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平成 29 年度事業計画 ( 平成 29 年 4 月 1 日 ~ 平成 30 年 3 月 31 日 ) 本財団は 各時代において要請されるソフトウェア等の法的保護に関する調査研究 ソフトウェアプロダクトに関する普及啓発及び調査研究 ソフトウェア等に関する紛争の仲裁 和解等機関業務 ソフトウェア関連技

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平成29年度

事業計画書及び予算書

平成29年3月

一般財団法人

ソフトウェア情報センター

(2)

平成29年度事業計画

(平成29年4月1日~平成30年3月31日) 本財団は、各時代において要請されるソフトウェア等の法的保護に関する調査研究、ソフト ウェアプロダクトに関する普及啓発及び調査研究、ソフトウェア等に関する紛争の仲裁・和解 等機関業務、ソフトウェア関連技術の動向に係る情報の収集、プログラムの著作物に係る登録 事務及び半導体集積回路の回路配置に関する設定登録等事務を行うことにより、ソフトウェア を含む情報財に関連するビジネスのための基盤整備を促進し、高度情報化社会の健全な発展を 図り、もってわが国の産業、経済及び文化の発展に寄与することを目的として、幅広く活動し てきた。 最近では、IoT(Internet of Things)の進展による所謂ビッグデータ処理、人工知能(AI) を用いた新たな情報処理、それらを提供する新たなビジネスの登場によって、検討を必要とす る課題、問題が明らかになってきている。また、オープンソースソフトウェア(OSS)の活用 が進み、それを利用してビジネスを組み立てるのみならず、コミュニティに参画して自らが OSS を提供する機会も増えている。これらの事情に照らし、ソフトウェア等の知的財産に係る 法的問題、また、OSS への対応のあり方、ソフトウェアを含む情報財取引及び益々多様化する 情報サービスの取引に係る問題等について、産業界、法曹界、学界、官界の結節点として、調 査研究のための場を提供し、研究の成果を広く社会に公表して、さらなる検討を促していきた いと考えている。 また、ソフトウェア等の特許審査に際しての先行技術を確認するためのコンピュータソフト ウェアを含む技術情報のデータベース(CSDB)等の整備、ソフトウェア取引契約におけるラ イセンシー保護のためのソフトウェア・エスクロウ・サービスの提供、ソフトウェア紛争に関 するADR サービスの提供、プログラム著作物登録機関、半導体集積回路配置利用権登録機関 としての業務を提供していく。 平成29年度は、本財団の置かれている状況を踏まえ、以下の事業を実施する。

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1.ソフトウェア等の権利保護に関する調査研究及び情報提供

ソフトウェア等の開発及び利活用を促進するために、その特質や関連する技術等の動向を踏 まえた権利保護のあり方について調査研究を行い、課題の分析や方策の提言等を行う。また、 ソフトウェア等の権利保護に関して多様な方法で情報提供を行う。 (1)ソフトウェア等の権利保護に関する調査研究 IT 社会における企業活動、企業戦略の中で経営資源としての重要性が増大しているソフトウ ェアを含む情報財に関する法的保護のあり方、戦略的活用等について、法曹専門家、学識経験 者及び産業界の専門家から構成する委員会の設置等によって、産業界のニーズにより着実に応 えられるようにすべく、ビジネスを展開する上で検討すべき法制度上の課題について調査研究 を行い、社会における検討を促し、またあるべき方向性の提言を行う。 ① AI 等に関する知的財産問題の調査研究 国内外で注目されている AI 等を活用したビジネスに関連する知的財産問題について、例え ば AI システムによる創作・生成や機械学習等、根幹となる関連の技術を俯瞰し、現状の法的 枠組みの中で問題となり得る課題等を整理し、また、あるべき法的保護のあり方について等の 検討を行い、その成果の普及を図る。 ② IoT 時代における OSS の利用と法的リスク等に関する調査研究 OSS の利用は、システム開発のみならず、クラウドコンピューティングやビッグデータ分野 においても必要不可欠になりつつある。OSS において活用されているライセンス条件には、 GPL のように OSS 利用後のソースコードの公開等を義務付けるものがあるほか、OSS 利用に 伴う脆弱性に関する法的責任の問題等、法的リスクとして整理しておくべき問題がある。これ らについて、より実務に即した解説書の作成を目指した検討を行い、成果の普及を図る。 ③ ソフトウェア関連技術の特許保護に関する調査研究 インターネットの普及に伴い、コンテンツ配信、電子商取引・決済等をはじめとするインタ ーネットを介した各種ビジネスが注目されており、このようなビジネスに関連する技術に対し ても特許が付与されている。これらの特許の多くは、ネットワークを介したサービス提供型の もので、その技術構成においては複数の主体が関与する形態の技術も少なくない。このような 場合に、どのような場合にどのような範囲の権利行使が可能であるのか国際的な検討課題とな りつつある。そのようなソフトウェア関連特許を中心に、その権利行使の問題について内外の 判例等の分析を行い、企業の知的財産の戦略的活用の方策等について調査研究を行う。 ④ 新規ビジネスに関する著作権勉強会 新しいビジネスの開発や従来のビジネス構造の変容により、著作権法分野において、新しい

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事象へのビジネス上の対応の他にビジネスを前提とした制度の適合が求められている。この様 な状況から多種多様な業種による横断的な著作権問題について、権利者と利用者の各立場を勘 案した検討を行い各社の著作権の戦略的活用の方策等に寄与するような研究を行う。

(2)ソフトウェア等の権利保護に関する情報提供

① ニューズレター「SLN(SOFTIC Law News)」の発行

ソフトウェア等の権利保護問題に関して注目される裁判事例について、研究者、弁護士等の 専門家による判例評釈を、年間5本を目処に発行する。調査研究事業との連携など、情報発 信の方策を検討、情報発信能力を強化していく。 ② ソフトウェアの知的財産権等に関する研修 ソフトウェアはビジネスから一般の生活まで広く深く浸透し、今や社会生活の基盤ともなっ ており、ソフトウェアを巡る法的問題は益々その重要性を増している。とりわけソフトウェア 等の取引実務に携わる者にとっては、ソフトウェアに関する知的財産制度等の理解が必須の要 件であるといえる。 このようなニーズに対応すべく、知的財産及び契約等の分野の第一線で活躍する、あるいは 周辺の法制度に詳しい弁護士、研究者、実務家を講師に迎え、受講者の希望するレベルに合わ せたカリキュラムを用意し、知的財産権の知識習得と実務への活用のための研修を提供する。 ③ 知的財産権関連判例に関するゼミ形式の研究会の開催 主にソフトウェア等の知的財産権関連の実務に携わる若手の企業法務部員及び弁護士を対象 に、知的財産権関連の知識習得と向上、また情報交換のための場を提供することとし、ゼミ形 式による判例研究の機会を設け、より密度の高い議論の場を提供する。指導にはこの分野の第 一線で活躍する企業法務担当者及び弁護士が当たる。 ④ セミナーの開催 ソフトウェア、コンテンツ等に関する著作権、特許及び独禁法等の知的財産権問題や契約問 題、ネットワークを介したビジネス上の諸問題等、適宜のテーマを取り上げ、当該分野におけ る専門家および実務担当者それぞれに向け各種セミナーを開催する。調査研究事業との連携な ど、情報発信の方策を検討、情報発信能力を強化していく。

2.ソフトウェア関連技術の動向に係る情報の収集

コンピュータソフトウェア関連発明やビジネス方法の発明が、特許の対象となり、これらの 分野における非特許文献の先行技術調査を行うため、特許庁ではコンピュータソフトウェアデ ータベース(CSDB)を構築している。 当財団は、平成9年度から上記データベースに蓄積する文献の収集、文献調査、電子化デー

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タの作成等の事業を実施している。 具体的には、コンピュータソフトウェア、ビジネス方法、ゲーム関連分野におけるマニュア ル、単行本、学術論文、雑誌、企業技報等を収集し、これら文献について、CSタームの付与、 フリーワードの抽出、抄録の作成等の文献調査を行い、一次文献のイメージデータ及びOCR によるコードデータを作成し、文献調査の結果を加えた電子化情報を作成するものであり、こ れまでに約13万3千冊の文献を収集し、約87万8千件の電子データを作成してきたところ である。 平成29年度は、新たに3GPP関連の技術仕様書が対象に加わることとなり、従来文献4 1,360件及び技術仕様書45,970件の電子データを作成する予定である。

3.ソフトウェアプロダクトに関する普及啓発及び調査研究

ソフトウェアプロダクトの流通市場の拡大発展を図るために、利用者及び提供者の双方の 立場に立った普及啓発及び調査研究を実施する。 また、ソフトウェアプロダクトの流通を促進する一助として、ライセンシー保護のための実 務的方策として、ソフトウェア・エスクロウ・サービスを提供する。ソフトウェア・エスクロ ウ制度は、ソフトウェア提供者(ライセンサー)の倒産、天災等により、提供を受ける者(ラ イセンシー)がソフトウェアの継続的使用が困難となるような事態に備えて、ライセンサー及 びライセンシーが第三者(エスクロウ・エージェント)にソースコード等の関連資料を預託し ておくことによりライセンシーの保護を図ろうとする制度である。

4.プログラムの著作物に関する登録事務及び情報提供

「プログラムの著作物に係る登録の特例に関する法律」に基づきプログラムの著作物の登 録事務を実施する。さらに、登録された情報に関する官報公示、検索サービス等の情報提供 を行うと共に、登録制度普及のための説明会を行う。

5.半導体集積回路の回路配置に関する設定登録等事務及び情報提供

「半導体集積回路の回路配置に関する法律」に基づき、登録機関として、半導体集積回路 の回路配置に関する設定登録等事務及び設定登録の公示情報等の提供を行う。

6.ソフトウェア等に関する紛争に係る仲裁及び和解の仲介

産業界において多く潜在すると考えられる、ソフトウェア開発をめぐる紛争事案につき、ソ フトウェア等の取引に詳しい弁護士又は関連する技術について知見をもつ弁理士、技術者等の 専門家からなる「仲裁人、中立評価人、単独判定人及び和解あっせん」サービスを提供する。 なお仲裁人等の候補者名簿のさらなる拡充に努める。

(6)

単位:千円 科目 当年度 前年度 増減 Ⅰ 一般正味財産増減の部  1.経常増減の部   (1)経常収益    ①基本財産運用益 66 369 △ 303    ②特定資産運用益 4 12 △ 8    ③事業収益 683,633 574,834 108,799    ④受取会費 22,650 22,650 0    ⑤雑収益 612 676 △ 64    経常収益計 706,965 598,541 108,424   (2)経常費用    事業費 689,333 586,693 102,640    管理費 15,589 16,256 △ 667    経常費用計 704,922 602,949 101,973   当期経常増減額 2,043 △ 4,408 6,451  2.経常外増減の部   (1)経常外収益   経常外収益計 0 0 0   (2)経常外費用    本部移転費 4,664 0 4,664   経常外費用計 4,664 0 4,664   当期経常外増減額 △ 4,664 0 △ 4,664   当期一般正味財産増減額 △ 2,621 △ 4,408 1,787   一般正味財産期首残高 223,868 205,288 18,580   一般正味財産期末残高 221,247 200,880 20,367 Ⅱ 指定正味財産増減の部   当期指定正味財産増減額 0 0 0   指定正味財産期首残高 155,000 154,985 15   指定正味財産期末残高 155,000 154,985 15 Ⅲ 正味財産期末残高 376,247 355,865 20,382

平成29年度予算書(正味財産増減計算ベース)

平成29年4月1日から平成30年3月31日まで

(7)

単位:千円 プログラム登 録 半導体回路登 録 権利保護調 査研究 仲裁和解 共通 小計 Ⅰ 一般正味財産増減の部 1.経常増減の部 (1)経常収益 基本財産運用益 0 0 0 0 0 0 特定資産運用益 2 0 0 0 0 2 事業収益 3,840 0 6,000 5,160 0 15,000 受取会費 0 0 0 0 0 0 雑収益 108 0 0 0 2 110 経常収益計 3,950 0 6,000 5,160 2 15,112 (2)経常費用 事業費 10,260 1,666 19,517 7,479 0 38,922 人件費 6,903 819 9,694 3,715 0 21,131 福利厚生費 15 2 25 10 0 52 旅費交通費 3 1 464 29 0 497 減価償却費 14 2 24 10 0 50 消耗品費等 56 7 77 32 0 172 資料購入費 0 0 50 0 0 50 光熱水費 107 16 180 74 0 377 賃借料 2,193 760 3,613 354 0 6,920 諸謝金 0 0 302 0 0 302 租税公課 0 0 10 0 0 10 請負費 0 0 0 0 0 0 委員手当 0 0 1,368 113 0 1,481 支払報酬 195 29 2,001 3,062 0 5,287 雑費 774 30 1,709 80 0 2,593 管理費 人件費 福利厚生費 旅費交通費 減価償却費 消耗品費等 資料購入費 光熱水費 賃借料 租税公課 支払報酬 雑費 経常費用計 10,260 1,666 19,517 7,479 0 38,922 評価損益等調整前当期経常増減額 △ 6,310 △ 1,666 △ 13,517 △ 2,319 2 △ 23,810 当期経常増減額 △ 6,310 △ 1,666 △ 13,517 △ 2,319 2 △ 23,810 2.経常外増減の部 (1)経常外収益 経常外収益計 0 0 0 0 0 0 (2)経常外費用 本部移転費 0 0 0 0 0 0 経常外費用計 0 0 0 0 0 0 当期経常外増減額 0 0 0 0 0 0 他会計振替額 0 0 0 0 0 0 当期一般正味財産増減額 △ 6,310 △ 1,666 △ 13,517 △ 2,319 2 △ 23,810 一般正味財産期首残高 △ 155,791 △ 59,201 △ 72,830 11,321 16,000 △ 260,501 一般正味財産期末残高 △ 162,101 △ 60,867 △ 86,347 9,002 16,002 △ 284,311 Ⅱ 指定正味財産増減の部 当期指定正味財産増減額 0 0 0 0 0 0 指定正味財産期首残高 0 0 0 0 0 0

平成29年度予算書(正味財産増減計算ベース)内訳書

平成29年4月1日から平成30年3月31日まで 科 目 実施事業等会計

(8)

単位:千円 情報提供 エスクロウ ソフト関連技 小計 Ⅰ 一般正味財産増減の部 1.経常増減の部 (1)経常収益 基本財産運用益 0 0 0 0 66 0 66 特定資産運用益 0 0 0 0 2 0 4 事業収益 5,886 21,676 641,071 668,633 0 0 683,633 受取会費 0 0 0 0 22,650 0 22,650 雑収益 0 0 0 0 502 0 612 経常収益計 5,886 21,676 641,071 668,633 23,220 0 706,965 (2)経常費用 事業費 5,402 5,699 639,310 650,411 0 689,333 人件費 2,749 2,439 244,859 250,047 0 271,178 福利厚生費 7 6 2,787 2,800 0 2,852 旅費交通費 27 0 995 1,022 0 1,519 減価償却費 7 5 306 318 0 368 消耗品費等 21 17 4,590 4,628 0 4,800 資料購入費 0 0 18,266 18,266 0 18,316 光熱水費 50 40 1,963 2,053 0 2,430 賃借料 962 3,019 39,451 43,432 0 50,352 諸謝金 920 0 75,163 76,083 0 76,385 租税公課 0 40 16,272 16,312 0 16,322 請負費 0 0 220,660 220,660 0 220,660 委員手当 0 0 330 330 0 1,811 支払報酬 195 73 1,108 1,376 0 6,663 雑費 464 60 12,560 13,084 0 15,677 管理費 15,589 0 15,589 人件費 9,829 0 9,829 福利厚生費 109 0 109 旅費交通費 12 0 12 減価償却費 116 0 116 消耗品費等 181 0 181 資料購入費 22 0 22 光熱水費 144 0 144 賃借料 2,770 0 2,770 租税公課 106 0 106 支払報酬 264 0 264 雑費 2,036 0 2,036 経常費用計 5,402 5,699 639,310 650,411 15,589 0 704,922 評価損益等調整前当期経常増減額 484 15,977 1,761 18,222 7,631 0 2,043 当期経常増減額 484 15,977 1,761 18,222 7,631 0 2,043 2.経常外増減の部 (1)経常外収益 経常外収益計 0 0 0 0 0 0 0 (2)経常外費用 本部移転費 0 0 0 0 4,664 0 4,664 経常外費用計 0 0 0 0 4,664 0 4,664 当期経常外増減額 0 0 0 0 △ 4,664 0 △ 4,664 他会計振替額 0 0 △ 1,455 △ 1,455 1,455 0 0 当期一般正味財産増減額 484 15,977 306 16,767 4,422 0 △ 2,621 一般正味財産期首残高 △ 4,749 69,460 183,500 248,211 236,158 0 223,868 一般正味財産期末残高 △ 4,265 85,437 183,806 264,978 240,580 0 221,247 Ⅱ 指定正味財産増減の部 当期指定正味財産増減額 0 0 0 0 0 0 0 指定正味財産期首残高 0 0 0 0 155,000 0 155,000 法人会計 内部 取引 消去 合計 科 目 その他会計

(9)

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