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コンピュータ科学

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Academic year: 2021

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(1)

コンピュータ科学 II

担当:武田敦志

<[email protected]>

http://takeda.cs.tohoku-gakuin.ac.jp/comp3/

(2)

メディアデータの符号化

画像データの圧縮

非圧縮(

BMP

) 約

1100 [kByte]

画像圧縮(

JPG

) 約

68 [kByte]

通常圧縮(

ZIP

) 約

544 [kByte]

(3)

ハフマン符号による圧縮(1)

データの圧縮

A,B,C,D,E,F,G,H

で構成された文字列を表現する

AABBBBCDEEFFFFGH

P(A) = 1/8

文字列表現

P(E) = 1/8 P(B) = 1/4 P(F) = 1/4 P(C) = 1/16 P(G) = 1/16 P(D) = 1/16 P(H) = 1/16

エントロピー:

E = 2.75 [bit]

必要なデータの長さ:

2.75 × 16 = 44 [bit]

(4)

ハフマン符号による圧縮(2)

データの表現(その1)

A = 000 2 B = 001 2 C = 010 2 D = 011 2 E = 100 2 F = 101 2 G = 110 2 H = 111 2

AABBBBCDEEFFFFGH

000 000 001 001 001 001 010 011 100 100 101 101 101 101 110 111

文字列表現

データ表現

それぞれの文字を以下の符号で表現する

データの長さ: 48 [bit]

(5)

ハフマン符号による圧縮(3)

データの表現(その2)

A = 010 2 B = 10 2 C = 0010 2 D = 0011 2 E = 011 2 F = 11 2 G = 0000 2 H = 0001 2

それぞれの文字を以下の符号で表現する

AABBBBCDEEFFFFGH

010 010 10 10 10 10 0010 0011 011 011 11 11 11 11 0000 0001

文字列表現

データ表現

データの長さ: 44 [bit]

(6)

圧縮を考えた表現(1)

表現を工夫する

例:同じ文字が連続する場合は「

Z

」で表現する

AABBBBCDEEFFFFGH

文字列表現

AZBZZZCDEZFZZZGH

P(A) = 1/16 P(E) = 1/16 P(B) = 1/16 P(F) = 1/16 P(C) = 1/16 P(G) = 1/16 P(D) = 1/16 P(H) = 1/16

文字の出現確率

P(Z) = 1/2

エントロピー:

E = 2.5 [bit]

(7)

圧縮を考えた表現(2)

さらに表現を工夫する

例:同じ文字が連続する場合は「

Z

」で表現する

次の文字に変化する場合は「

X

」で表現する

AABBBBCDEEFFFFGH

文字列表現

XZXZZZXXXZXZZZXX

P(X) = 1/2 P(Z) = 1/2

文字の出現確率

エントロピー:

E = 1.0 [bit]

文字列の特徴を考慮すれば

16 [bit]

で表現可能

(8)

画像メディアの圧縮(1)

画像データの圧縮

非圧縮(

BMP

) 約

1100 [kByte]

画像圧縮(

JPG

) 約

68 [kByte]

通常圧縮(

ZIP

) 約

544 [kByte]

(9)

画像メディアの圧縮(2)

画像の圧縮:

JPEG

Joint Photographic Experts Group

) 写真などの画像データを圧縮する方式

写真の特徴を考慮したデータ表現に変換 ハフマン符号を用いて圧縮

写真 色変換 ブロック化

量子化

8x8 DCT

差分符号化 ジグザクスキャン

ハフマン符号化 ハフマン符号化 多重化

JPEG

データ

変換

圧縮

(10)

画像メディアの圧縮(3)

写真の特徴の例

隣り合う色は連続することが多い

0 50 100 150 200 250

0 100 200 300 400 500 600 700 800

位置

輝度

0 50 100 150 200 250

0 100 200 300 400 500 600 700 800

位置

輝度

(11)

画像メディアの圧縮(4)

写真の特徴を取り出す

0 50 100 150 200 250

0 100 200 300 400 500 600 700 800

位置

輝度 振幅

角速度

[rad]

0 20000 40000 60000 80000 100000 120000 140000

0 0.04 0.08 0.12 0.16 0.2

0 50 100 150 200 250

0 100 200 300 400 500 600 700 800

位置

輝度

離散フーリエ変換で周波数特性を計算する

角速度

[rad]

0 20000 40000 60000 80000 100000 120000 140000

0 0.04 0.08 0.12 0.16 0.2

振幅

(12)

画像メディアの圧縮(5)

写真の特徴

0 50 100 150 200 250

0 100 200 300 400 500 600 700 800

位置

輝度振幅

角速度

[rad]

0 20000 40000 60000 80000 100000 120000 140000

0 0.04 0.08 0.12 0.16 0.2

低周波数成分は多い 高周波数成分は少ない 周波数特性で表現すれば

エントロピーが減少する

(13)

画像メディアの圧縮(6)

写真 色変換 ブロック化

量子化

8x8 DCT

差分符号化 ジグザクスキャン

ハフマン符号化 ハフマン符号化 多重化

JPEG

データ

変換

圧縮 表現の変換

周波数特性を

計算するための準備

周波数特性を計算

DCT

:離散コサイン変換

周波数特性を 自然数で表現

低周波数

高周波数となるように 周波数特性の値を並び替える

(14)

画像メディアの圧縮(7)

離散コサイン変換(

DCT

𝐹𝐹 𝑢𝑢, 𝑣𝑣 = 2𝐶𝐶 𝑢𝑢 𝐶𝐶(𝑣𝑣)

𝑁𝑁 � � 𝑓𝑓(𝑖𝑖, 𝑗𝑗) cos 2𝑖𝑖 + 1 𝜋𝜋𝑢𝑢

2𝑁𝑁 cos (2𝑗𝑗 + 1)𝜋𝜋𝑣𝑣 𝑁𝑁

𝑁𝑁−1 𝑗𝑗=0 𝑁𝑁−1

𝑖𝑖=0

𝐹𝐹 𝑢𝑢 = � 𝑓𝑓(𝑖𝑖) cos 2𝜋𝜋𝑖𝑖𝑢𝑢

𝑁𝑁 + 𝑗𝑗 sin 2𝜋𝜋𝑖𝑖𝑢𝑢 𝑁𝑁

𝑁𝑁−1 𝑖𝑖=0

𝐹𝐹 𝑢𝑢 = 2

𝑁𝑁 𝑐𝑐 (𝑢𝑢) � 𝑓𝑓(𝑖𝑖) cos (2𝑖𝑖 + 1)𝜋𝜋𝑢𝑢 2𝑁𝑁

𝑁𝑁−1 𝑖𝑖=0

離散フーリエ変換で周波数特性を計算できる

j

は虚数)

入力波形を偶関数とすることで、実数部だけで表現可能

1次元の計算から2次元に拡張

f(i)

は偶関数)

(15)

画像メディアの圧縮(8)

量子化

F(u, v)

は実数(小数)

コンピュータで扱うために自然数に変換する

𝐹𝐹

𝑢𝑢 , 𝑣𝑣 = 𝐹𝐹(𝑢𝑢, 𝑣𝑣)

𝑄𝑄(𝑢𝑢, 𝑣𝑣) + 0.5

16 11 10 16 24 40 51 61 12 12 14 19 26 58 60 55 14 13 16 24 40 57 69 56 14 17 22 29 51 87 80 62 18 22 37 56 68 109 103 77 24 35 55 64 81 104 113 92 49 64 78 87 103 121 120 101 72 92 95 98 112 100 103 99

𝑄𝑄 𝑢𝑢, 𝑣𝑣 =

(輝度成分)

高周波成分

(16)

画像メディアの圧縮(9)

JPEG

の特徴

元の画像

離散コサイン変換 量子化

ハフマン符号

JPEG

データ

周波数特性を計算

実数を自然数に変換

圧縮計算 非可逆圧縮方式である

model.bmp

model.jpg

非可逆圧縮

(17)

画像メディアの圧縮(10)

非可逆圧縮の影響

参照

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