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中国高齢者産業ニュース 中央政府政策 動向 高齢者家庭及び居住区公共施設バリアフリー改装業務強化に関する通知 公布 7 月 8 日 住宅城郷建設部 民政部 財政部 中国障害者連合会 全国老齢工作委員会弁公室の5 部門は共同で 高齢者家庭及び居住区公共施設バリアフリー改装業務強化に関する通知 を公布し

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目 次

中国高齢者産業ニュース

【地方政府政策・動向】 「高齢者家庭及び居住区公共施設バリアフリー改装業務強化に関する通知」公布 ... 2 2017 年までに養老保険加入者9億人をカバー、全国民保険加入登記を実現 ... 2 北京市、養老機構建設用地に関する協調会開催 ... 3 北京市、31 項目にわたる養老介護サービス業務の規範制定を準備 ... 3 蘇州市、「養老サービス業発展加速に関する実施意見」公布 ... 3 新疆ウイグル自治区、老年福利施設建設に対し 2.3 億元投資 ... 4 浙江省、建設工程新基準発表。新規住宅プロジェクトでの在宅施設建設を義務化 ... 4 安徽省、「養老サービス業発展加速に関する実施意見」公布 ... 4 湖北省、「城郷社区在宅養老サービス及び老年協会「楽齢工程」プロジェクト建設推進の 統一計画推進に関する意見」を公布 ... 5 広州市、養老サービス料金体系の基準にかかる通知を発表 ... 5 深セン市、養老施設用地多元化のため、農地を活用 ... 6 上海市、社会養老サービスの拡大 ... 6 寧波市、「民間資本による養老サービス産業への投資奨励に関する実施意見」公布 ... 6 南京市、「養老サービス業発展加速に関する実施意見」公布 ... 7 四川省、「四川省養老機構設立許可実施弁法」施行 ... 7 四川省、「三公経費」を削減、養老サービス体系構築に充填 ... 8 杭州市、「養老サービス業改革試行地区」に指定 ... 8 北京市、全ての養老機構での医療サービス提供を推進 ... 8 ニチイ学館、中国での事業展開推進 ... 9 トピックレポート 日中(大連市)高齢者産業交流会を開催 ... 10 ジェトロからのお知らせ 『日中(北京)高齢者産業交流会』開催のご案内 ... 12 2014 南京老年産業博覧会 AgedCare ジャパンゾーン出展・交流会参加企業出展のご案内 ... 14

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2 中国高齢者産業ニュース 中央政府政策・動向

「高齢者家庭及び居住区公共施設バリアフリー改装業務強化に関する通知」公

7月8日、住宅城郷建設部、民政部、財政部、中国障害者連合会、全国老齢工作委員会弁 公室の5部門は共同で「高齢者家庭及び居住区公共施設バリアフリー改装業務強化に関する 通知」を公布した。 同通知では、各地方の関連部門に対して、高齢者家庭及び居住区公共施設のバリアフリ ー計画、目標及び標準の制定、申請条件や許可の明確化、監督管理の実施などを求めてい る。また、居住区の公共施設のバリアフリー化については、地方政府予算に組み入れ、各 地民政、財政部門は補助金基準を明確にし、その執行状況について審査、監督管理するよ う求めている。 <養老網 http://www.yanglao.com.cn/article/8417.html> <中国民政部 http://www.mca.gov.cn/article/zwgk/fvfg/shflhshsw/201407/20140700674369.shtml>

2017 年までに養老保険加入者9億人をカバー、全国民保険加入登記を実現

人力資源・社会保障部は、全国民の保険加入を目指し、全国民保険加入登記計画を開始 している。実施期間は 4 年間。2014 年は、浙江省全省、河北省張家口市、河南省洛陽市等 の 50 カ所を試行拠点としており、2015 年に今後の方向性及び施策を整備し、試行拠点を全 国の 50%前後の地区に拡大する。2016 年〜2017 年には、全国での全面実施を目指す。 まず、今後、既存の社会保険加入情報の整理、修正などを行った上で、全国統一の社会 保障番号を発行するとしている。 また、2017 年までに養老保険への加入者数を 9 億人以上とする計画目標を設定している。 現在、約 2 億人が養老保険へ未加入、重複加入や未納の状況にあり、同計画では、事業単 位の養老保険制度の改革を通じて、従業員の養老保険制度加入範囲の拡大、新型農村と都 市住民養老保険の統一化の加速、加入奨励制度の構築を行うとしている。 さらに、社会保険改革との同時実施を目指している。人力資源・社会保障部では、全て の保険加入企業、個人の保険加入料金納付状況、及び受給に関する情報記録を正確に記録 するため、社会保険管理の国家基準、業界基準の制定を迅速に行い、全国統一の社会保険 手続きに関する規程を制定する。また、中央政府では、雇用企業や個人が自動的に情報更 新が可能となるように、ネット上での手続き、検索、情報開示に関するサービスプラット ホームを構築する。 <全国老齢工作委員会弁会室 http://www.cncaprc.gov.cn/news/51660.jhtml>

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3 地方政府政策・動向

北京市、養老機構建設用地に関する協調会開催

北京市国土資源局は、養老機構建設用地に関する協調会を開催した。会議では、既存の 建設用地を中心に、養老施設建設用地に活用し、政府関連部門によって養老施設建設用地 の供給方法を検討した上、2014年の養老施設用地に関する任務を具体化する方針が示され た。 過去2回に実施された養老施設用地課題調整会では、養老施設用地供給の推進、土地供給 方法の整備、民間資本を活用した養老施設建設の推進、既存の建設用地の活用、土地供給 政策の細分化、年内の養老施設用地供給業務の推進等に関して言及された。また、国有用 地・集団用地における養老施設建設の用地供給細則の検討、計画、建設基準、所有権管理 等についても検討が行われている。 <養老網 http://www.yanglao.com.cn/article/8457.html> <中華人民共和国国土資源部 http://www.mlr.gov.cn/xwdt/dfdt/201408/t20140808_1326233.htm>

北京市、31 項目にわたる養老介護サービス業務の規範制定を準備

7月29日、北京市質量技術監督局は、高齢者サービスに関して31項目に渡る業務規範・基 準を定めた「養老機構生活ケアサービス業務規範」に対する公開意見徴収を募集を開始し た。 同規範案では、養老介護職業資格証の取得、介助や入浴方法等に関する規範・標準を定 めており、また、施設には国家標準である「高齢者建築設計規範」に適合することを求め ている。 サービス提供者は、規範に従った業務を原則100%達成すること、90%以上で合格とし、 さらに高齢者及び家族の満足度が80%以上の場合、基準に達していると判断される。 <養老網 http://www.yanglao.com.cn/article/8434.html> <北京市質量技術監督局 http://www.bjtsb.gov.cn/infoview.asp?viewid=51483>

蘇州市、「養老サービス業発展加速に関する実施意見」公布

蘇州市は、7月28日、「養老サービス業発展加速に関する実施意見」を公布した。 同市では、2020年までに、全市の養老施設におけるベッド数を1,000人あたり45床、その うち、介護型ベッドは50%以上、民営や社会組織によるベッド数を70%以上とする目標を 設けている。 同意見では、低所得の要介護高齢者に対するセーフティーネットの提供、また、補助金 や政府による運営委託を通じた民間企業の支援、介護、医療、リハビリ分野などの人材育 成に重点を置くとしている。 <養老網 http://www.yanglao.com.cn/article/8407.html>

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4 <蘇州市人民政府 http://www.suzhou.gov.cn/news/szxw/201407/t20140729_406538.shtml>

新疆ウイグル自治区、老年福利施設建設に対し 2.3 億元投資

新疆ウイグル自治区は、本年、2.328億元を投じて老年福利施設建設を建設し、全自治区 で養老サービス施設の中枢ネットワークを構築する。 2013年末までに、全自治区の60歳以上人口は、253.18万人、高齢化比率は11.18%に達し、 毎年平均4.36%のスピードで増加している。新疆ウイグル自治区では、特に農村における 高齢者問題は深刻化している。2013年末時点で、全自治区の60歳以上の農村高齢者人口は 132.77万人に達し、全高齢者人口の52.44%を占めている。現在、高齢者人口が急増、要介 護状態の高齢者も大幅に増加、「空巣化」(高齢者のみの世帯)も広がっており、介護に 対する需要が高まっている。しかし、自治区での高齢者サービス体系の構築は、他の自治 区と比べて整備されておらず、局地的に高齢者サービスの不足が顕著な状況にある。 こうした状況を踏まえ、自治区では「金秋工程」を今年の重点的な民生業務として指定 し、中央集中福利宝くじ公益金1.45億元を61カ所の社会福利サービスセンターや高齢者デ イサービスセンター建設プロジェクトに活用する。また、自治区本級福利公益金8,780万元 を養老福利機構の建設費用として投資する。自治区では既に約1.9億元を投資している。 <全国老齢工作委員会弁公室 http://www.cncaprc.gov.cn/news/51661.jhtml>

浙江省、建設工程新基準発表。新規住宅プロジェクトでの在宅施設建設を義務

浙江省は、7 月 25 日、「城鎮在宅養老サービス施設計画建設標準」を公布し、新規の住 宅プロジェクトにおいて、在宅養老サービス施設の設置を義務化した。在宅養老サービス 施設では、地域内の高齢者に対して様々な活動や休憩場所の提供、医療や食事等のサービ スを提供する。同標準は、在宅養老サービス施設の建設に特化した省級プロジェクトの地 方標準として国内で初めての試みとなる。 同標準では、新規の住宅プロジェクトにおける在宅養老サービス施設の建築面積を総建 築面積の 2%以上、最小面積は 20 平方メートルと定めており、また、住宅建築面積に応じ て、6 等級に分類、等級に応じて施設面積が大きく、提供されるサービスも多くなるよう求 めている。同標準は 10 月 1 日より正式実施される。 <全国老齢工作委員会弁公室 http://www.cncaprc.gov.cn/news/51637.jhtml>

安徽省、「養老サービス業発展加速に関する実施意見」公布

安徽省は、7 月 28 日「養老サービス業発展加速に関する実施意見」を公布した。同意見で は、2020 年までに高齢者千人あたりのベッド数を 45 床以上、全ての都市部の社区で社区養 老サービスセンターを設置、90%以上の郷鎮区、80%以上の農村社区に社区総合サービス

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5 施設・拠点を設置するとの目標を設定している。 そのほかに、低所得高齢者への財政補助、民間企業や社会組織による参入を促進すべく、 設立手続きの簡素化、登録資本金の制限を撤廃するとしている。 また、2020 年までに全省に 10 カ所の養老サービス業発展園区を設置し、50 社の有力企 業を育成する。 安徽省政府では、福利宝くじ交易金収益の 50%以上を養老サービス産業の育成に活用し、 民営養老機構に対する建設、運営補助金などに充填する。運営補助金は毎月 1 床あたり 200 元以上にするとしている。 <全国老齢工作委員会弁公室 http://www.cncaprc.gov.cn/news/51612.jhtml> <安徽省人民政府 http://www.ah.gov.cn/UserData/DocHtml/1/2014/8/6/3351178848280.html>

湖北省、「城郷社区在宅養老サービス及び老年協会「楽齢工程」プロジェクト

建設推進の統一計画推進に関する意見」を公布

湖北省民政庁、湖北省老齢工作委員会弁公室は、「城郷社区在宅養老サービス及び老年 協会「楽齢工程」プロジェクト建設推進の統一計画推進に関する意見」を公布した。 同意見では、2020年までに全ての社区、90%以上の郷鎮、60%以上の農村社区に在宅養 老センターなどを設置するとしている。 また、各社区に老年協会を設置し、同協会が社区内の在宅養老センターの日常管理、サ ービス提供などの業務実施を請け負う。 ※「楽齢工程」:2013年末、全国老齢工作委員会弁公室などは「高齢者優遇業務強化に関 する意見」を公布。医療・食・住・行動・娯楽などの面で、高齢者に対して様々な補助、 優遇などを行うよう求めている。 <全国老齢工作委員会弁公室 http://www.cncaprc.gov.cn/news/51414.jhtml> <湖北省老齢工作委員会弁公室 http://www.hbllw.cn/html/2014/llyw_0718/11594.html>

広州市、養老サービス料金体系の基準にかかる通知を発表

8 月 12 日、広州市物価局、財政局及び民政局は、広州市の養老サービス料金体系の基準 に関する通知を発表した。 同通知では、公営、非営利性民営養老機構等のサービス料金体系には政府定価、或いは 政府指導価格制度を採用し(介護費用、家賃、食事代が対象)、営利性民営養老機構が提 供するサービスには、市場調整価格が採用される(自主的に料金項目や基準を設定し、対 外公開の上、同価格を採用する)。なお、ベッド代、介護費用については、サービス内容 等に応じて個別に料金設定することが可能である。同基準は 2014 年 9 月 1 日から実施、試 行期間は 2 年。 <全国老齢工作委員会弁公室 http://www.cncaprc.gov.cn/difang/51719.jhtml>

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6 <広州市価格信息網 http://www.baidu.com/link?url=0di2w9Yhh38GXM_JmfcBH-z8TWJUkoWK-v8Y_clDaIBzW0tqnx 53adQ-gEPXB-Eyp8IVc7b-cNDjhUmhDlYwGOMewWnYsiNRAoc9olYwrEG>

深セン市、養老施設用地多元化のため、農地を活用

8月4日、深セン市規画・国土資源委員会は、「深圳市機構養老施設用地供給暫定弁法」 を公布、併せて意見徴収募集を行う。 同弁法では、養老施設用地の供給源の多様化を目的に、政府準備用地、農地、都市転換 用地等を養老施設用地に取り入れることを奨励している。深圳市では、1992年、2004年の2 回にわたる土地改革で、農地を国有地に転換したものの、依然として大量の農地の転換手 続きが完了していない状況にある。 2014年4月、国土資源部が公布した「養老サービス施設用地指導意見」によって、各地方 政府は養老用地の多元化を検討し始めている。深セン市では、増大する高齢者向けサービ スのニーズを満たすために、養老施設向けの用地供給、確保を優先し、同市の建設・土地 利用計画に組み入れる方向としている。 政府所有の用地は、民間企業や社会組織などに対して協議による無償譲渡、入札による 公開譲渡の形式によって供給される。 <全国老齢工作委員会弁公室 http://www.cncaprc.gov.cn/difang/51682.jhtml>

上海市、社会養老サービスの拡大

8 月 6 日、上海市老齢工作委員会は全体拡大会議を開催し、「上海市老齢事業発展“十二 五”計画」の中間評価を行った。 2013 年までに、同市内の養老施設は 631 カ所、ベッド数は 28.2 万床、在宅介護サービス を受けている高齢者は 28.2 万人に達し、社区デイサービスセンターは 340 カ所、高齢者食 事サポートサービス拠点は 533 カ所が稼働している。 会議では、次段階の重点業務として、養老施設用地規画の制定、高齢者ニーズ評価体系 の構築、医療との連携推進などを挙げた。また、更に社区試行拠点を推進し、来年末まで に現在の 40 カ所から倍増以上にするとした。 <全国老齢工作委員会弁公室 http://www.cncaprc.gov.cn/difang/51615.jhtml>

寧波市、「民間資本による養老サービス産業への投資奨励に関する実施意見」

公布

寧波市は、7月24日、「民間資本による養老サービス産業への投資奨励に関する実施意見」 を公布した。同市では、2016年までに、民営養老機構のベッド数を8,000床以上増加、全市 総ベッド数の50%以上とし、また、介護資格有所得者の従事者の比率を70%以上とすると している。

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7 同市では、民間資本の参入を奨励するため、様々な財政補助、優遇政策を提供するとし ている。200床以上の施設建設にかかる用地は、市の重要プロジェクトとして優先提供し、 1床あたり最高20,000元の建設補助金を提供する。 また、同市では、2014年末までに、施設に対する格付け基準、サービス規範、料金基準 などを発表するとしている。 <全国老齢工作委員会弁公室 http://www.cncaprc.gov.cn/difang/51509.jhtml>

南京市、「養老サービス業発展加速に関する実施意見」公布

南京市は、8 月 13 日、「養老サービス業発展加速に関する実施意見」を公布した。 南京市の高齢者人口は 120 万人を超え、高齢化率は 23%に達しており、少子化率は全国 首位になっている。 同意見では、社区及び施設の発展に重点を置き、社区について、無償で施設を提供し、 民間企業や社会組織の専門性を取り入れることで、高齢者に対するデイサービス、医療リ ハビリ、給食などのサービスを提供する。また、施設については、低所得の要介護者に重 点を置きつつ、公設民営方式を通じて、企業、社会組織や個人に運営を委託し、大規模な フランチャイズ方式の施設、個人による小規模施設の建設を奨励する。 また、養老施設内での医療施設や医療衛生機構と提携する養老施設内で提供する医療サ ービスを保険の対象範囲とする「医養融合」モデルを推進する。 さらに、同市では、中国国内で先進的な取り組みとして、養老施設の賃貸費用に対する 運営補助金制度を設けている。2014 年から、試行的に、運営期間 5 年以上、入居率 80%以 上の民間施設に対して、城区では 1 床あたり 1,200 元、郊外地区では 800 元の運営補助金 を支給している。2015 年からは入居率 70%以上の施設に対し、城区で毎年 1 床あたり 500 元、郊外地区では 400 元の運営補助金を支給する。 また、南京市では、同意見の実行性を高めるため、養老施設の建設状況などを公務員の 人事考課に取り入れるとしている。 <全国老齢工作委員会弁公室 http://www.cncaprc.gov.cn/difang/51463.jhtml> <養老網 http://www.yanglao.com.cn/article/20167.html> <江蘇省民政庁 http://www.jsmz.gov.cn/xwzx/sxyw/201408/2014-08-18_82072.htm> <江蘇省民政庁 http://jiangsu.mca.gov.cn/article/sxxx/201408/20140800686932.shtml>

四川省、「四川省養老機構設立許可実施弁法」施行

四川省政府は、8 月 1 日から「四川省養老機構設立許可実施弁法」を施行した。同弁法で は、養老機構の設立条件、許可権限、指導、許可手順、許可管理、監督検査、法定期責任 などについて明示している。

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8 <中国養老信息網 http://www.yanglao120.com/view/3593.html>

四川省、「三公経費」を削減、養老サービス体系構築に充填

四川省委及び省政府は、2013 年末までに「三公経費」(海外出張、公用車、接待にかか わる公費)支出を削減し、削減分の 5 億元相当を全省の養老サービス体系構築に充填する と決定した。 同省では、2014 年中に 10 万床の高齢者向けベッドの新設(改造も含む)、低所得者向け の支援強化を重点施策と位置付けている。2,000 カ所の社区にデイサービスセンターを設置 し、約 100 万人の低所得の要介護者及び 80 歳以上の高齢者に対して在宅サービスを提供す る。 同市では、養老サービス体系構築に向けた支出を拡大しており、2014 年には全省で 20 億 元以上の予算を計上している。 <中国民政部 http://www.mca.gov.cn/article/zwgk/mzyw/201408/20140800684584.shtml>

杭州市、「養老サービス業改革試行地区」に指定

民政部、国家発展改革委員会は、2013年に「養老サービス業総合改革試点工作の展開に 関する通知」を発表し、全国42カ所を養老サービス業総合改革試行地区に指定している。 同試行地区に指定されている杭州市では、公営養老機構の価格制度の改革、施設への入 居高齢者に対する入居許可評価、低所得高齢者に対する財政補助等を実施している。 また、各街道に1~2カ所の公営養老機構を設置しており、今後、公設民営方式に移行し ていく方針としている。 さらに、民政、衛生、人力社会保障の各部門が共同で介護院の建設を推進しており、在 宅高齢者に対する訪問往診サービスの提供を開始している。 <養老網 http://www.yanglao.com.cn/article/20161.html>

北京市、全ての養老機構での医療サービス提供を推進

北京市民政局、8 月 13 日、北京市開発改革委員会等 9 委員会局と共同で「北京市養老機 構及び養老ケアセンター建設工作推進に関する通知」を公布した。 同通知では、北京市の全ての養老機構と養老ケアセンターは、独立、付属、或いは、周 辺の医療機関との提携などの形式を通じて、高齢者向けに医療サービスを提供するよう要 求している。 また、養老施設が独立してリハビリ病院などを建設する場合、審査の迅速化を行うとし ている。北京市では、こうした「医養結合」サービスモデルを構築し、高齢者に対する慢 性病治療、リハビリ等の医療サービスを充実させるとしている。 また、近日に「北京市養老施設特別規画」の公布を予定しており、企業が有する空き用

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9 地などを活用して大規模かつフランチャイズ化された施設の建設を促進すると同時に、小 規模施設の建設も奨励するという。 <全国老齢委員会弁公室 http://www.cncaprc.gov.cn/news/51804.jhtml> 産業動向

ニチイ学館、中国での事業展開推進

日本の介護サービス最大手㈱ニチイ学館は、7 月 1 日、民政部直轄の中民養老企画院と戦 略的提携合意書を締結したことを発表し、同提携合意に基づき新設された新会社と合弁契 約を締結した。合弁会社を通じて、中国で「モデル施設」を立ち上げ、介護施設運営、介 護従事者の養成研修、社区での養老サービスの運営コンサルティング、高齢者用品の普及 などを行う予定。 また、7 月 7 日、子会社のニチイ香港を通じて、北京市、重慶市、瀋陽市、深セン市、江 門市(広東省)、梅州市(広東省)の6 都市で現地企業 10 社を子会社化(持分取得にかか る投資額は約 10 億円)。同社では、中国展開ブランド「至護」を使用し、訪問介護サービ ス事業などを展開する予定。さらに、今後も現地企業とのパートナーシップを拡大し、中 国全土での展開を推進するとしている。 <㈱ニチイ学館プレスリリース http://www.nichiigakkan.co.jp/ir/topics/news_1694.html http://www.nichiigakkan.co.jp/ir/topics/news_1705.html http://www.nichiigakkan.co.jp/ir/topics/news_1720.html>

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10 トピックレポート 日中(大連市)高齢者産業交流会を開催 ジェトロ生活文化・サービス産業部 サービス産業課 森 裕亮 ジェトロでは2014 年 9 月 4 日に日中(大連市)高齢者産業交流会を開催した。本交流会 は同日から7 日に亘って大連市で開催された「大連国際老齢産業博覧会」に合わせて実施 したものである。 「日中高齢者産業交流会」は今年度より新たに実施しており、日本の介護サービスや福 祉用品企業の中国進出を支援すべく、中国企業との商談機会を提供している。今年度は中 国4 都市での開催を予定しており、6 月の済南市(山東省)に続く開催となった。(今後は 北京市、南京市で開催予定。) 今回は4 日がフォーラムと商談会、5 日に現地介護施設の見学を行うという全部で 3 つの プログラムのもと行われた。 フォーラムには大連市老齢産業連合会の張会長、株式会社ニチイ学館の種元取締役、大 連市養老福利協会の董会長が順に登壇し、参加者数は201 名であった。 大連市は2013 年末時点の 60 歳以上人口は 122 万人を超えている。60 歳以上の高齢者人 口比率は20.7%と全国平均(14.9%)をはるかに上回り、中国国内においても高齢化の進 行が顕著な都市の一つである。張会長からは「日本を含む国内外の企業に、高齢者産業に 積極的に参入して欲しい」との話があった。 種元氏からは「日本式介護サービスの特徴」のテーマで講演頂いた。日本の高齢化の現 状や介護保険制度についての紹介に続き、人材の「研修」や「育成」が中心の話となった。 中でもニチイ学館が実際に社内研修で使用している動画の教材(ベッドからの起き上がり をサポートするものなど)については聴講者も真剣な目で見入っていた。 フォーラム最後の登壇となった董会長からは、「大連市では訪問介護のニーズが高まって いるものの、利用率は僅か2%程度に留まっている」との話や、是非「日中提携のもと、介 護サービスへの参入を進めて欲しい」との言葉があり、高齢者産業分野における日本企業 への期待の大きさを感じるものとなった。 博覧会場の様子

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11 続く商談会には日本企業16 社、中国企業 17 社が参加した。2 時間弱の商談会であったが、 各日本企業毎に配置したテーブルでは活発な商談が行われていた。その後のアンケートの 集計結果では商談件数は72 件、「今後もコンタクトを取りたい企業」の合計は42 件であっ た。参加企業からは「大連市の高齢者産業の実情を知ることが出来た」とういう声や「今 後の提携に繋がる相手が見つかった」というものあり、本交流会をきっかけとして新たな ビジネスの一助となれば幸いである。 翌日は公営と民営の介護施設を1ヵ所ずつと福祉用品店を見学した。公営の施設と民営 の施設は非常に対照的で、公営の施設は政府からの補助金が手厚く、またデイサービスに 関しては無料で利用できることもあり、多くの利用者で賑わっていた。一方、民営の施設 については、開設2 年程度の施設であったが入居率はまだ 15%程度に留まるという。利益 を確保出来るようになるまで15 年はかかるとの話もあり、介護サービスに対する需要はあ るものの、イコール即成功とはいかず、当然ではあるがビジネスモデルの構築や参入方法 の検討(独資もしくは合弁、あるいはコンサルティングなど)が重要になると感じた。 以上 日中高齢者産業フォーラム 中国企業との商談会 施設見学の様子

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12 『日中(北京)高齢者産業交流会』開催のご案内 ジェトロでは、中国最大の福祉機器・用品の展示会『中国国際福祉博覧会』の開催に併 せて、下記の通り、『日中(北京)高齢者産業交流会』を開催致します。 本交流会では、第一部では、中国の政府部門、関連企業の関係者向けに、日本の介護サ ービスや福祉機器・用品を活用することのメリットを認識して頂くべく、シンポジウムを 開催し、また、第二部として、日中の企業間の交流、ビジネスパートナーの発掘などを目 的に商談会を開催いたします。 皆様のご参加を心よりお待ちしております。 1. 開催日時 2014 年 10 月 28 日(火)13:30~17:00 ※「中国国際福祉博覧会 2014」に併せて開催(展示会会期:10 月 27 日(月)~29 日(水)) 2. 開催場所 中国国際展覧中心(旧館)総合服務楼 2 階 226 会議室 (北京市朝陽区北三環東路 6 号) 3. 主 催 日本貿易振興機構(JETRO)、国際協力機構(JICA)(予定)、中国国際福祉博覧会組織委員 会(予定) 4. 開催内容(案) 【第一部(シンポジウム)】 13:30~13:35 主催者挨拶(日本貿易振興機構) 13:35~13:40 主催者挨拶(国際協力機構) 13:40~13:45 主催者挨拶(全国老齢工作委員会弁公室) 13:45~14:30 講演①:『日本式介護の特徴・手法について』(仮) 講師:旭川荘厚生専門学院介護福祉科長 藤原美恵子氏 (JICA 草の根技術協力(上海医療福祉関係人材養成事業)専門家) 14:30~15:15 講演②:『寝たきりにさせない「自立支援」の為の福祉機器・用品の選択・活用方法につい て』(仮) 講師:国際医療福祉大学大学院 保健医療学修士 渡邉 真一氏(福祉用具管理指導者) <参加者数>:約 100 名 (主に中国の政府関係者、介護サービス事業者、福祉機器・用品メーカー、代理店等) ※主に中国政府・企業関係者向けの内容となっておりますので、日本企業の方におかれま しては関心のある方はご参加下さい。

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13 【第二部(商談会)】 15:30~17:00 個別商談会 <参加企業数>: (日本側):介護サービス 10 社、福祉機器・用品 10 社(予定) (中国側):介護サービス 15-20 社、福祉機器・用品代理店 10-15 社(予定) 5. お申し込み・お問い合わせ 【お申し込み方法】参加申込書(個別に送付しますのでお問い合わせください)、製品カタ ログ、パンフレット等(日本語・中国語各1部)を以下の担当者 E-MAIL アドレスまで送付 願います(製品カタログなどはスキャナーなどで送付願います) 【お申し込み期限】2014 年 9 月 19 日(金)必着 6.【お申し込み・お問い合わせ先】 日本貿易振興機構(ジェトロ)北京事務所 対外業務部 藤本(内線 116)、鄭英姫(内線 118) TEL:86-010-6513-7077 携帯:86-137-0114-2475 E-MAIL:Tsutomu_Fujimoto@jetro.go.jp(藤本) Yingji_Zheng@jetro.go.jp(鄭)

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14 2014 南京老年産業博覧会 AgedCare ジャパンゾーン出展・交流会 参加企業募集のご案内 このたびジェトロでは、10 月 31 日~11 月 2 日に南京で開催される「南京老齢産業博 覧会」に、ジャパンゾーンを設置し、基本装飾を施した標準ブースにて老人介護サービ スや福祉製品など自社の製品やサービスを PR 頂きたく、ご案内を申し上げます。 また、展示会期中には、江蘇省の福祉・リハビリ業界関係者(民政局関係者、養老施 設、病院、その他関係バイヤー等)との交流を目的とした「日中(江蘇省)高齢者産業 交流会」を開催する予定です。参加者から江蘇省老齢産業の最新動向に関する情報収集 や、日本の介護サービス等の優位性について広く周知できる機会になればと考えていま す。本展示会に合わせて開催するイベントとしては、展示会への出展、上記の日中高齢 者産業フォーラム、養老施設等視察という3つのプログラムをご用意し、現在、中国展 開を行っている、または今後、中国展開を検討されている日本企業の皆様の情報収集や、 ネットワーク作りのお役に立てるよう目指しております。ぜひご参加につき検討いただ ければ幸いです。 1.第 3 回(2014)南京老年産業博覧会(AgedCare) ◇展示会概要 ・展示会名:2014 南京老年産業博覧会 Agedcare http://www.agedcare.com.cn/ ・主催者 :江蘇省民政庁、江蘇省老齢工作委員会弁公室、 中国国際貿易促進委員会江蘇省分会 ・会期 :2014 年 10 月 31 日(金)~2013 年 11 月 2 日(日) ・会場 :中国・江蘇省南京市 南京国際博覧中心(南京市江東中路 300 号) ・来場者 : ①江蘇省各地の民政部門、養老施設(老人ホーム、デイサービス施設など)、リハビリ 病院など各種病院、薬局、高齢者向け用品の代理店・バイヤー、不動産、メディア などの業界関係者(Professional Visitors) ②南京市を中心とした高齢者の方や高齢者向け商品やサービスに関心の高い方(一般 来場者) ◇ジャパンゾーンの概要 ジェトロが設置するジャパンゾーンでは、基本装飾を施した標準ブースで、老人介護サ ービスや福祉製品など自社の製品やサービスを PR していただくことが可能です。 出展費:無料(標準ブース代のみ。追加備品や会場までの交通費や宿泊費な どは自己負担。)

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15 2.日中(江蘇省)高齢者産業交流会 開催目的:「南京老齢産業博覧会(AgedCare2014)」の会期中に、江蘇省の福祉・リハ ビリ業界関係者(民政局関係者、養老施設、病院、その他関係バイヤー等)との交流を 目的とした「日中(江蘇省)高齢者産業交流会」を開催します。 開催日時:2014 年 10 月 31 日(金)13:00~15:00(予定) 開催場所:南京国際博覧中心内 3.南京市内の養老施設視察(予定) 視察日:2014 年 11 月 1 日(土) 詳細が決まり次第、お申込みいただきました方にのみ共有いたします。 ◆お申し込み期限 ・参加申込期限:2014 年 9 月 17 日(水)必着 以下の全書類を E-mail(PCS08@jetro.go.jp宛)にてご提出ください。 ・提出書類: 参加申込書(個別に送付しますのでお問い合わせください)、 製品カタロ グ、パンフレット等(日本語・中国語各1部) ※ジェトロにて書類審査の上、最終結果を後日ご連絡いたします。 ◆お問い合わせ先 ・お申込み先 日本貿易振興機構(ジェトロ)上海事務所 市場開発部 TEL:86-21-6270-0489 内線 1800(林)、1801(尹) Masato_Hayashi@jetro.go.jp (林)/ Shihua_Yin@jetro.go.jp (尹)

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16 ニューズレターの登録・解除などのご案内 ご登録いただいたメールアドレスとパスワードを用いて、以下のご利用者向けの登録 情報管理ページから、登録の内容を簡単に確認・変更することができます。 ジェトロの提供する各種メールマガジン(一部を除く)の追加登録・解除、登録中の メール配信サービスの一覧確認、メールアドレスの変更、個人情報の変更、パスワード の変更、ジェトロからの各種ご案内メールの配信停止設定を行うことができます。詳細 は、以下のサイトをご覧下さい。 http://www.jetro.go.jp/mail/ 本ニューズレターに対するご意見、ご質問、ご感想などの各種お問い合わせ先 編集・発行:独立行政法人 日本貿易振興機構(ジェトロ)生活文化・サービス産業部 サービス産業課(介護・福祉班) 担当:森、水田 住所:東京都港区赤坂 1 丁目 12-32 アーク森ビル 電話:03-3582-5238 E-mail: CIE@jetro.go.jp

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※このニューズレターに掲載された内容を無断で転載することを固くお断りいたします。 ※ジェトロはご提供する法規制、税率、その他の資料・データ等の情報をできる限り正確にするように努 力しておりますが、提供した情報等の正確性の確認・採否は皆様の責任と判断で行っていただきます。 ※本文を通じて皆様に提供した情報の利用に関連し、万一お客様が不利益を被る事態が生じたとしても、 ジェトロは責任を負いません。

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