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ジャパンインベストメントアドバイザー

(東 M:7172)

決算説明会:2018 年 8 月 7 日 担当:岸 和夫 <注目ポイント> 1 航空機・船舶・海上輸送用コンテナを対象としたオペレーティング・リース事業が主力 主に航空機・船舶を対象とするオペレーティング・リースは、連結子会社 JP リースプロダ クツ&サービシイズ社(以下、JLPS)が組成し、海上輸送用コンテナが対象のオペレーティ ング・リースは JLPS と連結子会社フィンスパイア社が組成している。それぞれ当該リース事 業開始時の匿名組合出資金(匿名組合契約に基づく権利)を顧客(投資家)に販売。 2 パーツアウト・コンバージョン事業を中心に、事業の多角化を推進 14/12 期に環境エネルギー事業(太陽光発電ファンド)に進出。15/10 月にパーツアウト・ コンバージョン事業を開始。パーツアウト事業は退役航空機の機体を解体し、その各部 品を在庫管理し、世界中の整備会社、リース会社、航空会社などに販売。コンバージョン 事業は、機齢の経った旅客機を貨物輸送機などに改造し、リサイクルする。リース期間が 終了した航空機を有効活用し、その残存価値を高める役割を果たしている。 3 18/12 期 2Q(累)は 96%増収、125%営業増益と絶好調、 据置かれた通期計画も大幅な上振れとなる可能性大 18/12 期 2Q(累)は、航空機を中心にオペレーティング・リース事業売上高が 5,627 百万 円(前年同期比 144%増)と収益を牽引。5/2 日にリリースした売上高 6,200 百万円、営 業利益 3,900 百万円を上回って着地。通期計画が据置かれたのは例年通り、最需要期 である 4Q を把握してからとのスタンスで、通期計画は大幅に上振れしよう。販売ネットワ ーク(ビジネスマッチング契約先)は 18/6 月末で 230 件(17/12 期末 192 件)と順調に拡 大している。 4 18/12 期配当は 13 円と実質 4 円増配 強気の投資判断、目標株価 8800 円を継続 売られ過ぎだろう。据置かれた通期計画が、最終的にどれだけ上振れされるか大いに期待 している。自信を持って強気の投資判断、目標株価8800 円を継続する。 【連結】 (百万円、%、円:権利落ち修正後、Q/四半期、会/会社計画、予/エース経済研予想) 決算期 売上高 伸率 営業利益 伸率 経常利益 伸率 当期利益 伸率 EPS 配当 2018/12 1Q 3,193 104 2,119 135 1,652 132 982 152 55.5 2018/12 2Q 6,373 96 4,011 125 3,613 129 2,283 158 83.4 5.50 2016/12 5,913 111 2,465 113 2,240 77 1,390 82 59.1 5.00 2017/12 8,568 45 4,707 91 4,176 86 2,726 96 107.1 9.00 2018/12 会 12,000 40 6,800 45 6,000 44 4,100 50 143.8 13.00 2018/12 予 13,700 60 8,500 81 7,700 84 5,250 93 175.6    13~ 2019/12 予 17,800 30 12,000 41 11,200 45 7,600 45 254.3    25~ 【セグメント情報】 18/12期2Q 【PER】 18/12期2Q オペレーティング・リース 88% 17/12期 41.4 BPS 4,435円 環境エネルギー 3% 18/12期予 25.3 純資産 売買単位 100株 パーツアウト・コンバージョン 4% 19/12期予 17.4 総資産 発行株数 その他 3% 時価総額 PBR   4.3倍 メディア 2% 注.17年9月1日付で1株→2株の株式分割。 EPS、BPSは自己株式を除いて計算。 【財務指標】 1020.3円 30,606百万円 133,628百万円 100,159百万円 株価(8/8終値) 30,130千株 バリュエーション判断 前回強気⇒強気 (2018.6.21) 目標株価 8800 円継続

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18/12 期 2Q(累)は 96%増収、125%営業増益 事業部門別売上高 (単位:百万円、%) 事業部門 売上高 売上構成比 前年同期比増減率 オペレーティング・リース 5,627 88.3 143.9 環境エネルギー 200 3.1 ▲48.3 パーツアウト・コンバージョン 214 3.4 ▲45.7 その他事業 191 3.0 1256.8 メディア関連・IR 支援事業 139 2.2 ▲8.9 合 計 6,373 100.0 95.7 (同社資料よりエース経済研(以下、ARI)作成)) その他事業:保険代理店事業、M&A アドバイザリー事業、プライベート・エクイティ投資事業、 IPO コンサルティング事業など。 その他事業の売上高は177 百万円増加。保険代理業売上高 154 百万円が寄与。 主な事業物件の組成・販売状況 (単位:億円) (同社資料より、ARI 作成)) 0 200 400 600 800 1000 1200 1400 1600 1800 2000 航空機 船舶 コンテナ 太陽光 物件別組成金額 0 100 200 300 400 500 600 700 800 900 航空機 船舶 コンテナ 太陽光 物件別出資金販売額

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主な事業の組成・販売状況 航空機 船舶 コンテナ 太陽光発電 合計 17.12 期2Q 18.12 期2Q 17.12 期2Q 18.12 期2Q 17.12 期2Q 18.12 期2Q 17.12 期2Q 18.12 期2Q 17.12 期2Q 18.12 期2Q 組成実績(件) 21 20 4 0 1 3 3 0 29 23 組成金額 (百万円) 53,441 107,850 7,847 0 722 6,475 3,107 0 65,118 114,325 出資金販売実績 (件数) 17 16 1 2 1 5 3 0 22 23 出資金販売額 (百万円) 16,587 35,560 1,026 1,366 722 6,565 2,164 0 20,500 43,491 (同社資料より、ARI 作成) 商品出資金残高 (単位:百万円) 航空機 船舶 コンテナ 合計 17/6 月末 18/6 月末 17/6 月末 18/6 月末 17/6 月末 18/6 月末 17/6 月末 18/6 月末 期末残高 15,699 47,725 2,718 0 0 0 18,417 47,725 件数 15 16 4 0 0 0 19 16 (同社資料より、ARI 作成) 損益状況 (単位:百万円、%) 18/12 期 2Q 売上比 増減率 17/12 期 2Q 売上比 売上高 6,373 100.0 95.7 3,256 100.0 売上総利益 5,153 80.9 115.1 2,395 73.6 販売管理費 1,141 17.9 87.1 610 18.7 営業利益 4,011 62.9 124.7 1,785 54.8 営業外収益 379 169 営業外費用 778 377 経常利益 3,613 56.7 129.1 1,577 48.4 (同社資料より、ARI 作成)

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販売管理費 531 百万円増加 営業外収益 210 百万円増加 受取利息 93 百万円増加、商品出資金売却益 65 百万円増加 営業外費用 400 百万円増加 持分法投資損失 282 百万円増加、支払利息 134 百万円増加 支払手数料 54 百万円増加 為替差損益 187 百万円改善 四半期別業績推移 (単位:百万円) 276 235 146 391 430 350 1045 980 992 1361 727 2833 1566 1690 1528 3784 3193 3180 164 105 19 246 185 95 526 349 340 288 -17 1854 901 884 678 2244 2119 1892 -500 0 500 1000 1500 2000 2500 3000 3500 4000 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q .3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 売上高 営業利益 14/12期 15/12期 16/12期 17/12期 18/12期

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貸借対照表 (単位:百万円) 17/12 期末 18/6 月末 要因 商品 3,602 3,742 パーツアウト・コンバージョン事業の商品在庫 商品出資金 33,781 47,725 オペレーティング・リース事業で今後販売予定の 匿名組合出資金、前年同期比では29,307 百万円 増加 立替金 2,398 3,161 環境エネルギー事業での立替金、前年同期比 では1,478 百万円減少 短期借入金等 42,990 56,697 匿名出資金を一時的に引き受けるため、前年同期 比では26,357 百万円増加 前受収益 2,674 5,981 期を跨いだ販売中の案件が増加、前年同期比で は4,906 百万円増加 (同社資料より、ARI 作成) 販売ネットワーク(ビジネスマッチング契約先)は順調に拡大 (単位:件) (累計ベース:件) (同社資料よりARI 作成) 18 23 67 88 120 130 159 6 8 11 22 40 53 62 1 6 7 9 9 9 0 50 100 150 200 250 2012年末 2013年末 2014年末 2015年末 2016年末 2017年末 18年6月末 証券 銀行 税理士事務所等

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同社グループの成長戦略 1.主力事業を一段と強化 ●航空機オペレーティング・リース事業 ・取引先航空会社の拡大 実積のある欧州に加え、新たなエリアでの航空会社開拓を推進。 2018 年に新たに 7 社の航空会社と組成実績(欧州 3 社、米州 3 社、中東 1 社)。 ・対象機種のポートフォリオ拡大 同社の強みであるナローボディ(客席通路1 本)+ワイドボディ(客席通路 2 本)のニーズにも 対応。 2017 年 8 月に、ボーイング社が製造する航空機「ボーイング 737MAX8」10 機購入の契約 を締結。 リストプライスは、総額11.2 億ドル(約 1,232 億円)で、2021 年 4 機、22 年に 6 機のデリバリ ーを予定。 2.総合的な金融ソリューションサービスの拡充 ●営業拠点・サービス拡大 ・連結子会社JP リースプロダクツ&サービシイズ(JLPS 社)の名古屋支店開設 大阪支店に続き、中京地区の拠点として名古屋支店を開設。 JLPS 社がアレンジした匿名組合出資企業の県別実積(17/12 期実績)は 東京都 16%、大阪府 13%、愛知県 10%、神奈川県 5%、兵庫県 3%。 ・連結子会社フィンスパイアによる保険代理店事業本格参入 17/11 月に事業開始、18/12 期 2Q(累)売上高 154 百万円。 3.金融サービス(フィンテック)の拡大 ・17/5 月、PCI ホールディングス(3918:東 1)、キーウェアソリューションズ(3799:東 2)、イン タートレード(3747:東 2)と、合弁事業会社(株)イーテアを設立。 AI やビッグデータ解析などの先進情報、通信技術を開発し、これらを用いる金融機関や機関 投資家向けのソリューションを提供予定。 技術を有するIT ベンチャー企業等への事業投資を通じて、最新技術の収集や導入、本事業 に関心のある金融機関等へ積極的に情報提供を行い、早期の事業化を目指す。

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<参考> オペレーティング・リース事業の概要 リース料 リース物件販売 貸付金 借入金返済 匿名組合出資 リース物件売却 損益・現金分配 業務委託契約 業務委託手数料 JLPS 組成・販売・管理 紹介 案件企画・開発 投資家紹介 事務手続等の 紹介手数料 業務委託 支払 (同社資料より、ARI 作成) 航空機、船舶や海上輸送用コンテナを対象とするオペレーティング・リース事業組合を組成し、リ ース事業開始時に、匿名組合出資金(匿名組合契約に基づく権利)を投資家に販売している。 注:匿名組合契約:当事者の一方(匿名組合員)が相手方(営業者)の営業のために出資し、その営業よ り生じる利益の分配を受けることを約束する契約形態。 同事業の流れは、 ① 案件受注(組成) 関係会社と協議し、航空会社などの賃借人からリース事業を受注し、業 務を開始する。 ② 案件組成(組成) 賃借人が要求するリース案件、金融機関からの借入条件、投資家への 販売予定額などを総合的に勘案し、SPC でオペレーティング・リース 事業を組成する。 賃借人 (航空会社など) SPC(特別目的会社) (案件ごとに設立、 非連結子会社) リース事業営業者 メーカーなど 再販市場 など 金融機関 地方銀行 証券会社 会計事務所 コンサルティング会社 JLPS (連結子会社) 第二種金融商品 取引業者 投資家 同社

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③ 私募の取扱(販売) リース開始日以前は、投資家に対し SPC の匿名組合契約に基づく 権利の取得勧誘を行う。 ④ リース開始(組成) リース契約に基づき、SPC がオペレーティング・リース事業を開始する。 ⑤ 地位譲渡(販売) リース開始日以後、SPC に匿名組合契約に基づく権利の未販売分が ある場合は、投資家に対しJLPS が取得した当該権利の地位譲渡を 行う。 ⑥ 案件管理(管理) JLPS が匿名組合契約に基づく報告や SPC の会社運営に必要な記帳 などの管理業務を行う。 ⑦ リース満了(出口) リース物件の売却や借入金の返済などを行い、残余財産を投資家に 配分する。

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≪アナリストによる宣言≫ 私、岸 和夫は本調査資料に表明された見解が、対象企業と証券に対する私個人の 見解を正確に反映していることをここに証明します。 また、私は本調査資料で特定の見解を表明することに対する直接的または間接的な 報酬は、過去、現在共に得ておらず、将来においても得ないことを証明します。 ≪利益相反に関する開示事項≫  丸八証券株式会社(以下、丸八証券)は、本資料に掲載された企業の売買あるいは当企 業に対し、引受、その他のサービスを提供する場合があります。  株式会社エース経済研究所(以下、ARI)は、丸八証券との契約に基づき、丸八証券への 資料提供を一定期間、継続的に行うことに対し包括的な対価を丸八証券から得ております が、本資料に対して個別に対価を得ているものではありません。 また、銘柄選定も ARI 独自の判断で行っており、丸八証券を含む第三者からの銘柄の指 定は一切受けておりません。  執筆担当者、ARI と本資料の対象企業との間には、重大な利益相反の関係はありません。 ■本資料をお客様にご提供する金融商品取引業者名等 商号等: 丸八証券株式会社 金融商品取引業者 東海財務局長(金商)第 20 号 加入協会: 日本証券業協会 指定紛争解決機関: 特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター ■手数料等及びリスクについて ●株式の売買には、約定代金に対して最大 1.188%の手数料(税抜き 1.100%)〔ただ し、最低手数料 2,160 円(税込み)〕が必要となります。●株式は、株価の変動により、 損失を生じるおそれがあります。●上場有価証券等書面の内容をよくお読みください。 ●外国株式は、為替相場の変動等により、損失を生じるおそれがあります。●非上場債券 (国債、地方債、政府保証債、社債)を当社が相手方となりお買い付けいただく場合 は、購入対価のみお支払いいただきます。●債券は、金利水準の変動等により価格が 上下し、損失を生じるおそれがあります。●外国債券は、為替相場の変動等により損 失を生じるおそれがあります。●商品毎(投信・外債含む)に手数料等及びリスクは異 なりますので、上場有価証券等書面、当該商品等の契約締結前交付書面や目論見書ま たはお客様向け資料をよくお読みください。  当資料により株式・債券・その他金融商品(投信・外債含む)等の勧誘を行うことがあ ります。本資料で言及した銘柄や投資戦略は、投資に関するご経験や知識、財産の状況 及び投資目的が異なるすべてのお客様に、一律に適合するとは限りません。また、株式・ 債券等の有価証券の投資には、「手数料等及びリスクについて」に記載のとおり、 損失を生じるおそれがあります。投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断で行 っていただきますようお願い致します。  本資料は、信頼できると考えられる情報に基づいて ARI が作成し、丸八証券(以下、 当 社)がお客様にご提供いたしますが、当社及びARI は、ARI が基にした情報及びそれに 基づく要約または見解の正確性、完全性、適時性などを保証するものではありません。本 資料に記載された内容は、資料作成時点におけるものであり、予告なく変更することがあり ます。  本資料を利用した結果、お客様に何らかの損害が発生した場合でも、当社及び ARI は、何らの責任を負うものではありません。 ※(著作権等)・・・本資料に関する一切の知的財産権は、原則としてARI に帰属しま す。電子的または機械的な方法を問わず、いかなる目的であれ、本資料の無断転用、 複製等を行わないようお願い致します。 金融商品取引法に基づく表示事項 丸八証券及びARI 免責事項等

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