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ICT を通じた社会への貢献 重点活動項目 関連する GRI スタンダード 103-1, ,2 関連する SDGs 方針 考え方 昨今 金融市場においては 企業の環境 社会 といった非財務情報を評価し 運用に活かしていく ESG 投資 が増加しています また 2015 年には国連が 持続

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INDEX

ICTを通じた社会への貢献

033

ICTの利活用を通じて、さまざまな社会的課題の解決に貢献することで、

より豊かで便利な社会を実現していきます。

人と社会の

コミュニケーション

(2)

ICTを通じた社会への貢献

関連するGRIスタンダード 関連するSDGs 103-1,2 203-1,2

重点活動項目

昨今、金融市場においては、企業の環境・社会・ガバナンスといった非財務情報を評価し、運用に活かしていく「ESG投 資」が増加しています。また、2015年には国連が「持続可能な開発目標(SDGs)」を採択し、企業間のグローバルなパー トナーシップやイノベーションによる社会的課題の解決を促すなど、民間セクターの技術やノウハウが持つポテンシャ ルに注目が集まっています。 こうした中、NTTグループは、これまでも事業構造を大きく変革してきましたが、今後は産業競争力の強化や地域課 題の解決に向けて、ブロードバンドと国内外の情報システムを組み合わせたビジネスこそが、NTTグループのさらなる 成長を見出せる新しい事業であると考えています。 例えばAI、IoTといったICT技術とノウハウ、知見を最大限に活かし、一企業の業務効率化や環境負荷の低減にとどま らず、社会全体の生産性向上や地球環境保全、社会的課題の解決につながる新たな価値創造モデルを構築すること は、グループの成長機会であるだけでなく、世界で約28万人の社員を擁し、多くの顧客基盤、取引先を有するグローバ ル企業としての社会的責務であると考えています。 NTTグループは、自らを、お客さまや通信事業者だけでなく、異業種の企業や自治体ともコラボレーションする 「Your Value Partner」と位置づけ、B2B2Xモデルを通じてICTの力を活用した社会への貢献をめざしています。

(3)

NTTグループでは、「B2B2Xビジネスの推進」を成長戦略の柱のひとつとして掲げ、定期的に開催される取締役会に おいて今後の展開について議論を深めており、株主総会にその進捗を報告しています。 NTTグループにとってB2B2Xビジネスを加速させていくことは、デジタル化やIoT、AIといった社会的・技術的な潮 流を活かして、個人や企業に直接サービスを提供する従来型のモデルから、さまざまな分野のサービス提供者のサ ポートを通じてエンドユーザーに付加価値をお届けする新しいモデルへと変革する取り組みです。情報のデジタル化 は、さまざまなデータの取得・処理・流通がネットワークを介して自在に行われることとなり、十分に活用されていなかっ た、いわば眠れる資産やノウハウの有効活用が可能となります。また、IoTの進展はスマートフォンなどの携帯端末だけ でなく、機械、建物やインフラにネットワーク接続されたセンサーやモニターによって、あらゆるものの状態が必要なと きに把握可能となることを意味します。さらに、AI(人工知能)の導入によって集められた膨大なデータを瞬時に処理・分 析できるようになり、サービス提供者の方々による新たな付加価値創造のサポートの可能性を飛躍的に高めます。 現在は、多種多様な企業・団体とのコラボレーションを通じて地域経済の活性化や少子高齢化への対応、訪日観光客 にも使いやすいWi-Fi環境の整備など、「B2B2Xモデル」を拡大するとともに、社会的課題の解決に取り組んでいます。

推進体制

「B2B2X」のビジネスモデル

B

B

黒衣 触媒役

新たな

価値創造

ライフスタイル変革 社会的課題の解決 サービス提供者 (メインプレイヤー) NTT グループ パートナー

X

デジタルトランスフォーメーション ニーズ 新たなニーズ 新 サービス ICTツール AI、エッジコンピューティング等

(4)

主な取り組み

中期経営戦略「新たなステージをめざして 2.0」では、産業競争力の強化や地方創生など、現代社会が抱えるさまざま な課題に対して、他分野の事業者や自治体とのコラボレーションを通じて高付加価値サービスを創造していく「B2B2X ビジネス」を進めています。 例えば、スポーツビジネス分野ではJリーグとの協業をさらに深化させ、NTTグループのICTサービス・資産活用や SNSなどと連動したユーザー参加型イベント施策などを推進しています。ほかにも、ICTが持つ潜在的な能力を最大限 に引き出し、グローバルパートナーと連携し、NTTグループトータルでさまざまな産業のSmart化に取り組んでいま す。 Jリーグと「トップパートナー契約」「オフィシャルテクノロジーパートナー契約」を締結 Jリーグ・クラブチームのファン・サポーターの観戦機会の拡大、スタジアムの稼働率の向上を図るため、NTTグルー プのICTサービスやSNSなどと連動させたファン参加型の観戦体験やアウェイ試合をホームスタジアムでライブ観戦 する大画面パブリックビューイングなどを推進しました。 また、新たなファン層の開拓に向け、NTTグループが持つAR・VRをはじめとする最新技術を活用した新たなエン ターテイメント体験の展開とJリーグ保有の過去映像の利活用推進、デジタルコンテンツとドコモショップとの連携を図 るとともに、Jリーグ・クラブチームのデジタル顧客基盤の強化に取り組みました。 札幌市のスマートシティ化 2016年7月に札幌市ICT活用プラットフォーム検討会へ参画し、観光・交通・雪対策などの幅広い分野において、地域 の課題解決・活性化に向けたスマートシティへの取り組みを推進してきました。2018年1月には官民連携によるオープ ンデータサイト「札幌市ICT活用プラットフォーム【DATA-SMART CITY SAPPORO】」を開設。企業の事業拡大に資す るデータを共有、分析するなど、札幌市や地場企業と一体となって地域の経済振興を進めています。現在では商業事業 者、宿泊事業者、観光施設等、さまざまな業界の多数の事業者が参画しており、順次拡大しています。本取り組みをさら に加速できるよう、経済産業省「産業データ共有促進事業※」と連携し、データ分析の高度化等を推進し、さらなる地域 経済の発展に貢献します。 また、札幌市は世界的にも有名な多雪地域ですが、人口200万人規模の大都市であることから、毎年多額の除排雪 費用を要し、市民生活や物流への影響は約半年にも及びます。こうした状況を踏まえ、除排雪対策【図1】において熟練 除雪オペレーターが保有するノウハウ共有や日報作成等をICTで代替し、大幅な効率化を推進するとともに、交通渋滞 の緩和に向けて札幌市の中心市街地の公道では初となる自動走行【図2】にトライするなど、さまざまな社会的課題の 解決に向けた取り組みを推進しています。

「B2B2X」の展開事例

※ 経済産業省「産業データ共有促進事業」 Connected Industries 重点5分野(①自動走行・モビリティサービス、②バイオ・素材、③スマートライフ、④プラント・インフラ保安、⑤ものづくり・ロボティクス)の協調領域に おいて、複数企業者間でのデータ収集・活用を目的とした経済産業省の平成29年度補正予算事業

(5)

図1:除排雪対策 デジタルサービス

B

センター

B

G

X

B

NTT グループ ① 商業 観光 ② 雪対策 社会インフラ 健康・子育て 文化・芸術 ・人流データ ・SNSデータ ・購買データ ・宿泊データ ・位置情報 ・ヒヤリハット箇所 ・従業員 ・心拍データ等 札幌市 地元流通企業 地元除雪事業者 ・データクレンジング ・複数企業間データ統合 ・データ分析、予測等 ① ・位置情報地図マッピング ・バイタルデータ分析 ② 購買 データ 抽出 POS 免税 システム DATA-SMART CITY SAPPORO デジタルトランスフォーメーション(

DX

除雪作業日報の 作成は手作業 データ マネジメント基盤 ①決済・送客データに基づ くデジタルマーケティン グサービス ②ウェアラブル端末等に よるバイタルセンシング ③熟練技術者のノウハウ シェアリング 政府の政策と連携し、全国の政令指定都市や地域社会経済圏へ拡大

・・・・

サービス提供 新たなニーズ サービスの進化の 継続的 サポート

for 除雪オペレーター for 除雪センター for 市民 除雪オペレーター向け音声 ナビ 除雪従事者の体調管理 除雪車の走行 ルートの可視化 • 除雪作業日報の作成支援 幅員が確保された道路情報の公開 車での通勤前や外出前にスマートフォンや パソコンのブラウザ等で確認 熟達者ノウハウデータ 突起物 段差 … 脈拍データ 車両位置データ ヒヤリハット 地点 要注意地点 札幌市保有の市民の声 活用 リストバンド 段差あり 突起物あり 排雪状況 12時間以内 24時間以内 2日以内 3日以内 5日以内 活用

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横浜市のスマートシティ化 横浜市では、政策立案に向けた的確な現状把握や課題の見極めなどに、積極的にデータを活用し、民間等との連携に よるデータ活用や新たな価値を創造する「オープンイノベーション」に取り組んでいます。横浜市官民データ活用推進 計画の策定および横浜市立大学データサイエンス学部の開設を契機として、官民データ活用に関する産官学の連携・ 協力を強化し、超スマート社会※の実現に向けて包括連携協定を締結しました。 健康・福祉、子育て・教育などさまざまな分野で、データ活用を通じて市民生活をより便利にしていくこと、データを重 視した政策形成の取り組みを通じて市政を効率的・効果的に運営していくことを目的として、取り組み分野の拡充を図 りながら、複雑化・多様化する市民ニーズに応えていきます。 政府の政策と連携し、札幌市、福岡市、横浜市での取り組みを全国の政令指定都市や社会・経済圏へ拡大し、地域と 一体となって地域が抱えるさまざまな課題の解決や地域の活性化に向けて取り組んでいきます。 ※ 「超スマート社会」 国の第5期科学技術基本計画(平成28年1月閣議決定)に規定する、必要なもの・サービスを、必要な人に、必要な時に、必要なだけ提供し、社会の様々なニーズにきめ細かに対 応でき、あらゆる人が質の高いサービスを受けられ、年齢、性別、地域、言語といった様々な違いを乗り越え、活き活きと快適に暮らすことのできる社会 図2:自動走行 札幌市役所 赤レンガ テラス 札幌駅前通地下歩行空間 (No Maps Trade Show 2017) 北海道庁 発着地点 大通公園 北海道庁旧本庁舎 (赤レンガ庁舎) ラスベガス市のスマートシティ化 近年、都市部での犯罪や災害などが増加する中、多くの人が集まる市街地やイベント会場等において、群衆の動き、 交通状況、緊急事態の発生等を把握し、市民の安全を守ることは、自治体や警察、消防等の関係当局にとってますます 重要になっています。とくに、関係当局における初期対応時間の短縮を実現するためには、複数センサーの配置による 迅速な状況把握に加え、事件性の高いインシデントを事前に予測・分析することが、公共安全ソリューションに求められ ています。 そこで、NTTグループ(NTT、NTTデータ、NTTコミュニケーションズ、Dimension Data)はデルテクノロジーズと 共に、ラスベガス市の協力のもと、相互の知見を活かし、関係当局や市民のニーズを踏まえた公共安全ソリューション の実現をめざします。 今回のラスベガス市で実証する公共安全ソリューションには3つの特徴があります。 1つ目は「迅速な事件・事故対応(リアクティブ)」です。監視カメラなどのセンサー情報を、監視区域近隣のマイクロ データセンター(エッジ)で分析し、事件・事故を迅速に検知し、警官や消防車の派遣、一斉アナウンスなど素早い対応を 実現します。

(7)

2つ目は「予測対応(プロアクティブ)」です。トレンド分析とさまざまなソースのセンサー情報を活用し、混雑や逆走、 事件性の高い事象などをAIが予測し、事件・事故が起こる前の対応を可能にします。 3つ目は「迅速で効率的なICTリソースの配備」です。NTTのオーケストレータ技術とデルテクノロジーズの仮想化技 術などを組み合わせた「コグニティブ・ファウンデーション」という仕組みによって、ユーザーの既存のICTリソースも含 めて、構築・設定と管理・運用を一元的に行うことができます。 デルテクノロジーズの豊富な製品群とNTT研究所のAI技術やオーケストレータ技術、NTTデータやDimension Dataのインテグレーション力、NTTコミュニケーションズのデータセンターを組み合わせ、一元的なサービスをお客さ まに提供することが可能です。最新のAIとIoT、ICTリソースの総合マネジメント技術を活用した公共安全ソリューショ ンを通じて、デジタルソサエティ時代にふさわしい社会の創造に貢献します。 NTTグループは、デルテクノロジーズと共に共同実証実験後の2018年冬をめどに、米国を含む世界の都市向けに 本ソリューションの商用展開を開始する予定です。また、今後はコグニティブ・ファウンデーションを大きな強みに、農業 や工場、コネクテッドカーなどさまざまなIoT分野でグローバルにB2B2Xビジネスを拡大させていく予定です。 ラスベガス(ダウンタウンエリア)に複数センサーを設置し実証実験を実施 群衆人数監視 車両の逆走監視 事件性の高いインシデントの監視 ラスベガス ラス・ベガス パラダイス マッカラン 国際空港

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公共エリアにおける安全な環境づくりを最先端技術で実現 1 迅速な事件・事故対応(リアクティブ) 監視区域近隣のマイクロデータセンターにおけるエッジ分析により、事件・事故の迅速な検知と対応(リアクティブ)を実現 2 予測対応(プロアクティブ) トレンド分析とマルチソースのセンサー情報を活用し、高度な予測と対応(プロアクティブ)を実現 3 迅速で効率的なICTリソースの配備 マルチレイヤかつエンドエンドのICTリソースを動的かつ迅速に遠隔管理することにより、迅速で効率的なICTリソースの配備を実現 ラスベガス市における公共ソリューションの実現 • NW帯域設定 • PaaS、IaaS、配備・設定 • センサー設定、等 Analysis (Core) トレンド分析 による予測 エッジにおける 認識、検知 Recognition (Edge) メタデータ のみ転送 (NWコストの 削減) オーケスト レータ (NS研) コグニティブ・ファウンデーション ICTリソース (Dell関連製品) ICTリソース (Dell関連製品) ICTリソース (Dell関連製品) NTTの データセンター (クラウド) お客さまの データセンター (コア) マイクロ データセンター (エッジ) センサー (Video/Audio) 市街地、イベント会場 ア プ リ NW/PaaS/IaaS

N

T

T

City

3 迅速で効率的なICTリソースの配備 署員によるアクション 1 事件・事故対応 ■ 警官の派遣 ■ 消防車の派遣 ■ 一斉同報、アナウンス 2 予測対応 ■ 警官の派遣 ■ 消防車の派遣 2 プロアクティブ・レポート ■ 群衆混雑予測 ■ 逆走予測 ■ 事件性の高い事象予測 オーソリティによる判断 1 リアクティブ・レポート ■ 群衆人数(場所) ■ 逆走(車両 ナンバー) ■ 異音等(場所) 先進分析機能

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ICTアクセスの向上

関連するGRIスタンダード 関連するSDGs 103-1,2 203-1,2

重点活動項目

NTTグループは、全国どの世帯でも公平で安定的に利用できるものとして、加入電話、公衆電話、緊急通報等の電話 サービスを提供しています。国内における、固定アクセス網の光化は全国平均で90%以上に達しており、モバイルアク セス網においてもドコモが提供するLTEサービスの人口カバー率が99%に達するなど、私たちNTTグループは、電気 通信事業者としての責任を果たしてきました。 一方で、山間部や島嶼部などアクセス網の整備にコストが掛かる地域のICTアクセスの向上や、障がいのある方でも 利用しやすいサービスの提供、あるいは近年増加し続けている外国人観光客が利用できるWi-Fi環境の充実など、ICT アクセス網に関する新たな課題も生まれています。

NTTグループは、お客さまに選ばれ続ける「Your Value Partner」として、誰もが容易に利用できるICTアクセス環 境の実現に貢献しています。具体的には、NTT東西の光回線卸サービスやNTTドコモにおけるMVNOサービスの提 供を通じ、ほかの事業者と連携して多様な料金体系やサービスバリエーションを提供。お客さまのニーズに合ったICT アクセスサービスをご利用いただけるよう推進しています。 CSR重点活動項目では「多様なICTサービスをグローバルに提供する体制の強化」と「高齢者や障がい者など幅広い 方が利用できるICTサービスの提供」を二大目標として掲げており、「サービス提供国の拡大」や「ユニバーサルデザイ ンサービス提供件数の拡大」を図っています。その他、「教育施設への専用回線の特別割引」「携帯電話の障がい者向け 割引の導入」「都市部や観光地におけるWi-Fiスポットの増加」など、積極的な取り組みによってICTアクセスの向上に努 めています。

方針・考え方

推進体制

(10)

グローバルビジネスの拡大を進めるNTTグループ は、M&Aによるグローバル・クラウドサービスのライン ナップの充実とICTアクセスの改善を着実に進めていま す。世界中のお客さまのさまざまなニーズにワンストッ プでお応えするため、クラウドサービスに関連するICTイ ンフラからアプリケーションまでの幅広い分野でのサー ビス提供力の向上、お客さまがクラウドに移行する際の コンサルティングからシステム構築・保守に至るまでの 対応力の向上、そしてグローバル規模のサービス提供 力の充実を図っています。 NTTグループは、有線の高速・大容量のインターネットアクセス回線として、2001年8月より回線の光化を推進して きました。光回線については、IP電話サービス、映像配信サービスなど利用の場を広げながら、NTT東日本・NTT西日 本において、光アクセスサービスなどをさまざまな事業者に卸提供する「光コラボレーションモデル」によるB2B2Xビ ジネスの展開などの取り組みを行い、新たな価値創造によるICT市場の活性化、多様な業種の事業者とのコラボレー ションによるICTサービスの充実に努めています。 また携帯電話やタブレットの普及にともなってニーズが高まり続けているWi-Fi環境の整備では、NTTドコモのLTE サービスの人口カバー率が99%に達しているほか、ドコモだけではなくNTT東西を含めたグループ全体で新たな Wi-Fiスポットの構築・運用を進めています。とくに近年の外国人観光客の増加に対応するため、官民連携によるWi-Fi スポット整備を加速させています。

世界各地でのICTアクセスの改善

アクセス網の光化やWi-Fi環境の充実

主な取り組み

156 169

195.1

2016 2015 2017(年度) 0 100 150 50 200 250 (億ドル) グローバルサービス売上高 LTE人口カバー率 光アクセスサービス契約数 99 99

99

2016 2015 2017(年度) (%) 0 60 40 20 80 100 約1,926 約2,005

約2,053

2016 2015 2017(年度) 0 1,000 1,500 500 2,000 2,500 (万件)

(11)

※1 JIS X 8341-3:2016は、日本工業規格「高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器、ソフトウェア及びサービス-第3部:ウェブコンテンツ」です。 ※2 準拠とは、情報通信アクセス協議会ウェブアクセシビリティ基盤委員会「ウェブコンテンツのJIS X 8341-3:2016 対応度表記ガイドライン 2016年3月版(2016年3月22日 公開)」で定められた表記によります。アクセシビリティポリシーを策定・公開し、JIS X 8341-3:2016に基づく試験を実施して、達成基準を全て満たすことを確認したことを表 します。 NTTグループは、高齢者や障がい者の方々を含む幅広いお客さまにWebサイトをご利用いただけるよう、アクセシ ビリティの確保と向上に取り組んでいます。 2014年3月に、「NTTグループウェブアクセシビリティポリシー」を制定し、日本国内に本社機能を持つNTTグルー プ各社の公式サイトについて、JIS X 8341-3:2016※1にしたがって方針を定め、レベルAAに「準拠※2」することを目標 とします。

NTTグループウェブアクセシビリティポリシーの制定

NTTグループの「ウェブアクセシビリティ」の取り組みについて WEB http://www.ntt.co.jp/apolicy/ ※ 高齢者や子ども、障がいのある方、言語の壁がある訪日外国人の方なども利用す ることができる製品・サービス(トライアルや機能拡充も含む) NTTグループでは、年齢、性別、身体的な機能の違い に関係なく、全てのお客さまにとって利用しやすい製品 やサービスを実現する「ユニバーサルデザイン」の普及 に取り組んでいます。 2017年度のユニバーサルデザイン対応製品・サービス (一例) ● ホームコミュニケーションデバイス「petoco(ペトコ)」 留守番電話サービスを進化させた新機能「みえる留守電」 病室の既設テレビを利用した「ベッドサイド端末サービス」 ICT活用・自治体連携による進化した「次世代型駐車場」の広島県内への設置

ユニバーサルデザイン

に向けた取り組み

12 11

14

2016 2015 2017(年度) (件) 0 10 5 15 ユニバーサルデザイン製品・サービス提供件数 NTT東日本・NTT西日本では、学校教育におけるインターネット環境の普及・拡大に向けて、2001年1月よりイン 高齢者、障がい者など、さまざまな方がICTサービスをご利用いただけるよう、各種割引サービスを展開しています。

ご利用しやすいサービス体系

教育施設への専用回線の特別割引(NTT東日本・NTT西日本)

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お客さま満足の追求

関連するGRIスタンダード 関連するSDGs 102-33 103-1,2

重点活動項目

NTTグループは、グループ各社において、一般消費者向けの製品・サービスから法人事業者向けのサービスまで、さ まざまなお客さまに幅広い製品・サービスを提供しています。 NTTグループのビジネスフィールドである通信・ICTの世界は、活発なイノベーションが展開され、新しい製品やサー ビスが生まれ続けています。スマートフォンやタブレットなどモバイル機器は日々進化し、NTTグループのネットワーク を活用した新たなサービスも続々と誕生しています。一方で、技術やサービスの進化にともない、それを利用するため に必要な情報量も増加し、機器の不具合や各種料金・サービスの不明点などお客さまからのさまざまなご確認やお問 い合わせ、ご意見・ご要望をいただく機会も増えています。 NTTグループは、サービスを利用されるお客さまの疑問や不安を解消し、全てのお客さまの満足度を高いレベルで 維持することが、お客さまとの間に信頼関係を育み、新たなお客さまの獲得にもつながると考えています。 NTTグループ各社は、アンケート調査やお客さま相談室などに寄せられるご意見やご要望などの「声」をもとに、業務 の改善および製品・サービスの改善・開発につなげていく仕組みを構築し、お客さまの声に寄り添ったサービスの開発 と提供を推進しています。具体的には「お客さま満足度調査」「お客さまの声を活かした改善件数」「コールセンターの応 答率」等をKPIとして、毎年前年度以上の実績を上げることを目標に継続的に向上できるよう好循環を図っています。 NTTグループは、今後もグループ各社が自らの事業内容に合わせて、お客さまの求めるサービス品質や現場対応力 など、お客さまの満足を継続的に高めていく独自の取り組みを進めていきます。

方針・考え方

推進体制

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NTTグループでは、各コールセンターや窓口でいた だいたお客さまからのご意見・ご要望(「声」)をもとに業 務改善や、製品・サービスの改善・開発につなげていく仕 組みをグループ各社で構築し、活動を推進しています。 例えばNTTコミュニケーションズでは、年1回のアン ケート調査だけでなく、お申し込み時や各種サポートの ご利用時など、さまざまなお客さまとの接点を通じてお 客さまの声を収集し、サービスの充実や事業プロセスの 改善につなげる取り組みを強化しています。 グループ各社の取り組み詳細は、各社のWebサイトやCSR報告書などをご参照ください。 NTTグループ各社では、お客さまからの製品・サービ スに関するお問い合わせや、故障の受け付け、苦情など に応対するコールセンターをそれぞれ設けています。 NTTグループの主要なコールセンターにおいては、 毎日平均18万件以上のお電話をいただいており、お客 さまをお待たせすることなく応答することを心がけてい ます。また、それぞれのコールセンターでは応答率向上、 応対・サポートの品質向上に向け、独自の目標を定める とともに、電話応対コンクールや応対スキルの向上に向 けた研修を実施するなど、さまざまな取り組みを実施しています。

主な取り組み

お客さま相談窓口

お客さまの「声」の反映

558 446

496

2016 2015 2017(年度) 0 400 200 600 (件) 約73.3 約80.9

約88.6

2016 2015 2017(年度) (%) 0 60 40 20 80 100 お客さまの声を活かした改善件数 コールセンターの応答率 NTT東日本「スマイル活動」 WEB http://www.ntt-east.co.jp/smile/ NTT西日本「ウィズ カスタマー活動」 WEB http://www.ntt-west.co.jp/withc/ NTTコミュニケーションズ「お客さまによりご満足いただくために」 WEB https://www.ntt.com/about-us/cs/cs.html NTTドコモ WEB https://www.nttdocomo.co.jp/support/cs/case/index.html

(14)

会社名 取り組み内容 NTT東日本 ・災害用伝言板(web171)の利用画面において、外国人の方が利用しやすいよう、言語選択表示を改善しました NTT西日本 ・「フレッツ・光プレミアム」から「フレッツ 光ネクスト」へサービスを切り替える際の設定方法を動画で公開し、わかりやすく設定していただけるようにしました NTTドコモ ・シンプルプランを、おひとりでご利用のお客さま向けの「ウルトラパック」に適用拡大しました・ケータイデータ復旧サービスにおいて、機能拡充専用アプリを通じて復旧データを受け取ることがで きるようになりました NTTコミュニケーションズ ・OCN モバイル ONEアプリの内容が見やすくなりました 2017年度の改善事例 NTTグループ各社は、外部調査機関が実施する顧客満足度調査において、高い評価をいただいています。今後も、よ り一層お客さまにご満足いただける商品・サービスの向上に務めています。

お客さま満足度調査

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NTTグループは、中期経営戦略「新たなステージをめざして 2.0」のもと、設備利用効率の向上と高効率な事業運営 の確立に取り組んでおり、2017年度までに、設備利用効率の向上として、国内ネットワーク事業の設備投資額を2014 年度比2,000億円以上削減、高効率な事業運営の確立として、固定/移動アクセス系の事業運営コストを8,000億円 以上削減することを目標としてきました。設備投資の効率化については調達コストの削減とICTシステムの高度化・効 率化を、事業運営コスト削減についてはサービス向上をテーマに見直し、その結果、高効率な業務運営が確立され、当 初の目標を達成しました。 2014 2012 2015 2016 2017 (実績) (目標)2017 (年度) (億円) 19,100 14,000 17,000 16,100 13,000 12,600 12,000 11,931 ▲2,049

2,000

億円以上 設 備 投 資 額( 連 結 ) 目 標 達 成 ( 国 内 ネ ッ ト ワ ー ク 事 業 ) 設 備 投 資 額 ■Capex to Salesの改善 ■国内ネットワーク事業の効率化 設備投資の効率化 事業運営コスト削減 ※1 不動産関連を除く  ※2 NTTコミュニケーションズのデータセンターなどを除く 2015 2016 (実績)2017 (目標)(年度)2017 (億円) ▲4,140 ▲6,540 ▲8,560 ▲6,000 億円以上 ▲8,000 億円以上 目 標 達 成 見直し コ ス ト 削 減 ※ 「 2.0」発 表 時 ( 2 0 1 5 年 5 月 )

設備利用効率の向上と高効率な事業運営の確立

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イノベーションの創出  

関連するGRIスタンダード 関連するSDGs 103-1,2

重点活動項目

世界を先導するICT企業であるNTTグループにおいて、R&Dは新しい技術の研究開発に取り組み、多様な領域で新 たな価値創造の源泉となるとともに、NTTグループの各事業会社と共に、お客さまのデジタルトランスフォーメーショ ンや、一人ひとりに応じたライフスタイルの変革を支援していく役割を担っています。また、生産性の向上、安全・防災な どさまざまな問題を克服し、その結果として産業競争力の強化、社会的課題の解決をめざしています。ICTはさまざま な分野で活用されるため、NTTグループだけではなく、多分野にわたる産業界の方々とパートナリングを行い、課題解 決に取り組んでいます。 NTTグループの研究開発は、NTTが有する3つの総合研究所においてサービスやネットワークに関する基礎・要素技 術など、電気通信分野の基盤となる技術に関する基盤的研究開発を行い、グループ会社では、各社の事業に密着した 応用的研究開発を行っています。現在は、グループ全体で約5,500人の体制を擁し、研究開発費は年間約2,100億円 にのぼります。 また、マーケティングやビジネスプランの策定、アライアンス形成などを行い、NTT研究所で開発した成果を早期に グループのビジネス展開につなげる「総合プロデュース活動」を進めています。この「総合プロデュース活動」では、 NTTの研究開発が持つ幅広い基盤技術を社外の技術と組み合わせながらタイムリーな形で事業化していくため、グ ループ各社はもちろん多彩な企業とのコラボレーションから新たなサービスを創造しています。 将来にわたってイノベーションがNTTグループの重要な成長ドライバーであり続けるために、多くの特許出願や対 外論文の発表を行うなど、社会的課題を解決するイノベーションを推進することで持続可能な社会の実現に貢献する ことをめざします。 NTTの研究開発は、世界をリードする技術を生み出し、社会や産業、学術の発展に寄与していくという理念のもと、 「サービスイノベーション総合研究所」「情報ネットワーク総合研究所」「先端技術総合研究所」の3つの総合研究所にて、 約2,500人の研究者が基礎研究からグループ各社のビジネス展開を支える研究開発まで幅広くかつ多様な研究に取 り組んでいます。

方針・考え方

推進体制

(17)

サービスエボリューション 研究所 メディアインテリジェンス 研究所 代 表 取 締 役 社 長 先進的なブロードバンド・ユビキタスサービス/技術の創出と、サービ ス提供プラットフォーム構成技術の研究開発など ブロードバンド・ユビキタスサービスの基盤となる各種メディア処理の 要素技術の研究とエンジン開発など ソフトウェア イノベーションセンタ オープンソースの基盤開発を中心としたオープンイノベーションの推進、NTT事業と連携したサービス開発、および研究開発など セキュアプラットフォーム 研究所 安心・安全な社会実現に貢献するための暗号・セキュリティ技術に関する研究開発など 未来ねっと研究所 デバイス イノベーションセンタ 革新的通信方式に基づくネットワークシステム構成、新たな付加価値 を生む通信サービス方式の研究開発など 次世代情報通信分野および新ICTビジネス分野を開拓するデバイス、 サブシステムの研究開発、および、オープンイノベーション推進など コミュニケーション 科学基礎研究所 情報通信に変革をもたらす情報科学と人間科学の新概念・新技術の創出など 物性科学基礎研究所 速度・容量・サイズなどネットワーク技術の壁を越える新原理・新コンセプトの創出など ネットワーク基盤技術 研究所 ネットワークサービス システム研究所 ネットワークアーキテクチャ・トラヒック・品質の研究開発、および、コンバー ジェンス・ネットワーク/サービスの実現に向けた基盤技術の研究開発など ネットワークサービス、および、それらを実現する次世代情報ネットワー ク基盤の研究開発など アクセスサービス システム研究所 次世代情報ネットワーク基盤における新たなアクセスサービスの創出、および、それを支えるアクセスシステム・ネットワークの研究開発など 先端集積デバイス 研究所 光と電子の融合により新たな価値創造をもたらす先端的なデバイス・材料の研究開発など 先端技術総合研究所 10年後を見据えた最先端の 基礎技術の研究開発 情報ネットワーク 総合研究所 コミュニケーション ネットワークを実現する 基盤技術の研究開発 サービスイノベーション 総合研究所 新たなコミュニケーション サービスの研究開発 研究所組織図

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Ambient-AI

人間・モノ・環境を読み解き、 瞬時に予測・制御

Network-AI

複数のAIがつながり 社会システム全体を最適化

Agent-AI

人間の発する情報を捉え、 意図・感情を理解

Heart-Touching-AI

心と身体を読み解き、 深層心理・知性・本能を理解 NTTの研究開発は中期経営戦略「新たなステージをめざして 2.0」に基づき、さまざまな研究開発に取り組んできま した。その中でも、新たなビジネスモデル「B2B2Xモデル」への転換に向け、分野が異なるさまざまな業界の皆さまの 持つ強みと研究所が持つコア技術とのコラボレーションを行い、高付加価値サービスの創出を加速させています。 例えば、NTTは松竹(株)と共に最新ICTを駆使した新しい歌舞伎体験の取り組みを進めており、2018年3月には東 日本大震災からの復興を祈願して福島県福島市で「歌舞伎シアター バーチャル座 in 福島」を開催しました。当日は、 NTT研究所のイマーシブテレプレゼンス技術「Kirari!」を活用し、2016年5月に米国ラスベガスで公演された 「KABUKI LION 獅子王」を、離れた場所でも、あたかも歌舞伎俳優が目の前で演じているかのような臨場感あふれる 映像を県民の皆さまにご鑑賞いただきました。 NTTグループがめざすAI(人工知能)では、人の知性・思考そのものの模倣ではなく、活動の一部を代替・支援し人と 共存・共創することにより、豊かな社会の実現をめざしています。NTT研究所にて長年培ったAIを活用した取り組みの 総称である「corevo®」は、さまざまなパートナーとのコラボレーションを加速させるNTTグループの統一ブランドで す。NTTグループ各社は「corevo®」を横断的に活用することでコラボレーションパートナーや自治体の皆さまと共に 新たな価値の創出をめざします。 IoTでは、いかにデータ・情報を「集める」かが重要です。NTTグループでは従来、物と物の通信において有線/無線 のあらゆる技術を最適に用い、お客さまのさまざまな機器(例:メーター、監視端末、自販機、警備装置など)の通信ニー ズに応えてきた実績と経験を活かし、IoT時代のネットワーク技術・ソリューションを提供しています。 とくに、IoTでは従来用いられてきた機器の種類と数は桁違いに拡大することが確実であり、「集める」対象となる データ・情報もテキスト・数値データから画像・音声・動画とさまざまです。 それらの通信要件を満たす、最適に管理・運用されたIoTネットワークをお客さまに提供するには、単に回線提供にと どまらずIoTのネットワーク全体を管理する技術や、データの分散処理技術、セキュリティなど、多岐にわたるIoT技術を インテグレートする必要があります。そうした課題に対し、NTTグループは豊富な技術と実績を有しており、IoTに取り 組むお客さまに培ったノウハウと体制でサポートしていきたいと考えています。

主な取り組み

研究開発におけるコラボレーション

AI技術によるコラボレーション

(19)

NTTは、2020年に向けた取り組みとして安心・安全・快適な通信サービスの提供に貢献することはもちろん、国内外 からのゲストの皆さまに、これまでにない最高のおもてなしの実現に貢献することが求められます。具体的には、あたか もその場にいるかのような高臨場感をリアルタイムに世界に配信することで、世界中で感動が共有できる技術や訪日 外国人などの状況や意図を理解し、能動的に働きかけるサービスの実現に向けた研究開発などに取り組んでいます。 NTTは、設立以来、情報通信業界のリーディングカンパニーとして最先端の技術開発を推進しており、膨大な数の特 許を保有しています。2017年度末現在で、国内特許の保有件数は約13,900件、外国特許は約3,300件です。 これらのNTTが保有する技術を、皆さまにご利用いただき、電気通信市場のみならず、さまざまな市場の活性化に役 立てるよう、広くライセンスを行っています。また、標準化活動の取り組みのひとつとして、各種特許プールを介して標 準規格に関する特許を多くの企業にライセンスすることで、技術の普及を効率的に進めています。 なお、ライセンス方針および手続きとともにR&D活動の詳細内容や技術ライセンスを公開しています。

R&Dアクティビティ WEB http://www.ntt.co.jp/RD/active/index.html

技術ライセンスサイト WEB http://www.ntt.co.jp/ntt-tec/index.html ライセンス方針および手続き WEB http://www.ntt.co.jp/ntt-tec/procedure/index.html NTTでは、革新的で快適なICTサービスの実現に貢献するため、全世界のOSSコミュニティと連携したオープンイノ ベーションやNTTグループのR&D機能を活かし、OSSを中核とする安定して利用できるソフトウェア開発とそのサポー トサービスをNTTグループに提供しています。 具体的には、ICTシステムのライフサイクルにわたるTCO削減への貢献や革新的ICTサービス創生・ソリューション 拡大への貢献、さらにはグローバルなオープンイノベーション市場で活躍できる人材の育成に取り組んでいます。

オープンソースソフトウェア(OSS)の活用と参画

2020年に向けた取り組み

研究開発成果の外部への活用

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NTTはクラリベイト・アナリティクス※(本社:米国フィラデルフィア)が世界の革新的企業100社を選出する「Top100 グローバル・イノベーター」を2011年度から7年連続で受賞しています。 この賞は、クラリベイト・アナリティクスが独自に特許の「数量」「成功率(特許庁に出願したものが特許と認められる割 合)」「グローバル性」「影響力」の4つの指標を評価した上で、「革新的であること、知的財産権保護の遵守に努めている こと、また、世界に影響を及ぼすような発明をもたらした企業」として世界中から選んだ100社に与えられるもので、 NTTグループの研究開発の先進性と、それによって生み出された発明・成果の価値がグローバルに認められたものと 考えています。 ※ トムソン・ロイター社のIP&Science事業がオネックス・コーポレーションとベアリング・プライベート・エクイティ・アジアに売却され、クラリベイト・アナリティクス社が発足しました。

外部からの評価・技術表彰

広範な情報通信の技術分野を網羅する研究開発活動を背景に、ITUやISOをはじめ、近年活発化しているフォーラム など各種標準化関連団体の標準化活動に積極的に参画し、NTTの企業活動の一翼を担うとともに、世界の情報通信の 秩序ある発展をめざしています。 NTT研究所の研究開発成果は国内外の専門家会議や専門学術誌において活発に発表されています。 近年では事業のグローバル化にともなって、グローバルな特許網の構築に注力しています。

標準化活動

対外論文発表

特許

2017年度の研究開発に関する活動実績

約2,250 約2,330

約2,220

2016 2017(年度) (件) 2015 0 1,000 2,000 3,000 国内 外国 約1,720 約1,700

約1,670

2016 2017(年度) (件) 2015 0 1,000 500 1,500 2,000 2,780 2,920

2,890

2016 2017(年度) (人日) 2015 0 1,000 2,000 3,000 特許出願件数 対外論文発表件数 国際標準化会合参加人日

参照

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