人口移動特性について
o
齔ツ森県板柳町を事例として一
斎 藤 義 則
はじめに 指摘がある。また,農村部の副次的な中心地機能 近年の人口移動の傾向は,大都市圏と非大都市 を持つ小規模市街地や中心集落も中心都市と農村 圏との間で行われる広域的な移動を中心としたも 部をつなぐ交通体系の整備により,中心地機能が のから各都市圏内における狭域的な移動を中心と 低下し人口減少傾向にあると言われている。この
したものへと変化しつつあると指摘されている。 ような状況にある地方中小都市圏において将来の 昭和51年を境として,大都市圏から非大都市圏へ 人口分布をどのように設定するかは地域計画,都 の移動人口が非大都市圏から大都市圏への移動人 市計画の重要な課題の一つである。そして,今後 口を上まわり,地方都市へのいわゆるUターン, の地方中小都市圏における人口分布を検討する上
Jターン現象が活発化しつつあるとも言われてい で,市町村単位のミクロな人口移動特性を人口分 る。このような広域的な人口移動の量的,質的変 布との関連で分析,考察することは,地域計画,
化は地方中小都市圏内の各市町村における人口移 都市計画の重要な研究課題の一つである。特に,
動の量と質に大きな影響を与えていると考えられ 研究蓄積が皆無に等しい小規模市街地の人口分布 る。広域的にみた移動人口の地域分布が国土レベ における位置づけの検討が必要であると考えられ ルにおける人口分布を大きく左右することは既に る。
広く知られている。そして国土レベルにおける人 本研究は以上の基本的な認識に基づき,地方中 口移動特性と移動人口の地域分布に関する研究は, 小都市圏にある小規模市街地を対象として人口移 人口学,地理学,経済学,社会学等の分野で膨大 動特性を詳細に分析することにより,小規模市街 な蓄積がある。しかし,地方中小都市圏内部にお 地が地方中小都市圏の人口分布上どのような性格 ける人口移動特性と移動人口の地域分布について を持つ居住地として位置づけられるかを検討しよ
ミクロな視点からなされた研究は少い。まして地 うとするものである。
方中小都市圏における将来の人口分布の設定方法
1.研究の目的と方法の検討と関連させて分析,考察された研究はきわ
めて少い。 本研究の目的は,地方中小都市圏における小規 大都市圏から遠距離にある地方中小都市圏では, 模市街地での人口移動がどのような地域的広がり 広域的な人口移動の量的,質的変化に伴い,中心 の段階性をもち,各移動範囲と移動人口の基礎的 都市における人口増加が著しく都市基盤整備がお な属性がどのような関係にあるかを明かにするこ いつかないという居住環境問題が生じている一方, とである。そのため本研究では概略以下の方法で 農村部では相変わらず人口流出が続き,地域内に 分析を進める。
おける過密・過疎問題が生じる懸念もあるという 第一に移動人口の地域分布からみた移動範囲の
笙認繍懲響灘雛ξ勤 1》1レゾ凝.
オ鱒一・と一係一 、剛憲イ!.璽驚難灘黙ll㌧講獄;髭ノ
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ついて分析する必要がある。本論では資料の制約 図1 調査対象地域 上,当分析が不可能なので代替的な指標として本
籍地をとりあげ,本籍地と前住地,現住地の3つ 街地を含む地域である。町の人口(国勢調査)は の関係からみた人口移動形態と移動範囲の関係に 昭和30年以降昭和50年まで減少であったが昭和55 ついて分析する。本籍地は本来出生地を示す指標 年にはわずかながら増加に転じている。昭和40年 ではないが,本研究の対象地域である地方中小都 から昭和54年までの各の年度ごとの転出入人口の 市圏の移動人口にとっては移動前の生活拠点もし 推移をみると,各年度とも転出超過であるが,昭 くは移動人口の属する世帯の生活拠点と密接に関 和50年以降は転出超過率がそれ以前に比べて低く 連した指標と考えられる。そこで移動範囲と移動 なってきている。なお,板柳町の中心市街地は直 形態の関係を分析する上で本籍地を指標の一つと 線距離にして弘前から約10km,五所川原から約km してとりあげることは有意義であると考える。 の位置にあり,両中心都市への通勤可能な圏域に
第三に移動範囲と移動人口の基礎的な属性との ある。
対応関係について分析する。移動人口の基礎的属 調査,分析に用いた資料は,板柳町の「住民基 性として性別,単身・世帯別,年令階層をとりあ 本台帳移動届」の昭和53年度,昭和54年度の2年
げ,それぞれの属性が移動範囲によってどのよう 間分で移動人口総数3,633人である。
に異るかについて分析する。第四に転出人口に対 2.移動人口の地域分布からみた移動範囲の段階する転入人口の割合(以下転出入比率と呼ぶ)を 性
移動範囲別移動人口の本籍地別,基礎敵属性別に
算出し,転出超過または転入超過となる人口移動 q)市街地部・農村部別の移動人口の地域分布 がどのような移動特性と関連があるかについて分 本節では移動人口の概略と,移動人口の地域分 析する。 布を市部と郡部に区分して分析する。
調査対象地域は青森県北津軽郡板柳町である。 移動人口の概略を示したのが表したのが表1,
板柳町は弘前市,五所川原市を中心都市とする津 表2である。板柳町における昭和53年度,昭和54 軽地方生活圏に含まれており,行政区域人口が 年度の2年間の移動人口総数3,633人の内訳を転 19,215人(昭和55年国勢調査),中心市街地人 居・転入・転出別に表1によりみると,転出が最 口注1)が8,080人の地方中小都市圏にある小規模市 も多く1,466人で移動人口総数の40.3%を占めて
表1 転出・転入・転居別の移動人口
(単位:人) 表3 地域別の転出入人ロ
転 出 転 入 転 居 計 (単位:人,%)
転 出 転 入 計 転 転出
1,466 1,201 966 3,633
市 633 498 1,131
県 (43.2) (41.5) (42.4) 78.7
郡 .275
i18.8) 264
i22.0) 539
i20.2) 96.0
内 計 908
i6L9) 762
i63.4)
ユ,670
i62.6) 83.9
表2 町内・県内・県外移動別の移動人口 北 市 41i2.8) 30i2.5) 71i2.7) 73.2
(単位:人,%) 海 郡 14i1.0)
7
i0.6) 21i0.8) 50.0町 内 県 内 県 外 計 道 計 55i3.8) 37i3.1) 92i3.4) 67.3
966 1,670 992 3,625 東 市 34i2.3) 19i1.6) 53i2.0) 55.9
(26.6) (46.0) (27.4) (100.0)
郡 14i1.0) 11i0.9) 25i0.9) 78.6 北 計 48i3.3) 30i2.5) 78i2.9) 62.5
いる。ついで転入の1,201人(33.1%),転居の
関 市 362
i24.7) 279
i23.2) 641
i24.0) 77.1
966人(26.6%)の順である。移動範囲別の移動
l口の内訳を表2によりみると,最も多いのが県 郡
20i1.4)
8
i0.7) 28iLO) 40.0
内移動で1,670人(46.0%),ついで県内移動の 東 計 382i26.1) 287i23.9) 669i25.1) 75.1 989人(27.4%),町内移動の966人(26.6%)で 中 市 42i2.9) 48i4.0) 90i3.4) 114.3
ある。さらに県内移動人口と県外移動人口それぞ
県
郡
6
i0.4)6
i0.5) 12i0.5) 100.0 れについての内訳を転出・転入別にみると,県内 部 計 48i3.3) 54i4.5) 102i3.8) 112.5 移動,県外移動ともに転出が転入よりも多くなっ 近 市 18i1.2) 23i1.9) 41iL5) 127.8
ている。県内移動では転出人口が908人で54.4% 郡
1
i0.1)1
i0.1)2
i0.1) 100.0を占め,県外移動では558人で56.4%を占めてい
@ 転出人口の占める割合は県内移動よりも県外
畿 計 19i1,3) 24i2.0) 43i1.6) 126.3 る。
レ動がわずかに高くなっているが,その差は小さ 中 市
2
i0.1)0
i0.0)2
i0.1) 0.0いo 郡
0
i0.0)4
i0.3)4
i0.1) 一つぎに表3,表4,により移動人口の地域分布
外
国 計
2
i0.1)4
i03)6
i0.2) 200.0を市街地部と農村部に区分し,移動範囲との関係 四 市
0
i0.0)1
i0.1)1
i0,0) 一 について分析する。市部と関わった人口移動注2) 郡0
i0.0)1
i0.1)1
i0.0) 一すなわち現住地もしくは前住地が市部である移動 国 計
0
i0.0)2
i0.2)2
i0.1) 一を指すが,この移動人口は町内移動で715人,県
九 市
4
i0.3)1
i0.1)5
i0.2) 25.0内移動でユ,131人県外移動で904人となっており,
レ動人口総数に占める割合はそれぞれ19.7%, 郡
0
i0.0)0
i0.0)0
i0.0) 0.031.1%,24.9%である。市部と関わった移動人口 州 計
4
i0.3)1
i0.1)5
i0.2) 25.0の割合は全体で75.7%を占め,市部と関わった人 県 市 503i34.3) 401i33.4) 904i33.9) 79.7 口移動が中心となっていることがわかる。町内移 外 郡 55i3.8) 38i3.2) 93i3.5) 69.1
動,県内移動,県外移動のそれぞれ個別に市部と 計 計 558
i38.1) 439
i36.6) 997
i37.4) 78.7
関わった移動人口の割合をみると町内移動が73.9 計 1,466 i100。0)
1,201 i100.0)
2,667
i100.0) 81.9
%,県内移動が67.7%,県外移動が91.4%を占め,
表4 町内移動における 関係について分析する。
中心市街地 周辺農村部別の移動人口 表4は町内移動における移動人口を中心市街地
(単位:人,%) と周辺農村部に区分して示したものである。これ
市→市 C→辰曲 曲 市→農 農→市 計 をみると,中心市街地内における移動人口が最も
460 251 167 88 966 多く47.9%と約半数を占めている。つぎに多いの
(47.9) (26.1) (17.4) (9.2) (100.0) が周辺農村部問の移動で26.1%を占め,中心市街
地内での移動をあわせると全体の74.0%を占める。
したがって町内における人口移動は中心市街地内,
移動範囲により市部と関わった移動人口の割合が 周辺農村部内という比較的均質な生活環境基盤の 異なることがわかる。県内移動と県外移動につい もとで活発になされており,相互にまたがる移動 て転出入別の市部と関わった移動人口の割合をみ のウエイトは低いと考えられる。特に周辺農村部 ても,県外移動では転出入のいずれの場合も90% から中心市街地への移動人口は9.2%で中心市街 以上を占め,県内移動では65%から70%を占めて 地から周辺農村部への移動人口の17.4%に比べて おり,転出,転入による著しい差がみられない。 も低い。
以上のように市部と郡部に区別して移動人口の大 つぎに県内における移動人口の地域分布につい ままかな地域分布をみると,県外移動ではほとん て分析する。図2は県内を市郡単位と生活圏単 どが市部と関わった移動であるのに対し,県内移 位湘で転出入人口の分布を示したもので,表5 動においては相対的に市部と関わった移動のウェ は生活圏単位の転出入人口の数と割合を示したも
イトが低くなっている。 のである。これらの図表から県内における転出入 人口分布の特徴としてあげられるのはつぎの2点
(2)移動範囲の段階性 である。
移動人口は県内,県外,町内の順に多く移動範 第一に板柳町の県内における人口移動は板柳町 囲に一定の段階性みられるが,本節ではさらに各 が含まれる生活圏内を中心として行われているこ 移動範囲を細く区分して移動人口の地域分布との とである。県内の移動人口総数に対する板柳町を
表5 青森県における生活圏単位の転出入人口 下北
(単位:人,%)
2(⊃127Φ7
転 出 転 入 計
・8@11 津 軽 647i71.3) 553i72.6)
1,200 i71.9)
8859 テ軽
青森 転転
@ 南部 入出 青 森 202
i22.2) 152
i19.9) 354
i21.2)
78 100
134191 2(D15
@ 3G4 南 部 40
i4.4)
48
i6.3)
88
i5.3)
㊥ 召蹴ゆ・ 、⑲
@ 9三、一一・ 1⑨・ノ 下 北
19
i2.1) 9i1.2) 28i1.7)イへ・ \ ゲ ー1 ,。。 !
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オ r
計 908
i100.0) 762
i100.0)
1,670 i100.0)
図2 青森県における生活圏単位の移動人口分布
含む津軽地域内の移動人口の割合は71.9%を占め 動人口と割合を示している。県外において移動人 ている。これを転出,転入別にみてもそれぞれ7 口が最も多いのは関東地方で67.6%を占める。つ 割以上を占め,同一生活圏内での移動人口の割合 いで中部地方,北海道地方,青森県を除いた東北 が高い。第二に市部との居住地移動は同一生活圏 地方と続くが,特徴的なことは近畿以西の地方に 内の中心都市と県内中核都市を中心として行われ おける移動人口がきわめて少ないことである。近 ていることである。津軽地域の中心都市である弘 畿地方,中国地方,四国地方,九州地方の移動人 前市と五所川原市との移動人口の合計は県内市部 口を合わせても5.6%にすぎない。転出・転入別 との転出入人口総数の6L3%を占める。また県内 に移動人口の順位をみると,転入では転出入を合 の中核都市である青森市との移動人口は28.7%を 計した移動人口の順位と変わらないが,転出では 占める。両者をあわせると県内市部との移動人口 関東地方についで北海道地方が多く東北地方と中 総数の90.0%を占める。 部地方は同数となっており,転出は移動範囲が狭
図3は青森県を除いた県外を地方ブロック単位 いという傾向がみられる。
で転出入人口の分布を示したもので,表3には移
37 55
転 転 入 出 30 48
, 54 48
G87 382
4(92 2419 レ
200
、 1(う4
@ 臨
図3 地方ブロック単位の移動人口分布
(3)地域別の転出入比率 小都市や農山漁村における人口減少は若年層の巨 表3により地域別に転出人口に対する転入人口 大都市圏への流出によると考えられているが,単 の割合すなわち転出入比率をみると地域によって に絶対数のみを問題とするのではなく人口の社会 この割合が異なっていることがわかる。 増減の構造を地域別により詳細検討する必要があ
転出入比率を県内と県外で比較すると県内が高 ると考えられる。
く,市郡別に比較すると郡部が高い。そして県内 3.本籍地,前住地,現住地の関係と移動範囲では市部より郡部の転出入比率が高く,県外では
市部の転出入比率が高い。つぎに地方ブロック単 q)本籍地別人口移動特性
位での転出入比率を移動人口の少い中国地方,九 表6,表7は移動人口を本籍地別に注4)転出入 州地方を除いて比較すると,転入人口が転出人口 人口と転居人口を示したものである。これらの表 を上まわっているのが中部地方と近畿地方で,県 から本籍地別の人口移動特性としてあげられるの 内を含むその他の地方は転出人口が転入者数を上 はつぎの2点である。
まわっている。転出人口が転入人口を上まわって 第一に,転出,転入,転居のいずれにおいても いる地域の中で転出入比率が最も高いのは県内で 板柳町内に本籍がある移動人口の割合が高いこと っいで関東地方北海道地方,東北地方の順になっ である。転出人口の77.9%,転入人口の52.5%,
ている。またこれらの地域について市郡別の転出 転居人口の83.5%が板柳町内に本籍がある。板柳 入比率をみると,市部では県内,関東地方,北海 町内についで移動人口の割合が高いのは,板柳町 道地方,東北地方の順で高く,郡部では県内,東 以外の県内に本籍がある移動で,県外に本籍があ 北地方,北海道,関東地方の順で高い。 る移動人口の割合は小さい。
以上,地域別の転出入比率という側面からみれ 第二に,本籍地によって人口移動特性が異なる ば本節の分析結果は,巨大都市圏を含む関東地方, ことがあげられる。表6により転出入人口の本籍 中部地方,近畿地方への転出超過の割合は相対的 地ごとに転出入人口の割合と移動の範囲について に低く,むしろ東北地方や北海道地方への転出超 分析すると以下の傾向が明らかになる。板柳町内 過の割合が高いことを示している。従来,地方の に本籍がある人口移動は転出が多く,移動範囲は
表6 本籍地別の転出入人口
(単位:人,%)
県 内 県 外 計
本 籍
転 出 転 入 入/出 計 転 出 転 入 入/出 計 転 出 転 入 入/出 計
町 内 659
i37.2) 319
i18.0)
48.4 978
i55.2) 483
i27.2) 312
i17.6)
64.6 795
i44.8)
1,142 i64.4) 631
i35.6)
55.3 1,773 i100.0)
県 内 206
i37.2) 275
i49.6)
133.5 481
i86.8) 42i7.6) 31i5.6) 73.8 73i132) 248i44.8) 306i55.2) 123.4 554i100.0)
県 外
20
i14。2) 11i7.8) 55.O 31i22.0) 27i19.1) 83i58.9) 307.4 110i78.0) 47i33.3) 94i66.7) 200.1 141i100.0)移 重現 21i12.1) 136i78.2) 一 157i90.2) 4i2.3) 13i7.5)
一 17i9。8) 25i14.4) 149i85.6) 一 174i100.0)
動 他 2
i8.0) 21i84.0) 一 23i92.0) 2i8.0) 0
i0。0) 一 2
i8.0) 4
i16.0) 21i84.0) } 25i100.0)
計 908 762 83.9 167.0 558 439 78.7 997 1,466 1,201 2,667
(34,0) (28.6) (62.6) (20.9) (16.5) (37.4) (55.0) (45.0) (100.0)
県の内外に及んでいること。県内に本籍がある人 ることを示していると同時に,町内を除く地域に 口移動は転入が多く,県内移動が中心であること。 本籍を置く者の転出入比率は,移動の地域的範囲 県外に本籍がある人口移動は転入が多く,県外移 と移動者の本籍に密接に関連していることを示し 動が中心であること。前住地から現住地に本籍を ている。
移した人口移動は転入が多く,県内移動が中心で
あること。 (2)本籍地,前住地,現住地の関係と移動範囲 また表7により転居者の本籍地ごとに人口移動 転出と転入について本籍地,前住地,現住地の 特性をみると以下の傾向が明らかになる。板柳町 位置関係から人口移動の形態を分類して示したの 内に本籍がある人口移動は中心市街地内と周辺農 が図4である。
村部内での移動を中心に行っており,板柳町を除 分類は,①本籍地と現住地が同一の移動,②本 いた県内と県外に本籍がある人口移動は中心市街 籍地と前住地が同一の移動,③本籍地が前住地又 地内での移動を中心に行っていることである。 は現住地のいずれとも異る移動,④移動のときに 本籍地を現住地に移したもの,の4つに行い,こ 表7 本籍地別の町内移動人口 れらに該当しない移動をその他とした。そしてこ
(単位:人,%) れらのそれぞれについて転出入別,移動範囲別に
本 市→市 農→農 市→農 農→市 計 分類した。
町 内 345
i42.8)
247
i30.6)
140
i17。3) 75
i9.3) 807
i100.0)
4分類した人口移動の中で最も割合が高いのが {籍地と前住地が同じもので移動人ロ総数の49.6 県 内 99
i72.3) 4i2.9) 23i16.8) 11i8.0) 137
i100.0)
%を占める。ついで本籍地と現住地が同じ移動形 ヤで28.1%,本籍地,前住地,現住地が異なる移 県 外 16
i72.7) 0i0.0) 4i18.2) 2i9.1) 22
i100。0) 動形態が14.8%,本籍地を現住地に移した移動形
ヤが6.5%となっている。
計 460
i47.6)
251
i26,0)
167
i17.3) 88
i9ユ) 966
i100.0) 移動範囲と各移動形態との関係をみると,全体
の構成比とほぼ同様な傾向がみられ,県内移動,
つぎに転出入比率を表6によりみると,本籍地 県外移動いずれにおいても本籍地と前住地又は現 によってこの比率が異なっていることがわかる。 住地が同じ移動形態の占める割合が高い。県内移 転出入比率が100未満のいわゆる転出超過を示し 動では県内移動人口の73.7%を占め,県外移動で ているのは,板柳町内に本籍がある人口移動だけ は県外移動人口の84.5%を占める。このような傾 であり,県内移動,県外移動ともに転出超過となっ 向は,前節で分析したように板柳町に本籍がある ている。そして転出超過の割合は県内移動が県外 人口移動の割合が高いことの反映でもある。
移動よりも高い。板柳町以外の県内と県外に本籍 つぎに本籍地,前住地,現住地の関係から分類 がある人口移動転出入比率は全体で100を超え転 した4つの移動形態ごとの県内の移動人口,県外 入超過となっており,県外に本籍を置く者の転入 移動人口の割合をみると,その割合に著しい差が 超過の割合が特に高い。 ある移動形態と,それほど差がない移動形態があ しかし,県内移動,県外移動別に転出入比率を ることがわかる。最も著しい差が生じているのは みると,県内移動では県外に本籍がある人口移動 本籍地を現住地に移した人口移動で,県内移動人 が転出超過を示し,県外移動では逆に県内に本i籍 口が90.3%を占めている。その中でも転入が78.2 がある人口移動が転出超過を示している。このよ %とほとんどを占めている。本籍地,前住地,現
うな結果は,板柳町における人口の社会減が同町 住地が異なる人口移動においても県内移動人口と 内に本籍を置く者の転出超過によることが大であ 県外移動人口との割合の差が著しく,県内移動人
口が65.8%を占めている。その中でも県内に本籍 人口移動に比べて本籍地,
がある移動人口の割合が高い。本籍地と前住地又 る人口移動が県内移動人口と県外移動人口の割合 は現住地が同じ人口移動においては,前述した2 の差が大きい。これは板柳町に本籍がある人口移 つの人口移動に比べると県内移動人口と県外移動 動が県内外に広く行われていることの反映でもあ 人口の割合の差は小さい。特に本籍地と現住地が るが,本籍地が前住地,
同じ人口移動では県内移動人口が6.9%県外移動 人口移動と,移動のと
人口が39.3%と4つの移動形態の中で差が最も小 人口移動は,県内という特定の地域的範囲を中心 さい。 に行われていることを示している。
このように, 本籍地と前住地又は現住地が同じ
県 内 移 動 県 外 移 動
転 出 転 入 転 出 転 入 計
本二 ^画あ戸・ 宴ツ戸・ ^ハ、 戸、 b−−r一 1323
禺 又ノ \ノ \ノ 叉ノ (49.6)
じ 659(39.5) 483(36.5) 144(10.9) 37(2.8) (100.0)
李 ?ツ又.ノρ・ ハ・
ウ諭 ^』〔めハ、又ノ ウ両ハ・ 750
現同じ kノ 叉ノ (281)
108(14.4) 11(1.1) 319(42.5) 312(31.3) (100.0)
本
ハ・ ハ・ ウ《ρ、又ノ ウ義叉ノρ・
立 395
削 98(24.8) 42(10.6) 131(33.2) 31(7.8)
塩異 ^』諭゜戸、 ウ翻℃ρ・ ◎曙゜
る 又ノ 又,ノ (14.8)
20(5.1) 16(4.1) 11(2.8) 46(11.6) (100.0)
本籍 ハ、 ^』幽ハ、 ^琶〔瀬ハ、 ρ、
̀幽 174
地移 殴.ノ 殴ノ \,ノ 又ノ 《6.5)
動 21(12.1) 4(2.3) 136(78.2) 13(7.5) (100.0)
他 2 2 21 0 25
計 2677 (100.0)
灘鑑又は現讐人。緻ご余難鑑讐住地○県内
図4 本籍地,前住地,現住地の関係
のである。これらの表をもとに性別にみた人口移4.移動人口の基礎的属性と移動範囲 動の特性を移動範囲との関係を中心として分析す
(1)性別と移動範囲 ると以下の2点が明らかになる。
表8,表9は県内移動,県外移動,町内移動に 第一に移動人口において女子の占める割合が高 ついて性別,単身,世帯別に移動人口を示したも いことである。転出,転入,
いて,またこれらをあわせた移動人口総数におい においては逆に男子が女子を上まわっている。町 ても女子が男子を上まわっている。しかし移動人 内移動における性別の人数差は20人でありほとん 口総数には世帯での移動が含まれているため子供 ど差がないものと考えられるが,県内移動,県外 の性別移動人口を検討しなければ単純に人口移動 移動においては明らかに著しい差が生じている。
特性として女子の数が多いことをあげることはで 単身移動についても同様に,町内移動においては きない。そこで単身者についてのみ性別の移動人 性別による差がほとんどないのに対して,県内移 口を比較すると,移動人口総数と同様に,転出, 動において女子が男子を上まわり,県外移動にお 転居それぞれにおいて女子の数が男子の数を上ま いて男子が女子を上まわるという差が生じている。
わっていることがわかる。また付け加えれば,世 つぎに県内移動と県外移動について男女別の移 帯についても転出,転入,転居それぞれにおいて 動人口の構成比をみると,女子は県内移動の割合 女子の数が男子の数を上まっている。 が69.1%と県外移動の割合を著しく上まわってい
第二に性別によって移動人口の割合の高い地域 るの対し,男子は県内移動が55.0%で県外移動が・
範囲が異るという特性があげられる。人口移動の 45.0%となっており女子にくらべて県外移動の占 地域的範囲を町内,県内,県外に区分して性別の める割合が高くなっている。特に女子の場合,単 移動人口を比較すると,町内移動,県内移動にお 身での県内の移動の割合が高い。単身移動につい いては女子が男子を上まわっているが,県外移動 ては単身移動を100とした場合の男女別移動人口
表8 性別・単身・世帯別の転出入人口
(単位:人,%)
県 内 県 外 計
転出 転入 計 転出 転入 計 転出 転入 計
198 152 350 271 191 462 469 343 812 男 (11.0) (8.4) (19.4) (15.1) (10.6) (25.7) (26.1) (19.1) (45.1)
単
女 364
i20.2) 270
i15.0) 634
i35.2) 210
i11.7) 144
i9.0> 354
i19.7) 574
i31.9) 414
i23.0) 988
i54.9)
身
計 562
i31.2) 422
i23.4) 984
i54.7) 481
i26.7) 335
i18.6) 816
i45.3)
LO43
i57.9) 757
i42.1)
1,800 i100.0)
156 168 324 40 50 90 196 218 414 男 (18.0) (19.4) (37.4) (4.6) (5.8) (10.4) (22.6) (25.1) (47.8>
世
女 190
i21.9) 172
i19.8) 362
i4上8)
37
i4.3)
54
i6.2)
91
i10.5) 227
i26.2) 226
i26.1) 453
i52.2)
廿布
計 346
i40.0) 340
i39.2) 686
i79.1)
77
i8.9) 104
i12.0) 181
i20.9) 423
i48.8) 444
i51.2) 867
i100.0)
354 320 674 311 241 552 665 561 1,226
男 (28.9) (26.1) (55.0) (25.4) (19.7) (45.0) (54.2) (45.8)
(100.0)
計 女 554
i38.4) 442
i30.7) 996
i69.1) 247
i17.1) 198
i13.7) 445
i30.9) 801
i55.6) 640
i44.4)
1,441 i100.0)
計 908
i34.0) 762
i28.6)
1,670
i62.6) 558
i20.9) 439
i16.5) 997
i37.4)
1,466 i55.0)
1,201 i45.0)
2,667 i100.0)
構成比を示しているが,移動人口総数における特 3,633人に占める単身移動人口の割合は54.2%で 性と同様な傾向がみられる。ただし男子の場合, 世帯単位での移動人口より多くなっているが,そ 県外移動人口が県内移動人口よりも多くなってい の差はわずかなものと考えられる。しかし,転出,
る点が総数の場合とは異なっている。 転入,転居別にみた場合には転出,転入における 単身の割合が圧倒的に高い。逆に転居においては
表9 性別,単身,世帯別の町内移動人口 世帯単位の移動の割合が高く,単身と世帯による
(単位:人,%)
著しい差が生じている。すなわち移動人口総数に 市→市 農→農 市→農 農→市 計 おいて単身移動と世帯単位との著しい差がみられ
男 46 13 16 7 82 ないのは転居における世帯単位での移動人口が多
(27.2) (7.7) (9.5) (4ユ) (48.5)
いことを示している。
単 身
女 29
i17.2) 31
i18.3) 13
i7.7) 14
i8.3) 87
i51.5) 第二に単身移動と世帯単位での移動とでは移動
人口の割合の高い地域的範囲が異なるという特性
75 44 29 21 169
計 (44.4) (26.0) (17.2) (12.4) (100.0) があげられる。町内移動すなわち転居については
190 108 27 66 391 世帯単位の移動人口の割合が圧倒的に高いことは
男 (23.8) (13.6) (3.4) (8.3) (49.1)
前述した。転出,転入については共通に単身移動
世
195 99 32 80 406 の割合が高いことも前述したが,これらを県内移
女 (24.5) (12.4) (4.0) (10。0) (50,9)
動と県外移動に区分して比較すると明らかな差が
帯
計 385 207 59 146 797 生じている。単身移動においては県内移動の割合
(48.3) (26.0) (7.4) (18.3) (100.0)
が54.7%,県外移動の割合が45.3%となっており
男 236
i49.9)
121
i25.6) 43
i9.1) 73
i15.4) 473
i100.0) 著しい差がみられないが,世帯単位での移動にお
いては県内移動が79.1%と県外移動の20.9%を大 計 女 224
i45.4)
130
i26.4) 45
i9.1) 94
i19.1)
493
i100.0) きく上まわっている。したがって町内を除く地域
460 251 88 167 966 における世帯単位での移動は県内を中心に行われ
計 (47.6) (26.0) (9.1) (17.3) (100.0) ていると言える。また単身移動における県外移動
の割合は県内移動よりも低いが,世帯単位におけ る県外移動の割合と比較すると相対的に高く,県 以上の分析結果は,地方中小都市圏の小規模市 外移動における単身のウェイトが高いことを示し 街地である板柳における人口移動に占める女子の ている。
ウェイトが高いことと,移動の範囲において女子
は,特に単身は県内移動のウェイトが高く男子は (3)年令階層と移動範囲
県外移動のウェイトが高いことを示している。 移動人口の男女別年齢構成「捌を示したのが図 5,図6,図10である。図6は町内移動,県内移
(2)単身・世帯別と移動範囲 動,県外移動それぞれの移動人口総数に対する年 人口移動が単身でなされている場合と世帯単位 令階層別の構成比を示している。図6,図7は県 でなされている場合との人口移動特性を,表8, 外移動と県内移動における移動人口を年令階層別 表9により比較分析すると,以下の2点が明らか に示している。表10は町内移動について移動人口
になる。 を年令階層別に示している。これらの図表から年 第一に移動人口総数においては単身の場合と世 令階層別にみた人口移動特性を分析すると以下の 帯単位の場合とで著しい差がみられないことであ 3点があげられる。
る。転出,転入,転居をあわせた移動人口総数 第一に移動人口の最も多い年令階層が移動の地
域的範囲によって異なることがあげられる。図5
に示すように,県外移動のピークは男女ともに19 (男)
1 (女)
才から22才で最も若い。ついで県内移動が男女と 1 %
量1 コ転出 もに23才から29才にピークを示し,町内移動は男 1 60 1 −−
@ 1転入
:
1 一
子眠30才から39才,女子が23才から29才にピー 1 50
クがある。このように人口移動の地域的範囲が広
暫 l l
40 L
:一
くなるにつれて移動人口の年令階層が低くなる傾 30 量
向がみられる。 : 1 23 W一 一
第二に転入が転出よりも移動人口の年階階層が :
F
lll3 魯巳 量
高いことである。図6で県外移動における転出入 「 7 1
人口の年令階層をみると,転出が男女ともに19才 220 180 140 100 60 20 20 60 100 140 180 220
i人) (人)
から22才が最も割合が高いのに対し,転入は男女
ともに23才から29才が高くなっている。図7で県 図7 年令階層別の県内移動人口
(男)
才 、 (女) 表10 年令階層別の町内移動人口
11 70 1 コ県外移動
「1
60
旺 ロー
@ 1県内移動 卜 (単位:人,%)
「1 50
、 =
P雪 」町内緻 市→市 農→農 市→農 農→市 計
ll
40
1 幽 0才 73 22 25 4 124
[ 〜6 (15.9) (8.8) (15.0) (4.5) (12.8)
1 30 1 噂一一一冒「
LL_ 1廟
23 7 43 21 17 12 93
ll
1 〜12 (9.3) (8.4) (10.2) (13.6) (9。6)
」
w1 ワ ヨ,1 13
@〜15 13
i2,8) 12
i4.8)
6
i3.6)3
i3.4)
34
i3.5)
(%)30252015105 0 0 51015202530(%) 16 19 13 5 3 40
〜18 (4.1) (5.2) (3.0) (3.4) (4」)
図5 年令階層別の移動人口構成比
19 34 24 9 10 77
〜22 (7.4) (9.6)1 (5.4) (ll.4) (8.0)
23 93 34 34 27 188
〜29 (20.2) (13.5) (20.4) (30.7) (19.5)
(男)
才 30 74 34 34 11 153
70 コ転出一一 〜39 (16.1) (13.5) (20.4) (12.5) (15.8)
60 陣云入1 −一
40 50 34 13 6 103
50 1 〜49 (10.9) (13.5) (7。8) (6.8) (10.7)
■P 40 50 32 28 12 4 76
:「一
30
i一 一一1
〜59 (7.0) (11.2) (7.2) (4.5) (7.9)
1
「 23 1e一 60 16 15 5 3 39
一臨 1113
〜69 (3.5) (6.0) (3.0) (3.4) (4.0)
7 「 70才 13 14 7 5 39
1
〜 (2.8) (5.6) (4.2) (5.7) (4.0)
(人)180 140 100 60 20 20 60 100 140 180 (人)
図6 年令階層別の県外移動人口
計 460
i100.0) 251
i100.0) 167
i100.0) 88
i100.0)
966
i100.0)
内移動における転出入人口の年令階層をみると, 板柳町全体では転出入比率が81.9%と転出超過 転出が男女ともに23才から29才でが最も割合が高 となっているが,基礎的属性別にみると必ずしも いのに対し,転入は男子が30才から39才で女子が 総ての属性において転出超過とはなっていない。
23才から29才となっている。そして転入の女子を 性別では男女ともに転出超過を示しているが単 除くと転出入いずれにおいても移動の地域的範囲 身・世帯別では単身移動が転出超過であるのに対 が広がるにつれて移動人口の年令階層が低くなる し世帯単位での移動は転入超過であり,年令階層 傾向がみられる。 別でも0才〜6才,23才〜29才,30才〜39才の各
第三に中心市街地と周辺農村相互間の町内移動 階層において転入超過を示している。
については年令階層により著しい差がみられない 才,19才〜22才の年令階層における転出超過は著 ことである。表10に示すように,町内における相 しい。
互間の年令階層別移動人口の割合が最も高いのは つぎに各基礎的属性を相互に関連されて転出入 23才から29才で著しい差がみられない。むしろ周 比率を分析する。まず性別と年令階層との関連で 辺農村部間の移動や中心市街地から周辺農村部へ 分析すると,23才〜29才,30才〜39才の年令階層 の移動においてみられるように,年令階層別移動 において男子が転入超過であるのに対し,女子は 人口の高い層が2〜3の年命令階層にまたがりゆ 転出超過となっている。
るやかな階層を形成しているのが特徴である。 単身移動と世帯単位での移動を性別,年令階層 で細分して比較分析すると,世帯単位での移動が
(4)基礎的属性別にみた転出入比率 男女ともに転入超過の年令階層が広範囲であるの 表11は転出人口に対する転入人口の比率を性別, に対し,単身移動においては転入超過が男女とも 単身・世帯別,年令階層別に示したものである。 に特定の年令階層に限定されている。
それぞれの基礎的属性別にみた転出入比率の特1生 単身移動における転出入比率は男子が73.1%,
についての分析結果を示す。 女子が72.1%でほとんど差がみられないが,年令
表11基礎的属性別の転出入比率
(単位:%)
単 身 世 帯 計
男 女 計 男 女 計 男 女 計
0〜6
175.0 100.0 137.5 131.6 111.1 121.6 135.7 110.0 123.27〜12 75.0 85.7 80.8 126.9 75.9 100.0 llO.5 79.1 93.8
13〜15 81.8 92.9 88.0 66.7 100.0 84.6 76.5 95.2 86.8
16〜18 17.8 23.1 20.4 100.0 100.0 100.0 25.8 25.9 25.9
19〜22 40.8 51.5 46.1 133.3 142.9 140.0 42.4 55.1 48.7
23〜29 107.2 95.9 100.0 il3.3 96.6 102.3 108.4 96.1 100.5
30〜39 119.7 70.9 96.6 113.2 111.5 112.4 116.7 90.7 104.1
40〜49 72.4 38.9 59.6 107.7 123.1 115.4 83.3 74.2 79.5
50〜59 92.9 114.3 103.6 90.0 92.3 91.3 91.7 103.7 98.0
60〜69 16.7 42.9 35.0 54.5 42.9 50.0 41.2 42.9 42.1
70〜 0.0 48.0 40.0 33.3 25.0 28.6 12.5 44.8 37.8
計 73.1 72.1 72.6 110.7 98.3 104.0 84.4 79.9 81.9