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方言談話資料(5) : 岩手・宮城・千葉・静岡

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(1)

国立国語研究所学術情報リポジトリ

方言談話資料(5) : 岩手・宮城・千葉・静岡

著者 国立国語研究所

ページ 1‑381

発行年 1981‑01

シリーズ 国立国語研究所資料集 ; 10‑5

URL http://doi.org/10.15084/00002274

(2)

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(3)

国立国語研究所資料集 10−5

方言談話資料(5)

岩手・宮城・千葉・静岡

国立国語研究所

ユ981

(4)

刊行のことば

 国立国語研究所では、昭和49年度から同51年度にかけて,「略地方雪資料の収集および文字化』

のための研究」という題屋のTに,金国各地で方言による談話を録音し,その文字化(標準語訳

・注つき)を行った。この研究は,急速に失われつつある方言を現時点で録音・文字化し,国語 研究の基本的資料とすることを目的としており,当研究所地方研究員の協力 を得て実施された。

 その成果は,機を得て,順次刊行する予定であD,昨年度までに,『方書談話資料(1)一山形・群 馬・長野諜『方言談話資料(2)一奈良・高知・長崎』『方言談話資料(3)一青森・新潟・愛知』ぽ方言言炎話 資料(4)一福井・京都・島根sを刊行した。本年度は,その第五集を刊行する。

 本書に収めた録音・文字化資料は,もっぱら,本堂寛(岩手県掲当地方研究賃・岩手大学教授),

加藤正信(宮城県担当地方研究員・菓北大学助教授〉,加藤信昭(千葉県担当地方研究貝・千葉大 学教授),日野資純(静岡県担当地方研究員・静岡大学教授)の四氏の尽力によるものである。ま た,話者もしくは司会者として,菊地政勝,省田ケサエ,若松林平(以上岩手県),内海春吉,木 村精一,本郷しげ(以上宮城県),鈴木与一,武田金市郎,広瀬ます(以上千葉県),後藤百々代,

佐藤とし,山本俊男(以上静岡県)の各氏の協力を得たほか,有志の助力があった。記して深く 感謝の意を表する。

昭和56年1月

国立国語研究所長 林 大

一3一

(5)

方言談話資料作成のための担当者

国立国語研究所欝語変化研究部長

研究部第一一研究室

,大阪大学教授)佐 藤 亮 一(室長)真 田 信 治(研究員)

員)白沢 宏枝(研究員)

究毅究宗幹究 語豊語川木語 立飯立徳沢立 雄郎市泰徳三郎寛 治         史一真宏軽罪貢 

英俊

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「方言談話資料」(5)編集担当者

沢木幹栄 白沢宏枝 佐藤亮一 真田信治

飯豊毅〜

収録・文字化担当者

寛 宮城…加 藤 正 信 千葉…加 藤 信 昭 静岡…日 野 資 純 岩手…本堂

(6)

刊行のことば………・

まえカS き・………・………

凡例……・…

1 岩手県江刺市本町

 解説…………

  1.小学校時代の思い出…・……・…

  2.若い頃の思い出など…・・……・

II 筥城県亘理郡亘理町荒浜  解説一一…

  1.電話交換嬢とのデート………・・

  2.自転車で土手から落ちたこと・・

  3.若夫婦の御年始・……・…

  4.ねずみのお汁…

  5.昔の子供の様子………一   6.学校の弁当……

  7.お祭…

  8.アイスキャンデーとお婆さん・・

III千葉県館山布相浜

 解説…一・…

  昔の漁業・…………

N 静岡県静岡市南字中村

 解説…・一…

  1.静岡の集中豪爾………・・…・…

  2.米作状況………

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・251

・275

(7)

3.『 ヨ東大震災の思い出…・………・

4.静岡地震の思い出…・……一 5.復翼のころの思い出と戦後の復興・・

6.ベトナム僧のお経…………一

7.昔の生活と今の生活・・……・

8.兵隊生活と君が代………・一 9.昔の生活の思い出………・

・281

・286

・292

・296

・303

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・315

(8)

ま え が き

 研究の経過

 この雷雨は,昭和49年度から隅51年度にかけて行った。

 昭和49年度は準備期間とし,全国47都道府県で各種の実験的録音・文字化を行い,その結果に 基づいて,次年度以降の計画を立案した。

 50年度は,全国的視野のもとに重点地域を定め、23の府県から各i地点を選定して,老年層の 男性と隅女性との対話,もしくは,男女を含む老年層話者3入の会話を録音し,文宇化すること

とした。

 録音・文字化を実施した府県は次の通りである。

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 青森,岩手,館城,山形,群馬,千葉,新潟,石川,福井,長野,静岡,愛知,京都,奈良,

鳥取,心根,広島,愛媛,高知,長綺,宮崎,鹿児鵬,沖縄

 51年度は収録地点を4地点減らし(・印の県を割愛した),19の府県について,原則として50年度 と同一の地点で,(a面上・冒下の関係にある老年層の男性2人による対話,(b)老年層の男性と若 年層の男性との対話,もしくは,両者を含む3入の話者の会話,(c)場面設定の会話,の3項目に ついての録音・文字化を行い,なお,このほかに収録可能な地域では,付録として,民話の収録

・文字化も実施することとした。(c)については,「品物を借りるJ「(旅行などに)誘う」「新築の祝 いを述べる」「隣家の主入の所在をたずねる」「けんかをする∫道で知人に会う∫道で目上の知人に 会う」「うわさ話をする」の八場面を,全地点共通の場薦として設定した。

 以上の録音・文字化資料は,すべて国立国語研究所で整理し,保管しているが,当研究所では,

このうち,50・51爾年度分について逐次刊行していく予定である。本書は,50年度に収録・文字 化を行った老年層話者による談話資料のうち,「岩手県江刺市本町」「宮城県頁理郡亘理町荒浜」「千 葉県館山市相浜」「静岡県静岡市南字配村」の4地点分についてのものである。

 騒者の条件

 話者には次の条件の人を選ぶこととした。

 1.老年層話者による談話(50年度)

 その土地で生まれ育ち,よその土地に住んだことのない,あるいは,その期間が比較的短い人 で,日常の生活ではもっぱら方言を用い,また,録音機を前にしても方書色豊かなおしゃべりが 可能な人。したがって,よその土地から嫁入り,婿入りした人は採らない。ただし,女性につい ては,他に適当な人が得られないときには,近隣地から嫁入りした入でも,収録地点との間に大 きな方言の違いが認められない場合は可とする。話者の年齢は,原則として収録時において60歳 以上とし,やむをえないときは,55歳以上も可とする。発音その他の障害がなければ,高齢者で

一7一

(9)

も差し支えないが,話者桐:互の年齢が離れすぎるのは好ましくない。また,話者相互の地位・身 分関係も,ほぼ対等であることを原則とする。

 2.目上・厨下の関係にある老年層の男性2人による対話(51年度)

 話者の年齢は上記1に準ずる。この項は,改まった表現や種々の敬語形式などを得ることをね らって設定したものであり,対話の具体的な人物像として,たとえば,旧地主階層の人物対旧小 作階層の人物,僧侶対その壇家にあたる入物,その土地出身の教員(校長など)対その土地の一 般的職業(農業・漁業など)に従事している人物などを候補として示したが,地域の事情もある と思われるので,この点は各地の担当者(地方概究員)に一任した。なお、目上にあたる人物と して,在外期聞の比較的長い入物を登場させなくてはならない場合もあると考えられるので,在 外歴に厳しい条件はつけないことにした。

 3.老年層男性と若年層男性との対話(51年度)

 老年層については原則として60歳以上,若年層については原則として20〜30歳台とする。話者 梢互の地位・身分関係は,ほぼ対等であることが望ましい。職業は老若ともにその土地における 一般的なものであること。在外歴については1に準ずる。

 4.場面設定の会話(51年度)

 上記!に準ずる条件を備えた老年層の男女に,場面に応じて,種々の演技的対話をしてもらっ

た。

 5.民話

 特に条件はつけず,その土地で生まれ育った民話の語り手であれば可とした。

 司会者

 主たる話者のほかに,話の引き出し役としての司会者が同席することとした。司会者はこの研 究の主旨を理解し,かつ,司会役としての能力を有する地元方欝の話し手が望ましい。司会者の 年齢・居住再嫁に,特に条件はつけなかった。

 録音蟹・文字化量

 50年度・51年度ともに隠約60分程度の録音量(51年度については,各項目平均20分,合計60分 程度)について文字化を行うこととした。また,内容の豊かな文字化資料を得るために,文字化 すべき録音量の数倍を録音し,その中から適切な部分(話がとぎれず,しかも発護が特定の話者 にかたよっていないこと。話の流れ,話題の展開が自然であること,など)を選択して文字化す ることとした。

 :文字化原稿の作成・表記

1.将来のオフセットによる複製印行に備えて,一定の様式の文字化用紙を作成し,担当地方研  究員に配布した。

2,文字化は原則として表音的カタカナ表記によることとした。これは,利用者の便宜,文字化

(10)

作業の能率などを考慮してのことである。ただし、対象とする方雪の性格によって,カナ表記  では特殊な字母を多数必要とし,かえって煩雑になると判断される場合は,国際音声字母によ  る表記も可とした。なお,それぞれのカナで表わす具体的音声の範囲・内容については,各担  当者が「解説1の中で説明することとした。

3 アクセント,文末イントネーションの記述の有無は,その表記法を含めて担当者の判断にま かせた。

4 聴き取りが困難な箇所や,言いよどみ,欝い重なり,言い直し,笑い声などについては,こ れらを一定の符号で表わすことにした(凡例参照)。

 文字化には,標準語訳,および,場面,文脈,特徴的音声,方言形の意味・用法などについ ての注をつけることとした。なお,標準語訳はあくまでも内容理解のための手がかりの一つと 考え,訳が問題となるような箇所については,できるだけ詳しい注をつけることを担当者に求

めた。

 収録:方言・表記・収録内容についての解観

 文字化原稿とは別に,収録方書・表記・萩録内容についての解説を担当者に求めた。解説には,

原則として次の事項を記すこととした。

 A.収録地点とその方言について   1.地点名

  2.収録地点の概観(位置・交通・地勢・行政区画の変動・戸数・入ロ・主な産業など)

  3.収録した方言の特色

   ①方言区画上の位置・隣接諸方言との関係    ②音声・音韻上の特色

   ③文法上の特色  B.表記について

   それぞれの符号(カナ・音声符号)で表わす具体音声の範囲,特殊な表記についての説明   など。

 C.収録内容の概説   1,タイトル   2、録音年月B   3.録音場所

  4.話し手の氏名・性・生年・職歴・役職歴・居住歴・書語的特徴など   5,録音環境(同席者・話の進行状況・場の雰囲気など)

一9一

(11)

1.場面,文脈,特徴的音声,方言形の意味・用法などについての注は各章の末尾にまとめて記  し,該当箇所を本文のそれぞれの位置に番号(かっこつき)で示した。

2.発言や録音が不明瞭なため聴き取りが困難な箇所には   線をつけた。

例 スッドネ〈18ページ4段>

3.最終的に聴き取り不能の箇所には   線のみを記した。

4.欝いよどみは,その来尾に………線をつけた。

5.複数の発言が重複した場合には,重複部分に   線をつけた。

       例 Cクラスシ スシテルガラネ(Bソーナンダ) (Aイヤヤ)〈20ページ9段>

6.言いかけて,それを書いなおした場合には,雷いかけた部分にx×x・x×xをつけた。

例 ホノ ホノハ〈19ページg段〉

   ニく うくメ

7.笑い声,咳ばらいなどは,(笑),(咳)のように示した。

8.同席者の短い発欝や突然の訪間者のことばなどは文字化していない場合がある。その際や,

録音テープを編集して談話内容の一部を削除した際には,該当箇所に・の符号をつけた。

(12)

    え さし   ほんちょう

1.岩手県江刺市本町

収録・文字化担当者本堂 

(13)

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 渓声的特記

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4、旨ひ他

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(15)

B 表記しついて

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       ロへ

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 〔3蝕)じついて、そ胚ぞ哲ジ〉ノ ズミ/■森記守み。

(16)

G 収劔内〉各の概説 1、タイトル

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z、録音坪娼日

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3、録二言断

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4、ち疹1矛φ穿寿霧丈

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 ラ飾弓・z昂悶三役イ 行.九双タト.他地イ吻右〔f )とte ?v・。

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 秀制初灘ソ篠有しマい》秀。三人の二二のう巧イ 年表指をので謬の

 諺包よく知・イ・誘。そ碁ほゾ諺1上まとviラ( g・b ゼ 髪浜八吻ぐ・ ee 〈3 好哲¥玄b見愛\プた。

 ○吉田ケサエ(サ)

  二二噺二代主婦,痴焦脇奢齢昂人念本卿1娠。准タ膨修雇

 享/。言考彦充分三舎いて㌧、b。乏し婦窒.

5.縁猪四境

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一16一

(17)

詫/を

(鴎号)

  A   B

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q♪ホ学校時代の児・ゾ出

(氏尾)

若転林乎

靖づ也政勝

吉(aゲサラエ

本堂 覧

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参照

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