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生物多様性のだ戦略

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(1)

サ バ ンラン ワ ミ

モノサ トンボ ナマ

ヘイケボタル

ムラサ ミ

ミ ア イ トウ ョウダルマ エル メダ

(2)

序 章 戦略策定の基本的 考え方

戦略策定の進 方

第ㄮ章 戦略策定の背景 目的 ㄥㄮㄦ 生物多様性 ㄥㄯㄦ生物多様性の危機 ㄥ㄰ㄦ生物多様性の恩恵=生態系サヸビス ㄥㄱㄦ 生物多様性国家戦略2012-2020 の概要 ㄥ5ㄦ 地域戦略 必要 の ㄥㄳㄦ生物多様性地域戦略策定 より期待さ 効果 第ㄯ章 野田市の現状 課題 ㄯ-ㄮ 野田市の概要 ㄥㄮㄦ位置 ㄥㄯㄦ人口 ㄥ㄰ㄦ地形 ㄥㄱㄦ土地利用 ㄥ5ㄦ産業

ㄯ-ㄯ 野田市の昔の自然 ㄥㄮㄦ自然の歴史 ㄥㄯㄦ歴史調査 ㄥ㄰ㄦ大型鳥類 係 調査結果 ㄯ-㄰ 生物多様性の現状 課題 ㄥㄮㄦ りの保全ヷ再生の変遷 ㄥㄯㄦ りの保全ヷ再生 係 こ ま の取組 ㄥ㄰ㄦ野田市を取り巻く現状 課題 ㄥㄱㄦ自然環境調査 よ 現状 課題 第㄰章 戦略の理念 行動計画

㄰-ㄮ 戦略の位置付け ㄰-ㄯ 基本方針

㄰-㄰ 計画の期間 ㄰-ㄱ 野田市の目指す将来像 ㄰-5 行動計画-生物多様性を実現す た の具体的施策 目標 施策体系図

㄰-ㄳ 重点プロ クト ㄥㄮㄦ進行管理の考え方

ㄥㄯㄦ樹林地等 りの保全ヷ再生

ㄥ㄰ㄦ水系エコロ カルヷネットワヸクの保全ヷ再生

ㄥㄱㄦ自然 共生す 地域づくり

ㄥ5ㄦ生物多様性の ンボル し のコウ トリの飼育ヷ繁殖ヷ野生復帰

第ㄱ章 計画の推進 進行管理

ㄱ-ㄮ 生物多様性の 戦略の推進体制 ㄱ-ㄯ 計画の進行管理

生物多様性の 戦略 検討委員会委員名簿

生物多様性の 戦略のた の環境調査員一覧表 資 料

野田市生 のの豊 さアンケヸト 集計結果 調査地個票

ヷヷヷ 1 ヷヷヷ 1 ヷヷヷ 2 ヷヷヷ 3 ヷヷヷ 3 ヷヷヷ 4 ヷヷヷ 5 ヷヷヷ 6 ヷヷヷ 7 ヷヷヷ 8 ヷヷヷ 10 ヷヷヷ 10 ヷヷヷ 10 ヷヷヷ 10 ヷヷヷ 11 ヷヷヷ 11 ヷヷヷ 13 ヷヷヷ 14 ヷヷヷ 14 ヷヷヷ 15 ヷヷヷ 21 ヷヷヷ 24 ヷヷヷ 24 ヷヷヷ 30 ヷヷヷ 44 ヷヷヷ 45 ヷヷヷ 59 ヷヷヷ 59 ヷヷヷ 61 ヷヷヷ 62 ヷヷヷ 63 ヷヷヷ 64 ヷヷヷ 66 ヷヷヷ 81 ヷヷヷ 82 ヷヷヷ 84 ヷヷヷ 85 ヷヷヷ 90 ヷヷヷ 92 ヷヷヷ 97 ヷヷヷ 97 ヷヷヷ 98 ヷヷヷ101 ヷヷヷ102

(3)

野田市 生 物 たくさ い 自然を取り戻し将来 残したい 考え こ ま 農薬

や化学肥料を け使わ い昔 の米づくりや 田 ぼ 水路をつ 魚道の整備

地ヷ 山の自然を再生す 取組を進 ました 現在 野田市 カエル ド

ョウ ホタル たくさ の生 物 戻っ ました

今 ま 間 合います 自然豊 たくさ の生 物 生息 生育す 野田市を取

り戻すこ ます 子 たち 豊 自然を残すこ ます

市 自然再生の ンボル し つ 国内各地 見 山の田 ぼの食物連鎖

の頂点 位置し いたコウ トリの飼育を開始し 野生復帰を目指し います コウ トリ

棲 環境 餌 多くの生 物を育 人間 っ 安全ヷ安心 暮

せ 環境 いえます

こ ま の自然再生 生物多様性の取組をさ 拡 自然 共生す 地域づくりを進

い ます

-1-

(4)

生物多様性 自然環境 生活ヷ文化 産業ヷ経済 様々 人の行動の上 成り立っ

います 生物多様性の保全ヷ再生ヷ創造のた 々の日々のく しや活動 うあ べ

を考え 配慮し 行動す 必要 あります

そのた の指針 し 広範 分野 の連携 より施策を立案ヷ検討し さ 効果の

あ 行動戦略を生 出すた 生物多様性の将来像を明確 し 様々 意見を取り入

戦略の策定を進 ました

●地域 活動す 市民団体 連携し 現状調査を行い 歴史的観点 調査しました

●学識者 市民団体 事業者 教育関係や行政 多方面の委員 検討委員会を設け

専門的 意見を聴 ました

●検討案 対す パブリックヷコメント手続を行い 広く市民の意見を聴 ました 戦略ㄥ案ㄦ策定経緯

成ㄯ㄰年度 調査方針検討及び自然環境の現状調査

成ㄯ㄰年ㄵ月~ 成ㄯㄱ年ㄮ月 現地調査実施

成ㄯ㄰年ㄮㄮ月~ㄮㄯ月 市民アンケヸト

(資料 野田市生 物豊 さアンケヸトの り)

成ㄯㄱ年ㄯ月ㄮㄱ日 検討準備委員会 基本方針を審議

成ㄯㄱ年度 自然環境の現状調査及び原案の作成

成ㄯㄱ年ㄱ月~ㄵ月 現地調査実施

成ㄯ5年ㄮ月ㄯㄶ日 検討委員会 素案を審議

成ㄯ5年ㄯ月ㄯㄵ日 検討委員会 素案を審議

成ㄯ5年度 生物多様性戦略の検討

成ㄯ5年ㄱ月~ 成ㄯㄳ年㄰月

成ㄯㄳ年度 生物多様性戦略の策定

成ㄯㄳ年 ㄴ月 検討委員会 案を審議

成ㄯㄳ年ㄮㄮ月 検討委員会 案を審議

成ㄯㄴ年 ㄮ月 審議を踏まえた素案を公表し市民の意見を聴取

ㄯ月 市民の意見を踏まえた案 つい 検討ヷ反映

㄰月 パン レットの作成 公表

(5)

- 3 -

自然を支え 生物多様性 、人間を含 多様 生 の長い歴史の中 くら かけ えの い

もの 、そ 自体に大き 価値 あ 、保全す きもの す

生物多様性 、多くの生き物 お互いに関わ あい、様々 環境に合わ 、生存し い

す 自然の恵 から、生活に か い食 もの、エネルギー、着 もの さま ま 恵 を

け います 、そ ら す 生物の多様性 に支えら います

生き物に 、食 -食 ら い 食物連鎖の中の 、ま 、長い歴史を経 いの の

、地域 地域ヷ流域 さま ま あ ます ま 、そ の地域に特有の自然や

風 あ 、そ 地域の文化 結び い います 生 の一 一 に個性 あ 、す の生

直接的に、あ い 間接的に支えあ 生き います

生物多様性条約 、生態系の多様性ヷ種の多様性ヷ遺伝子の多様性 いう3 のレベルの多様

性 あ し います

生態系の多様性

森林 里地里山 河川 湿原 干潟 ン 礁 いろいろ タイプの自然 あ ま

種の多様性

動植物 細菌 の微生物 いた ま

いろいろ 生 物 いま

遺伝子の多様性

同 種 も異 遺伝子を持つこ

形や模様 生態 多様 個性

(6)

- 4 -

私 人間の活動によ 自然 破壊さ 生き物 減少し、生態系のバランス 崩 き いま

環境省 発表し 生物多様性国家戦略2012-2020 、日本国内の生物多様性に い 、

以下のㄱ の観点から危機を整理し います

らの危機に対し 、国内あ い 地球規模 さま ま 対策 講 ら き お 、効果 見

ら い ものもあ ます 、危機 依然進行し います

ㄥㄯㄦ

生物多様性

の危機

第一の危機:開発 人間活動によ 危機

人間活動又 開発 直接的にも らす種の減少、絶滅、あ い 生態系の破壊、分断、劣化を通

生息ヷ生育空間の縮小、消失 によ 生物多様性への影響

<要因の例>埋立 の開発や森林の他用途への転用 の土地利用の変化、鑑賞用や商業的利用によ

個体の乱獲、盗掘、過剰 採取、河川の直線化ヷ固定化、農地や水路の整備 、野生動植物の生息ヷ生育

環境を劣化さ 、生物多様性に大き 影響を えまし

第 の危機:人間によ 持 込ま ものによ 危機

外来種や化学物質 人 的に持 込ま ものによ 生態系のかく乱

<要因の例>マングース、アライグマ、 クチバス 、人 によ 国外や国内の他の地域から導入さ

外来種 、地域固有の生物相や生態系に対す 大き 脅威 います ま 、影響に い 未知の点

の多い化学物質の中に 動植物への毒性を持 もの あ 、生態系に影響を え おそ あ ます

第四の危機:地球環境の変化によ 危機

地球温暖化の か、強い 風の頻度 増す や降水 の変化 の気候変動、海洋の一次生

産の減少及び酸性化 の地球環境の変化 、生物多様性に深刻 影響を え 可能性 あ 、そ

の影響 完全に避け き い 考えら います

第 の危機:自然に対す 人間の働きかけの縮小によ 危機

産業構造や資源利用の変化 、人口減少や高齢化によ 活力の低下に伴い、 地 山 、自然

に対す 働きかけ 縮小す によ 種の減少、生息ヷ生育状況 変化

<要因の例>水田の管理や薪炭林の伐採、採草 山や草原 利用さ く 、間伐 の森林

整備 十分に行わ い によ 生物の生息ヷ生育環境への影響 一方 、シ 、イノシシ等 分 を拡大

(7)

- 5 -

私 の暮らし 、食料や水、気候の安定 、多様 生物 関わ あう生態系から得 の

き 恵 によ 支えら います 、 らの恵 生態系サービスㄥecosystem serviceㄦ 呼

ば ます

食料や水、木材、繊維、 薬品の開発等の資源を提供す 供給サービス 、水質浄化や気候の

調節、自然災害の防止や被害の軽減、天 の存在によ 病害虫の抑制 の 調整サービス 、精

神的ヷ宗教的 価値や自然 観 の審美的 価値、レクリエーションの場の提供 の 文化的サ

ービス 、栄養塩の 環、土壌形成、光合成によ 酸素の供給 の 基盤サービス のㄱ に分類し

います

生態系サービスの価値 、市場 取引さ もの以外 市場経済の中 見えにくく いま

す 、生態系サービスを提供す 生態系、生物多様性や自然資源の を 自然資本 し らえ、

そ を劣化さ く持続的に利用し いく に、適 コストを支払 保全し いく必要 あ

ます

区 分 概 要 備 考

供 給 サ ー ビス

Provisioning Services

食料、燃料、木材、繊維、薬

品、水 、人間の生活に

要 資 源 を 供 給 す サ ー ビ ス

経済的取引の対象 い 生物 来資源から、

現時点 発見さ い い有用 資源ま 、有用資

源の利用、可能性 いう意

味 極 要

調整サービス Regulating Services

森 林 あ に よ 気 候

緩 和 さ 、 洪 水 起 に く く 、 水 浄 化 さ

い 、 環 境 を 制 御

す サービス

らを人工的に実施しよう す 、膨大 コスト

かか ます 生物多様性 高い 、病気や害虫の発

生、気象の変化等の外部からのかく乱要因や不測の事

態に対す 安定性や回復

性を高 に

言えます

文化的サービス Cultural

Services

精 神 的 充 足 、 美 的 楽 し 、宗教ヷ社会制度の基盤、

レクリエーションの機会 を

え サービス

多くの地域固有の文化ヷ宗教 その地域に固有の生

態系ヷ生物相によ 支えら お 、生物多様性 う

し 文化の基盤 言えます

基盤サービス Supporting Services

他の㄰ のサービスの供給を

支え サービス

光合成によ 酸素の生成、土壌形成、栄養 環、水

(8)

- 6 -

生物多様性基本法 に基づき、2010年㄰ に最初の生物多様性国家戦略2010 銬議決定さ まし

2012年9 、COP10の成果や東日本大震災の経験 を踏まえ、愛知目標の達成に向け わ 国のロー

ドマップ あ 、自然共生社会の実現に向け 具体的 戦略 し 、 生物多様性国家戦略2012-2020

策定さ まし

環境省ウ ブサイト生物多様性国家戦略2012-2020 概要よ 引用

(9)

- 7 -

自然環境 、地史、気候、植生、動植物相 の様々 側面におい 地域 に異 、し

、生物多様性のあ 様や課題 地域 に異 ます ま 、人 自然 の関わ 方も地域 に異

かかわ 築か い 、保全や持続可能 利用の の方策も地域にあ 方策 あ

考えら ます

生物多様性の保全 持続可能 利用の地域におけ 取組の 要性に い 、2008年に制定さ

生物多様性基本法 におい 、各自治体 生物多様性に取 組 き内容を地域戦略 し

取 ま し 明記さ います

Cㄿㅁ

-

CㅌPㄮㄭ

生物多様性自治体会議(2010年)

生物多様性基本法ㄥ

2008

年ㄦ

◆第5条 地方公共団体の責務

ヷ地方公共団体 基本原則 則り 国の施策 準 た施策 地域の自然的社会的条件 応 た

細 施策を策定ヷ実施す

◆第13条 生物多様性地域戦略の策定等

ヷ都道府県及び市 村 生物多様性国家戦略を基 本 し 単独 又 共 し 当該都道府県又 市 村の区域内 け 生物の多様性の保全及 び持続可能 利用 関す 基本的 計画ㄥ生物多 様性地域戦略ㄦを定 よう努 け

◆第27条 地方公共団体 よ 施策の実施

ヷ地方公共団体 総合的 つ計画的 推進を図り つつ施策を実施す

◆ 地方自治体 生物多様性 関す 愛知ヷ名古屋 宣言

次世代 豊 自然環境を継承し 生物多様性を 維持し いくた 地域の取組 重要 あ こ を共有

生物多様性国家戦略ㄥ

2012

年ㄦ

◆前文

民本国家戦略 愛知目標の達成 向けたわ 国のロヸドマップ し の役割を担う

(中略) 自然 共生す 世界 の実現 向けた方

向性を示す役割 あ いえます さ 地域 け 生物多様性の保全 持続可能 利用 関 す 基本的 計画 あ 生物多様性地域戦略 の策定や見直し 向けた指針 の す

生物多様性の

戦略の策定

2015

年ㄦ

(10)

- 8 -

地域づく

の持続性

地域の活性化

魅力あ

地域づく

の実現

堆肥センターによ 環社会への取 組

環境にやさしい農 業

江川地区の自然 再生ヷ市民農園

多様 生物を育 地ヷ 山の保全

玄米黒酢農法ヷふ ゆ 田 ぼの 取組

多様 生物を育 地域環境整備

の暮らし

の基盤

の高い昔

の自然を再生

将来にわ ※ のふ さ あ 野田の豊か 自然環境や多種多様 生き物、す

わ 生物多様性を保全し いく 、市内全域にわ 生物多様性の保全 回復に関す

取組を計画的に進 要 ま 、豊か 自然環境を活かし 魅力あ 地域づく を実

現し、持続的 発展を ます

※ 、水や緑地 野田市の特性 あ 豊か 自然を表す

ㄥㄳㄦ生物多様性地域戦略策定によ

期待さ

効果

物多様性戦略の策定ヷ推進の意義

地域 の生物多様性の

あ 方や課題

さま ま 分野 関連し

地域のあ 方

地域の社会経済 自然

(11)

- 9 -

生態系を持続的に保全し、生態系の回復能力を超え

い範

利用し

いく

によ

、自然の恵

を持続的に享

いく地域づく

をします

生物多様性の 戦略策定 全市域の生物多様性の現状を把握し具体的 目標を示す に

よ 、生物多様性の側面から見 、目指す きま の姿を提示す 可能 ます

生物多様性 、 生き物 いう子 も に 分か やすい視点から展開す 可能

から、子 も への環境学習や専門家によ 自然体験学習会の開催 、環境教育ヷ

環境学習面におけ 取組 促進さ 期待さ ます

生物多様性保全の取組 農産物のブランド化 を結び付け 推進す によ 、農業分野にお

い も生物多様性への理解や関心の高ま 、更に 農地におけ 取組の広 を目指す

きます

生物多様性の付加価値 付い 安心ヷ安全 農産物のブランド化 その普及PRを進 に

よ 、経済効果 期待さ もに消費者への生物多様性に関す 普及PR効果 期待さ ま

生物多様性の 戦略を軸 し 、河川等の流域によ エコロジ ルヷネットワークの形成によ 、

野田市 けに まら 周辺自治体からさらに関東地域へ 広 大いに期待さ ます

生物多様性の 戦略によ PR広報によ 、市民の生物多様性への意識の向 、さらに生物多

様性を保全す 取組を自らの問題 し 捉え活動す 市民団体 の機運の高ま 期待さ ま

市民連携によ

生物多様性の推進

生物多様性に配慮し

づく

生物多様性に配慮し

環境教育

生物多様性

農産物のブランド化

(12)

- 10 -

-

野田市の概要

ㄥㄮㄦ位置

野田市 、千葉県 西部に 置し、東京都心から約30㎞、県庁所在地千葉市から約45㎞の距離に

置し います 霞 ヷ境 ㄥ茨城県ㄦヷ幸手市ㄥ埼玉県ㄦ、南 利根運河を さ 流山市ヷ柏市

、東 利根川を さ 坂東市ヷ常総市ヷ守谷市ㄥ茨城県ㄦ、西 江戸川を さ 杉戸 ヷ春日部市ヷ

松伏 ヷ 川市ㄥ埼玉県ㄦ そ 隣接し お 、市域面積 103.54㎞

2

、南 間約21㎞、東西間約

16㎞ います

図:野田市都市計画マスタヸプランより

ㄥㄯㄦ人口

成26年1 1日現在の野田市の人口 156,423人 あ 、 数年 ぼ棒ばい います

ㄥ 成15年6 に 野田市ヷ 関宿 の合併、そ 以前のデータ そ 合算数値ㄦ

資料:市民課 0

20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 140,000 160,000 180,000

S50 55 60 H2 7 12 17 22

総数

世帯数

成 十 五

(13)

- 11 - ㄥ㄰ㄦ地形

市域の大部分 下総 地の 西部に当 、市東部利根川沿いの低地 西部江戸川沿いの低地

あ か、 地から流 出す支流によ 形成さ 谷津 地に入 込 形 点在し います

市南部を流 利根運河 、 うし 利根川から入 込 谷津地形を生かし 掘削さ 人工河川

います

地形の概要

ㄥ出典: 中川ヷ綾瀬川流域治水地形分類図 昭和60年9月建設省江戸川工事事務所ㄦ

ㄥㄱㄦ土地利用

東武野田線の各 及び国道16号線沿いを中心に市街地 形成さ お 、利根川沿い及び江戸川

沿いの低地に 水田を中心 す 農地 広 、市総面積の約㄰割を占 います か 地 に広

い 山林 、主に 地 及び 地 低地の間の斜面林 し 分 し いまし 、その面積

年々減少傾向にあ ます ま 、ㄵか所あ ゴルフ場 、4.3% 比較的ま ま 面積を占 います

田, 12.9

畑, 17.9

宅 地, 22.6

池 沼, 0.3 山 林, 5.7

原 野, 0.1

ゴ ル フ 場, 4.3

(14)

- 12 - ■野田市の土地利用の現況

(15)

- 13 - ■野田市の将来の土地利用構想

都市計画マスタープランにおけ 将来の都市構造 以下の お お 、レクリエーションゾーン、

農業振興ゾーン、緑地レクリエーション 点、水の軸、 の軸 置付けら います

図:野田市都市計画マスタヸプランより

ㄥ5ㄦ産業

市面積の㄰割を占 広大 農地 営ま い 農業 、市の産業の一 います 後簙者不

足や休耕田の増加 課題も多い一方 、近年 自然環境を活かし 環境にやさしい米づく の取組

広 き お 、 豆 全国有数の生産 を誇 います

製造業 、古くからキッコーマン本社や工場 市内に立地し、醤油のま し 全国に知ら いま

ま 、国道16号線沿い及び県道ㄴ号線沿いを中心に工場や流通関係の倉庫 立地し います 商業

施設 、東武野田線 周辺や 街道沿いの か、自家用車の利用を想定し 郊外型商業施設 国道

(16)

- 14 -

ㄯ-ㄯ

野田市の昔の自然

ㄥㄮㄦ自然の歴史

①原始から古墳時代の姿

野田市域 発見さ 最も古い遺跡ㄥ岩名第14遺跡ㄦから、 石器時代の約2万6000年前(最終

河期の終 期)に 、人々の生活 始ま い わか ます

地の表層に 厚さ数メートルの赤土(関東ローム層) ら ます 富士山や箱根

の火山灰や大陸からの (黄砂) 降 積も もの 、数万年 いう時間をかけ 主に陸 堆積し

もの 考えら ます

1万2000年前頃から、地球規模 暖かい気候 寒い気候(温暖化 寒冷化) 繰 返さ まし

縄目の文様 付けら 土器 煮炊きの道具 し 使わ 縄文時代に 、シ やイノシシ 増え、

木の実を け 落葉広葉樹林 豊かに広 いまし

暖かい時期に 内陸ま 海 近づき、遠浅の海辺 貝類 よく育 まし その 、 地の縁に

沿 、ㅽ貝塚ㅾ よば 貝を採 い 跡 残さ います 5000 年前頃から 、木間ケ瀬地区の

砂南(す )貝塚・東金野 貝塚・岩名貝塚・清水地区の野田貝塚・山崎貝塚 の馬の づ

の形をし 大型の貝塚 発達しまし 寒い時期 き 海 遠 か 、真水 海水 混 合

う場所に育 シジミ の 増え あ 、当時の自然環境を知 手 か にも ます

稲作 始ま 弥生時代の ツ塚地区の勢至久保( しくぼ)遺跡 、紀元前後(中期後半)頃の、

骨を壺に移し替え 再葬墓(さいそうぼ) いう墓 発見さ います 後期に 生川周辺 に

竪穴住居 拡 いき、見 か 弥生土器に 関東系の特徴をも 土器も多く、茨城県域の

人々 の交流 考えら ます

古墳時代 、4 世紀頃(前期)、集落 各地に作ら まし その後、人々の生活 拡 、有力者

権力を示す に築い 古墳 出現す の 、6 世紀初 (後期)の頃 す 中 にあ 香取原古

墳群に 墳( 形の古墳) あ 、岩名古墳 棒穴 あい ドーム状の石室をも お 、さらに ツ

塚古墳 、7世紀(終 期)頃の小さ 墳 発掘さ います

ㄥ 記文章 野田市ホームページㄥホームページ 以後HP 標記ㄦ野田の歴史よ 引用ㄦ

関東 野を 分す 利根川 、関宿地区 下利根川 江戸川に分か 、 の大河川 そ

に拡 広大 下利根川低地ヷ中川東

京低地 地を います

のよう 地形 、約 2000~1500 年

前に利根川 大宮 地西側の荒川低地

から東側の加須(か )低地へ 移動し

形成さ 考えら います

、1926 年ㄥ昭和元年ㄦに東京大学の

東木龍七氏 学会 地理学評論 に発表し

論文 地形 貝塚分 よ 見 関東低地

の 海岸線 に載 関東 野におけ 貝

塚分 から 縄文時代の陸 海の分

(17)

- 15 -

近世の姿

現在の川の流 、17 世紀前期に江戸幕府によ 開削工事によ く 出さ まし そ ま

江戸 に流 込 い 利根川の流路を変え、鬼怒川(き わ)の西側を 行し 流 い 常陸

川( わ) 合流さ 、利根川を 洋に注 に成 し の す の工事によ 、

銚子から関宿を通 江戸川を下 、江戸に物資を運び入 ルート 完成しまし 関宿に 、

1631年ㄥ寛 8年)に 、船の関所 設けら お 、 、船改 行わ いまし

度々、利根川の洪水によ 被害を け いまし 、藩の 臣 あ 船橋 庵 、嘉 元年

(1848 年)関宿城下江戸 から 川ヷ木間ヶ瀬、現在の野田市小山ヷ船形に至 利根川に排水す

にし、ま 、用水にも困ら いように野田市関宿 軒家から利根川の水を取 入 用悪水落(用排

水路)の整備に着手しまし の水路 関宿堀(関宿落) 呼ば 、阿部 への逆流防止 の配慮

もさ います 小金牧 、下総(しもうさ) 地内陸部に広 、江戸時代幕府 直接管理し い

野馬(のま)の 牧場 す 広大 牧に数多く生息し い 猪ヷ鹿ヷ きヷ野うさ を陣立 狩猟

し の 御鹿狩 ㄥおしし ㄦ す

野田の醬油 、 禄年間(1558~70 年)に飯田市郎兵衛の先祖 溜醬油( ま うゆ)を造 武

田氏に献 し に始ま いう伝承もあ ます 、本格的に醬油醸造 始ま の 、江戸時代の中

頃 さ います ㄥ 記文章 野田市HP野田の歴史よ 引用ㄦ

以後、醸造家 誕生し、醬油生産 盛 まし

:国土交通省関東地方整備局利根川 流河川事務所HPよ

ㄥㄯㄦ歴史調査

戦略策定にあ 、野田の地形ヷ自然ヷ歴史の原点 いう観点から、地域 活動す 市民団体等 の

連携ヷ協働のも 、 成23ヷ24年度に野田市の自然環境歴史調査を実施しまし

①集落遺跡

調査の結果、野田におけ 古墳時代中~後期初頭ㄥ5世紀~6世紀初頭ㄦの集落遺跡 、 駄 、

阿部 、 生 、 ケ尾 等の 周辺に多く所在し、特に江川周辺に多い 分か まし

ま 、 ら に接す 集落遺跡地 、食料 す 動植物に恵ま 土地ㄥ生態系バランスの良

(18)

- 16 -

野田の古墳時代中~後期初頭ㄥ5世紀~

6世紀初頭ㄦの集落遺跡分

野田市埋蔵文化財調査報告書よ

野田市域の主 さ 駄 、阿部 、 生 、 ケ尾 等の の総面積 、1881

年ㄥ明治14年ㄦの陸軍迅 測 から 形測定器 求 合算す 、約270~300ha 推定さ ます

明治時代初期の の総面積 、現市域総面積の3%余を占 い いえます

お、千葉県統計書におけ 最大時の 面積 1913年ㄥ大 2年ㄦの232 ㄥhaㄦ 、今日の

総面積 、千葉県統計年鑑によ ば、2012年ㄥ 成24年ㄦの30ha す

明治初期の主

名 所在地 面積

関宿落掘 群 -

駄 中 ヷ東金野 約 33ha

阿部 中 約 20ha

生 生ヷ岩名 約105ha 船形 群 船形 約 38ha

ケ尾 ケ尾ヷ ツ堀 か 約 74ha

目吹ヷ木野崎 群 目吹ヷ木野崎 -

合計 約270ha~

300ha

歴史調査実施地点

(19)

- 17 -

●関宿落掘 群ㄥ 関宿 ㄦ

新田戸ヷ桐ケ作ヷ古 内 明治16年陸軍迅 測 を元に 部分を

青色に着色

※明治16年の地形 によ ば、 地 水田の境を走 関宿落掘に沿うように 散見さ ます 目に付く

し 、新田戸 桐ケ作間に1 、桐ケ作 古 内間に1 、木間ケ瀬に3 、そし 小山に3 、の計8

、い も名 しの 確認 きます

● 駄 ㄥ中 ヷ東金野 )

※ 駄 ㄥ 中ㄦ 阿部 ㄥ ㄦ

明治14年陸軍迅 測 を元に

部分を青色に着色

春の 駄 2003年4

※ 駄 の埋立計画 昭和18年ㄥ1943ㄦに始ま 、昭和24年ㄥ1949ㄦ頃から残土によ 埋立事業 実施さ 、

現在 その一部 釣 堀 し 残 います

●阿部 ㄥ中 ㄦ

※阿部 の 拓 1953年ㄥ昭和28年ㄦに着工、1956年 ㄥ昭和31年ㄦに完成 25haの水田 造成さ 、その後埋

立 ら まし

駄 ㄥ ㄦヷ阿部 ㄥ中 ㄦヷ船形 群ㄥ 下ㄦ 明治40年大日本帝国陸地測 部

● 生 ㄥ 生ヷ岩名ㄦ

生 ㄥ 下ㄦ 明治14年 陸軍迅 測

(20)

- 18 -

※1910年ㄥ明治43年ㄦ、七福村ヷ野田 耕地整理組合 設立さ 拓 水田化 大 後期に 生川 掘ら 、

1929年ㄥ昭和4年ㄦ以降、冬 ボート場 し 使わ いまし

土地区画整理事業によ 、1991年ㄥ 成3年)に盛土工事 開始さ 、1995年ㄥ 成7年ㄦに 消失し、現

在 調整 し 一部を残すの います

●船形 群ㄥ船形ㄦ

※1978年ㄥ昭和53年ㄦ頃の船形 群の空中写真

東葛 部土地改良区所蔵

の写真 、柳 、又 、い まえ 、水神 、浅 、さ い 、もも き ま あ 頃

新保國弘氏 撮影

※船形 群 、昭和17~20年ㄥ1942~1945ㄦにかけ 排水路の改修工事 行わ まし 、耕地時価 不

均質 あ 、耕地整理 進ま 、小 群 散在し 残 まし

● き し

き し 成8年撮影

※船形 群の中 も、 き し ㄥ0.4haㄦ 日本の 要 湿地500 ㄥ2001年12 環境省ㄦに選ば 、全国

的にも貴 ㄯ種類のトンボを始 す の生物多様性

を守 、市民団体によ 保全活動 行わ います

● ケ尾 ㄥ ケ尾ヷ ツ堀 かㄦ

ケ尾 ㄥ中中ㄦ 明治14年 陸軍迅 測

※利根運河の開削に伴い、 の埋 立 開始さ まし

1912年ㄥ明治45年ㄦに耕地整理組合 設立さ 、

その後戦中の食料増産に対応し 、 を埋 立 、排水

機場の整備 あいま 、 全体 水田 まし

●目吹ヷ木野崎 群ㄥ目吹ヷ木野崎)

船形 群ㄥ ㄦヷ目吹 群ㄥ中中ㄦヷ木野崎 群

ㄥ 下ㄦ 明治14年 陸軍迅 測

※明治初期、目吹から木野崎にかけ の 地東側の広

大 低湿地の ぼ中央に、長さ1200m の最大の

あ 、その西側に1 、東側に4 の 点在し いま

し らの の多く 、大 年間に行わ 利根川改

(21)

- 19 -

水路の改修~運河の開削

利根運河

利根運河 、 政官 告第648号によ 免許を け、関東水運の改善を目的に、民間 出資し

設立し 利根運河会社ㄥ初代社長ㄸ人見寧ㄦによ 、1888年ㄥ明治21年ㄦに起工、1890年ㄥ明治23年ㄦ

に竣工し 河川連絡型ㄥ利根川 江戸川ㄦの運河 す

工事計画書の段階 、 ケ尾運河 か ツ堀運河 呼ば いまし 瀬戸村 ケ尾村の間に

あ ケ尾 ㄥ約100 ㄦに集水す 谷津水系を利用し 開削 置 決 ら まし 1881年ㄥ明

治14年ㄦㄱ 、陸軍作成 察録 千葉県下総国東葛飾郡山崎宿近傍村落 に、 ケ尾 の集水

域 、野田の木野崎、大殿 、瀬戸、 ツ堀、 ケ尾、柏の大青田、流山の深 ㄥ現東深 、 うの

す ㄦ等におよぶ 記さ います 陸軍迅 測 に、後から掘ら 利根運河の水路を乗 、

㄰ の名 しの長谷津に沿うように掘ら 分か ます

明治14年陸軍地形 の に利根運河開削路を 絵

約50年続い 舟運の時代から、治水ヷ利水の時代を経 、完成から100余年の を経 現在、

利根運河 良好 自然生態系 形成さ エコロジ ルヷネットワークの栐 います ま 、地域

住民及び来訪者に憩いの場を提供す もに、その歴史的価値 評価さ 、エコツーリズムの資源

し の可能性も増し き います

関宿落掘

関宿城下 、土地の低い所 多く、年々内水の 稲作の被害 甚 しく、幕府に申請し、揚排水

工事を起工す 、1848年ㄥ嘉 元年ㄦ10 、船橋 庵ㄥ寛政ㄴ年=1795年生ま 54

ㄦ 関宿用悪水落掘普請の出役を任さ まし

の堀筋 、 庵の著し 関宿領要水論 に記さ い お 、新堀を東高野村から江戸川側

の中戸村ヷ柏寺村へ掘 簙 、次木村ㄥ き ら 幕府領ㄦの悪水路へ 、さらに阿部 へ

い 、もう一方の従来からあ 利根川筋の悪水路ㄥ現在の関宿堀、通称 庵堀ㄦを掘 広 、両堀

筋を木間ヶ瀬村ㄥ幕府領ㄦ下の大山 合流さ 、 施村ㄥ幕府ヷ田中藩の相給 柏市 施ㄦま 掘

簙 、 施村 利根川へ き落 す 目論見さ お 、関係 村 の示談に取 掛か まし し

かし、目吹村から下の利根川下流筋の村々ㄥ田中藩領 いし田中藩 幕府の相給の村々ㄦの承諾

得ら 、 庵 再 幕府 交渉し、筵内村ㄥ し う ら 関宿藩領ヷ芽吹大橋 下ㄦ 悪水を

(22)

- 20 -

関宿悪水落掘 ㄥ年不詳ㄦ 村松恒男家所蔵 新保國弘氏 撮影

翌嘉 ㄯ年ㄥ1849年ㄦ、幕府から普請の資金ㄮ万両の拝借ㄥ50 年賦ㄦも決ま 、関宿用悪水路

の普請 始ま 人足に賃金 払わ 、嘉 ㄰年ㄥ1850年ㄦ関宿用悪水路 完成しまし 年

10 、 庵 20石を加増さ 、家禄170石 まし の普請 その後、戌年の普請 呼ば

ように まし

庵 計画、施行し 大 軒家地先から水路を取 入 筵内新田に至 中利根川へ き

出す延長ㄲ ㄥ約20kmㄦに及ぶ関宿用悪水路の掘削 、周 の地勢に応 、所在の水路、 を

利用し 、浚

、築堤 く い

、圦樋の伏込 等を工夫し、現在、東葛 部土地改良区所管の 要水路

し 、今 お活用さ います

小船橋周辺 ㄧ小船橋の船 現在の表記

小船橋周辺 2002年ㄶ

※関宿落掘に架か 船形地先の小船橋周辺 、1992年ㄥ 成ㄱ年ㄦに、県営か い排水事業によ 、自然を

生かし 市民の憩いの場 し 保全さ 、以来、川幅 50mから15m 変化に富 自然護岸 いま

す ヨシ の水生植物 密生し、岸辺に ミドリシジミㄥシジミチョウの一種 成虫の体長 約ㄱcm 、羽に緑

色の光沢 あ ㄦの幼虫の食草 あ 湿地帯のハンノキやヤナギ等 繁茂し います

間堀

間堀 2002年ㄶ

※阿部 落掘 関 落掘 合流し、古川

間堀へ 続き、東葛 部土地改良区排水機場 、

川間排水樋管によ 利根川に排出さ ます 第ㄯ

清掃工場脇の300m区間 、1993年ㄥ 成ㄲ

年ㄦ㄰ 、千葉県柏土地改良事務所、野田市、東

葛 部土地改良区によ 、野田市う おいの

ヷ 間堀親水広場 し 整備さ まし 両岸

(23)

- 21 -

ㄥ㄰ㄦ大型鳥類に係 調査結果

①共 狩猟地

明治時代、 ンヷ モ類 ㄯ万余渡来す 共 狩猟地ㄥ木野崎共 狩猟地ㄦ 東葛飾郡福田村木

野崎ㄥ現野田市ㄦにあ まし

東葛飾郡福田村木野崎にあ 木野崎共 狩猟地 、利根川に接す 59.2haの狩猟地 免許

人 158人 寛保年間ㄥ1741~1743年 8代 宗ㄦから モ猟によ 住民 生活費を補 いまし

、1866年ㄥ慶応2年ㄦ9 に一 協議し 鳥猟場 しまし 1906年ㄥ明治39年ㄦ共 狩猟地

の免許を得 当時 ン及び モ類の渡来 多くㄥ水鳥総数2万余ㄦ、狩猟の成績もよか の す

、1916年ㄥ大 5年ㄦ頃から河川の改修を け 不猟 、1931年ㄥ昭和6年ㄦに廃止さ まし

木野崎共 狩猟地 万分一ノ縮 ㄥ小山勇家蔵ㄦ 明治33年 狩猟慣行 文書 ㄥ小山勇家蔵ㄦ

野田貝塚のツル類発見

1936年ㄥ昭和11年ㄦに千葉県指定史跡にさ 野田貝塚の鳥類遺体分析 、国立歴史民俗博物館

教授西本豊弘ヷ小林園子ヷ波形早季子によ 行わ まし

縄文時代後期から晩期中葉にかけ の時代の野田貝塚遺跡から、マナヅルよ やや小さい さ ツル

類若鳥の遺体の一部ㄥ 脛骨ㄦ 出土し います

野田市埋蔵文化財調査報告書 第 24 冊 野田貝塚 第 17ヷ18 次発掘調査 野田市教育委員会、

2003年の 写真 版19 の22 ツル類 脛骨 よ 引用

コウノトリヷツルヷ ンの口伝

ヷ野田市 ツ堀鴻ノ巣ヷ下鴻ノ巣のコウノトリ

ヷ野田市木間ヶ瀬鴻ノ巣のコウノトリ

ヷ野田市 ケ尾 の ン

ヷ野田市 生 の ン

ヷ流山市 うのす のコウノトリ

ヷ江戸川国府 のコウノトリ

浮世絵師ヷ玉蘭斎 秀 ㄮㄵㄳㄵ年ㄥ明治元年ㄦに い パノラマ鳥瞰絵 利根川東岸一覧 に、江

戸川下流市川国府 地先の中 にコウノトリ 思わ 尻黒のㄯ羽の鳥 か います

ヷ千葉市ㄥ畑 鴻ノ巣/大草 鴻巣ヷ鴻巣 /若葉貝塚 鴻巣ㄦ大草 のコウノトリ

(24)

- 22 -

玉蘭斎 秀の 利根川東岸一覧

国府 中 にい コウノトリ 思わ 部分拡大

野田市 コウノトリ

自然再生のシンボル い コウノトリ 、江戸時代ま ぼ全国各地 ら 、主

にマツに営巣し 河川や水田の魚を食 いまし

江戸時代の絵画に 、鶴 松の木の に ま い あ ます しかし、ツル コウノ

トリ 似 います 木の に止ま ま の 、 松の木に営巣す コウノトリ も考えら

ます ま 、一般に コウノトリもツルも もの 認識さ い のかもし ま

(25)

- 23 -

1884年ㄥ明治17年ㄦに手賀 採集さ 雌雄のコウノトリ標本 あ や、江戸にも

比較的多くの個体 生息し い 記録 あ から、当時の手賀 周辺におい コウノトリ

周年生息し お 、付近 繁殖し い 可能性もあ ます コウノトリ 急激に減少し の

、明治維新以降の狩猟規制 か 時期の乱獲 原因 あ 、標本 採集さ

1884年ㄥ明治17年ㄦ頃ま 関東にもま 生息し いまし 、その後の確実 記録 確

認さ いま

今回、野田の地形ヷ自然ヷ歴史の原点 いう観点から自然環境歴史調査を実施しまし

当調査を通し 次のように、野田市 コウノトリの結び付きに い も確認 きまし

ヷ手賀 から近い野田市域におい 、コウノトリを連想さ 地名の存在

ヷ野田市内におけ 鴻ノ巣 いう 名 2 所に存在

※木間ケ瀬の関宿高校から へ1,400mに 置す 鴻ノ巣

か に コウノトリ い 、羽 抜け ㄥ 羽貫 ㄦ、向ノ内ㄥ 向ノ内 ㄦへ

飛び去 の 、 ういう地名 いう話ㄥ木間ケ瀬鴻ノ巣在住の飯塚光

江氏よ ㄦ

※ ツ堀の 山自然園の東隣 の 鴻ノ巣 下鴻ノ巣

自宅の畑の向 うに、昔コウノトリ い の 鴻ノ巣 いう地名 田

(26)

24

-ㄯ-㄰

生物多様性の現状

課題

ㄥㄮㄦ の保全、再生の変

沿革

野田市 、古くから醤油のま し 、 豊か 文化性あふ 都市 し 栄え きまし

特に、昭和㄰ㄭ年代後半からの高度経済成長を機に都市化 進展し、首都機能の一翼を担う近

郊都市 し 飛躍的 発展を遂 まし

しかし、その一方 、市街地の緑や郊外の自然 減少し、野田市独自の 豊か 生活環

境 次第に失わ いきまし

野田市総合計画策定 野田市 りの市民会議答申ま

●野田市総合計画の策定

野田市 、1983年ㄥ昭和58年ㄦ7 に 野田市総合計画 を策定し、本総合計画 示さ

本市の将来像 のふ さ 野田-豊か 自然 歴史を生かし 健康 文化都市 の実現を

目指す 、部門別計画 し 、 緑 水のネットワーク整備 を設定し、緑 水の保全 活用等を

まし

緑 と 水 の ネ ッ ト ワ ー ク

緑 水のネットワーク 計画の作成

自然環境実態調査の実施

緑 水の基本計画の作成

緑 水の保全 計画

市民の森の設置 山林 の保全 河川敷利用の推進

の保全 活用

都市基幹公園等の整備 地区公園ヷ近隣公園の整備 子供の び場の確保 屋敷林の保全

生親水緑道の整備

緑 水の保全 活用

緑 水の回復 創出

野田市緑ㄥ 水辺ㄦの保全 活 用に関す 条例の制定 緑化モデル地区の指定 市民参加によ 緑 水

のま づく の推進

緑 水のま づく 推進 の条件整備

緑化推進

(27)

25

-●野田市 の市民会議

①野田市 の市民会議の設置 諮問

その後、社会経済情勢の変化やライフスタイルの変化等によ 、 に対す 市民のニー

ズも多様化し、豊かさを実感 き のあ 方 求 ら ように まし

ま 、国際的に高ま を見 い 地球環境の保全の流 の中 生態系に配慮し 環境

に優しい視点 要 いきまし

現状

問題点

1ㄫ民有地の の減少

本市の 減少の傾向にあ ます を山林、田及び畑の面積 捉え 、過去20年 約2ㄬ3

に減少し います その内容 、住宅地開発や工業団地開発 の面整備、さらに 16号線等幹線道路

の沿道開発によ 土地利用の転換 多く、相続対策や農業の構造転換、土地の高度利用 原因

います

2ㄫ民有地の の質の低下

樹林地 主 し 、スギ、マツに代表さ 人工林 構成さ います マツに い 松くい虫の被害

多く、その本数 年々減少し います 樹林地を良好 状態 維持す に 多 の管理費 必要 さ ま

ま 、農地 耕作さ い 置さ 、荒廃し い もの 少 くあ ま 農産品の市場開 国際

化の波を け 農業経営 困難 、土地利用の転換を期待し い もの 多い 思わ ます

さらに、草地 ゴルフ場の芝生の割合 多く、芝生 立木に比較し、酸素排出の効果 少 いうえ、雑草

の排除の の農薬の使用 多 の維持管理費用 必要 さ ます

3ㄫ の維持管理費の増大

松くい虫の防除、芝生への農薬使用の制限、公園ヷ緑地ヷ街路樹の管理面積の増大ㄥ公園91 所116h

a、緑地49 所3.7haㄦ等 の維持管理に 多 の費用を必要 します

4ㄫ既成市街地におけ 新規の公園ヷ緑地用地の確保 困難

既成市街地におけ ま ま 、区画整理事業の進行 緩やか 用地の確保 見込 ま

ま 、街路樹の に い 、街路樹の整備 進 い ものの促進 望ま ます さらに緑地保存に

関す 施策ㄥ市民の森、名木古木の保存ㄦを昭和59年以来実施し います 、最近 申出 少 い状況

5ㄫ のふ さ 基金の積立 低調

のふ さ 基金に い 、 のふ さ 野田 を実現す を目的に 成元年に設置さ ま

し ま 115,572千 ㄥH6年度 ㄦの積立 あ ます 、 の3年間寄附 少 く お ます

の 、市民及び事業者に対す 意識の高揚及びPR等を行 い積極的に積 立 す 方策に

(28)

26

-うし 意識や環境の変化を背 し 、野田市 、1994年ㄥ 成6年ㄦ4 1日施行の

野田市 の市民会議設置条例 に基づき、 日に 野田市 の市民会議 を設置し、 年

11 7日、次の2 目に い 諮問しまし

●野田市 の市民会議答申ㄥ 成7年ㄦ

野田市 の市民会議への諮問を け 、1995年ㄥ 成7年ㄦ12 、 野田市 の市民会議

答申 出さ まし

基本理念策定の趣

諮問趣 の概要

●野田市 、東京30キロメートル圏に 置し、ゴルフ場、山林ㄥやまㄦ 呼ば 地林ヷ斜面林、田

畑 豊かにあ 、ま 、江戸川、利根川及び利根運河に ま 環境 あ から、開発 自然の

調和し のふ さ づく をす の土地利用の検討に入 い

● を守 育 き 多くの人々の 力を簙承し、失わ いく を復活す 新 づく

の在 方 求 ら い

●野田市 、 のふ さ 野田 を基本テーマ し 、パブリックゴルフ場の整備、名木ヷ古木の

保存、花苗の配 等を推進し き

●最近、快適環境 いう 言わ き お 、快適環境の概念 、 のあ 都市 観の美しさ

を含 住 心地のよさ し 考えら

● 住 心地のよさ 、土地利用計画の中 の施設整備、基盤整備 、生態系に配慮し 観形成

し の 両立す 作 出さ

●野田市の発展 併 のふ さ 野田 を創造す に 、失わ いく を保全し いく

必要 、保全す に に関し の基本的 理念に基づい 施策を展開し いか け

ば ら い

●施策を実現す に 、緑地保全等の法的規制をし 場合に 買取請求の対応や用地取得及

び維持管理に係 財源の確保等を考慮し け ば ら い

基本理念 、野田市の活性化ヷ発展 もに 豊か 環境を形成す の目標を明らかにす

を目的に策定す もの す

次期長期計画策定の準備を行 い 中、その基本的視点 開発に い も の保全ヷ創造

の方向から検討を進 もの し います ま 、街づく にあ 、自然環境資源やポテンシャル

を把握し、野田市の のあ 方を踏まえ 街づく の方向性を検討す もの す

し 、 の基本理念 次期長期計画策定にあ の基本的条件 し 活用す に策定

す を目的 し います

の保全に関す 基本理念に い

(29)

27

-の保全に関す 基本理念に い

の保全に関す 施策に い

■中央の杜の保全 ■市民の森の設置 ■名木ヷ古木の指定 ■社寺林の保全

■屋敷林の保全 ■生産緑地の保全 ■農地の保全 ■市民農園 ■自然環境の保全

■ の水辺づく ■法ヷ要綱等によ 保全の検討

の保全

■都市公園の整備 ■都市緑地の整備 ■公共公益施設の緑化 ■街路樹の設置

■緑道の整備 ■ の水辺づく ■河川敷の整備 ■工場ヷ事業所ヷ店舗等の緑化

■宅地内緑化 ■生け垣の推進 ■駐車場の緑化

の創造

■管理への市民参加 ■緑化団体の育成 ■優良団体等の顕 ■緑化モデル地区の指

定 ■苗木ヷ草花の配 ■PRパンフレットの作成 ■コンクールの実施

■フ アの開催ヷ参加 ■ 花の講習会の開催 ■ のふ さ 基金の充実

の育成

■運動 ■散策 ■会議 ■観察 ■休養 ■環境教育 ■イベント ■レクリエーション

の活用 ①恵 豊か 調和し 街づく の推進

質の高い の創造

の施策の保全ヷ創造ヷ育成ヷ活用の観点からの推進

市民ヷ事業者ヷ行政 一体 の街づく

ㄥ方針ㄦ 今後の開発に対し 緑の保全、創造の観点から検討を進 し、ま づく に

当 も自然環境資源やポテンシャルを把握し、野田市の緑のあ 方を踏まえ その

方向性を検討し いく

育 成

(30)

28

-野田市 の市民会議答申の 置付け

野田市総合計画

ㄥ昭和58年策定ㄦ

野田市総合計画

ㄥ 成12年策定ㄦ

野田市 の

市民会議答申

ㄥ 成7年答申ㄦ

のふ さ 基金の充実 ⇒

のふ

野田

の実現

開発 保全のバランスの 施策の実現

●開発の中の自然への配慮

野田市パブリックゴルフ場けやきコース:既存の樹林や湿地帯の保全

生調整 :ミドリシジミを守 、ハンノキヷ水辺の植生を保存

基金の活用事業

成 ㄯ年~ ヷふ さ 花づく 事業

ヷ公共施設等植栽工事

成ㄮㄭ年~ ヷㄮㄯ万本植樹事業

成ㄮ㄰年~ ヷ のふ さ 事業

成ㄮㄲ年~ ヷ自然環境保護推進事業

成ㄮㄵ年~ ヷ江川地区自然環境整備事業

新市建設計画

ㄥ 成15年策定ㄦ

継承

野田市 関宿 合併

(31)

29

-野田市総合計画の策定

1983年ㄥ昭和58年ㄦに策定さ 野田市総合計画の計画期間 、2000年度ㄥ 成12年

度ㄦ 完了す 、2001年度ㄥ 成13年度ㄦからスタートす 新野田市総合計画 策定さ

まし

当新野田市総合計画 、将来都市像を 市民 創 ふ あいのま 野田-活力 ゆ

か 文化福祉都市 し 、さらに将来都市像の実現に向け 取 組 き施策形成の基本目

標 し 6 の 目を設定し います

その中 、 に代表さ 野田市の豊か 自然環境に い 、 う おいゆ か 環境

のふ あいのま いう基本目標の下、市民の愛着を生 出し い 貴 財産 あ

もに、市民 安心し 生活す にかけ えの いもの あ し 、今後のま づく に あ

、 の保全等の取組を通 、生活環境及び自然環境を保全し、地球温暖化の防止等に

、市民、事業者や企業、行政 一体 総合的か 計画的 環境保全施策を推

進す 明記し います

基 本 目 標

将来都市像

将来都市像

施策の体系

基本方針 施策 主 事業

環境保全の推進 ■自然環境の保全 ヷ の基本計画の策定

ヷ中央の杜の保全

ヷ市民の森の保全

ヷふ さ 花づく 運動

ヷグリーントラストバンク

■公園等の整備 ヷ総合公園の整備

ヷスポーツ公園の整備

ヷ墓地公園の検討

ヷ街路樹の管理

新市建設計画の策定 見直し

野田市 、2000年ㄥ 成15年ㄦ6 に関宿 合併し、 に伴い、両市 の総合計画を

基礎 し 新市建設計画を策定しまし

新市建設計画の策定に当 、 野田市総合計画及び 関宿 総合計画 徹底し

住民参加によ 作成さ もの あ 、合併を前提に策定さ もの いものの、その基本的

市民 創 ふ あいのま 野田 - 活力 ゆ か 文化 福祉 都市

(32)

30

-方向性 引き続き維持 き 考えら から、新市建設計画<本籂>、 野田市総合

計画及び 関宿 総合計画の3 冊をも 新市建設計画 置付けまし

し 、将来都市像及び基本方針等に い 、2000年ㄥ 成12年ㄦ策定の新野田市

総合計画を簙承す 形 置付け います

ま 、2008年ㄥ 成20年ㄦ3 に 、両市 の総合計画 新市建設計画を見直し、野田市

総合計画の後期基本計画 し 取 ま まし

本市の将来都市像 市民 創 ふ あいのま 野田-活力 ゆ か 文化福祉都市

の実現を目指す 、6 の基本目標を設定し、基本目標 の施策 事業 置付けら

います

ㄥㄯㄦ りの保全ヷ再生 係 こ ま の取組

りの保全 質の高い農業 生物多様性へ

本市の将来都市像を実現す た 新市建設計画 位置付け た施策 基づ 緑

地の保全ヷ再生や環境保全型農業等様々 施策を推進し います

① りのふ さ づくり実行委員会の活動 12万本植樹事業

成ㄵ年ㄯ月 野田市の人口 12万人 達したこ を契機 し 市民一人一本の

植樹を行い 都市化 より失わ つつあ 恩恵あ りを補う 新た

りを創出す こ より 緑化意識の高揚を図 こ を目指し 12万本植樹事業 を実施し います

本事業 つい 成10年ㄥ1998年ㄦㄯ月 市民ボランテ ア よ り のふ さ づくり実行委員会 組織さ 毎年公共用地や施設等への植樹を年2回 以上実施す 緑の保全ヷ再生 取り組 います

宣言文 私 、美しい に感謝し大 を育 未来に伝えます

(33)

31

-経緯

江川地区のビ トープ化~開発から保全へ

市の南東部の利根運河に 置す 江川地区 、明治時代に あ 場所 水田 し

整備さ まし 、次第に耕作 棄 進 、荒 地 いまし

1992年ㄥ 成4年ㄦ頃から開発 力によ 宅地開発計画 持 まし 、2002年

ㄥ 成14年ㄦ開発業者の撤退によ 計画も破綻し から、 置又 法埋 立 の恐

あ 、2004年ㄥ 成16年ㄦに開発区域を60%、保全区域を40% す 自然環境保護

対策基本計画 を策定しまし

成ㄶ年ㄯ 準備委員会設立 基本方針策定

市民一人一人 自然に対し 緑を信 す いう

グリーントラストバンク制度

成ㄶ年ㄵ 実行委員会組織づく ㄥボランテ ア募集ㄦ

成ㄶ年度 のふ さ 基金を繰入

ㄮㄯ万本植樹事業に活用

成ㄮㄭ年ㄯ のふ さ づく 実行委員会 発足

成ㄮㄭ年ㄱ スタート フ スタ開催

成ㄮ㄰年㄰ ㄮㄯ万本達成 計ㄮㄯㄶㄩㄲㄯㄴ本

成13年~ 成22年ㄦ

成ㄯㄯ年 内銬総理大臣賞 賞

成ㄯ㄰年 苗木配 ㄮㄩ㄰ㄭㄭ本、球根ㄳㄭㄭ袋、花苗ㄯㄱㄭ鉢、 点植樹ㄲㄯㄭ本

成ㄯㄱ年 苗木配 ㄮㄩ㄰ㄭㄭ本、球根ㄳㄭㄭ袋、花苗ㄯㄱㄭ鉢、 点植樹ㄱ㄰ㄴ本

成ㄯㄲ年 苗木配 ㄴㄭㄭ本、球根ㄮㄩㄭㄭㄭ袋、花苗ㄳㄭㄭ鉢、 点植樹ㄮㄳㄳ本

成 ㄮ ㄭ 年 苗 木 配 ㄥ ハ ナ ミ ズ キ 、 ツ ツ ジ 等 ㄦ ㄰ ㄶ ㄩ ㄴ ㄶ ㄮ 本 点植樹ㄥ ハナ ミ ズキ 、ケヤ キ等ㄦ ㄶ ㄩㄭㄱㄶ 本

成 ㄮ ㄮ 年 苗 木 配 ㄥ ハ ナ ミ ズ キ 、ツ ツ ジ 等 ㄦ ㄰ ㄶ ㄩ ㄮ ㄱ ㄲ 本 点植樹ㄥツツジ、ケヤキ等ㄦ ㄯ ㄩㄵㄵㄯ本

成 ㄮ ㄯ 年 苗 木 配 ㄥ ハ ナ ミ ズキ 、サ ツ キ 等 ㄦ ㄰ ㄳ ㄩㄴ ㄲ ㄱ 本 点植樹ㄥツツジ、ケヤキ等ㄦ ㄮ ㄩㄶㄭㄳ本

成ㄯㄯ年ま 苗木配 ヷ 点植樹 ㄮㄱㄶㄩㄵㄭㄴ本

(34)

32

-その後、保全区域内の斜面林に新 にサシバの営巣 見 か から方向転換し、

2006年ㄥ 成18年ㄦ3 、全面保全に 替え 自然環境保護対策基本計画 ㄥ修 版ㄦを

策定しまし

本基本計画ㄥ修 版ㄦに基づき、江川地区の全体エリア約90haに い 、保全管理エリア、

市民農園エリア、施設管理エリア、ブランド米エリア及び樹林地区 いう形 ゾーニングを行い、ビ

トープ し 保全ヷ整備の取組 始ま まし

株式会社野田自然共生ファーム設立

江川地区の整備方針を開発から全面保全へ 転換し、自然環境保護対策基本計画 ㄥ修

版ㄦを策定しまし 本基本計画ㄥ修 版ㄦ 、民間開発業者 仮 記し 取得し い 土地

に い 、市 中心 設立し 農業生産法人 取得し、可能 限 復田化す 、本農

業生産法人 水田耕作 生産調整の対象 水田の保全管理の担い手 の内容

盛 込ま まし

を け 、2006 年ㄥ 成 18 年ㄦ9 、農業生産法人 株式会社野田自然共生ファーム

を設立しまし 農業生産法人 株式会社野田自然共生ファーム 、耕作 棄地 農地

を買い取 、自然農法によ 米作 や、魚道の設置、ヨシ原浄化によ 田 ぼのビ トープ化、水

田型市民農園の整備ヷ管理 環境に優しい農業の推進によ 自然 共生す 地域づく に取

(35)

33 -※江川地区の様子

樹林地保全 ~野田市貴 野生動植物の保護の の樹林地の保全に関す 条例~

江川地区の 山環境の保全ヷ再生に向け 、農地に加え、周辺の斜面林の保全を一体 し

地域全体 の取組 求 ら から、 野田市貴 野生動植物の保護の の樹林地

の保全に関す 条例 を制定し、2007年ㄥ 成19年ㄦ4 から施行しまし

本条例 、市全体を対象地区 し います 、江川地区の斜面林のう 畑、道路等を除い

約 17haを保全樹林地 し 地区指定し、所有者に固定資産税相当 を 成し います ま 、

保全樹林地 適 に管理さ よう保全管理協定を締結し、管理費を 成す もに、土地

の譲渡を予定し い 所有者に対し 、 出を義務化し、市 優先的に買取協議を行う 組

います

●保全樹林地区斜面林全体面積

地権者 人数 筆数 面積

市内 46人 146筆 139,366.72㎡

市外 31人 42筆 23,941.00㎡

計 77人 188筆 163,307.72㎡

●保全樹林地区斜面林の指定状況等ㄥ 成26年2 ㄮ日現在ㄦ

面積 割合

地区指定済 70,884.00㎡ 43.4%

う 協定締結 9,144.00㎡ 5.6%

う 市有地 16,902.00㎡ 10.3%

ㄥ株ㄦ野田自然共生ファームの事業概要

船形事業所:麦ヷ大豆によ 転作事業

江川事業所:水稲生産、市民農園、ビ トープ事業

(36)

34

※江川地区ビ トープマップ

田市貴 生動植物の保護のための 樹林地の保全 関す 条例及び施行規則

江川地区 本計画 修正版 区域(約9 ha)

(農地ヷ山林 一体として、ビオトヸプとして整備す 区域)

今回の告示によ 指定を考えてい 保全樹林地区 (約25ha) 江川耕地の東・西側の樹林地(宅地・農地・市道等含む )

市 全 体 対 象 地 区

保全樹林地区 して指定

宅地・田・畑・ 道 保全樹林地か 除く

協定締結者 固定資産税相当額

管理費の一部を助成 15円/㎡ 行為の届出

木竹の伐採等

助成金

固定資産税相当額

譲渡予定の届出 買取 協議

保全樹林地区 して指定

宅地・田・畑・ 道 保全樹林地か 除く

協定締結者 固定資産税相当額

管理費の一部を助成 15円/㎡ 行為の届出

木竹の伐採等

助成金

固定資産税相当額

譲渡予定の届出 買取 協議

保全樹林地 約 7ha

条例第7条 協定締結者

未協定者

申請 山林の固定資 産税相当 + 管理費の一部

助成

申請し いと助成

申請 山林の固定 資産税相当

助成

申請し いと助成

条例

第4条 行為の助成

第9条 助成金

(37)

35

-堆肥センター ~環境保全型農業の推進~

野田市堆肥センター 、 ま し 焼却し き 剪定 、草ヷ落 葉を活用し 廃

棄物の発生を抑制し良質 堆肥を生産す もに、化学肥料の減 等によ 環境保全型農業

を推進し安全ヷ安心 農産物の生産に取 組 います

ま 、剪定 等の堆肥にも 殻 牛ふ を混合し 堆肥を生産し農地に還元す 資源 環

型農業を推進し お 、今後さらに稲わらを利用し 堆肥の生産によ 水田の減化学肥料化に

取 組 ます

もみ殻牛ふ

堆肥

混合堆肥

剪定枝ヷ落ち葉等堆肥生産

もみ殻回収

もみ殻粉砕

もみ殻+牛ふ 混合 混 合

堆肥の散

剪定枝等堆肥+もみ殻+牛ふ ⇒混合堆肥

農家の抱えてい 課題の解消方策

農家の抱えてい 課題の解消方策

さら 、稲ワラ 活用した堆肥の生産 検討 生産コストの削減

生産コストの削減

酪 農 家

米 農 家

労働コストの削減 労働コストの削減

菜 農 家

供給不足の解消 供給不足の解消

混合資材 粉 らもみ殻へ

もみ殻処分 ら資源として活用

堆肥の生産 増

水田への活用 減化学肥料

剪定枝等堆肥+もみ殻+牛ふ ⇒混合堆肥

農家の抱えてい 課題の解消方策

農家の抱えてい 課題の解消方策

さら 、稲ワラ 活用した堆肥の生産 検討 生産コストの削減

生産コストの削減

酪 農 家

米 農 家

労働コストの削減 労働コストの削減

菜 農 家

供給不足の解消 供給不足の解消

混合資材 粉 らもみ殻へ

もみ殻処分 ら資源として活用

堆肥の生産 増

剪定枝等堆肥+もみ殻+牛ふ ⇒混合堆肥

農家の抱えてい 課題の解消方策

農家の抱えてい 課題の解消方策

さら 、稲ワラ 活用した堆肥の生産 検討 生産コストの削減

生産コストの削減

酪 農 家

米 農 家

労働コストの削減 労働コストの削減

菜 農 家

供給不足の解消 供給不足の解消

混合資材 粉 らもみ殻へ

もみ殻処分 ら資源として活用

堆肥の生産 増

(38)

36 -玄米黒酢 よ 米づくり

減農薬ヷ減化学肥料 よ 人 環境 優しい米づくり 向け 農薬の代わり 菌

作用 あ 玄米黒酢を使った農法 取り組 います 玄米黒酢農法 よ ち エコ米

の生産 つい 現在 木野崎 目吹 船形 関宿 小山及び木間ケ瀬地区 実施し

り 市内水田耕作地の半分を超え 520ha 黒酢農法 行わ います

こ より 安全ヷ安心 米 し 評価 高ま 野田市産農産物のブラン

ド力 向上し り 成22年ㄥ2010年ㄦ10月 市内の小中学校の給食 玄米

黒酢農法 よ ち エコ米 使わ います

冬期湛水水田ㄥふゆ 田 ぼㄦ

玄米黒酢農法 併せ 玄米黒酢米の生産地区 あ 木野崎 目吹 船形及び関宿の

ㄱ地区 江川 木間ケ瀬 岡田及び 川のㄱ地区の計ㄵ地区のㄶカ所 約6.3ヘクタヸ ルの耕作地を利用し 冬期湛水水田ㄥふゆ 田 ぼㄦを実施し います

こ の取組 より 水田 様々 水生生物や昆虫 戻っ います 成24年 度 実施した生 物モ タリン 調査 前年度 比べ ホンアカ エル等の両生

類やス エビ等の 類 マ ミ等の貝類 マメ ン ロウの幼生等 新た 確認さ

り 多様 生物を育 地域環境の整備 進 います

木野崎地区ふゆ 田 ぼの風景

農薬散

ら黒酢散

○米

農薬散 に 水稲 培

玄米黒酢に 水稲 培

H20.7 試行 H21.7 本 実施

地域 み の特別栽培米生産

化学肥料ヷ農薬の縮減

玄米黒酢農法

ヷ 菌効 の活用

ヷアミノ酸 強い稲の育成栽培

(39)

37 -エコロ カルヷネットワヸクの形成

都市化や開発 進 関東地域におい 、貴 水辺空間ヷ緑地空間を保全ヷ再生し、水

緑のネットワークの形成を 、野生動物の育成ヷ生息環境を確保す 求 ら います

人 自然の共生を確保し いく 、貴 生態系の 点の適 配置やそ らの を、

エコロジ ルヷネットワーク 呼びます

野田市 、江川地区におい 、自然ヷ生物多様性の保全ヷ再生への取 組 を進 います

、 を利根運河の流域ま 広 よう いう試 、2006年ㄥ 成18年ㄦ、野田市 発案者

、関東地方整備局及び関東農政局 千葉県、埼玉県及び茨城県の3県、野田市、 川市、

守谷市、柏市、流山市の5市によ 、国の国土施策創発調査補 を け 、利根運河を対象 し

自然や歴史 調和し 美しい地域空間実現方策調査 を実施しまし

の成果 し 、2007年ㄥ 成19年ㄦ、 利根運河流域宣言 利根運河エコパーク構想ㄥアク

ションプログラムㄦ を作成す もに、 を実施す の組織 し 、 利根運河協議会 を設

置しまし さらに、利根運河協議会 、 利根運河エコパーク実施計画 を策定し、 場づく 、

しかけづく 、 組 づく いう形 、良好 谷津環境を保全ヷ再生し、地域の生物多様性を

支え エコロジ ルヷネットワークの形成を目標に掲 います

※利根運河エコパヸク構想 図:国土交通省関東地方整備局

江戸川河川事務所

※利根運河の風景

※江川排水路 樋管の写真

(40)

38

-取組のステップ し 、利根運河流域におけ エコロジ ルヷネットワークの形成からさらに広

、利根川流域、荒川流域ま を視野に入 形 、南関東地域におい 多様 主体 協働ヷ

連携し、コウノトリヷトキの野生復帰をシンボル し 魅力的 地域づく に向け 検討 、 を可

能 す エコロジ ルヷネットワークの形成に向け 広域連携モデル作 調査を実施しまし

具体的に 、検討対象エリア し 、荒川流域、渡良瀬 水地、利根運河流域、 総地域、

総中部の5 のエリアを設定し、将来の野生復帰に向け 施策内容、実施手順、役割分担の検討

を行い、 を け 2010年ㄥ 成22年ㄦ、 コウノトリヷトキの舞う関東自治体フォーラム を設立し

まし

コウノトリヷトキの舞う関東自治体フォーラム参加状況

こうし 広域的 連携 よ 自然再生の取組 着実 拡 中 2014年ㄥ 成26 年ㄦ2月 生物多様性の保全ヷ再生 取り組 関係自治体 一堂 会し コウ トリ 共生す ンポ ウム2014~自然 共生す 魅力的 地域づくりを し ~ を開催 しました

ンポ ウム 国土交通省 農林水産省 環境省及び文化庁 よ 生物多様性 関

す 最新の取組や 豊岡市を始 コウ トリやト の飼育等の先進自治体 よ 取組

紹 さ 最後 生物多様性の取組 し 将来の目指すべ 姿を取りま た 自治体

(41)

39

-⑨コウノトリをシンボル し 生物多様性の取組

国の動き

2012年ㄥ 成24年ㄦ9 、 生物多様性国家戦略2012‐2020 銬議決定さ まし

その中 、 コウノトリヷトキ 生息 き 環境を関東 野に取 戻そう す 関東地域29市

村の連携によ コウノトリヷトキの舞う関東自治体フォーラム の取組のように、希少 動物の餌

生物 け く、多様 野生生物を育 空間づく を地域の人々 協力し ら行いま

す 明記さ まし

2013年ㄥ 成25年ㄦに 、 利根川ヷ江戸川水系河川整備計画 策定さ 、 利根運河等

自治体かい 宣言

私 、先人から け簙い の豊か 自然環境を、触 合いや憩いの場 し 広く活かし、

その恩恵を享 し います そし 、人 自然 の長年にわ 共生によ 、豊か 生態系 育ま

きまし

コウノトリやトキ 、 らさま ま 生き物 の 点に立 もの し 、か 国の大空

を羽ば い いまし

しかし、社会や経済の進展に伴い、開発によ や 埋 ら 木 ら 山 削ら 、さらに

農薬の使用によ ぼや 山の生き物も減 しまいまし

その結果、多くの生き物 絶滅の危機に瀕し います

既に、昭和ㄱㄳ年、日本の野外のコウノトリ 絶滅しまし

昭和ㄲㄳ年、日本の野外のトキ 絶滅しまし

未来を担う子 も に生き物 くさ い 豊か 自然を残し い

水辺や 山を再生しコウノトリやトキをシンボル し 自然 共生す 地域づく を し、 の取

組 を幅広く拡 いき い

うし 願いを持 、ㄯㄭㄮㄱ年ㄯ ㄮ日、コウノトリやトキをシンボルに自然再生に取 組 圏域

を越え 多くの自治体 野田市に集いまし 私 、生き物 くさ い 自然を再び取

戻す に、 からも保全再生に を話し合いまし

そし 、 の取組 を全国に拡 いく に、次の宣言を確認しまし

宣 言

私 、本日開催さ コウノトリ 共生す シンポジウムㄯㄭㄮㄱ

におい 、次の を宣言します

ㄮ.多様 生き物を育 ぼや 山の保全再生に全力 取 組 ます

ㄯ. 地ヷ 山を水路や河川によ 、水辺環境の保全によ エコロ

ジ ルヷネットワークの形成を推進します

㄰.自然 共生す 地域づく を進 ます

ㄱ.自治体間の交流を推進し、互いに学びあい、多くの仲間を増やします

(42)

40

-におい 、流域住民や関係機関 連携し、コウノトリ等を指標 し 場合の水辺環境の保全ヷ

再生等を行 い、エコロジ ルヷネットワークの形成を推進します 明記さ まし

さらに、2014年ㄥ 成26年ㄦ2 、国土交通省、農林水産省及び環境省 協力し、関係す

県及び自治体 参加し 、 関東エコロジ ルヷネットワーク推進協議会 設立さ まし

本協議会 、関東地域におい 、多様 主体 協働ヷ連携し、コウノトリヷトキを指標 し 河

川及び周辺地域におけ 水辺環境の保全ヷ再生方策の推進 併 、コウノトリヷトキをシンボル

し に わいのあ 地域振興ヷ経済活性化方策に取 組 、広域連携モデル し のエコロジ

ルヷネットワークの形成によ コウノトリヷトキの舞う魅力的 地域づく の実現を目的 し お 、

コウノトリの飼育 鳥条件整備を検討す 種地づく 専門部会及びコウノトリの生息環境整備を検

討す 定着地づく 専門部会 設置さ まし

~点を線

大き

面へ~

※写真:江戸川玉葉橋付近

コウノトリ保全の動き

コウノトリㄥCiconia boycianaㄦの生息域外ヷ生息域内の個体群の保全に必要 課題を参加機

関ヷ施設等 協議し、解決策の実施および支援す を目的 し 、飼育下や野外のコウノト

リの長期的 繁殖計画等を検討す コウノトリの個体群管理に関す 機関ヷ施設間パネル

ㄥ略称IPPMㄦ 設立さ まし

コウ トリ 共生す 地域づくり 生物多様性

こ ま 地球上 毎年数万種の生 物 絶滅し い 言わ います 生物の 数 減っ い いうこ 私達の生活の中 実感 い部分 す

参照

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