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誠にありがとうございます 私は 本日の進行役を務めます福祉部次長の小笠原でございます どうぞよろしくお願いいたします 以後の進行につきましては 着座にて失礼いたします 本日は市民参加条例に基づき 傍聴される方がお見えになりますので ご承知おきいただきたいと思います また 全委員のご出席をいただいてお

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平成29年度 第3回安城市国民健康保険運営協議会議事録

開催日時 平成30年1月25日(木) 午後1時30分から午後3時まで 開催場所 安城市役所本庁舎 第10会議室 出 席 者 (被保険者代表委員) 佐野 比呂己 稲垣 美保子 榊原 喜榮子 中川 清 古居 敬子 (保険医等代表委員) 浦田 士郎 野々川 信 鳥居 正芳 竹内 利和 鳥居 和佳子 (公益代表委員) 石川 忍 岩井 洋二 柴田 綾乃 石川 厚子 戸田 こず恵 (被用者保険等保険者代表委員) 柴田 由紀 中村 将俊 (市側出席者) 副市長 福祉部長 福祉部次長 福祉部国保年金課課長 福祉部国保年金課国保係長酒井 福祉部国保年金課国保係専門主査石田 福祉部国保年金課国保係主事神谷 福祉部国保年金課国保係主事今井 議 題 1 安城市国民健康保険税率等の改正について(答申) 2 平成30年度安城市国民健康保険事業特別会計予算(案)について 3 平成30年度における国民健康保険税(軽減措置の拡充及び課税限度額 の引上げ)の改正について 4 第2期安城市国民健康保険データヘルス計画(保健事業実施計画)(案) 及び第3期安城市国民健康保険特定健康診査等実施計画(案)について 会 議 内 容 小笠原次長 皆様、こんにちは。本日は大変お忙しいところ、お集まりいただきまして、

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副市長 小笠原次長 中村委員 誠にありがとうございます。 私は、本日の進行役を務めます福祉部次長の小笠原でございます。どうぞ よろしくお願いいたします。 以後の進行につきましては、着座にて失礼いたします。 本日は市民参加条例に基づき、傍聴される方がお見えになりますので、ご 承知おきいただきたいと思います。 また、全委員のご出席をいただいておりますので、安城市国民健康保険運 営協議会規則に定める要件の「委員定数の半数以上の出席及び各代表の委員 それぞれ1名以上が出席すること」を充たしており、本日の協議会は成立す ることをご報告いたします。 また、会議録につきましては、市公式ウェブサイトで公開をしますのでよ ろしくお願いいたします。 それでは、ただいまから、平成29年度第3回安城市国民健康保険運営協 議会を開催いたします。 はじめに、委員の交代がありましたので、辞令の交付を行います。 このたび、被用者保険等代表者といたしまして、全国健康保険協会管掌健 康保険から選出いただいております加藤尚美様が、平成30年1月1日付の 人事異動で異動されたことに伴って、後任として、中村将俊様をご推薦いた だきました。つきましては、同日付けで中村様に安城市国民健康保険運営協 議会委員をお願いしたいと思いますのでよろしくお願いします。 それでは、中村様、恐れ入りますが、前にお進みください。 「辞令 中村将俊様 安城市国民健康保険運営協議会委員を委嘱します 委嘱期間は平成30年1月1日から平成30年5月14日までとします 平成30年1月1日 安城市長」 よろしくお願いします。 中村様には、新しく委員になられましたので、恐縮ですが、一言、自己紹 介をいただきたいと思います。 全国健康保険協会愛知支部企画総務グループ、中村と申します。前任の加 藤が昨年末をもって県外へ人事異動となりましたので、後任としてこの会議 に参加させていただくこととなりました。 わたくし、安城市様とは特に健康推進課様とよくお仕事させていただく機 会がございまして、また本日の議題にも入っておりますけれどもデータヘル スの作成の場などにも参加させていただいたことがございます。色々仕事さ せていただくのですけれども、まだまだ勉強不足なところがございますの

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小笠原次長 副市長 小笠原次長 石川会長 で、今回この貴重な会議に参加し、勉強させていただきまして、今後の仕事 につなげていきたいと思っております。よろしくお願いいたします。 ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 続きまして、次第の「2 あいさつ」でございます。初めに副市長からご あいさつを申し上げます。 皆さん、改めまして、こんにちは。神谷学市長があいにく出張しておりま して、私の方から一言、ごあいさつを申し上げます。 本日は、ご多忙の中、平成29年度第3回国民健康保険運営協議会にご出 席いただき、誠にありがとうございます。 来年度から実施されます国民健康保険の県単位化につきましては、国民健 康保険制度、創設以来の大きな改革でございます。国、県、各市町村が一体 となって、この改革に取り組んでいるところでございますが、現在、その最 終段階を迎えております。この4月からの実施に向けまして、円滑にスター トが切れるよう、準備を進めているところでございます。 今回は、前回諮問させていただいております国民健康保険税の税率等の改 正につきまして、答申をいただきたいと思っております。答申の内容を受け まして、来年度の税率等の改正を進めてまいります。 最後に、今後とも国民健康保険事業の適正な運営に努めてまいりますの で、皆様のご理解とご協力をお願いいたしまして、あいさつに代えさせてい ただきます。本日は誠にありがとうございます。 続きまして、石川会長よりごあいさつをいただきたいと思います。よろし くお願いします。 皆さん、こんにちは。石川忍でございます。まだまだ、明けましておめで とうと言ってもいいですかね。本年もよろしくお願いいたします。 あいさつの中にいつも、紋切りのあいさつじゃいけないと思いまして、少 しいつものようにお話をさせていただきます。 自然の力は大変大きいということを今日は思いました。今日我が家は、久 しぶりの白銀の世界です。我が家だけでなくて皆さんも一緒だと思います が、今そういうことで、日本列島が本当に強烈寒波で大雪状態で大変な状況 になっている。その結果、交通の麻痺だとか、物流が障害が起きておりまし て、大変な状況です。私、農水省にいたので特に感じることは野菜の収穫が できない、雪の下で。そして出荷したものも流れない。品質はもちろん低下 しているということで、これは物価高だとか、野菜の高騰がこの2、3日の

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大きなニュースになると思っております。そのことに関連して自然の災害と いうことで、草津白根山が急に噴火しました。自衛隊の方が犠牲になったと いうお話がございますし、そこで楽しんでおられましたスキーの客の方たち が大変な目に遭っておられるというニュースがありました。これが自然の災 害ですね。 2つ目。2月から韓国で平昌オリンピックが開かれます。安倍総理は出席 されるということを表明されているようですが、アイスホッケーなどの南北 合同チームですか、何かガタガタというんですかね、非常にそんな感じがし ます。まだ開催までに色んなことがあるのかと思って心配しておりますが、 何としてもオリンピックは成功させてほしいと思っております。 それから3つ目ですが、新年にふさわしい動きとして、若手の台頭、新し いスターが出てきたと思っています。これは一人目は将棋界の藤井聡太君で す。名人の佐藤九段を破ってしまって、今度は羽生さんですね、永世7冠で すか、その方と対局するということが載っておりました。非常にこれは嬉し いと思っております。 そして二人目はプロ野球界。これは、清宮幸太郎君ですね、日ハムです。 大谷選手がアメリカへ行ったのでその後の人がまた新しいスターというこ とになっております。 もう一人は、相撲界です。これは納谷幸之介さんといって名横綱の大鵬さ んの孫だといっておられますね。非常にこれからこの三人が日本のこういう 界のリーダーとして国民を楽しませてくれると、そういうことに期待をして おります。こういう三人の期待は本当に日本のためにいいと思いますので、 ちょっとあいさつの中に入れさせていただきました。 さて本日は、公私とも大変お忙しい中、平成29年度第3回国民健康保険 運営協議会にご出席いただき、ありがとうございます。また中村委員、よろ しくお願いいたします。 今回の運営協議会では、前回ご審議いただきました国民健康保険税率等の 改正について、答申をすることとなりますのでよろしくお願いいたします。 また、それ以外に、来年度の予算(案)、国民健康保険税の軽減の拡充及 び限度額の引上げ、そしてまた、第2期のデータヘルス計画等の最終(案) についてと多くの議題がございます。事務局から説明がありますので、その 内容をご審議いただきたいと思います。 最後になりますが、委員のみなさまの活発なご意見、ご提案により、この 運営協議会が有意義なものになりますことを祈念いたしまして、会長のわた くしのあいさつといたしたいと思います。本日もよろしくお願い申し上げま す。

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小笠原次長 副市長 小笠原次長 石川会長 近藤課長 石川会長 近藤課長 ありがとうございました。 それでは、議題に入ります前に、副市長は、他の公務により退席しますの で、よろしくお願いいたします。 よろしくお願いいたします。 【副市長 退席】 それでは議題に入ります。 議事の取り回しは協議会規則に基づき石川会長にお願いいたします。 それでは、議事に入ります。 はじめに、本日の協議会の議事録にご署名いただく委員を指名いたしま す。被保険者代表の佐野比呂己委員、保険医等代表の竹内利和委員にお願い いたしますので、よろしくお願いいたします。 それでは、前回、諮問のありました「安城市国民健康保険税の税率等の改 正について」、事務局の説明を求めます。 はい、会長。 国保年金課長。 はい。国保年金課長の近藤です。どうぞよろしくお願いいたします。 それでは、わたくしの方から、「安城市国民健康保険税率等の改正」につ きまして、説明させていただきます。みなさまに事前に送付させていただき ました資料の方と、前の方は共通になってまいりますが、各ページ右上の四 角の中の数字がページ数となっております。では着座にて失礼いたします。 ではまず、1ページをご覧ください。前回説明いたしました内容につきま しては、10月に国から示された仮係数によって県が算定した納付金及び標 準保険料率をもとに説明しておりましたが、今回はこの赤い点線の中です が、国より示された確定係数を受け、最終的に県から示されました納付金と 標準保険料率に動きがありましたので、その変更点を詳しく説明させていた だきます。 では2ページをご覧ください。それではまずここで、前回説明しました諮 問の内容3点でございます。1点目の税率につきまして、前回説明した税率 が、仮係数によるものでしたが、その後、確定係数による算定が県より示さ れ、変更がありましたので、後ほど説明をさせていただきます。また、2点 目の納期(納付回数)についてと、3点目の基金については前回の説明から

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変更はありませんので、割愛させていただきます。なお、今後毎年、県から 標準保険料率が示されますので、市といたしましても、それに従い、税率の 改正を行ってまいりますので、よろしくお願いいたします。 では3ページをご覧ください。では、ここから、前回から変更となりまし た部分について説明します。まず、「県が示した納付金」でございますが、 先週の月曜日に県が提示してまいりました最終的な納付金の額は、②にあり ます49億2千4百万円余でした。1人当たりにしますと、131,198 円となります。①の前回説明した金額から比較しまして、1億2千2百万円 余の減で、1人当たりにしますと、1,959円の減となります。 4ページをご覧ください。こちらが「県が示した標準保険料率」です。上 が前回説明した仮算定時のもので、下が今回確定分として示された税率で す。下の括弧内の数値は仮算定時の税率との比較です。右端の計で、括弧内 の仮算定時との比較を見ますと、所得割は0.08%の減、均等割は146 円の減、平等割は505円の減と、いずれも前回提示の税率から下がってま いりました。 5ページをご覧ください。では、ここで納付金及び標準保険料率が仮算定 時から下がった要因について説明いたします。まず1点目、「被保険者につ いて」です。国から示された推計方法により、平成29年8月までの実績に 基づいて算定しておりましたが、県内の被保険者数減少の状況に鑑み、その 後の9月と10月の実績も加味し、県内一律の下方修正がされました。次に 2点目の「医療費(歳出)について」です。診療報酬改定及び上記の被保険 者数の減により医療費の歳出見込みが減ってまいりました。参考ですが、被 保険者数の下方修正により県内の保険給付費は40億円の減額となりまし た。最後に3点目の「納付金について」ですが、上記1と2の理由によりま して、県内全体の納付金が下がってまいりました。このため、本市の納付金 及び標準保険料率も下がる結果となりました。以上が、前回の仮算定時から の変更点でございます。 6ページをご覧ください。こちらが今回諮問する税率の最終案となりま す。県から示された標準保険料率を基本とし、均等割と平等割は1円単位を 切り捨てた額となっております。また、下の表は1人当たり平均の課税額の 比較といたしまして、現行税率及び仮算定時と今回の改正案での税率におけ る試算結果となっています。現行税率では1人当たり101,139円に対 し、一番右端の改正案では1人当たり105,129円となり、3.95%、 3,990円の増額となります。 なお、この増額は1人当たりの平均値であり、例えば、所得がほとんどな い低所得者世帯では、均等割、平等割の減額により税額は減額傾向にあると いえます。一方、増額する世帯の多くは、固定資産税があまりなく、所得が

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石川会長 それなりにある世帯であるといえます。 以上が、前回諮問した内容からの変更点の説明になります。 続いて7ページをご覧ください。ここからは、現行税率から改正する税率 案になると税額がどのように変わるのか、前回いろいろな世帯を例に説明し ましたが、今回改めまして、同じケースの世帯で説明させていただきます。 まず1つ目の世帯でございますが、1人世帯で、年齢が40歳から64歳、 所得、固定資産税ともにない方で、7割軽減の方になります。こういった方 ですと、現行税率との差額としまして、一番右下のそれぞれの色の付いたと ころを見ていただきますと、現行税率が22,300円から改正案で19, 900円ということで、2,400円の減額となります。率にして10.8% のダウンでございます。 続いて8ページをご覧ください。こちらは1人世帯で40歳未満の方で、 所得が200万円、固定資産税がない方となります。こちらの世帯ですと、 現行税率151,000円に対し、改正案では180,200円ということ で、金額にして29,200円、19.3%のアップとなってまいります。 続いて9ページでございます。こちらは2人世帯で、65歳以上の高齢者 の夫婦を想定しております。そして所得が200万円で固定資産税が10万 円の世帯でございます。こちらになりますと、現行税率で199,500円 だったものが、改正後は210,800円ということで、金額にして11, 300円、5.7%のアップでございます。 次に10ページをご覧ください。こちらも2人世帯の65歳以上の世帯で ございます。所得がなくて固定資産税が10万円の、7割軽減に該当する方 でございます。こういった世帯が今回の改正で、大きく下がるパターンにな ってまいりますが、現行税率で44,300円だったのが、改正後は24, 700円ということで、金額にして19,600円の減額、率にして44. 2%のダウンとなってまいります。 平成25年度以来5年間、税率を据え置いてきましたが、今回約4%の引 き上げをすることとなります。県から示された標準保険料率は、応能割であ る所得割、そして均等割と平等割からなる応益割はいずれも県内でもっとも 低い率となっておりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。 説明は以上になります。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 はい。説明は終わりました。ただいまから質疑に入ります。どなたかご質 問はございませんか。よろしいですか。 ご質問もなさそうですので、ただいまより協議会としての答申の取りまと めに入ります。

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近藤課長 石川会長 近藤課長 石川会長 柴田綾乃委 員 石川会長 柴田綾乃委 員 近藤課長 石川会長 近藤課長 はい。 国保年金課長。 では今から事務局で案をお配りしますので、よろしくお願いいたします。 【各委員に案を配付】 みなさま配られましたね。それでは、答申(案)につきまして、ご意見、 ご質問等ございませんか。 すみません、お願いします。 柴田委員。 ひとつ、お伺いしたいと思います。今の説明を聞き、前もって資料を送っ てくださったということで、一通り目を通させていただきました。全体的に は4%増額になると、しかし所得の多い人はやはり税率的には高くなって、 所得の低い人は結局は下がっていくという説明を受けました。それが答申書 の方にはもうすでに書いてあるかと思うのですけれども、これは国の方で定 められた税率に沿ってということなので、十分かというふうに思うのですけ れども、市民の方たちにこういうふうに変わりましたとしっかりと周知がで きるように、これを変えられて金額的に下がっておるのか上がっておるのか というのが、引き落としになっているものですから、市民の人たちには非常 に分かりにくいかと思います。自分のところはどれだけ上がったのか、下が ったのかというのも、回数として8回から9回に変わっているところで1回 の引落金額というのは当然また変わっていくというふうに思うのですけれ ども、それがしっかりと市民に分かるような方法が何かあるといいと感じま したので、その辺をよろしくお願いしたいと思います。以上です。 はい。 はい、国保年金課長。 今回の改正のPRにつきましては、まず1点目としまして、広報紙の方で、 4月と7月に載せていく予定をしております。また3月の議会の議決を経ま して、4月に市のウェブサイトの方にも載せてまいります。また各加入者の 方々には、7月に納税通知書というものが、年度初めの課税のお知らせがま

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石川会長 柴田綾乃委 員 石川会長 一同 石川会長 石川部長 石川会長 酒井係長 石川会長 酒井係長 いります。こちらの方にも、詳しく説明したチラシの方を同封させていただ くので、そのチラシによって必ず見ていただけるものとは思っておりますの で、よろしくお願いします。 柴田委員、それでよろしいですか。 はい、ありがとうございます。 その他の方、ございますか。 その他のご意見が特にないようですので、答申(案)のとおりでよろしい でしょうか。 異議なし。 はい、わかりました。それでは、答申の準備をいたします。しばらくお待 ちください。 【答申書の作成】 答申書ができました。これより答申を行います。 「答申書 平成29年12月21日付け29国年第245号で諮問のあり ました安城市国民健康保険税の税率等の改正について、下記のとおり答申し ます。記 1 国民健康保険税率 下表のとおりでございます。2 納期 普通徴収における納付回数を8回から9回とし、3月末日納期の第9期を設 ける。3 安城市国民健康保険支払準備基金の処分事由 処分事由を「国民 健康保険事業の運営に必要な財源に充てる場合」とする。」 以上でございます。よろしくお願いいたします。 (答申書を受け取り)ありがとうございます。 はい、ありがとうございました。 続きまして、議題2「平成30年度安城市国民健康保険事業特別会計予算 (案)について」を議題といたします。事務局より説明をお願いいたします。 はい。 はい、酒井係長。 はい、それではご説明をさせていただきます。お手元の「資料2」をご覧

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ください。スクリーンの方にも拡大をしてご表示をさせていただきます。A 3サイズの横長の資料でございます。 まず平成29年度の決算見込みについて、ご説明の方をさせていただきま す。 はじめに歳入についてでございます。 まず国民健康保険税につきましては、収納率は前年度に引き続き、わずか ながら上昇すると見込んでおりますが、被保険者数の減少により、前年度決 算より7%、2億8千6百万円ほど少ない37億5千万円余りの見込み額と しております。 続きまして負担金・交付金の額のうち、国庫支出金につきまして、保険給 付費など、実績に基づき、国が一定の負担をするものですが、昨年度から3 億5千1百万円程度の減で、26億9千万円余りを見込んでおります。 次に、療養給付費交付金でございますが、64歳までの退職者に係る保険 給付費相当額が被用者保険の拠出金により交付されるものでございますが、 退職者医療制度の対象者の減少によりまして、平成28年度と比べて58% 減額の、1億1千9百万円余を見込んでいます。 次に、前期高齢者交付金でございます。65歳以上の前期高齢者に係る医 療費の負担を、対象者の数や対象となる医療費の額により保険者間で調整す るために交付されるものでございます。一旦、概算払いをした後、2年後に 精算する制度となっております。対象となる医療費は年々増加しております ので、交付金も増加傾向にあります。39億8千万円余の金額になる見込み でございます。 続きまして、共同事業等交付金でございます。県内の保険者間で拠出金を 出し合い、医療費の給付に応じて交付金を支給する制度でございますが、対 象となる医療費の減少に伴いまして、34億2千万円余の金額となる見込み でございます。 続きまして、一般会計からの繰入金でございますが、財政運営のために法 で定められた繰入金と、法定外で赤字補填のために繰り入れをするものとが ございますが、法定外分は前年から4百万円程度の減を見込んでおり、一方、 法定は総務費等の減などに伴い、前年度より減少し、繰入金の総額としては、 13億7千万円余を見込んでおります。 最後に繰越金につきましてでございます。前年度決算で生じました黒字 分、11億3千5百万円余の金額を、29年度の歳入とするものでございま す。 次に歳出についてご説明いたします。 まず、保険給付費につきましては、総額91億8千万円余で、28年度よ り約3.8%、3億6千万円余り減少する見込みでございます。

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続きまして、拠出金等のうち後期高齢者支援金につきましては、後期高齢 者医療制度に対し、国保から納付するもので、平成28年度から1.1%の 減で、21億1千万円余を見込んでおります。介護納付金につきましては、 40歳から64歳までの国保加入者に係る介護保険料分を国保から介護保 険に納付するものでございますが、前年度より0.6%減少し、7億7千万 円余の見込みでございます。 次に、保健事業でございます。特定健診等でございますが、40歳以上を 対象とした生活習慣病予防のための特定健康診査や、特定保健指導を実施す るための費用で、前年度より増加し、1億3千万円余りを見込んでおります。 保健事業につきましては、20歳から39歳の方を対象とするヤング健診、 糖尿病などの重症化予防事業、ジェネリック医薬品の利用促進、医療費通知 などの費用でございますが、今年度はデータヘルス計画策定業務委託のた め、前年度より増加し、1千8百万円程度となる見込みでございます。 基金積立金につきましては、医療費の急増に備えるためのものですが、2 6年度に積み立てました2億5千万円の利息分として52万円程度を見込 んでおります。 次に、諸支出金の国庫返納金でございます。前年度に国から交付をうけた 国庫負担金につきまして、今年度、実績に基づく精算を行った結果、超過分 を返還するものでございます。主に保険給付費の定率負担分でございます が、9千万円程度を返還するものでございます。 歳出は全体で161億3千万円余となる見込みでございます。 単年度収支は、5千6百万円余りを見込んでいます。 以上が平成29年度決算見込みでございます。 続きまして、30年度の当初予算(案)の説明に移らせていただきます。 歳入の方から説明をさせていただきます。 国民健康保険税につきましては、37億8千万円余りとしています。税率 は、標準保険料率を採用しております。 続きまして、負担金・交付金でございますが、来年度からの県単位化に伴 いまして、国庫支出金、療養給付費交付金、前期高齢者交付金は、県への歳 入となり、共同事業等交付金につきましては、事業の廃止となりますので、 歳入としてはゼロということになります。 一方、県支出金につきまして、保険給付費相当分として普通交付金が91 億1千万円余り、保険者努力支援分などの特別交付金として2憶2千万円余 りを見込んでおります。合計で93憶4千万円余の金額を見込んでおりま す。 平成30年度の歳入総額が、147億4千万円の見込みでございます。予 算規模が28億円余り、縮小しております。理由といたしましては、被保険

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石川会長 一同 石川会長 者数の減少、医療費の減少、県単位化により県が財政運営を行うことによる 影響ということでございます。 次に、歳出の方に移らせていただきます。 総務費は、前年度当初予算より減少し、1億7千万円余としております。 保険給付費につきましては、前年度当初予算より減少し、総額で92億円 余りを計上しております。被保険者数の減少、高額薬剤の利用の伸びが落ち 着いてきたことに伴うものですが、1人当たりの医療費は依然増加傾向にあ ります。今後も国保財政の健全化のためにも、保険給付費の増加抑制に努め てまいりたいと思っております。 拠出金等につきましては、こちらも県単位化に伴いまして、市からの歳出 がなくなります。後期高齢者支援金、前期高齢者納付金、老人保健拠出金、 介護納付金でございます。共同事業等拠出金につきましては事業の廃止とい うことで0円となります。あとそちらの下の項目で、国民健康保険事業費納 付金が新たに加わってまいります。こちらは県へ納める納付金というもので ございまして、そちらが49憶3千万円余の金額を見込んでおります。 保健事業のうち、特定健診等につきましては、前年度当初予算と同規模の 1億5千万円余を見込んでおり、次に保健事業費につきましては、ヤング健 診や糖尿病などの重症化予防、ジェネリック医薬品の利用促進などを行って いますが、前年度と同規模の、2千7百万円を見込んでおります。 以上のように、平成30年度当初予算につきましては、県単位化に伴い、 大幅な予算科目の変更がなされております。予算規模も縮小をしてきており ます。県が財政運営の主体となることにより、歳入、歳出予算の体系もスリ ム化されてきているという状況が見受けられます。 予算につきましては、以上の説明とさせていただきます。よろしくお願い いたします。 はい、それでは、ただいまから質疑に入ります。 何かご意見やご質問がございましたら、お願いいたします。 はい、それでは議題2「平成30年度安城市国民健康保険事業特別会計予 算(案)について」は、了承することにご異議ございませんか。 異議なし。 ご異議なしと認めます。議題2につきましては了承することに決まりまし た。 続きまして、議題3「平成30年度における国民健康保険税(軽減措置の 拡充及び課税限度額の引上げ)の改正について」を議題といたします。事務

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酒井係長 石川会長 酒井係長 局より説明をお願いいたします。 はい。 酒井係長。 はい。それでは、ご説明の方をさせていただきたいと思います。お手元の 資料の3をご覧ください。こちらは表面と裏面とある、両面印刷の資料でご ざいます。 はじめに、趣旨でございますが、平成29年12月22日付けで「平成3 0年度税制改正大綱」が定められ、その中に、国保税における負担の公平性 を図るため、「軽減措置の拡充」と「課税限度額の引上げ」が盛り込まれま した。 直近の改正では、平成29年度に「軽減措置の拡充」、28年度に「課税 限度額の引上げ」、28年度には「軽減措置の拡充」も併せて改正をしてお りますので、29年度には課税限度額の引上げがなかったということになり ます。今後、3月末までに国会で地方税法が改正され、それに伴い、地方税 法施行令が改正される見込みです。その改正を受けまして、安城市としても、 国が定める法定どおりの改正を行う予定をしております。 続きまして、軽減措置の拡充でございます。 軽減措置とは、所得に応じ、国保税の均等割及び平等割を減額するもので ございますが、軽減割合に応じて、7割軽減・5割軽減・2割軽減がござい ます。 (1)軽減措置の改正案についてでございます。 今回の改正による軽減種別ごとの軽減基準の改正でございます。 7割軽減につきましては、改正はなく、33万円以下のままでございます。 5割軽減につきましては、これまで33万円に国保加入者1人当たり27 万円を加えた額であったものが、1人当たり27万5千円を加えた額となり ます。 同様に2割軽減につきましては、これまで33万円に国保加入者1人当た り49万円を加えた額であったものが、1人当たり50万円を加えた額とな ります。 (2)改正による影響額でございますが、7割軽減につきましては、増減は ございません。5割軽減につきましては、対象世帯が38世帯増える見込み でございます。2割軽減につきましては、54世帯増える見込みでございま す。合計しますと92世帯、3百万円の増となります。この試算は、1月1 6日現在で行っております。

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石川会長 中川委員 石川会長 次に(3)該当世帯の例でございます。 3人世帯の場合で説明をさせていただきます。括弧書きで給与収入も記載 しております。5割軽減につきましては、これまでの114万円以下であっ たものが115万5千円以下になります。2割軽減につきましては、これま での180万円以下が183万円以下となります。 続きまして、課税限度額の引上げについてでございます。裏面の方をご覧 ください。課税限度額とは、1世帯に課税される限度の金額のことでござい ます。国保税の税率は、医療分、後期分、介護分の3つの区分の合算額で、 この区分ごとに限度額が設定をされています。 課税限度額の改正案についてでございます。今回の改正は、医療分のみ4 万円引上げ、合計で89万円から93万円に引き上げられる予定でございま す。 続きまして、(2)改正による影響でございます。医療分についてのみ超 過世帯数は60世帯減少し、1,745万円国保税が増額となる見込みです。 課税限度額につきましては、被用者保険とのバランスを考え、世帯割合を1. 5%に近づけるように平成27年度から行っております。この表を見ますと 全体の超過世帯数としては変わりませんが、医療分につきまして超過世帯数 割合が1.9%と0.2%下がっております。 続きまして、(3)該当世帯の例でございます。こちらは4人世帯で説明 をさせていただきます。医療分のみ838万円から912万円と変わってお ります。 以上で説明を終わりますが、安城市では平成30年度も法定どおり軽減措 置の拡充と限度額の引上げを行ってまいりたいと思っております。改正の時 期につきましては、例年どおり6月議会での条例改正案の上程を予定してお ります。 以上で説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 はい、ありがとうございました。 それでは、ただいまから質疑に入ります。何かご意見やご質問がございま したら、お願いいたします。 はい、どうぞ。中川委員。 市民公募の中川です。軽減措置のところですけれども、この軽減措置の審 査というのは、どのようにやられているのか、その辺りを知りたいと思いま して。 答弁願います。はい、酒井係長。

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酒井係長 石川会長 中川委員 石川会長 一同 石川会長 石田専門主 査 はい。軽減措置につきましては、ご申告いただいた所得に基づきまして、 金額の方をこちらの市の方での計算に基づいて行っておるということでご ざいます。申請主義ということではなくて、自動でといいますか、ご申告い ただく、給与であれば給与支払報告書、確定申告等の資料に基づきまして、 こちらの方で判断をして行っておるということでございます。 よろしいですか。 はい。 その他の方ございますか。 それでは、議題3「平成30年度における国民健康保険税(軽減措置の拡 充及び課税限度額の引上げ)の改正について」は、了承することにご異議ご ざいませんか。 異議なし。 ご異議なしと認めます。議題3につきましては了承することに決まりまし た。 続きまして、議題4「第2期安城市国民健康保険データヘルス計画(保健 事業実施計画)(案)及び第3期安城市国民健康保険特定健康診査等実施計 画(案)について」を議題といたします。事務局より説明をお願いいたしま す。 石田専門主査。 はい。 保健事業を担当させていただいております石田です。わたくしからは、お 手元の「資料4」を説明させていただきます。以後の説明は着座にて失礼い たします。 まず、1の「第2期安城市国民健康保険データヘルス計画案」につきまし て、昨年12月4日から本年1月4日にかけてパブリックコメント制度で広 く市民の皆さまからのご意見を募集しましたが、ご意見は寄せられませんで した。ですので、パブリックコメントによる変更はありませんので、先回の 国保運営協議会でご説明した案に、表現などを事務局で若干修正した案を事 前にお送りしています。右上に「資料4 1-(2)別添」とあるちょっと 分厚い冊子になります。大きく直したところは、16ページ、第2章第1節

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の安城市の現状の4、医療と介護連携推進の状況の箇所のみですので、この 部分について説明させていただきます。 ここは、関連計画である、介護部門が作成しています「あんジョイプラン」 という計画で取り組んでいる、医療と介護連携の推進の状況を記載した箇所 ですが、修正前は、見出しがなく、現状も簡単に「在宅医療に関する普及啓 発事業は、「あんジョイプラン」で取り組んでいる」という簡単な記載で留 めていました。この内容ですと、ちょっと分かりにくいと思いましたので、 修正して見出しを設けまして、より詳しく、県の事業を活用して、医療・介 護・福祉の専門職の顔の見える関係づくりに取り組んでいることや、ICT による医療介護連携ツール「サルビー見守りネット」の導入、市民や専門職 を対象に在宅医療の周知などに取り組んでいることや、在宅医療サポートセ ンターで、専門職や住民からの在宅医療に関する相談業務や医療に関するコ ーディネート、啓発を行ってきたというような、具体的な内容を記載いたし ました。 この他、細かな語句の見直しを行っていますが、そちらについての説明は 割愛させていただきます。 この計画案を基に、内容を8ページにまとめた概要版を作成します。 概要版の案は、右上に「資料4 1-(3)別添」とある冊子になります。 以前の運営協議会でもデータヘルス計画の内容はご説明させていただてい ますが、本日がデータヘルス計画の最後の審議になりますので、概要版で再 度、内容を説明させていただきます。 概要版の表紙です。基本理念は、市が進めている「ケンサチ」を取り入れ、 「健ケン幸サチ」と「安心」を支えあうみんなの「保健」とし、被保険者の健康を保 持増進するために、効果的・効率的に保健事業を実施するために、この計画 を策定しております。 1ページ目、計画期間は2023年度までの6年間で、毎年度、保健事業 の評価を行います。中間年度は必要に応じて中間見直しを実施いたします。 計画の体系は、基本理念のもと、「健康を保つための疾病予防」「安心でき る医療サービスの提供」の2つの基本方針と、健康状態を把握するための機 会の提供、健康つくりに取り組めるしかけづくり、重症化予防、医療費等の 負担が少ない受診方法等の啓発といった、4つの事業方針を設けています。 2ページから4ページにかけて、現状と課題の分析を載せています。 安城市民の死因は、生活習慣病が半数を超えており、国保の疾病別医療費 の割合で見ても、循環器系の疾患など生活習慣病の医療費の割合が高くなっ ています。 特定健診の結果です。安城市は、国・県と比べて、生活習慣病との関連が 深い「メタボリックシンドローム」の該当者が多くなっています。また健診

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の質問調査では、20歳時から10キログラム以上、体重が増加した人や、 日常生活で身体を動かす習慣の無い人が多く、メタボ対策や、運動などの健 康づくりへの対策が必要です。 年齢階層別生活習慣病の保有者率をみると、高齢になるほど生活習慣病の 保有者率が高くなります。国保加入者のおよそ2割を占める70から74歳 では50%を上回ります。若い世代の保有者率は低く、35から39歳で 5%ですが、僅かながら、30歳代の保有率に増加傾向が見られます。 入院と外来を併せた疾病別医療費割合が最も高いのは糖尿病です。全国的 に新規人工透析患者に占める糖尿病性腎症の割合が高いことから、国をあげ て糖尿病性腎症の重症化予防に取り組んでいるところですが、安城市国保も 人工透析が必要な糖尿病性腎症の人が微増していますので、対策が必要で す。 以上の分析による健康課題に対応するために、右側の12の保健事業を行 います。 生活習慣病の割合が高いので、疾病予防としまして、健康状態を把握する 機会の提供として、「特定健康診査」、「特定健康診査受診勧奨」、そして20 歳代、30歳代を対象とした「早期介入健診事業」と「がん検診」を行って まいります。健康づくりとしましては、「特定保健指導」「特定保健指導未利 用者対策」、あんじょう健康マイレージ事業などの 「健康意識向上の取組」 を行ってまいります。糖尿病の重症化予防としましては、「糖尿病」及び「糖 尿病性腎症」の医療受診勧奨を行っていきます。 1期のデータヘルス計画でも「糖尿病」の重症化予防に取り組んできまし が、2期から、新たに「糖尿病性腎症」を加えました。また、特定健診で血 圧や脂質のリスクが高い方がたくさん発見されておりますので、第2期計 画、平成30年度から、「高血圧」及び「脂質異常症」リスク保有者への情 報提供という事業を新たに始めます。 生活習慣病などの継続的な治療が必要な方が多いことから、事業方針Dで 医療費負担の少ない受診方法等の啓発を行います。「ジェネリック医薬品等 の啓発」、広報折込みチラシなどの「各種啓発事業」そして「医療費通知」 になります。 これらの事業について、各年度の数値目標を設定していまして、概要版の 5ページと6ぺージに掲載しています。 最後のページは、計画の推進になります。各事業の目標達成状況を毎年度 評価し、運営協議会で報告いたします。そこで、委員の皆さまからご意見を いただき、改善につなげていきます。中間年度は、基本方針の達成状況も評 価しまして、その結果によって、必要な場合は、中間見直しを実施いたしま す。以上で、第2期データヘルス計画の説明を終わります。

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続きまして、2の「第3期特定健康診査等実施計画(案)」について、説 明させていただきます。お手元の資料の2-(1)別添と書いてあるもので す。この計画は、特定健診と特定保健指導に関し、必要な事項を定める計画 で、特定健診の根拠法である「高齢者の医療の確保に関する法律」の規定に 基づき策定するものです。特定健診・特定保健指導は、第2期データヘルス 計画の根幹となる保健事業ですので、第2期データヘルス計画と整合性をと り、一体的に策定いたします。 記載項目は、計画期間、対象者、実施方法、個人情報の保護、達成目標及 び対象者数の見込み、実施計画の評価及び見直し、実施計画の公表及び周知、 その他ということになっております。計画期間や対象者、実施項目などは、 国の基準に準じております。 実施場所です。実施場所は、市の保健センターと、安城市医師会に委託し て、市内の実施機関で行っていただいておりますが、特定保健指導につきま しては、最初に面接をして、行動計画を作り、最後に実績評価を行っており ます。この、初回面接を行った実施機関が、最後の評価までを行えない場合 に、保健センターがフォローできるように、「初回面接を行なった実施機関 が、実績評価等を行うことが困難な場合は、別の実施機関が行うことができ る」という規定を新たに設けました。特定健診・特定保健指導、ともに自己 負担額は無料です。無料で行っていただくために、市から特定健診の「受診 券」、特定保健指導の「利用券」を対象の方にお送りしているのですが、特 定健診の結果説明のときに、そのまま特定保健指導を行っていただく場合 は、利用券を送っている期間がございませんので、そういった場合に備えて、 特定健診と同一機関で特定保健指導を行う場合は、利用券の送付を省略でき るという規定を新たに設けました。周知の方法、目標、評価及び見直しにつ きましては、データヘルス計画に準じて行っていきます。 この計画案の修正した内容になります。12月の国保運営協議会でお配り したものと内容は同じになっておりますが、表現の一部を修正しておりま す。赤色の箇所になりますが、「6 実施計画の評価及び見直し」でお話し させていただきますと、修正前は「第5項に定める実施率の目標については、 達成状況を第2期安城市国民健康保険データヘルス計画の評価とあわせて 実施することとする。」としていましたが、「第5項に定める実施率を目標値 とし、第2期安城市国民健康保険データヘルス計画(保健事業実施計画)に おいて毎年度実施する、各保健事業の進捗状況報告時に達成状況を評価す る。」と、より読みやすいように修正いたしました。 以上、簡単ですが第3期特定健康診査等実施計画(案)の説明を終わりま す。この計画案で、2つの計画をご審議いただきたいのでよろしくお願いし ます。データヘルス計画につきましては、全体版はモノクロ、概要版はカラ

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石川会長 一同 石川会長 小笠原次長 柴田綾乃委 員 小笠原次長 石田専門主 査 ーで冊子を作り、出来上がりましたら、皆様にお送りします。皆様にご異議 がなければ、細かな表現の修正につきましては、事務局に一任いただければ と思います。 以上で、資料4の説明を終わります。ありがとうございました。 はい、ご苦労様でした。 それでは、ただいまから質疑に入ります。何かご意見やご質問がございま したら、お願いいたします。 はい、それでは議題4「第2期安城市国民健康保険データヘルス計画(保 健事業実施計画)(案)及び第3期安城市国民健康保険特定健康診査等実施 計画(案)について」は、了承することにご異議ございませんか。 異議なし。 ご異議なしと認めます。議題4につきましては了承することに決まりまし た。 以上をもちまして議事を終了いたします。ありがとうございました。 議事の取り回しをありがとうございました。その他、もう一度、全体を通 しまして、何かご意見やご質問などございましたらお聞きしたいと思います が、よろしいでしょうか。 はい、柴田委員。 すみません、今の件で議題すべて異議があるわけではありませんので、こ の中で説明をちょっとお願いしたいというのはデータヘルス計画の中で、6 8ページか、ジェネリックのことで書いてあるのですけれども、68ページ の方、ジェネリック医薬品の利用率の推移のところで、安城市は県と比較す ると非常に高い数値が出ておって、そうなんだというふうに見させていただ いておるのですけれども、その下のところの図表の4-22、ジェネリック 医薬品の利用による削減効果というところでちょっと、説明をお願いしたい というふうに思います。 事務局、お願いします。 まずですね、68ページの図表の4-21、こちらは数量ベースの利用率 になりまして、お薬をどれだけ使っていただいているかという量の表になり ます。下の4-22は、金額でどれだけ効果があったというものになります

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柴田綾乃委 員 石田専門主 査 柴田綾乃委 員 石田専門主 査 ので、ちょっと見た感じが、大分パーセンテージも違うのですけれども、ま ず安城市、これは安城市国保の指標になりますが、安城市国保で見てもかな り利用率高いですし、国保とか社保とか関係なく安城市内の薬局のジェネリ ック医薬品の処方率で見ても、安城市は割と高い方の値になっておりますの で、多分薬局さんとか、そういった医療機関さんもかなりご協力いただいて いるのではないかということと、安城市国保につきましては、保険証のケー スに「ジェネリック医薬品希望」と入れまして、医療機関でジェネリックに ついてご説明していただきやすい環境となるようにしているところでござ います。 金額の方の削減効果につきましては、新薬との比較になりますので、そう いったところでジェネリックと新薬との差があまりなくなってきてしまっ ているのか、ちょっとその辺が私の方ではあまり分かっていないんですけれ ども、そういったところで説明を終わらせていただきます。 はい、ありがとうございます。 そしてその、今後の方向性のところで、残薬の管理だとか、重複のお薬の 啓発事業を行っていきますと書いてあるんですけれども、こういったものは どんな形で啓発をしていくのでしょうか。 まずですね、重複薬、お薬が重なっている方につきましては、毎月、AI -Cubeというシステムがあるのですけれども、それで重なっている方が いないかということを機械で把握することができますので、それで個別に検 索をしているところです。 今、そのAI-Cubeという機械で検索できるのが生活習慣病のお薬に 限った機能になりまして、それにつきましては安城市は重複している方がほ とんどありませんので、個別通知についてはあまり今はすることがないとい う状況になります。 他に、レセプト点検員の方が個別に見ておりまして、その中で睡眠薬とか を重複してもらっている方とかを見つけることがありますので、そういった 方も見つけ次第お手紙を送っているという状況になります。 はい、ありがとうございました。お一人暮らしですとか高齢になってくる とお薬の管理というのが非常に難しいところで、そういったものをケアマネ さんですとか、そういったところで連携ができるといいと思っております。 はい、そういったことはぜひやっていきたいと思っておりますが、その辺 りは高齢福祉課がやっている事業とも関連がありまして、今年度から高齢福

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柴田綾乃委 員 小笠原次長 石川部長 小笠原次長 祉課の方の地域包括ケア関連の部会に国保も参加させていただいておりま して、どういった連携ができるかというのを模索しているところになりま す。またそういったところと連携できるようでりましたら、やっていきたい と思っておりますので、またご意見があったら教えてください。 ありがとうございました。 それ以外に何かありましたらお聞きします。よろしいですか。 それでは、長時間に渡り、ご審議いただき、どうもありがとうございまし た。最後に福祉部長の石川からお礼の言葉を申し上げます。 本日は長時間に渡り、大変どうもありがとうございました。 特に国民健康保険税の税率等の改正につきましては、答申をいただきあり がとうございました。今後はそれに沿って進めてまいりたいと思います。 話題は変わりますが、委員の皆様の任期についてでございますけれども2 年間になっておりまして、今年の5月で一旦任期が切れるということになっ ております。従いまして、この委員のメンバーでの協議会は今回が最後とい うことになります。大きな改正のありましたこの時期、安城市国保の適正な 運営にご協力いただきまして誠にありがとうございました。今後も広い立場 でご指導頂きますようよろしくお願い申し上げます。 なお、次回の国保運営協議会は8月の開催を予定しております。再任され ます委員の方もお見えかと思いますが、詳細につきましては個別にご連絡さ せていただきます。なお、国民健康保険法施行令の改正によりまして、次回 から委員の任期は2年から3年というふうに、1年延びますので、よろしく お願いいたします。本日は誠にありがとうございました。 それでは、以上をもちまして、平成29年度第3回安城市国民健康保険運 営協議会を終了いたします。どうも、ありがとうございました。

参照

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○杉田委員長 ありがとうございました。.

〇齋藤会長代理 ありがとうございました。.

○柳会長

○藤本環境政策課長 異議なしということでございますので、交告委員にお願いしたいと思

○安井会長 ありがとうございました。.

【大塚委員長】 ありがとうございます。.

○片谷審議会会長 ありがとうございました。.

〇及川緑環境課長 基本的にはご意見として承って、事業者に伝えてまいりたいと考えてお ります。. 〇福永会長