NEWS48. 再掲
第26回日本サルコイドーシス／肉芽腫性疾患学会総会議事報告
2006年10月6日（金），7日（土）於：東京 こまばエミナース １．第26回学会総会開催にあたって ・総会会長の四元秀毅先生より挨拶があった． ○審議事項 ２．2005年度収支報告（資料１） ・2005年度収支内容は承認された． ３．2006年度予算（資料２） ・2006年度予算は承認された． ４．2005年度「千葉保之・本間日臣記念賞」会計報告 （資料３） ・2005年度学会賞の会計報告は承認された． ５．役員の確認／推薦・名誉会員として，Prof. Gianfranco Rizzatoが推薦さ れ承認された．海外の名誉会員はD. Geraint James， W. Jones Williams，Om P. Sharmaの４名である． ６．第28回学会長候補者推薦 ・会長推薦委員会から東北大学医学部呼吸器内科貫 和敏博教授が第28回総会の学会長に推薦され承認 された． ○報告事項 ７．サルコイドーシス新診断基準について ・津田富康診断基準策定委員長から新診断基準が策 定されて，その要約が第26巻日サ会誌に掲載され た． ８．「サルコイド−シスとその他の肉芽腫性疾患」 単行本について ・安藤正幸，四元秀毅監修の単行本が克誠堂から出 版された． ９．学会雑誌編集委員会報告 ・第 26 巻から雑誌出版をアトムス社に依頼してい る．出版費がかなり軽減された．写真の鮮明度な どの改善を求めている． 10．国際委員会報告（WASOG関係）
・2007年のWASOG-DLD（Diffuse Lung Disease） Conferenceは，2007年10月に吉澤靖之教授（東京 医科歯科大学呼吸器内科）会長のもとで開催され る． ・毎年３回発行されていたWASOG雑誌が2007年は 一回しか発行されなかった． 2005年度収支（資料１） 2006年度予算（資料２）
11．将来計画委員会報告 ・本学会の名称を「サルコイドーシス／肉芽腫性疾 患学会」から「サルコイドーシス／びまん性肺疾 患学会」に変更するという案は今回は見送られた が，ひきつづき審議事項として残すこととなっ た． ・学会として取り組むべき横断的テーマ ①サルコイドーシスの「疫学」をより正確にとら えられるようにしたい． ②サルコイドーシスの「重症度」を決めていくよ うに取り組みたい． ・本学会の事務局について 移転などを含めて今後とも検討していくこととな った． 12．「千葉保之・本間日臣記念賞」受賞者について ・学会賞選考委員会から報告があり，長井苑子先生 が受賞された．研究演題名は「サルコイドーシス の病変の収束と慢性化・進展―病態および臨床的 研究―」である． 13．その他 ・厚労省班会議報告 45特定疾患の予後調査を行っている． ・認定特定公益信託サルコイドーシス研究基金報告 基金の受託銀行である三菱UFJ信託銀行から報告 があり，2006年度の助成金受賞者は吾妻安良太先 生（日本医科大学呼吸器内科）に決定された．研 究課題は「Propionibacterium acnes 感作末梢血リン パ球高感度算定法（ELISPOT法）によるサルコイ ドーシス患者診断法の開発」である． ・その他 ①学会事務局からの「名誉会員に寄付していただ きやすいようにしていく」という提案が承認さ れた． ②「学会総会演題発表を申し込んだ場合に受諾の 返信を必ず出すことを総会会長は実行していた だきたい」との意見があった． （資料３）
第28回日本サルコイドーシス／肉芽腫性疾患学会総会
第28回日本サルコイドーシス／肉芽腫性疾患学会総会
会 長：貫和敏博（東北大学加齡医学研究所呼吸器腫瘍研究分野）
開催日：2008年11月7日（金），8日（土）
会 場：仙台国際センター
〒980-0856 仙台市青葉区青葉山
事務局：東北大学加齡医学研究所呼吸器腫瘍研究分野 担当者：海老名雅仁 田澤立之 〒980-8574 宮城県仙台市青葉区星陵町１−１ TEL：022-717-8539 FAX：022-717-8549千葉保之・本間日臣記念賞
― 受賞者と研究課題 ―
第１回（2004年度／平成16年）
江石義信（東京医科歯科大学 人体病理学）
「サルコイドーシス原因細菌としてのpropionibacterium acnesの検証と疾病発生機構に
関する研究」
第２回（2005年度／平成17年）
武村民子（日本赤十字社医療センター 病理部）
「サルコイドーシス肺の肉芽腫ならびに非肉芽腫の特性と転帰に関する病理学的研究」
第３回（2006年度／平成18年）
長井苑子（京都健康管理研究会中央診療所／臨床研究センター）
「サルコイドーシスの病変の収束と慢性化・進展 −病態および臨床的研究−」
第４回（2007年／平成19年）
吾妻安良太（日本医科大学 内科学講座 呼吸・感染・腫瘍部門）
「“びまん性肺疾患”特にサルコイドーシスの病因・病態ならびに疫学的研究」
第27回日本サルコイドーシス／肉芽腫性疾患学会総会
会 長：吉澤靖之（東京医科歯科大学統合呼吸器病学教授）
開催日：2007年10月18日（木）
会 場：京王プラザホテル
〒160-8330 東京都新宿区西新宿２−２−１
TEL：03-3344-0111
URL : http://keioplaza.co.jp/
会議の概要：
10月18日（木） 教育講演 筋サルコイドーシス 座長：水澤英洋，熊本俊秀 シンポジウム 眼サルコイドーシス 座長：望月 学 シンポジウム 心サルコイドーシス 座長：森本紳一郎 事務局：東京医科歯科大学呼吸器内科 担当者：稲瀬直彦 〒113-8519 東京都文京区湯島１−５−45 TEL：03-5803-5954 FAX：03-5803-0260 URL：http://www.tyo-sarco.jp/会 長：吉澤靖之（東京医科歯科大学統合呼吸器病学教授）
開催日：2007年10月19日（金）∼20日（土）
会 場：京王プラザホテル
10月19日（金）Genetic and Molecular Mechanism of Diffuse Lung Diseases 1 Chairmen: M. Selman (Mexico), T. Nukiwa (Japan)
Sarcoidosis / U. Codtabel (Germany)
Hypersensitivity pneumonitis / G. Semenzato (Italy) Idiopathic interstitial pneumonias / M. Ebina (Japan)
Does Inflammation Play a Role in the Pathogenesis of IPF? Chairmen: J. H. Ryu (USA), Y. Nakanishi (Japan)
Pro. / L.Richeldi (Italy) Con./ M.Selman (Mexico)
Invited comments: chronic hypersensitivity pneumonitis / T. Takemura (Japan)
Asthma (Luncheon) J. Martin (Canada)
Chairman: K. Ohta (Japan)
4
th
International World Association of Sarcoidosis and Other
Granulomatous Diseases (WASOG) Conference on Diffuse Lung
Diseases
（第4回国際サルコイドーシス学会びまん性肺疾患会議）
第27回日本サルコイドーシス／肉芽腫性疾患学会総会
Poster Discussion
Chairmen: W. Drake (USA), A. Azuma (Japan)
Acute Exacerbation
Chairmen: G. B. Toews (USA), H. Takahashi (Japan)
Acute exacerbation in idiopathic pulmonary fibrosis / H. Taniguchi (Japan) Natural history of idiopathic pulmonary fibrosis / D. S. Kim (Korea)
Acute exacerbation in chronic hypersensitivity pneumonitis/ Y. Miyazaki (Japan) Serum markers in acute exacerbation / N. Hattori (Japan)
Etiological Aspects of Sarcoidosis
Chairmen: G. Rizzato (Italy), M. Munakata (Japan)
Mycobacterium: tuberculous and non-tuberculous / W. Drake (Nashville, USA) Propionibacterium acnes / Y. Eishi (Tokyo, Japan)
10月20日（土）
Environmental lung Disease
Chairmen: U. Costabel (Germany), Y. Sugiyama (Japan) Home-related hypersensitivity pneumonitis / R. L. Jacobs (USA) Bird fancier's lung / N. Inase (Japan)
Working place-related hypersensitivity pneumonitis / J. N. Fink (USA)
Epidemiological and Clinical Features of Sarcoidosis in an Individual Country Chairmen: R. P. Baughman (USA), H. Takizawa (Japan)
U.S.A. / O. P. Sharma (USA) Japan / S. Nagai (Japan) Italy / G. Rizzato (Italy)
Asthma (Luncheon) K. Chapman (Canada) Chairman: J. Kadota (Japan)
Genetic and Molecular Mechanism of Diffuse Lung Diseases 2 Chairmen: G. Semenzato (Italy), N. Keicho (Japan)
Lymphangioleiomyomatosis / K. Seyama (Japan) Idiopathic pulmonary fibrosis / I. Rosas (U.S.A.)
Surfactant protein C in interstitial pneumonia / Y. Setoguchi (Japan) Extracellular matrix and pulmonary fibrosis / A. Pardo (Mexico)
Current and Future Therapeutic Strategies for Diffuse Lung Diseases O. P. Sharma (U.S.A.), S. Kudoh (Japan)
Sarcoidosis / B. P. Baughman (U.S.A.) Rheumatoid arthritis / J. H. Ryu (U.S.A.)
2006年度 学会支部会活動
● 北海道支部会
第13回サルコイドーシス・肉芽腫性疾患北海道地方会
日時：
2007年２月24日（土）
１．局所麻下胸腔鏡によるサルコイドーシス胸膜病変の診断の一経験とその検討 札幌医科大学 第三内科/高橋 守，奈良祐介，澤住知枝，中村直人，藤井 偉，猪股慎一郎， 千葉弘文，山田 玄，田中裕士，高橋弘毅 ２．結核性リンパ節炎との鑑別を要したサルコイドーシスの１例 札幌鉄道病院 呼吸器科/森 勇樹，四十坊典晴，高橋隆二，市村志保，伊藤峰幸，平賀洋明 保健管理部/ 重原克則● 東北支部会
第２回日本サルコイドーシス／肉芽腫性疾患学会東北地方会
日時：
2006年９月23日（土）
１．BTNL2遺伝子変異を認めた家族性サルコイドーシスの１例 東北大学病院遺伝子・呼吸器内科/ 東北厚生年金病院呼吸器科，呼吸器外科，病理部/ 五味和紀， 海老名雅仁，阿部達也，井上国彦，村上一宏，貫和敏博 ２．二重癌（胃癌・食道癌）に合併したサルコイドーシスの１例 東北大学病院感染症・呼吸器内科/ 奈良正之，宇佐美 修，玉田 勉，色川俊也，長岡深雪，服部俊夫 ３．気管ステント挿入後７年間の経過を観察したウェゲナー肉芽腫症の１例 秋田大学内科学講座循環器・呼吸器内科/ 佐野正明，福井 伸，小高英達，佐藤一洋，佐々木昌博， 伊藤 宏 ４．閉塞性肺炎を合併し肺癌との鑑別を要した肺サルコイドーシスの１例 東北大学病院感染症・呼吸器内科/ 玉田 勉，奈良正之，長岡深雪，戸蒔雅文，服部俊夫● 関東支部会
第163回日本サルコイドーシス／肉芽腫性疾患学会 関東支部会
（東京サルコイドーシス懇話会）
日時：
2006年６月17日（土）
尿崩症を呈したサルコイドーシスの１例 日本赤十字社医療センター 呼吸器内科/ 森本耕三，坂本 徹，神宮浩之，安藤常浩，生島壮一郎， 折津 愈 2004年度サルコイドーシス疫学調査 中間報告 日本医科大学 第四内科/ 森本泰介，吾妻安良太，工藤翔二 日本赤十字社医療センター 呼吸器内科/ 折津 愈 国立病院機構西別府病院 内科/ 杉崎勝教 ３．サルコイドーシスによる続発緑内障とステロイド緑内障のジレンマ 日本赤十字社医療センター 眼科/ 林 誠一郎，小俣貴靖，伊藤 玲，濱中輝彦 ミニシンポジウム ：サルコイドーシス−東京医大からの話題提供− 呼吸器内科 瀬戸口靖弘/ サルコイドーシスの気道病変の評価 皮膚科 大久保ゆかり/ 当科で経験したサルコイドーシスの皮膚病変 眼科 後藤 浩/ 眼内からの摘出組織によるサルコイドーシスの診断2006年学会支部活動
第164回日本サルコイドーシス／肉芽腫性疾患学会 関東支部会
（第４回東京サルコイドーシス懇話会）
日時：
2006年12月２日（土）
ミノマイシンで治療中の筋肉サルコイドーシスの１例 日本赤十字社医療センター呼吸器内科/ 石川理惠，生島壮一郎，守屋敦子，森本耕三，神宮浩之， 安藤常浩，折津 愈，病理部/ 武村民子 抗菌薬投与が有効であったサルコイドーシス症例の検討 −および今後の抗菌薬療法の可能性について− JR東京総合病院呼吸器内科/ 山口哲生，漆山博和，在間未佳，冨樫佑基，河野千代子，天野裕子， 山田嘉仁，社会保険中央総合病院呼吸器内科/ 徳田 均 FDG-PETで全身骨格筋に集積を認めた神経・筋サルコイドーシスの１例 東京医科歯科大学呼吸器内科/ 古澤春彦，宮崎泰成，大谷義夫，稲瀬直彦，吉澤靖之，太田浄文， 神経内科/ 石川欽也，水澤英洋 重症筋無力症に合併したサルコイドーシスの１例 社会保険中央総合病院内科/ 半田 寛，江本範子，喜入晶子，大河内康実，笠井昭吾，徳田 均 特別講演 筋サルコイドーシスの臨床と筋崩壊機序 大分大学医学部脳神経機能統御講座教授 熊本俊秀● 北陸支部会
第68回日本結核病学会・第57回日本呼吸器学会・第42回日本呼吸器内視鏡学会・第27回日本サルコ
イドーシス／肉芽腫性疾患学会合同北陸地方会
日時：
2006年５月13日（土），14日（日）
気管支病変を伴ったサルコイドーシスの１例 石川県立中央病院呼吸器内科/ 寺本了太，戸来依子，水口雅之，西 耕一 皮膚科/ 有川佳代，筒井清広，病理科/ 片柳和義，車谷 宏 金沢大学大学院細胞移植学呼吸器内科/ 安井正英，藤村政樹第69回日本結核病学会・第58回日本呼吸器学会・第43回日本呼吸器内視鏡学会・第28回日本サルコ
イドーシス/肉芽腫性疾患学会合同北陸地方会
日時：
2006年11月25日（土），26日（日）
亜急性に寛解，増悪をきたした肺・胃サルコイドーシスの１例 福井赤十字病院呼吸器科/ 外山喜朗，中治仁志，渡邉 創，柳本立太，赤井雅也，長谷光雄， 富山大学医学部附属病院病理部/ 福岡順也 Löfgren症候群の１例 福井総合病院内科/ 宮下晃一，石原慎一郎，高橋秀房，リウマチ膠原病科/ 杉本和則 多発性嚢胞性肺病変を有するサルコイドーシスの１例 金沢市立病院呼吸器科/ 丹保裕一，廣瀬達城，中積泰人，内科/ 安倍俊男，病理部/ 小林雅子 金沢大学大学院細胞移植学呼吸器内科/ 藤村政樹，中尾眞二 軟口蓋に巨大潰瘍を形成したウェゲナー肉芽腫症の１例 新潟大学医歯学総合病院臨床研修センター/ 早川雅人，岡部美由紀 呼吸器内科学分野（第二内科）/ 坂上拓郎，田島俊児，小屋俊之，成田淳一，田邊嘉也，森山寛史， 中山秀章，寺田正樹，高田俊範，下条文武， 医歯学総合病院生命科学医療センター/ 各務 博，吉澤弘久， 医歯学総合病院総合診療部/ 長谷川隆志，鈴木栄一， 医歯学総合病院耳鼻咽喉科/ 佐藤克郎，医歯学総合病院病理部/ 梅津 哉， 新潟県立がんセンター新潟病院耳鼻咽喉科/ 大島伸介，長谷川 聡● 近畿支部会
第４回サルコイドーシス／肉芽腫性疾患学会近畿支部会
（第４回近畿サルコイドーシス／肉芽腫性疾患研究会）
日時：
2007年６月16日（土）
急性呼吸不全で発症したサルコイドーシスの１例 神戸市立医療センター西市民病院 呼吸器内科/ 坂口恵美，冨岡洋海，金田俊彦，久保田未央， 谷 鎮礼，金子正博，藤井宏/ 同 放射線科 豊島正実，臼杵則朗，病理科/ 勝山栄治 肺野に結節状陰影を呈し，他疾患との鑑別を要したサルコイドーシスの３例 神戸市立医療センター中央市民病院 呼吸器内科/ 秦 明登，富井 啓介，大塚今日子，村瀬公彦， 立川 良，原田有香，木田陽子，瀬尾龍太郎，東陽一郎，竹嶋 好，加地玲子，林三千雄， 西村尚志，片上信之，石原享介 経過観察のみで軽快した高Ca血症，四肢の筋病変，苔癬様型皮疹を伴ったサルコイドーシスの１例 関西医科大学皮膚科/ 水野可魚，藤川彩香，北條友里子，岡本祐之 神経病変を有するサルコイドーシス症例の臨床的検討 大阪簡易保険総合健診センター/ 立花暉夫， 国立病院機構近畿中央胸部疾患センター 内科/ 井上義一，林 清二，坂谷光則，上田英之助， 宝塚市立病院呼吸器科/ 竹中雅彦 特別講演 神経サルコイドーシスの診断基準 杏林大学神経内科客員教授/ 作田 学● 九州支部会
第14回日本サルコイドーシス・肉芽腫性疾患学会九州支部会
（第４回九州びまん性肺疾患研究会）
日時：
2006年８月26日（土）
両側肺門部リンパ節腫脹で発症し，経過中に肺野病変を合併したサルコイドーシスの１例 国立病院機構熊本医療センター呼吸器内科/ 早崎藍子，森松嘉孝，田尻守拡 久留米大学医学部呼吸器・神経内科/ 相沢久道 肺腫瘍の疑いにて発見された著明なUHLを認めるサルコイドーシスの１例 熊本市民病院呼吸器科/ 岳中耐夫，岸 裕人，田中智樹，福島敬和，福田浩一郎 興味ある肝病変を呈したサルコイドーシスの１例 産業医科大学呼吸器内科/ 櫻井康雅 難治性サルコイドーシスに対するミノサイクリンの効果 九州大学大学院胸部疾患研究施設/ 池亀 聡，，大内 洋，藤田昌樹，林病院/ 重松信昭， 岸田内科/ 岸田 猛 診断に苦慮したWegener肉芽腫症の１例 済生会熊本病院呼吸器科/ 久田友哉，村中裕之，岩本範博，一門和哉，具嶋泰弘，菅 守隆 間質性肺炎像を呈した肺リンパ腫様肉芽腫症の１例 大分大学第二内科/ 岸 建志，石井 寛，橋永一彦，梅木健二，大濱 稔，時松一成，門田淳一 筋膜浸潤を認めたアレルギー性肉芽腫性血管炎の１例 九州大学大学院胸部疾患研究施設/ 荒木孝介，濱田直樹，井上博雅，高山浩一，桑野和善，中西洋一 特別講演 慢性過敏性肺炎 −特発性肺線維症（IPF）との類似性− 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科統合呼吸器病学教授 吉澤靖之日本サルコイドーシス／肉芽腫性疾患学会 役員名簿
日本サルコイドーシス／肉芽腫性疾患学会 役員名簿
（2007年8月） 理事長 安藤正幸 副理事長 工藤翔二 津田富康 名誉会員（25） 石田敬子 伊藤慶夫 岩井和郎 上田英之助 大島駿作 荻原正雄 小高 稔 北村 諭 木村郁郎 草間昌三 小須田達夫 小林フミ子 重松逸造 重松信昭 関口守衛 立花暉夫 田村昌士 野辺地篤郎 福代良一 古家 尭 細田 裕 北郷 修 前川暢夫 松井泰夫 三上理一郎 理 事 北海道（３） 阿部庄作 大野重昭 平賀洋明 東 北（１） 貫和敏博 関 東（９） 江石義信 折津 愈 工藤翔二 杉山幸比古 武村民子 望月 学 山口哲生 吉澤靖之 四元秀毅 北 陸（２） 石崎武志 鈴木栄一 中 部（５） 千田金吾 矢崎善一 森下宗彦 森本紳一郎 山口悦郎 近 畿（６） 泉 孝英 大森文夫 岡本祐之 坂谷光則 佐藤篤彦 長井苑子 中国，四国（２） 石岡伸一 中田安成 九州，沖縄（３） 安藤正幸 津田富康 中西洋一 監 事（２） 志摩 清 鷲崎 誠 評議員（*は，支部長） 北海道（９） 阿部庄作＊ 大野重昭 大道光秀 小林衣子 重原克則 四十坊典晴 濱田邦夫 平賀洋明 土田哲人 東 北（７） 貫和敏博＊ 井上洋西 海老名雅仁 小西一樹 奈良正之 棟方 充 毛利 孝 関 東（29） 折津 愈＊ 赤川しのぶ 吾妻安良太 生島壮一郎 伊崎誠一 石原麻美 稲富恵子 江石義信 大田 健 工藤翔二 栗山喬之 慶長直人 齋木茂樹 作田 学 杉山幸比古 高橋和久 滝沢 始 武村民子 田村尚亮 中田紘一郎 浜中輝彦 福地義之助 望月 学 森成 元 山口哲生 山田嘉仁 吉澤靖之 四元秀毅 鷲崎 誠 北 陸（４） 鈴木栄一＊ 石崎武志 栂 博久 松井祥子 中 部（15） 森下宗彦＊ 岩城正佳 伊奈康孝 植村晃久 佐藤滋樹 下方 薫 須田隆文 千田金吾 新美 岳 早川啓史 平光伸也 望月一郎 森本紳一郎 山口悦郎 矢崎善一 近 畿（14） 坂谷光則＊ 秋口一郎 泉 孝英 井上義一 岡本祐之 大森文夫 北市正則 佐藤篤彦 田口善夫 長井苑子 藤村直樹 林 清二 望月吉郎 二宮 清 中国，四国（９） 中田安成＊ 石岡伸一 片岡幹男 河野修興 多田慎也 松尾俊彦 森 由弘 山木戸道郎 横崎恭之 九州，沖縄（17） 志摩 清＊ 相沢久道 安藤正幸 門田淳一 桑野和善 河野 茂 菅 守隆 杉崎勝教 杉本峰晴 岳中耐夫 津田富康 永田忍彦 中西洋一 林 真一郎 宮城征四郎 宮崎英士 渡辺憲太朗回 年 月 日 場 所 会 長 所 属 1 1981/昭和56年10月8日 (研究会) 札幌 平賀 洋明 札幌鉄道病院 2 1982/昭和57年11月6日 (研究会) 東京 松井 泰夫 日赤医療センター 3 1983/昭和58年11月5日 (研究会) 新潟 伊藤 慶夫 済生会三条病院 4 1984/昭和59年11月6日 (研究会) 熊本 志摩 清 熊本市民病院 5 1985/昭和60年11月8日 (研究会) 岡山 木村 郁郎 岡山大学第２内科 6 1986/昭和61年10月17日(研究会) 松本 草間 昌三 信州大学第１内科 7 1987/昭和62年8月8日 京都 大島 駿作 京都大学胸部疾患研究所 8 1988/昭和63年 東京 岩井 和郎 結核予防会結核研究所 9 1989/平成元年9月21日∼22日 名古屋 山本 正彦 名古屋市立大学第２内科 10 1990/平成2年11月16日∼17日 博多 重松 信昭 九大医学部胸部疾患研究施設 11 1991/平成3年9月8日∼13日第12回WASOG同時開催 京都 大島 駿作 京都大学胸部疾患研究所 12 1992/平成4年10月26日∼27日 岩手 田村 昌士 岩手医科大学第３内科 13 1993/平成5年10月14日∼15日 浜松 佐藤 篤彦 浜松医科大学第２内科 14 1994/平成6年10月20日∼21日 広島 山木戸 道郎 広島大学医学部第２内科 15 1995/平成7年10月5日∼6日 栃木 北村 諭 自治医科大学呼吸器内科 16 1996/平成8年10月17日∼18日 熊本 安藤 正幸 熊本大学第１内科 17 1997/平成9年9月9日∼10日 北海道 皆川 知紀 北海道大学細菌学 18 1998/平成10年11月13日∼14日 東京 大原 國俊 日本医科大学眼科学 19 1999/平成11年11月8日∼11月13日 熊本 平賀 洋明 札幌鉄道病院 第6回WASOG同時開催 安藤 正幸 熊本大学第一内科 20 2000/平成12年10月12日∼13日 別府 津田 富康 大分医科大学第３内科 21 2001/平成13年10月18日∼19日 東京 折津 愈 日赤医療センター呼吸器内科 22 2002/平成14年11月14日∼15日 岡山 中田 安成 岡山大学医学部保健学科検査技術科学 23 2003/平成15年11月28日∼29日 東京 工藤 翔二 日本医科大学内科学第４講座 24 2004/平成16年10月30日∼31日 京都 長井 苑子 京都大学医学部附属病院呼吸器内科 25 2005/平成17年10月20日∼21日 北海道 阿部 庄作 札幌医科大学医学部第３内科 26 2006/平成18年10月6日∼7日 東京 四元 秀毅 国立病院機構東京病院 2007/平成19年10月18∼20日 東京 吉澤 靖之 東京医科歯科大学呼吸器科内科 27 第4回WASOG-Diffuse Lung Disease Meeting共催 28 2008/平成20年11月7日∼8日 仙台 貫和 敏博 東北大学加齡医学研究所呼吸器腫瘍研究分野
日本サルコイドーシス／肉芽腫性疾患学会一覧
日本サルコイドーシス学会一覧（第1∼6回は研究会）
2007年９月１日作成「日本サルコイドーシス／肉芽腫性疾患学会」会則
日本サルコイドーシス／肉芽腫性疾患学会会則
第1条（名称および目的）
サルコイドーシスおよび他の肉芽腫性疾患研究の進歩と発展とを計る目的をもって，日本サルコイドーシス／肉 芽腫性疾患学会（Japan Society of Sarcoidosis and Other Granulomatous Disorders）をおく．
（附則；通称「日本サルコイドーシス学会」と称する．） 第2条（事 業） 本学会の目的を達成するため次の事業を行う． 1. サルコイドーシスおよび他の肉芽腫性疾患研究の推進． 2. 研究集会の開催． 3. 学会誌の発行および研究資料の交換・配布． 4. 諸外国との交流． 5. その他必要な事項． 第3条（会 員） 本学会の会員は本学会の目的に賛同し協力するものとする．会員をわかって正会員と賛助会員と名誉会員とする． （1）正会員；医師，医科学研究者，その他の医療従事者で本会の目的に寄与するもの． （2）賛助会員；本会の目的に賛同し，本会の事業を後援しようとする個人または団体． （3）名誉会員；本会の事業に多大の貢献をなし，評議員会の議を経た者． 第4条（役員とその任期） 1. 理事長 1名 （任期4年．役員改選年の総会の翌日から次期改選年の総会開催日まで．再任を妨げない．） 2. 副理事長 若干名 （任期4年．役員改選年の総会の翌日から次期改選年の総会開催日まで．再任を妨げない．） 3. 理事 若干名 （任期4年．役員改選年の総会の翌日から次期改選年の総会開催日まで．再任を妨げない．） 4. 総会会長 1名 （任期；1年．前回研究集会最終日の翌日から当該年研究集会最終日まで．） 5. 監事 2名 （任期4年．役員改選年の総会の翌日から次期改選年の総会開催日まで．再任を妨げない．） 6. 評議員 若干名 （任期4年．役員改選年の総会の翌日から次期改選年の総会開催日まで．再任を妨げない．） 7. 名誉理事長をおくことができる． 第5条（役員の選出方法） 1. 理事長は理事の互選により選出する． 2. 副理事長は理事長が委嘱する． 3. 理事は評議員会において評議員の中からこれを選出する． 理事の選出方法は別に定める． 4. 総会会長は評議員会において評議員の中からこれを選出する． 5. 監事は評議員会において評議員の中からこれを選出する． 6. 評議員は正会員の互選により選出する．評議員の選出方法は別に定める． 7. 名誉会員および名誉理事長は本学会に多大な貢献をした者のうちから評議員会がこれを推薦し，総会の賛同 を得た上，理事長がこれを推挙する．
第6条（会 議） 1. 理事会は理事長が年1回以上これを招集し，理事長または理事長が指名した者が議長を務める．会議は構成 員の3分の2以上の出席により成立し，議事は出席者の過半数の可否により決する． 2. 評議員会は理事長が年1回以上これを招集し，理事長または理事長が指名した者が議長を務める．会議は構 成員の3分の2 以上の出席により成立し，議事は出席者の過半数の可否により成立する．委任状は出席とみな すことができる． 3. 総会は理事長が年1回以上これを招集し，総会会長が議長を務める．会議は委任状を含め，会員の3分の1以 上の出席により成立し，議事は出席者の過半数の可否により決する． 4. 学術集会は年1回，総会会長が招集し，開催する． 5. 名誉会員は評議員会に出席して意見を述べることができる．ただし，議決権はない． 第7条（会 計） 1. 会計年度は4月1日から翌年3月31日迄とする． 2. 本学会の経費は次のものをもってあてる． i. 年会費 10,000円 ii. 寄付金 iii. その他の諸収入 第8条（事務局） 本学会の事務局は，東京都渋谷区代々木２−１−３ JR東京総合病院呼吸器内科，及びJR東日本健康推進センター におく． 第9条（会則の改正） 本会則は総会の議決により改正する．また細則や内規を別に定める事ができる． 付則 1. 本学会は1987年4月1日に発足する． 2. 発足時の学会運営の円滑化のため，初代の理事長，副理事長，理事，監事，評議員は，それぞれサルコイド ーシス研究会の会長，副会長，幹事，監事，評議員をもってこれらに充てる． 3. 初年度の総会会長はサルコイドーシス研究会の第七回研究集会会長をもってこれに充てる． 4. 研究集会はサルコイドーシス研究会の歴史を襲まえ，初年度は第七回とする． 5. サルコイドーシス研究会所有の資産は本学会が継承する．
日本サルコイドーシス／肉芽腫性疾患学会支部会細則
第1条 本学会は各地方の会員の連携，親睦，共同研究，情報交換などを目的として支部会をおく． 第2条 支部会は北海道，東北，関東，中部，北陸，近畿，中国・四国，九州・沖縄の8地区の会員によりそれぞれ 組織できることとし，各々に支部長1名とそれを補佐する者若干名をおく事ができる． 第3条 学会は各支部会の独自の運営・研究活動を妨げない．各支部長は各支部会の研究活動の内容などを学会雑 誌等に掲載するようにしなければならない． 付則1 各支部会が研究会を開催する場合には，原則として「日本サルコイドーシス／肉芽腫性疾患学会」地方会 と称するが，各支部会独自の通称を残してもさしつかえない． 付則2 本細則は2001年10月19日より施行する．「日本サルコイドーシス／肉芽腫性疾患学会」役員選出細則
日本サルコイドーシス／肉芽腫性疾患学会 役員選出細則
1. 本細則は，本学会役員の改選における選出方法についての原則を定めるものである． 1.本学会はその特殊性を勘案し，役員選出にあたっては各支部会会員から理事一名以上，評議員一名以上を 選出することを原則とする． 2.本細則における会員とは役員改選が行われる年度を含めて会費の滞納のない会員と定義する． 2. 理事長は役員改選の時期の約6ヶ月前に，会員の中から中央選挙管理委員長を任命する． 3. 中央選挙管理委員長は以下の者で中央選挙管理委員会を構成する． 1.各支部会支部長 2.会員の中から選挙にかかわる事務的な業務を担当する者若干名 4. 中央選挙管理委員会は次の事柄を審議する． 1.役員数に関する事柄 第一条の規定に従うほか，役員の数は各支部会に所属する正会員数に比例配分することを原則とし， かつ 諸事情を勘案して次期理事及び評議員の総人数と各支部会に割り当てる人数を決定する． 2. その他必要な事柄 5. 各支部長は役員に推薦された会員の名簿を期日までに中央選挙管理委員会に提出する． 6. 役員に欠員が生じた場合は，残存任期が1年以上ある場合は，これを補充することができる．補充役員の任期 は前任者の残存任期期間とする． 7. 理事長は本細則で選出された理事・評議員のほかに若干名の理事・評議員を直接指名できるものとする．理 事長は直接指名した理事・評議員の氏名と指名理由を会員に周知しなければならない． 8. 理事長の選出方法 会則第5条に定めるところによる． 理事長の選出は新理事会開催時に議案のひとつとして行う．理事長選出の議事進行は中央選挙管理委員長が 行う． 付則1．本細則は1998年11月15日より発効する．WASOG関係細則
第1条 日本サルコイドーシス学会は学会の目的を達成するための事業のひとつとして World Association of Sarcoidosis and other Granulomatous Disorders （WASOG）と提携関係を持つ．第2条 提携関係を円滑に維持するため，学会事務局はWASOGの日本人会員に関する事務的業務の一部（会員募 集，会費納入の代行，国際会議情報の伝達，その他必要な事柄）を行う．
第3条 本事業を推進するため，理事長は本学会役員の中から若干名のWASOG担当者を任命することができる． 付則1 本細則は1992年10月27日より施行する．
第５回『千葉保之・本間日臣記念賞』応募要項
日本サルコイドーシス／肉芽腫性疾患学会では学会賞として，下記の要網で『千葉保之・本間日臣記念賞』受賞 候補者を公募しています．奮ってご応募下さい．なお，業績はサルコイドーシスならびに肉芽腫性疾患に関するも のに限ります．記
１．応募資格：本学会会員に限る．
２．提出書類（以下のものをコピーして各６部）
業績概要：2000字以内
業績目録：著者名，論文名，雑誌名，巻，号，頁，発行年
主要論文：５編以内（別刷またはそのコピー）
推薦状 ：本学会会員によるもの．１名以上，但し選考委員は不可
３．締め切り：2008年６月30日（当日消印有効）
４．書類送付先：
〒151-8528 東京都渋谷区代々木２−１−３
JR東京総合病院 呼吸器内科
日本サルコイドーシス／肉芽腫性疾患学会
（『千葉保之・本間日臣記念賞』応募書類在中と記載）
（注）（簡易）書留でお送り下さい．
「サルコイドーシス／肉芽腫性疾患」投稿規定
「日本サルコイドーシス／肉芽腫性疾患学会雑誌」投稿規定
編集方針
サルコイドーシス／肉芽腫性疾患（The Japanese Journal of Sarcoidosis and Other Granulomatous Disorders）は日本サ ルコイドーシス／肉芽腫性疾患学会の機関誌である． 本誌は各科領域のサルコイドーシスおよび他の肉芽腫性疾患に関する基礎的・臨床的研究の成果，および総説な どを掲載するものである．本誌の論文内容は新しい知見に基づき，これらの疾患に対する理解を深め，多数の読者 に対して寄与すると認められたものに限られる． 1. 筆者は連名者を含めて原則として本学会の会員に限る． 2. 原稿内容は本学会の進歩発展に寄与するのもので，他誌に未発表のものに限る． 3. 論文の種類は総説，原著，症例報告，その他とする． 4. 論文の構成 A４判用紙にワードプロセッサーを用い，現代かな使い横書きとする． 英語・数字は半角文字を使用する．論文の構成は以下のようにする． ［第１ページ目］ 論 題 ：簡潔で内容を適切に示す40字以内の日本 語とその英文 著者名 ：邦文とローマ字併記 所 属 ：邦文と英文 著者連絡先 ：住所・氏名・電話番号・FAX番号・電子 メールアドレス ［第２ページ目］ キーワード ：邦文と英語，各５語以内 短縮表題 ：25字以内 邦文要旨 ：400字以内，主な知見・結論を述べる ［第３ページ目］ 英文要旨 ：200語以内で邦文要旨の英訳，ダブルスペ ースで印字
［第４ページ目以降］ 以下の a）∼ c）の順序で作成し，本文部分の原稿のページ数を下に記入する．本文は1枚の紙に36字×30行程度 で印字する． a) 本 文 原 著 ： はじめに，目的，対象，方法，結果，考察，結論． 症例報告： はじめに，症例呈示，考察，結論． 原則として本文部分は，総説は12枚以内，原著は８枚以内，症例報告は６枚以内とする．図・表・ 写真は一葉につき400字相当とする．
「サルコイドーシス／肉芽腫性疾患」投稿規定
b) 引用文献：
引用文献は原則として20個以内とし，本文に引用順に片括弧つきで番号をつけ，論文末尾に一括して記述する． 共著者名３名以内（４名以上は和文誌は他，英文誌はet alとする）：表題．誌名（Index Medicus，医学中央 雑誌の記載に従う）発行年（西暦）； 巻：ページ（開始ページ∼終了ページ）．の順に記載する．記載は 以下の例を参考にされたい． ◆邦文雑誌： 立花暉夫，秋元隆造，岡野昌樹，他：皮膚病変を有するサルコイドーシス長期経過追求例．日サ会誌 1999；19：33-37． ◆外国語雑誌：
Hunninghake GW, Costabel U, Ando M, et al: ATS/ERS/WASOG Statement on sarcoidosis. Sarcoidosis Vasc Diffuse Lung Dis 1999;16:149-173.
◆邦文単行本：
小高 稔，富田真佐子，内山寛子：サルコイドーシスの疫学．日本サルコイドーシス学会編 最近のサルコ イドーシス．現代医療社，東京，1993；7-9.
◆外国語単行本
DeRemee RA: Wegener's Granulomatosis. In: James DG ed. Sarcoidosis and other granulomatous disorders. Marcel Dekker, New York, 1994;657-680.
c) 図・表・写真 ①図・表・写真は１葉ずつA４判の用紙に貼付する． ②図・表・写真はそれぞれ番号をつけ挿入位置を本文の欄外に明示する． ③図・表・写真はそのまま写真製版できるように作製されていること． ④図・表・写真は１枚につき400字相当と算定する． ⑤図・表の内容と図・表・写真の説明文は英文とする． ⑥写真はカラー印刷の場合には，費用は著者負担となる． ⑦表のタイトルおよび図・表の説明はすべて英文とし，一括して番号順にダブルスペースで印字する．
5. 論文提出要領 ①論文は紙面印刷したもの正副２部を下記まで送付する． ②写真・図・表も各々２組（写真のコピーは不可，図表のコピーは可）を提出する．図や表は電子媒体（CD-ROM等）で提出できるように準備すること． ③査読後の著者の修正は１回のみとする．修正原稿は10日以内に返送すること． ④論文の掲載が決定された際には，打ち出し原稿と電子媒体（CD-ROM等）を送付する．図や表も下記の要領に 準拠して作成し，電子媒体で提出する． ⑤電子媒体には著者名，論文名，OS（WindowsやMacintoshなど），使用ソフトウェア名を明記する． （注） ・ 本文，各図，各表，図の説明は，それぞれ独立したファイルで作成して保存する. ・ 本文はMicrosoft Word形式あるいは標準テキストファイル形式で作成する． ・ 図や表は，PowerPoint形式に貼り付けたものは受け付けられない．必ず，別ファイルで図や表を作成すること． ・ 表はMicrosoft Excel形式で作成する． ・ 図は低圧縮のEPS，TIFF，BMPなどの形式で高解像度のものとする．図に矢印などが必要な場合にはこれを挿 入した図を作成する．（ペイントなどのソフトウェアが別途必要になります．これが困難な場合には別途挿入 後のイメージ図を添付するなどしてください．） ・ Macintoshの場合はファイル名の末尾に拡張子を入れる． 6. 論文送付先：簡易書留で下記に送付する． 〒151-8528 東京都渋谷区代々木２−１−３ JR東京総合病院呼吸器内科 日サ会誌編集室内 TEL：03-3320-2200 FAX：03-3370-8501 7. 論文の採否は編集委員会で決定する．なお，編集委員会の方針で，字句等が変更される場合がある． 8. 著者校正は原則として１回行う． 9. 掲載された原稿の著作権は本学会に帰属する． 10. 掲載料は原則として症例報告は４ページまで，原著は６ページまで無料である．ページ超過分は有料となる． カラー写真を希望する場合は有料となる． 11. 別刷は30部までは無料，超過分は有料となる．
日本サルコイドーシス／肉芽腫性疾患学会
ウエブサイトによる
会員用無料雑誌閲覧システムのご案内
本学会会員（会費納入済みのもの）は，2000年以降の日サ会誌の内容を，無料ウエブ
サイトから全文検索，閲覧，ダウンロードを行うことができます．このシステムでは，キ
ーワード以外の単語でも全文の中から検索することができます．また，鮮明な文字，図
（2004年以降は原文がカラーであればカラーのまま）でダウンロードできます．
（本システムは医学中央雑誌とワークショップ21との共同開発によるものです．将来
は多くの学会で使用されることを目指しています．）
会員登録の流れ
1.
会員は，「学会くん」サイト
http://gakkaikun.jamas.gr.jp/soc1/search/top.htm
の「開始申込」をクリックし，表示された申し込みフォームに
以下の項目を記入して送信する．
・氏名（漢字，カナ）
・生年月日（西暦）（必須ではありません）
・メールアドレス
▼
2.
会費未納者でないことが確認された上で登録承認が行われます ．
▼
3.
メールにてID，パスワードが知らされます．
【編集後記】
本号はサルコイドーシス研究の過去，現在，未来についての有益な巻頭言から始まる．次に昨年号に続き，京都 大学胸部疾患研究所以来の長い年月の間に，診療した多数のサルコイドーシス症例の基礎的，臨床的検討から病変 の収束と慢性化・進展を論じた長井苑子先生の千葉保之・本間日臣記念賞論文がある．総説では，疾病成立の宿主 側要因として宿主の遺伝的解析は重要な課題であるが，抗酸菌に対する宿主感受性関連遺伝子欠損について自験例 を含めた楠原浩一先生らによる詳細な解説がある． 原著では，サルコイドーシス組織診断例の検査所見の詳細な検討，国際サルコイドーシス会議でまとめた臨床型 の多施設検討，昨年の本学会要望課題でもあった難治サルコイドーシス関連で難治神経・筋病変症例の全国アンケ ート集計成績がある． 症例報告では，サルコイドーシス肺外病変症例で，中枢神経系病変ことに尿崩症を示す症例報告，次に，サルコ イドーシス心臓病変の症例報告が目立ち，同胞発生の症例，超高齢者で除細動器つきペースメーカー埋め込みが必 要となった症例，種々の画像方式で検討した症例などの報告がある．その他，初診時確定診断されず８年後確定診 断されたサルコイドーシス症例の報告がある．サルコイドーシス以外ではサルコイド反応を示したホジキンリンパ 腫症例，BHLを示した成人結核症例報告がありサルコイドーシスとの鑑別診断上重要な課題である． 新たな試みとして，昨年号からのコラムとともに，本号からの『症例呈示』にも注目されたい．『症例呈示』は． 興味ある症例，貴重な症例，教育的な症例などを，簡便に報告するコーナーで，将来，本学会誌あるいは英文雑誌 などにフルペーパーのスタイルで投稿することは可能である． 資料としては，厚労省貫和班で報告された貴重なサルコイドーシス全国症例の臨床像報告やサルコイドーシス改 訂診断基準の全文が掲載されている． 今回も原稿査読で編集委員以外の多数の本学会評議員，英文査読担当の細田 裕，Daniel Eichhorstの２人に心か ら感謝します．本年10月は東京医科歯科大学吉沢靖之会長で本年度本学会総会，WASOG主催のConference on Diffuse Lung Diseasesがあり，外国から多数のサルコイドーシス中心の研究者の来日講演もあり，実り多い結果が期待される． （立花暉夫 記） 日本サルコイドーシス／肉芽腫性疾患学雑誌
