著者 奥田 雅信, 近藤 伸彦, 野波 侑里, 本田 直也, 石 毛 弓
雑誌名 大手前大学CELL教育論集
巻 2
ページ 1‑6
発行年 2010
URL http://id.nii.ac.jp/1160/00000171/
大 手前 大 学 に お け る初 年次 教 育 の 取 り組 み(報 告)
奥 田 雅 信(MasanobuOKUDA),近 藤 伸 彦(NobuhikoKONDO),野 波 侑 里(YuriNONAMI), 本 田 直 也(NaoyaHONDA),石 毛 弓(YumiISHIGE)
CELL教 育 研 究 所(CELLInstituteforEducationalDevelopment)
は じ め に
大 手 前 大 学(以 下 、 本 学)は 、2007年 度 に行 わ れ た 教 育 改 革 に よ っ て 、教 育 組 織 を従 来 の2学 部5学 科 か ら3 学 部3学 科 へ と再 編 成 す る と と もに 、そ の総 体 は 緩 や か な統 合 体 と して 、3学 部 全 体 で 総 合 的 な"リ ベ ラル ア ー ツ"型 教 育 を推 進す る体 制 に改 め た。
広 く複 合 的 な領 域 を 学 習 で き る"リ ベ ラル ア ー ヅ' 型 教 育 の 中 で 、 学 生 が 「自分 で創 る専 門 性 」 を習 得 す
る と と も に 、 新 た な 時 代 を力 強 く生 き抜 くた め の 「社 会 人 基 礎 力 」 を身 に付 け る こ と を、 学 士 課 程 全 体 で 支 援 して い く こ と を大 学 の 新 た な使 命 と して 掲 げ 、 学 生 が 自 らの 適 性 を見 極 め な が ら、 学 部 の枠 に と らわ れ ず に 、どの科 目群 で も主 体 的 に 自 由 に選 択 して 学 べ る 「ユ ニ ッ ト自 由選 択 制 ⑭」 を 中心 に据 え た 大 改 革 で あ る。
この 改 革 に よ っ て 、 将 来 の多 様 な進 路 に 対 処 で き る 問題 解 決 能 力 を養 う全 人 的 な教 育 を全 学 的 ・組 織 的 に 展 開 して い く決 意 を行 っ た わ け で あ る。 そ の な か で 、 新 た な 初 年 次 教 育 プ ロ グ ラ ム に 求 め られ た の は 、 大 き く言 え ば 、様 々 な社 会 状 況 に お い て難 問 に対 処 し、 健 全 に 生 き抜 くた め に 、 多 様 な 学 生 全 て に とっ て 共 通 の 基 盤 と な る基 礎 学 力 お よび 社会 で 生 き るた め の 共 通 感 覚 を 身 に っ け る基 礎 を作 り上 げ る こ とで あ っ た。
改編 カ リキ ュ ラ ム で は 、 初 年 次 の 全 学 生 を対 象 と し た べ 一 シ ッ ク 必 修4科 目(「 フ レ ッ シ ュマ ンセ ミナ ー 」
「日本 語 表 現 」 「英 語 表 現 」 「情 報 活 用 」)が 設 定 され 、 初 年 次 にお け る コ ア教 育 プ ロ グ ラ ム と して 展 開 され る
こ と とな っ た。 これ ら4科 目が 緊 密 に連 携 し、4科 目全 体 が1っ の 総 合 的 ・統 合 的 な プ ロ グ ラ ム へ と進 化 ・進 展 す る こ と を 目指 し、 「自分 で 創 る専 門性 」 と 「社 会 人 基 礎 力 」 の 基 盤 と な るカ を育 成 す るた め の 様 々 な 実 践 が 積 み 重 ね られ て き た。
以 下 、本 報 告 で は 、ベ ー シ ック 必修4科 目が相 互 に連 携 し補 完 し合 う形 で行 っ て き た 取 り組 み につ い て 報 告 す る と と もに 、 そ れ ら を総 括 的 に検 討 し、 今 後 取 り組 む べ き 課題 を抽 出 した い 。
統 一 カ リ キ ュ ラ ム で の 運 営
初 年 次 べ 一 シ ッ ク必 修4科 目で は 、各 科 目の 到 達 目標 や 評 価 基 準 、 学 習 の流 れ な ど を統 一 化 す る た め 、 科 目
ご と に コ ー デ ィネ ー ター が配 置 され 、 多 ク ラ ス 展 開 さ れ る全 て の ク ラ ス で 共 通 の シ ラバ ス が 作 成 され た 。 試 行 錯 誤 を重 ね た2007年 度 の経 験 で 、 シ ラ バ ス の み の統 一 で は教 員 ご とに 実 際 の 授 業 展 開 に 関 して 詳 細 が 異 な る こ とが 改 善 課 題 とな った 。
そ こで 、全 学 生 に 共通 の 質 保 証 をす るた め、さ らに 、 教 員 をサ ポ ー トす る観 点 か ら、 よ り具 体 的 で 実 際 的 な 資 料 が 必 要 で あ る と考 え 、2008年 度 か らは 、 シ ラバ ス に 即 して 毎 回 の 学 習 目標 ・成 果 と学 習 方 法 ・内 容 等 を 記 した 授 業 計 画 書 を 科 目コ ー デ ィネ ー ター が 作 成 し、
担 当教 員 団 に配 布す る こ とに した。
毎 回 の到 達 点 を 明示 す る こ と に よ り教 員 ご との 授 業 展 開 の 相 違 をで き るか ぎ り抑 え、 学 生 に とっ て も教 員 に と っ て もプ ロ グ ラ ム の 平 準 化 を は か る こ とが で き る と も に 、教 員 に とっ て は授 業 計 画 の共 有 に よ っ て 授 業 改 善 課 題 を よ り具 体 的 に 、組 織 的 に抽 出 しや す く な っ た 。 ま た 、 科 目内 の 統 一 性 ・共 通 性 は 、 科 目相 互 の 関 係 の 意 識 化 も も た ら し、 科 目間 の 連 携 性 を考 慮 に 入 れ た授 業 展 開 へ も発 展 して い く こ と とな った 。 年 度 を重 ね る ご とに 、 例 え ば あ る科 目で 学 ん だ こ とを も と に し て 、 別 の科 目で そ れ を応 用 ・実 践 す る とい っ た こ と も 適 時 的 に取 り入 れ て い くこ とが 可 能 と な っ た。
この 実 践 の積 み 重 ね に よ り、完 成 年 度 で あ る2010年 度 の 秋 学 期 に は 、各 科 目で 毎 回 の 学 習 目標 や 学 習 内容
の 適 切 性 を 総 点 検 し、 各 授 業 回 で の学 習 目標 ・成 果 や 課 題 な ど を それ ま で よ りも 明確 に 定 めた 「授 業 設 計 書 」
に も とつ く授 業 運 営 を行 うに 至 っ た。 ま た 、後 述 の 到 達 目標 別 コー ス の制 度 を とっ た 「日本 語 表 現 」 「英 語 表 現 」 「情 報 活 用 」 で は 、 それ ぞ れ の コー ス に合 わ せ た 学 習 目標 を よ り詳 細 に 明 記 した 「学 習 目標 チ ェ ッ ク シー ト」 を作 成 し、 毎 回 学 生 に配 布 した。 学 生 ・教 員 と も に 各 回 の 学 習 目標 を 明 確 に把 握 す る こ と が で き 、 各 科
目で 求 め られ る到 達 点 を意 識 しな が ら授 業 に 臨 む こ と が で き る こ とが利 点 で あ っ た。
この 「到 達 目標 」 に 関 して 、 多 様 な 学 生 全 て が 初 年 次 べ 一 シ ッ ク必 修 科 目の学 習 活 動 に よ っ て身 に 付 け る べ き最 低 限 の知 識 ・能 力 を示 す 学 習成 果(ラ ー ニ ン グ ・ ア ウ トカ ム ズ)の うち、 学 期 全 体 に お け る総 括 的 な も の と して 、 「フ レ ッシ ュマ ンセ ミナ ー 」 で は 、プ ロ ジ ェ ク ト型 学 習 にお け る報 告 書 とい っ た成 果 物 や 活 動 成 果 の プ レゼ ン テ ー シ ョン等 を 、 「日本 語 表 現 」 「英 語 表 現 」
「情 報 活 用 」 で は 、 学 期 末 試 験 と して 実 施 す る外 部 検 定 ・測 定 試 験 にお け る一 定 レベ ル 以 上 の 到 達 、 一 定 以 上 の 伸 び に 重 点 を置 い た 。 ま た 、 学 期 末 に 至 るま で の 日々 の 学 習 成 果 に つ い て も 明確 にす る た め に 、「日本 語 表 現 」 「英 語 表 現 」 「情 報 活 用 」 で は 、 基 礎 学 力 の 向上 を 実 現 す る過 程 で 、 毎 回 の 学 習 課 題 に お い て 示 され る 目標 を全 て 達 成 す る こ とを 単位 修 得 の た め の 最 低 要 件 と して 定 め た。
以 下 、 必 修4科 目の科 目概 要 と4年 間 の 実 施 内容 に つ い て の概 略 を述 べ る。
〈フ レ ッシ ュマ ン セ ミナ ー 〉
フ レ ッシ ュマ ンセ ミナ ー は 、 大 学 で の 学 び や 大 学 生 活 の 円滑 な適 応 を促 す と と もに 、社 会 で 生 き 抜 く た め の 共 通 感 覚 を身 に っ け る 基 礎 を作 り上 げ る 科 目 で あ る。 非 常 勤 講 師 の み で 運 営 され た2009年 度 を除 き 、 担 当教 員 は ア カ デ ミ ッ ク ア ドバ イ ザ ー と して の 役 割 を 担 い 、 学 生 個 々 に応 じた 履 修 指 導 、 ス タデ ィ ス キル 、 ス チ ュ ー デ ン トス キ ル とい っ た 、 一 般 的 な初 年 次 教 育 の 内 容 に加 え、 グル ー プ で の 協 働 作 業 や プ レゼ ンテ ー シ ョン な ど、 社 会 人 基 礎 力 を 意 識 させ 、 そ の 基 礎 作 り を行 うた め の 実 践 的 活 動 を 多 く盛 り込 ん だ。2008年 度 か ら は プ ロ ジ ェ ク ト型 学 習 が 本 格 的 に 取 り入 れ られ 、 そ の 成 果 が報 告 書 と して ま とめ られ て い る。2008年 度 は 、 青 少 年 の 健 全 育 成 を 主 な 目的 と して 開催 され て い る地 域 イ ベ ン ト 「い た み わ っ し ょい 」 に参 加 し、 本 部 要 員 や 清 掃 隊 と して 市 民 と共 に 社 会 活 動 を行 っ た 。 2009年 度 、2010年 度 は 、 学 生 が教(職)員 にイ ン タ ビ ュー を行 う 「イ ン タ ビ ュ ー プ ロ ジ ェ ク ト」 を 実 施 し た。
〈日本 語 表 現 〉
日本 語 表 現 で は 、 ど の分 野 に 進 も うと も必 ず 必 要 と な る 日本 語 表 現 能 力 と コ ミュ ニ ケ ー シ ョンカ を 育 成 す
るた め に 、 「読 む ・書 く」 お よび 「話 す ・聞 く」 の2種 類 の プ ロ グ ラム を それ ぞ れ 全15回 の 授 業 と して 設 定
した 。 「読 む ・書 く」 で は 、文 章 読 解 や 、 小 論 文 、推 敲
な どの ア カ デ ミ ッ ク ライ テ ィ ン グ ス キル な ど を 、 「話 す ・聞 く」 で は敬 語 表 現 や ス ピー キ ン グ ス キ ル な どを 養 成 した。2008年 以 降 は 「小 論 文 検 定 」 「話 しこ とば 検 定 」 を 学 期 全 体 の 到 達 目標 と して 設 定 し、 これ らに 向 け た 対 策 を通 して 上 記 の よ うな 能 力 を育 成 す る授 業 を展 開 した。
2010年 度 の結 果 は 、 「作 文 ・小 論 文 検 定 」 の合 格 率 は 、6級:55.2%、5級:36.2%、4級:6.3%、 「話 しこ と ば 検 定 」 の合 格 率 は 、3級:85.9%、2級:63.3%で あ っ た 。
〈英 語 表 現 〉
学 生 の 英 語 の習 熟 度 に は 大 き な ば らつ き が あ る た め 、 1レ ベ ル の統 一 的 な教 材 で は全 て の 学 生 に 十 分 な教 育 効 果 を 与 え る こ とは 困難 で あ る。 そ こで 、 学 習 内容 を 学 生 に 応 じ て 最 適 に 組 み 合 わ せ る こ と が 可 能 な e‑Learning教 材 を導 入 した。
2007年 度 は 携 帯 型 オ ー デ ィ オ 機 器 を 使 っ た e‑Learning教 材 をテ キ ス ト教 材 と併 用 し、2008年 度 か らは ノー トパ ソ コ ン が配 備 され た 教 室 で 、 イ ン タ ー ネ ッ ト上 で 配 信 され るe‑Learning教 材 を 主 教 材 と し て 授 業 内外 で 活 用 した。 ま た 、e‑Learningの デ ジ タル の 利 点 を 補 強 させ るた め に ア ナ ロ グ 的 な書 き 取 り活 動 も考 慮 した 「学 習 記 録 シ ー ト」 を 開 発 し、 学 生 自身 に 目標 設 定 、 学 習 、 点 検 、 再 学 習 、 目標 の再 設 定 とい っ た 自己調 整 学 習 サ イ クル を確 立 させ る こ とを 目指 した。
学 期 末 に は 学 習 の総 括 と して 国 際 英 検 「G‑TELP」
を受 験 した。2010年 度 の 受 験 結 果 は 、春 学 期 末 の 平均 点 が157.3点 、秋 学 期 末 の 平 均 点 が189.9点 で あ っ た。
〈情 報 活 用 〉
春 学 期 に は 、大 学 生 と して 学 び を深 め る た め に必 要 不 可 欠 な 情 報 リテ ラ シー を 身 につ け る こ とを 目標 と し、
入 学 時 点 で の多 様 な ス キル を一 定水 準 ま で揃 え る こ と を 目指 した。2008年 度 か らは 、学 期 末 に 「日本 語 ワー プ ロ技 能 標 準 試 験 」 を受 験 し、 目標 達 成 に 向 け た習 慣 的 な学 習 を 身 に っ け る こ とを ね らっ た。2010年 度 の 合 格 率 は 、3級:92.1%、2級:95.3%で あ っ た 。
秋 学 期 は 、 春 学 期 に身 に っ け た基 礎 ス キル を社 会 で 実 践 的 に 「活 用 」す る た め の 知 識 ・能 力 晴 報 活 用 力) を身 に っ け る こ と を 目標 と して 設 定 した 。 実 際 に社 会 で 起 こ り う る 問 題 の 解 決 力 を 測 定 す る 実 カ テ ス ト
「Rasti」を 導 入 し、 これ に 準 拠 した テ キ ス トとeラ ー ニ ン グ教 材 を 活 用 した授 業 運 営 を行 っ た。2010年 度 の 結 果 は 、春 学 期 初 の 平 均 点 が424.2点 、秋 学 期 末 の 平 均 点 が509.6点 で あ っ た 。
自 己 学 習 を促 す た め の 学 習 シ ス テ ム
2007年 度 か ら始 ま っ た諸 活 動 を契 機 に 、2008年 度 に は 、 授 業 計 画 の精 緻 化 と学 習 成 果 の 明 確 化 に も とつ く 組 織 的 な 教 育 活 動 を さ らに 実 効 性 の あ る も の とす る た め に、 本 学 独 自の 学 習 シ ス テ ム が 構 築 され た。
ま ず 、5週 間 で1つ の ま とま りを学 習 す る 「1学期3タ ー ム 制 」 が 導 入 され、 学 習 内 容 の確 実 な習 得 を 目指 す 試 み が 始 ま っ た。
学 力 ・ス キル に個 人 差 が 大 きい 「英 語 表 現 」 情 報 活 用 」 とい っ た 科 目で 最 初 に 導 入 され た 「到 達 目標 別 コ ー ス 編 成 」 制 度 で は、 学 生 自 らが 自身 の 到 達 目標 に応 じて コー ス を選 択 で き る よ うに した 。 そ の後 、2009年 度 か らは 「日本 語 表 現 」 で も試 行 、実 施 す る に 至 っ た 。
「到 達 目標 別 コー ス 編 成 」 で 配 慮 した の は 、 学期 を通 じて コー ス を 固 定 す る の で は な く、 「タ ー ム」が 切 り替 わ る際 に は 、 小 テ ス トや 学 習 の 振 り返 りを も と に 自 ら の 到 達 目標 を再 設 定 し、 必 要 に応 じて コー ス 変 更 す る こ と も 可 能 と した こ とで あ る。 学 生 自身 が 自 らの 責 任 で コー ス選 択 し、 目標 達 成 に 向 け て 取 り組 む とい っ た 自 己調 整 サ イ クル が繰 り返 され る点 が 大 き な 特 徴 で あ る。
さ らに 、2008年 度 か らは 、 学 生 が 自 らの 学 習 状 況 を 確 認 しな が ら学 習 を進 め る た め に 、 学 生 個 々 の 出席 参 加 状 況 、課 題 達 成 状 況 を 「ス タ ン プ 」 とい う概 念 を用 い て 「○ 」「×」で 表 示 す る 「ス タ ン プ 制 」が 導 入 され 、 本 学 が 独 自に 開 発 したLMS「 確 認 くん ⑪」 で 学 習 状 況 が 可 視 化 され る よ うに な っ た。
「確 認 くん ⑧」 で は 科 目や 大 学 か らの メ ッセ ー ジ配 信 や 課 題 提 出 の機 能 な ど も もつ ほ か 、 日々 の 学 習 に お け る学 び の成 果 、気 づ き を記 録 ・蓄積 して い くeポ ー ト フ ォ リオ機 能(「 確 認 くん プ ロ グ 」)も あ り、 毎 回 の授 業 や ター ム ご との 振 り返 りに活 用 され た。
多 様 な学 生 へ の適 時 的 な支 援 とい う観 点 か らは 、 「1 学期3タ ー ム制 」で は 、タ ー ム 毎 に学 習 の ま とま りが設 定 され て お り、 ドロ ッ プ ア ウ トの可 能 性 が あ る学 生 に と って 授 業 復 帰 しや す く、導 入 前 の2007年 度 と比 較 し て 導 入 後 は 出席 率 が 向上 し して い る。 ま た 、 「ス タ ン プ 制 」 の導 入 に よ り、 学 期 末 に 至 る ま で の 学 習 過 程 の情 報 が 学 生 ・教 員 と も に リアル タイ ム に 把 握 され る よ う に な り、 個 に応 じた 指 導 ・支 援 を行 い や す くな っ た 。
「到 達 目標 別 コ ー ス 」 で は 、 各 コー ス の学 習 目標 の 達 成 状 況 を 成 績 評 価 と直 結 させ る こ とで 、成 績 評 価 も 従 来 と比 べ て 厳 格1ヒ した と言 え る。 た だ し、 こ う した
「基 準 ク リア型 」 の 目標 設 定 に も とつ く学 習 で は 、 基 準 を超 え るた め の繰 り返 し学 習 が 見 込 め る 一 方 、外 的 な 動 機 付 け のみ で は 不 十 分 で 、基 準 を超 え る こ とが 目 的 化 して しま うお そ れ が あ る とい っ た課 題 も あ る。
「確 認 く ん⑭」 は利 用 頻 度 の 高 い 学 習 ツ ー ル と して 定 着 した 。2008年 度 に は学 生 一 人 あ た り週4〜5回 、 2009年 度 に は 週7〜8回 、2010年 度 に は週5〜6回 と高 い ア クセ ス 頻 度 を保 ち、 必 修 科 目の 学 習 にお け る必 須 の ツー ル と して 活 用 され た。 これ は 、 「確 認 くん⑲」 が 上 記 の学 習 シ ステ ム と密 接 に 関 連 して い る こ と は も ち ろ ん 、 携 帯 電 話 で の ア クセ ス に対 応 して い る こ と が近 年 の 学 生 の ライ フ ス タイ ル と合 致 して い た こ と も大 き な 要 因 で あ る と考 え られ る。
教 員 に よ る フ ィー ドバ ッ クや 「確 認 くん ⑪」 で リア ル タイ ム に学 習 状 況 を確 認 しな が ら、 小 さな サ イ ク ル で 目標 や 学 習 計 画 を 自 ら再 設 定 し、 自分 に合 っ た適 切 な 学 び へ 結 び っ け る とい っ た よ うに 、 さま ざま な要 素 が 有 機 的 に 関連 し、 総 体 と して 自己 教 育 へ の 導 入 とな る よ うな 学 習 シ ス テ ム で あ った とい え る。 今 後 は 、 こ う した 大 学 で の 学 び の き っ か け が初 年 次 だ け で 完 結 せ ず 、 学 士 課 程 全 体 へ と繋 が って い く よ うな全 学 的 な 取
り組 み が必 要 で あ る と考 え られ る。
多 面 的 な 学 習 支 援
学 習 支 援 の た め の基 本 情 報 と して 、2007年 度 か らベ ー シ ック 必 修 科 目の 出席 状 況 を一 元 管 理 す る こ とに な った 。2008年 度 に は 学 習 支 援 セ ン タ ー が 設 置 され 、 出 席 状 況 だ けで な く課 題 取 組 状 況 も一 元 管 理 す る こ とに な っ た。 科 目統 一 課 題 を 導 入 す る よ うに な り、 同一 基 準 で 採 点 ・評 価 す る こ とが 可 能 とな り、 ま た 、 採 点 ・ 評 価 専 門 ス タ ッフ で あ る マ ー カ ー が 採 点 ・評 価 を行 う こ とで 、 全 ク ラ ス で 統 一 的 な 到 達 度 評 価 を行 うこ とが で き る よ うに な った 。
出席 状 況 や 課 題 取 組 状 況 の 推 移 を 追 っ て い く こ とで 、 個 に応 じた 日常 的 な 学 習 支 援 を行 う体 制 が整 備 され た。
ま ず 、複 数 科 目の 出 席 状 況 デ ー タ を 見 る こ とで 、 長 期 欠 席 へ とつ な が る 可 能 性 の 学 生 を い ち早 く把 握 す る こ と が で き る よ うに な っ た。 長 期 欠 席 や 不 登 校 の 学 生 の 中 に は 、 科 目担 当 教 員 や ア カ デ ミ ッ ク ア ドバ イ ザ ー が 対 応 で き る範 疇 を 超 え て い るケ ー ス も あ る。 教 員 だ け で は 困難 な 対応 を組 織 的 に行 うた め に 、2008年 度 に は 、 学 習 面 で の 遅 延 や 適 応 を サ ポ ー トす る学 習 支 援 セ ン タ ー、 健 康 面 を サ ポ ー トす る健 康 相 談 室 、 心 理 的 な援 助 サ ー ビス を行 う学 生 相 談 室 等 が チ ー ム ケ ア リン グ の 体
制 づ く りを推 進 し、2009年 度 か らは ス クー ル カ ウ ンセ ラー も配 置 され 、 情 報 連 携 と協 働 に よ る支 援 体 制 が で きつ つ あ る。ま た 、課 題 取 組 状 況 デ ー タ を見 る こ とで 、 授 業 時 間 内 に お け る教 員 に よ る指 導 だ け で な く、授 業 時 間外 に お け る チ ュー タ ー か らの 指 導 も含 めて 、課 題 未 提 出者 ・目標 未 到 達 者 に 対 す る 指 導 も、 教 員 個 人 の 努 力 に よ る も の で な く、 関係 者 が 連 携 して行 うこ とが で き る よ うに な った 。
上 述 の よ うな 日常 的 な 学 習 支 援 に加 え て 、 初 年 次 教 育 を 円 滑 に進 め るた め に は 、 入 学 直 後 の 大 学 へ の不 適 応 を 防 ぐ取 り組 み が 入 学 前 か ら求 め られ る。 入 学 前 オ リエ ンテ ー シ ョン に加 え 、2009年 度 入 学 生 か らは 、 入 学 前 教 育 と して 「日本 語 表 現 」 「英 語 表 現 」 「情 報 活 用 」 の 課 題 提 出 とス クー リン グ を実 施 し、 自主 的 な学 習 態 度 が 求 め られ る 大 学 教 育 へ の 円 滑 な 移 行 と基 礎 学 力 を 補 うた め の 学 習 支 援 を始 め た 。 ま た 、2007年 度 か ら入 学 直 後 の 導 入 教 育 と して 実 施 して い る キ ッ クオ フ ミー テ ィ ン グで は 、 大 学 の履 修 シ ス テ ム の 理 解 、 仲 間 づ く り ・居 場 所 づ く り とい っ た テ ー マ に も とつ く研 修 を2 日間 か け て 実 施 して き た が 、2010年 度 に は、 教 職 協働 の フ ァシ リテ ー タ ー チ ー ム が 、 自己 理 解 とチ ー ム ビル デ ィ ン グの プ ログ ラ ム 「自 己 の探 求 」 を 実施 して 、 大 学 へ の適 応 促 進 を 図 っ た。
こ の よ うに 、入 学 前 教 育 を起 点 と した学 習 支 援 の た め の取 り組 み が 次 第 に充 実 して き て い る が 、 そ の成 果 と して は 、 ま ず 、 入 学 前 教 育 につ い て は 、 「確 認 くん 」 を活 用 した 課 題 学 習 に よ って べ 一 シ ック必 修 科 目の 学 習 シ ステ ム に慣 れ させ る機 会 とな っ て い る ほか 、2010 年 度 に は 入 学 者 の81.3%が ス クー リ ン グ に 出 席 して い る。 ま た 、 課 題 取 組 状 況 、 ス ク ー リン グ の 出 欠 状 況 等 は 、 入 学 後 の学 習 支 援 の 起 点 とな る情 報 と して 活 用 し て い る。 ま た 、2010年 度 の 導 入 教 育 と して 実 施 した プ ロ グ ラ ム 「自己 の 探 求 」 に つ い て は 、 実 施 前 後 の質 問 紙 調 査 か ら、コ ミュニ ケ ー シ ョン能 力 や 自尊 心 の 向上 、 大 学 へ の 適 応 の促 進 に一 定 の 効 果 が あ る こ とが わ か っ て い る。
ま た 、 学 習 支 援 セ ン タ ー が 設 置 され 、 出席 状 況 と課 題 取 組 状 況 とい う2つ の 指 標 を 日常 的 な 支 援 に 活 用 す る よ うに な っ た2008年 度 か らは 、 ア カ デ ミ ック ア ドバ イ ザ ー に よ る個 別 履 修 指 導 、 学 習 支 援 セ ン ター を核 と した 関係 部 署 の連 携 に よ る長 期 欠 席 者 へ の授 業 復 帰 支 援 、 教 員 とチ ュ ー ター の連 携 に よ る授 業 外 学 習 支 援 と い っ た諸 活 動 に よ り、 授 業 へ の 出席 率 も向 上 し、 自習 室 の利 用 者 数 も年 々増 加 して い る。
今 後 の 課 題 と して は 、 意 欲 の 高 い 、 伸 び るべ き 学 生 を しっ か り伸 ば す た め の 学 習 支 援 を強 化 す る必 要 が あ る。 ま た 、本 学 で は2年 次 以 降 の キ ャ ンパ ス が別 地 で あ る た め 、 上 級 生 と のっ な が りが 薄 い 。 上 級 生 に よ る学 習 支 援 活 動 も取 り入 れ た い 。
教 員 、職 員 、上 級 生 、同級 生 との 「タテ 」 「ヨ コ」 「斜 め」 の 関係 に加 え、 保 護 者 との連 携 も考 慮 に入 れ た 重 層 的 な 支 援 が今 後 ます ま す 求 め られ る よ うに な る だ ろ
う。
授 業 改 善 ・教 育改 善 の た め の 活 動
ベ ー シ ック必 修 科 目で は 、科 目コーデ ィネー ターが マ ネ ジ メ ン トの役 割 を 担 い 、年 度 ・学 期 ・タ ー ム ・週 ・ 授 業 日 とい っ た 単 位 で 、 日々 の授 業 活 動 を 中核 と した 適 時 的 な 、授 業 改 善 ・教 育 改 善 の た め の 活 動 を行 っ て き た。
新 年 度 の授 業 前 に は 、 科 目担 当 教 員 団 に 向 け た説 明 会 を 実 施 し、 必 修 科 目全 体 の 目標 や 学 習 シ ス テ ム の 周 知 の ほ か 、各 科 目の趣 旨、 授 業 方 法 、使 用 教 材 等 の 説 明 を行 っ て き た 。 こ の説 明 会 は 、 緊 密 に 連 携 しな が ら 全 体 の 教 育 目標 を達 成 す るた め に 重 要 な もの とな っ て い る。 各 学 期 の 終 了後 に は 、 学 期 総 括 を 担 当教 員 団 で 行 うが 、 課 題 ・改 善 点 を 抽 出す る に も 、 目標 の共 有 は 大 前 提 とな る。
べ 一 シ ッ ク必 修 科 目は 全1年 生 が履 修 す る た め 、各 科 目を 多 くの ク ラス に分 割 し、 複 数 の 教 員 で 担 当 しな け れ ば な らな い 。4科 目全 体 で は 大 規 模 な組 織 で あ る。ま た 、 専 任 教 員 だ け で な く、 非 常 勤 教 員 が 多 く関与 して い る こ とも 大 き な 特 徴 で あ る。 この た め 、 授 業 日単位 で の 改 善 活 動 を行 うこ との 意 義 は 大 き い と考 え 、2008 年 度 よ り、 毎 授 業 日の授 業 前 後 に 、 当 日の 担 当教 員 が 学 習 支 援 セ ン ター で シ ョー トFDを 実 施 して い る。授 業 前 に は 、 授 業 計 画 書 ・指 示 書 に も とづ き 、 授 業 目標 を 確 認 ・共 有 す る と とも に 、 前 週 、 前 日ま で の 授 業 活 動 を踏 ま え た 注 意 点 を確 認 す る。 ま た 、授 業 後 に は 当 日 の授 業 を振 り返 り、お 互 い の 工 夫 や 教 室 内 で 発 生 した 課 題 等 を話 し合 う。 そ う した 内容 は コ ー デ ィネ ー ター に よっ て 次 の 授 業 日へ の 改 善 策 へ とつ な げ られ る。
全 学 生 が履 修 す る必 修 科 目が 多 ク ラ ス 展 開 され る限 りに お い て 、授 業 活 動 は も ち ろ ん 、 授 業 改 善 ・教 育 改 善 の た め の活 動 も、 一 定 の 共 通 性 の も とで 展 開 され る べ き もの で あ り、 日常的なFDは 効果的で ある。
た だ し、 これ ま で は 、 科 目 コー デ ィネ ー ター が担 う マ ネ ジ メ ン トの{rr能が 充 分 で あ っ た とは 必 ず し も言 え
ない。今 後の課題 と して、特 に、組織 的 な活 動 を行 う に あたって、 トップ とボ トムの 間に位 置づ け られ る科
目コーデ ィネー ターの ミ ドル としての役割 を重視 した い。大 学の ビジ ョン、初年 次教育 の ビジ ョン とそ の意 義 につ いての説得力 の ある説明努力 を常 に心が け、現 場 の意 見を傾聴す る役割 であ る。 ミ ドル としての科 目 コーデ ィネー ター の意識 は、まず もって学生に向けら れ るのは当然 の ことなが ら、 トップ と現場 の教員 に対
して も等 しく向け られ るべ きで ある。
活動 の 自己 目的化 、形骸化 を避 け、教員個 人 に とっ て具体 的かつ直接 的 なメ リッ トがあ るよ うにす る、 と い った点に も配慮 し、初年 次教育 として の教 育 目標や 科 目趣 旨の共通理解 を促す 、授業計 画や授 業方法 に関 す る有益 な情報交換 を教員 間で適 時的 にでき るよ うに す る、授 業準備 の効 率化 を図 る、ク ラス運 営や学生対 応 に関す る問題 を教 員個 人が抱 え込 む のを回避 す る、
授 業 に関す る問題全 般 の共有化 を図 る、 といった活動 は継 続 しつつ 、いか なる活 動で あろ うとも、 フェア ・ プ ロセ スを基 本 とす るこ とを忘れて はな らない。
初年次 教育 は大 学全体 に関わ る問題 で ある。 初年次 教育 が大学 にお け るイ ノベ ー シ ョンのひ とつで ある と の観 点 に立て ば、異 なるアイデ アや価 値観 が過不足 な く対話 でき るだけの信頼 関係 が築 け る ときにのみイ ノ ベ ー シ ョンが存在 しうる と言 える。
初年次 教育 は学 士課 程教 育の基礎 に据 え られてい る もの であ り、そ の推 進 はす べて の教員 に関わ る問題 で あ る。公 正 さと対話 による意見交換 を前提 と した取 り 組 み は、 よ り効果 的 な初年 次教育 にっ ながるのみ な ら ず 、教員 の大学組織 へ の信 頼 と責任 の醸成 に もっ なが
るだ ろ う。
こ れ か らの キ ャ リア 教 育 に 向 け て
2011年4.月 、大 学 設 置 基 準 が 改 正 され 、大 学 は 、生 涯 を通 じた 持 続 的 な就 業 力 の 育 成 を 目指 し、教 育 課 程 の 内 外 を通 じて 社 会 的 ・職 業 的 自立 に 向 け た指 導 等 に 取
り組 む こ とが 求 め られ て い る。
2011年 度 か らの新 カ リキ ュ ラ ム で は 、「フ レ ッシ ュ マ ンセ ミナ ー 」 が 「キ ャ リア デ ザ イ ン」 とな り、 初 年 次 の 導 入 教 育 だ け で な く1年 次 の段 階 か らキ ャ リア を意 識 した教 育 を行 うこ と に な っ た 。 初 年 次 で は 、 卒 業 時 に 社 会 に 貢 献 で き る 自分 に な る こ と を 目標 と して 、授 業 だ け で な く授 業 外 学 習 や 資 格 の取 得 な どに も学 生 が 積 極 的 に段 階 的 に 取 り組 め る よ うな教 育 が必 要 で あ る。
お わ りに
2007年 度 の 教 育 改 革 を 契 機 に 、本 学 で は、 全 学 的 ・ 組 織 的 な初 年 次 教 育 の取 り組 み が 始 ま っ た。そ れ か ら4 年 が経 過 し、完 成 年 度 を 迎 え た い ま 、 初 年 次 教 育 全 体
を振 り返 り、 総 括 と して ま とめ た 。
完 全 に ユ ニ バ ー サ ル 化 して しま っ た 現 在 で は 、 以 前 に も増 して 学 生 の 多 様 化 が 進 み 、 そ の よ うな 時 代 の 変 化 の 中 で の 共 通 教 育 プ ロ グ ラ ム 、 統 一 カ リキ ュ ラ ム は 困難 を 極 め る もの で あ っ た 。 試 行 錯 誤 の 中 で 、 結 果 と して受 け入 れ られ ず 定 着 で き な か っ た 取 り組 み も あ れ ば 、逆 に 想 定 して い た 以 上 の 思 わ ぬ 効 果 が 生 ま れ 、 本 学 に根 付 い て い った 取 り組 み も あ る。
本 学 の 組織 的 な 教 育 の発 展 の た め に は 、成 功 事 例 だ け で な く、 過 去 の 苦 難 も踏 ま え て 前 に進 ん で い か な け れ ば な らな い。 今 後 生 ま れ て くる新 た な取 り組 み へ の 一 助 とな る こ と め ざ し
、本 総 括 を行 っ た。
これ か ら も終 わ る こ とな く続 い て い く社 会 の 変 化 、 学 生 の 変 化 、初 等 ・中等 教 育 の変 化 に対 応 す る初 年 次 教 育 を考 案 し、 実 現 して い き た い 。
【学 会活 動 の記録 】
以下 は 、本 研 究所 の研 究 員 が学 会 で行 っ た初年 次 教 育 に関 わ る 実践 報 告 の記 録 で あ る。 本 学初 年 次教 育 の よ り詳 しい実 践 内容 ・ 成 果等 に 関 して ご参 照い た だ けれ ば幸 い で あ る。
〈2008年 度 〉
本 田直 也(2008)多 様 化 す る学生 へ の 大学 情 報 教 育.『 日本教 育 工 学会 第24回 全 国大 会講 演 論 文集 』,201‑202.
本 田直 也,細 井成(特 定非 営利 活 動法 人IC麻1」 活 用力 推 進機 構) (2008)共 通 情 報 教 育 で の情 報 活 用 力試 験 の導 入 と教 育効 果 の測 定.『教 育 シ ステ ム情 報学 会 第33回 全 国大会 講 演 論文集 』, 252‑253.
本 田直 也,吉 川 聡(株 式会 社 ワー クア カ デ ミー)(2008)情 報 活 用 力 テ ス トRastiを軸 と した教 育 教 材 開発 と全 学 統 一授 業 の 実 施.『2008PCカ ンフ ァ レンス論 文 集』,238‑241.
奥 田雅 信,本 田直 也(2008)ブ レンデ ィ ッ ド ・ラー ニ ング に基 づ く統 一 的 な英 語 教 育 の実 践 一 携 帯 型 学 習教 材 とオ ン ライ ン 型 学習 教 材 の比 較 一.『 日本 教 育 工学 会 第24回 全 国大 会講 演 論 文集 』,539‑540.
奥 田雅信,本 田直也,石 毛 弓,山 下真 知子,福 井愛 美(2008)多 様 な学 生 に対応 す る必修 科 目の在 り方 と教 育 プ ログ ラム.『 初 年 次教 育 学 会第1回 大会 発表 要 旨集 』,22‑23.
〈2009年 度 〉
合 田美 子,奥 田雅 信(2009)自 己調 整 学 習 サイ クル にお け る 目標 設 定 と 自己効 力感.『 リメデ ィアル 教育 研 究』4(1),80‑87.
本 田直 也,近 藤 伸彦,細 井成(特 定非 営利 活 動 法人ICT利 活用 力 推 進機 構)(2009)共 通 盾報 教 育 の実 施 と情 報活 用 力試 験 を 用 い た教 育 効果 の検 証 『教 育 シ ステ ム情報 学 会第34回 全 国 大 会講 演 論 文集 』,112‑113.
本 田直 也,近 藤紳 彦,石 毛 弓(2009)入 学 前 お よび初 年 次 学 生 の 全員 が頻繁 にチ ェ ッ クす る携 帯 電 話 向けLMS.『 日本 リメデ ィアル 教 育学 会第5回 大 会予 稿集 』,113‑114.
本 田直也,近 藤 伸 彦,吉 川聡(株 式 会社 ワー クア カデ ミー)(2009) 大 学 の 初 年 次 必 修 情 報 科 目 に お け るICT活 用 力 の 育 成.
『2009PCカ ン フ ァ レンス論 文集 』,265‑268.
本 田 直也,奥 田雅 信,石 毛 弓,近 藤 伸 彦(2009)学 生 の多 様 化 に 対応 す る初 年 次教 育 シス テ ム の構 築 と実 践 ■ 全 て の学 生 に 教 育 の 質 を保 証 す る た め に一.『 大 学 教 育学 会誌 』31(2), 92‑95.
石 毛 弓,奥 田雅 信,本 田直 也(2009)リ メデ ィア ル と して の社 会 人 基 礎 カ ー ポー トフ ォ リオ 基 盤 型 学 習 ス タ イル の 導入 一.
『日本 リメデ ィアル 教育 学会 第5回 大会 予 稿集 』,171‑172.
近 藤 伸 彦,本 田直也,石 毛 弓(2009)社 会 人 基 礎 力 を意 識 付 け る た め の携 帯対 応型eポ ー トフォ リオ の開 発 と導 入.『 教 育 シス テ ム情 報 学会 第34回 全 国大会 講 演 論文集 』,44‑45.
近 藤 伸 彦,中 島 彰子,毛 利 美穂(2009)学 生 を放 っ て お か ない 学 習 支 援.『 日本 リメ デ ィア ル 教 育 学 会 第5回 大 会 予 稿 集 』, 79‑80.
近 藤 伸 彦,中 島 彰 子,毛 利 美 穂,奥 田雅 信,本 田直 也,石 毛 弓 (2009)多 様 な学生 に対応 す る初年 次教 育 プ ログ ラム ー 入 学 前 教育 か らは じま る一 貫 した学 習 支援 一.『 初 年 次教 育 学 会 第2回 大 会 発表 要 旨集 』,92‑93.
毛利 美穂(2009a)初 年 次 必 修科 目 「日本 語 表現 」にお け る情 報 シ ス テ ム活 用 とeラー ニ ング実践.『 教育 シス テム 情報 学会 第34 回全 国大会 講 演 論文 集』,184‑185.
毛利 美 穂(2009b)自 己 発信 を実 現 す るた め の フ ァシ リテ ー シ ョ ンを活 用 した 日本 語 表現 教育.『 日本 リメデ ィ アル教 育 学 会 第5回 大 会 予稿 集 』,151‑152.
毛利 美 穂(2009c)チ ー ム テ ィーチ ン グに お け る教 員 支援 とWeb 活 用 一 初 年 次 必修 科 目 「日本 語表 現」 の実 践一.『 全 国大 学 国語 教 育 学会 発表 要 旨集117』,97‑100.
毛利 美穂,近 藤 伸彦,中 島彰 子(2009)課 題 マ ラ ソン ー レベ ル ア ップ を 目指す 学 生 の学 習支 援 一.『 日本 教 育 工学 会 第25回 全 国 大会 講演 論 文集」,883‑884.
中 島彰 子(2009)教 員 と学 生 を と もに支援 す るe‑Leaming授 業 運 営 シ ステ ム.『 日本教 育 工学 会 第25回 全 国大会 講 演論 文 集』, 577‑578.
中 島彰 子,近 藤 伸彦,毛 利 美穂(2009)携 帯 電 話対応 型LMS利 用 に よる学 習モ チ ベ ー シ ョン持 続 を 目指 した入 学 前 教 育.『 日 本 リメデ ィ アル教 育 学 会第5回 大会 予稿 集 』,185‑186.
中 島彰 子,奥 田雅 信(2009)自 己学 習力 の育 成 を 目指 した初 年 次 必修eラ ー ニ ング英 語 教育.『教 育 シ ステ ム情 報学 会第34回 全 国 大会 講演 論 文集 』,440‑441.
奥 田雅 信,本 田 直 也,石 毛 弓,近 藤 伸 彦,毛 利 美 穂,中 島彰 子 (2009)学 生 の 多様 化 に対 応 す る初 年 次 教 育 シ ス テ ム の構 築 と実践 一 全て の学 生 に教 育 の質 を保 証 す るた め に一.『 大 学 教 育学 会 第31回 大 会発 表 要 旨集 録』,60‑61.
奥 田雅信,本 田直也,石 毛 弓,山 下真 知 子,福 井 愛 美(2009)多 様 な 学生 に対応 す る必修 科 目の在 り方 と教 育 プ ロ グ ラム.『 初
年 次教 育 学会 誌 』2(1),34‑35.
奥 田雅 信,中 島 彰 子(2009)ア ナ ロ グ とデ ジ タ ル を 融 合 した e‑lean血g授 業 の 展 開.『2009PCカ ン フ ァ レン ス論 文 集 』, 355‑358.
奥 田雅信,中 島 彰子,合 田美 子(2009a)学 習意 欲 の維 持 に つ なが る学習 評 価 に 向 けて.『 教育 シス テ ム情報 学 会 第34回 全 国大 会 講演 論 文集 』,58‑59.
奥 田雅信,中 島 彰子,合 田美 子(2009b)多 様 な学 び方 と個 に応 じ た 初年 次 必修 英語 教 育.『 日本 リメデ ィアル 教 育学 会第5回 大 会 予稿 集 』,25‑26.
浦 畑 育 生,奥 田雅 信,本 田 直也,石 毛 弓,中 島 彰 子,毛 利 美 穂 (2009)学 士課 程 教 育 へ の ア プ ロー チ を どの よ うに進 め るか 一 リベ ラル ア ー ツ教 育へ の 転換 と試 行(第 一報)一 .『 大 学 教 育学 会 誌』31(1),22‑28.
〈2010年 度 〉
新垣 円,本 田直 也,近 藤 伸 彦(2010)情 報活 用 能 力 育成 に繋 が る 授 業 運営 要 因 の分析.『 教育 シス テ ム情報 学 会 第35回 全 国大 会 講演 論 文集 』,451‑452.
新 垣 円,本 田直也,奥 田雅 信(2010)eポ ー トフ ォ リオ を用 いた コ ン ピテ ン シー育 成教 育 の 効果 測 定.『 日本 教 育 工学 会 第26回 全 国大 会 講演 論 文集 』,429‑430.
新 垣 円,石 毛 弓,伊 藤 め ぐみ,奥 田雅 信,近 藤紳 彦,竹 内正 和,本 田直 也,正 田浩 三,吉 川 博行(2010)学 校 適 応 を 目指 した新 入 生 オ リエ ンテー シ ョン 「自己 の探 求」 効 果 の測 定.『 初 年 次 教 育学 会第3回 大会 発 表 要 旨集 』,90‑91.
本 田直 也,新 垣 円,近 藤伸 彦(2010)「1青 報活 用 」授 業実 践 にお け る学生 の 能力 向上 を促す 要 因 分析.『2010PCカ ンフ ァ レン ス 論 文集 』,147‑148.
石 毛 弓(2010),大 手前 大 学 の初 年 次 教 育 に お け る リメデ ィア ル 教 育 の実 践 『日本 リメデ ィアル 教 育学 会第6回 大 会予 稿集 』, 200‑201.
石 毛 弓,本 田直也(2010)大 手前 大 学 に お け る初 年 次 教 育 と リメ デ ィ ア ル 教 育 の 実 践.『 リ メ デ ィ ア ル 教 育 研 究 』5(2), 131‑138.
近 藤伸 彦,本 田直 也(2010)晴 報 活用 」 授 業運 営モ デ ル の組 織 的 な 開発 と実 施 『2010PCカ ンフ ァ レンス 論 文集 』,81‑82.
毛 利 美 穂(2010a)自 己調 整 学 習 を うな が す 課 題 の作 成 と提 供.
『日本 教 育 工学 会第26回 全 国 大会 講演 論 文集 』,519‑520.
毛利 美穂(2010b)小 論 文作 成 にお け る メデ ィ ア教 材の活 用.『 全 国 大学 国 語教 育 学会 発 表要 旨集119』,182‑185.
中島彰 子,奥 田雅 信(2010)自 己学 習力 を育 成す るe‑Leaming授 業 運営 シス テ ム.『 日本 教育 工 学会 第26回 全 国 大会 講 演論 文 集 』,793‑794.
奥 田雅信,本 田直 也,石 毛 弓(2010)携 帯型 ポ ー トフォ リオ 「確 認 くん プ ロ グ」の導 入 と実 践 『2010PCカ ン フ ァ レンス論 文集 』, 189‑190.