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Academic year: 2021

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本資料について

本資料は下記論文を基にして作成されたものです。文章の 内容の正確さは保障できないため、正確な知識を求める方 は原文を参照してください。

題目:署名生成事実のない利用者は否認できるリング署名方式

著者:駒野 雄一, 加藤 岳久,新保 淳,太田 和夫(電気通信大学)

出展:東芝レビュー Vol.63 No.1

発表日:2008

題目:リング署名における署名者の証明と匿名性破棄プロトコル

著者:菊池 浩明,多田 美奈子,中西 祥八郎(東海大学)

出展:情報処理学会論文誌 Vol.45 No.8

発表日: 2004 8

(2)

署名者の開示が可能なリング署名方式

名城大学理工学部 渡邊研究室 川島隆太

(3)

リング署名

匿名署名方式

グループを構成して署名することで、署名した人が所 属するグループは検証できるが、署名をした人を特 定できない

3 メンバーA

メンバーB

メンバーC

グループ構成

文章などの情報

メンバー:A, B, C リング署名

(4)

署名方法

署名者がリング署名方式の利用者を自由に指 定してグループを構成

署名者自身の秘密鍵とグループメンバーの公開 鍵を利用してリング署名を行う

各メンバーは認証局に公開鍵を登録し、署名者は認 証局から他のメンバーの公開鍵を入手する

PKIの上でグループに対応する匿名署名を生成可能

(5)

リング署名の利用例

匿名通報者保護システム

組織に所属している者が内部告発などを行う際に、

通報者が特定できないように匿名性を保証する目的 で利用

5

(6)

リング署名の問題点

安全な匿名性に起因して、署名者を特定するこ とができない

保護システムでは、自分が通報したと証明できないた め、保護対象であることを証明できない

リング署名の他のメンバーが通報者として疑われたと しても、署名者を特定できないため、疑いをはらすこと ができない

保護を受けることで補償など利益がある場合に通報

(7)

署名者の開示

署名者の証明

署名者自身が自分が署名したリング署名の署名者で あることを第三者に証明する

管理者による匿名性破棄

信頼できる管理者が署名者の協力なく、与えられた 署名の匿名性を破棄して署名者を特定する

7

(8)

開示に伴い要求される安全性

匿名性

第三者が証明者を特定できないこと

偽造不可性

リング署名を構成するグループのメンバー以外が署 名の偽造をできないこと

自己開示性

正しい署名者ならば、その人に限り、自分が署名した リング署名から署名者であることを証明できること

(9)

開示に伴い要求される安全性

ぬれ衣不能性

署名者が他のメンバーが署名したようにみせかける のをできなくすること

追跡可能性

信頼できる管理者のもとで、署名者の同意なくリング 署名からその署名者を追跡できること

9

(10)

否認機能を持つリング署名

リング署名方式に検証者と署名者及び利用者 の対話による確認・否認処理機能を持たせる

署名者は確認処理を実行することで検証者に署名し たことを証明(自己開示性、追跡可能性)

利用者は否認処理を実行することで検証者に署名し ていないことを証明(ぬれ衣不能性)

署名者とひとり以上の利用者が確認・否認処理を実 行しない限り、署名者を特定できない(匿名性)

(11)

否認機能を持つリング署名

開示の流れ

11

(12)

否認機能を持つリング署名の利用例

匿名通報者保護システム

通報者が保護を求める場合に否認機能を利用

(13)

否認機能を持つリング署名の利用例

電子オークションシステム

落札するまでは自分が入札者であることを秘密にで き、落札後に自分が落札者であると名乗りでることが できる

13

(14)

まとめ

匿名性を持つ署名技術に特有の署名者の開示 の問題点を指摘

署名者の開示を目的とした機能を提案

開示を行えるようにすることで、リング署名の利

用がしやすくなった

(15)

補足資料

リング署名の基本プロトコル

15

ッシュ関数とする を一方向性セキュアハ

ここで

これを署名とする

し、

を秘密にしたまま証明 を知っていることを

対応する秘密鍵

つのある のうち、少なくとも

個の公開鍵 は、

署名者

を公開する

を公開鍵として生成し

を秘密鍵、

ープメンバー

また、これを元にグル

を公開する を生成し、

成元となる の位数qの部分群の生

を満たす大きな素数

グループメンバーは 署名者

に属するメンバー グループメンバーの集

H

i x

y y

n U

y p

g y

Z x

U

g q p g

Z

q p p

q U

n j

G U

G

i

i j

i

j x

j

q j

j p

i j

j

1 mod

, , , 1

| :

) ,..., 1 (

: :

(16)

補足資料

               

をランダムに選び        

について  

    

とする ただし、

       

を求める        

               

について  

署名生成

)

||

(

mod 1 ,..., 1 , ,..., 1 :

2

)

||

( mod :

) (

1

1 1

T m H c

p y

g T

Z s

i n

i j Step

Z T m H c

p g

T i Step

j j

c j s j

q U j

q U

i i

i

j j

リング署名の基本プロトコル

(17)

補足資料

17

なければ棄却する ならば受理し、そうで

                       

まで以下を繰り返す 署名検証

である        

に対する署名

      

を計算する       

     

について    

1 1

1

2 1 1

)

||

(

mod ,...,

1 :

) (

4

) ,..., ,

, ( ] [

] [ mod :

3

n

j j

c j s j

n i

i i

c c

T m H c

p y

g T

n j

Step

s s

s c m

m m

q c

x s

i Step

j j

リング署名の基本プロトコル

(18)

補足資料

自己開示可能なリング署名のプロトコル

を安全に管理しておく また

を同様に計算する

を定め、

を選び、それを用いて 乱数

について、

において、

署名者

ロトコル同様 ラメータなどは基本プ

他のエンティティ、パ

定義する 安全なハッシュ関数と

質を満たす 逆性、衝突困難性の性

を一方向性、二次不可 署名生成

j j

j j j

j i

c T

c r H s

r

i n

i j Step

U H

) , (

1 ,..., 1 , ,..., 1 2

. 1

1 2

2

(19)

補足資料

19

自己開示可能なリング署名のプロトコル

そうでなければ棄却す

を受理し ならば、署名者の証明

を計算し、

について 検証者は

を示す

は問題の署名について 署名者

署名者の証明

j j

j j j

n i

i

i

s s

c r H s

n i

i j

r r

r r

U

) , (

,..., 1 ,

1 ,..., 1 ,..., ,

,....

. 2

2 1 1 1

(20)

補足資料

追跡可能なリング署名のプロトコル

他は基本プロトコル同

を秘密に分散する ヘシェア

を公開し を作り、公開鍵

次多項式

法で 人で協力して安全な方 人中、

失効管理者は

を設ける して失効管理者

新しいエンティティと

) ( ) ( 1

,...,

) 0 (

1

i f RM

g h

x f k

k l

RM RM

i

f

l

(21)

補足資料

21

追跡可能なリング署名のプロトコル

とする 署名は

ルと同様 その他は基本プロトコ

とする ただし

を求める

を用いて また同じ

について

署名者

署名生成

) , ,..., ,

( mod

)

||

( mod .

1

1 1 1

U s s

c

Z p h

U

T m H c

p g

T

i U

n q U

i i

i

i

(22)

補足資料

追跡可能なリング署名のプロトコル

として れを知識の証明

であることを示し、こ

後、ゼロ知識証明によ リング署名を生成した

だことの証拠として 正しく情報を埋め込ん

知識証明

SK U

T

U T

U T

h n

g

h g

h g

log log

log log

log log

. 2

2 1

(23)

補足資料

23

追跡可能なリング署名のプロトコル

     とする      

     

を選び については、乱数

署名の      また、真の

     を求める      

     

を生成し ータ

はセキュリティパラメ       

     乱数

について   

i i

j j

j j

r i

r i

i e

j z j

e j z j

u j

q U j

h b

g a

r i

U h b

T g a

u

e Z z

n i

i j

Step

) (

} 1 , 0 { ,..., 1 ,

1 ,..., 1 :

1

(24)

補足資料

追跡可能なリング署名のプロトコル

についての書名は

     結果として

とする      

を計算する について、

  

     を求める      

     

を用い      

シュ関数 一方向性セキュアハッ

  

) , , , ,..., ,

, , , (

mod :

3

)

||

||

||

||

||

||

||

(

} 1 , 0 { }

1 , 0 { : :

2

1 1 1 1

}

\{

1 1

*

m

z b a e z

b a e e SK

q e

r z

i Step

e e

e

b a

b a h g m F e

F Step

n n n n i i

i j i G j i

n n

u





(25)

補足資料

25

追跡可能なリング署名のプロトコル

失敗した場合棄却する

理し た場合のみ、署名を受 すべての検証が成功し

を行う

について ここで、

の証明を示す

本プロトコル同様 署名本体の検証は、基

署名検証

j j

j j

e j z j

e j z j

n

n n

U h b

T g a

n j

e e

b a b

a h g m F e SK

?

? 1

?

1 1

,..., 1

)

||

||

||

||

||

||

||

( .

3

(26)

補足資料

追跡可能なリング署名のプロトコル

をさがす を持つ

が成り立つ

を求め の補間法を用いて

人が協力して 人中の任意の

後に共有する を求めてコミットした

について

を用いて は自分の持つ分散情報

管理者

署名開示

j f

j

f j i

f j i

U j

p T

U

T Lagrange

k l

T n

j

i f RM

mod ,...,

1

) ( .

4

) 0 (

) 0 ( )

(

(27)

補足資料

27

追跡可能なリング署名のプロトコル

が署名者である を持つ

が成り立つ このうち とする

を求め

について は、

j f

j

i i k i

k i

i i f j f

j

k

U j

p T

U

i q i i i

T T

n j

RM RM

mod

mod )

(

,..., 1 ,...,

) 0

? (

, 1

1

) ( ) ( )

0 (

1

(28)

補足資料

各プロトコルの効率

これらのプロトコルは組み合わせて用いることが可能

自己開示と追跡可能のどちらかだけを用いることも 可能

参照

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