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「生物」シラバス 科目:生物

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「生物」シラバス

科目:生物 単位:4 学年:2 学年 使用教科書:改訂版 生物(104 数研 生物/310)

副教材等:セミナー生物基礎+生物(第一学習者),沖縄県高等学校生物資料集(沖縄県生物教育研究会)

スクエア最新図説生物(第一学習社)

学習の到達目標

生物や生物現象に対する探究心を高め,目的意識をもって観察,実験などを行い,生物学的に探究する能力と態度を育てるととも に,生物学の基本的な概念や原理・法則の理解を深め,科学的な自然観を育成する。

1)生命現象を支える物質の働きについて観察,実験などを通して探究し,タンパク質や核酸などの物質の働きを理解させ,生命現 象を分子レベルでとらえさせる。

2)生物の生殖や発生について観察,実験などを通して探究し,動物と植物の配偶子形成から形態形成までの仕組みを理解させる。

3)環境の変化に生物が反応していることについて観察,実験などを通して探究し,生物個体が外界の変化を感知し,それに反応す る仕組みを理解させる。

4)生物の個体群と群集及び生態系について観察,実験などを通して探究し,それらの構造や変化の仕組みを理解させ,生態系の バランスや生物多様性の重要性について認識させる。

5)生物の進化の過程とその仕組み及び生物の系統について,観察,実験などを通して探究し,生物界の多様性と系統を理解さ せ,進化についての考え方を身に付けさせる。

評価の観点・評価規準

関心・意欲・態度 自然の事物・現象に関心や探究心をもち,意欲的にそれらを探究しようとするとともに,科学的態度を身 に付けている。

思考・判断・表現 自然の事物・現象の中に問題を見いだし,探究する過程を通して,事象を科学的に考察し,導き出した考 えを的確に表現している。

観察・実験の技能 観察,実験を行い,基本操作を修得するとともに,それらの過程や結果を的確に記録,整理し,自然の事 物・現象を科学的に探究する技能を身に付けている。

知識・理解 自然の事物・現象について,基本的な概念や原理・法則を理解し,知識を身に付けている。

授業計画

月 編 章 指導目標

関心・意欲・態度 思考・判断・表現 観察・実験の技能 知識・理解 上段:評価の内容

下段:評価の方法

4 序章

生物基礎で学んだ内容を ふまえて「生物」でどの ようなことを学ぶのか把 握させる。

「生物」でこれから どのようなことを学 ぶのか,知ろうとす る。

生物基礎で学んだ学 習内容とこれから学 んでいく内容を関連 付けて考える。

1

1

まず,細胞 を構成する 物質につい て学習す る。特に,

タンパク質 について は,基本的 な構造を学 習したうえ で,酵素な ど,その立 体構造と生 命活動にお いて果たす はたらきと の関連を理 解させる。

第 1 節 生体を構成 する物質

生物を構成する物質 や元素について知ろ うとする。

元素,物質,細胞小 器官,細胞という構 造上の階層性をもっ て生物を理解する。

生体を構成する主 要な元素,有機 物,無機物につい て理解する。

生体を構成する元素 から個体までの階層 性をとらえようとし ているか。

生体での元素と物質 の関係,水の重要性 を説明できるか。

整理の問題「1 生 体を構成する物 質」の①~③に答 えることができる か。主な元素,有 機物の役割につい て説明することが できるか。

第 2 節 タンパク質 の構造と性

タンパク質がもつ生 体での重要な機能を 知ろうとする。

アミノ酸どうしのペ プチド結合からタン パク質分子の高次構 造までの関係性を理 解する。

タンパク質を加熱す る実験などによって タンパク質の性質を 確認する。

アミノ酸の基本構 造,タンパク質の 分子構造について 理解する。

(2)

次に,細胞 小器官な ど,細胞の 内部構造と そのはたら きについて 学習する。

生体膜や細 胞骨格につ いては,そ の構造や機 能を学習す る。これら の学習を通 じて,細胞 活動におい てさまざま なタンパク 質がさまざ まな生命現 象を支えて いることを 理解させ る。

構成単位となるアミ ノ酸とタンパク質の 関係を理解しようと しているか。

タンパク質分子の立 体構造が,アミノ酸 配列にもとづくもの であること,タンパ ク質の機能にかかわ ることを説明できる か。

熱などによってタン パク質が変性するこ とを,実験を通して 理解できるか。

整理の問題「2 タ ンパク質の構造と 性質」の①~④に 答えることができ るか。アミノ酸の 基本構造や,タン パク質の分子構造 について説明でき るか。

第 3 節 酵素のはた らき

生体内で起こるさま ざまな化学反応が酵 素のはたらきによっ て調節されることを 知ろうとする。

酵素の機能がタンパ ク質の分子の特徴に もとづくものである ことを理解する。

観察&実験「カタラ ーゼの性質」を行 い,カタラーゼの特 徴を無機触媒の酸化 マンガン(Ⅳ)と比較 して,把握する。

酵素の特性,機能 の調節機構につい て理解する。

酵素のはたらきの特 徴を理解しようとし ているか。

タンパク質分子の立 体構造にもとづい て,酵素の機能や特 性を説明できるか。

酵素反応について実 験条件を均一にして 比較し,データをと り,それを考察でき るか。

整理の問題「3 酵 素のはたらき」の

①~⑤に答えるこ とができるか。ま た,酵素の基質特 異性,最適温度,

最適 pH 等につい て説明できるか。

第 4 節 細胞の構造

生物の構成単位とし ての細胞を知ろうと する。

原核細胞と真核細胞 の違い,真核細胞に おける細胞小器官の はたらきの関連性を 理解する。

多様な細胞の観察を 行う。

原核細胞と真核細 胞の違い,真核細 胞の構造について 理解する。

5

細胞の基本構造を,

働きとともに理解し ようとしているか。

原核細胞と真核細胞 の違い,真核細胞に おける細胞小器官の 個々の働きの関連性 を説明できるか。

観察に適したプレパ ラートを作成し,観 察によって細胞を把 握できるか。

整理の問題「4 細 胞の構造とはたら き」の①~③に答 えることができる か。

第 5 節 物質輸送と タンパク質

物質輸送におけるタ ンパク質の重要性を 知ろうとする。

物質輸送にかかわる 細胞の機能とそこで はたらくタンパク質の 特徴を説明できる。

観察&実験「細胞の 運動の観察」を行い,

生きている細胞のプ レパラートを作成し て,細胞内の動きを 観察し,そのしくみを 考察する。

生体膜を介した物 質輸送や,細胞内 での小胞の輸送に かかわるタンパク質 の特徴とはたらきを 理解する。

輸送タンパク質のは たらきや小胞輸送に ついて,理解しようと しているか。

物質輸送にかかわる タンパク質の特異性と 生体における重要な 機能について説明で きるか。

細胞内の動きを観察 できるプレパラートを 作成させる。顕微鏡 の設定を調節して観 察し,現象を把握でき ているか。

整理の問題「5 物 質輸送とタンパク 質」の①~④に答え ることができるか。

第 6 節 情報伝達・

認識とタン パク質

細胞間の情報伝達・

認識におけるタンパク 質の重要性を知ろうと する。

細胞間の情報伝達・

認識にかかわる細胞 の機能とそこではたら くタンパク質の特徴を 説明できる。

細胞どうしの情報伝 達について,そのし くみと情報伝達物質 や受容体などのタン パク質のはたらきを 理解する。

細胞間の情報伝達・

認識にはたらくタンパ ク質の生命活動にお ける重要性につい て,理解しようとしてい るか。

細胞間の情報伝達・

認識にかかわるタン パク質の特異性と生 体における重要な機 能について説明でき るか。

整理の問題「6 情 報伝達・認識とタ ンパク質」の①~

④に答えることが できるか。また,

膜タンパク質,細 胞結合タンパク 質,細胞骨格等の 特徴とはたらきを 説明できるか。

(3)

探究活動 1 温度や pH と唾液アミ ラーゼの反 応速度

酵素反応の特徴を,

実験を通じて明らか にしようとする。

得られた実験結果を データとして解析 し,考察する。

実験条件を均一にし て,正確なデータを とることができる。

実験結果を酵素反 応の特徴をもとに とらえる。

適切な実験計画をた てて,実践しようと しているか。

グラフを作成して,

そのグラフから導か れることを整理し,

考察としてまとめる ことができるか。

安定した実験手技を もとにして,再現性 の高いデータを得る ことができるか。

実験結果の正確さ を,酵素反応の特 徴についての理解 をもとに確認でき るか。

2

「生物基 礎」で概要 を学習した 呼吸や光合 成につい て,その詳 細なしくみ を理解させ る。呼吸に おいては,

各過程の反 応を学習 し,その 際,有機物 が分解され ATP が合成 されること を理解させ る。光合成 においては, 各過程の反 応を学習 し,その 際,光エネ ルギーが化 学エネルギ ーに変換さ れることを 理解させ る。また,

窒素同化の 概要につい ても理解さ せる。

第 1 節 代謝とエネ ルギー

生体で行われる代謝 について興味・関心 をもつ。

生体での物質変化と エネルギーの出入り の関係について考察 する。ATP の代謝で の役割を考察する。

代謝の過程で,酵素 による化学反応が行 われていることを,

肝臓に含まれるカタ ラーゼを用いた実験 によって確かめる。

生命活動の中で ATP がどのような 役割を担っている のかを理解する。

物質のレベルで起こ っている生命現象を 具体的なイメージを もって理解・把握し ようとしているか。

代謝の過程には同化 と異化があること,

それらの過程でエネ ルギーの出入りの仲 立ちをしている物質 は ATP であること,

ATP はすべての生物 があらゆる生命活動 で利用するエネルギ ー物質であることを 理解しているか。

過酸化水素はカタラ ーゼの酵素作用によ って分解が促進され ることを,対照実験 との比較によって明 らかにできるか。

整理の問題「1 代 謝とエネルギー」

の①~③に答える ことができるか。

第 2 節 呼吸と発酵

生命活動のための ATP を生産する呼吸 や発酵について興 味・関心をもつ。

生命活動のエネルギ ー源である ATP がミ トコンドリアで生産 されるしくみを考察 する。また,細胞質 基質における ATP の 生産と,ミトコンド リアでの生産との違 いを考察する。

観察&実験「脱水素 酵素による酸化還元 反応」を通じて,ミ トコンドリアで行わ れる化学反応の一端 について理解する。

呼吸と発酵の ATP 生産方法の違いに ついて理解する。

酸素を使って ATP を 生産する呼吸と,酸 素を使わないで ATP を生産する発酵につ いて理解しようとし ているか。

ミトコンドリアで行 われている呼吸,酸 素を使わないで ATP を生産する発酵につ いて,生命活動とエ ネルギーとの関連を 理解しているか。

実験結果から,ミト コンドリアでは脱水 素反応が起こって基 質から電子が取り出 されていることを確 認できるか。

整理の問題「2 呼 吸と発酵」の①~

⑦に答えることが できるか。

6 第 3 節

光合成

葉緑体内で行われる 光合成のしくみにつ いて興味・関心をも つ。また,細菌が行 う光合成や化学合成 について,興味・関 心をもつ。

光合成では,なぜ光 エネルギーが必要な のか,なぜ水が必要 なのかを,葉緑体の はたらきを通じて考 察する。また,化学 合成はどのようなエ ネルギーを利用して 炭酸同化を行うのか を考察する。

観察&実験「植物の 光合成色素の分離」

を行い,緑葉の光合 成色素を分離する。

光合成で ATP が生 産されるしくみ,

二酸化炭素から有 機物が合成される しくみを理解す る。また,細菌の 光合成や,化学合 成のしくみを理解 する。

葉緑体内では,どの ように光エネルギー を利用して ATP が生 産され,その ATP を 使いどのように二酸 化炭素から有機物を つくるのかについて 知ろうとしている か。さらに,細菌は どのようにして炭酸 同化を行っているの かを知ろうとしてい るか。

葉緑体で行われる光 化学反応と,二酸化 炭素を固定する化学 反応との結びつきを 理解しているか。

緑葉には,どのよう な種類の光合成色素 が含まれているの か,それらの色素は 何色の光エネルギー を吸収しているのか を把握できている か。

整理の問題「3 光 合成」の①~⑧に 答えることができ るか。

(4)

第 4 節 窒素同化

窒素同化や窒素固定 のしくみについて興 味・関心をもつ。

植物が行う窒素同化 や窒素固定のしくみ を窒素の移動経路と ともに考察する。ま た,動物ではどのよ うにして窒素同化を しているのかも考察 する。

観察&実験「根粒と 根粒菌の観察」を行 う。

窒素同化で有機窒 素化合物がつくら れるしくみや,窒 素固定のしくみを 理解する。

植物がどのようにし

て有機窒素化合物を つくるのか,窒素固 定細菌が空気中の窒 素をどのようにして 窒素同化の材料に変 えるのかを知ろうと しているか。

窒素固定細菌などが 行う窒素固定と,植 物が行う窒素同化の 違い,その関連につ いて理解している か。

根粒とはどのような ものか,根粒菌はマ メ科植物に対してど のようなはたらきを しているのかを把握 できているか。

整理の問題「4 窒 素同化」の①~③ に答えることがで きるか。

探究活動 2 光合成色素 が吸収する 光の観察

光合成色素が吸収す る光の色(波長)を 調べ,光合成につい て興味・関心をも つ。

どのようにして光合 成色素が吸収する光 の波長を調べること ができるかを考え,

適切に実験を行うこ とができる。

CD を使って簡易分 光器を作成し,光合 成色素がよく吸収す る光の波長を観察 し、光合成に利用さ れる光の波長を調べ ることができる。

光合成色素が吸収 した光の波長の部 分は,なぜ分光器 では黒色に見える のかを理解する。

光合成色素が吸収す る光の波長について 意欲的に調べようと する態度が見られる か。

簡易分光器を用い、

光合成色素が吸収す る光の波長を観察 し、光合成と光の関 係を説明することが できるか。

簡易分光器をうまく 作成できるか。光合 成色素が吸収する光 の波長を考察するこ とができるか。

光合成色素が吸収 する光の波長を調 べることができる か。植物がなぜ緑 色に見えるのか,

その意味を理解で きているか。

3

「生物基 礎」で学習 した DNA の 構造・複 製・タンパ ク質合成に ついて,そ の詳細なし くみを理解 させる。そ の際,遺伝 情報の変化 についても 学習する。

次に,遺伝 子の発現調 節の概要 を,転写レ ベルの調節 を中心に学 習する。さ らに,遺伝 子を扱った バイオテク ノロジーに ついて学習 し,その原 理と有用性 を理解させ る。

第 1 節 DNA の構造 と複製

DNA の巧妙な複製の しくみを DNA の構造 と関連づけて意欲的 に考察する。

DNA の複製のしくみ について,仮説を立 て検証するという過 程を通して科学的に 思考し,表現する。

観察&実験「DNA 模 型の作製」をもと に,2 本鎖の向きに から塩基の占める割 合の関係に気づく。

DNA の構造や DNA の複製のしくみを 関連づけて,DNA 合成酵素のはたら く方向の意味を理 解する。

意欲的に観察&実験

に取り組み,思考学 習で探究の方法に関 心を示しているか。

思考学習の考察につ いて考え,自らの言 葉で説明することが できるか。

観察&実験を丁寧に 行い,考察,発展の 各問いについて考え ることができるか。

整理の問題「1 DNA の構造と複 製」の①~③に答 えることができる か。

7 第 2 節

遺伝情報の 発現

RNA の種類とそのは たらきに関連づけ,

遺伝子の発現のしく みに関心をもち,意 欲的に理解する。

遺伝子の発現のしく みを理解し,遺伝情 報の変化と形質の発 現を関連づける。

遺伝子発現のしく みを理解し,遺伝 情報の変化とゲノ ムの多様性につい て理解する。

DNA の塩基配列を転

写し、コドン表を用 いて翻訳するなど意 欲的に取り組んでい るか。

思考学習「遺伝暗号 の解読」の実験 1~

3 の結果を順序だて て考え,考察に答え ることができるか。

遺伝情報の変化と形 質への影響の違いを 説明できるか。

遺伝情報が発現す る過程を理解し,

順を追って説明で きるか。整理の問 題「2 遺伝情報の 発現」の①~⑩に 答えることができ るか。

(5)

第 3 節 遺伝子の発 現調節

同じゲノムをもつ細 胞が構造や機能の異 なる細胞へと分化す る理由に興味・関心 をもち,そのしくみ を意欲的に学習す る。

遺伝子発現の調節に より異なった構造と 機能をもつ細胞へと 分化することに関心 をもち,原核生物と 真核生物の転写レベ ルの調節を理解し,

表現する。

観察&実験「トリプ トファンオペロンの しくみ」の図をもと に,転写調節のしく みを考える。

遺伝子発現が転写 レベルで調節され ていること,およ びそのしくみの概 要を理解する。

遺伝子発現の調節の

しくみについて,関 心をもって学習し,

原核生物と真核生物 における転写調節の 違いを理解しようと 努めているか。

教科書の図を用い て,原核生物と真核 生物の転写レベルの 遺伝子発現調節を説 明できるか。また,

思考学習で,どの遺 伝子が変異すると転 写レベルでの調節が できなくなるかを考 察できるか。

トリプトファンオペ ロンにおける調節タ ンパク質のはたらき の特徴を考え,ラク トースオペロン,ア ラビノースオペロン との違いを理解でき ているか。

整理の問題「3 遺 伝子の発現調節」

の①~④に答える ことができるか。

9 第 4 節

バイオテク ノロジー

遺伝子組換え技術や 遺伝子導入に興味・

関心をもち,トラン スジェニック生物の 有用性を考える。

遺伝子レベルでのバ イオテクノロジーの 原理を知り,その利 用方法を考察する。

観察&実験「DNA を 増やそう」の実験手 順の意味を理解し,

正確に実験を行う。

遺伝子組換えの方 法,遺伝子導入の しかた,PCR 法,

塩基配列の解析な ど,バイオテクノ ロジーの実際とそ の利用について理 解する。

遺伝子を扱うバイオ

テクノロジーについ て関心を示し,その 応用分野を意欲的に 創造しその有用性を 考えるとともに,科 学者倫理に目を向け ているか。

遺伝子組換えや遺伝 子導入ができたこと を確認する方法を考 察できるか。また,

バイオテクノロジー の利用と将来につい て考えて,意見を述 べることができる か。

手順の意味を理解し たうえで実験を行え ているか。考察に答 えることができる か。

遺伝子組換えの方 法,遺伝子導入の しかた,PCR 法,

塩基配列の解析に ついての基本的な 原理とその有用性 を理解し,説明す ることができる か。整理の問題

「4 バイオテクノ ロジー」の①~⑥ に答えることがで きるか。

探究活動 3

遺伝子組換 え実験

遺伝子組換え実験を 意欲的に行うととも に,科学的態度を身 につける。

実験結果から考察す る。

遺伝子組換え実験を 行い,組換えが起こ ったことを検証する 方法を理解する。

遺伝子組換え実験 の原理および,各 実験手順の意味を 理解する。

遺伝子組換え実験に

興味・関心を示し,

積極的に実験し,考 察しようとしている か。

各設問に答えること ができるか。

実験手順を正確に行 うとともに,組換え が起こったことを検 証する方法を理解で きているか。

実験手順の意味を 理解し,実験結果 をもとに遺伝子組 換えの知識を身に つけることができ ているか。

(6)

2

4

染色体に遺 伝子が存在 することを 学習したう えで,有性 生殖では,

減数分裂と 受精によっ て多様な遺 伝子の組み 合わせが生 じることを 理解させ る。次に,

動物の配偶 子形成・受 精と初期発 生の過程を 学習する。

また,細胞 の分化や形 態形成のし くみについ て,誘導現 象を中心に 理解させ る。前後軸 形成のしく みと形態形 成を調節す る遺伝子に ついて学習 する。植物 の配偶子形 成・受精と 胚発生の過 程を学習 し,器官分 化における 遺伝子のは たらきにつ いて理解さ せる。

第 1 節 遺伝子と染 色体

DNA と染色体の構造 の関係・染色体につ いて興味・関心をも って学習する。

DNA と染色体,染色 体と遺伝子座との関 連について考える。

タマネギの根端を使 って体細胞の染色体 を顕微鏡で観察す る。

DNA が染色体にど のように収まって いるのか,また,

染色体の構成や,

染色体と遺伝子の 関係について理解 する。

DNA・遺伝子・染色

体について,積極的 に知ろうとしている か。また,減数分裂 と体細胞分裂の違い を知ろうとしている か。

DNA と染色体,染色 体と遺伝子座につい て,自分の言葉で説 明できるか。DNA 分 子がどのように染色 体に収められている かを理解している か。

体細胞には,1 対の 相同染色体があるこ とを確認できるか。

整理の問題「1 遺 伝子と染色体」の

①~②に答えるこ とができるか。

第 2 節 減数分裂と 遺伝情報の 分配

有性生殖で個体の染 色体数が一定に保た れるしくみについて 興味・関心をもって 学習する。

観察&実験で得た結 果をもとに,減数分 裂の過程を説明す る。

観察&実験「減数分 裂の観察」を行い,

適する材料の選別や 実験技術を習得す る。

染色体に存在する 遺伝子の分配や,

減数分裂の過程を 理解し,キアズマ や染色体の乗換え についても知る。

有性生殖で染色体数

が保たれるしくみに ついて,積極的な態 度で学習している か。また,観察&実 験に積極的に取り組 んでいるか。

減数分裂時に,染色 体数が半減するのは どの時期か,また,

乗換えが起こるのが どの時期か説明でき るか。

実験材料や手順など は適切であるか。ま た,いろいろな時期 の分裂像を観察でき ているか。

問 1,問 2 およ び,整理の問題

「2 減数分裂と遺 伝情報の分配」の

①~②に答えるこ とができるか。

10 第 3 節

遺伝子の多 様な組み合 わせ

遺伝子の多様な組み 合わせができるしく みについて興味・関 心をもって学習す る。

思考学習「スイート ピーの花色と花粉の 形の遺伝」の結果を 論理的に考察し,組 換え現象について理 解する。

観察&実験「染色体 の乗換えと配偶子の 組み合わせ」を行 い,染色体の乗換え によって生じる遺伝 子の組み合わせにつ いて,作業を通して 考える。

配偶子の形成や受 精により,遺伝子 の多様な組み合わ せができるしくみ を理解する。

遺伝子の多様な組み

合わせができるしく みについて意欲的に 学習に取り組んでい るか。

思考学習「スイート ピーの花色と花粉の 形の遺伝」の考察に 答えることができる か。

染色体の乗換えによ って生じる遺伝子の 組み合わせの数を理 論的に計算できる か。

問 3,問 4 およ び,整理の問題

「3 遺伝子の多様 な組み合わせ」の

①~④に答えるこ とができるか。

第 4 節

動物の配偶 子形成と受

動物の配偶子形成か ら受精までの過程に 関心をもち,精子と 卵の特徴を理解しよ うとする。

動物の精子と卵の特 徴の違いを理解する とともに,受精の過 程を説明する。

観察&実験「ウニの 受精の観察」を行 い,ウニの卵と精子 の採取方法を習得 し,受精のようすを 観察する。

動物の配偶子が形 成され,受精に至 るまでの過程につ いて理解する。

図 15~17 に示され

た過程について積極 的に理解しようとす る態度をもっている か。また,観察&実 験に積極的に取り組 んでいるか。

図 15~17 に示され た過程について説明 することができる か。

実験技能を修得でき ているか。また,受 精によるウニ卵の変 化を記録し説明でき るか。

整理の問題「4 動 物の配偶子形成と 受精」の①~②に 答えることができ るか。

第 5 節

初期発生の 過程

ウニやカエルの発生 過程に関心をもち,

意欲的に学習する。

卵割の特徴,ウニや カエルの発生過程を 説明する。また,三 胚葉から分化する器 官を説明する。

観察&実験「カエル の発生の観察」を行 い,カエルの発生の 様子を外観および断 面を観察する。

卵割の特徴や,ウ ニとカエルの初期 発生の過程を理解 する。また,三胚 葉の分化について 理解する。

(7)

動物の発生過程につ いて積極的に理解し ようとする態度をも っているか。また,

観察&実験に積極的 に取り組んでいる か。

卵割の特徴や卵の種 類と卵割のしかたの 関連を説明できる か。また,ウニやカ エルの発生過程,三 胚葉から分化する器 官を説明できるか。

実験技能を修得でき ているか。また,カ エル卵の発生に伴う 変化を記録し説明で きるか。

整理の問題「5 初 期発生の過程」の

①~③に答えるこ とができるか。

第 6 節 細胞の分化 と形態形成

誘導の連鎖によって 形態形成がなされる しくみや,それにか かわる調節遺伝子に 関心をもち,意欲的 に学習する。

図 30 や図 33 に示し た実験について自分 で考察し,説明す る。また,図 34 や 図 36 を理解し,説 明する。

観察&実験「ショウ ジョウバエの突然変 異体の観察」を行 い,ショウジョウバ エの野生型と突然変 異体を観察する。

細胞の分化と形態 形成について,細 胞間の相互作用に 注目して理解す る。形態形成を調 節する遺伝子につ いて理解する。

誘導の連鎖や形態形

成,それに関連する 遺伝子の存在に関心 を示し,学習に取り 組んでいるか。

中胚葉誘導や表皮誘 導のしくみについて 考察し,自分の言葉 で説明することがで きるか。

ショウジョウバエの 突然変異体につい て,考察に答えるこ とができるか。

整理の問題「6 細 胞の分化と形態形 成」の①~④に答 えることができる か。

11 第 7 節

植物の配偶 子形成と発

植物の配偶子形成か ら種子形成までの過 程に関心をもち,そ の特徴を理解しよう とする。

植物の配偶子形成の 違いを理解し,重複 受精と胚発生とを関 連づけて考察する。

観察&実験「花粉管 の伸長の観察」を行 い,花粉管の伸長速 度を測定する。

被子植物の配偶子 形成から重複受精 までの一連の過程 を理解する。ま た,形態形成を調 節する遺伝子につ いても知る。

図 41~43 に示され

た過程について積極 的に理解しようとし ているか。

図 41~43 に示され た過程について説明 できるか。思考学習 の考察に答えること ができるか。

花粉管の伸長の様子 を観察し,考察に答 えることができる か。

整理の問題「7 植 物の発生」の①~

③に答えることが できるか。

探究活動 4

鳥類の発生 の観察

鳥類の発生について 積極的に知ろうとす る態度をもち,探究 活動に興味・関心を もって意欲的に取り 組む。

鳥類の発生とウニや カエルの発生の違い について考察する。

ウズラの胚を殻から 取り出し,発生過程 を観察し,胚のよう すをスケッチすると ともに,その特徴を 記録する。

鳥類の初期発生が 盤割であることを 知り,その発生過 程で見られる変化 について,観察を 通して理解する。

探究活動に興味・関

心をもち,意欲的に 取り組んでいるか。

ウズラが実験材料と してすぐれている点 を指摘できるか。ま た,探究活動の結果 からわかることにつ いて考察し,まとめ ることができるか。

ウズラの胚を殻から うまく取り出し,観 察試料を得ることが できるか。また,胚 のスケッチや記録が できているか。

各設問に答えるこ とができるか。

3

5

まず,ニュ ーロン(神 経細胞)の 基本的な構 造とそのは たらきを理 解させる。

次に,受容 器で受け取 られた刺激

(情報)

が,神経系 を介して,

効果器へと 至る経路を

第 1 節 ニューロン とその興奮

神経も基本単位は細 胞であることに興味 をもち,電気的刺激 や化学物質が刺激の 伝導や伝達に重要な 役割を果たしている ことをおさえて意欲 的に学習する。

興奮の伝導や伝達の しくみ,興奮の神経 における伝達経路に ついて,思考学習

「神経筋標本による 実験」などを通して 考察する。

ニューロンの構

造,興奮の伝導と 伝達のしくみ,さ らに,神経伝達物 質のはたらきにつ いて正確に理解す る。

興奮の伝導や伝達な

どが細胞単位で起き ている生命現象であ ることを理解しよう としているか。

興奮の伝導と伝達の 違いを十分に理解し ているか。思考学習

「神経筋標本による 実験」の考察に答え られるか。

整理の問題「1 ニ ューロンとその興 奮」の①~⑥に答 えることができる か。

(8)

学習する。

その際,刺 激の受容に 関しては視 覚器と聴覚 器を中心に 取り上げ,

効果器に関 しては筋肉 を中心に取 り上げる。

動物の行動 について は,神経系 における情 報の流れと 関連づけな がら扱う。

第 2 節 刺激の受容

ヒトが受容できる刺 激について興味をも ち,受容器と適刺激 との関係について自 分の経験をふまえて 学習する。

受容器の構造と刺激 を受け取るしくみ,

ヒトの眼がどのよう にして明暗調節や遠 近調節をしているか について考察する。

観察&実験「盲斑の 検出」を行い,盲斑 の存在とその位置を 求める。

受容器の構造と,

特に眼にみられる 各種調節機能を把 握し,耳やその他 の受容器の構造と 感覚の発生につい て理解する。

適刺激と受容器の関

係,受容器としての 眼および耳の構造や はたらきについて正 確に理解しようとし ているか。

各受容器の構造と機 能との関係を整理し て述べることができ るか。思考学習の考 察に答えることがで きるか。

実験を正確に行い,

盲斑をうまく検出で きるか。

整理の問題「2 刺 激の受容」の①~

⑧に答えることが できるか。

12 第 3 節

情報の統合

ヒトの中枢神経系が どんな構造をして,

どんなはたらきをし ているかに興味をも ち,反射のしくみや はたらきについて学 ぶ。

ヒトの中枢神経系に おける情報の処理や 統合について考察す る。また,反射の意 義など,生命活動と 直接結びつけて考察 する。

膝蓋腱反射実験を行 う。

ヒトの脳や脊髄の 構造,はたらきに ついて理解する。

反射弓のしくみを 正しく把握する。

中枢神経とそのはた

らきについて理解し ようとしているか。

膝蓋腱反射などの脊 髄反射について理解 しようとしている か。

ヒトの脳のはたらき を正しく理解してい るか。反射弓を説明 することができる か。

膝蓋腱反射実験を正 しく行い,あしのは ねあがりを観察でき るか。中枢と末しょ うとの伝達経路を模 式図などに簡単にま とめられるか。

整理の問題「3 情 報の統合」の①~

③に答えることが できるか。

第 4 節

刺激への反

からだの筋肉がどの ような構造で,どの ようなしくみで動く のかについて興味・

関心をもち,分子レ ベルまで踏みこんで 学習する。

骨格筋が収縮するし くみについて考察 し,筋収縮に必要な エネルギーがどのよ うに供給されるのか について考察する。

観察&実験「グリセ リン筋の収縮実験」

を行い,生きた動物 の正しい処理につい て学ぶ。

筋肉の構造と筋収 縮のしくみを理解 する。筋収縮にお ける Ca2+やエネ ルギーの供給につ いても理解する。

骨格筋の構造をタン

パク質のフィラメン トのレベルまで理解 しようとし,筋収縮 のしくみを意欲的に 学んでいるか。

骨格筋が収縮するし くみを理解している か。筋収縮における Ca2+の影響を説明 することができる か。

実験を正確に行い,

グリセリン筋の収縮 を観察できるか。

整理の問題「4 刺 激への反応」の①

~⑤に答えること ができるか。

第 5 節

動物の行動

動物の行動には,生 得的行動と学習によ る行動があることに 興味をもち,それぞ れの特徴をとらえて 学習する。

生得的行動と学習に よる行動の違いを理 解し,それぞれの行 動の特徴やしくみ,

神経系と行動の関係 について考察する。

観察&実験「迷路の 試行錯誤学習」を行 い,その結果をグラ フにまとめて試行錯 誤学習についての理 解を深める。

生得的行動と学習 による行動を,そ のしくみとともに 具体的な動物の行 動を例として理解 する。

具体的な動物の行動

について興味をも ち,生得的行動と学 習による行動に分け て理解しようとして いるか。

学習による行動の発 達と神経系の発達と の関係を説明するこ とができるか。

実験を正確に行い,

試行の回数と要した 時間の関係をグラフ に表すことができる か。

整理の問題「5 動 物の行動」の①~

④に答えることが できるか。

探究活動 5

カイコガの 生殖行動

カイコガの飼育およ び生殖行動に興味を もち,行動を観察す ることで,生殖行動 について探究する。

実験操作を行う意味 や,その操作を通じ て,カイコガの行動 の意味を考察する。

細かい実験操作を正 確に行う。触角の切 除等も丁寧に行うこ とで,実験に必要な 技術を身につける。

カイコガの生殖行 動を引き起こすフ ェロモンと,いろ いろな生殖行動の 意味について理解 する。

カイコガの行動を細

かく,ていねいに観 察し,仮説を検証す ることができるか。

各設問に答えること ができるか。

実験操作を正確に行 うことができるか。

カイコガの飼育を適 切に行えているか。

実験を行う意味を 理解し、カイコガ の行動がフェロモ ンによることを理 解しているか。

(9)

6

植物は成長 を調節する などして環 境に応答し ていること を理解させ る。そのう えで,環境 応答にはさ まざまな植 物ホルモン や光受容体 が関与して いることを 学習する。

第 1 節 植物の生活 と環境応答

動物と同様に,植物 も環境の変化を刺激 として受け取り,そ れに応じた反応を起 こすことに興味・関 心をもつ。

環境の変化に対する 植物の反応につい て,屈性と傾性の違 いを理解する。植物 の反応には成長を伴 うものが多いことを 理解しつつ,さら に,成長を伴わない 膨圧運動の存在にも 気づく。

観察&実験「いろい ろな植物の反応」を 行い,身近な植物を 用いて,屈性や膨圧 運動のようすを観察 する。

屈性と傾性の違い とそれぞれの具体 例を理解する。ま た,膨圧運動と成 長運動の違いにつ いて理解する。

環境の変化に対する

植物の反応について 興味・関心をもって いるか。

屈性と傾性の相違点 や,屈性には正負の 屈性があることを理 解しているか。又,

植物の運動には部分 的な成長を伴うもの と,成長を伴わない 膨圧運動があること を説明できるか。

植物の反応には瞬時 に起こるものから,

何時間もかかる反応 までさまざまなもの があることを理解で きているか。

整理の問題「1 植 物の生活と環境応 答」の①~②に答 えることができる か。

1 第 2 節

発芽の調節

種子の休眠や発芽を 引き起こす環境要因 等が起こるしくみに興 味・関心をもつ。

休眠,発芽と環境要 因を植物の生存戦略 と関連づけて考察し,

それらの現象が起こる し く み に つ いて 考 察 する。

観察&実験「種子の 発芽と胚のはたらき」

を行い,種子の発芽 の し く み に つ い て 理 解する。

発 芽 を 引 き 起 こ す 環境要因と,発芽が 起こるしくみを理解 する。

種子の発芽が光によ

って起こるしくみにつ いて,理解しようとして いるか。

休眠,発芽のしくみ を,関与する植物ホ ルモンや光受容体の 働きをふまえて説明 することができるか。

実験を行い,考察や 発展に答えることがで きるか。

整理の問題「2 発 芽の調節」の①~

⑤に答えることがで きるか。

第 3 節

成長の調節

オーキシンが植物体 内で移動することに 気づき,そのしくみ を理解しようとす る。オーキシンの働 きをふまえ,植物の 成長の調節が行われ るしくみに興味・関 心をもつ。また,オ ーキシン以外の植物 ホルモンの働きにつ いても興味・関心を もつ。

屈性に関するいろい ろな実験結果や参考

「根の重力屈性とそ のしくみ」を通し て,屈性のしくみを 明らかにする。ま た,思考学習などを 通じて,植物の成長 とそれに関与する植 物ホルモンの関係を 理解する。他の植物 ホルモンの作用を理 解する。

オーキシンの移動や 各部位の感受性の違 いなどを,実験デー タをもとに理解す る。また,他の成長 現象と植物ホルモン との関係をまとめ る。

オーキシンの性質 とはたらきについ て理解する。ま た,その他の植物 ホルモンの性質や はたらきについて も理解する。

オーキシンの移動と

そのしくみに興味・

関心をもち,光屈性 や重力屈性,頂芽優 勢などの現象を,興 味をもって学ぼうと しているか。オーキ シン以外の植物ホル モンについても興味 をもち,そのはたら きを知ろうとしてい るか。

オーキシンの移動の 特徴や濃度による作 用の違いをふまえ,

光屈性や重力屈性が 起こるしくみについ て理解しているか。

頂芽優勢が起こるし くみについて,オー キシンとサイトカイ ニンの相互作用の関 係を説明できるか。

思考学習の考察に答 えることができる か。様々な植物ホル モンについて理解し ているか。

いろいろな植物ホル モンのはたらきを図 や表を使って,わか りやすくまとめるこ とができるか。

問 1 および,整理 の問題「3 成長の 調節」の①~⑤に 答えることができ るか。

参照

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