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囹 教育研究員研究報告書

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Academic year: 2021

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全文

(1)

高等学校

成10年

教 育 研 究 員 研 究 報 告 書

東 京 都 教 育 委 員 会

(2)

IH

主題設 定の理 由 研究の視点 研究 内容

1主 題 に 対 す る 基 本 的 な 考 え 方

19θ3

家庭科 教育の環境問題へ の取 り組 み方 環 境 の と ら え 方

実態 調査 2研 究の進め方 W指 導事例

19U340

指導事 例1 指導 事例2 指導事例3 指導事例4 指導事例5

環 境 に や さ しい 消 費 生 活 を 考 え る

コ ン ビ ニ エ ン ス ス トア の 利 用 を 通 して 環 境 を 考 え る リサ イ ク ル の 問 題 点 と ラ イ フ ス タ イ ル の 見 直 し

リ サ イ ク ル お も ち ゃ の 製 作 を 通 して 幼 児 と 交 流 を深 め る 調 理 実 習 を 通 して 高 齢 者 と交 流 を 深 め る

V研 究 の ま と め と今 後 の 課 題

112222468814814111

平成10年 度

簿

都 立 松 原 高 等 学 校 都 立 練 馬 高 等 学 校 都 立足 立 新 田 高 等 学 校 美代子 都 立 農 産 高 等 学 校 都 立 久 留 米 西 高 等 学 校

担 当 指導部高等学校教育指導課指導 圭事

(3)

研 究 主 題 と も に 生 き る 社 会 の 一 員 と して の 自覚 を高 め る 家 庭 科 の 指 導 生 活 者 の 視 点 か ら環 境 を考 え る 授 業 の 工 夫

1主 題 設 定 の 理 由

地 球 温 暖 化 、 環 境 汚 染 、 オ ゾ ン 層 の 破 壊 な ど の 環 境 へ の 関 心 が 高 ま っ て い る 現 在 、 学 校 教 育 に お い て も 、 国 際 化 ・情 報 化 と と も に 環 境 問 題 が 大 き な 課 題 と な っ て い る 。 高 校 生 の 多 く が マ ス コ ミ な ど を 通 じ て 環 境 問 題 に つ い て の 言 葉 を 聞 い た こ と は あ っ て も 、 具 体 的 な 行 動 の 変 化 に は な か な か 結 び つ か な い 。 そ れ は 、 大 量 生 産 ・流 通 ・販 売 ・消 費 ・廃 棄 と い う 物 資 が 豊 富 で 、 便 利 な 社 会 へ 依 存 し た ラ イ フ ス タ イ ル が 背 景 に あ る こ と に よ る も の と考 え ら れ る 。 ま た 、 環 境 問 題 を 考 え る 時 、 自 然 との 関 わ りだ け で な く人 と の 関 わ り に 着 目す る こ と も重 要 で あ る 。 家 族 や 家 庭 の 在 り方 が 変 化 し、 核 家 族 化 や 少 子 高 齢 化 が 進 ん で い る 今 日 、 人 間 同 士 の 関 係 が 希 薄 で あ る こ と に も起 因 し て い る 。 高 校 生 の 生 活 も 、 同 世 代 の 親 し い 仲 間 同 士 の 限 ら れ た 交 流 が 多 く 、 異 な る 世 代 の 人 々 や 地 域 の 人 々 と の 交 流 が ほ と ん ど な い た め 、 自 己 中 心 的 な 思 考 や 行 動 に 偏 っ て し ま う 傾 向 が み ら れ る 。 多 くの い ろ い ろ な 人 た ち に 囲 ま れ て 生 き て い る と い う 実 感 も薄 い 。 そ こ で 、 真 に 豊 か な 生 活 と い う の は 物 資 が 豊 か で 便 利 で あ る こ と の み を示 す の で は な く 、 自 然 を も 含 め た 周 りの 環 境 の 豊 か さ 、 自分 た ちの 心 の 豊 か さ を も含 む と い う こ と を 生 徒 た ち に 気 付 か せ て い く こ とが 必 要 で あ る 。

環 境 教 育 の 目 的 は 、 「一 人 一 人 が 地 球 社 会 の 一 員 と して 、 よ り良 い 生 活 が で き る よ う に 環 境 問 題 に 関 心 を も ち 、 環 境 に 対 す る 人 間 の 責 任 と役 割 を 理 解 し、 環 境 保 全 に 参 加 す る 態 度 お よ び 環 境 問 題 解 決 の た め の 能 力 を 育 て る 」 と あ る 。 さ ら に 高 等 学 校 家 庭 科 で は 「主 体 的 、 実 践 的 な 態 度 の 育 成 」 を指 導 目標 の 一 つ と し て い る が 、 主 体 的 態 度 と は 自 ら 生 活 課 題 に 対 応 で き る 能 力 で あ り 、 社 会 の 構 成 員 で あ る とい う 自 覚 の 上 に 成 り立 つ も の で あ る 。 ま た 、 実 践 的 態 度 が 育 成 さ れ て こ そ 家 庭 科 の 学 習 目標 が 達 成 さ れ た こ と に も な る 。

そ こ で 、 今 年 度 の 教 育 研 究 員 は 、 環 境 を 自 然 環 境 だ け で な く社 会 環 境 か ら も と ら え 、 生 活 者 と して 一 人 一 人 の 価 値 観 や 行 動 が 環 境 を つ くっ て い る こ と や 周 囲 の 人 々 や も の と の 関 わ り を 考 え 、 と も に 生 き る 社 会 の 一 員 と して の 自覚 を 高 め る た め の 指 導 に つ い て 研 究 を 進 め る こ

と に した 。

P研 究 の 経 過 5月

6月 7月 8月

9月

研 究 主 題 設 定 、 研 究 計 画 ・方 法 の 協 議 研 究 内 容 ・方 法 の 協 議

研 究 内 容 の 協 議 、 御 岳 合 宿 の 準 備 御 岳 合 宿(研 究 内 容 に 関 す る 協 議 、 研 究 授 業 の 内 容 検 討)

研 究 内 容 ・授 業 指 導 案 の 検 討 研 究 授 業(練 馬)

10月 研 究 報 告 書 原 稿 の 検 討 研 究 授 業(松 原 ・久 留 米 西) 11月 研 究 報 告 書 原 稿 の 読 み 合 わ せ

研 究 授 業(足 立 新 田 ・農 産) 12月 最 終 原 稿 の 読 み 合 わ せ

1月 研 究 発 表 会 の 準 備 2月 研 究 発 表 会

(4)

研 究 の 視 点

1主 題 に 対 す る基 本 的 な 考 え方

人 間 は 今 日 に 至 る ま で 、 自然 や 人 々 と深 く関 わ り合 い な が ら 、 生 活 を 向 上 させ 、 私 た ち の 生 活 は よ り豊 か に 、 よ り快 適 な も の と な っ た 。 しか し、 こ の こ と は 多 く の 環 境 問 題 を 生 み 出 す 結 果 と も な っ た 。 こ れ ら の 環 境 問 題 を 解 決 す る た め に は 、 す べ て の 人 々 が 環 境 に 対 す る 責 任 と い う 観 点 か ら 、 個 々 の ラ イ フ ス タ イ ル や 消 費 生 活 の 在 り方 を 、 問 い 直 す 必 要 が あ る と 考

え る 。

環 境 と 人 間 の 関 わ りや 環 境 問 題 に つ い て は 、 小 学 校 ・中 学 校 ・高 等 学 校 を 通 して 学 習 し て い る が 、 日 々 の 生 活 に は 行 動 と し て 定 着 して い な い 一 面 が あ る 。 家 庭 生 活 と 社 会 生 活 の 接 点 を 環 境 と い う 視 点 か ら 見 直 す こ と が 求 め ら れ て い る 現 代 、 そ の 接 点 を 考 え て 行 動 し よ う と す る な ら ば 、 生 徒 自 身 に 地 域 社 会 の 構 成 員 、 ま た 社 会 の 一 員 と して の 自 覚 を も た せ る こ と が 必 要 で あ る 。

高 等 学 校 家 庭 科 で は 、 家 庭 生 活 の 充 実 向 上 を 図 る 能 力 と 、 主 体 的 ・実 践 的 態 度 を 育 成 す る こ と を 目標 と して い る 。 生 活 者 と し て の 視 点 か ら環 境 を 考 え 、 と も に 生 き る 社 会 の 一 員 と し て の 自 覚 を 高 め る た め の 指 導 を 通 し て 、 身 近 な 生 活 の 中 か ら環 境 に 対 す る 関 心 を 引 き 出 し な が ら 、 一 人 一 人 が 考 え 、 意 識 を も っ て 行 動 に つ な げ る こ と こ そ が 家 庭 科 の 目標 とす る 自 立 し た 生 活 者 と し て の 第 一 歩 で あ り、 環 境 問 題 解 決 の 糸 口 に な る と考 え た 。

(1)家 庭 科 教 育 の 環 境 問 題 へ の 取 り組 み 方

高 等 学 校 に お い て 環 境 問 題 は 、 地 理 歴 史 ・公 民 ・理 科 ・保 健 体 育 な ど 、 家 庭 科 以 外 の 他 教 科 で も 扱 わ れ て い る 。 現 代 の 環 境 問 題 は 一 つ 一 つ の 問 題 を 切 り離 して 考 え る もの で は な く 、 す べ て の 問 題 が 複 雑 に 関 わ りあ っ て い る 。 そ こ で 多 面 的 な 視 野 か ら 問 題 を と ら え 、 解 決 策 を 見 つ け 出 す こ と が 必 要 と な っ て く る 。 様 々 な 教 科 の 指 導 を 通 して 、 環 境 に つ い て 学 習 す る こ

と に よ り、 生 徒 は 問 題 に 対 応 す る 力 を つ け て い く もの で あ る 。

家 庭 科 の 中 で 環 境 問 題 に ど う 取 り組 む か を 考 え る と き 、 他 教 科 に は な い 独 自 の 教 科 の 特 性 を 生 か して い く必 要 が あ る 。 家 庭 科 は 生 活 に 密 着 した 教 科 で あ り、 多 様 化 す る 家 庭 生 活 や 変 化 す る 社 会 の 中 で 生 活 課 題 に 対 処 し、 主 体 的 ・実 践 的 態 度 の 育 成 を 目 指 して い る 。 ま た 生 活 者 と して の 視 点 か ら環 境 を と ら え る こ とが で き、 環 境 問 題 を 実 生 活 に 結 び 付 け る こ と が で き

る 教 科 で あ る と 言 え る 。

教 育 課 程 審 議 会 の 答 申 に よ る と 、 新 しい 教 育 課 程 で は 「総 合 的 な 学 習 の 時 間 」 が 設 け ら れ る こ と に な っ た 。 そ の ね ら い は 、 問 題 解 決 や 探 求 活 動 に 主 体 的 ・創 造 的 に 取 り組 む 態 度 を 育 成 す る と し 、 そ の 学 習 活 動 の 例 と し て 、 国 際 理 解 、 情 報 、 環 境 、 福 祉 ・健 康 な ど を あ げ 、 家 庭 科 の 目標 や 内 容 と重 な る 部 分 が 多 い 。 こ の 点 か ら も 、 家 庭 科 で 環 境 を 扱 う こ と は 大 き な 意 味 を もつ と考 え た 。

(21環 境 の と ら え 方

環 境 と い う 言 葉 は 、 一 般 に 地 球 環 境 ・ご み 問 題 ・大 気 汚 染 な ど 、 自 然 環 境 との 関 わ り を 示 す 場 合 が 多 い が 、 一 方 で 核 家 族 化 ・少 子 高 齢 化 の 進 む 現 代 社 会 に お い て 、 人 間 関 係 の 希 薄 さ か ら 起 こ る 様 々 な 問 題 を 考 え る と 、 人 と 人 と の 社 会 的 な 環 境 も重 要 な 要 素 で あ る 。 生 活 の 価 値 基 準 を物 の 豊 か さや 利 便 性 に 重 点 を 置 け ば 資 源 の 枯 渇 、 ご み 問 題 、 地 球 温 暖 化 の よ う に 自

(5)

然 破 壊 を招 き 私 た ち の 生 活 は バ ラ ン ス を 失 う 。 家 庭 生 活 を 取 り巻 く環 境 を 、 図1の よ う に ま と め て み た 。 本 来 家 庭 生 活 は 、 自然 環 境 と 家 庭 環 境 、 家 族 環 境 と 地 域 社 会 環 境 が そ れ ぞ れ 釣 り合 い を 保 ち な が ら営 ま れ て い る 。 つ ま り、 物 の 豊 か さ だ け で な く、 物 と 自 然 と の 関 わ り 、 ま た 人 と 人 の 関 わ り を 重 視 す る こ と に よ り生 活 の バ ラ ン ス が 保 た れ 、 真 の 豊 か さ が 得 ら れ る と 考 え た 。 さ ら に 、 こ の こ と は 結 果 と して 、 環 境 問 題 を 含 め た 社 会 的 な 課 題 を 全 体 的 に 把 握 で き る こ と に も つ な が っ て く る 。

第16期 中 央 教 育 審 議 会 答 申 で は 、 今 後 の 教 育 の 基 本 を 『生 き る 力 』 と し、 こ れ か らの 子 ど も た ち に 必 要 な もの の 一 つ に 『豊 か な 人 間 性 』 を あ げ て い る 。 こ れ は 他 人 を 思 い や る 心 、 互 い に 認 め 合 い と も に 生 きて い く態 度 、 自 他 の 生 命 や 人 権 を 尊 重 す る 心 、 美 しい も の や 自 然 に 感 動 す る 心 な ど で あ り 、 こ れ ら は 物 と 人 と の 調 和 し た 環 境 の も とで 培 わ れ る も の で あ る 。 ま た 、 様 々 な 環 境 を 通 して 、 現 在 だ け で な く今 後 の 生 活 の 在 り方 や 生 き方 を 生 徒 に 考 え さ せ る 必 要 も あ る 。 こ の よ う な 趣 旨 に 基 づ い て 、 生 徒 を取 り巻 く様 々 な 環 境 に 対 す る 意 識 を 明 ら か に す る た め に 、 実 態 調 査 を 行 い 、 研 究 を 進 め る こ と と し た 。

自然 環 境

空 気 土 壌 日 光 そ の 他

食 物 衣 服 住 居 お 金 そ の 他

夫 婦 親 子 兄 弟 自 分 そ の 他

子 ど も

{高齢者

地域社会 その他

図1環 境 に つ い て の 考 え 方

(「生 活 環 境 科 学 入 門 、生 活 環 境 学 へ の 招 待 」を 参 考 に 作 成)

(6)

(3)実 態 調 査

ね ら い 環 境 に 関 す る 生 徒 の 意 識 や 実 態 を 調 査 し、 環 境 に つ い て の 指 導 を行 う た め の 資 料 と す る 。

対 象 都 立 高 等 学 校5校(普 通 科4校 、 職 業 科1校)第2学 回 答 数369名 く男 子174名 、 女 子195名)

調 査 時 期 平 成10年9月 調 査 内 容 と 分 析

(ア)あ な た は コン ビニ を よ く利 用 しま す か 。 全 く利 用 しな あ ま り利 用 し

%6

時 々 利 用 す 62%

毎 日利 用 す 31%

(イ)缶 や パ ック 、ペ ッ トボ トル な ど の 飲 み 物 を よ く 買 い ま す か 。

あ ま り買 わ な

U7

時 々 買 う 58%

全 く買わ な い 0%

(ウ)缶 飲 料 は 主 にどこで買 います か。

ス̲パ ー その他 5%0%

コンビニ 38%

毎 日買 う 35%

自 販 機 57%

(エ》 び ん ・カ ン の リサ イ クル は 大 切 な ことだ と思 う。

思 わ ない どち らともい3%

えな い 18%

そ う思 う 79%

(オ)燃 え る ごみ 、燃 えな い ご み 、び ん ・カン等 、必 ず 分 別 して 捨 てて い る。

全 くしな い 3%

あま りしな い 10%

時 々 して い る 53%

必 ず して いる 34%

(ア)コ ン ビ ニ エ ン ス ス ト ア の 利 用 状 況

高 校 生 の 消 費 行 動 を 知 る 手 が か り と し て 、 コ ン ビ ニ エ ン ス ス ト ア 利 用 率 の 調 査 を 行 っ た 。

「毎 日 利 用 す る 」 が 全 体 の3割 を 占 め 「時 々 利 用 す る 」 を 含 め る と 、 全 体 の9割 以 上 の 生 徒 が 利 用 し て い る 。 こ の こ と か ら 、 日 常 の コ ン ビ ニ エ ン ス ス ト ア 利 用 率 は か な り 高 い こ と が 分 か っ た 。 (イ〉 市 販 飲 料 の 購 入 状 況

日 頃 、 多 く の 生 徒 が 利 用 し て い る 市 販 飲 料 の 購 入 調 査 の 結 果 、 「毎 日 買 う 」 生 徒 は 全 体 の 約3分 の1を 占 め 、 「時 々 買 う 」 生 徒 を 含 め る と 全 体 の

9割 以 上 を 占 め る こ と が 分 か っ た 。 (ウ)缶 飲 料 の 購 入 場 所

缶 飲 料 は ス ー パ ー マ ー ケ ッ ト 、 コ ン ビ ニ エ ン ス ス トア 、 自 動 販 売 機 な ど 多 く の 場 所 で 販 売 さ れ て い る 。 調 査 の 結 果 、 自 動 販 売 機 で の 購 入 が 約6割 コ ン ビ ニ エ ン ス ス ト ア が 約4割 で あ っ た 。 自 動 販 売 機 の 普 及 と 設 置 台 数 の 多 さ か ら も 予 想 さ れ た 結 果 で あ っ た 。

に)リ サ イ ク ル に 対 す る 意 識

ビ ン ・缶 の リ サ イ ク ル 意 識 調 査 の 結 果 、 約8割 の 生 徒 が リ サ イ ク ル の 大 切 さ を 意 識 し て い る こ と が 分 か っ た 。 一 方 少 数 で は あ る が 、 大 切 さ の 意 識 が な い 生 徒 も い た 。

(オ)ゴ ミ の 分 別 率

「ゴ ミ を 必 ず 分 別 し て 捨 て て い る 」 生 徒 は 、 約 3割 で あ っ た 。 ゴ ミ を 分 別 し な け れ ば な ら な い と い う意 識 を持 っ て は い る が 、実 生 活 で は 行 動 が 伴 っ て い な い 生 徒 が 多 い 。 意 識 が 行 動 面 に 生 か さ れ て い な い よ う で あ る 。

(7)

(カ)環 境 と 便 利 さ

環 境 ・資 源 と 便 利 さ ・手 軽 さ と の 重 要 度 を 意 識 調 査 した 結 果 、 「ど ち ら と も い え な い 」 が 約7割

を 占 め て い た 。 環 境 保 全 の 大 切 さ は意 識 しつ つ も 、 日常 生 活 に お い て は 、 つ い 便 利 さ や 手 軽 さ を 追 求 す る 傾 向 に あ る よ う だ 。

(キ)環 境 破 壊 と 生 活 レベ ル の 維 持

「ど ち ら と もい え な い 」 が6割 を 占 め た 。 環 境 破 壊 は 問 題 だ が 、 現 在 の 便 利 な 生 活 は 変 え た く な い と い う の が 本 音 で 、 判 断 が つ か な い 難 し さ が あ る よ う だ 。

乳 幼 児 と の 生 活

「乳 幼 児(0〜5歳)が 家 族 に い な い 」 生 徒 が ほ と ん ど を 占 め て い る 。 大 多 数 の 生 徒 が 、 乳 幼 児 と の 生 活 経 験 が な く 、 乳 幼 児 へ の 接 し方 も よ く分 か ら な い こ とが 予 想 さ れ る 。

(ケ〉 乳 幼 児 へ の 関 心 度

「乳 幼 児 を 見 て 、 か わ い い と 思 う 」 生 徒 が6割 以 上 を 占 め た 。 一 方 「な ん と も 思 わ な い 、 う る さ

い と 思 う 」 生 徒 が 約3割 で あ っ た 。 そ の 他 、 「機 嫌 の よ い 時 は か わ い い と 思 う 」 と い う生 徒 もい た 。 (コ)高 齢 者 との 同 居

「高 齢 者 と一 緒 に 住 ん で い な い 」 生 徒 が 、 約9 割 と 多 数 を 占 め て い る 。 高 齢 化 が 急 速 に 進 み 、 高 齢 者 が 増 え て い る に も か か わ ら ず 、 多 くの 生 徒 に 同 居 経 験 が な く 、 ま た 高 齢 者 と接 す る機 会 も 少 な い と 予 想 さ れ る 。

け)高 齢 者 な どへ の 思 い や り

電 車 や バ ス の 中 で 、 高 齢 者 ・身 障 者 に対 し席 を 譲 る か ど う か と い う 意 識 調 査 を 行 っ た 。 「席 を 必 ず 譲 る ・時 々 譲 る 」 生 徒 が7割 弱 を 占 め 多 数 で あ っ た 。 一 方 「あ ま り し な い 」 生 徒 が4分 の1を 占 め 「全 く し な い 」 生 徒 が 約1割 い た 。

(カ)環 境 や 資 源 よ りも、使 利 さ、手 軽 さ、安 さ、早 さの 方 が 大 切 だと思 う。

思 わ な し 20%

そ う思 う 4%

どち らともい え な い

66%

(キ)環 境 破 壊 を進 め ることに なっても、今 の 生 活 は

変 え た くな い 。 そ需 う

惣●

(ク)家 族 に乳 幼 児(O〜5歳)は い ま す か 。 いる

4x

い な い 96X

(ケ)乳 幼 児 を見て どう思 い ます か 。 その 他 うるさい8%

7%

なん とも思 ない 22%

(コ)高 齢 者 と一 緒 に 住 ん でい ます か 。

い い え 86%

か わ い い 63%

は い 4%

(サ)電 車 ・バ ス 内で は 、高 齢 者 や 体 の 不 自 由な 人 に 席 を譲 りま すか 。 全 くしない

鴫臥

以 上 の 調 査 結 果 を も と に 、 現 在 の 高 校 生 を 取 り巻 く生 活 環 境 に つ い て 実 態 を ま とめ る と 次 の こ と が い え る 。

第 一 は 、 生 徒 は あ る 程 度 環 境 問 題 に つ い て 意 識 は して い る が 、 実 生 活 で は そ の 意 識 ほ ど 行 動 に つ な が っ て い な い 。 生 徒 は 日頃 授 業 や マ ス コ ミ に よ り、 環 境 問 題 に つ い て か な りの 情 報 や あ

(8)

る 程 度 の 知 識 を 得 て い る と 思 わ れ る 。 し か し 日常 生 活 にお い て は 、そ れ が 生 か さ れ ず 行 動 が 伴 っ て い な い 。 リ サ イ ク ル の 大 切 さ は 意 識 し つ つ も 、 ゴ ミ の 分 別 が さ れ ず 校 内 に 空 き缶 や 飲 み 残 し の 缶 が 放 置 さ れ て い る の が 現 状 で あ る 。 こ の こ とか ら環 境 問 題 は 、 ま ず 自 分 自 身 の 身 近 な 生 活 行 動 を 見 つ め な お す こ と が 必 要 で あ り 、 生 徒 に 問 題 意 識 を もた せ る こ と が 重 要 で あ る 。

第 二 は 、 現 代 の 快=適で 便 利 な 生 活 が 、 環 境 破 壊 に 多 大 な 影 響 を 与 え て い る こ と に つ い て の 意 識 が 低 い こ と で あ る 。 物 が 豊 か で 便 利 な 社 会 の 中 で 育 ち そ れ に慣 れ て い る 生 徒 に と っ て 、 地 球 規 模 で 環 境 に つ い て 考 え る こ とが 難 しい 。 「自分 の 生 活 の し か た や 行 動 が 環 境 に 大 き く影 響 す る 」 と 考 え る 生 徒 は 少 数 で あ る 。 目 先 の 生 活 の み な ら ず 、 将 来 を 見 据 え た 学 習 内 容 や 一 人 一 人 が 環 境 問 題 に 対 し 、 小 さ くて も 具 体 的 に 行 動 が 起 こ せ る よ う な 指 導 が 必 要 で あ る 。

第 三 は 、 社 会 環 境 ・人 と の か か わ り に お い て 、 多 くの 生 徒 の 周 囲 に は 、 年 齢 の 異 な る乳 幼 児 、 高 齢 者 が 少 な い 。 ま た 日 々 接 す る 年 齢 層 も 限 ら れ て い る た め 、 生 徒 は 乳 幼 児 や 高 齢 者 に 対 す る 関 心 が 低 く、 接 し方 も分 か ら な い 状 況 で あ る 。 自分 と異 な る 世 代 の 人 々 か ら 、 学 ぶ 機 会 も少 な

く 、 ま た 他 者 を 理 解 し思 い や る 気 持 ち も育 ち に く い 環 境 に あ る と い え る 。

こ の よ う な 実 態 調 査 結 果 を も と に 、 生 活 者 と し て 環 境 を 考 え る 授 業 の 研 究 を 進 め た 。

2研 究 の 進 め 方

実 態 調 査 か ら 分 か る よ う に 、 生 徒 は 環 境 ・資 源 の 大 切 さ は 意 識 して い る が 、 実 生 活 の 中 で は 消 費 行 動 に 走 り、 ご み の 分 別 も き ち ん とで きて い な い の が 現 状 で あ る 。 現 在 の 便 利 な 生 活 は 変

え た く な い の が 本 音 で あ り 、 環 境 保 全 に 対 して 積 極 的 に 行 動 す る 生 徒 は 少 数 で あ る 。

そ こ で 生 徒 が 毎 日 疑 問 も抱 か ず に 生 活 して い る あ た り ま え な こ と を 、 身 近 な と こ ろ か ら 見 つ め 直 し、 そ の 中 か ら 問 題 点 を 見 い だ し、 自 分 の 行 動 と 環 境 の 結 び 付 き に気 付 く こ と が 大 切 で あ る と 考 え た 。 そ れ に よ っ て 、 生 徒 に 少 しで も現 在 の ラ イ フ ス タ イ ル の 見 直 し を さ せ 、 傍 観 者 で 自分 本 意 だ っ た 生 活 者 か ら 、 場 面 に 応 じた 選 択 能 力 を も っ た 生 活 者 へ と 成 長 さ せ て い き た い 。 そ の た め に は 、 知 識 の 修 得 に と ど ま ら ず 、 問 題 解 決 へ の 態 度 の 育 成 を 目 指 し、 科 学 に 根 ざ し た 総 合 的 、 相 互 関 連 的 な ア プ ロ ー チ が 必 要 で あ る 。 実 際 に 体 験 を 通 して 学 習 した こ と は 、 今 後 抱 え る で あ ろ う 問 題 の 解 決 に 向 け て の 、 大 き な 足 が か り と な る に 違 い な い 。

図2は 生 徒 自 らの 消 費 結 果 が 環 境 に 及 ぼ す 影 響 を 配 慮 し て 、 そ れ ぞ れ の 消 費 生 活 を 見 直 す こ と と 、 豊 か な 人 間 性 の 育 成 、 健 全 で トー タ ル な 人 間 発 達 の 深 い 関 わ りを 示 し て い る 。 生 徒 が グ ロ ー バ ル な 視 野 で 自 己 の 消 費 生 活 を 見 つ め 、社 会 、環 境 問題 と関連 させ る こ とで 、 よ り大 き な 学 習 の 流 れ を 作 る こ とが で き る と 考 え た 。

現 在 の 環 境 問 題 に は 多 くの 考 え 方 が あ る 。 た と え 、 今 す ぐ に 消 費 生 活 に 結 び 付 か な くて も 、 長 い ス タ ン ス で 生 徒 を 見 守 り 、 将 来 、 意 識 の 高 い 生 活 者 へ と成 長 す る た め の 基 礎 づ く り と と ら え た い 。 ま た 、 生 徒 が 気 付 い た こ とや 身 に 付 け た こ と は 、 そ の 後 の 生 活 に 生 か せ る よ う に 継 続

し た 力 と して 養 成 す る こ とが 必 要 で あ る 。

ま た 、 核 家 族 化 の 進 行 の 中 で 、 高 齢 者 や 乳 幼 児 と 同 居 して い る 生 徒 は わ ず か で 、 特 定 の 仲 間 同 士 の コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ン しか で き な い よ う に 見 受 け ら れ る 。 携 帯 電 話 な ど で 同 世 代 の 友 人 と は 長 時 間 会 話 して も 、 家 族 と は あ ま り話 を し な い とい う 生 徒 も い る 。 ま た 、 地 域 の 人 た ち と の 交 流 も ほ と ん ど な い た め 他 人 を 思 い や り 、 広 い 視 野 を も っ て 物 事 を推 し量 る こ と が で きず 、 自

(9)

分 と そ の 仲 間 た ち との 限 ら れ た 価 値 観 で 物 事 を 判 断 し 、 決 定 して い く と い う 場 面 も多 く見 ら れ るG

そ こ で 、 近 隣 の 高 齢 者 や 幼 児 を招 待 し、 調 理 実 習 や 遊 び を 通 し て 交 流 を もつ 授 業 を計 画 した 。 普 段 接 す る 機 会 の な い 異 世 代 の 人 た ち と の 交 流 を体 験 させ る こ と に よ り 、 相 手 を 思 い や る 心 、 共 に 楽 し む 心 を 育 て て い き た い と考 え た 。 こ の よ う な 授 業 を通 し て 人 間 を と り ま く環 境 を と ら え て い く こ と は 、 今 回 の 研 究 の 大 き な 目 標 で あ る 。 ま た こ の よ う な 機 会 を継 続 的 に も つ こ と に よ り 、 地 域 に 開 か れ た 学 校 の き っ か け と して い く こ と が で き る 。

今 回 は 学 校 に 招 待 す る 形 で 授 業 を 行 っ た が 、 生 徒 が 地 域 の 施 設 を 見 学 した り行 事 に 参 加 す る な ど 、 様 々 な 形 で 積 極 的 に 近 隣 の 地 域 と交 流 を 深 め る こ と は 、 こ れ か ら の 家 庭 科 の 大 き な 課 題 で も あ る 。 そ の た め に は 、 学 校 全 体 の 理 解 と協 力 を 得 て 、 教 科 とい う 枠 に と ら わ れ ず に 特 別 活 動 や ボ ラ ン テ ィ ア な ど柔 軟 性 の あ る 活 動 を 行 い た い もの で あ る 。 ま た 、 各 学 校 の 地 域 の 特 色 を 生 か した 取 り組 み が 必 要 で あ る 。

身 近 な 生 活 環 境 の 見 直 し 異 世 代 と の 交 流

過 剰 生 産 ・過 剰 消 費 物 質 的 豊 か さ

量 的 豊 か さ

知 識 の 偏 重

環 境 に 配 慮 し た 考 え 方 経 済重視 の

考え方

生 態 学 的 調 和 精 神 的 豊 か さ

→ 質 的 豊 か さ 五 感 を 通 し た 体 験

ラ イ フ ス タ イ ル の 選 択 く 意 志 決 定 〉

図2生 活 行 動 と 人 間 形 成

(今 村 ・住 田 「環 境 教 育 と して の 消 費 者 教 育 に 関 す る 諸 考 察(2)『 日 本 家 庭 科 教 育 学 会 誌 』 第36巻 第2号,1993年 の 図1を 参 考 に作 成)

(10)

IV指 導 事 例

1指 導 事 例1環 境 に や さ しい 消 費 生 活 を考 え る (1)題 材 設 定 の 理 由

今 日 、 地 球 規 模 の 環 境 問 題 や ご み 問 題 、 ま た 大 量 消 費 に よ る 資 源 枯 渇 な どが 深 刻 化 し 、 こ の ま ま で は 将 来 の 私 た ち の 生 活 が 成 り立 た な く な る と言 わ れ て い る 。 便 利 さ ・豊 か さ と 引 き 換 え に 、 様 々 な 問 題 を 生 み 出 し た 、 大 量 生 産 ・大 量 消 費 ・大 量 廃 棄 とい う し くみ を 認 識 し た 上 で 、 環 境 に 配 慮 した 消 費 生 活 を 考 え な く て は な ら な い 。 そ こ で 、 最 も身 近 な 「物 を 買 う」 と い う 消 費 行 動 に 注 目 し 、 ど う物 を 買 い 、 ど う使 い 、 ど う捨 て る か を 見 通 した 、 環 境 に 負 荷 を 与 え な い 消 費 行 動 が で き る よ う に 、 こ の 題 材 を 設 定 し た 。

(2)学 習 目標

ご み を 減 量 す る 方 法 を 知 る 。

消 費 行 動 が 市 場 に 影 響 を 与 え る もの で あ る こ と を 認 識 す る 。

環 境 に 負 荷 を 与 え な い 消 費 行 動 、 状 況 に 応 じた 選 択 が で き る 力 を 養 う。

(3)全 体 計 画(11時 間)

生 活 と環 境 問 題 と の つ な が り を考 え る

・ 自 分 の 生 活 を 振 り 返 り 、 環 境 を 意 識 して 生 活 して い る か チ ェ ッ ク す る 。

・大 き な 環 境 問 題 も 一 人 一 人 の 生 活 と つ な が っ て い る こ と を 理 解 す る

1時

容 器 ・包 装 を 見 直 す 4時 間

・ ビ ン ・缶 ・ペ ッ ト ボ ト ル の 特 徴 や リ サ イ ク ル の 状 況 を 知 る

・ レ ジ 袋 ・ ト レ イ な ど の プ ラ ス チ ッ ク の 特 徴 と ダ イ オ キ シ ン と の 関 係 を 知 る

・ リ サ イ ク ル ・ リ ユ ー ス に つ い て 理 解 す る

t調 理 実 習 を 通 し て ご み を 考 え る

・材 料 購 入 の 際 、 そ の 店 舗 の環 境 に 対 す る取 り組 み を調 査 。(課 外 活 動)

・実 習 で 出 た 生 ご み 重 量 の 測 定 ・燃 え な い ご み の 回 収

・店 舗 の 環 境 に 対 す る 取 り組 み の 調 査 を発 表 。

・消 費 行 動 と ご み の 関 連 を 理 解 し、 自分 にで きる こ と を考 え る 。

2時 間

2時 間 (本 時)

2時 間

(11)

(4)対 象2年40名(男 子18名 (5)授 業 の 展 開(本 時2時 間)

女 子22名)

区分 指 導 上 の 留 意 点 教 材 ・教 具

10

○ 本 時 の 学 習 目標 を 確 認 す る 。 ・本 時 の 学 習 内 容 を 説 明 す る 。

・実 習 時 に 回 収 した 燃 え な い ご み を 各 班 に 配 布 。

調 査 用 紙

燃 え な い ご み の 実 物

40

○ 各 班 ご と に 生 ご み の 重 量 を 確 認 し、 他 班 と比 較 す る 。

○ 実 習 時 に 出 た 燃 え な い ご み か ら 、 どの よ う な ご み が 出 た か 観 察 す る 。

○ 材 料 購 入 の 際 の 、 店 舗 の 調 査

「環 境 に や さ しい お 店 探 し 」 を 発 表 す る 。

○ 発 表 を 聞 き 、 ワ ー ク シ ー ト に 記 入 す る 。

・生 ご み が 多 い 班 は 、 な ぜ 多 く な っ た の か を 考 え さ せ る 。

・食 物 を 無 駄 に し な い 配 慮 も 環 境 と 関 わ る こ と を 認 識 さ せ る 。

・燃 え な い ご み の 多 さ を 確 認 さ せ る 。

・詰 め 替 え 商 品 や リ サ イ ク ル 商 品 に つ い て 、 例 を 挙 げ る 。

ワ ー ク シ ー ト

生 ご み 重 量 測 定 記 録

模 造 紙 マ ジ ッ ク マ グ ネ ッ ト 詰 め 替 え 商 品 リ サ イ ク ル 商 品

40

○ ご み を 減 ら す た め に は ど う し た ら よ い か を 考 え る 。

○ 物 の 流 れ を 確 認 す る 。

(資 源 採 取 → 製 造 → 流 通 → 購 入 一 使 用 → 廃 棄)

○ 「買 い 物 が 世 界 を 変 え る 」 を 読 み 、 買 い 物 が 環 境 に ど う 影 響 す る か を 考 え る 。

(休 憩)

・ ご み 減 量 は 、 購 入 の 際 の 商 品 の 選 択 に 左 右 さ れ る こ と を 理 解 さ せ る 。

・物 の 流 れ の 中 で 、 消 費 者 と し て 環 境 に 配 慮 で き る と こ ろ は

ど こ か を 考 え さ せ る 。

・環 境 保 全 は 物 を 買 う と こ ろ か ら 始 ま る こ と を 認 識 さ せ る 。

プ リ ン ト配 布

10

○ 店 舗 が 環 境 の た め に 取 り組 ん で い る 内 容 を 確 認 す る 。

○ 自 分 が 店 舗 の 取 り組 み に 、 協 力 して い る か 、 ま た 今 後 、 環 境 の た め に 自 分 に で き る 事 を

考 え る 。

○ 次 回 の 内 容 を 確 認 す る 。

・店 舗 が 身 近 な リ サ イ ク ル の 拠 点 と な っ て い る こ と を 確 認 さ せ る 。

・消 費 者 と し て の 責 任 を 考 え さ せ る 。

・次 回 の 学 習 の 予 告 を す る 。

(12)

(6)評 価 の 観 点

ス ー パ ー マ ー ケ ッ ト ・企 業 な ど で 行 っ て い る 環 境 に 対 す る 取 り組 み が 確 認 で き た か 。 ご み を 減 量 す る た め に は リ サ イ ク ル ば か り で な く 、 購 入 す る 際 に 環 境 を 意 識 す る 必 要 が

あ る こ と を 理 解 で き た か 。

環 境 問 題 は 、 消 費 行 動 と 関 連 して い る こ と を 理 解 し 、 消 費 者 と して 環 境 を 意 識 し た 商 品 を 選 択 す る 態 度 が 身 に 付 い た か 。

(7)生 徒 の 感 想

今 ま で あ ま り気 に せ ず に 買 い 物 を し て き た が 、 普 段 と違 っ た 目で 見 る と環 境 に 良 い も の や リ サ イ ク ル ボ ッ ク ス な ど が あ り、 地 球 環 境 に 真 剣 に 取 り組 ん で い る と感 じ た 。

結 構 リサ イ ク ル や 買 い 物 袋 不 要 を 呼 び か け て い て 、 環 境 へ の 取 り組 み が 進 ん で い た 。 こ の よ う な 小 さ な こ と で もみ ん な が 少 しず つ 環 境 保 全 に 取 り組 め ば 、 少 しで も変 わ る と思 う。

今 回 の 調 査 で ス ー パ ー マ ー ケ ッ トの 裏 側 も少 し分 か っ た の で 良 か っ た 。

今 、 自 分 に で き る こ と は 今 あ る もの を 大 切 に 使 用 し、 物 を 買 う と き は 必 要 か ど う か を 考 え て 買 い 、 使 用 し な くな っ た も の は た だ の ご み に な ら な い よ う に 、 リ サ イ ク ル 方 法 を 考 え た り次 の 利 用 を 考 え る こ と で あ る と思 う 。

環 境 問 題 ・リサ イ ク ル な ど 、 私 た ち が よ り良 い 生 活 を 送 っ て い く た め に 考 え て い く こ と が 重 要 に な っ て き て い る 。 自 分 の ラ イ フ ス タ イ ル を 変 え な け れ ば い け な い な ん て 、 今 の 怠 け 者 の 人 間 た ち に は 大 変 な こ と だ け れ ど 、 今 や ら な け れ ば 悪 化 の 一 歩 を た ど る だ け 。 自 分 で ど の よ う な こ とが で き る か 一 人 一 人 が 考 え て い か な け れ ば な ら な い 。

(8)考

調 理 実 習 で の 生 ご み 測 定 を 何 回 か 連 続 し て 行 う こ と に よ り、 ご み 減 量 の 意 識 が 高 ま っ た 。 生 徒 は コ ン ビ ニ エ ン ス ス トア の 利 用 が 主 の た め か 、 ス ー パ ー マ ー ケ ッ トの リ サ イ ク ル 状

況 な ど に つ い て あ ま り認 識 し て い な か っ た が 、 店 舗 の 調 査 を 通 して 考 え て い る 以 上 に ス ー パ ー マ ー ケ ッ ト ・企 業 な ど が 、 環 境 に 対 し て 熱 心 に 取 り組 ん で い る こ と を 知 る よ い 機 会 に

な っ た 。

環 境 に 対 し て 何 か ら始 め た ら良 い の か 分 か ら な い とい う 意 見 も あ り、 詰 め 替 え 商 品 、 リ サ イ ク ル 商 品 な ど を 具 体 的 に 提 示 した り紹 介 す る こ と で 、 環 境 に 取 り組 む 実 践 意 欲 を 高 め る こ と が で き た 。

環 境 に 対 し て 問 題 意 識 は も っ て い る が な か な か 実 践 して い な い 生 徒 の 現 状 を 、 少 し ず つ 無 理 な く変 え る た め に も 、 今 後 も押 し付 け で な く授 業 の あ ら ゆ る 機 会 ・あ ら ゆ る 場 面 で 環 境 問 題 に 触 れ 、 生 徒 の 意 識 を 揺 さ ぶ り続 け る 必 要 が あ る こ と を 改 め て 認 識 し た 。

エ あ と ヨ ゆ レぽ ぱ に

聚 境 に や さ し 恥お 店 探 し調 査 の ま と め〜 調 理実 習 を通 して 環 境 を 考 え る

【実 習 で 出 た ご み 】 番 氏 名

単 位=9

み 餐ご 重

1畷2琉3斑4班 5班6班7班8班9班 m班 含 計 平 均

白o%06807三 195'ひooら ワO乙+505弓O 5。 。 亭9359繕 。。厚

h

ど の よ う な ご み が 出 た か ・晒 先 靹 ・ ト・一 う・ ・。.ヌ ー・ρ一ρ 袋

熱 想(生 ご み に つ い て)

笠 ゴ こ1さ ちあ ζ しち 出 ζ し き う か5 な汐 Ψ く 生 ゴ … 却 て・ナδ1レ.̀膨 セ し.量 ヂ賜

し腹も 戯 い ・黛 礎 ったo窒 ゴ9ε は う まZ也 蓉講 蓄 侮 く芝(→ 訪 赴 残 寄 や 晴}う し 毘 ㌔

聾 想̀燃 え な い ごみ に つ い て) 卵 の'ρ・リワ や トレー な ど'な ζ1煎 マt ビ て しま うゴ ミ な 収 幽'ノ甥 う'し褐 ・'メ ゴ「釦3噌 え駄 わ 縄5。

(13)

2指 導 事 例2コ ン ビ ニ エ ン ス ス トア の 利 用 を 通 し て 環 境 を 考 え る (1)題 材 設 定 の 理 由

近 年 、 都 市 部 で は い つ で も 、 ど こ で も 、 欲 し い も の が す ぐ に 買 え る コ ン ビ ニ エ ン ス ス ト ア が 目 に つ く よ う に な っ た 。 実 態 調 査 の 結 果 に も み ら れ る よ う に 、 若 者 に と っ て は 生 活 に 必 要 な も の が 手 に 入 る 店 と し て 、 な く て は な ら な い も の と な っ て い る 。 本 校 に お い て も 、 多 く の 生 徒 が 毎 日 の 登 下 校 の 際 、 弁 当 や 清 涼 飲 料 水 、 ス ナ ッ ク 菓 子 な ど を 買 う た め に 利 用 し て い る 。

し か し 、 同 時 に 、 こ う し た 便 利 さ と 引 き 換 え に 長 時 間 営 業 に よ る エ ネ ル ギ ー 消 費 や 、 弁 当 の 容 器 や 空 き 缶 、 ペ ッ トボ トル な ど の ご み が 大 量 に 生 ま れ て 環 境 に 多 く の 負 荷 を 与 え て い る 。 そ こ で 、 便 利 さ と 問 題 性 を 抱 え た コ ン ビ ニ エ ン ス ス ト ア を 改 め て 見 直 し 、 環 境 を 意 識 し な が ら 上 手 に 利 用 で き る よ う 、 こ の 題 材 を 設 定 し た 。

(2)学 習 目 標

食 生 活 を 通 し て 、 自 分 た ち の 消 費 行 動 を 知 る 。

便 利 な 生 活 と 引 き 換 え に 環 境 に 負 荷 を 与 え て い る こ と を 自 覚 す る 。 日 常 生 活 の な か で 環 境 保 全 に 参 加 す る 態 度 や 能 力 を 養 う 。

(3)全 体 計 画(14時 間)

現 代 の 食 生 活 を 知 る 。

・外 食 産 業 ・ イ ン ス タ ン ト食 品 の 普 及

・食 品 添 加 物 の 使 用 と そ の 問 題 性

・家 庭 に お け る 「食 事 」 の 在 り方 の 変 化

自 分 の 食 生 活 を 見 つ め る 。

4時 間

2時 間

・2日 間 の 食 事 調 査 を 通 し て 食 生 活 の 実 態 を 知 り 、 問 題 点 を 明 ら か に す る 。 (欠 食 、 栄 養 の ア ン バ ラ ン ス 、 コ ン ビ ニ エ ン ス ス ト ア の 食 事 な ど)(課 外 活 動)

コ ン ビ ニ エ ン ス ス ト ア の 利 用 と 環 境 と の 関 わ り を 考 え る 。

・食 事 調 査 よ り コ ン ビ ニ エ ン ス ス ト ア の 利 用 の 実 態 を 知 る

・ コ ン ビ ニ エ ン ス ス ト ア の 調 査。(課 外 活 動)

・3つ の コ ン ビ ニ エ ン ス(便 利 性)を 明 ら か に す る 。

・便 利 さ と 引 き 換 え に 環 境 に 負 荷 を 与 え て い る こ と を 自 覚 す る 。

環 境 に 優 し い ク ッ キ ン グ(計 画 ・実 習)

・買 い 物 ・調 理 ・片 付 け の 各 段 階 に お い て 環 境 に 負 荷 を与 え な い 工 夫 を す る 調 理 実 習 を 計 画 し、 実 践 す る 。

2時 間 (本 時)

6時 間

(14)

(4)対 象2年38名(男 子22名 (5)授 業 の 展 開(本 時2時 間)

女 子16名)

区分 指 導 上 の 留 意 点 教 材 ・教 具

○ 本 時 の 学 習 内 容 を 知 る 。 ・で き る だ け 多 く の 生 徒 に 発 言 調査用紙 ○ 調 査 し た コ ン ビ ニ エ ン ス ス ト の 機 会 を 設 け る 。

10 ア 名 を 発 表 す る 。

03つ の コ ン ビ ニ エ ン ス(便 ・ 日 ご ろ、 コ ン ビ ニ エ ン ス ス

さ)に つ い て 理 解 す る 。 ア を 利 用 す る 時 の メ リ ッ ト

○ 便 利 な 生 活 と引 き換 え に 環 境 (満 足 し て い る 点)、 デ メ リ ッ へ 与 え る 負 荷 を 考 え る 。 ト(不 満 な 点)と い う 形 で 考

・長 時 間 営 業 に よ る 問 題 え さ せ る 。

消 費 電 力 、 労 働 条 件 、 若 年 ・3つ の コ ン ビ ニ エ ン ス

者 の 非 行 ・犯 罪 な ど 地 一 学 校 周 辺 の地 図 をは り 学校周 辺 の地 図

・ コ ン ビ ニ 食 の 問 題 点 具 体 的 な位 置 を示 す。 赤 丸 シ ー ル 食 品 添 加 物 の 使 用 、 家 庭 の 間 一24時 間 営 業 の 実 態 を

味 の 喪 失 な ど(復 習) 確 認 さ せ る 。

40 ・大 量 の ご み の 発 生 品 揃 え 一 よ く 買 う物 を 発 表 さ 弁 当 の 容 器 、 ペ ッ ト ボ ト ル せ る 。

(休 憩)

Oビ デ オ 視 聴 を 通 して 便 利 さ に ・ビ デ オ に 登 場 す る 人 物 の 行 動 ビ デ オ 伴 う ご み 問 題 の 実 態 を 知 る 。 を 整 理 さ せ る 。 弁 当 の 容 器

・プ ラ ス チ ッ ク ご み の 問 題 性 を ペ ッ ト ボ ト ル 理 解 さ せ る 。(ダ イ オ キ シ ン 空 き缶

の 毒 性)ご み 分 別 の 大 切 さ を プ リ ン ト

i気 付 か せ る ・

1

0調 査 用 紙 か ら各 店 舗 の 環 境 へ1・ 調 査 用 紙 を 参 考 に し て 発 表 さ エ コ マ ー ク 付 き 40

の 取 り 組 み を 知 る 。 せ る 。 商 品

○ 日常 生 活 の 中 で の 環 境 へ の 取 り組 み を 考 え る 。

・具 体 的 に で き る 事 を 考 え 、 自 由 献 立 の 実 習 で 実 践 さ せ る 。

10

◎ ビ デ オ 「東 京 発 新 ・お しゃ れ な暮 ら し一 環 境 に優 しい 商 品 選 び一 」(消 費 者 セ ン タ ー)

(15)

(6)評 価 の 観 点

コ ン ビ ニ エ ン ス ス トァ の 調 査 が 、 主 体 的 か つ 意 欲 的 に 取 り 組 め た か 。 コ ン ビ ニ エ ン ス ス ト ア の 便 利 さ と そ の 問 題 点 を 理 解 で き た か 。

現 在 の 自 分 の 消 費 行 動 を 見 直 し 、 今 後 の 日 常 生 活 の 中 で 環 境 へ の 取 り組 み を 行 う 態 度 が 身 に 付 い た か 。

(7)生 徒 の 感 想

普 段 、 何 気 な く 通 っ て い る コ ン ビ ニ エ ン ス ス ト ア は 便 利 で 気 軽 に 買 い 物 が で き る の で 、 今 と な っ て は な く て は な ら な い す ご い 存 在 と い う こ と に 気 付 い た 。

今 ま で 気 付 か な か っ た が 、 ス ー パ ー や コ ン ビ ニ エ ン ス ス ト ア な ど 何 で も そ ろ っ て い て 、 た く さ ん あ る と つ い 買 い す ぎ て し ま う こ と が 分 か っ た 。

母 は500mlの ペ ッ ト ボ ト ル を 嫌 が る け ど 、 私 は 缶 や パ ッ ク よ り 便 利 な500mlの ペ ッ ト ボ ト ル の 方 を 利 用 し て い る 。 で も 、 こ れ か ら は 毎 回 買 わ な い で 家 の 飲 み 物 を 移 し替 え て 使 い た い と 思 う 。

リ サ イ ク ル な ど 、 ち ゃ ん と し た い と 思 っ て い て も 時 間 が な か っ た り 、 疲 れ て い た り な ど し て で き な い こ と も 多 い と 思 う 。 そ ん な 中 、 企 業 が も っ と 積 極 的 に リ サ イ ク ル 活 動 を し て い く こ と が こ れ か ら は 大 切 だ と 思 う 。

今 ま で リ サ イ ク ル な ん て 考 え た こ と も な か っ た 。 で も 、 私 は 学 校 で 缶 ジ ュ ー ス を 買 っ た ら ち ゃ ん と 「く う か ん 鳥 」 に 入 れ て い る の で 、 リ サ イ ク ル に 協 力 し て い る の か も し れ な い と 感 じ た 。(く う か ん 鳥 … デ ポ ジ ッ ト制 を 導 入 し た 校 内 空 き 缶 回 収 機)

家 で は ご み の 分 別 を し て い る が 、 子 供 の こ ろ に 比 べ て ご み の 種 類 が 多 様 に 増 え て び っ く り し た 。 今 は 、 い ろ い ろ 分 け て 決 ま っ た 日 に 出 さ な け れ ば な ら な い の で 大 変 だ と 感 じ た 。

(8)考

調 査 は 課 外 活 動 と し た た め 、 全 員 の 生 徒 に 徹 底 す る こ と は 難 しか っ た 。 しか し 、 多 く の 生 徒 が 日 常 的 に 利 用 し て い る こ と か ら 、 問 い か け に 対 して は 大 変 意 欲 的 な 反 応 が み ら れ 、 様 々 な 意 見 を 聞 く こ とが で き た 。

生 徒 は 、 調 査 を 通 し て 商 品 販 売 以 外 の 様 々 の サ ー ビス を 知 る こ と が で き 、 改 め て 自 分 の 生 活 と 密 接 な 関 係 に あ る こ と を 理 解 し た 。 ま た 、 同 時 に 日 々 の 利 用 時 の 不 満 な ど を 考 え る

こ と に よ り 、 い ろ い ろ な 問 題 点 に 気 付 い た 。

調 査 は 個 人 作 業 と し た が 、 グ ル ー プ ご と に 調 査 し た 各 コ ン ビ ニ エ ン ス ス トア の 実 態 を ま と め 発 表 す る と更 に 様 々 な 問 題 点 が 明 らか に な り 、 よ り主 体 的 な 活 動 が 期 待 で き た と思 う 。 使 用 し た ビ デ オ は 、 便 利 な 生 活 が 環 境 問 題 を も た らす と い う こ と を 理 解 さ せ 、 そ れ を 防

ぐた め に ご み の 分 別 や リサ イ ク ル を 呼 び か け る 内 容 の もの で あ る 。 生 徒 に と っ て も 身 近 な 問 題 で あ り 、 興 味 ・関 心 を 引 き 出 す の に 効 果 が あ っ た 。

リ サ イ ク ル と い う事 柄 に 関 し て は 、 導 入 程 度 しか 取 り上 げ る こ と が で き な か っ た が 、 多 くの 生 徒 が 多 少 の 関 心 を も っ て い る こ とが 分 か っ た 。 こ う した 事 柄 を 理 論 で 終 わ らせ る こ と の な い よ う 、 調 理 実 習 を は じめ と し た 今 後 の 学 習 の 様 々 な 場 面 で 取 り上 げ 、 実 生 活 の 中 で 自 然 に 実 践 で き る よ う進 め て い き た い と考 え る 。

(16)

3指 導 事 例3リ サ イ ク ル の 問 題 点 と ラ イ フ ス タ イ ル の 見 直 し (1)題 材 設 定 の 理 由

環 境 ホ ル モ ン 、 ダ イ オ キ シ ン な ど が 大 き く報 道 さ れ 、 ご み 処 理 の 問 題 は 住 民 の 健 康 ・生 活 環 境 に も 大 き な 問 題 を 投 げ か け て い る 。 昨 年 度 、 各 学 校 で の 小 型 焼 却 炉 が 使 用 禁 止 に な る な ど 、 ご み 処 理 問 題 は 身 近 な 所 で も 大 き な影 響 を与 え て い る 。 現 代 の 我 が 国 で は 便 利 さ 、 手 軽 さ 、 速 さ 、 安 さ を 求 め 物 質 的 な 豊 か さ を 求 め る あ ま り、 無 意 識 の う ち に 膨 大 な ご み を 出 し て い る 。 今 一 度 自分 の 生 活 環 境 を 見 つ め 直 し、 物 質 的 に 豊 か な 生 活 の 裏 に あ る 現 状 の 問 題 点 を 確 認 し 、 自 ら の ラ イ フ ス タ イ ル を 考 え 直 す こ と が 大 切 で あ る 。 一 人 一 人 の 行 動 を 変 化 さ せ る こ と は 難 し い が 、 無 意 識 の う ち に 捨 て 続 け て い る ご み を 見 直 す こ と で 、 生 活 者 と し て の 日 々 の 行 動 が 自 分 を 取 り巻 く環 境 に 負 荷 を 与 え て い る こ と を 確 認 し 、 環 境 に 配 慮 し た 行 動 が と れ

る よ う に な る き っ か け に し た い と考 え こ の 題 材 を 設 定 し た 。 (2)学 習 目 標

環 境 や 環 境 に か か わ る 問 題 に 関 心 を も つ 。

環 境 に 対 す る 人 間 の 責 任 と役 割 に つ い て 理 解 す る 。

環 境 の 保 全 に 自 分 も 積 極 的 に参 加 し よ う と す る 態 度 を養 う 。 (3)全 体 計 画(6時 間)

環 境 問 題 と は 何 な の か 考 え る 。

・環 境 に 関 す る 言 葉 を 挙 げ 、環 境 に負 荷 を与 え て い る要 因 に は ど ん な ん も の が あ る か 考 え る 。

・学 校 内 の ご み マ ッ プ を 作 成 す る 。

・家 庭 の ご み 、 リサ イ ク ル の 状 況 を 調 査 す る 。(課 外 活 動)

・ご み の 行 方 に つ い て ビ ン ゴ ゲ ー ム を し な が ら 理 解 し 、 リ サ イ ク ル の 問 題 点 を 考 え る 。

こ れ か ら の 生 活 と ご み 問 題 に つ い て 考 え る 。

1時 間

2時 間

1時 間 (本 時)

・ご み の 行 方 に つ い て の ビ デ オ 視 聴 を す る 。

・こ れ か ら の ラ イ フ ス タ イ ル を 考 え る 。

・ご み か る た を 作 成 す る 。

・デ ポ ジ ッ ト 制 度 導 入 に 対 す る 意 見 交 換 を 行 う 。

2時 間

(17)

(4)対 象2年19名(男 子6名 (5)授 業 の 展 開(本 時1時 間)

女 子13名 班 別 学 習 で 実 施)

区分 指 導 上 の 留 意 点 教 材 ・教 具

10

○ 本 時 の 学 習 目 標 を 知 る 。

○ 前 時 ま で に 調 べ た ご み の 現 状 に つ い て 確 認 し、 そ れ ら の ご み の 行 方 を 考 え る 。

・学 校 内 ご み マ ッ プ や 家 庭 の ご み の 状 況(分 別 方 法 、 回 収 日 、 回 収 場 所)を 確 認 す る 。

学 校 内 ご み マ ッ

家 庭 の ご み に つ い て の 課 題 用 紙

30 ーー

○ 台 所 か ら 出 る 容 器 ご み(各 食 品 の 入 っ て い た 袋 、 ト レ ー 缶 、 ビ ン な ど)を 想 像 す る 方 法 で ビ ン ゴ ゲ ー ム を す る 。

○ 容 器 ご み を そ の 行 方 に よ っ て 分 類 す る 。

再 利 用 で き る も の 再 資 源 化 で き る も の

ご み に な る し か な い も の

○ リ サ イ ク ル の 落 と し穴 に つ い て 考 え る 。

・再 生 品 に 生 ま れ 変 わ る の に 必 要 な エ ネ ル ギ ー や コ ス ト

に つ い て 理 解 す る 。

・再 生 品 の 流 通 の 現 状 を 知 る

○ リ サ イ ク ル の 前 に ご み を 減 ら す こ と の 必 要 性 を 理 解 す る 。

・台 所 か ら 出 る ご み(袋 の 中 に 入 っ て い る)を9つ 、 想 像 し な が ら カ ー ド に 記 入 さ せ る 。

・一 つ ず つ 袋 か ら 出 し な が ら

ゲ ー ム を す る 。

・そ れ ぞ れ の ご み の 行 方 を 考 え さ せ る 。

・ リ サ イ ク ル 、 リユ ー ス に つ い て 意 味 を 知 り 、 そ の 違 い を 確 認 す る 。

・ ワ ン ウ エ イ ビ ン と リ タ ー ナ ブ ル ビ ン を 比 較 す る 。

・グ ル ー プ ご と に 再 生 品 と 容 器 ご み を 組 み 合 わ せ る 。

・ リ サ イ ク ル の 現 状 と 問 題 点 を 古 紙 と ワ ン ウ エ イ ビ ン を 例 に

ビ デ オ を 見 せ 理 解 さ せ る 。

・ リ デ ユ ー ス(減 ら す こ と) リ フ ユ ー ズ(断 る こ と)の 要 性 を 考 え さ せ る 。

台 所 か ら 出 た9 つ の 容 器 ご み

ワ ー ク シ ー ト

ペ ッ ト ボ ト ル 、 空 き 缶 、 ト レ ー か ら の 再 生 品 ペ ッ ト ボ ト ル の 粉 砕 見 本

ビ デ オ

10

○ ラ イ フ ス タ イ ル の 変 化 の 必 要 性 を理 解 す る 。

○ 授 業 の 感 想 を ま と め 、 次 時 の 学 習 内 容 を 把 握 す る 。

・環 境 問 題 の 多 面 性 に つ い て 考 え さ せ る 。

・次 時 の 学 習 内 容 を 知 ら せ る

参照

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