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【解説】 ① アルミニウムは両性金属元素で,酸とも塩基とも反応します

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Academic year: 2021

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2012年度 化学Ⅰ-第3問-問2

【問題】

 酸化物の反応に関する記述として誤りを含むものを,次の①~⑤のうちから一つ選べ。

① Al2O3を水酸化ナトリウムの水溶液と反応させると,Na[Al(OH)4]が生じる。

② Na2Oを水と反応させると,NaOHが生じる。

③ P4O10を水に加えて加熱すると,H3PO4が生じる。

④ CaOを希塩酸に加えると,CaCl2が生じる。

⑤ PbO2を希硫酸に加えると,PbSO4が生じる。

(2)

【正解】

⑤ PbO2を希硫酸に加えると,PbSO4が生じる。

【解説】

① アルミニウムは両性金属元素で,酸とも塩基とも反応します。その酸化物は両性酸化 物とよばれ,単体と同様に酸とも塩基とも反応します。塩基との反応では錯塩が生じます。

   Al2O3 + 2NaOH + 3H2O → Na[Al(OH)4] 

② 金属元素の酸化物の多くは水と反応して塩基となったり,酸と反応して塩を生じたり します。このような酸化物を塩基性酸化物といいます。

   Na2O + H2O → 2NaOH

③ 非金属元素の酸化物の多くは水と反応して酸となったり,塩基と反応して塩を生じた りします。このような酸化物を酸性酸化物といいます。

   P4O10 + 6H2O → 4H3PO4

④ CaOは塩基性酸化物で,酸と反応して塩を生じます。

   CaO + 2HCl → CaCl2 + H2O

⑤ この記述では,鉛原子の酸化数が+4から+2へと減少しており,還元されています。

鉛蓄電池のように,電子eを渡す反応が別にあれば起こる反応ですが,希硫酸に加えるだ けでは還元反応は起こりません。

高校化学Net参考書 ~センター試験演習「化学Ⅰ」~ http://ko-ko-kagaku.net/center-kagaku1/

参照

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