《
ト
ピッ
クス》
5
これまでの取組みや今後の見通しは?
都市ビ ジョンの策定、 政令指定都市 への移行、行財政 改革をはじめ と
して、現在、 岡山市が推進し ている様々な取 組みや直面し ている課題に
つ い て 、 そ の 状 況 や 今 後 の 見 直 し な ど を ト ピ ッ ク ス と し て ご 紹 介 し ま す 。
(1)水と緑が魅せる心豊かな庭園都市おかやまをめざして ・・・P22 ∼岡山市都市ビジョン∼
(2)政令指定都市移行に向けて ・・・P23
(3)行財政改革を推進しています ・・・P25
(4)市債の平均借入利率は低下しています ・・・P27
(5)職員数を削減し、人件費総額を抑制します ・・・P28
(6)扶助費・保険医療費の負担が増加しています ・・・P29
(7)ごみ処理経費、資源化経費は増加しています ・・・P30
(8)土地改良事業の債務負担残残高の削減に努めます ・・・P32
(9)学校給食調理は民間委託を進めています ・・・P33
(10)下水道の効率的な普及に努めています ・・・P34
(1)水と緑が魅せる心豊かな庭園都市おかやまをめざして
∼ 岡山市都市ビジョン∼
【策定の趣旨】
・都市ビジ ョンは、市民 と行政が共 有する本市 の将来都市像とその 実現に向けた都 市づくりの方向を明らかにするために策定するものです。
・策定に当たっては、平成 18 年 10 月に岡山みらい会議から提出された提言「岡山 の新しいかた ちを求めて 」をもとに 、幅広く市民の ご意見等を いただきな がら策 定しています。
・本市の地 域特性をいか し、中四国 の中枢拠点 都市として広域的役 割を果たす政令 指定都市・岡山市の姿を明らかにすることを重視しました。
【目標年次】
・おおむね20年後の平成37年(西暦2025年)頃とし、国、県、関係団体や市民・ 民間の事業や 活動も含め 、今後重点 的に取組む政策 (プロジェ クト)の体 系を明 確にすることに努めました。
【めざす都市像】
『
水と緑が魅せる心豊かな庭園都市』
『
中四国をつなぐ総合福祉の拠点都市』
【都市像の実現に向けて】
・めざす都 市像を実現す るために、 7つの柱か らなる都市づくりの 方向を明らかに します。そし て、その柱 のもとに政 策(プロジェク ト)を体系 化するとと もに、 様々な施策の 中から優先 的に取組む べきものを選択 し、それを 重点的に実 施し ていきます。
【都市づくりの方向】
多様で豊かな環境をいかす
1
街と田園のかたちを明確にする
2
安心していきいきと暮らせる岡山型福祉を組み立てる
3
自立し自己実現できる人間力を育てる
4
市民力で新しい岡山をつくる
5
岡山の強みをいかした産業を広げる
6
文化力で岡山の誇りを高める
- 23 - (2)政令指定都市移行に向けて
岡山市は、平成 17 年 3 月 22 日に御津町及び灘崎町と、平成 19 年 1 月 22 日に建部町 及び瀬戸町と合併し、平成 19 年 3 月 1 日現在、698, 946 人の人口(岡山県毎月流動人口 調査)となっており、平成 19 年中には、人口 70 万人を超える見込みです。
国の市町村合併支援プランで政令指定都市の指定要件が緩和されていることから、岡 山市では、市制施行 120 周年である平成 21 年を目標として政令指定都市への移行に取り 組んでいます。
① 政令指定都市移行で市民サービスが拡大
政令指定都市は、大都市にふさわしい権限と財源を国・県から移譲され、県と同等の 権限を持つ現行制度上最も自立した基礎自治体です。政令指定都市移行により、市民に 密着したより多くの行政サービスを自主的な判断で行うことができ、持続的・安定的に 質の高い市民サービスの提供ができるようになります。また、全国的・国際的な認知度 が高まり、人・モノ・情報の一層の集積が見込めることから、さらなる発展が期待でき ます。
【
町村】
【
市】
【
特例市】
【
中核市】
【
政令指定都市】
人口3万人未満
市町村の
規模と
権限
人口3万人∼
人口20万人∼
人口30万人∼
人口概ね70万人∼ ○生活保護などの
福祉事務所の事務 など
○開発行為の許可など の都市計画に関する事務
○水質汚濁防止などの 環境保全行政 など ○保健所の設置
○身体障害者手帳の交付
○保育園、特別養護老人ホーム などの設置認可・監督などの
福祉行政
○屋外広告物の条例 による設置制限 など ○指定区間外の国道及び県道の管理
② 政令指定都市移行によるメリットとその活用
○ 市民に密着した行政サービスの充実 ・国県道の管理、児童相談所の設置など
市民に密着した行政サービスが充実 ・生活に密着したサービスの的確・迅速
な提供
○ 都市内分権の推進
・市域をいくつかの区に分け、区に区役所を 設置
・市民に密着したサービスは区役所で総合的 に提供
・地域自治の拠点としての機能を区役所が担 うことによる都市内分権の推進
○ 経済活動の活性化
・全国的、国際的な認知度の高まりによる都市 のイメージアップ
・人口流入、企業集積等による拠点性の向上 ・都市機能の集積による都市のスケールアップ ○ 財政的に豊かなまちづくり
・県からの事務移譲に伴う増加財源を有 効に活用した豊かなまちづくりの推進 <主な増加財源>
地方交付税の増加、道路特定財源の譲与(地方
道路譲与税・石油ガス譲与税・軽油引取税交付 金・自動車取得税交付金・交通安全対策特別交 付金)、宝くじ販売収益金
住民福祉の整った、「住みよい、住みたい、住み続けたい」と
自信を持って全国に誇れる都市づくり
<持続的・安定的に質の高い行政サービスが提供できる行財政基盤の確立>
政令指定都市移行によるメリット
< 都 市 像 >
(3) 行財政改革を推進しています
各種行政サービスを提供し、住民福祉の増進に努めるとともに、市民が生き生きと働 き、家族や地域の人々が豊かな生活と連帯を築いていけるよう能率的な行政の確保と最 少の経費で最大の効果を挙げられる行政サービスを提供しなければなりません。
そのためには、現在の行政を、少子・高齢社会に対応した簡素で効率的・効果的な行 政システムにすることが重要であり、無駄な仕事や役割の薄れてきた行政サービスは大 胆に整理するなど、行財政改革の取り組みを推進しています。
① 新岡山市行財政改革大綱 【長期計画編】
平成19年5月に、おおむね今後10年の本市の行財政改革の羅針盤となる「新岡山市 行財政改革大綱(長期計画編)」を策定しました。今後、この長期計画編の中の改革
、 、 、
理念 改革手法及び長期目標値を具体的に短期計画編に盛り込み 実現を図ることで 行財政改革を一層強力に推進していきます。
【短期計画編】
平成18年3月に「新岡山市行財政改革大綱(短期計画編)」を策定して行財政改革を
。 、 、
着実に進めています この短期計画編の計画期間は 平成17年度からの5年間であり 毎年度その取組内容の見直しを行って改革事項の深化を図っています。また、「地方 公共団体における行政改革の推進のための新たな指針( 平 成 1 7 年 3 月 29 日 付 け 総 務 省 通 知 )」におけ る「集中改革プラン」にも対応しています。
② 行政サービス棚卸し(事業仕分け) 【取り組みの概要】
全ての行政サービスの人件費を含めた総コストや作業量等を明らかにした「行政サ ービス基本台帳」を作成しました。その台帳を活用して行政サービスが市民ニーズを 充足する手段として最適か否かの評価を行うとともに、公共サービスにおける行政と 民間・市民との役割分担を見直す「行政サービス棚卸し」を実施しています。
行政サービス棚卸しでは、予算規模が比較的大きく、市民の皆さんの価値観を問
、 「 」 、
うべき政策的な事業について 市民自らが評価者となる 市民事業仕分け を実施し
、 、
市民の皆さんと問題点を共有し 市民の皆さんと共にあるべき姿を考えていくことで 市民協働の行財政改革を推進しています。
【取り組みの効果】
平成18年度の行政サービス棚卸しの実施により、廃止89事業、民営化2事業、事業 縮小15事業、民間委託27事業、収支・やり方の改善176事業など計334事業について仕 分け評価を実施しました。
新岡山市行財政改革大綱
(長期計画編)
新岡山市行財政改革大綱
(短期計画編)
改革の具体的手法及び
長期目標値の実現
棚卸し
結果
の反映
改革事項の
具体的推進
行政サービス棚卸し
(
事業仕分け)
z 改革の戦略的視点z 改革の具体的手法 z 改革の長期目標値
z 事務事業の見直し z 民間活力の積極的活用 z 組織・機構の見直し z 定員及び人事管理の適正化 z 給与・手当て等の適正化 z 経費節減等の財政効果 など
縮減額のめやす
80億円の縮減
(平成17 年度当初予算と平成 22 年度当初予算の比較)
長期目標値
(1) 財政的目標値
項 目 H17年度決算 H27年度 経常収支
比率
94.1% (中核市33位)
中核市 中位程度 実質公債費
比率
21.2%
(中核市最 下位)
15%程度
(2) 人事的目標値
項 目 H17年度決算 H27年度
人件費比率
20.6% (中核市23位)
18%台
平成18年度の実績
約35 億円の節減を平成 19年 度当初予算に反映
z 市民事業仕分け
( 4 ) 市 債 の 平 均 借 入 利 率 は 低 下 し て い ま す
岡 山 市 の 普 通 会 計 の 市 債 残 高 は 、 平 成 14年 度 末 の 3, 185億 円 を ピ ー ク に 減 少 に 転 じ 、 合 併 な ど の 要 因 を 除 け ば 今 後 は 緩 や か に 減 少 し て い く 見 通 し と な っ て い ま す 。
ま た 、 市 債 の 借 入 利 率 は 平 成 17年 度 末 で 0. 3% ∼ 8. 5% と な っ て お り 、 平 均 借 入 利 率 も 、 近 年 、 低 金 利 が 続 い た こ と や 、 民 間 等 資 金 に つ い て 、 平 成 11年 度 債 か ら シ ェ ア に よ る 借 入 を 借 入 利 率 の 見 積 り 合 せ に 変 更 し た こ と に よ り 低 下 し て き て い ま す 。
し か し 、 金 融 政 策 の 変 更 に 伴 う 金 利 上 昇 は 、 今 後 の 負 担 増 に つ な が る た め 、 引 き 続 き 市 債 発 行 の 抑 制 に 努 め て ま い り ま す 。
( 注 ) 平 均 借 入 利 率 = 利 子 支 払 額 ÷ 市 債 残 高 ( 前 年 度 ) × 100
【公 的 資 金 の 「 補 償 金 な し 」 の 繰 上 償 還 が 実 現】
・ 市 債 の 借 入 利 率 は 、 経 済 情 勢 に よ り 変 化 し て お り 、 昭 和 50年 代 後 半 に 借 り た 義 務 教 育 施 設 等 の 借 入 利 率 は 5. 0% 以 上 と 非 常 に 高 い 利 率 と な っ て お り 、 市 債 の 元 利 償 還 で あ る 公 債 費 の 高 水 準 の 負 担 の 一 因 に な っ て い ま す 。
・ こ れ ま で は 財 政 融 資 資 金 等 の 公 的 資 金 に よ る 市 債 を 繰 上 償 還 す る た め に は 「 補 償 金 」 が 必 要 と さ れ 、 低 利 借 換 を す る 効 果 と 相 殺 さ れ 、 実 質 的 に 借 換 制 度 を 利 用 す る メ リ ッ ト は あ り ま せ ん で し た 。
、 、
・ こ の た め 岡 山 市 は 国 に 対 し て 積 極 的 に 制 度 改 正 を 働 き か け て お り ま し た が 平 成 19年 度 か ら 高 金 利 の 市 債 に よ る 公 債 費 負 担 の 軽 減 対 策 と し て の 新 た な 制 度 が 実 現 す る こ と と な り ま し た 。
・ 期 間 は 3年 間 で 、 徹 底 し た 総 人 件 費 の 削 減 等 を 内 容 と す る 財 政 健 全 化 計 画 等 を 策 定 す る 地 方 公 共 団 体 を 対 象 に 、 公 的 資 金 の 「 補 償 金 な し 」 の 繰 上 償 還 が 行 え ま す 。
・ 本 市 に お い て も 、 こ の 制 度 を 初 年 度 か ら 最 大 限 活 用 し 、 低 利 な 民 間 等 資 金 へ の 借 換 を 行 い 、 今 後 の 金 利 上 昇 に 対 す る 抵 抗 力 を 備 え ら れ る よ う 努 め て ま い り ま す 。
普通会計平均借入利率の推移
50 60 70 80 90 100 110 120 (億円)
1.5% 2.0% 2.5% 3.0% 3.5% 4.0% 4.5% 5.0%
利子支払額 平均借入利率
利子支払額 107 106 102 98 92 87 79 75 68
平均借入利率 4.3% 3.9% 3.6% 3.3% 3.0% 2.8% 2.5% 2.4% 2.1%
市債残高(億円) 2,699 2,864 2,932 3,093 3,135 3,185 3,169 3,256 3,244
( 5 ) 職 員 数 を 削 減 し 、 人 件 費 総 額 を 抑 制 し ま す
【職 員 数 は 実 質 減】
・ 職 員 数 は 、 平 成 9年 度 か ら 抑 制 に 取 り 組 み 平 成 16年 度 当 初 と 平 成 9年 度 当 初 と 比 較 し て 241人 を 削 減 し ま し た 。
・ 平 成 17年 3月 に は 御 津 町 、 灘 崎 町 と の 合 併 に よ り 321人 増 加 し た も の の 、 平 成 17 年 度 当 初 の 職 員 数 は 6, 168人 と 平 成 16年 度 当 初 と 比 較 し て 247人 の 増 加 と な っ て い ま す 。
・ 平 成 18年 度 当 初 の 職 員 数 は 6, 107人 、 平 成 19年 1月 に は 建 部 町 、 瀬 戸 町 と の 合 併 に よ り 274人 の 職 員 が 増 加 し ま し た が 、 平 成 19年 度 当 初 の 職 員 数 は 6, 241人 に と ど ま っ て い ま す 。
【職 員 数 の 適 正 化 : 10% 削 減】
・ 平 成 17年 4月 の 職 員 数 6, 168人 ( 建 部 町 及 び 瀬 戸 町 の 職 員 数 を 除 く ) に 対 し 平 成 22年 4月 ま で に 10% 、 約 620人 程 度 の 削 減 を 目 標 と し て 職 員 数 の 適 正 化 に 取 り 組 ん で い ま す 。
・ 平 成 21年 度 ま で の 3 年 間 は 、 専 門 職 種 を 除 く 採 用 凍 結 等 に よ り 、 平 成 18年 4月 の 職 員 数 に 対 し 約 550人 程 度 の 削 減 を 目 指 し 、 人 件 費 総 額 の 抑 制 に 努 め ま す 。
【人 件 費 比 率 の 圧 縮】
・ 人 件 費 は 、 人 件 費 比 率 が 平 成 17年 度 決 算 に お い て 20. 6% と 中 核 市 中 第 23位 と い う 状 況 で あ り 、 こ れ を 平 成 22年 度 は 19% 台 、 平 成 27年 度 に は 18% 台 を 目 指 し 、 職 員 数 の 適 正 化 に 加 え 、 事 務 の 効 率 性 の 向 上 、 給 与 水 準 の 見 直 し 、 業 務 の 民 営 化 な ど を 進 め る こ と に よ り 、 人 件 費 の 抑 制 、 財 政 の 健 全 化 を 図 り ま す 。
【退 職 手 当 は 平 成 19年 度 が ピ ー ク】
・ 退 職 手 当 は 、 職 員 の 年 齢 構 成 等 か ら 平 成 19年 度 に 退 職 の ピ ー ク を 迎 え て 約 60億 円 の 支 出 が 見 込 ま れ 、 そ の 後 は 減 少 と な る 見 込 み で す 。
420 430 440 450 460 470 480 490 500
人件費は普通会計ベース,人件費比率は普通会計の歳出総額に占める人件費の割合 人
件 費
︵
億 円
︶
18.0 19.0 20.0 21.0 22.0
人 件 費 比 率
︵
%
︶
人件費 人件費比率
人件費 475 484 475 488 488 479 464 470 487 481 人件費比率 20.7 20.5 20.6 19.9 20.3 20.9 21.1 21.8 21.3 20.6 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17
( 6 ) 扶 助 費 ・ 保 険 医 療 費 の 負 担 が 増 加 し て い ま す
扶 助 費 は 、 社 会 保 障 制 度 の 一 環 と し て 、 一 定 水 準 の 生 活 を 維 持 す る た め に 個
、 、 、 、
人 に 給 付 さ れ る 経 費 で あ り 民 生 費 で は 生 活 保 護 費 児 童 手 当 児 童 扶 養 手 当 乳 幼 児 医 療 費 等 が 、 教 育 費 で は 就 学 援 助 等 が こ れ に 該 当 し ま す 。
ま た 、 保 険 医 療 費 関 係 で は 、 国 民 健 康 保 険 費 、 老 人 保 健 医 療 費 、 介 護 保 険 費 の 特 別 会 計 は 、 保 険 料 等 の 特 定 収 入 と 公 費 負 担 に よ り 運 営 さ れ て い ま す 。 そ の う ち 市 負 担 に つ い て は 、 一 般 会 計 か ら の 繰 出 金 と し て 特 別 会 計 へ 支 出 さ れ て い ま す 。
【扶 助 費 は 大 幅 増】
・ 平 成 8年 度 は 279億 円 → 平 成 17年 度 に は 397億 円
・ 平 成 12年 度 の 介 護 保 険 制 度 の 導 入 に よ り 一 旦 は 減 少 し た も の の 、 そ の 後 再 び 増 加 。
・ 増 加 の 要 因 は 、 長 く 続 い た 景 気 低 迷 の 影 響 や 高 齢 者 世 帯 の 増 加 等 に よ る 生 活 保 護 費 の 増 加 、 児 童 手 当 や 乳 幼 児 医 療 費 の 制 度 拡 充 等 に よ る 増 加 な ど が 考 え ら れ ま す 。
【保 険 医 療 費 の 特 別 会 計 へ の 繰 出 金 は 増 加 傾 向】
・ 国 民 健 康 保 険 費 繰 出 金 は 、 平 成 8年 度 は 38億 円 → 平 成 17年 度 に は 42億 円 ・ 老 人 保 健 医 療 費 繰 出 金 は 、 平 成 12年 度 に 介 護 保 険 制 度 が 創 設 さ れ て 一 旦 下 が
っ た も の の 、 高 齢 化 の 進 行 や 、 公 費 負 担 率 の 引 き 上 げ も あ り 大 き く 増 加 。 平 成 8年 度 は 27億 円 → 平 成 17年 度 に は 40億 円
・ 介 護 保 険 費 繰 出 金 は 、 要 介 護 者 等 の 増 等 に よ り 年 々 増 加 。 公 費 負 担 も 、 3年 に 一 度 改 正 さ れ る 介 護 保 険 料 と と も に 増 加 。
平 成 12年 度 は 30億 円 → 平 成 17年 度 に は 49億 円 。
20 30 40 50 60
繰 出 金
︵
億 円
︶
0 100 200 300 400
扶 助 費
︵
億 円
︶
扶助費 国保 老保 介護
扶助費 279 304 327 351 287 305 326 350 379 397
国保 38 39 36 40 41 42 39 40 44 42
老保 27 28 30 33 27 28 28 30 36 40
介護 30 37 40 42 49 49
- 30 - (7)ごみ処理経費、資源化経費は増加しています
① ごみ処理量は減少
本市のごみ処理量は、平成3年の「ごみ非常事態宣言」による5種分別収集の開始な ど市民・事業者の理解と協力により、平成2年度の22万1千トンをピークに減少に転じ ていましたが、産業構造、生活様式等の変化並びにダイオキシン対策を始めとする環境 基準値の規制強化に伴い、平成7年度以降、平成15年度まで増加していました。しかし、 環境問題に対する市民・事業者の意識の向上や資源化物の拠点回収などによって、平成 16年度は処理量も市民一人当たりのごみ処理量も減少に転じ、平成17年度には御津町・ 灘崎町との合併に伴い収集区域が拡大したにもかかわらず市全体として減少しています。
(注)平成12年度の数値が突出しているのは、平成13年4月からの粗大ごみの戸別収集(有料) により駆け込みでの排出があったためです。
② 資源化物の回収量は増加
東部リサイクルプラザ等の稼動により、これまで埋立処分を行っていたゴミを再生資 源として有効活用することができるようになりました。このため最終処分場での埋立処 分量は減少し、再生資源量は増加しています。
また、本市における資源化物の収集量及び町内会・子供会等の行う集団回収量は、平 成15年度以降増加傾向にあります。
しかし、平成18年にごみに含まれる資源化物をサンプル調査したところ、可燃ごみの 中には約14パーセント、不燃ごみの中には約29パーセントもの資源化物が含まれていま した。
ごみ減量化や再資源化に対する意識を向上し、行動に移すことによってごみ排出量の削 減や資源化物の再生利用を一層進めることが求められています。
〔参考〕 (単位:千トン)
区 分 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17
資源化物収集量 8. 0 8. 9 10. 6 10. 5 10. 6 11. 6 12. 5 11. 7 11. 2 12. 7
集団回収量 16. 3 17. 0 18. 5 18. 8 19. 1 19. 8 18. 8 17. 8 17. 9 19. 0
再生資源量 6. 3 6. 0 6. 1 5. 7 11. 4 4. 0 7. 3 14. 2 13. 8 12. 8
最終処分地埋立量 59. 9 62. 3 64. 2 55. 9 67. 7 40. 4 32. 0 29. 6 30. 0 26. 7
20 21 22 23 24 25 26 処 理 量
(
万 ト ン
)
320 340 360 380 400 420
一 人 当 た り の 年 間 処 理 量
(
キ ロ グ ラ ム
)
処理量 1人当たりの
年間処理量
処理量 20.9 21.7 22.5 23.1 22.9 25.5 23.6 24.3 25.3 25.1 25.0 1人当たりの
年間処理量
- 31 - ③ ごみ処理経費や資源化経費は多額で増加の傾向
【安全で快適な生活環境を維持するためのごみ処理経費は増加】
焼却経費は、大きく増加しています。これはダイオキシン対策などからの自家焼却 の禁止によるごみ焼却量の増加及びごみ焼却施設からの有害物質排出基準値の規制 強化に伴う高度処理等により増加したものです。
【限りある資源を永続的に活用するための資源化経費も増加】
資源化に伴う経費についても、大きく増加しています。主な要因としてはペットボ トルなどの回収や東部リサイクルプラザ等での多様な資源化を行うには収集、選別、 破砕など多くの処理工程が必要なことによるものです。
【3R活動の推進】
限りある資源を永続的に有効に活用するため「持続可能な資源循環型社会」の構築 を目指し、市民、事業者及び行政が協働して「3R」活動などを積極的に推進するこ とにより、ごみの減量化と資源化に取り組むことが必要となっています。
※ 「3R活動」とは次の3つ活動の略称です。
リデュース(Reduce) 発生抑制(詰替製品の購入推進、マイバッグ運動など) リユース (Reuse) 再使用 (故障は修理、フリーマーケットの活用など)
リサイクル(Recycl e) 再生利用(集団回収への参加、不用品を原材料として再利用など)
〔参考〕 岡山市内の家庭系ごみ有料化の状況( 可燃ごみ・不燃ごみ) 45リットル袋1枚当たりの処理手数料(円) 地 域
可燃ごみ 不燃ごみ 販 売 方 法
有料指定ごみ袋 開 始 年 月 旧岡山市地域 無 料 無 料 ― ― 旧御津町地域 30円 30円 45リットル袋 10枚 300円 平成13年6月 旧灘崎町地域 31. 5円 無 料 45リットル袋 10枚 315円 平成15年7月 旧建部町地域 52円 52円 45リットル袋 10枚 520円 平成14年6月 旧瀬戸町地域 45円 無 料 45リットル袋 10枚 450円 平成17年10月
億円
0 20 40 60 80 100
収集経費 焼却経費 埋立経費 資源化経費 管理経費
管理経費 9.5 9.9 9.7 11.2 10.5 10.4 7.6 7.8 6.5 6.9 資源化経費 7.8 8.6 10.8 10.9 11.8 14.8 15.3 14.8 13.8 15.2
埋立経費 4.0 4.2 4.0 4.2 3.2 3.7 3.2 2.6 2.6 2.4
焼却経費 23.1 23.5 23.2 23.8 23.2 26.1 27.5 33.7 36.2 38.3 収集経費 31.6 31.1 31.7 33.1 34.7 31.0 30.5 28.7 31.5 30.2 合計 76.0 77.3 79.3 83.2 83.3 86.1 83.9 87.5 90.7 93.0
H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17
( 8 ) 土 地 改 良 事 業 の 債 務 負 担 行 為 残 高 の 削 減 に 努 め ま す
【土 地 改 良 事 業 と は】
土 地 改 良 事 業 と は 、 土 地 改 良 区 等 の 申 請 に 基 づ き 、 農 業 用 用 排 水 路 や 農 道 、 農 用 地 等 を 整 備 す る 事 業 で す 。 事 業 で 造 成 さ れ た 施 設 は 農 業 面 の 効 果 だ け で な く 、 防 災 や 憩 い 空 間 創 出 等 農 業 面 以 外 の 機 能 も 発 揮 し て い ま す 。 事 業 費 は 国 、 県 、 市 、 受 益 者 ( 農 家 ) が 負 担 し ま す 。
こ の 事 業 費 の う ち 受 益 者 の 負 担 に つ い て は 、 土 地 改 良 区 等 の 借 入 に よ っ て 支 払 わ れ て い ま す が 、 岡 山 市 は そ の 借 入 額 に 対 し 債 務 負 担 行 為 ( 将 来 に わ た っ て 支 払 い を 約 束 ) を 設 定 し 、 事 業 終 了 後 の 償 還 に 合 わ せ て 土 地 改 良 区 等 に 交 付 金 を 支 出 し て い ま す 。 農 道 整 備 等 一 部 を 除 い て 実 質 的 な 受 益 者 負 担 は な く 、 市 が 全 額 負 担 し て い る 状 況 で す 。
【土地改良事業に係る債務負担行為残高は多額】
土 地 改 良 事 業 に 係 る 債 務 負 担 行 為 残 高 は 、 平 成 1 7 年 度 末 で 2 7 3 億 円 と な っ て お り 、 市 全 体 の 債 務 負 担 行 為 残 高 の 3 割 強 を 占 め て い ま す 。 ま た 、 平 成 1 7 年 度 の 交 付 金 は 33億 円 に も の ぼ っ て い ま す 。
【 土 地 改 良 事 業 の 見 直 し 】
・ 岡 山 県 は 平 成 1 8 年 度 の 新 規 事 業 か ら 、 市 町 村 等 が 実 施 す る 国 庫 補 助 事 業 の 一 部 に つ い て 県 補 助 率 を 引 き 下 げ ま し た ( か ん が い 排 水 事 業 で は 15%→ 10%) 。
、 、 、 、
・ 旧 岡 山 市 灘 崎 地 区 で は 一 部 を 除 き 受 益 者 負 担 は あ り ま せ ん が 御 津 建 部 瀬 戸 地 区 で は 合 併 前 の 制 度 に よ り 受 益 者 負 担 を 徴 収 し て い ま す 。
・ 土 地 改 良 事 業 費 に つ い て は 、 こ れ ま で に も 事 業 費 の 全 体 調 整 を 図 る な ど し て
、 、
市 負 担 の 軽 減 を 図 っ て き ま し た が 今 後 も 事 業 の 事 前 評 価 を 実 施 す る と と も に
、 、
受 益 者 負 担 の 適 正 化 等 を 行 っ て い く こ と に よ り 事 業 全 体 の 効 率 的 実 施 に 努 め 市 負 担 の 軽 減 を 図 る こ と が 必 要 と 考 え て い ま す 。
・ ま た 、 土 地 改 良 事 業 の 実 施 主 体 で あ る 土 地 改 良 区 に つ い て は 、 土 地 改 良 区 の 合 併 並 び に 統 合 事 務 所 の 設 置 を 検 討 し、「 運 営 基 盤 の 強 化 」 と 「 効 率 的 執 行 体 制 の 促 進 」 に 努 め て い き ま す 。
土 地 改 良 事 業 交 付 金 および債 務 負 担 行 為 残 高 の 推 移
31 32 33 33 33 33 33 31 33 32 31
327
351 344
338 331
314
293 293
273 260
0 100 200 300 400 億円
土地改良事業交付金 債務負担行為残高
土地改良事業交付金 31 32 33 33 33 33 33 31 33 32 31
債務負担行為残高 327 351 344 338 331 314 293 293 273 260 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17
H18見 込
( 9 ) 学 校 給 食 調 理 は 民 間 委 託 を 進 め て い ま す
【一 食 あ た り の 給 食 費 は 低 減】
現 在 、 岡 山 市 で は 、 ほ と ん ど 全 て の 小 中 学 校 で 学 校 給 食 を 実 施 し て い ま す 。 学 校 給 食 は 、 栄 養 バ ラ ン ス の 良 い 食 事 に よ っ て 、 児 童 生 徒 の 健 康 を 維 持 ・ 増 進 し 、 正 し い 食 事 の あ り 方 や 、 食 習 慣 を 身 に 付 け る 大 き な 役 割 を 担 っ て い ま す 。
○ 給 食 を 実 施 し て い る 学 校 ( 平 成 17年 度 ) → 小 学 校 88校 、 中 学 校 34校 ○ 平 成 17年 度 総 食 数 及 び 総 経 費 → 約 1, 030万 食 、 約 65億 円 ○ 1食 あ た り の 費 用 ( 平 成 17年 度 ) → 634円
・ そ の 内 訳 → 人 件 費 295円
→ 調 理 器 具 な ど の 物 件 費 70円 → 食 材 費 な ど 269円 ( 保 護 者 負 担 )
※民 間 委 託 率 ( 民 間 委 託 利 用 児 童 生 徒 数 / 完 全 給 食 実 施 児 童 生 徒 数 )
、 、
岡 山 市 で は 学 校 給 食 調 理 に 平 成 12年 か ら 民 間 委 託 制 度 を 導 入 し て い ま す が 民 間 委 託 導 入 前 と 導 入 後 の 1食 あ た り の 費 用 を 比 較 す る と 、 平 成 11年 度 の 738円 が 平 成 17年 度 で は 634円 と な り 、 104円 低 下 し て い ま す 。 こ の 要 因 と し て は 、 民 間 委 託 に よ る 人 件 費 の 減 少 が 大 き く 作 用 し て い る と い え ま す
【給 食 調 理 業 務 等 の 民 間 委 託 の 推 進】
給 食 調 理 業 務 等 の 民 間 委 託 に つ い て は 、 平 成 17年 度 時 点 で は 、 完 全 給 食 を 行 っ て い る 市 内 中 学 校 の 約 65% 、 小 学 校 の 約 15% が 民 間 委 託 の 運 営 方 式 を 行 っ て い ま す 。 ま た 、 民 間 委 託 率 は 平 成 17年 度 で 約 26% と な っ て お り 、 今 後 、 平 成 14 年 度 に 定 め た、「 学 校 給 食 調 理 業 務 等 の 民 間 委 託 へ の 移 行 順 序 に つ い て − 第 1
」 、 、
次 中 期 計 画 − に 沿 っ て 引 き 続 き 健 康 教 育 や 安 全 ・ 衛 生 管 理 面 に 配 慮 し つ つ 効 率 的 運 営 に 努 め て い き ま す 。
0 200 400 600 800 一
食 あ た り の 経 費
︵
円
︶
0 5 10 15 20 25 30
民 間 委 託 率
︵
%
︶
食材費等 物件費 人件費 民間委託率
人件費 404 395 383 368 347 328 295
物件費 66 57 54 55 64 78 70
食材費等 268 270 265 269 267 270 269
合計 738 722 702 692 678 676 634
民間委託率 0.0 1.0 5.1 10.2 13.4 19.9 26.2
( 1 0 ) 下 水 道 の 効 率 的 な 普 及 に 努 め て い ま す
① 下 水 道 事 業 に つ い て 、 建 設 改 良 費 、 維持 管 理 費 、 下 水 道 普 及 率 、 使 用 料 収 入 の 推 移 と 今 後 の 見 通 し は 次 の よ う に な っ てい ま す 。
※H18以 降 は 見 込 み ( 公 共 下 水 道 事 業 及 び 特 定 環 境 保 全 公 共 下 水 道 の み )
【建 設 改 良 費 は 今 後 と も 高 水 準】
平 成 14年 度 は 181億 円 で し た が 、 平 成 18年 度 の 見 込 で は 125億 円 と 大 幅 に 減 少 し て い ま す 。 岡 山 市 で は 、 平 成 21年 度 に 政 令 指 定 都 市 へ の 移 行 を 目 指 し て お り 、 政 令 指 定 都 市 と し て 必 要 な 基 盤 整 備 を 行 う と と も に 、 こ れ に 伴 い 国 庫 補 助 金 の 基 準 が 変 更
、 。
に な る た め 猶 予 期 間 で あ る 平 成 24年 度 ま で に 前 倒 し し て 施 設 整 備 を 行 う 予 定 で す 【下 水 道 普 及 率 は 全 国 平 均 に 大 き く 及 ば ず】
下 水 道 普 及 率 は 、 平 成 14年 度 の 45. 7% か ら 緩 や か に 伸 び て お り 、 平 成 18年 度 末 に は 54% 程 度 と 見 込 ま れ て い ま す 。 し か し 、 全 国 平 均 ( 平 成 17年 度 末 現 在 69. 3% ) に は 大 き く 及 ば な い こ と か ら 、 今 後 も 整 備 効 率 の 高 い 地 区 か ら 重 点 的 に 整 備 を 進 め る な ど 、 一 層 の コ ス ト 縮 減 に 取 り 組 み な が ら、 下 水 道 の 普 及 に 努 め ま す 。
【接 続 率 の ア ッ プ】
施 設 整 備 が 完 了 し て い る 処 理 区 内 の 下 水 道 接 続 率 ( 平 成 17年 度 末 現 在 83% ) の 向 上 を 図 り 、 経 営 の 安 定 化 に 向 け て 努 め ま す。
【維 持 管 理 費 は 増 加】
岡 山 市 の 下 水 道 は 、 布 設 か ら 50年 を 経 過 す る 老 朽 管 も あ り 、 管 き ょ 延 長 の 拡 大 と と も に 維 持 管 理 費 は 今 後 も 増 加 が 見 込 ま れ ま す 。 使 用 料 収 入 は 下 水 道 を 使 用 す る 人 口 の 増 加 と と も に 増 加 し て い き ま す が 、 効 率 化 に よ り 維 持 管 理 費 の 増 加 を 極 力 抑 え な が ら 、 適 切 な 維 持 管 理 を 行 う た め の 財 源 確 保 を 検 討 を し て い く 必 要 が あ り ま す 。
0 40 80 120 160 200 240
維 持 管 理 費 等
︵
億 円
︶
建 設 改 良 費
︵
億 円
︶ 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 120.0
使 用 料 収 入
︵
億 円
︶
下 水 道 普 及 率
︵
%
︶
建設改良費 維持管理費等 普及率(%) 使用料収入
建設改良費 181 137 137 118 125 112 137 137 137 137 維持管理費等 31 37 39 31 32 33 33 33 34 34 普及率(%) 45.7 46.8 49.3 51.0 54 56 57 59 60 61 使用料収入 57 59 82 88 91 92 96 101 105 109
② 今 後 5年 間 の 繰 出 金 を 公 債 費 及 び 公 共 下水 道 債 残 高 と 比 べ て 見 て み ま し ょ う 。 下 水 道 事 業 に 対 し て は 、 一 般 会 計 か ら 公 債 費 や 維 持 管 理 費 な ど の 一 部 を 負 担 し て い ま す 。
※H18以 降 は 見 込 み ( 公 共 下 水 道 事 業 及 び 特 定 環 境 保 全 公 共 下 水 道 の み )
【公 共 下 水 道 債 残 高 は 2, 000億 円 超】
合 併 に よ り 平 成 18年 度 の 2, 474億 円 を ピ ー ク と し て 、 建 設 改 良 費 を 抑 制 し て い る 効 果 な ど に よ り 、 平 成 19年 度 か ら は 減 少 し てい く と 予 想 し て い ま す 。
【公 債 費 は 200億 円 超】
市 債 の 返 済 で あ る 公 債 費 は 、 償 還 利 子 も 含 め 、 平 成 14年 度 の 160億 円 か ら 平 成 18年 度 に は 202億 円 に な り 、 今 後 は 平 成 21年 度 の 209億 円 を ピ ー ク に 減 少 に 転 じ る も の と 推 計 し て い ま す 。
【一 般 会 計 か ら の 繰 出 金 は 100億 円 程 度 の 高 水 準 で 推 移】
・ 平 成 14年 度 の 110億 円 か ら 平 成 15年 度 に は 143億 円 に 増 え 、 平 成 16年 度 に は 下 水 道 使 用 料 の 改 定 に 伴 い 、 119億 円 に 減 少 し て い ま す が 、 今 後 も 100億 円 程 度 の 高 水 準 で 推 移 す る も の と 見 込 ん で い ま す 。
・ 公 共 下 水 道 債 は 30年 程 度 の 償 還 期 間 で 借 入 れ て い ま す が 、 実 際 の 施 設 の 耐 用 年 数 は 50年 で あ る た め 「 資 本 費 平 準 化 債 」 等 を 発 行 し 、 下 水 道 事 業 に 係 る 負 担 の 平 準 化 を 図 り ま す 。
・ 一 般 会 計 か ら の 多 額 の 繰 出 金 は 、 一 般 会 計 の 財 政 運 営 を 圧 迫 し 、 ま た 未 整 備 地 区 住 民 と の 負 担 の 均 衡 も 考 慮 し な け れ ば な り ま せ ん 。 そ の た め 適 正 な 使 用 料 水 準 に 見 直 し を 行 う と と も に 、 よ り 効 率 的 な 運営 を 検 討 し て ま い り ま す 。
0 50 100 150 200 250
公 債 費 ・ 一 般 会 計 繰 出 金
︵
億 円
︶
0 500 1,000 1,500 2,000 2,500
公 共 下 水 道 債 残 高
︵
億 円
︶
公債費 一般会計繰出金 公共下水道債残高
公債費 160 169 188 193 202 204 207 209 205 203 一般会計繰出金 110 143 119 116 116 127 122 117 109 103 公共下水道債残高 2,379 2,387 2,465 2,455 2,474 2,374 2,285 2,197 2,112 2,030
( 1 1 ) 土 地 開 発 公 社 の 健 全 化 に 取 り 組 み ま す
現 在 、 土 地 開 発 公 社 が 保 有 し て い る 土 地 は 、 す べ て 公 有 地 取 得 事 業 と し て 、 岡 山 市 が 買 い 取 る こ と を 約 束 し て 土 地 の 先 行 取 得を 公 社 に 依 頼 し た も の で す 。
、 、 、
し か し 事 業 計 画 の 見 直 し や 取 得 を 依 頼 し た 岡 山 市 の 財 政 状 況 の 悪 化 等 に よ り 期 限 内 で の 岡 山 市 の 買 い 取 り が で き ず 、 公 社 は 長 期 間 保 有 し た ま ま の 土 地 を 多 く 抱 え る こ と と な っ て い ま す 。
【経 営 健 全 化 計 画】
岡 山 市 で は 、 平 成 13年 度 か ら 経 営 健 全 化 計 画 を 策 定 し 、 保 有 土 地 の 減 少 を 図 る と 同 時 に 、 公 社 に お い て は 、 準 備 金 を 用 地 購 入 費 の 一 部 に 充 当 し た り 、 保 有 地 の 暫 定 活 用 な ど で 借 入 金 を 圧 縮 し 、 資 金 借 入 に あ た っ て は 入 札 制 度 を 導 入 し て 金 利 の 低 減 を 図 る 等 の 努 力 を し て き ま し た 。 し か し 、 操 車 場 跡 地 、 西 大 寺 カ ネ ボ ウ 跡 地 、 西 大 寺 新 産 業 ゾ ー ン 等 大 規 模 事 業 用 地 の 買 い 取 り が 計 画 を 大 幅 に 下 回 り 、 平 成 17年 度 末 の 保 有 土 地 の 総 額 ( 帳 簿 額 ) は 423億 円 と 、 目 標 ( 335億 円 ) を 達 成 す る こ と は で き ま せ ん で し た 。
こ う し た 中 、 市 で は 平 成 18年 度 を 初 年 度 と す る 新 た な 経 営 健 全 化 計 画 ( 5ヵ 年 間 ) を 策 定 し ま し た 。 今 後 、 国 の 支 援 措 置 ( 地 方 債 措 置 、 特 別 交 付 税 措 置 ) の 活 用 を 視 野 に 入 れ な が ら 、 こ の 計 画 に 沿 っ て 、 一 層 の 公 社 保 有 土 地 ・ 借 入 金 の 減 少 に 努 め て い き ま す 。
( 参 考 )
○ 公 社 保 有 地 の 主 な も の ( H18年 度 末 時 点 ) 【 面 積 】 【 簿 価 】 岡 山 操 車 場 跡 地 整 備 事 業 105, 222㎡ 122億 円 新 産 業 ゾ ー ン 整 備 事 業 257, 647㎡ 106億 円 西 大 寺 地 域 拠 点 整 備 推 進 事 業 81, 538㎡ 67億 円 リ サ イ ク ル プ ラ ザ 整 備 予 定 地 6, 504㎡ 23億 円 ○ 中 核 市 ラ ン キ ン グ ( 平 成 17年 度 )
・ 土 地 開 発 公 社 保 有 額
岡 山 市 423億 円 ( 37市 中 最 も 多 い ) 【 中 核 市 単 純 平 均 : 130億 円 】 ・ 土 地 開 発 公 社 保 有 額 の 標 準 財 政 規 模 に対 す る 割 合
岡 山 市 30. 7% ( 37市 中 高 い 方 か ら 3番 目)【 中 核 市 単 純 平 均 : 13. 9% 】
←
第1次経営健全化計画→←
第2次経営健全化計画→
土地開発公社経営健全化計画の目標額と保有額の推移
0 100 200 300 400 500 600
︵
億 円
︶
目標額 保有額
目標額 551 524 448 388 335 431 407 376 359 328
保有額 484 459 458 443 423 413