問題へ の興味関心を喚起することが期待出来る。 学校現場での紙作りを行う際の材料としては, 午乳パック以外に,ケナフ 1 ),ジャガイモ 2), 蕗3), ヒノキの皮 4,5),i 毎藻 6),野草 7),シュレーダー 紙くず8),割り箸 9)などが検討されている。. ④. 粉砕後のパルプ。を金魚網に移し,水をさら. 0 0 m l加え,漂白剤を取り除いた。 に2 なお,以上の実験はすべて室温下で、行った。 その後,パルプを 1 0 5Cで ,. 1日乾燥して,そ. 0. の全乾質量を測定した。 割り箸の絶乾質量に対する,パルプの絶乾質量. しかし,パルプ作成条件が,パルプや紙の品質. の百分率を,パルプ収率と定義した。なお,条件. に及ぼす影響について検討したものはないに等し. によっては,完全にはパルプ化されず,若干,木. し 、 。. 屑が混じったが,木屑もパルフ。質量に含めた. なお,既往の研究においては,パルプ化には,. O. ところで,木材の組織が軟化する効果を期待し. 水酸化ナトリウムを使うのが一般的であるが,市. て,浸i 責前に,割り箸を 1 5分 , 3 0分 , 4 5分煮沸し. 販の漂白剤を使った簡易な方法制も提案されてい. て,同様の実験を行った。. る。本研究でも,パルプ化が容易で、あるので,漂. 各条件 3回ずつ,実験した。. 白剤を用いることとした。そして,漂白剤への浸 け置き時間などを変えて,それらがパルプ収率に 及ぼす影響を検討した。また,パルプ作成条件が 紙の品質に及ぼす影響についても検討した。. 2.2 紙の製造 格子状の金網(網目間隔. 1mm, 2mm) を. 張った抄き枠で紙をすいた。 なお,各条件について 3枚ず、つ,紙を抄いた。. 2 2.

(4) 割り箸から紙づくり. 2.3 作成した紙の品質の測定 ①. 3 . 結果及び考察. 表面性状 木屑量,丈字の書きやすさ,加工のしやすさ,. 3.1 割り箸の浸け置き日数と煮沸時聞が,パ. 手触りの 4点について感覚的に比較した。また,. ルプ収率に与える影響 責 3日の場合,煮沸時間にかかわらず,割り 浸i. 走査型電子顕微鏡を用いて,紙の表面の拡大写真 ( 1 8 0 倍)を撮影した。. 箸のパルプ化がほとんど進行しなかった。それに. ② 色合い. , 対して,浸漬 5日. 9日の場合,割り箸はほぼパ. 簡易型分光色差計 NF333 (日本電色工業株式. ルプ化された。したがって,今回の実験条件の場. 会社)を使用し, 400nm~700nm の波長範囲に. 合,浸漬日数は 5日以上,必要であることが分かっ. おける分光反射率を測定した。なお,一枚の紙に. た。ところで,割り箸を削片化するなどの前処理. 0点ずつ測定した。 対して,表,裏 1. を行えば, より短期間でもパルプ化されることが. 「にじみやすさ」. ③. 予想されるが,パルプ化に要する日数の短縮のみ. 0.5mlメスピペットを用いて墨汁を 5滴,紙に. を目的とするのであれば,学校現場での実践にお. 滴下した際に生じたにじみの最大直径と,厚さの. いては前処理の重要性は低いと考えられる。 しか. 積をにじんだ体積と定義した。なお,厚さは,そ. し,削片化で均一にパルプ化が進むことが予想さ. れぞれの紙について 5点測定し, その平均値を用. れるので,今後,その効果についても検討する必. いた。. 要があると思われる。 ところで,浸漬前に煮沸しない場合,収率は, 責日数の影響を受けなかった。しかし,煮沸し 浸i. 2.4 物理的な性質の測定 Eヨ. 亘. 製造した紙を, 20oC,65%R.H で調湿後,坪. 責9日の方が, た場合,煮沸時間にかかわらず,浸i. ( B W ) を測定した。また,圧力試験機. 責 5日よりも,若干,収率が低下した ( F i g .1 . ) 。 浸j. KES-FB3 (KATOTECHCO.,LT D . ) により,. この原因は明らかではないが,煮沸することで木. 圧縮特性を測定した。すなわち,圧縮面積を 2. 材の組織が緩み,漂白剤の浸漬が容易になり,. cm2とし ,50gf/cm2に達するまでの,単位面積当. グニンの分解が進みやすくなったと考えれば,説. たりの仕事量 (w) を求めた。また, 0.5gflcm2. 明出来る。すなわち,. と50gf/cm2時の厚さんとん. 洗浄時に流出してしまった可能性がある。. oも測定した。. oを厚さとした際の,見かけの比重 (SG) なお ,t. 9日の方が短繊維化して,. 1 0 0. を求めた。. ι. また, 通気試験機. KES-F8 (KATOTECH. CO.,LTD.)により,通気抵抗を測定した。そして, 通気抵抗をおで、割って,比通気抵抗を求めた。 なお,市販の,ろ紙(東洋櫨紙),雁皮紙(大 因州製紙協業組合),越前和紙についても,同様 に物理的な性質を測定した。. 一 万. (%). -Ei. 。. ). れt 戸ハ. - 1 7 2 L×1 00. (. 圧縮率二. (JCa一豆半O ω一 ﹀. 以下の式により,圧縮率を求めた。. 80. ー.ー‘ー. ・-. ーー-. 60. T i m eo fs o a k i n g i nb l e a c h i n ga g e n t ベ 〉 ー5 days 9d a y s. 40. ・ .. 20. 。 。. 1 0. 20. 30. 40. 5 0. B o i l i n gt i m e( m i n . ) F i g .1 .Thee f f e c to fb o i l i n gt i m eonp u l py i e l d . N o t e :They i e l dwasdefineda spercentageo f oven-dryweighto fp u l pt ooven-dryweight o fh a l f s p l i tc h o p s t i c k s .. 2 3.

(5) 大矢. 一方,煮沸時間の影響は小さかった。ただし,. 智・巾)11 寅裕. 走査型電子顕微鏡により,紙の表面を撮影した. 15~30分煮沸時に,収率が最大値となる可能性も. 結果,浸け置き 5日と比べて,. 考えられた。煮沸することで組織が緩んで,全体. F i g .3 )。 均一 であるように思われた (. 。. ば , この結果を,短時間の煮沸なら収率が増加す. 一枚の紙について, 1 0点ずつ,反射率を測定し. た. としてリグニンの分解量が増大すると仮定すれ. 9日の方が表面が. Fig.4に , ある紙の反射率の結果を示すが,. るが, 一 定時間以上になると,分解が進みすぎて,. このように,本研究で作成した紙は,位置による. 短繊維が流出したためと解釈することも出来る。. 反射率の差が小さく,色むらが小さかった。. ただし,現時点では明確ではなく,今後, さらな. 各条件で 3枚の紙を抄いたので,各条件で,表. る検討が必要である。. 3.2 割り箸の浸け置き日数と抄き枠の網目間 隔が,紙の品質に与える影響 割り箸 3本に対して漂白剤の量を 250ml一定と して,浸け置き日数を 5日 , または 9日とした実 験を行った。また,抄き枠の網目の間隔は 1mm, または 2mmとした。 作成した紙の目た日や手触りなどは,条件によ る大きな差が見られなかった。 作成した紙の. 例を,. Fig.2に示す。木屑を. 少し含み,若干,厚さにむらがあるが,比較的い い紙が出来た。 また,文字を書いたり, ハサミに よる加工も可能であった。. 2 0 1 3 / 0 1 / 3 12 2 : 4 1N. Min悶 cope4069. 500um. F i g .3 .S u r f a c e so fp a p e r sm a d e .. 100. ( ポ) ω O E 5 0 ω E ω. 60 40. 区. 20. F i g .2 .Anexampleo fpapermadei nt h i ss t u d y . N o t e :Soakingtimewas5d a y s .I n t e r v a lo fwire n e t t i n gont h eframef o rpapermakingwas lmm.. 0 400. 450. 500. 550. 600. 650. 700. W a v e l e n g t h( n m ) F i g .4 .Anexampleo fd i f f e r e n c ei nc o l o ri napaper .. 2 4.

(6) 割り箸から紙づくり. 面-裏面それぞれ合計30ヶ所の反射率を測定した. 測定した紙は, わずかに黄色が混じった,赤昧が. ことになる。 30ヶ所の平均を Fig.5に示す。 5. かった白色であったことが分かる。 なお,抄き枠の網日間隔の影響は見られなかっ. 460~. 。. た. 日浸漬した場合, 460~ 560nm (特に,. 480nm) の光の反射率は,他の波長の光の反射率. よりも低かった。反射率が低いということは,相 当する光の色の補色を示すことを 意味するので,. それに対して,. 9日浸漬した場合は, どの波長. でも吸収率はあまり変わらず,紙の色がほぼ白い ことが分かる。 これは,漂白剤の漂白作用という. 1 0 0. よりは, リグニンの分解が進んだことによると思. ( ポ)ωωZ50ω-3区. われる。. 80. なお, 60. 日間隔の影響が見られた。すなわち,. S o a k i n g I n t e r v aI t i m e o fn e t - 5d a y s-1mm 一 5days-2mm. 40 20. 5日浸漬したものと異なり,抄き枠の綱. の網で抄いた紙は,. 2mm間隔. 5日浸漬したもの程明確では. なかったが, 460nm前後で、吸収率が極小値をとっ た 。. 0 400. 450. 500. 550. 600. 650. F i g .6に , 「にじみ体積」 の結果を 示 す。浸 i 京. 700. W a v e l e n g t h( n m ). 5日・網目間隔 1mmの場合,他の条件よりも紙. のにじみが小さかった。この原因は不明であるが,. 1 0 0. 5日のものはリグニン残量が相対的に多いと仮定 ( ポ) ω O Z 5 0 0 E ω. 80. すれば, にじみが小さくなる可能性を考えること 60. が出来る。 また, S o a k i n g I n t e r v aI t i m e o fn e t - 9d a y s-1mm 一 9days-2mm. 40. 区. 20. 0 400. 450. 500. 550. 600. 650. 1mmのものと比べて,. 2mm. のものは相対的に長い繊維を多く含むので,すき 聞が多く,にじみが大きくなったのかも知れない。. 700. 3.3 漂白剤の量の影響. 割 り 箸 3本 に 対 し て 漂 白 剤 の 量 を , 125ml,. W a v e l e n g t h( n m ) F i g .5 .E f f e c t so fs o a k i n gt i m eandi n t e r v a lo fwire n e t t i n gonr e f l e c t a n c e .. 200ml,225ml,250mlと変化させた。 なお, 1 受. け置き時間は 5日間一定とした。 125mlの漂白剤に浸漬した場合,パルプ中に木. ω a. E) ( 門 戸 ﹄ ﹄ oωE20﹀ OC-刀伺創出﹂. V 三一何一万戸﹄こ. 屑が多く含まれた。 一方 , 200mlや 225mlの場合,. 20. パルプロに含まれる木屑は少なく, 250mlの場合は 1 5. ほぼ木屑がないパルプが得られた。 以上の結果より,割り箸 3本をパルプ化するに. 1 0. は,最低 200mlの漂白剤を使用する必要があるこ 5. とが分かつた。ただし,削片化した場合には, よ. 。. り少ない漂白剤量でも,パルプ化出来るかも知れ. 5d a y s 1mm. 5d a y s 2mm. 9d a y s 1mm. 9d a y s 2mm. F i g .6 .E f f e c t so fs o a k i n gt i m eandi n t e r v a lo fwire n e t t i n gons p r e a d i n gvolumeo fl n d i ai n k.. Fig.7に,紙の両面の反射率の結果を 示す。た. だし, 200mlと225mlの違いは小さかったので, 225mlのデータは表記していない。表面(抄き枠 ' a q F h a. ロ白川. ) Hリ. N o t e :l n d i ai n ko f2 . 5mlwasdroppedonp a p e r .. ない。. と , 裏面の反射率を比較すると,全体的に表. 2 5.

(7) 大矢. 智・巾)11 寅裕. 面の反射率の方が大きかった。両面の違いの一因. にf 半って, 反射率は大きくなった。 なお, 125ml. は,網目に接しているので,表面の方が平滑とな. の反射率は,他の条件での反射率よりも著しく小. ることであろう。ただし, 125mlを除いて, その. さかった。. 差は小さかった。. 「にじみ体積」 の結果を Fig.9に示す 。 125ml. 。 漂白剤の増加 裏面の反射率を Fig.8に示 す. は,他の条件よりも,にじみ体積が著しく大きかっ た 。. 1 0 0. 3.4 木屑除去の影響. ( ポ) ω ω Z 5 0 ω = ω. 80. パルプ化後に木屑を除去することで,紙の品質 6 0. を改善出来るかについて検討した。. 一 -125ml. -_ .125m ln e ts i d e - 200ml ー一 200m ln e ts i d e - 250ml ー一 250m ln e ts i d e. 4 0. 区. 2 0 0. 4 0 0. 4 5 0. 5 0 0. 5 5 0. 6 0 0. 6 5 0. 2.1に言 己した, パルプ製造工程の④の後に,. 粗めの網による櫨過を追加した。用いた網の直径 は 1.5mm,格子間隔は 10mmであった。 この網 7 0 0. Wavelength( n m ). 1 0 0. s i d e so fpaper. 1 0 0. ( ポ) ω O E 5 0 ω安直. .Comparisonofreflectancebetweenboth F i g .7. 80. 6 0. 一 -125ml. 4 0. - 125m l woodwasteremoved -_.200m l ー ー .200m l woodwasteremoved. ( ポ) ωωE5023ML. 80. 2 0 6 0 0. 4 0 0. 一 125ml 一 200ml 一 225ml 一 250ml. 4 0 2 0. 4 5 0. 5 0 0. 5 5 0. 6 0 0. 6 5 0. 7 0 0. Wavelength( n m ) F i g .1 0 .E f f e c to fprocesso fremovingwoodwaste onr e f l e c t a n c e. 0. 4 0 0. 4 5 0. 5 0 0. 5 5 0. 6 0 0. 6 5 0. 7 0 0. Wavelength( n m ) Table1 .Physicalpropertiesofpapersmadei n F i g .8 .E f f e c to famounto fbleachingagenton. t h i ss t u d y .. r e f l e c t a n c e .. B l e a c h i n gagent( m l ). 5 0. 内 n d J. ハ unU. (門. EE) =ooEコ一O﹀. 4 0. 2 0 0. 2 2 5. BW. 69. 47. 3 6. SG. 8 . 5 7. 4.93. 4 . 9 5. W. 0 . 3 6. 0 . 3 1. 0 . 2 8. t o. 0 . 8 1. 0 . 9 5. 0 . 7 2. 0 . 4 1. 0 . 3 7. 0 . 2 3. AR. 1 .0 2. 1 .4 0. 1 .5 0. ) (. ω a. OF ﹄一方句。﹂. 1 0. 。 125. 200 225 B l e a c h i n ga g e n t( m l ). 250. Fig.9 .Effectofamountofbleachingagenton spreadingvolumeo fl n d i ai nk .. 2 6. 1 2 5. tFU. ﹄ 42mw一 万F. 6 0. Legends:BW:b a s i sweight(g/m2).SG:appearance 2 0) .W:t o t a lworkl o a dper s p e c i f i cgravity(x1 n t i lreachingcompression u n i ta r e a(gf.cm/cm2) u stresso f50gflcm2.t oandt 5 0 :thicknessesat compressIonstresseso f0.5gf/cII12and5 0 g f / ( 1 1 2 ' AR :a i rr e s i s t a n c e( k P a ' s / m ) ..

(8) 割り箸から紙づくり. の格子を半分ずつずらして,. 1 4 0. 3枚重ねたものを用. @. 80. ﹄. 工程を追加することで,紙の反射率は大きくなり, F i g .1 0 )。なお, 白さが向上した (. Fig.10には示. G a m p ip a p e r. 1 0 0. 一 一一. その結果,漂白剤の量にかかわらず,木屑除去. @. 1 2 0. (EE¥(ω¥E)¥eai) ω L6 0boc旦凹 ω O C C H ωω. いた(すなわち,格子間隔は 5mmとなる)。. E c h i z e n w 百s h i. 60. 4 0. @. 2 0. していないが, 225mlでも同様の結果が得られた。. 。 。 0.05. また,木屑を除去することで, にじみ体積は減. 0 . 1. 0 . 1 5. 0 . 2. 0 . 2 5. 0 . 3. 0 . 3 5. A p p e a r a n c es p e c i f i cg r a v i t y. そ. 少した。 作成した紙と,市販の紙の物理的な性質を, れぞれ Table1と Table2に示す。. 一般的に,コピー用紙や新聞紙の坪量は, それ ぞれ 65g/m2程度と. 43g/m2程度で、ある。. F i g .1 2 .R e l a t i o n s h i pbetweenappearances p e c i f i c g r a v i t yands p e c i f i ca i rr e s i s t a n c e .. 見かけ比重と圧縮率の関係を Fig.11に示す。. 今回作成. 一般に, 見かけ比重と圧縮率は反比例するが,今. した紙は,それらよりもやや坪量が小さかった(た. 回の結果では,雁皮紙や越前和紙は, 見かけ比重. だし, これは抄き方で変えることが出来る)。. に比べて圧縮率が大きく,その関係から外れた。. また, 今回作成した紙は厚めだ、ったので,見か け比重は明らかに小さくなった。. 和紙原料である,雁皮や楕などの繊維は,木材繊 維よりも長い 10)。 このため, それらを原料とし た和紙では空隙が多くなり,木材繊維で出来た紙. Table2 .P h y s i c a lp r o p e r t i e so fcommercialp a p e r s . f i l t e rp a p e r. Gampi p a p e r. E c h i z e n w a s h i. BW. 1 1 5. 2 3. 8 5. SG. 1 0 . 5. 34.0. 2 8 . 1. w. 0.062. 0.053. 0.055. t o. 0.34. 0 . 1 1. 0.30. t50. 0.25. 0.056. 0 . 1 3. AR. 1 1 . 2. 1 3 . 1. 26.7. . L e g e n d s :Samea sT a b l e1. よりも圧縮に弱いのかも知れない。 一方, 見 か け 比 重 と 比 通 気 抵 抗 は 比 例 し た ( F i g .1 2 )。. 4 .結. 論. 割り箸を市販の漂白剤に浸漬する簡便な方法 で , パルプを作成した。その際,漂白剤の量や, 責時間などを変えて,パルフ。収率や,紙の品質 浸i への影響を検討した。その結果,以下のことが明 らかになった。. 7 0. @. ﹄. ( ポ)SECO一的ω 的 aE00. nununu nnvRdnt. 200ml以上に, 5日以上浸漬する必要がある。. @ @. @. ( 2 ) パルフ。収率への,浸漬前の煮沸の効果は小. Gampip a p e r. 4 0 3 0. ( 1) 割り箸 3本をパルプ化するには,漂白剤. E c h i z e nw a s h i. @. さい。 ( 3 ) 9日浸漬した場合,. ⑧. 5日浸漬した場合より. も , パルプ収率が低下する 0 1 0. 。 。 0.05. ( 4 ) 9日浸漬した場合, 5日浸漬した場合より 0 . 1. 0 . 1 5. 0 . 2. 0 . 2 5. 0 . 3. も , 白い紙が出来る。. 0 . 3 5. A p p e a r a n c es p e c i f i cg r a v i t y F i g .1 1 .R e l a t i o n s h i pbetweenappearances p e c i f i c g r a v i t yandcompressionr a t e .. 紙の白色度が明らかに向上するとともに, (nhu. N o t e :Compressionr a t ewasd e f i n e da se q .( 1 ) .. ( 5 ) パルプ製造後に木屑除去工程を入れると, じみにくくなる。 今回,作成した紙は比較的白く,筆記も可. 2 7.

(9) 大矢. 能で実用に耐えるものであった。ただし,市 販の紙と比べて厚く,比通気抵抗は小さかっ た 。. 参考文献 1)増尾慶裕,土屋英男,清水雅登:ケナフの栽培と紙 作りの教育実践および CAI教材の開発.京都教育大学. 3 3 1 4 0( 1 9 9 9 ), 環境教育研究年報 7, 1 2)小堀志津子,飯島志津栄:ジャガイモを使った小学 校理科教材の開発.宇都千守大学教育実践センター紀要. 3 0,4 6 3 4 7 2( 2 0 0 7 ) .. 3 ) 高田慎司, T h i tT h i tHan,巾田嘉明,中村秀夫:蕗 からの紙作り.環境教育研究 1 0,1 5( 2 0 0 7 ) . 4) 坂本美由,上回春香,. I 吋 井由佳:ヒノキの皮から紙. 作り.巾部森林技術交流発表集2 0 0 5年度, 1 2 1 1 2 3. ( 2 0 0 5 ). 5)三 i 宰茂貴,木村公良,諸原利幸:樹皮を使った紙作. りによる森林資源の利用.中部森林技術交流発表集 2 0 0 8 年度, 1 1 5 1 1 8( 2 0 0 8 ) .. 6)柴田兵理子,宵永淳:海藻を用いた化学繊維と紙作 り.化学と教育 4 3,3 9 0 3 9 1( 1 9 9 5 ) .. 7)谷村戴美:野草とふれあう紙づくり.理科の教育 4 4, 4 1 4 4 1 7( 1 9 9 5 ) . 8) 宮下繁:シュレッダー紙くずからの再生紙作り.家 庭科教育 7 6,8 2 8 4( 2 0 0 2 ) .. 9)大野哲也,清水武夫:割り箸から紙をつくる.化学 と教育 5 0,2 7 8 2 7 9( 2 0 0 2 ) .. 1 0 ) 例 え ば , 尾 鍋 史 彦 和 紙 の 性 質 . “下車紙氏の文化事典 0 0 6, pp.3 3 8 3 4 3 . 尾鍋史彦他編'朝倉書庖,東京, 2. (大矢 (市川. 2 8. 智札幌校准教授) 貴裕札幌市立平岡緑中学校教諭). 智・巾川貴裕.

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参照

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