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ΔΣ変調器シミュレーション環境の開発

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Academic year: 2021

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ΔΣ変調器シミュレーション環境の開発

橘研究室 1170081 高木雅矢

1.背景と目的

近年の電子回路の進歩の中で、アナログ回路とデジ タル回路の融合がなくてはならない存在になってい る。ΔΣ変調器はアナログとデジタルを繋ぐ架け橋であ り、大規模集積回路LSIの発展にはΔΣ変調器の進歩が 重要となってくる。本研究では、ΔΣ変調器のシミュレ ーション環境の開発であり、現在の環境より簡単化と シミュレーション時間の短縮化を目標とする。

2.研究内容

本研究では、リニアテクノロジー社のフリーソフト LTspiceを用いて設計を行った。先行研究の1次ΔΣ変 調器をコンパレータ型とSW型の2パターンと2次Δ Σ変調器の計3パターンをLTspice内のモデルLT1807 と制作したオペアンプのビヘイビアモデルで解析時間、オ ペアンプ利得、ユニティゲイン周波数、時定数を変化 させてシミュレーションを行いFFT結果でのノイズ シェーピングを確認した。

3.シミュレーションしたΔΣ変調器

シミュレーション回路を図1、図2、図3で示す。

1 1次ΔΣ変調器 コンパレータ型

図2 1次ΔΣ変調器 SW

図3 2次ΔΣ変調器

4.オペアンプのビヘイビアモデル

LTspiceでは備え付けのモデルもあるがオペアンプ の特性を変化させシミュレーションを行いたいため、

電源制御電圧 (VCVS) 1個と入力抵抗1個、多少の素 子を加えることで理想のオペアンプを制作した。ま た、このアンプを図4で示す。

5 オペアンプのビヘイビアモデル 5.シミュレーション結果

先行研究のCLK10MHzに変更し、解析時間を 2mSとした場合に最も良いノイズシェーピングが確認 でき、変更後の状態で条件を変更し評価を行った。図 6、図7に測定結果を示す。

図6 2次ΔΣ変調器 解析時間1mS、2mS

7 2次ΔΣ変調器 解析時間2mS、6mS 6.まとめ

本研究はΔΣ変調シミュレータでのCLK、解析時間 を変更させることで変化を測定し最適な理想値を求め た。オペアンプの利得、ユニティゲイン周波数、ΔΣ 変調器の時定数を変更し測定した結果、先行研究の S/N比を超えることはできなかったが、より良いノイ ズシェーピングを得ることが出来た。

参照

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