公 示
知的財産戦略・ブランド化総合事業のうち農林水産知的財産戦略総合推進事業(我が国の地 名等が海外で第三者によって商標出願・登録等されている問題への対応)の公募について
平成22年度に「農林水産知的財産戦略総合推進事業」を実施することとしており、本事業 のうち我が国の地名等が海外で第三者によって商標出願・登録等されている問題への対応に 参加する者(事業実施主体)を公募します。希望される方は、下記に従い御応募ください。
なお、本公示は、平成22年度予算の国会での成立を前提とするものです。
記
1 事業の趣旨
近年、我が国の地名などが中国等において商標出願される事態が相次いでおり、日本産 農林水産物の輸出促進を図る上で障害となることが懸念されております。
このように、海外において農林水産分野の知的財産の侵害リスクが高まっている状況に 関し、商標出願の一元的な監視体制、情報収集・共有体制を整備する観点から、本事業を 実施します。
2 事業内容
(1) 農林水産知的財産の保護のための会議の開催
応募主体は、都道府県等利害関係者が知的財産の保護に関する情報収集及び共有化を 行うための会議(農林水産知的財産保護コンソーシアム)を開催し、(2)、(3)及び(4) により実施された内容について、報告するものとします。
(2) 海外における知的財産権制度等の調査
応募主体は、中国等海外における知的財産権制度、権利侵害等の状況等について、海 外現地調査や文献調査を実施し、利害関係者向けに注意喚起を行うための資料を作成・
配布するものとします。
(3) 地方相談会の開催
応募主体は、(2)の調査の成果や海外における商標の取扱い等に関する情報提供や知 的財産権侵害等に関する相談活動等を行う地方相談会を開催するものとします。
(4) 共同対応支援
① 対策会議の開催
応募主体は、都道府県等利害関係者が共同で外国政府等への働きかけを実施するた めの会議を開催するとともに、働きかけの実施に必要な資料を作成するものとしま す。
② 商標監視体制整備支援
応募主体は、都道府県等利害関係者と協議の上、海外における商標出願及び登録状 況の監視に係る実施方針、監視業者の選定等を行うとともに、契約書作成のための支 援を行うものとします。また、監視結果について利害関係者に報告するものとします。
(5) 事業の委託
応募主体は、必要に応じ、事業の一部を関係団体等に委託することができるものとし ます。
3 事業の実施年度及び実施期間
事業の実施年度は、平成 22 年度とします。また、事業の実施期間は、交付決定の日か ら平成23年3月末日とします。
4 応募者(事業実施主体)の要件
本事業の応募資格については、農山漁村6次産業化対策事業に係る公募要領(平成 22 年3月5日付け21総合第1907号大臣官房環境バイオマス政策課長、大臣官房国際部長、
総合食料局長、生産局長、経営局長通知。以下「公募要領」といいます。)第4に定める ほか、中国等海外における知的財産権制度等について十分な最新の知見を持ち、海外にお ける知的財産権制度等の調査や都道府県等利害関係者による会議の開催・運営について豊 富な経験を有し、かつ、農林水産分野の知的財産の侵害及びその対抗措置についての情報 の収集・分析能力があり、利害関係者に適切な提案ができる能力を有している者とします。
5 審査手続
(1) 事業申請書類の提出
本事業に応募しようとする者は、9に基づき、事業申請書類を生産局の提出先に提出し てください。
(2) 審査の方法
生産局において、提出された事業申請書類の審査により事業実施計画を選定し、その後、
事業実施主体候補者を決定します。
(3) 審査の手順 ア 形式審査
提出された事業申請書類について、生産局において、応募要件(応募団体の要件、
申請金額、事業期間、重複申請の制限等)を確認するとともに、事業実施計画の内容 について審査を実施するものとします。なお、応募要件を満たしていないものについ ては、以降の審査の対象から除外するものとします。また、事業申請書類の内容につ いて確認が必要な場合には、必要に応じ、農林水産省生産局知的財産課から内容の問い 合わせをすることがあります。
イ 事業実施主体候補者の決定
アにより生産局が選定した事業実施計画について、農林水産省生産局知的財産課に 設置する「農林水産知的財産戦略総合推進事業選定審査委員会」(以下「審査委員会」
という。)において審査を行い、書類審査等における評価を踏まえ、事業実施主体候 補者を選定します。この審査結果は農林水産省生産局長に提出され、事業実施主体候 補者を最終決定します。
委員会において、選定された事業実施計画の内容について審査し、得点の高い応募 者から事業実施主体候補者を選定していきます。
審査では、応募主体から審査委員に対する提案内容、事業実施体制等の説明及び審 査委員からの提案内容に対するヒアリングを実施することができるものとします。ヒ
アリング審査がある場合については、別途、応募主体に通知します。なお、ヒアリン グ審査に出席しなかった場合は、事業への応募を辞退したものと見なしますので、御 注意ください。
なお、審査委員は、委員として取得した一切の情報を、委員の職にある期間だけでな く、その職を退いた後についても第三者に漏洩しないこと、情報を善良な管理者の注意 義務をもって管理すること等の秘密保持を遵守することが義務付けられています。
審査の経過は通知いたしません。また、お問い合わせにも応じられません。なお、提 出された事業申請書等の審査資料は、返還いたしませんので御了承ください。
なお、事業実施主体候補者については予算の範囲内で決定する予定です。
(4) 審査の観点
審査の観点は、以下のとおりです。
ア 事業内容及び実施の方法
① 事業の目的、趣旨との整合性及び事業内容の妥当性
② 実施方法の効率性
③ 経費配分の適正性
イ 事業の効果
① 期待される効果 ② 波及効果
ウ 事業実施主体の適格性 ① 実施体制の適格性 ② 知見及び専門性
(5) 審査結果の通知等 審査の結果(事業実施主体候補者として決定されたか否か)については、事業実施主体 候補者が最終決定し次第、速やかに応募者に対して通知する予定です。
この通知は、補助金交付の候補となったことをお知らせするもので、補助金の交付は、
別途、必要な手続を経て、正式に決定されることになります。
6 事業実施手続等
事業実施主体候補者の決定後、事業実施主体候補者は、速やかに事業の実施及び補助金の 交付に必要な手続を行うこととなります。
事業の実施手続については、今後定められる農山漁村6次産業化対策事業実施要綱(以下
「実施要綱」という。)及び農林水産知的財産戦略総合推進事業実施要領(以下「実施要 領」という。)に基づき、事業実施計画書承認申請書を提出して頂きます。この事業実施計 画承認申請書で申請する事業実施計画の様式は、この公示で示す様式1と基本的には同じも のです。生産局内で審査した後、問題がなければ承認通知を発出します。
事業実施計画書の承認後、農山漁村6次産業化対策事業関係補助金交付要綱(以下「交付 要綱」とします。)に基づき補助金交付申請書(採択決定後、補助金の交付を受けるために 提出することとなっている申請書)を提出して頂きます。生産局内で審査した後、問題がな ければ交付決定通知を発出します。
なお、事業実施計画書承認申請書及び補助金交付申請書の内容については、審査過程で修 正して頂くことがあります。
交付決定された事業実施主体については、事業内容・事業実施主体・補助金額を農林水産 省のホームページ等で公表します。
また、事業完了後、交付要綱に基づき、事業実施状況の報告に必要書類を添付し、平成2 3年4月10日までに提出していただくこととします。その後、提出された実績報告書等に ついて生産局において審査し、実際に使用された経費について補助金の額を確定した後、補 助金の額の確定通知書を送付するとともに補助金を支払うこととします。
7 補助金の額、補助率
補助金の額及び補助率は以下のとおりです。
なお、申請のあった金額については、補助対象経費等の精査により減額することもある ほか、補助事業で収益を得る場合には、当該収益分に相当する金額の返還が必要となりま すので御留意下さい。
補助金の額:22,467千円以内、補助率:定額
8 補助対象経費の範囲 (1) 補助対象経費の範囲
補助の対象となる経費は、2に記述した事業の実施に直接必要な別紙の経費であり、
事業の対象として明確に区分できるもので、かつ証拠書類によって金額等が確認できる もののみとします。
応募に当たっては、補助事業期間中における所要額を算出していただきますが、実際 に交付される補助金の額は、事業申請書に記載された事業実施計画等の審査の結果等に 基づき決定されることとなりますので、必ずしも申請額とは一致しません。
また、所要額については千円単位で計上願います。
なお、補助金の支払いは、年度終了後の精算払いとなります。
(2) 申請できない経費
事業の実施に必要な経費であっても、次の経費は申請できないものとします。
ア 建物等施設の建設、不動産取得に関する経費
イ 事業支援者等に支払う経費のうち、労働の対価として労働時間に応じて支払う経費 以外の経費(雇用関係が生じるような月極の給与、退職金、ボーナスその他の各種手 当)
ウ 事業の期間中に発生した事故・災害の処理のための経費 エ 事業終了後も利用可能な汎用性の高い備品の購入経費
オ イベント・シンポジウム・フォーラム等開催経費、パンフレット・ポスター等作成 経費、ホームページ作成等経費、その他広報に関する経費(2に定める事業内容に含 むものを除く。)
カ その他当該事業の実施に関連のない経費
キ 補助対象経費に係る消費税及び地方消費税に係る仕入控除税額(補助対象経費に含 まれる消費税及び地方消費税相当額のうち、消費税法(昭和63年法律第108号)の規 定により仕入れに係る消費税額として控除できる部分の金額及び当該金額に地方税 法(昭和 25 年法律第 226 号)の規定による地方消費税の税率を乗じて得た金額の合 計額に補助率を乗じて得た金額をいう)
ク 支払いが翌年度となる経費(賃金のように前月分の実績を元に、支払いが翌月に発 生する経費を除く。)
9 応募方法等
(1) 提出書類及び部数
応募案件ごとに、事業申請書として、
ア 事業申請書類チェックシート(様式2) 7部(正1部副6部)
イ 事業申請書受付確認用返信はがき(様式3により作成したもの) 1部 ウ 事業実施計画書(様式1により作成したもの(A4判)) 7部(正1部副6部)
エ 事業実施主体の定款、組織図、総会資料等事業実施主体の概要・活動状況が分かる 資料(A4判) 7部(正1部副6部)
を1つの封筒に入れ、"農林水産知的財産戦略総合推進事業申請書在中"と表に朱書き をして提出してください。様式1は本公示に、様式2及び様式3は農林水産省ホームペ ージに示します。
なお、提出書類は返却しません。また、機密保持には十分配慮します。
注意事項は以下のとおりです。
※ 申請書類の提出は、郵送、宅配便(含バイク便)又は持参とします。FAX又は電 子メールによる提出は受け付けません。
※ 申請書類を郵送する場合は、簡易書留・配達記録等を利用し、配達されたことが証 明できる方法によってください。また、消印有効ですが、余裕をもって投函してくだ さい。
※ 提出期間中に到着(又は消印)しなかった申請書類は、いかなる理由があろうとも 無効となります。また、書類に不備等がある場合は、審査対象とはなりませんので、
この公示を熟読のうえ、注意して記入してください。
※ 申請書類の差し替えは固くお断りいたします。
※ 事業申請書はパソコンのワープロソフトを用いて作成し、印字した提出文書を提出 してください。(様式は農林水産省ホームページよりダウンロードできます。)
(2) 提出期間
平成22年3月5日(金)から平成22年3月25日(木)まで(消印有効)
(3) 提出先・問い合わせ先
提出先:〒100-8950 東京都千代田区霞が関1-2-1
農林水産省 生産局 知的財産課 知的財産企画班 あて 問い合わせ先:同上
TEL:03-3502-5525 FAX:03-3502-5301
ただし、問い合わせについては、平日(祝祭日を除く。)の、午前9時30分から午 後5時(正午 から午後1時までを除く。)までとします。
10 その他
本公示に記載なき事項は、公募要領等によるものとします。
以上公示する。
平成22年3月5日
農林水産省生産局長 本川一善
別紙
費目 細目 内容 注意点
備品費 事業を実施するために直接必要 な試験・調査備品の経費 ただし、リース・レンタルを行 うことが困難な場合に限る。
取得単価が50万円以上の 機器及び器具については、見 積書(原則3社以上、該当す る設備備品が1社しか扱っ ていない場合は除く)やカタ ログ等を添付すること。
事業費 会場借料 事業を実施するために直接必要 な会議等を開催する場合の会場 費として支払われる経費
通信運搬費 事業を実施するために直接必要 な郵便代、運送代の経費
・切手は物品受払簿で管理す ること。
借上費 事業を実施するために直接必要 な実験機器、事務機器、ほ場等 の借り上げ経費
印刷製本費 事業を実施するために直接必要 な資料等の印刷費の経費
資料購入費 事業を実施するために直接必要 な図書、参考文献の経費
・新聞、定期刊行物等、広く 一般に定期購読されている ものは除く。
原材料費 事業を実施するために直接必要 な試作品の開発や試験等に必要 な材料の経費
・原材料は物品受払簿で管理 すること。
消耗品費 事業を実施するために直接必要 な以下の経費
・短期間(補助事業実施期間内
)又は一度の使用によって消費 されその効用を失う少額(3万 円未満)な物品の経費
・CD-ROM等の少額(3万円未満
)な記録媒体
・試験等に用いる少額(3万円 未満)な器具等
・消耗品は物品受払簿で管理 すること。
光熱水費 事業を実施するために直接必要 な電気、ガス、水道料金の経費
(ただし、基本料金は除く。)
旅費 委員旅費 事業を実施するために直接必要 な会議の出席または技術指導等 を行うための旅費として、依頼 した専門家に支払う経費
調査旅費 事業を実施するために直接必要 な事業実施主体が行う資料収集
、各種調査、打合せ、成果発表 等の実施に必要な経費
謝金 事業を実施するために直接必要 な資料整理、補助、専門的知識 の提供、資料の収集等について 協力を得た人に対する謝礼に必 要な経費
・謝金の単価の設定根拠とな る資料を添付すること。
・事業実施主体に従事する者 に対する謝金は認めない。
賃金 事業を実施するために直接必要 な業務を目的として本事業を実 施する民間団体が雇用した者に 対して支払う実働に応じた対価
(日給又は時間給)の経費
・雇用通知書等により本事業 にて雇用したことを明らか にすること。
・補助事業従事者別の出勤簿 及び作業日誌を整備するこ と。
委託費 本事業の交付目的たる事業の一 部分(例えば、事業の成果の一 部を構成する調査の実施、取り まとめ等)を他の者(応募団体 が民間企業の場合、自社を含む
。)に委託するために必要な経 費
・委託を行うに当たっては、
第三者に委託することが必 要かつ合理的・効果的な業務 に限り実施できるものとす る。
・補助金の額の50%未満と すること。
・事業そのものまたは、事業 の根幹を成す業務の委託は 認めない。
・民間企業内部で社内発注を 行う場合は、利潤を除外した 実費弁済の経費に限る。
役務費 事業を実施するために直接必要 かつ、それだけでは本事業の成 果とは成り立たない分析、試験
、加工等を専ら行う経費
雑役務費 飲食費 事業を実施するために直接必要 な会議を開催する際の茶菓代の 経費
・会議におけるお茶・コーヒ ー等簡素なものに限り、弁当 は認めない。
手数料 事業を実施するために直接必要 な謝金等の振り込み手数料
印紙代 事業を実施するために直接必要 な委託の契約書に貼付する印紙 の経費
社会保険料 事業を実施するために直接新た に雇用した者に支払う社会保険 料の事業主負担分の経費
通勤費 事業を実施するために直接新た に雇用した者に支払う通勤の経 費