別紙1 1 無線通信による遠隔検針ネットワーク構築及び運用業務委託仕様書 1 案件名称 無線通信による遠隔検針ネットワーク構築及び運用業務委託 2 背景及び目的 大阪市水道局(以下「発注者」という。)では、無線通信を活用した水道メーター検針の導入 に係る技術的な課題や、費用対効果等の検証に必要な情報収集を目的として、2015(平成 27) 年度から2017(平成 29)年度にかけて、無線通信に関する実証実験を実施し、周波数 920MHz 帯でLoRaWAN(ローラワン)を採用し、最長約 1,200mの通信距離を確認することができた。 今後、これまで3 年間実施してきた無線通信実証実験を踏まえ、検針業務の効率化や難検針 の解消のほか、お客さまのご使用水量の見える化や漏水の早期発見など、新たなお客さまサー ビスの展開を含む付加価値の創出に向けた調査・検討に取り組んでいく。 また、本業務委託の実施にあたっては「関西イノベーション国際戦略総合特区」である、南 港咲洲地区(大阪市住之江区)がスマートコミュニティ関連技術の実証エリアに指定されてい ることから、スマートコミュニティ実証をするエリアに準じ、咲洲エリアを遠隔検針のモデル ケースのメインエリアと位置づけ先行導入していくこととする。 具体的には、当該エリアの電子式メーターに無線通信ユニット等を設置し、強固な通信ネッ トワークの構築を行い、収集した検針データから調定作業を行っていくにあたって、継続的に 安定した通信、検針から調定に至る事務の流れの中での不具合について、確認を行い、市内全 域への本格導入に向け、実運用で得られるノウハウの蓄積と課題整理を行う。 なお、実際の運用となるため、受注者のもつ無線通信に関するノウハウやネットワーク構築 に関する幅広い知識と経験、専門性を活用するため、民間事業者から広く企画提案を募集する。 3 業務内容 (1)無線通信による遠隔検針ネットワーク構築及び運用 (2)(1)に係る保守業務 (3)業務実施結果報告書等の作成 4 作業計画 業務委託契約書第4条に規定する「業務工程表の提出」について、業務内容を項目別にし、 工程や作業体制が分かるように作成すること。 5 業務委託内容 (1)無線通信による遠隔検針ネットワーク構築 以下の条件で、発注者が指定するエリア(別添1参照)において、発信機(以下「子機」 という。)、集約機(以下「親機」という。)、ネットワーク管理サーバ、検針データ集約サー バ等を設置し、継続的に安定した無線通信により遠隔検針を行うネットワーク環境を構築し、
別紙1 2 発注者が用意する電子式メーターの水量情報等のデータを収集するとともに、検針から調定 に至る事務の流れの中での不具合について確認を行い、市内全域運用に向けた課題整理を行 うこと。 ア 指定周波数帯は920MHz、送信出力は 20mW とする。 イ 無線通信の規格は、LoRaWAN (ARIB STD-T108)とする。 ウ LoRaWAN ネットワークでは、デバイスアドレスにより認証し、通信デバイスの正当性を 保証し、メッセージ発信者の正当性を保証すること。 エ LoRaWAN ネットワークでは、AES-128 アルゴリズムを用いてペイロードを暗号化するこ と。なお、暗号化に使われるキーはデジタル署名のもと、MAC 層コマンドには、ネットワー クセッションキー、ユーザーアプリケーションデータの場合は、アプリケーションセッショ ンキーを使い分け、情報の伝送途中における盗聴される危険を低減させること。その通信経 路においては、ネットワークセッションキーは通信事業者等が管理し、アプリケーションセ ッションキーは、発注者が管理するように使い分けること。 オ 発注者が用意する電子式メーターを使用すること。 カ 電子式メーターと受注者が用意する子機の有線通信区間については、8ビット電文「東京 都水道局 自動検針メータ通信機能仕様書 Ver.2.6A」を使用するものとする。 キ 電子式メーターと子機の接続を行い、毎時ごとの水量情報等のデータを最低でも1日に1 回の周期で子機から、受注者が用意する親機に送信する。 ク 子機から送信したデータは、親機を経由しネットワーク管理サーバに集約後、発注者が指 定するネットワークにより、検針データ集約サーバに保管する。 ケ 受注者は、検針データ集約サーバ内に保管されたデータを閲覧できるよう、発注者が指定 場所(水道局庁舎)に設置したクライアントに必要なソフトウェアをインストールするとと もに、現在、検針業務の受注者が業務を遂行している指定場所(西部水道センター、西部サ テライト)に専用端末を1 台づつ設置し同様に閲覧できる体制を整え、動作の安定性を保証 すること。 コ 受注者は、親機及びネットワーク管理サーバ、検針データ集約サーバの周辺に、それぞれ の機器間の通信が安全に行えるよう、ファイアウォールやルータ等のネットワークの機器を 設置する。 サ 受注者は、ネットワーク管理サーバ及び検針データ集約サーバに、サーバ内で保管するデ ータを保護するためのセキュリティ対策ソフトウェアをインストールする。 シ 受注者は、データベース等への不正アクセス検知やシステムへの不正侵入検知を目的とし て、サーバ等へのアクセスログの収集、管理、一定期間中の保存を行う。 (2)保守業務 ア 通信障害対応 受注者は、設置した無線機の異常による通信途絶、バッテリー異常等を検知できる仕組み 等を構築し、これらの事象が発生した場合は、検針業務へ影響がでないように交換等必要な 処置を行うこと。また、連絡体制、作業手順等をあらかじめ定め、発注者に書面にて提出し、
別紙1 3 承認を得ること。 通信障害対応後は、速やかに作業実績報告書を作成し、発注者に提出すること。 イ 未検針結果の原因調査・分析 受注者は、通信障害対応を経てもなお未検針となった需要者について、検証できる限り、 未検針結果の原因を調査・分析し、障害の有無や分類を行い、発注者へ報告(任意様式)す ること。 ウ 復旧対応 イの報告後、発注者から指示を受けた際には、技術者を派遣し、復旧させること。復旧後、 障害原因と実施した対策等が確認できる写真等を付して発注者へ報告(任意様式)すること。 エ SLAの遵守及び報告 発注者及び受注者は、安定した無線通信による検針の提供を実現することを目的に、日常 的な運用保守のためのサービスレベル、稼働率及び処理性能当の要求事項を満足するための 取り組みとして、SLA(サービスレベルアグリーメント)を遵守しなければならない。S LAの定義については別添2とし、受注者は定例会においてサービスレベル報告書(任意様 式)により発注者へ報告を行うこと。 (3)業務実施結果報告書等の作成 (1)の結果を通して得た成果に基づいて、専門的見地から検証課題への考察を行いスマート メーター導入時の意見書をまとめ、発注者の承認を得ること。 ア スマートメーター導入時の意見書の作成 受注者は、(1)の結果を通して得た成果に基づき、無線子機、親機及び各管理サーバ調達 の準備過程並びにスマートメータネットワーク構築の実施過程で、強固で安定したネット ワークを確保するために必要となる作業を洗い出し、スマートメーター導入時の意見書を 作成すること。 イ 上記アを作成するにあたり、発注者へ事前に報告を行い、意見のあった内容について、 業務実施結果報告書等に反映させ資料を作成すること。 6 履行期間及び履行準備期間 (1)本業務の履行期間は平成 31 年4月 1 日から平成 32(2020 年)年3月 31 日まで。 ※保守業務を含む (2)業務履行にかかる履行準備期間は契約締結後から平成 31 年3月 31 日とし、平成 31 年 4月 1 日より本業務が円滑に遂行できるネットワークの構築、体制の整備を進めること。 7 履行場所 大阪市住之江区南港北1丁目の全域、2丁目の一部及び南港中4丁目の一部、5丁目の一部 8 子機の設置予定数量 81個
別紙1 4 9 経費負担区分 受注者が業務を遂行するにあたり必要となる経費は、契約金額に含まれるものとし、発注者 は、契約金額以外の費用を負担しない。 10 提出物 提出物として提出する書類(紙媒体)は、A4判縦長横書き両面(文字サイズは 10.5 ポイン ト)を基本とし、次の表に基づいて、1部を提出すること。また、次の表の7から 14 の各提出 物のデータ版(Microsoft Office2013 データ形式)の一式を CD-R または DVD-R にて履行期限 までに、1部提出すること。 番号 提出書類等 様式 提出時期 1 各種責任者届出書 様式1 契約締結後7日以内 2 再委託承諾申請書 様式2 再委託させようとするとき 3 確認書件理由書 様式3 4 再委託業者通知書 様式4 再委託業者契約締結10 日以内 5 再委託に係る情報セキュリティ報告書 様式5 再委託させようとするとき 6 再委託に係る情報セキュリティ確認書 様式6 再委託業者契約締結後速やかに 7 作業計画書(全体) ※業務工程表を含む 紙及び電子媒体 契約締結後15 日以内 8 機器の仕様に関する資料 紙及び電子媒体 本業務の運用開始まで 9 ネットワークの構成に関する資料 紙及び電子媒体 本業務の運用開始まで 10 遠隔検針実施要領 紙及び電子媒体 契約締結後15 日以内 11 作業計画書(個別) 紙及び電子媒体 作業予定日の7 日前 12 作業実績報告書(個別) 紙及び電子媒体 作業完了後速やかに 13 業務実施結果報告書 紙及び電子媒体 業務完了時 14 作業実績報告書(全体) ※業務工程実績表を含む 紙及び電子媒体 業務完了時 15 業務委託完成届 様式7 業務完了時 16 業務委託部分払検査願 様式8 出来高算定基準日 17 業務委託完成出来高明細書 様式9 業務完了時 18 業務委託部分払出来高明細書 出来高算定基準日 11 再委託 (1) 業務委託契約書第 16 条第1項に規定する「主たる部分」とは次に掲げるものをいい、受 注者はこれを再委託することはできない。 ・ 委託業務における総合的企画、業務遂行管理、業務の手法の決定及び技術的判断等 (2) 受注者は、コピー、ワープロ、印刷、製本、トレース、資料整理などの簡易な業務の再委
別紙1 5 託にあたっては、発注者の承諾を必要としない。 (3) 受注者は、第1項及び第2項に規定する業務以外の再委託にあたっては、書面により発注 者の承諾を得なければならない。 なお、元請の契約金額が 1,000 万円を超え契約の一部を再委託しているものについては、 再委託相手先、再委託内容、再委託金額を公表する。 ただし、受注者となった者が再委託相手先等を公表できないことについての理由を書面に より疎明した場合はこの限りでない。 (4) 地方公営企業法施行令第 21 条の 14 第 1 項第 2 号の規定に基づき、契約の性質又は目的が 競争入札に適さないとして、随意契約により契約を締結した委託業務においては、発注者は、 前項に規定する承諾の申請があったときは、原則として業務委託料の 3 分の 1 以内で申請が なされた場合に限り、承諾を行うものとする。ただし、業務の性質上、これを超えることが やむを得ないと発注者が認めたとき、又は、コンペ方式若しくはプロポーザル方式で受注者 を選定したときは、この限りではない。 (5) 受注者は、業務を再委託に付する場合、書面により再委託の相手方との契約関係を明確に しておくとともに、再委託の相手方に対して適切な指導、管理の下に業務を実施しなければ ならない。 なお、再委託の相手方は、大阪市競争入札参加停止措置要綱に基づく停止措置期間中の者、 又は大阪市契約関係暴力団排除措置要綱に基づく入札等除外措置を受けている者であって はならない。 12 その他 (1) 業務の進捗状況について、発注者の求めに応じ随時作業の報告を行うこと。 (2) 適切な品質管理のもと本業務委託を遂行すること。 (3) 本業務委託遂行にあたり、必要となる資料等については契約締結後に提示する。 (4) 発注者の施設に来庁中は必ず氏名入りの名札を着用すること。また、作業場所への入退 室に関しては、発注者の指示に従い、必要な手続き等を行うこと。 (5) 本業務委託を実施する者の交通費、食事代等は受注者が負担すること。 (6) 個人情報の取扱いについては、大阪市個人情報保護条例に基づき厳重に行うこと。 (7) 発注者の定める「大阪市水道局情報セキュリティ対策基準」及び情報セキュリティに関す る法令等を遵守すること。 (8) 事業で生じた提出物については、発注者に帰属する。 (9) 本仕様書に記載のない事項及び業務の実施にあたり疑義が生じた場合は、その都度発注 者と協議を行い、指示に従うこと。 (10) 本業務の履行にあたり、別添3~5で定める特記仕様書の記載事項を遵守するとともに、 関係者に周知徹底すること。 (11) 本業務の履行にあたり、別添6で定める水安全方針について、関係者に周知徹底するこ と。
別紙1 6 13 本業務委託仕様書に関する問合せ先 大阪市水道局総務部お客さまサービス課【担当:立花】 大阪市住之江区南港北2丁目1番 10 号 ATC ITM 棟 9 階 電話番号:06-6616-5473 FAX:06-6616-5479 E-mail:[email protected]
○履行場所
大阪市住之江区南港北1丁目の全域、2丁目の一部及び
南港中4丁目の一部、5丁目の一部
サービス レベル値 1 月次 99. 5%以 上 2 月次 0件 3 月次 1件 4 月次 1営業 日以内 (障害 案件単 位) 5 月次 5営業 日以内 (障害 案件単 位) 6 半年次 6ヶ月 毎 7 半年次 6ヶ月 毎 8 半年次 6ヶ月 毎 ネットワーク 稼働率 ・原因を判明させ対策案を提示し た後、発注者の承認を受けて対策 を講じることにより改善を行う。 {{月間のサービス提供予定時間} -{月間のサービス停止時間}}/ {月間のサービス提供予定時間} サービスレベル評価項目一覧 別添2 サービスレベル評価項目 項目 内容 評価及び測定方法 報告 頻度 No サービスレベル値未達成時の対応 免責(案) 特記事項 ネットワークの稼動率がサービスレ ベル値を満たすこと。 各種マニュアル 更新チェック間隔 定期的なネットワーク資産状況を チェックして報告する時間間隔 運用変更等に伴い、各種マニュア ルが確実に反映・更新されている かの確認頻度について、サービス レベル値を満たすこと。 (各種マニュアルへの反映・更新 は、原則として、運用変更時に行う ものとして、本項目は、反映・更新 の定期的チェックを意図するもので ある。) ・原因を判明させ対策案を提示し た後、発注者の承認を受けて対策 を講じることにより改善を行う。 ネットワーク 障害初期対応案提示時 間 ドキュメント 更新チェック間隔 ネットワーク 障害最終対応完了時間 {ネットワーク障害の初期対応提示 時刻}-{ネットワーク障害の検出 時刻} ※{ネットワーク障害の検出時刻} は、ネットワーク保守業者が障害発 生を認識した時刻として定義する ネットワーク障害発生時の初期対 応案提示までの所要時間がサービ スレベル値を満たすこと。 ネットワーク障害発生時における最 終対応(プログラム等の修正による 障害原因の根本的解決)までの所 要時間が、サービスレベル値を満 たすこと。 状態をチェックして報告する時間間 隔 ネットワーク 重大障害発生件数 ネットワーク 障害発生件数 ・原因を判明させ対策案を提示し た後、発注者の承認を受けて対策 を講じることにより改善を行う。 ネットワーク 資産チェック(棚卸)間隔 ネットワーク障害発生件数がサービ スレベル値を満たすこと。 ※なお、ネットワーク障害には、ネッ トワーク保守業者の人的ミスによっ て発生した障害を含む ・原因及び影響範囲を明確にし て、プログラム等を修正するとともに 影響範囲における再テストを実施 し、同様の障害が発生しないことを 報告する。 ・根本的解決までの期間は、システ ム稼働時間中の立会い等の監視・ 障害対応を強化する。 重大なネットワーク障害発生件数 がサービスレベル値を満たすこと。 ※なお、ネットワーク障害には、ネッ トワーク保守業者の人的ミスによっ て発生した障害を含む 各環境のネットワークの構成情報 (プログラムのバージョン)を定期的 に棚卸し、最新状態になっている かの確認頻度について、サービス レベル値を満たすこと。 ネットワーク修正等に伴い、設計書 ドキュメントが確実に反映・更新さ れているかの確認頻度について、 サービスレベル値を満たすこと。 (設計書ドキュメントへの反映・更新 は、原則として、ネットワーク修正時 に行うものとして、本項目は、反映・ 更新の定期的チェックを意図するも のである。) 状態をチェックして報告する時間間 隔 ・原因を判明させ対策案を提示し た後、発注者の承認を受けて対策 を講じることにより改善を行う。 ・原因を判明させ対策案を提示し た後、発注者の承認を受けて対策 を講じることにより改善を行う。 ネットワークが原因となり、対外的 (お客さま、他システム等)に影響を 及ぼす障害の発生件数 ネットワークが原因となり、システム 利用者に影響を及ぼす障害の発 生件数 ※ネットワーク障害の対象として は、①異常終了などの処理中断/ 中止、②データベースの誤更新、 帳票出力結果不正などの処理結 果不正等が想定される ・発注者と協議の上、別途 報告日を調整している場 合 ・原因を判明させ対策案を提示し た後、発注者の承認を受けて対策 を講じることにより改善を行う。 ・発注者と協議の上、別途 報告日を調整している場 合 ・発注者と協議の上、障害 と判断されない場合 ・発注者と協議の上、別 途、最終対応期限を設け ている場合 ・発注者と協議の上、別途 報告日を調整している場 合 {ネットワーク障害の最終対応完了 日}-{ネットワーク障害の検出日} ※{ネットワーク障害の検出日}は、 ネットワーク保守業者が障害発生を 認識した日として定義する ※やむを得ずサービスレベル値の 期限を越える場合には、中間報告 を行うことにより、{ネットワーク障害 の検出日}を{中間報告を実施した 日}と読み替えることも可とする ・天災やハードウェア、ソ フトウェア(当該システム 自体のプログラムは除く) の故障等により処理が停 止した時間 ・発注者と協議の上、障害 と判断されない場合 ・発注者と協議の上、別 途、初期対応案提示期限 を設けている場合 ・発注者と協議の上、重大 障害と判断されない場合 ・発注者と協議の上、障害 と判断されない場合 ・原因及び影響範囲を明確にし て、プログラム等を修正するとともに 再テストを実施し、同様の障害が発 生しないことを報告する。 ・根本的解決までの期間は、システ ム稼働時間中の監視・障害対応を 強化する。
別添3 公正な職務の執行の確保に関する特記仕様書 (条例の遵守) 第1条 大阪市水道局(以下「発注者」という。)と本契約を締結した者(以下「受注者」という。) 及び受注者の役職員は、本契約の履行に際しては、「職員等の公正な職務の執行の確保に関する 条例」(平成 18 年大阪市条例第 16 号)(以下「条例」という。)第5条に規定する責務を果たさ なければならない。 (公益通報等の報告) 第2条 受注者は、本契約について、条例第2条第1項に規定する公益通報を受けたときは、速 やかに、公益通報の内容を発注者(水道局総務部総務課(法務監査)連絡先:06(6616)5403) へ報告しなければならない。 2 受注者は、公益通報をした者又は公益通報に係る通報対象事実に係る調査に協力した者から、 条例第 12 条第1項に規定する申出を受けたときは、直ちに、当該申出の内容を発注者(水道局 総務部総務課(法務監査)連絡先:06(6616)5403)へ報告しなければならない。 (違法又は不適正な要求の報告) 第3条 受注者は、本契約について、発注者の職員から違法又は不適正な要求を受けたときは、 その内容を記録し、直ちに発注者(水道局総務部総務課(法務監査)連絡先:06(6616)5403) に報告しなければならない。 (調査の協力) 第4条 受注者及び受注者の役職員は、発注者又は大阪市公正職務審査委員会が条例に基づき行 なう調査に協力しなければならない。 (公益通報に係る情報の取扱い) 第5条 受注者の役職員又は受注者の役職員であった者は、正当な理由なく公益通報にかかる事 務の処理に関して知り得た秘密を漏らしてはならない。 (発注者の解除権) 第6条 発注者は、受注者が、条例の規定に基づく調査に正当な理由なく協力しないとき又は条 例の規定に基づく勧告に正当な理由なく従わないときは、本契約を解除することができる。
別添 4 データ保護に関する特記事項 (大阪市個人情報保護条例の遵守) 第1条 受注者は本契約の履行に際して、大阪市個人情報保護条例(平成7年大阪市条例第11号) (以下「条例」という。)を遵守しなければならない。 2 発注者は、受注者が条例に違反していると認められるときは、受注者に是正、中止等を勧告す ることができる。 3 発注者は、受注者が前項の勧告に従わないときは条例第16条第2項の規定により、事実を公 表することができる。なお、公表により発生した発注者及び受注者の損害については、受注者が 負担するものとする。 (秘密保持義務) 第2条 受注者は本契約の履行により知り得た事項を他に漏らしてはならない。 2 受注者は従事者その他関係者に対し、前項の規定を厳守させなければならない。 3 本条第1項、第2項に規定する義務は、本契約終了後及び契約解除後においても存続するもの とする。 (再委託の禁止) 第3条 受注者は本契約の履行について、全部または一部を第三者に委託し、若しくは請け負わ せてはならない。ただし、あらかじめ発注者の書面による承認を得た場合はこの限りではない。 (データの無断使用及び第三者への提供の禁止) 第4条 受注者は本契約を遂行するにあたって、発注者のシステム及びデータ等を発注者の指示以 外の目的に使用してはならない。 2 受注者はデータ等を第三者に提供してはならない。 (複写、複製の禁止) 第5条 受注者はデータ等を複写若しくは複製してはならない。ただし、各契約の特記仕様書で規 定されたバックアップコピーの作成、または、あらかじめ発注者の書面による同意を得た場合は この限りではない。 2 受注者は、発注者が提供したデータ等の資料は速やかに返還しなければならない。 (事故発生時の報告義務) 第6条 機器及びデータ等に故障または異常等が生じたとき、受注者は直ちに原因調査を行い口 頭または電話をもって発注者に連絡するとともに、遅延なくその状況を書面により報告しなけれ ばならない。 (不測事態発生時の対応) 第7条 受注者において不測の事態が発生し契約の遂行が不可能になった場合は、受注者の責任に おいて発注者の活動に支障がないようにしなければならない。 2 天災等不可抗力の原因により発注者の活動に支障が生じた場合は、発注者と受注者とが協議の うえ善後策を講じるものとする。 (データの保護管理) 第8条 受注者は本契約の履行により取り扱うデータ等の漏えい、滅失、き損及び改ざん等が発生 しないよう管理しなければならない。 2 発注者は、受注者に対し随時に契約の実施状況及びデータ等の管理状況に関して、書面または 口頭により報告を求め、または発注者の指定する職員の立会等を行わせることができる。 (契約条項に違反した場合の措置) 第9条 発注者は、受注者が条例または本特記事項の規定に違反していると認められるときは、 契約を解除することができる。なお、契約解除により発生した発注者及び受注者の損害について は、受注者が負担するものとする。 2 受注者による前項の違反より発生した発注者及び第三者の損害については、受注者が賠償しな ければならない。
別添 5
秘密保持に関する特記仕様書
(目的) 第1条 本書は、発注者が受注者に委託する本業務を通じて知り得た秘密が、第三者に漏えいする ことを防止し、かつ秘密漏えいの可能性を排除する一方、発注者のデータの滅失、き損、紛失、 盗難等を防止し、秘密を保持するため、必要かつ十分な措置を講じることを目的とする。 (秘密の範囲) 第2条 本書に定める秘密の範囲は、次のとおりとする。 (1) 委託業務遂行のため、発注者より預託された記録媒体(磁気ディスク、磁気テープ、フロッ ピーディスク、紙等をいう。) (2) 発注者から預託された記録媒体をもとにして処理した結果、得られた成果及び記録媒体の記 録内容 (3) 入力データの内容 (4) 発注者からの指示に基づき、秘密扱いすべき旨取り決められた秘密事項 (5) 当局作業場所への立入り及び退庁に関して知り得たセキュリティ情報 (6) 委託業務に関して知り得た発注者の職務上の秘密事項 (規程等の整備) 第3条 受注者は、秘密保持、個人情報保護及びデータ保護の重要性に鑑み、秘密保持等に遺漏の ないよう、規則、規程等を整備しなければならない。 (資料等の管理等) 第4条 本業務を処理するために発注者から引き渡された資料等について、受注者は資料名、部数、 受領日等を記載した台帳を作成し、漏えい、滅失、き損等を防止するために適切に管理しなけれ ばならない。 2 複写複製した資料等がある場合は、前項と同様に台帳を作成し管理しなければならない。 (教育訓練) 第5条 受注者は、受注者の業務員に対し、発注者の秘密を保持することの職責に重要性を認識さ せ、故意又は過失による漏えい等の防止を徹底させるため、あらゆる機会を通じ、絶えず教育し、 訓練しなければならない。(牽制組織) 第6条 受注者は、機密保持のため、受注者の業務員が相互に牽制しうる体制を組織し、委託業務 を遂行しなければならない。 (作業場所への立入り及び退庁) 第7条 受注者の業務員の当局作業場所への立入り及び退庁は、定められた手順により行なわなけ ればならない。なお、代替要員が必要な場合は、予め発注者に申請し、許可を得なければならな い。 2 受注者の業務員は、発注者が許可した範囲以外に立ち入ってはならない。 3 受注者の業務員は、業務実施日以外に当局作業場所へ立ち入ってはならない。 (作業場所への入退室者管理) 第8条 受注者の業務員は、作業場所への入退室者について、絶えず注意を払い、定められた入退 室手続きに違反している者を発見したときは、直ちに発注者に連絡しなければならない。 (秘密保持の期間) 第9条 受注者は本書で定める秘密保持について、原契約が期間満了、解除又は解約後も効力を有 するものとする。 (その他の事項) 第 10 条 その他秘密保持に必要な事項は、発注者と受注者とが協議のうえ定める。
別添6