(1)基礎的技術力
抽 出 項 目
評 価 項 目 記 載 す べ き 事 項 評 価 の 視 点
大 分 類 小 分 類
基
礎
的
技
術
力
組 織 の 資 格
・ 実 績
入 札 参 加 者
保 有 資 格 等
Ⅰ .入 札 参 加 者 が 組 織 と し て 取 得 し 保 有 し て い る 資 格 等 の 内 容( 資 格 等 の
名 称 、資 格 等 の 番 号 、取 得 年 月 日 、有 効 期 限 な ど )を 記 載 。特 に「 評 価 の
視 点 」 に 係 る 資 格 に つ い て 明 示 を 求 め る 。
入 札 参 加 者 が J V の 場 合 は 構 成 員 毎 に 記 載 す る こ と 。
な お 、 確 認 の た め 資 格 証 等 の 写 し の 提 出 ま た は 原 本 の 提 示 を 求 め る 。
包 括 的 民 間 委 託 受 託 者 の 能 力 と し て マ ネ ジ メ ン ト 力 を 求 め て い る た
め 、 マ ネ ジ メ ン ト に 関 す る 公 的 資 格 等 の 取 得 が あ れ ば 評 価 す る 。
具 体 的 に は 次 の 認 証 取 得 や 審 査 登 録 が あ れ ば 評 価 す る 。
(1)国 際 規 格 の 認 証 取 得
① I S O 9 0 0 1 ( 品 質 )
② I S O 1 4 0 0 1 ( 環 境 )
③ I S O 5 5 0 0 1 ( ア セ ッ ト マ ネ ジ メ ン ト シ ス テ ム )
④ O H S A S 1 8 0 0 1 ( 労 働 安 全 衛 生 )
(2)そ の 他 (1)② に 準 ず る 認 証 取 得 ・資 格 と し て ⑤ K E S( ス テ ッ プ 2 )
へ の 登 録
入 札 参 加 者
受 託 実 績
Ⅰ . 下 水 処 理 場 に お け る 標 準 活 性 汚 泥 法 と 同 等 以 上 の 方 法 ( O D 方 式 除
く 。)で の 運 転 に 係 る 業 務 に つ い て 、平 成 1 6 年 4 月 1 日 以 降 に 受 託 し 完
了 し た 実 績( 平 成 3 0 年 3 月 末 完 了 見 込 み を 含 む )を 性 能 発 注( 包 括 的 民
間 委 託 ) と 仕 様 発 注 と に 分 け て 記 載 す る こ と 。
入 札 参 加 者 が J V の 場 合 は 構 成 員 毎 に 記 載 す る こ と 。
な お 、確 認 の た め 受 託 実 績 が 確 認 で き る 資 料 の 写 し の 提 出 ま た は 資 料 原 本
の 提 示 を 求 め る 。
下 水 処 理 場 に お け る 標 準 活 性 汚 泥 法 と 同 等 以 上 の 方 法 ( O D 方 式 除
く 。) の 完 了 実 績 の 有 無 と そ の 受 託 期 間 や 委 託 方 式 ( 包 括 的 民 間 委 託
方 式 若 し く は 包 括 的 民 間 委 託 方 式 以 外 ( = 仕 様 発 注 )) で 評 価 す る 。
特 に 、 本 浄 化 セ ン タ ー は 酸 素 活 性 汚 泥 処 理 法 を 導 入 し て い る こ と よ
り 、 本 方 式 の 実 績 が あ る 場 合 を 高 く 評 価 す る 。
配 置 技 術 者 の
資 格 ・ 実 績
配 置 技 術 者
保 有 資 格
Ⅰ .配 置 す る 総 括 責 任 者 1 人 、副 総 括 責 任 者( 2 人 以 上 予 備 候 補 者 除 く )
の 各 々 が 有 し て い る 資 格 の 内 、「 評 価 の 視 点 」に 挙 げ る 下 水 処 理 場 の 維 持
管 理 に 関 す る 資 格 ① ~ ③ に 該 当 す る も の に つ い て 、そ の 内 容( 資 格 名 、資
格 番 号 、 取 得 年 月 日 、 有 効 期 限 な ど ) を 記 載 す る こ と 。
上 記 資 格 が 確 認 で き る 資 料 ( 経 歴 書 、 資 格 証 等 の 写 し ) を 添 付 す る こ と 。
次 の 資 格 や 検 定 に つ い て 、 複 数 取 得 し て い る 責 任 者 の 数 を 評 価 す る 。
(1 )下 水 道 法 施 行 令 第 1 5 条 の 3( 以 下「 政 令 」と い う 。)で 定 め る 資
格
① 政 令 第 1 号 か ら 第 6 号 ま で で 定 め る 資 格
② 政 令 第 7 号 又 は 第 8 号 で 定 め る 資 格
(2 )そ の 他 資 格
③ 政 令 第 7 号 で 定 め る 第 3 種 技 術 検 定 合 格 者 の う ち 実 務 年 数 が 2
年 に 満 た な い 者
な お 、 資 格 に よ っ て 評 価 に 優 劣 あ り 。
■ 資 格 の 組 み 合 わ せ の 優 劣
( ① + ② > ① + ③ )
配 置 技 術 者
従 事 実 績
Ⅰ .配 置 す る 、総 括 責 任 者( 1 人 )、副 総 括 責 任 者( 2 人 以 上 )の 従 事 実
績( 従 事 浄 化 セ ン タ ー 名 、従 事 期 間 、従 事 職 種 )に つ い て 、平 成 1 6 年 4
月 1 日 以 降 に 受 託 し 完 了 し た 実 績 ( 平 成 3 0 年 3 月 末 完 了 見 込 み を 含 む )
を 性 能 発 注 ( 包 括 的 民 間 委 託 ) と 仕 様 発 注 と に 分 け て 記 載 す る こ と 。
な お 、確 認 の た め 従 事 実 績 が 確 認 で き る 資 料 の 写 し の 提 出 ま た は 資 料 原 本
の 提 示 を 求 め る 。
次 の 2 つ の 視 点 で 評 価 す る 。
(1)包 括 的 民 間 委 託 で の 従 事 期 間 の 長 い 配 置 技 術 者 を 有 す る 入 札 参 加
者 を 評 価 。
(2)包 括 的 民 間 委 託 に 従 事 し た 配 置 技 術 者 を 数 多 く 配 置 す る 入 札 参 加
者 を 評 価 。
(2)特定テーマ対応技術力
抽 出 項 目
評 価 項 目 記 載 す べ き 事 項 評 価 の 視 点
大 分 類 小 分 類
特
定
テ
ー
マ
対
応
技
術
力
水 質 管 理 対 応 放 流 水 質 に
関 す る 対 応
Ⅰ .法 定 基 準 が 定 め ら れ た 放 流 水 質 の 契 約 基 準 を 遵 守 す る た め に は 、流 入
か ら 放 流 ま で の 各 処 理 プ ロ セ ス に お い て 、目 標 と す る 自 主 管 理 項 目 を 設 定
し 、 こ れ ら を 適 正 に 管 理 し て い く 必 要 が あ る 。
放 流 水 質 に 関 す る 契 約 基 準 を 遵 守 す る た め に 必 要 と 考 え る 自 主 管 理 項 目
を 記 載 す る こ と 。ま た 、自 主 管 理 項 目 と し て 設 定 し た 理 由 に つ い て 具 体 的
に 記 載 す る こ と 。さ ら に 、設 定 し た 自 主 管 理 項 目 が 異 常 値 を 示 し た 場 合 の
対 応 に つ い て 、 具 体 的 な 方 針 を 記 載 す る こ と 。
Ⅱ .今 回 の 委 託 期 間 中 に 水 処 理 施 設 の 新 系 列( 第 6 系 )が 供 用 開 始 と な る 。
新 系 列 の 供 用 開 始 に 当 た り 、運 転 上 留 意 す べ き 事 項 及 び そ れ に 対 す る 対
応 方 針 に つ い て 記 載 す る こ と 。
次 の 2 つ の 視 点 で 記 載 内 容 を 評 価 す る 。
(1)放 流 水 質 に 関 す る 契 約 基 準 を 遵 守 す る た め に 有 効 な 自 主 管 理 項 目( = 自 主 的
に 基 準 を 設 け て 管 理 す る 項 目 ) が 設 定 さ れ 、 設 定 し た 理 由 が 具 体 的 に 記 載 さ れ
て い れ ば 評 価 す る 。 ま た 、 設 定 し た 自 主 管 理 項 目 が 異 常 値 を 示 し た 場 合 の 対 応
に つ い て 具 体 的 な 方 針 が 記 載 さ れ て い る 提 案 を 評 価 す る 。 な お 、 異 常 値 を 示 し
た 場 合 の 対 応 に つ い て 有 効 な 提 案 が 多 い も の を 評 価 す る 。
(2)運 転 上 留 意 す べ き 事 項 に つ い て 具 体 的 に 記 載 さ れ て い る も の を 評 価 す る 。ま
た 、 そ れ に 対 す る 対 応 方 針 に つ い て 記 載 さ れ て お り 、 有 効 と 判 断 さ れ る 提 案 が
多 い も の を 評 価 す る 。
汚 泥 管 理 対 応 汚 泥 処 理 に
関 す る 対 応
Ⅰ .汚 泥 処 理 の 契 約 基 準 で あ る 脱 水 ケ ー キ 含 水 率 を 遵 守 し 、安 定 処 理 を 継
続 す る た め に は 、各 処 理 プ ロ セ ス( 消 化 工 程 を 含 む )に お い て 、目 標 と す
る 自 主 管 理 項 目 を 設 定 し 、こ れ ら を 適 正 に 管 理 し て い く 必 要 が あ る 。脱 水
ケ ー キ 含 水 率 を 遵 守 し 安 定 処 理 を 継 続 す る た め に 必 要 と 考 え る 自 主 管 理
項 目 を 記 載 す る こ と 。ま た 、自 主 管 理 項 目 と し て 設 定 し た 理 由 に つ い て 具
体 的 に 記 載 す る こ と 。
Ⅱ .設 定 し た 自 主 管 理 項 目 が 異 常 を 示 し た 場 合 の 対 応 や 、原 因 究 明 に 向 け
た 具 体 的 な 方 針 を 記 載 す る こ と 。
次 の 2 つ の 視 点 で 記 載 内 容 を 評 価 す る 。
(1)脱 水 ケ ー キ 含 水 率 を 遵 守 し 安 定 処 理 を 継 続 す る た め に 、処 理 プ ロ セ ス( 消 化
工 程 を 含 む )上 で 有 効 な 自 主 管 理 項 目( = 自 主 的 に 基 準 を 設 け て 管 理 す る 項 目 )
が 設 定 さ れ て い れ ば 評 価 す る 。 ま た 、 自 主 管 理 項 目 と し て 設 定 し た 理 由 が 具 体
的 に 記 載 さ れ て い る も の を 評 価 す る 。 な お 、 有 効 な 自 主 管 理 項 目 が 多 い も の を
評 価 す る 。
(2)設 定 し た 自 主 管 理 項 目 が 異 常 値 を 示 し た 場 合 の 対 応 に つ い て 、対 応 方 法 及 び
原 因 究 明 の 方 針 が 具 体 的 に 記 載 さ れ て い る 有 効 な 提 案 が 多 い も の を 評 価 す る 。
地 域 生 活
環 境 対 応
周 辺 環 境 等
の 保 全 に
関 す る 対 応
Ⅰ .当 該 浄 化 セ ン タ ー が も た ら す 地 域 生 活 環 境 に 対 す る 影 響 の 内 、周 辺 住
民 の 関 心 が 高 い 臭 気 問 題 に 対 し て 、自 ら の 行 っ た 業 務 に 対 し て の 説 明 責 任
を 果 た す 必 要 が あ る 。
臭 気 に つ い て 、説 明 責 任 を 果 た す た め に 業 務 の 一 環 と し て 自 主 管 理 測 定 を
行 う 必 要 が あ る 臭 気 測 定 場 所 及 び 測 定 方 法 に つ い て 選 定 理 由 と 併 せ て 具
体 的 に 記 載 す る こ と 。な お 、測 定 方 法 に つ い て は 公 定 法 、簡 易 測 定 法 の 区
別 を 明 記 し た 上 で 記 載 す る こ と 。
Ⅱ . 周 辺 住 民 か ら の 苦 情 対 応 ・ 手 順 に つ い て 具 体 的 に 記 載 す る こ と 。
次 の 2 つ の 視 点 で 記 載 内 容 を 評 価 す る 。
(1)臭 気 の 自 主 管 理 測 定 に つ い て 、 実 施 場 所 及 び 測 定 方 法 が 具 体 的 に 記 載 さ れ 、
そ れ ぞ れ の 選 定 理 由 に つ い て 具 体 的 に 記 載 さ れ て い れ ば 評 価 す る 。
(2)周 辺 住 民 等 か ら の 苦 情 に 対 し て 具 体 的 な 対 応 方 法 、 手 順 に つ い て 評 価 す る 。
省 エ ネ ・
温 室 効 果 ガ ス
削 減 対 応
省 エ ネ に
関 す る 対 応
Ⅰ .「 京 都 府 流 域 下 水 道 に お け る 温 室 効 果 ガ ス 排 出 抑 制 計 画 」に お い て「 包
括 的 民 間 委 託 に よ る 民 間 企 業 の ノ ウ ハ ウ を 活 か し た 効 率 的 な 運 転 の 実 施 」
が 具 体 的 な 取 り 組 み と し て 明 記 さ れ て い る 。当 該 浄 化 セ ン タ ー に お い て 開
示 資 料 に 基 づ き 、運 転 管 理 上 の 創 意 工 夫 等 に よ る エ ネ ル ギ ー 由 来 の 温 室 効
果 ガ ス 削 減 対 策( = 省 エ ネ 対 策 )の 方 法 と 効 果 に つ い て 具 体 的 に 記 載 す る
こ と 。
Ⅱ .当 該 浄 化 セ ン タ ー に お い て 、本 委 託 の 中 で 実 施 可 能 な「 更 に 省 エ ネ 効
果 が 期 待 で き る 具 体 的 な 提 案 」 が あ れ ば 記 載 す る こ と 。
次 の 2 つ の 視 点 で 記 載 内 容 を 評 価 す る 。
(1)本 浄 化 セ ン タ ー に お け る 施 設 運 転 上 の 創 意 工 夫 に よ る 省 エ ネ 対 策 の 方 法 及
び 温 室 効 果 ガ ス 削 減 が 具 体 的 に 記 載 さ れ て い る も の を 評 価 す る 。 な お 、 開 示 資
料 に 基 づ き 継 続 的 に 省 エ ネ 効 果 が 期 待 で き る 提 案 で あ れ ば 評 価 対 象 と す る 。
(2)(1)に 加 え て 、 更 に 効 果 が 期 待 で き る 省 エ ネ 対 策 に つ い て 具 体 的 な 提 案 が あ
れ ば 評 価 す る 。 さ ら に 、 本 委 託 内 で 実 施 で き る 提 案 で あ り 、 有 効 な 提 案 で あ れ
ば 加 点 す る 。
保 守 ・
管 理 対 応
保守・管理に
関する対応
Ⅰ .施 設・設 備 を 適 正 に 維 持 す る た め の 保 守 点 検 は 、運 転 管 理 及 び 調 査 と
の 相 互 補 完 を な す 重 要 な 業 務 で あ り 、予 防 保 全 の 考 え 方 に 基 づ き 実 施 す る
必 要 が あ る 。対 象 設 備( 機 械・電 気 )に つ い て 、特 に 事 業 者 自 ら が 実 施 す
る 点 検( メ ー カ ー 点 検 を 除 く )の 重 要 性 が 高 い 設 備 を そ の 理 由 と と も に 小
分 類 単 位 で 最 大 5 点 ま で 示 し 、そ れ ぞ れ に つ い て 点 検 の 具 体 的 な 方 法 を 記
載 す る こ と 。
Ⅱ .予 防 保 全 型 維 持 管 理 に は 、点 検 結 果 や 修 繕 履 歴 の 蓄 積 と 活 用 及 び 施 設
・設 備 の 不 具 合 を 速 や か に 察 知 す る こ と 、常 に 良 好 な 状 態 に 保 つ よ う 、速
や か に 修 繕 を 実 施 す る こ と が 有 効 な 方 法 で あ る 。点 検 結 果 や 修 繕 履 歴 の 有
効 な 活 用 方 法 を 具 体 的 に 記 載 す る こ と 。併 せ て こ れ を 踏 ま え た 小 修 繕( 50
万 円 以 下 ) 及 び 修 繕 ( 50万 円 超 過 ) 実 施 方 法 を 具 体 的 に 記 載 す る こ と 。
ま た 、 不 具 合 発 見 時 の 連 絡 体 制 を 具 体 的 に 記 載 す る こ と 。
※ 1 電 気 設 備 に は 「 計 装 」 を 含 む も の と す る 。
※ 2 小 分 類 と は 、 「 下 水 道 施 設 の 改 築 に つ い て ( 平 成 28.4.1国 水 下 事 第
109号 下 水 道 事 業 課 長 通 知 ) 別 表 」 に お け る 小 分 類 を 指 す 。
次 の 2 つ の 視 点 で 記 載 内 容 を 評 価 す る 。
(1) 対 象 設 備 ( 機 械 ・ 電 気 ) の う ち 、 事 業 者 自 ら が 実 施 す る 点 検 ( メ ー カ ー 点
検 を 除 く ) の 重 要 性 の 高 い 設 備 に つ い て 、 小 分 類 単 位 で 最 大 5 点 ま で 示 し 、 そ
の 理 由 と 点 検 の 方 法 ( 内 容 、 実 施 頻 度 な ど ) が 具 体 的 に 記 載 さ れ て お り 、 有 効
な 提 案 が 多 い も の を 評 価 す る 。
(2)点 検 結 果 や 修 繕 履 歴 の 活 用 方 法 に つ い て の 有 効 な 提 案 を 評 価 す る 。特 に 設 備
の 長 期 停 止 や 大 規 模 修 繕 を 回 避 す る た め に 必 要 と な る 適 切 な 小 修 繕 及 び 修 繕 の
実 施 に 関 す る 提 案 ( 例 : 劣 化 予 測 を 考 慮 し た 修 繕 計 画 の 策 定 な ど ) が あ れ ば 評
価 す る 。ま た 、不 具 合 発 見 時 の 連 絡 体 制 が 具 体 的 に 記 載 さ れ て い れ ば 評 価 す る 。
(3)組織におけるマネジメント
※ 上 表 の 評 価 項 目 に お け る 略 記 の 説 明
大 規 模 地 震 時 に 対 す る 自 組 織 ( 会 社 組 織 運 営 ) の 危 機 マ ネ ジ メ ン ト ⇒ 大 規 模 地 震 に 対 す る 危 機 マ ネ ジ メ ン ト
抽 出 項 目
評 価 項 目 記 載 す べ き 事 項 評 価 の 視 点
大 分 類 小 分 類
組
織
に
お
け
る
マ
ネ
ジ
メ
ン
ト
リ ス ク に 関 す る
マ ネ ジ メ ン ト
流 入 ・ 放 流 水 質 基 準
に 対 す る
リ ス ク マ ネ ジ メ ン ト
Ⅰ .放 流 水 質 基 準 を 遵 守 す る た め に は 、リ ス ク マ ネ ジ メ ン ト
の 観 点 か ら 、 水 量 ・ 水 質 リ ス ク に 対 応 し て い く 必 要 が あ る 。
放 流 水 質 基 準 を 遵 守 す る た め に 想 定 さ れ る リ ス ク の 特 定 及
び リ ス ク の 低 減 に つ い て 優 先 度 の 考 え 方 を 含 め て 具 体 的 に
記 載 す る こ と 。
Ⅱ .放 流 水 質 基 準 の 超 過 に 対 す る 対 応 方 法( 体 制 の 強 化 、対
応 策 の 立 案 、原 因 究 明 の た め の 取 組 み )に つ い て 記 載 す る こ
と 。
Ⅲ .近 年 、流 入 下 水 の T-Nが 高 い 数 値 を 示 す 傾 向 に あ る 。放
流 水 質 悪 化 を 防 ぐ た め の 工 夫 及 び 運 転 上 留 意 す る 事 項 に つ
い て 記 載 す る こ と 。
次 の 3 つ の 視 点 で 記 載 内 容 を 評 価 す る 。
(1) 放 流 水 質 基 準 を 遵 守 す る た め に 想 定 さ れ る リ ス ク の 特 定 及 び リ ス ク 低 減 に
つ い て 、 優 先 度 を 含 め た 考 え 方 が 具 体 的 に 記 載 さ れ て い れ ば 評 価 す る 。
(2) 放 流 水 質 基 準 超 過 ( お そ れ が あ る 場 合 も 含 む ) に 対 し て 、 体 制 の 強 化 、 対
応 策 の 立 案 、 原 因 究 明 の た め の 取 組 み ( サ ン プ リ ン グ 頻 度 の 増 加 、 サ ン プ ル の
長 期 保 管 、 分 析 等 ) に つ い て の 具 体 的 な 提 案 が 記 載 さ れ て い れ ば 評 価 す る 。
(3) 流 入 下 水 の T-Nが 高 い 状 況 に お い て 、 放 流 水 質 悪 化 を 防 ぐ た め の 工 夫 と 運
転 上 留 意 す る 事 項 に つ い て 記 載 さ れ て い れ ば 評 価 す る 。 ま た 有 効 と 判 断 さ れ る
提 案 に つ い て 高 く 評 価 す る 。
ク ラ イ シ ス
に 関 す る
マ ネ ジ メ ン ト
大 規 模 地 震 に 対 す る
危 機 マ ネ ジ メ ン ト
Ⅰ . 大 規 模 地 震 に 対 す る 自 組 織 の 危 機 管 理 ( 危 機 管 理 手 順 、
情 報 収 集・共 有 方 法 、安 否 確 認 方 法 、教 育 訓 練 計 画 )に つ い
て の 実 施 方 針 と BCP 実 績 ( BCP 策 定 業 務 実 績 、 BCP 運 用
実 績 ) を 具 体 的 に 記 載 す る こ と 。
次 の 2 つ の 視 点 で 記 載 内 容 を 評 価 す る 。
(1)大 規 模 地 震 に 対 す る 自 組 織 の 危 機 管 理 に 関 し て 、危 機 管 理 手 順 、情 報 収 集 ・
共 有 方 法 、 安 否 確 認 方 法 及 び 教 育 訓 練 計 画 に つ い て 、 実 施 方 針 が 具 体 的 に 記 載
さ れ て い る も の を 評 価 す る 。
(2)(1)に 加 え て BCPに つ い て 策 定 業 務 の 経 験 ま た は 運 用 実 績 が あ る も の を 高 評
価 と す る 。
※ 危 機 管 理 手 順 、 情 報 収 集 ・ 共 有 方 法 、 安 否 確 認 方 法 、 教 育 訓 練 計 画 の 4 項 目
全 て に つ い て 実 施 方 針 が 記 載 さ れ て い な い 提 案 は 評 価 し な い 。
(4)地域貢献
抽 出 項 目
評 価 項 目 記 載 す べ き 事 項 評 価 の 視 点
大 分 類 小 分 類
地
域
貢
献 地 域 貢 献 地 域 貢 献
Ⅰ .府 の 公 契 約 大 綱 の 基 本 方 針 に“ 地 域 に お け る 雇 用 及 び 地 域
経 済 に 与 え る 効 果 へ の 配 慮 ”、“ 事 業 活 動 に お け る 社 会 貢 献 の
促 進 ”が あ る 。こ の た め 、受 託 し た 場 合 に お け る 、京 都 府 域 の
経 済 に 与 え る 効 果 及 び 京 都 府 に 対 す る 社 会 貢 献 と し て 、① 水 質
試 験 業 務 の 府 内 業 者 へ の 再 委 託 、② 施 設 管 理 業 務( 施 設 内・場
内 清 掃 等 )の 府 内 業 者 へ の 再 委 託 、③ 地 元 活 動 へ の 積 極 的 参 加
に つ い て 具 体 的 な 内 容 を 記 載 す る こ と 。
Ⅱ .下 記 に 示 す 、主 な 資 材 の 府 内 調 達 の 予 定 に つ い て 、資 材 毎
の 調 達 先 を 具 体 的 に 記 載 す る こ と 。
【 主 な 資 材 】
活 性 炭 、 脱 硫 剤 、 ポ リ 塩 化 ア ル ミ ニ ウ ム ( P A C ) 、
次 亜 塩 素 酸 ナ ト リ ウ ム 、 高 分 子 凝 集 剤 、 液 体 酸 素 、 A 重 油 、
水 質 試 験 消 耗 品
※ 1府 内 業 者 へ の 再 委 託 は 、 直 接 雇 用 を 含 む 。
※ 2府 内 業 者 か ら の 調 達 は 、府 内 に 本 店 、支 店 等 が あ る 代 理 店
か ら 調 達 す る も の も 含 む 。な お 、緊 急 を 要 す る 場 合 に は 、こ の
限 り で は な い 。
次 の 2 つ の 視 点 で 記 載 内 容 を 評 価 す る 。
(1) ① 水 質 試 験 業 務 の 府 内 業 者 へ の 再 委 託 、 ② 施 設 管 理 業 務 ( 施 設 内 ・
場 内 清 掃 等 )の 府 内 業 者 へ の 再 委 託 、③ 地 元 活 動 へ の 積 極 的 参 加 の 各
項 目 ( 計 3 項 目 ) に つ い て 具 体 的 に 記 載 さ れ て い れ ば 評 価 す る 。
(2) 主 な 資 材 の 調 達 予 定 に つ い て 、府 内 業 者 か ら 調 達 が 可 能 な 資 材 を 評
価 し 、 評 価 ラ ン ク A> B> Cの 順 に 高 評 価 と す る 。
【 評 価 ラ ン ク 】
A: ポ リ 塩 化 ア ル ミ ニ ウ ム ( P A C ) 、 高 分 子 凝 集 剤
B: 活 性 炭 、 脱 硫 剤 、 水 質 試 験 消 耗 品
C: 次 亜 塩 素 酸 ナ ト リ ウ ム 、 液 体 酸 素 、 A重 油
<技術提案の記載にあたっての補足事項>
技術提案の評価項目のうち、特定テーマ対応技術力の「省エネに関する対応」についての補
足事項を以下に示す。
省エネ効果については下記の補足事項に基づき記載すること。
1)温室効果ガス排出量原単位
温室効果ガス排出量原単位は、放流(処理)水量あたりの温室効果ガス排出量と定義する。
なお、温室効果ガスは、以下に示すような排出要因別に分けて計上する。
2)電力削減量
電力削減量を算出する際には、必要に応じて開示資料(維持管理年報等)を参照のこと。
以下に、電力削減量の記載例を示す。
<省エネ方法と対策効果(例)>
番号
省エネ方法
対策効果
①
水中エアレータ(5.5kW)を連続運転
から一部停止(間欠運転)に変更
現況運転時間 :24hr,365(日)
↓
見直し運転時間:7hr,週4日
現況 : 5.5kW×24hr×365(日)
=48,180(kWh・年)
見直し: 5.5kW×7hr×208(日)
※
=8,008(kWh・年)
※ 1年間に週4日とする。4日×52週=208(日)
年間削減量=48,180-8,008=40,172(kWh・年)
②
主ポンプ(132kW)の運転水位を上
げることによる運転時間の短縮
現況運転時間 :16hr
↓
見直し運転時間:14hr
現況 : 132kW×16hr=2,112(kWh)
見直し: 132kW×14hr=1,848(kWh)
年間削減量=(2,112-1,848)×365(日)
=96,360(kWh・年)
③
……
……
【放流水量】
(千m
3
)
温室効果ガス排出量
原単位
(t-CO
2
/千m
3
)
=
【CO
2
排出量(t-CO
2
)】
・購入電力由来
・処理プロセス由来
(水処理・汚泥処理)
・燃料由来
(A重油・都市ガス・LPガス)
・ガス機関由来
・その他(車両由来 等)
÷
排出要因