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外レポート元ェクト菱田 アルゼンチン鉱業 : 最近の探鉱 鉱山開発プロジェクト サンティアゴ事務所所長 はじめに 276 万 km 2 と広大な面積を有するアルゼンチンは 1993 ~ 1995 年に行われた外国投資法の公布や鉱業法等の関連 法規の整備以降 探鉱活動が徐々に活発となった 2001 年

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アルゼンチン鉱業 :最近の探鉱 ・ 鉱山開発プロジェクト

菱田 元

サンティアゴ事務所 所長 はじめに 276 万 km2と広大な面積を有するアルゼンチンは 1993 ~ 1995 年に行われた外国投資法の公布や鉱業法等の関連 法規の整備以降、探鉱活動が徐々に活発となった。2001 年の対外債務返済不履行に端を発した国内の経済危機は あったものの、その後の金属価格高騰とリンクした形で 2008 年 10 月の世界金融危機までは、アルゼンチンの探鉱 予算はペルー・チリ・ブラジル等の他の南米の主要鉱産国と比べると伸び率は鈍いものの着実に増加してきた。一 方、ここ数年、反鉱業政策を挙げる州が増加してきており、また、2007 年 12 月には鉱産物輸出税を遡って適用す るという連邦鉱業庁の発表があり、これらはアルゼンチン鉱業投資環境の負の要因にもなっている。

アルゼンチン鉱業:

最近の探鉱・鉱山開発プロジェクト

1. 鉱産品輸出税 アルゼンチンの鉱業投資法(法律 24, 196 号)の下 では、保有するプロジェクトで探鉱、建設、FS を終 了し採掘開始の用意ができている鉱山会社は、FS 報 告書を提出してから 30 年間、課せられた税金を凍結 するために“税の安定証明書”を提出することを選ぶ ことができた。 2002 ~ 2003 年にアルゼンチンの鉱業を含む全ての 産業に輸出税が賦課されるようになったが、この時点 で“税の安定証明書”を所有する鉱山会社は、輸出税 を免除された。2002 年の時点では、このような段階 に達したプロジェクトを有する鉱山会社は一握りしか なく、そのような会社は(i)FS 報告書を提出し、(ii) “税の安定証明書”を獲得した。“税の安定証明書” が数少ない鉱山会社に与えられた後に輸出税が賦課さ れたため、そのような企業は新しい輸出税を支払う必 要はなかった。 2007 年 12 月に連邦鉱業庁は、“税の安定証明書” 保有の有無に拘らず、2002 ~ 2003 年導入の輸出税を 鉱山会社に課すことを決定した。これはアルゼンチン 国内インフレ対策のため石油製品や小麦の輸出禁止措 置、輸出税引上げ措置を実施してきたモレノ国内商業 長官が、金属価格の高騰で予想以上に収益を上げてい る鉱産品への輸出税課税で増収が図られることに気付 き、鉱業庁に圧力をかけたためとの説がある。銅精鉱 であれば輸出時の LME 価格の 10%、銅地金であれば 5%が課税されることとなった。アルゼンチン鉱業会 議 所 や 一 部 の 州 知 事(San Juan 州、Catamarca 州、 Neuquen 州)は反対意見書を提出したが効果はなかっ た。 この措置により、新たに課税を課せられた鉱山会社 は(a)鉱産品輸出税支払いを決めた会社、(b)裁判 所に提訴した会社(14 社)、(c)裁判の結果を見守る 会社、の三者に分かれた。CAEM(アルゼンチン鉱 業協会)によると、2009 年 4 月の時点では Catamarca 州 Hombre Muerto 塩湖でリチウムを生産している米 国 FMC 社 が 勝 訴、 ま た Catamarca 州 Alumbrera 鉱 山(Xstrata 50%、Goldcorp 37.5%、Yamana Gold 12.5%)も 1 審、2 審で勝訴し、現在最高裁判所での 最終審議が行われている。 2. 州による鉱業規制 金属鉱物採掘に係る露天採掘の禁止、及び金属回収 の際のシアンや水銀等の有害物質の使用禁止定めた法 律を制定する州がここ数年増加傾向にあり、現在、 Tucuman 州、La Pampa州、San Luis 州、Cordoba 州、 Mendoza 州、Rio Negro 州、Chubut 州の 7 州で法律 が施行されている(表 1)。これは 2003 年に Chubut 州の Esquel 金鉱山開発プロジェクトで起こった住民 の反対運動が端緒であった(平井,2008)。 2008 年 9 月に Cordoba 州が“金鉱山における露天 採掘と金属処理プロセスにおける有害化学物質の使用 禁止”を施行して以降は、これに追従する新たな州は 出てきていない。しかし、2009 年 5 月の報道によると、 Chubut 州は鉱業活動を禁じる法律の施行期間を 3 年 間 延 長 の 方 向 で 検 討 し て い る と の こ と で あ る。 Chubut 州の高官によると、この法律により当局は 36 か月以内にチリとの国境沿いの地域の鉱物資源につい て記載し、それらを環境に配慮しながらどのように開 発していくかについての鉱業土地利用図を作成するこ とを目的としていたが、この目的が達成できなかった ため、法律の有効期間を延長するとのことである。

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アルゼンチン鉱業 :最近の探鉱 ・ 鉱山開発プロジェクト 3. 世界金融危機前夜 ―Argentina Mining 2008― 

Mineral Economics Group(MEG)社の発表による と、アルゼンチンの探鉱予算は 2007 年が 215.8 百万 US $、2008 年が 6%増の 229.2 百万 US $で、ランキン グは共に世界第 13 位である。2008 年の探鉱費は 2003 年の 37.6 百万 US $と比べると約 6 倍の伸びである(図 1)。2008 年に実施された探鉱ボーリングの総延長は 665,945m で対前年比 11%増であった。 アルゼンチン鉱業が順調に発展していることは、昨 年 8 月に開催された Argentina Mining 2008 で窺えた。 2 年に一度開催される Argentina Mining は 7 回目を 迎え、アルゼンチンの鉱業コンサルタント Rojas & Asociados 社 と 鉱 業 イ ベ ン ト 会 社 Argentina Mining 社が主催し 2008 年 8 月 25 ~ 28 日の 4 日間開催された。 参加者は約 2,500 名。初日に San Juan 州 San Juan 市 で開会セレモニーが行われ、連邦鉱業庁長官、同州知 事、CAEM(アルゼンチン鉱業協会)会長、州鉱業 協会代表、CEPAL(国連ラテンアメリカ・カリブ経 済委員会)代表らが順番に挨拶した。 2 日目以降は Mendoza 州 Mendoza に場所を移し、 展示会と講演会が開催された。展示会はチリの Santiago で隔年ごとに開催される鉱業見本市 Expomin を小規 模にした内容で、出展した企業・組織数は 122 社で あ っ た。 出 展 企 業 を 国 別 に 見 る と、 ア ル ゼ ン チ ン (82)、 チ リ(24)、 カ ナ ダ(10)、 米 国(1)、 ペ ル ー (1)、ボリビア(1)、コロンビア(1)、ブラジル(1)、 南ア(1) となっている。南米以外ではカナダ企業の 割合が多く、Expomin で米国企業の割合が多かった のと対象的であった。出展した企業・組織は、探鉱会 社、探鉱機器・鉱山機器メーカー、サービス提供会 社、ソフトウエア会社、鉱業関係出版社等であり、鉱 山会社の出展はペルーの Hochschild Mining 社のみで あった。 講演会は A 会場、 B 会場の 2 か所に分かれて行わ れた(図 2)。筆者が出席した A 会場では“アルゼン チン国内及び海外の鉱業展望”、“アルゼンチン地質鉱 床の最近の調査・研究”、“鉱業の社会的責任・地域コ ミュニティとの共生”、“探鉱プロジェクト”、“鉱山開 発・鉱山操業プロジェクト”のセッションが開かれ、 各々 3 ~ 4 件の発表があった。B 会場では、鉱業法と 税制、銅価格の将来予測、鉱山へのサービス提供、鉱 山へのエネルギー供給、鉱山操業への新技術適用、と いったセッション・テーマで講演が行われた。 アルゼンチンの探鉱(advanced stage)・鉱山開発 プロジェクト、及び操業鉱山をまとめると表 2 のとお りである。これは 2008 年 4 月に Santiago で開催され た Exploration Forum 2008 で Rojas & Asociados 社が 発表した資料をカナダ MEG 社 Mine Search のデータ に基づき加筆修正したものである。表 1 のプロジェク トのうち Argentina Mining 2008 で発表された探鉱プ ロジェクトは 7 件で、いずれもカナダの探鉱会社によ る も の で あ っ た。 州 別 に 見 る と、Salta 州 2 件、La Rioja 州 1 件、San Juan 州 1 件、Chubut 州 1 件、 Santa Cruz 州 2 件で、対象鉱種はポーフィリー銅・ 金 3 件、金 1 件、多金属鉱脈 1 件、VMS1 件、銅・鉛・ 亜鉛 1 件となっている。また、表 1 の内、Argentina Mining 2008 で発表された鉱山開発プロジェクトは 5 件で、鉱山会社の出身はカナダ 2 件、米国 1 件、豪州 1 件、ペルー 1 件、州別には Catamarca 州 1 件、San Juan 州 2 件、Santa Cruz 州 1 件 で あ っ た。 な お、 Argentina Mining 2008 で発表された操業鉱山は 1 件 で、Santa Cruz 州の Cerro Vanguardia 金鉱山のみで あった。 4 . 世界金融危機以降の探鉱・鉱山開発プロジェクト 動向 他の国・地域と同様、2008 年 9 ~ 10 月の世界金融 危機以降、アルゼンチン鉱業の様相も変化した。アル ゼンチンで探鉱活動していた約 125 社のうち 45 社は 2009 年 10 月末までに撤退した。主な撤退理由は探鉱 資金繰りの悪化であるが、鉱産品輸出税も探鉱会社を 決断させた理由の 1 つとなっているものと見られる。 探鉱プロジェクトのいくつかは凍結・延期され、他の 探鉱会社もコストと投資計画を大きく見直し、キャッ シュフローの維持に努めているとのことである。しか し、撤退したプロジェクトの多くは green field 探鉱 であり、advanced stage の探鉱及び鉱山開発は継続 州名 規制年月 規制内容 Rio Negro 2005 年 8 月 州内において金属鉱物の採掘、処理加工にシアン及び水銀を使用することを 禁止。 Chubut 2006 年 1 月 州全体の 40%に及ぶ山岳地帯で 36 か月間、鉱業活動を完全禁止。(36 か月 間経過後も同様の措置を継続する見込み) Tucuman 2007 年 4 月 州内の露天掘りの金属鉱山開発とシアン・水銀を使用した処理を禁止。 Mendoza 2007 年 6 月 州内において鉱物採掘(抽出)にシアン他の化学物質の使用を禁止。 La Pampa 2007 年 10 月 州内で金属鉱物を処理・加工するためにシアンや水銀のような危険な化学物 質を使用することを禁止。 San Luis 2008 年 8 月 金属鉱業にシアン、水銀、硫酸等の有害化学物質を使用することを禁止。 Cordoba 2008 年 9 月 金属鉱山における露天掘り採掘と金属処理プロセスにおける有害化学物質の 使用を禁止。 表 1. アルゼンチン 7 州における鉱業規制内容

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アルゼンチン鉱業 :最近の探鉱 ・ 鉱山開発プロジェクト 䋨⊖ਁ㪬㪪㩻䋩 䋨㪈㪇ం㪬㪪㩻䋩 図 1. 南米主要 4 か国の探鉱開発予算の推移

(出典:Metals Economics Group)

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アルゼンチン鉱業 :最近の探鉱 ・ 鉱山開発プロジェクト No. 探鉱プロジェクト / 鉱山名称 所在州 企業名 プロジェクト分類 鉱種 鉱床タイプ

1 Pirquitas Jujuy Silver Standard Production Ag-Sn-Zn Epithermal LS 2 Aguilar Jujuy Glencore Production Ag-Zn-Pb Breccias, VMS 4 Lindero Salta Mansfield Reserves Development Au-(Cu) Porphyry 5 Rio Grande Salta Mansfield/Antares Reserves

Development Cu-Au Porphyry 6 Taca Taca Salta Lumina Copper Reserves

Development Cu-Au-(Mo) Porphyry 7 Leon Salta Alexander Mining FS Cu-Ag Stratabound

8 Don Otto Salta CNEA FS U Stratabound

9 Diablillos Salta Silver Standard Reserves

Development Ag-Au Epithermal HS 10 Farallon Negro Catamarca BHP Billiton Exploration Au-Ag Epithermal LS 11 Bajo de la Alumbrera Catamarca Xstrata/Goldcorp/Yamana

Gold Production Cu-Au-Mo Porphyry 12 Agua Rica Catamarca Yamana Gold FS Cu-Mo-Au Porphyry 13 Filo Colorado Catamarca Xstrata Target Outline Cu-Mo Porphyry 14 Salar del Hombre

Muerto Catamarca FMC Production Li Brine

15 Famatina La Rioja Barrick/Yamari Target Outline Cu-Mo-Au Porphyry 16 La Mejicana La Rioja Barrick/Yamari Target Outline Au-Ag Epithermal HS 17 Rio Tendal La Rioja Latin American Mienrals - Zn-Pb-Cu

-18 Las Aguilas San Luis Castillan/Marifil Reserves

Development Ni, Cu, Co, Pt Podiforme 19 Gualcamayo San Juan Yamana Gold Production Au Skarn/Breccia 20 Los Azules San Juan Minra Andes/Xstrata Reserves

Development Cu Porphyry 21 El Altar San Juan Peregrine Reserves

Development Cu-Mo Porphyry

22 El Pachon San Juan Xstrata FS Cu-Mo Porphyry

23 Veladero San Juan Barrick Production Au-Ag Epithermal HS 24 Pasucua Lama San Juan Barrick FS Au-Ag Epithermal HS 25 Casposo San Juan Troy Resources FS Au-Ag Epithermal LS 26 San Jorge Mendoza Coro Mining Reserves

Development Cu-Au Porphyry 27 Santa Clara Mendoza - Target Outline Cu-Mo Porphyry 28 Paramillos Mendoza Northern Orion/Minera del

Oeste Target Outline Cu-Mo Porphyry

29 Sierra Pintada Mendoza CNEA FS U Sediment Hosted

30 K- Rio Colorado Mendoza Vale FS KCl Sediment Hosted 31 La Cabeza Mendoza exeter Reserves

Development Au Epithermal LS 32 Andacollo Neuquen Andacollo S.A. - Au Epithermal HS 33 Campana Mahuida Neuquen Northern Orion Reserves

Development Cu Porphyry 34 Sierra Grande Rio Negro Minmetals/Gov. of Argentina Production Fe

-35 Calcatreu Rio Negro Aquiline FS Au Epithermal LS

36 Esquel Chubut Yamana Gold FS Au Epithermal LS

37 Cerro Solo Chubut CNEA Reserves

Development U Sediment Hosted 38 Navidad Chubut Aquiline Reserves

Development Ag-(Pb-Zn) Epithermal 39 Cerro Vanguardia Santa Cruz Anglo Gold/Fomicruz Production Au-Ag Epithermal LS 40 Manantial Espejo Santa Cruz Pan American Silver/Iamgold Production Ag-Au Epithermal LS 41 Martha Santa Cruz Coeur D’Alene Production Ag-(Au) Epithermal LS 42 San Jose Santa Cruz Hochschild/Minera Andes Production Ag-Au Epithermal LS 43 Cerro Moro Santa Cruz exeter Exploration Au Epithermal LS 44 Pinguino Santa Cruz Argentex Exploration Cu-Pb-Zn-

Au-Ag-In Epithermal LS 表 2. アルゼンチン探鉱・鉱山開発プロジェクト・操業鉱山一覧

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アルゼンチン鉱業 :最近の探鉱 ・ 鉱山開発プロジェクト して行われている。Argentina Mining 2008 で紹介さ れた以下の 2 プロジェクト(共に Yamana Gold が実 施中)は継続中である。 鉱山開発プロジェクト ● AguaRica 銅・モリブデン・金鉱山開発プロジェ クト

Agua Ricaは Bajo de la Alumbrera ポーフィリー銅・ 金 鉱 床 と 並 ん で、Farallon Negro Volcanic Complex と時空的に関係する主要ポーフィリー銅・モリブデ ン・金鉱床である。Catamarca 州 Andalgala コミュニ テ ィ の 北 方 約 25 km、 標 高 3,200 m に 位 置 し、 約 30km 西方に Xstrata 他が操業する Bajo de Alumbrera 銅・金鉱山がある。1970 ~ 1972 年に Comopania Cities Service Argemtoma S.A. が初めての系統的な探鉱を 実施したが、それ以前に酸化銅鉱と菱マンガン鉱が小 規 模 に 採 掘 さ れ て い た。1994 ~ 1999 年 に BHP と Northern Orion が JV 探鉱を行い、1997 年に最初の FS を実施している。2005 年に Northern Orion が単独 で Bankable FS を実施、さらに 2007 年 9 月に Yamana Gold が 100%権益を取得し現在 FS を実施中である。 推定及び確定埋蔵量合計として 730 百万 t;品位 Cu 0.50%、Au 0.23 g/t、Mo 0.033%と発表されている。

Argentina Mining 2008ではYamana GoldのJose Luis Martin マネジャーが開発計画を紹介した。鉱石 処理量が 90,000t/日で、含金銅精鉱とモリブデン精鉱 を生産。設備投資額は 21 億 US $で、年間平均生産量 が 銅 140,000t、 金 125,000 oz (3.87t)、 モ リ ブ デ ン 9,000t で、マインライフ 23 ~ 25 年とのことであり、 この数字は 2006 年に Northern Orion 社が発表した FS の結果とほぼ同じである(図 3)。選鉱場は露天採 掘場から約 12km 北西に建設予定で、この間の鉱石運 搬坑道が 6 km 掘進される。ズリ及び選鉱廃滓はさら に北西 8km に建設される堆積場に投棄される。含 金・銅精鉱は選鉱場から Tucuman 州の脱水プラント までスラリーパイプ輸送され、そこでフィルタープ レ ス に か け 乾 燥 し た 後、 鉄 道 で ラ プ ラ タ 川 河 口 Rosario 港まで鉄道輸送される。モリブデン精鉱につ いては、太平洋側のチリの港までトラック輸送を検 討中である。 経済効果として、24 年間にアルゼンチン連邦政府 に納める事業税が 35 億 US $、Catamarca 州政府に納 める鉱業税が 4.6 億 US $、水使用料 130 万 US $、雇 用者賃金が約 6 億 US $との数字を発表している。雇 用 は 建 設 段 階 で 直 轄 2,833 名、 請 負 7,690 名 の 計 10,523 名、操業開始後は直轄 976 名、請負 2,640 名の 計 3,616 名を予定しており、2006 年に 291 名(投資額 18 万 US $)、2007 年に 197 名(投資額 35 万 US $)の 訓練を実施済みである。地域コミュニティとの共生に ついては、雇用の他に HSE の徹底実施、社会プログ ラムの実施、地域住民が参加できる会議の開催、地域 住民からの問い合わせを常時受け付ける窓口の設置を 挙げた。 2009 年 3 月 19 日付の地元業界紙は、Agua Rica プ ロジェクトの EIS(環境影響評価)が承認されている ことから Yamana Gold はこの鉱山開発を凍結しない だろう、との Catamarca 州鉱業庁担当官のコメント を紹介している。「Yamana Gold は当初プロジェクト 図 3. Agua Rica 銅 - モリブデン鉱山開発プロジェクト:露天採掘計画図

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アルゼンチン鉱業 :最近の探鉱 ・ 鉱山開発プロジェクト を凍結し多くの雇用者を解雇する予定であったが、 EIS が承認されたことから、その決定を覆した」と担 当官は述べたとのことである。同じ時期に「Agua Rica プ ロ ジ ェ ク ト は 4 月 に 通 常 作 業 に 戻 る 」 と Yamana Gold もコメントしている。 ● Gualcamajo 金鉱山

San Juan 州北部に位置する Gualcamajo 金鉱山は、 チリ・アルゼンチン国境に沿って南北に延びる El Indio Belt 金銀鉱床地帯に含まれ、操業中の Veladero 金鉱山(アルゼンチン San Juan 州)や閉山した El Indio 金鉱山(チリ第Ⅲ州)の東方約 130 km に位置 する。確定及び推定埋蔵量 6,685 万 t、品位 Au 0.82 g/t で、金量として 1,771,000 oz(約 55t)である。

Argentina Mining 2008 ではYamana Gold 社 Marce-lo Roldan マネジャーが開発状況を紹介した。鉱床は 標高 1,940 ~ 2,670m に賦存し、その東側に低地が広 がるため、その落差を利用した開発に取組んでいる。 剥土後、採掘された鉱石は立坑を約 350m 落下させ、 ore shoot から坑内水平坑道で約 1,600m の区間をベル トコンベア運搬し、坑口付近に建設したプラントで 1 次処理する(図 4)。鉱石は 94.5%が酸化鉱、3.4%が硫 化鉱であるが、全てリーチング処理される。

Gualcamayo 金鉱山の主要鉱体 Quebrada del Diablo (QDD)鉱床が当面の採掘対象となる。2008 年末より 試験操業を行っており、2009 年 1 月には露天採掘と ヒープ・リーチングによる最初の金地金が生産され た。 衛 星 鉱 床 で あ る Amelia Ines 鉱 床 と Magdalena 鉱床も 2009 年末の生産開始が期待されている。 ま た、1 月 に Yamana 社 は QDD 鉱 床 の 東 方 500m に位置する第 3 番目の衛星鉱床 QDD Lower West 鉱 床の鉱物資源量を発表した。QDD Lower West 鉱床 の概測及び精測鉱物資源量は 8.26 百万 t、 品位 Au 2.90g/t、予測鉱物資源量は 1.60 百万 t、品位 Au 2.66g/t (カットオフ品位 1.0g/t)である。QDD Lower West 鉱床の開発は 2015 年となる見込みであるが、これに より Gualcamayo 鉱山のマインライフは当初の 9 年か ら 13 年に延長される。 Gualcamayo 金鉱山プロジェクトは FS で経済性が 明らかになった後、2007 年 8 月に環境当局から許可 が下り、その後の建設には約 2 年間を要した。2009 年 4 月に鉱石運搬路と 1 次破砕機の使用許可を受け、 まもなく本格操業開始との発表が 7 月にあった。金生 産 量 は 本 年 が 195,000 ~ 210,000 oz( 約 6.1 ~ 6.5t)、 2010 年がおよそ 220,000 ~ 235,000 oz(約 6.8 ~ 7.3t) となる見込みである。 Yamana 社は周辺コミュニティを大切に扱う姿勢も 示 し て い る。Gualcamayo 鉱 山 及 び 周 辺 の Jachal と Huaco コミュニティへの電力供給のため、132 kV の 送電線を敷設し変電所を建設した。Fertil 谷で接続す る た め 53 km の 送 電 線 を 敷 設 し た が、 こ れ は San Juan 州の 132 kV 送電網の 56%以上の拡張となるとの ことである。同社はまた、Huaco コミュニティ飲料水 ネットワークを拡張し、コミュニティの教育プロフラ ムにも投資し、さらに 580 名の労働者を付近のコミュ ニティより雇う計画である。 2009 年の操業開始鉱山 2009 年に入ってからアルゼンチンで操業を開始し た鉱山は以下の 2 鉱山である。 ● Pirquitas 銀鉱山 アルゼンチン北部 Jujuy 州に位置する Pirquitas 銀 図 4. Gualcamayo 金鉱山開発プロジェクト:鉱石出鉱計画図

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アルゼンチン鉱業

:最近の探鉱

鉱山開発プロジェクト

鉱山はカナダ Silver Standard Resources 社の所有で、 2009 年 に 6 百 万 oz(187t)、2010 年 以 降 は 毎 年 平 均 10 百万 oz(311t)の銀を計 14 年半にわたり生産する 計画である。4 月 7 日にアルゼンチン Cristina Ferna-ndez de Kirchner 大統領、Jujuy 州 Walter Barrionuevo 知事、連邦鉱業庁 Jorge Mayoral 長官、その他政府高 官を招待し開山式を行った。開山式で Silver Standard 社 CEO Robert Quarterman氏は「Pirqitas 鉱山開発に 対する我々の投資と実績が大統領に認められ光栄であ る。Pirquitas 鉱山の操業が長く続くことを期待して いる」と述べた。

Silver Standard 社は 2 月に、Pirquitas 鉱山で過去 に採掘した低品位の選鉱尾鉱 400,000t から銀精鉱の生 産を 2009 年 Q1 に開始すると発表している、また、 鉱山設備投資額が賃金インフレにより上昇し、2007 年に評価した 2 億 2 千万 US $から約 5%増の 2 億 3 千万 US $になる可能性が高いと発表している。 ● ManantialEspejo 金・銀鉱山 3 月に正式開山したアルゼンチン Santa Cruz 州の Manantial Espejo 金―銀鉱山は 2009 年に銀 4.3 百万 oz (134t)、金 60 千 oz(1.9t)を生産する予定で、マイン ライフは 10 年である。同鉱山は 2008 年 12 月に最初 の金・銀地金を生産しており、2009 年 1 月と 2 月の 生産合計は銀 41 万 5,000 oz、金 7,000 oz であった。

同鉱山を操業する Pan American 社 CEO Geoff Burns 氏によれば「Manantial Espejo 鉱山建設は簡単なもの で は な か っ た。 コ ス ト・ イ ン フ レ に よ り 建 設 ス ケ ジュールに 6 か月が追加され、追加投資も 4,000 万 US $行った。」「Manantial Espejo 鉱山建設の経験とア ルゼンチン当局との間に築き上げた良好な関係がある ので、今後アルゼンチンで Pan American 社が操業を 著しく拡張していけると大いに期待している。」 昨年秋以降、表 2 にあるアルゼンチンの主要操業鉱 山の中で生産中止や生産減に踏み切った鉱山はない。 探鉱・鉱山開発プロジェクトは一時の勢いはないにし てもそれなりに継続されている。昨年の秋以降、多く の金属価格が下落したなかで、金の価格だけは 700 ~ 1,000US $/oz の高値を維持しており、これが金のプロ ジェクトが相対的に多いアルゼンチン鉱業を支えてい ることの大きな要因とも言える。 5. Pascua Lama 金銀鉱山開発プロジェクトの現状 Pascua Lama プロジェクトは、前述したチリ・アル ゼンチン国境沿いの El Indio Belt 金銀鉱床地帯の最 北に位置する(図 5)。鉱床タイプは三畳紀の花崗岩 と第三紀中新世のパイプ状角礫岩を母岩とする高硫化 系浅熱水性金鉱床で、鉱床生成と関係する熱水活動は 9 ~ 7.8Ma の間に起こった。鉱床の広がりは水平方向 が東西約 3km ×南北約 2km、垂直方向が標高 4,500 ~ 4,900m で、 高 硫 化 系 浅 熱 水 性 金 鉱 床 で は ペ ル ー Yanacohca 金鉱床、ドミニカ(共)Pueblo Viejo 金鉱

床に次ぐ世界第 3 位の規模と言われている。

1977 年の El Indio 金鉱床の発見によりこの周辺の探 鉱が活発となる。St. Joe Minerals 社が 1981 年に Pascua 地 域の鉱区を取 得し、Godfields 社、Anglo American 社と JV 探鉱を実施する。1987 年に St. Joe Minerals 社を買収した Bond International 社が探鉱を再開し、 さらに Bond International 社を買収した Lac Minerals 社が 1989 年まで探鉱を継続。Barrick Gold 社が 1994 年に Lac Minerals 社を買収して 1995 年に周辺地域も 含め 探 鉱ボ ーリ ングを 実施。1996 年 まで に Pascua Lama 鉱床の概略規模を把握する。1997 年には坑道を 用いた深部探鉱も行い、2001 年に粗鉱量 225 百万 t; 品位 Au 1.98 g/t、Ag 66 g/t、Cu 0.05%の資源評価を 発表。確定鉱量として金 16.9 百万 oz(526 t)、銀 689 百万 oz(21,400 t)である。現在の Barrick 社の計画 で は、 操 業 開 始 か ら 5 年 の 間 は 毎 年 金 750,000 ~ 775,000 (or 800,000) oz、銀 3,500 万 oz 生産する予定 で、キャッシュコスト 40 ~ 50 US$/oz、設備投資額 23 ~ 24 億 US $を見込んでいる。 チリ・アルゼンチンの国境地域には複数の探鉱・鉱 山開発プロジェクトが展開しているが、それらの開発 を促進するため、国境地域での人や資産の移動、イン フラの共同活用、探鉱・開発の統合化、国境手続きの 簡略化、租税の統一化等を目的としたチリ・アルゼン チン 2 国間鉱業統合協定が 1997 年 12 月に両国政府に より署名された。この鉱業統合協定が適用される第 1 号事例が Pascua Lama プロジェクトであり、関係者 から注目を集めていたが、Barrick 社がチリ・アルゼ ンチン両国の各セクター及び環境当局に対し許可申請 を実施しているのと並行して、2007 年 8 月にアルゼ ンチン政府より税金の配分の問題が提起された。その 後の経緯は以下のとおり。 ○  2007 年 8 月:アルゼンチンで Pascua Lama 鉱山 の生産開始後に税金をどのように徴収するかにつ いての議論が起こり、アルゼンチン政府は案をチ リに提示。それまでは、鉱床のかなりの割合がチ リ側に賦存することから(図 6)、税収の 70%が チリ側に、30%がアルゼンチン側に分配されるの ではないかとの推測もあった。しかしながらアル ゼンチン政府は、Barrick 社の計画では鉱石処理 等の鉱山施設が全てアルゼンチン側に建設される 予定のため、税収の 100%をアルゼンチンが受け 取るべきだと主張。 ○  2007 年 12 月:アルゼンチン側の提案に対してチ リが回答する会合がもたれたが、結論は出ず。 ○  2008 年 8 月:チリ Santiago Gonzalez 鉱業大臣が 8 月 27 日にチリ国税局高官がアルゼンチン担当 菅と面談すると発表。同時に『Barrick 社はチリ 側からの開発のみを検討していく模様』との報道 もあったが、Gonzalez 鉱業大臣はこれを否定。 ○  2009 年 1 月 15 ~ 16 日の鉱業統合協定 2 国間委 員会(運営委員会)の最終会合で「両国の会談が

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アルゼンチン鉱業 :最近の探鉱 ・ 鉱山開発プロジェクト これ最後になり、その後建設が開始するだろう」 との期待感を委員長であるチリ Veronica Baraona 鉱業次官が表明し、この問題の解決はチリ・アル ゼンチン両国の税当局に委ねられる。

○  2009 年 2 月 27 日:Barrick 社 Aaron Regent CEO がアルゼンチン San Juan 州 Jose Luis Gioja 鉱業 次官と面談。

○  2009 年 4 月 23 日: Aaron Regent CEO がチリ・ Bachelet(バチェレ)大統領と面談。

○  2009 年 4 月 28 日: チ リ 国 税 局 Ricardo Escobar 局長とアルゼンチン大蔵省 Juan Carlos Pezoa 大 臣が会合を持ち話し合った結果、税の配分につい て双方合意に至り、Pascua Lama プロジェクトの 建設開始が承認された。チリ Veronica Baraona 鉱業次官は、Barrick 社はすぐに建設を開始でき る状態であると述べたが、チリ・アルゼンチンの 双方で税金の配分率がどのように決まったかにつ いては公表されていない。 7 月 15 日の Barrick 社の発表では、南半球の冬の厳 しい天候により変更はあり得るが、9 月あるいはその 前に建設を開始する予定である。建設の第 1 段階はチ リ側からのアクセス道路の建設、チリ Punta Colorada 変電所からの送電線敷設、国境の両側における鉱山 キャンプの設営で、アルゼンチン側からのアクセスは 同じ Barrick Gold が操業する Veladero 金鉱山へ通じ る既存道路を使用するため、新たな建設は必要ないと のことである。鉱山キャンプは 2010 年 Q3 に使用開 始となり、露天採掘場の剥土工事は 2011 年 Q1 に開 図 5. Pascua Lama 金・銀鉱山開発プロジェクト位置図

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アルゼンチン鉱業 :最近の探鉱 ・ 鉱山開発プロジェクト 始、2012 年末までに鉱山操業に係る許認可を含む全 ての準備を終え、最初の金地金生産は 2013 年 Q1 に 計画されている。建設に 5,500 名、操業に 1,600 名の 労働者を雇用する。 鉱山の水汚染防止のため、水質観測点をチリ側 49 か所、アルゼンチン側 38 か所の合計 87 か所に設置し、 最も高い所で標高 5,200m に位置する鉱山施設から流 下する水の成分を測定する。Pascua Lama が環境許 可の承認待ちしていた 2006 年以前に新聞の見出しと なった「付近の氷河に損害を与える」との懸念に対し ては、Toro Ⅰ、Toro Ⅱ、Esperanza 氷河に触れない よう、以前の計画よりも小さなピットで露天採掘する ことを計画しているとのことである。 おわりに Pascua Lama 鉱山は経済性のある金・銀鉱床の 80% がチリ側に賦存するにも拘らず、Barrick 社が採掘場 以外の鉱山施設のほとんどをアルゼンチン側に建設す る計画であることから、アルゼンチンのプロジェクト というイメージが強い。チリと比較すれば鉱山の数が 圧倒的に少ないアルゼンチンの“世界有数の金鉱山が 我が国のもの”という強い意識に周囲が押されたのか もしれない。いずれにせよ、チリ・アルゼンチン鉱業 統合条約の第 1 号プロジェクトがようやく建設に向け てスタートしたことは、国境沿いに高いポテンシャル を有するアルゼンチン鉱業にとって追い風になると思 われる。 表 2 に挙げた 44 の操業鉱山・鉱山開発・探鉱プロ ジェクトのうち、主要鉱種が金のプロジェクトが 13 件、ポーフィリー銅(・金・モリブデン)鉱床のプロ ジェクトが 13 件で各々約 1 / 3 を占め、これからの アルゼンチンの銅と金の生産に期待がかかるところで ある。表 2 には反鉱業政策を標榜している 7 州(表 1) で実施されているプロジェクトが 12 件含まれる。こ れらの州が直ちに反鉱業政策を撤回するとは考えにく いものの、長期的に今後の動向を見守る必要がある。 冒頭に書いた鉱産品輸出税についても同様である。 (2009.7.21) (文献)

・  Chouinard, A. Williams-Jones, A.E., Leonardson, R.W., Hodgson, C. J., Silva, P., Tellez, C., Vega, J, and Rojas, F. (2005) Geology and genesis of the multistage high-sulfidation epithermal Pacua Au-Ag-Cu deposit, Chile and Argentina; Econ. Geol. Vol. 100, pp 463-490

・  平井浩二(2008)アルゼンチンの環境問題 (1), (2): JOGMEC カレント・トピックス 08-12 号,08-27 号 図 6. Pascua Lama 金―銀鉱山開発プロジェクト:『金品位×鉱床厚さ』コンター図

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アルゼンチン鉱業

:最近の探鉱

鉱山開発プロジェクト

・  Landwing, M.R., Dillenbeck, E.D., Leake, M.H. and Heinrich, C.A. (2002) Evolution of the breccia-hosted porphyry Cu-Mo-Au deposit at Agua Rica, Argentina: Progressirve unroofing of a magmatic

hydrothermal system: Econ. Geol. Vol. 97, pp 1273-1292

・  Sanders, G. (2008) Problems for Argentine mining; Mining Journal, October 31, 2008

Manantial Espejo Cerro Vanguardia Navidad Calcatreu San Jorge El Pachon Casposo Gualcamayo Veladero Pascua Lama Agua Rica Minera Alumbrera Salar Hombre Muerto

El Aguilar Pirquitas

Buenos Aires

Mendoza Catamarca Salta Rio Gallegos San Juan

Lindero Rio Grande Taca Taca Diablillos

Leon Farallon Negro Filo Colorado Famatina/La Mejicana El Altar Santa Clara Paramillos Sierra Pintada La Cabeza Campana Mahuida Sierra Grande

Esquel Cerro Solo

San Jose Martha

Pinguino Cerro Moro

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図 1. 南米主要 4 か国の探鉱開発予算の推移

参照

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