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平成25年1月31日
金属資源開発本部 金属企画調査部
廣川 満哉
鉛・亜鉛の需給動向
平成24年度(第9回)金属資源関連成果発表会 ※当日配布資料からスライド追加あり1
1. 鉛・亜鉛のLME価格と在庫状況の中長期的トレンド
2. 鉛の需給動向
(1)世界及び中国
(2)日本(マテリアルフロー)
3.亜鉛の需給動向
(1)
世界及び中国
(2)日本(マテリアルフロー)
4.まとめ
鉛・亜鉛の需給動向(目次)
2
鉛長期(過去10年分) :LME価格と在庫の推移 中国需要拡大と在庫減少を背景に2006年から2007年10月15日最高値3,980$/tまで急上昇 したが、リーマンショックによる世界需要減少により1,000$を割り込む。現在2,300台まで回復。 直近の在庫は世界消費量の約11日分。世界的な金融緩和の中で、在庫と価格の関係性が 薄れて、在庫増の状況下でも価格上昇が見られる。 0 50,000 100,000 150,000 200,000 250,000 300,000 350,000 400,000 450,000 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 4,000 4,500 5,000 2 0 0 3 /1 /3 2 0 0 3 /4 /3 2 0 0 3 /7 /3 2 0 0 3 /1 0 /3 2 0 0 4 /1 /3 2 0 0 4 /4 /3 2 0 0 4 /7 /3 2 0 0 4 /1 0 /3 2 0 0 5 /1 /3 2 0 0 5 /4 /3 2 0 0 5 /7 /3 2 0 0 5 /1 0 /3 2 0 0 6 /1 /3 2 0 0 6 /4 /3 2 0 0 6 /7 /3 2 0 0 6 /1 0 /3 2 0 0 7 /1 /3 2 0 0 7 /4 /3 2 0 0 7 /7 /3 2 0 0 7 /1 0 /3 2 0 0 8 /1 /3 2 0 0 8 /4 /3 2 0 0 8 /7 /3 2 0 0 8 /1 0 /3 2 0 0 9 /1 /3 2 0 0 9 /4 /3 2 0 0 9 /7 /3 2 0 0 9 /1 0 /3 2 0 1 0 /1 /3 2 0 1 0 /4 /3 2 0 1 0 /7 /3 2 0 1 0 /1 0 /3 2 0 1 1 /1 /3 2 0 1 1 /4 /3 2 0 1 1 /7 /3 2 0 1 1 /1 0 /3 2 0 1 2 /1 /3 2 0 1 2 /4 /3 2 0 1 2 /7 /3 2 0 1 2 /1 0 /3 2 0 1 3 /1 /3 t U S $ /t 鉛地金価格・在庫の推移Stock Cash 3 month
在庫 価格
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亜鉛長期(過去10年分) :LME価格と在庫の推移 鉛と同様に中国需要拡大と在庫減少を背景に2006年11月24日最高値4,620$/tま で上昇したが、リーマンショックで1,000$台まで急落。その後在庫が積み上がり、 現在過去最高水準の在庫状況(約35日分)により2,000$前後を推移 0 200,000 400,000 600,000 800,000 1,000,000 1,200,000 1,400,000 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 4,000 4,500 5,000 2 0 0 3 /1 /2 2 0 0 3 /4 /2 2 0 0 3 /7 /2 2 0 0 3 /1 0 /2 2 0 0 4 /1 /2 2 0 0 4 /4 /2 2 0 0 4 /7 /2 2 0 0 4 /1 0 /2 2 0 0 5 /1 /2 2 0 0 5 /4 /2 2 0 0 5 /7 /2 2 0 0 5 /1 0 /2 2 0 0 6 /1 /2 2 0 0 6 /4 /2 2 0 0 6 /7 /2 2 0 0 6 /1 0 /2 2 0 0 7 /1 /2 2 0 0 7 /4 /2 2 0 0 7 /7 /2 2 0 0 7 /1 0 /2 2 0 0 8 /1 /2 2 0 0 8 /4 /2 2 0 0 8 /7 /2 2 0 0 8 /1 0 /2 2 0 0 9 /1 /2 2 0 0 9 /4 /2 2 0 0 9 /7 /2 2 0 0 9 /1 0 /2 2 0 1 0 /1 /2 2 0 1 0 /4 /2 2 0 1 0 /7 /2 2 0 1 0 /1 0 /2 2 0 1 1 /1 /2 2 0 1 1 /4 /2 2 0 1 1 /7 /2 2 0 1 1 /1 0 /2 2 0 1 2 /1 /2 2 0 1 2 /4 /2 2 0 1 2 /7 /2 2 0 1 2 /1 0 /2 2 0 1 3 /1 /2 在庫( t) 価格( U S$ / t) 亜鉛地金価格・在庫の推移Stock Cash 3 month
在庫
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鉛・亜鉛長期(過去10年分) :LME価格の比較 過去には、鉛より亜鉛価格が高いという相場観があり、2006年には需給の変化を先取 りし急騰。リーマンショック後の価格の急落以後はほぼ同価格で推移するも直近は堅 調なバッテリー需要を背景として鉛価格が相対的に高い現象が見られる。 $0.00 $500.00 $1,000.00 $1,500.00 $2,000.00 $2,500.00 $3,000.00 $3,500.00 $4,000.00 $4,500.00 $5,000.00 鉛LME価格 亜鉛LME価格5
鉛の可採年数(埋蔵量と生産量) 銅と比較すると20年程度と可採年数は少ないものの2007年の価格高騰により埋蔵量が増加 したが、10年間で大きな変化はない。鉛・亜鉛鉱山の特徴として、鉛/亜鉛を同時に産出し、鉛 鉱石中には副産物として銀、ビスマス、アンチモンを含むこと亜鉛鉱石中にはインジウムを含 むことから埋蔵量対象となるのは各鉱山の含有比率と各産出鉱種の市況に左右される。 生産量:2002年の上位国である豪州、米国はやや減少、その一方で中国が3.6倍(占有率 50%)、日本では豊羽鉱山の閉山により2007年以降は生産はない。 0 5 10 15 20 25 30 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 80,000 90,000 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 鉛可採年数推移 埋蔵量(千トン) 生産量(千トン) 可採年数(年) (千トン) (可採年数) (出典:MCS;USGS) 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 0.0 500.0 1,000.0 1,500.0 2,000.0 2,500.0 3,000.0 3,500.0 4,000.0 4,500.0 5,000.0 鉛鉱山生産量推移(上位3ヶ国と日本) その他 日本 米国 豪州 中国 中国の占 める% (%) (千t) (出典:WBMS)6
0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 鉛地金生産量推移(上位3ヶ国と日本) その他 日本 ドイツ 米国 中国 中国の 占める% (千t) 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 鉛地金需要量推移(上位3ヶ国と日本) その他 日本 ドイツ 米国 中国 中国の占 める% (千t) 鉛長期(過去10年分) :地金生産量と需要量(消費量)推移 地金生産量:米国、日本はやや減少、ドイツやや増加、中国の需要増を背景に3.5 倍(占有率45%まで拡大) 需要量:地金生産と連動し、米国はやや増加、日本、ドイツやや減少、中国が4.9倍 (占有率47%まで拡大)2010年,2011年のシェアは横ばい。 (出典:WBMS)7
(出典:ILZNSG) 供給過剰 需要過剰 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 鉛:2008年以降需給バランスの推移 2008年末に1000$を割ったが、その後回復するも慢性的な供給過剰状態は変化な く、在庫は積み上がったままである。しかし、亜鉛と較べると在庫水準は11日程度 と高くない。昨年10月以降、やや価格が上昇。 -50 0 50 100 150 200 250 300 350 400 450 0 1,000 2,000 3,000 4,000 2008/1 3 5 7 9 11 2009/1 3 5 7 9 11 2010/1 3 5 7 9 11 2011/1 3 5 7 9 11 2012/1 3 5 LME在庫 バランス 価格 価格 (US$/t) 需給バランス / LME在庫 (千t)8
0 100 200 300 400 500 600 700 800 900 1,000 10 11 12 2010/1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 2011/1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 2012/1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 鉛鉱山生産量 鉛地金生産量 鉛地金消費量 鉛地金消費量(除中国) (千t) 鉛の需給動向:過去4年間 月毎 :鉱山生産、地金生産、消費の推移 世界の需給:中国需給状況に連動 中国の需給の特徴:右肩上がりの増加傾向は継続するも昨年後半はやや鈍化 毎年年初に生産消費とも低下 0 100 200 300 400 500 10 11 12 2010/1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 2011/1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 2012/1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 鉛鉱山生産量 鉛地金生産量 鉛地金消費量 中国の鉛 需給状況 世界の鉛 需給状況 (出典:ILZNSG)9
鉛鉱山生産:中国が約半分、環太平洋が中心 鉛・亜鉛鉱床の特徴:鉛亜鉛多金属鉱床、スカルン型鉱床、ミシシッピバレー型鉱 床であり、大型鉱床が少なく、中小規模鉱床が多い。 2010年 2011年 内蒙古 437 672 四川 201 355 湖南 277 349 広西 231 267 広東 120 161 雲南 100 98 河南 63 69 青海 61 49 江西 40 42 その他 451 296 計 1,981 2,358 (出典:安泰科) 内蒙古 28% 四川 15% 湖南 15% 広西 11% 広東 7% 雲南 4% 河南 3% 青海 2% 江西 2% その他 13% 2011年中国省別鉛鉱石生産比率 中国省別鉛鉱石生産量(千トン)10
0.0 50.0 100.0 150.0 200.0 250.0 鉛鉱山生産量(中国以外) (千トン) (鉛) 主要鉱山(鉱石)の生産量2011年) 順位 鉱 山 名 国 名 権益保有企業 生産量 Pb量(千t) Pb品位 (%)1 Cannington Silver オーストラリア BHP Billiton Gr 232.4 9.20
2 Viburnum 米国 Doe Run 210.0
3 Mount Isa オーストラリア Xstrata 130.7 2.70
4 Red Dog 米国 Teck 84.0 5.40
5 Rampura-Agucha インド Vedanta, State of India 75.0 1.80
6 San Cristobal ボリビア Sumitomo Corp 72.0
7 Penasquito メキシコ Goldcorp 70.2 3.10
8 Brunswick (Bathurst) カナダ Xstrata 56.8
9 Ying Silver Mine 中国 Silvercorp 51.8
10 Broken Hill (North and South) オーストラリア SASAC of Guangdong Province 51.6
11 Black Mountain (Aggeneys) 南アフリカ Vedanta, Exxaro Res 50.0 1.20
12 McArthur River オーストラリア Xstrata 38.3 4.40
13 Zinkgruvan スウェーデン Lundin Mining 32.3 4.50
14 Garpenberg スウェーデン Boliden AB 28.3 2.50 15 Century オーストラリア Minmetals 26.5 4.00 上位15鉱山合計 1,209.9 26%
鉛鉱山生産動向:上位15鉱山のうち鉱量枯渇により減産する鉱山がある
ものの、増産及び新規鉱山が減産分を補充可能で。今後、年間生産量
3
~
5%/年の増加が見込まれる。
今後減産 今後増産11
0.0 500.0 1,000.0 1,500.0 2,000.0 2,500.0 3,000.0 3,500.0 4,000.0 4,500.0 5,000.0 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 鉛電池 鉛塩 鉛合金及び鉛材料 酸化鉛 其の他産品 総計 中国の鉛消費量見込み 単位: 千t 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 2006年2007年2008年2009年2010年2011年 中国の鉛蓄電池の用途 輸出 その他電源 UPS電源 バイク(二輪車) 電動自転車 その他車両 自動車 (千t) 中国:鉛需要動向:直近5年間の消費平均増加率約8%、2012年は国内景気や鉛に対 する環境規制によりやや鈍化懸念があるものの、今後も需要増が見込まれる。 中国の鉛消費の特徴:用途別ではバッテリー需要が大部分であるが、自動車用と同程 度を電動自転車(E-Bike)に使用(最近、安全面での規制強化があるものの今後も需 要が見込まれる) (出典:安泰科)12
鉛需給:
2012年の見込み及び2013年の予測(by ILZSG)
1.鉱石生産量 ~中国で大幅な増産~ 2012年及び2013年の鉱山生産量は、中国における増産が主因となり、それぞれ対前年比 10.9%増の521万t、同2.8%増の536万tと予想。鉛一次製錬業の需要を上回っていることから、 中国において鉛精鉱の在庫積み上げが行われているか、若しくは生産量が過大に見積もら れているのではないかとの推測。 2.地金生産量 ~世界各地で製錬能力増強~ 製錬での地金生産量は、ペルー及びイタリアで休止製錬所の再開が予定されているほか、 米国における二次製錬所の操業開始や中国及びカザフスタンでの製錬能力強化によって、 2012年は対前年比2.9%増の1,090万t、2013年は同3.8%増の1,132万tとなる見通し。 3.地金消費量 ~中国、鉛電池生産が回復~ 2012年及び2013年の鉛地金消費量は、それぞれ対前年比3.4%増の1,080万t、同3.3%増の 1,115万tと予想。中国では、2011年に環境への懸念から鉛蓄電池の生産工場が多数閉鎖さ れたが、2012年には鉛蓄電池の生産及び輸出が大幅に回復したこと、特に乗用車や電動自 転車(e-bike)向け生産増となり、2012年及び2013年の鉛地金消費量は、それぞれ対前年比 4.8%増の486万t、同4.7%増の508万tとなる見込み。 4.需給バランス 2012年及び2013年の需給バランスは、引き続き供給過剰が続き、過剰幅はそれぞれ10.8万 t、17.4万tとなると予測1
3
海外鉱石, 100 , 35% スクラップ, 71 , 25% その他原料, 44 , 16% 地金, 22 , 8% 再生地金, 37 , 13% 輸入再生地 金, 8 , 3% 蓄電池, 218 , 88% 無機薬品, 4 , 2% その他, 24 , 10% 鉛の供給 (形態別、2011年) (単位:千t) 鉛の需要 (用途別、2011年) (単位:千t) 日本:鉛市場動向 供給:約6割がリサイクル原料、2011年は地金輸入が増加、需要:9割が蓄電池向け、鉛 フリー化によりはんだ、無機薬品向け需要は大幅に減少、内需減少分は輸出向け 0 50 100 150 200 250 300 350 400 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 (純分千t) 鉛の供給 電気鉛輸入 再生鉛生産・輸入 電気鉛生産 0 50 100 150 200 250 300 350 400 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 (純分千t) 鉛の需要 輸出 その他 管・板 はんだ 無機薬品 蓄電池 (出典:貿易統計) (出典:鉱山)14
鉛のマテリアルフロー(2011) 単位:千t(カッコ内純分) :原料・半製品のフロー :スクラップのフロー 中間製品 輸出 鉱石 輸入 (88.2) 電気鉛生産(215) 需要 (218) 再生鉛生産( 37) 需要 (4) くず 輸入 (0.0) 精製塊(電気鉛) 輸入 (21.9) 需要 (5) アンチモン合金塊 輸入 (7.5) 半製品 輸入 (8.9) 需要 (2) くず 需要 (3) 輸出 (3.4) 精製塊(電気鉛) 輸出 (33.4) アンチモン合金塊 輸出 (14.0) 半製品 輸出 (1.2) 純分換算率:鉱石57.8%、アンチモン合金塊96% 放射線防護・他 その他 ガラス製品 塩ビ安定剤・塗料、他 錘 輸入 最終製品 主要用途 自動車用蓄電池 精錬所 電気電子部品 配管・板金・他 再生メーカー 鉛蓄電池 無機薬品 鉛管・板 はんだ 産業用蓄電池 (出典:JOGMECマテリアルフロ-)15
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 中国 日本 韓国 米国 世界 鉛地金生 産量(千ト ン) うち二次 地金生産 量(千ト ン) 二次地金 比率 二次鉛生産の動向 世界鉛生産量の内、2011年52%が二次地金(廃棄バッテリー等のスクラップ)を占めている。その 比率は、生産量の増加にもかかわらず10年間ほとんど変化がないが、世界国によって比率は大き く異なり、米国91%、日本60%と高く、中国、韓国は29%、28%と低い(国内ストックが少ないことや 集積がその要因) 鉛の安定供給を考える上で、スクラップは、鉱山供給と同等の重要性を有する。昨年来、国内スク ラップが海外に流出し、国内で十分確保できない状況がある(米国の二次鉛生産増加、韓国、中 国のリサイクル産業への関心高まり、ユーザーの廃棄に依存、季節要因) →リサイクル比率が高くなると安定供給が困難となるケースが出てくる。 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 二次鉛地金生産(世界)の推移 鉛地金生産 二次地金生産量 二次地金比率 (出典:WBMS)16
0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 120.0 140.0 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 (純分千t) 鉛鉱石の輸入相手国 チリ ロシア ペルー ボリビア 米国 豪州日本:鉱石の輸入相手国推移
毎年約
9万トン輸入。近年、日本企業が権益を有する、豪州、ボリビアからの輸
入が増加傾向
(出典:貿易統計)17
0 5 10 15 20 25 30 0 50,000 100,000 150,000 200,000 250,000 300,000 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 亜鉛可採年数推移 埋蔵量(千トン) 生産量(千トン) 可採年数(年) (千トン) (可採年数) 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 40.0 45.0 50.0 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 2002年2003年2004年2005年2006年2007年2008年2009年2010年2011年 亜鉛鉱山生産量推移(上位4ヶ国と日本) その他 日本 インド ペルー 豪州 中国 中国の 占める%亜鉛の可採年数(埋蔵量と生産量)
2007年、2008年の価格下落によって埋蔵量の減少が見られるが、直近
では可採年数
20年と大きな変化は見られない。鉛・亜鉛鉱山の特徴とし
て、鉱山毎に鉛
/亜鉛/副産物比率が変化することから各鉱種の市況に左
右される。
生産量:ペルー大幅減、豪州やや増、中国
2.6倍(占有率44%)、インド3.5
倍(
6.7%)と新興国での鉱山開発が進んでいる。
(出典:MCS;USGS) (出典:WBMS)18
亜鉛長期(過去
10年分) :地金生産と需要の推移
亜鉛:カナダ、日本やや減、韓国
35%増、中国2.4倍(占有率40%)2011
年年の中国地金生産は需要を反映して伸び率が鈍化。
亜鉛:米国(
30%減)、日本(15%減)など先進国では大幅減少、中国3.3
倍(占有率
44%)、インド82%増加と新興国での需要が増加してきたが、
2011年は伸び率が鈍化している。
0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 40.0 45.0 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 2002年2003年2004年2005年2006年2007年2008年2009年2010年2011年 亜鉛地金生産量推移(上位3ヶ国と日本) その他 日本 韓国 カナダ 中国 中国の占 める% 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 40.0 45.0 50.0 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 16,000 2002年 2003年 2004年 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 亜鉛地金の需要推移(上位3ヶ国と日本) その他 日本 インド 米国 中国 中国の 占める% (出典:WBMS)19
(出典:ILZNSG) 供給過剰 需要過剰 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 亜鉛需給動向:2009年以降 月毎:LME価格、在庫、需給バランスの推移 2009年から一貫して供給過剰により在庫が増加傾向。LME在庫は122万t(35日 分)と過去最大レベルで価格は2000$台で低迷。 2012年11月需給バランス:10月 1.4万tから13.2万tへと過剰幅が拡大。 SHFE価格:LME価格とほぼ一致。SHFE在庫は31万t -200 -100 0 100 200 300 400 500 600 700 800 900 1,000 1,100 1,200 1,300 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 2009/1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 2010/1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 2011/1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 2012/1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 2013/1 亜鉛地金の需給バランスLME在庫 バランス LME価格 SHFE価格
需給バランス /LME在庫 (千t) US$/t
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亜鉛世界生産量及び消費量の推移(過去3年分) 世界:中国以外の鉱山生産量は横ばい。地金生産と消費はほぼ一致。 中国の需給状況:地金、消費が伸び悩む中で亜鉛鉱山生産が増加し、2012年初 から地金生産量を上回り、中国国内で供給過剰状態 400 500 600 700 800 900 1,000 1,100 1,200 1,300 11 12 2010/1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 2011/1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 2012/1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 亜鉛鉱山生産 亜鉛地金生産 亜鉛地金消費量 亜鉛地金消費量(除中国) (千t) 0 100 200 300 400 500 600 10 11 12 2010/1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 2011/1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 2012/1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 亜鉛鉱山生産 亜鉛地金生産 亜鉛地金消費量 (千t) 世界の亜鉛 需給状況 中国の亜鉛 需給状況 (出典:ILZNSG)21
亜鉛鉱山分布:中国、豪州を中心として環太平洋に集中しているが、中央アジア、アフリカ、 ヨーロッパまで広く産出する。 内モンゴル 960 湖南 600 広西 469 雲南 468 四川 464 甘粛 266 広東 212 陜西 272 その他 597 合計 4,308 2011, 0 内モンゴル, 960 湖南, 600 広西, 469 雲南, 468 四川, 464 甘粛, 266 広東, 212 陜西, 272 その他, 597 中国亜鉛精鉱生産量(2011年) 単位:(Zn)千t 省別比率では、鉛と比 較して、雲南省が多く、 四川省が少ない。 (出典:安泰科)22
0.0 100.0 200.0 300.0 400.0 500.0 600.0 700.0 800.0 亜鉛鉱山上位15生産量 (千トン) 亜鉛:生産上位15鉱山 今後5年間に鉱量枯渇等により減産閉山する鉱山があるため、既存鉱山では拡張計画が進 行中。その他にブルキナファッソ、メキシコ、カナダで新規鉱山開発が進行中であり、減産分 は、増産と新規分で補充され、当面の鉱山からの供給は問題ない。しかし、価格次第では計 画見直しもありうる。 亜鉛:生産上位15鉱山(2011年) 順位 鉱山名称 所在国 権益保有企業 生産量 Zn 量(千t) Zn品位 (%) 1 Rampura-Agucha インド Vedanta 675.0 14.20 2 Red Dog 米国 Teck 572.2 15.80 3 Century オーストラリア Minmetals 497.3 10.50 4 Mount Isa オーストラリア Xstrata 357.05 Antamina ペルー BHP Billiton Gr, Xstrata, Teck, 三菱商事 270.5 0.70 6 San Cristobal ボリビア 住友商事 240.0 1.60 7 Brunswick (Bathurst) カナダ Xstrata 209.0 8.00 8 Vazante (CMM) ブラジル Votorantim 200.0 13.60 9 McArthur River オーストラリア Xstrata 194.1 9.40 10 Zyryanovsky カザフスタン Glencore 190.0 11 Lisheen アイルランド Vedanta 180.0 10.90 12 Tara アイルランド Boliden AB 163.9 7.10 13 Skorpion ナミビア Vedanta 143.0 10.20 14 Perseverance カナダ Xstrata 135.0 13.50 15 Pe asquito メキシコ Goldcorp 129.9 0.50 4,156.9 33% 12700.0 生産上位15鉱山計 世界計 今後減産 今後増産