組織概要 竹富町消防団は、多島一町、9つの有人島からなる竹富町の各島、各地域に14分団が組織 されています。 非常備消防地区ならでは故に、団員それぞれが仕事を抱えながらの消防団活 動ですが、火災発生時の消火活動をはじめ、救急搬送等にも昼夜を問わず駆けつけるなど、 151名の団員が日々、住民の安心・安全を守るため、献身的な活動を続けています。 訓練項目 ◆町消防団による初動対応(消火・救出救助) 【主会場/土砂埋没、倒壊家屋エリア】 ◆負傷者の搬送訓練 ◆住民避難、情報伝達訓練 【各地区・離島】
竹富町消防団
消防 <内訳> 竹富分団15,黒島分団14,小浜分団16,波照間分団16,鳩間分団6,,豊原分団9,大原分団11,大富分団10,古見分団5, 美原分団7,上原分団14(船浦、上原、中野、住吉、浦内),西表分団16(祖納、干立),白浜分団8名,船浮分団4組織概要 石垣市消防本部は沖縄本島から約410km離れた南に位置した石垣島にあり、管轄面積は 約229k㎡、1本部1署3出張所、職員61名の組織体制となっています。 一島一市である本市 では、災害発生時に他市町村からの応援に時間を要するため、「自助・共助・公助」の連携が 重要となります。災害に強い町づくりに力を入れ、「自分たちの島は自分たちで守る」の精神で 火災・救急・救助・水難救助等、さまざまな災害に対応できるよう日々訓練を重ね、安全で安心 な石垣市を目指してます。 訓練項目 ◆ヘリによる先遣隊の投入訓練 ◆救出・救助訓練 など 【以上、主会場】
石垣市消防本部
消防-1-
組織概要 消防広域応援隊は、県内消防機関で組織された部隊です。 大規模災害時に応援活動を行 う「緊急消防援助隊」に準じて組織しており、代表消防機関である那覇市を中心に、北は名護 市から南は石垣市まで県内13の消防機関で編成しております。 特徴として、指揮活動を担う県大隊指揮、救助専門チームである救助隊、消防機関の要で ある消火隊、救急隊となっております。 訓練項目 ◆救出・救助訓練 【土砂埋没エリア、家屋倒壊エリア、瓦礫エリア】 ◆ 患者搬送訓練 など
消防広域応援隊(県内13消防機関)
消防組織概要 消防指令センターは沖縄県内36市町村、26団体(14の消防本部と消防本部の無い12の離島 町村)の「119番」通報を受理しています。 指令センターでは、位置情報通知システムによる出動から到着までの時間短縮、大規模災 害時等の他市町村への応援を迅速化、消防本部の無い離島町村からの通報を受付、Eメール 指令機能を使って役場、消防団、診療所等へ一括して連絡を行うことが可能となりました。 訓練項目 ◆ 地域住民、消防団等からの通報受理、自治体災害対策本部との情報共有 など
沖縄県消防指令センター
消防-2-
組織概要 「広域緊急援助隊」とは、全国の都道府県警察に設置されている災害対策専門部隊です。 1995年の阪神・淡路大震災での体験を教訓として、同年6月に創設され、国内で大規模災害 等が発生した際に、被災地に派遣されています。 救出救助、捜索等が任務の警備部隊、緊急交通路の確保等が任務の交通部隊、ご遺体の 検視、身元確認等が任務の刑事部隊の3部隊で編成されています。 訓練項目 ◆救出・救助訓練 【主会場】 ◆ 検視・検案訓練 【緑地スペース】 ◆交通規制(標章の配布)
警察広域緊急援助隊 (沖縄県警)
警察組織概要 沖縄総合事務局は、沖縄の振興を一元的・効率的に推進するため、内閣府の地方支分部局と して設けられている国の総合出先機関です。 その仕事は、ダム、道路、港湾、空港、農林水産基盤等の整備や沖縄の振興に関係する各省 庁の地方支分部局の仕事を広く含みます。また、災害対策基本法に基づく指定地方行政機関 として、災害発生時には沖縄県等と連携し応急対策・復旧活動を行います。 訓練項目 ◆ヘリコプターによる映像伝送(ヘリテレ)訓練 【主会場上空】
内閣府 沖縄総合事務局
国機関-3-
組織概要 第十一管区海上保安本部は、海上保安庁の地方機関として昭和47年5月15日沖縄の本 土復帰と同時に開設され、沖縄本島、本島周辺離島、南北大東島そして先島諸島など360以 上の多数の島々により1,700kmもの海岸線を擁した海域を管轄し、「安全で明るく美しい沖縄 の海」を守るため、領海警備、マリンレジャー安全対策、環境保全活動、船舶交通の安全確保 などの業務を日夜たゆまず行っています。
第十一管区海上保安本部
国機関組織概要 石垣海上保安部は日本最南端に位置し、その管轄している海域は中国、台湾と国境を接し ていることから、海上犯罪の取締りや領海警備の砦として重要な責務を担っているほか、台風 の襲来地でもあるため海難防止活動やマリンレジャーへの安全対策など多様な業務にあたり、 地元の皆様の期待に応えるため美ら海を護りぬく守護神として日夜努力を続けています。 訓練項目 ◆巡視艇による避難広報訓練 ◆火災船の消火訓練 ◆流出油の防除訓練 【以上、主会場/海上エリア】
第十一管区海上保安本部 石垣海上保安部
国機関-4-
組織概要 石垣航空基地は、日本最南端の海上保安庁の航空基地として、石垣空港に配置され、海上 での警備・取締り、海難救助等の海上保安業務はもとより、先島諸島における離島間の救急 患者搬送業務を24時間体制で行なっています。また、機動救難士が配置され、海難事故など に迅速に対応できる体制が確保され、地元の安心・安全に大きく貢献し、美ら海を守る翼とし て今後も全力で取り組んでいきます。 訓練項目 ◆津波漂流者の吊り上げ救助訓練 【主会場/海上エリア】 ◆ヘリによる住民避難訓練 【竹富町離島】 ◆石垣市消防と連携した先遣隊の投入訓練
第十一管区海上保安本部 石垣航空基地
国機関組織概要 陸上自衛隊第15旅団は沖縄県内49の有人離島を含む、東西1,000約km、南北400kmの広範 な地域の防衛警備・災害派遣を担当しています。発災後は、速やかに航空偵察を実施するととも に、30分以内に地上偵察部隊、初動対処部隊の先遣隊が派遣準備を完了し行動を開始します。 また、3時間以内に初動対処部隊の主力が派遣準備を完了し、人命救助活動等を開始します。こ れらの活動を的確に実施するため、旅団は、情報部隊、初動対処部隊の他、施設、通信、衛生、 化学部隊等、約150名の隊員を即応要員に指定し、即応態勢を確保しています。 訓練項目 ◆地上偵察、被害状況の収集訓練 ◆緊急消防援助隊の輸送訓練 ◆救出・救助訓練 ◆ LCACによる人員等の海上輸送訓練 【以上、主会場】 ◆ヘリによる住民避難、負傷者等の搬送訓練 【竹富町各離島】 など
陸上自衛隊第15旅団
自衛隊-5-
組織概要 海上自衛隊第5航空群はP-3C哨戒機(写真)を運用し、沖縄県を含む南西諸島周辺海域 における警戒監視や災害派遣のほか、ソマリア沖・アデン湾における海賊対処のための活動 などに従事しています。 災害派遣では、航空機の機動性や航続距離の長さを最大限活用し、震災発生時には、陸岸 部の被災状況や津波の発生状況など広範囲にわたる偵察情報収集活動を行います。 訓練項目 ◆固定翼機(P-3C)による偵察・情報収集 【主会場上空】 ◆JMATの輸送訓練
海上自衛隊 第5航空群
自衛隊組織概要 海上自衛隊第1輸送隊に所属し、広島県呉市を母港とする輸送艦「おおすみ」は、主に車両 や物資の輸送を任務としており、同型艦に「しもきた」、「くにさき」があります。 広い飛行甲板や居住空間、充実した医療施設、また、大型トラック4台を運べるエアクッショ ン艇2隻を保有しており、最近では東日本大震災や伊豆大島台風被害、熊本地震等の災害派 遣でも活躍しています。 訓練項目 ◆輸送艦「おおすみ」の洋上SCUの設置 【西表島洋上】 ◆LCACによる人員・車両、発電機車等の海上輸送 【主会場/揚陸スロープ】
海上自衛隊 沖縄基地隊
自衛隊-6-
組織概要 航空自衛隊は、大規模災害などの各種の事態に対し、人命及び財産を保護するため、沖縄 県などと連携して、航空機による被害情報収集、救助活動、医療活動、ライフライン等の支援 等、あらゆる活動を実施しております。 訓練項目 ◆固定翼機による偵察・情報収集 【主会場上空】 ◆津波漂流者の吊り上げ救助 【主会場/海上エリア】 ◆ DMATの輸送訓練
航空自衛隊 南西航空混成団
自衛隊組織概要
DMAT(ディーマット)とは、Disaster Medical Assistance Team(ディザスター メディカル アシス タンス チーム)の頭文字をとってDMAT(ディーマット)と呼ばれおり、災害発生直後の急性期、 概ね48時間以内に災害現場での医療活動が開始できる機動性を持つ、専門的な訓練を受け た、医師・看護師・業務調整員から構成される医療チームです。 訓練項目 ◆現地救護所の設置運営 ◆ 負傷者の搬送訓練 【以上、主会場】 ◆SCU(広域搬送医療拠点)における救急医療活動 【石垣市陸上競技場】 ◆災害拠点医療機関の支援活動 【県立八重山病院】 ◆輸送艦「おおすみ」での洋上SCUの設置運営 【西表島洋上】
DMAT(災害派遣医療チーム)
医療-7-
組織概要
JMAT(Japan Medical Association Team)とは、日本医師会が創設した災害医療チームです。 DMATが撤退した後の被災地の医療・健康管理を目的とした災害医療チームです。 我が国最大の医療NGOとして、東日本大震災では1398チーム/6054名、熊本地震では56 チーム/2556 名が活動しました。 【JMAT沖縄の活動実績】東日本大震災 2011年3月15日〜6月1日(79日間) 77名派遣 熊本地震 2016年4月18日〜5月9日 (22日間) 44名名派遣 訓練項目 ◆合同避難所における運営訓練 【石垣市総合体育館】
JMAT(沖縄県医師会)
医療組織概要 沖縄県歯科医師会では、毎年、沖縄県総合防災訓練を通して、沖縄県医師会、沖縄県警察 本部鑑識課とともに、大規模災害発生時における多数死体検視・検案訓練をしています。 今回は、主会場大原の救護所にて、マネキンを用いてのご遺体を想定した死体検視・検案 (口腔内の歯の状態、デンタルチャート作成)訓練を行います。 訓練項目 ◆検視・検案訓練 【主会場/仲間港緑地スペース】
沖縄県歯科医師会
医療-8-
組織概要 八重山病院は、八重山医療圏で唯一の総合的な診療ができる地域中核病院です。本院の 診療は一般医療はもとより、救急医療、災害拠点病院をはじめがん診療病院、訪問診療、附 属巡回診療等と多岐にわたる医療サービスを地域に展開しています。救急医療の中でも特筆 すべきことは、周辺離島や周辺海域、本島へのヘリコプター等による急患搬送業務です。本院 は八重山圏域における医療の最後の砦です。 訓練項目 ◆ 災害拠点医療機関における活動(負傷者の受入等) 【県立八重山病院】 ◆ 現地救護所の運営、負傷者の搬送訓練 【主会場/八重山病院付属大原診療所】
県立八重山病院
医療組織概要 大規模地震や台風発生時には、通信ケーブルが寸断され通信が出来なくなるエリアが発生 することがあります。NTT西日本では、災害時速やかに通信を確保することが使命であること から通信孤立状態となったエリアや避難所の通信を確保するため、人工衛星を利用する通信 のポータブル衛星装置を配備し、災害に備えています。 訓練項目 ◆特設公衆電話の設置訓練 【主会場/ライフライン活動スペース】
NTT西日本 沖縄支店
ライフライン-9-
組織概要 ドコモは沖縄本島・離島で通信サービスを行っています。 通信サービスは、今やスマホ・携帯にとどまらず、いろいろな場所・物でご利用いただいてい ます。その通信を安定してご利用いただくために、日夜、点検・修理・調整等を行い通信品質 の維持・向上に努めています。 訓練項目 ◆携帯電話移動基地局の設置訓練 【主会場/ライフライン活動スペース】
ドコモCS九州 沖縄支店
ライフライン組織概要 au沖縄セルラー電話は、県内全域にて高品質で信頼性の高い携帯電話サービスの提供に 努め、いついかなるときでも皆様に安心してau携帯をご利用頂けるよう24時間体制で災害に 備えております。災害発生時は関係機関と連携を図り、現地へ出向き復旧活動を実施します。 訓練項目 ◆ LCACによる発電機車等の海上輸送 ◆ 携帯電話移動基地局の設置訓練 【主会場/ライフライン活動スペース】
沖縄セルラー電話
ライフライン-
10-
組織概要 沖縄電力では、社内の防災訓練はもとより、関係各機関が実施する防災訓練に積極的に参 加し、電力施設に係る災害予防、災害応急対策および迅速な災害復旧を図るため、防災関係 機関と協調を図りながら、災害対策を推進しています。 また、災害時に迅速かつ的確に対応することを目的に、復旧資機材や人員等の輸送などに 関する災害協定を陸上自衛隊第15旅団と締結しています。 訓練項目 ◆LCACによる発電機車等の海上輸送 ◆電力の供給訓練 【主会場/ライフライン活動スペース】
沖縄電力
ライフライン組織概要 県下の高圧ガス関係事業所451事業所が加盟する団体で、主に高圧ガスによる災害防止 の為、高圧ガスの取扱いに関する保安啓発、会員相互の密接なる連携を保ち、高圧ガスの普 及促進及び、業界の健全な発展と自主保安体制の確立を図る目的で設立されております。 また、県とは「災害時における高圧ガス供給に関する協定」を締結しており、大規模災害が発 生した場合、県の要請を受けて、迅速かつ的確な支援活動を遂行して県民生活の安定に寄与 しております。 訓練項目 ◆ 炊き出し等へのLPガス設備の供給訓練 【主会場/ライフライン活動スペース】
沖縄県高圧ガス保安協会
ライフライン-
11-
組織概要 (公社)沖縄県トラック協会は、県内の緑ナンバートラック運送事業者の会員約700社で組織さ れ、県内における陸上輸送の約90%を担い、県民の暮らしと産業を支えています。 また、沖縄県とは「緊急物資輸送協定」を締結しており、災害時には被災地への救援物資輸送 を行います。 訓練項目 ◆救援物資等の輸送訓練 【主会場/ライフライン活動スペース】
沖縄県トラック協会
ライフライン組織概要 (一社)沖縄県建設業協会は、離島地域含む県内各地の災害に備え、会員企業361社で地域別に 「緊急災害復旧支援ネットワーク」を構築しております。資機材の確保及び技術者の支援など、被害 の拡大防止と被災施設の早期復旧を目指し、地域の安全・安心を守ります。 本訓練では、沖縄県内各地にいる企業において、情報伝達訓練を行うと同時に、地域の被災を想 定して、被災状況をGPS付き写真データとして収集し、ピンポイントで地図上のデータとしてとりまとめ、 スムーズな復旧活動がおこなえるよう沖縄県と情報共有します。 また、県とは「災害時における応急対策に関する基本協定書」を締結しており、大規模災害が発生 した場合に、県の要請を受けて、人名救助、道路交通確保のための障害物の除去などの応急対策を 実施します。本訓練会場では、八重山支部会員企業51社で、消防・自衛隊等の緊急車両の通行を確 保する道路啓開(どうろけいかい)訓練を行います。 訓練項目 ◆緊急輸送道路の啓開【主会場/陸上Aエリア】
沖縄県建設業協会
ライフライン-
12-
組織概要 私ども 沖縄県管工事業協同組合連合会は、宮古・石垣を含めた 県内の18市町村の管工事 協同組合で構成しております。 平成20年2月13日に 沖縄県企業局と「災害時応援協定」を締結しており 災害時には会員 が一丸となって、上・下水道の迅速な復旧に努めます。今回は当組合会員組合である地元の 「石垣管工事事業協同組合」の全面協力にて参加しております 訓練項目 ◆給水タンクによる水の供給 【主会場/ライフライン活動スペース】
沖縄県管工事業協同組合連合会
ライフライン組織概要 JAFは年中無休365日・24時間・日本全国ネットで、安全・安心・品質の高いロードサービス を提供しています。大規模災害発生時は、全国から経験豊富な隊員を集めて特別支援隊を 結成し、救援物資運搬車両や緊急車両が被災地へ駆けつけられるよう、道路を塞ぐ被災車 両の撤去にあたり道路交通の迅速な回復に努めます。また、一般車両の救援も同時進行で 実施し被災地全体の復旧に努めます。 訓練項目 ◆道路の啓開(被災車両の撤去) 【主会場/陸上Aエリア】
日本自動車連盟沖縄支部(JAF)
ライフライン-
13-
組織概要 県下のガソリンスタンドを運営する経営者で組織する団体で256ヶ所が加入しています。県 とは「災害時におけるガソリン等燃料に関する協定」を結び、災害発生時に県の要請を受けて、 中核給油所での緊急車両への給油、小口燃料配送拠点による病院、避難所等への燃料配送 を実施します。また、子どもや女性、高齢者などを犯罪から守る「かけ込み110番」を設置し、 地域貢献活動に取り組んでいます。 訓練項目 ◆タンクローリーによる燃料供給訓練 【主会場/ライフライン活動スペース】
沖縄県石油商業組合
ライフライン組織概要 沖縄県生協連は県内8つの生協で作られており、組合員数は35万世帯を超えています。 県と「災害時における応急生活物資供給等に関する基本協定書」を締結し、災害時での物資 の調達と安定供給、輸送業務、医療・保健活動、ボランティア活動、生活情報の収集・提供に 寄与することを定めています。これまでの全国各地の災害において『生協』は大きく貢献して おり、沖縄県でもその役割を発揮していきたいです。 訓練項目 ◆救援物資等の輸送訓練 【主会場/ライフライン活動スペース】