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小学校から中学校への学校移行に伴う不適応行動軽減への取組

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(1)

実 践 研 究

小学校から中学校への学校移行に伴う不適応行動軽減への取組

中 学 入 学 後 の 生 徒 と の か か わ り を 通 し て

浦 山 由 美 子 ( 長 崎 大 学 大 学 院 教 育 学 研 究 科 教 職 実 践 専 攻 ) 内野 成 美 ( 長 崎 大 学 大 学 院 教 育 学 研 究 科 )

笹 山 龍 太 郎 ( 長 崎 大 学 大 学 院 教 育 学 研 究 科 )

小学校から中学校への学校移行にかかわる課題や改善への手がかりをつかむこと を目的とし、小中学校教員への学校移行にかかわるアンケート調査と中学 1年生の 不適応行動軽減のための取組を行った。アンケート調査では、「小中連携Jの取組を 充実させる必要性と取組を行う上での課題や子どもに小学校までに身につけさせた いこと等小中学校教員それぞれの意識が明らかとなった。不適応行動軽減のための 取組では、「児童生徒の状況に合わせた細やかな対応」の視点から WT

Tの活用に よる学習支援の取組』を、「児童生徒の社会スキル向上」の視点、から『構成的グルー プエンカウンターやソーシヤノレスキノレトレーニング等の取組』を行った。取組前後 のQ ‑ U結果比較による分析では、学校生活意欲尺度「学級との関係」の平均点や 特別な支援が必要な生徒群の全体的な得点、の向上が確認された。最後に、本実践研 究の結果から小中の学校移行にかかわる課題改善につながる取組について考察し た。

キーワード 学校移行、不適応行動、中 1ギャップ、小中連携、学習支援、

社会的スキル

近 年 、 中 学 入 学 後 に 不 登 校 や い じ め と い っ た 不 適 応 行 動 が 増 え 、 そ の 現 象 を 「 中 1ギャップ」と表現されるようになってきた。「児童生徒の問題行動等生徒指導上 の 諸 問 題 に 関 す る 調 査

J

(文部科学省,

2013)

を 見 て も 、 暴 力 行 為 発 生 件 数 、 い じ め 認 知 件 数 、 不 登 校 児 童 生 徒 数 い ず れ も 中 学 校 に お け る 数 が 他 校 種 に 比 べ 突 出 し て

多い。小学 6 年生と中学 1 年生の数を比較してみると、暴力行為件数は約 3~4 倍、いじめ認知件数は約1. 5~

2

倍 、 不 登 校 児 童 生 徒 数 は 約

3

倍となっており、

中学進学を機に急増している。

児 島

(2006)

は「中

1

ギ ャ ッ プ と は 、 小 学 校 か ら 中 学 校 に 入 学 し た

1

年 生 が 大 き な 段 差 、 墜 を 感 じ と り 、 中 学 校 生 活 に ス ム ー ズ に 溶 け 込 め な い と い っ た 状 況 」 だ と 定 義 し て い る 。 ま た 、 新 潟 県 教 育 委 員 会

( 2 0 0 7 )

は「中

1

ギ ャ ッ プ に は 、 中 学

1

年 生 で い じ め や 不 登 校 が 急 増 す る と い う 現 象 面 の ギ ャ ッ プ と , 中 学 に 進 学 し た 子 ど も た ち が感じる小中学校聞の学校制度や教職員の指導などのギャップ」という 2面 を 合 わ せ て 定 義 し 「 中 1ギ ャ ッ プ 要 因 分 析 の 中 で 積 極 的 に 新 し い 人 間 関 係 を 結 ぶ こ と や 相 手 の 気 持 ち に 配 慮 し た 言 動 を と る こ と が 苦 手 で , 中 学 校 生 活 に 適 応 し て い く た め に は , 特 別 な 配 慮 や 支 援 が 必 要 な 生 徒 が 少 な く な い こ と が 把 握 さ れ た 」 と 報 告 し

(2)

て い る 。 こ れ ら の こ と か ら 、 小 学 校 か ら 中 学 校 へ の 学 校 移 行 の 時 期 は 、 環 境 面 で の 変 化 に 加 え 、 思 春 期 と い う 発 達 段 階 の 大 き な 変 化 の 時 期 と 重 な り 、 生 徒 に と っ て大きな転換期といってよい。対人面や学習面で困難さを抱える生徒にとっては、

こ の 時 期 に 中 学 校 生 活 に 適 応 し て い く こ と は 容 易 で な い と 推 測 で き る 。

そ こ で 、 小 学 校 か ら 中 学 校 へ の 学 校 移 行 に か か わ る 課 題 や 改 善 へ の 手 が か り を つ か む こ と を 目 的 と し 、 中 学 入 学 後 の 生 徒 の 適 応 状 況 に 着 目 し た 中 学

1

年 生 の 不 適 応 行 動 軽 減 の た め の 実 践 研 究 を 行 う こ と と し た 。 取 組 に 先 立 ち 、 先 行 研 究 等 に お い て 有 効 性 が 高 い と さ れ る 取 組 を 整 理 し た 。 ま た 、 実 際 に ど の よ う な 取 組 が な さ れ 、 ど の よ う な 課 題 が あ る の か を 知 る た め に 、 小 中 学 校 教 員 へ ア ン ケ ー ト を 実 施 し た 。 最 後 に 、 中 学

1

年 生 の 不 適 応 行 動 軽 減 の た め の 取 組 を 行 っ た 。 取 組 に 際

しては以下の4点 を 留 意 し た 。 ① 生 徒 の 実 態 把 握 と し て 生 徒 観 察 と ア ン ケ ー ト ( 客 観 的 に 分 析 可 能 な も の ) を 行 う 。 ② 支 援 に 関 す る 教 師 聞 の 共 通 理 解 を 図 る た め 、 心 理 教 育 的 援 助 サ ー ビ ス の 基 本 概 念 ( 石 隈 , 1999) を支援の在り方の指標とする。

③ 中 学 校 で の 支 援 状 況 の 把 握 を 行 い 、 現 状 の 中 で 可 能 な 支 援 方 法 を 選 択 す る 。 ④ 生 徒 の 適 応 状 況 の 変 容 を 見 る た め 生 徒 観 察 を 続 け る と と も に 、 複 数 の ア ン ケ ー ト (実態把握に用いたものに加え、自由記述による["6年 生 の と き の 自 分 へ の メ ッ セ ー ジJ)を実施して取組後の効果をみる。

中 学1年 生 の 不 適 応 行 動 軽 減 の た め に 有 効 性 が 高 い と さ れ る 取 組

中 1ギ ャ ッ プ の 定 義 児 島 (2006) 、 新 潟 県 教 育 委 員 会 (2007) に よ る 定 義 を 基 に、中1ギ ャ ッ プ を 「 小 学 校 か ら 中 学 校 へ の 学 校 移 行 に 伴 う 中 学 校1年生にみられる 様 々 な 学 校 不 適 応 行 動j と捉える。また、不適応行動とは「学校場面への適応の困 難 さ を 示 し 、 い じ め 、 繊 黙 、 学 級 崩 壊 な ど 広 く 学 校 内 で の 集 団 不 適 応 や 学 業 不 適 応 であるJ(文部科学省, 1992)を基に捉え、本実践研究を行う。

先行研究より 『中 1 不登校の未然防止に取り組むために~ (国立教育政策研究 所生徒研究センター, 2005) は 、 不 登 校 の 未 然 防 止 と い う 視 点 か ら 具 体 的 な 形 で 不 登 校 問 題 対 策 を 提 言 し 中 1ギ ャ ッ プ 解 消 対 策 の 基 に な っ た 。 そ の 後 、 中 1ギャ ッ プ 解 消 対 策 が 各 都 道 府 県 で 図 ら れ た 。 そ の 中 で 、 一 定 の 効 果 が あ っ た と さ れ る

「中 1ギ ャ ッ プ 解 消 の た め の 実 践 例j を い く つ か 取 り あ げ 、 中 学 1年 生 の 不 適 応 行 動 軽 減 の た め に 有 効 性 が 高 い と 衰 1 各 都 道 府 県 で 中 1ギャップ解消のため

される取組の整理を行った(表 1)。 に効果があったとされる実践例 そ の 結 果 、 以 下 の 共 通 し た 3つの

視点があることが分かった。

① 児 童 生 徒 の 状 況 に 合 わ せ た よ り 細 や か な 対 応

②児童生徒の社会的スキノレ の向上

③ 小 学 校 と 中 学 校 の 連 携

@聖竃~.I)祉会曲 I~ホ掌橿

(3)

小学校から中学校への学校移行にかかわる教師への憲鵬圃査 目的

小中学校教師の小中連携にかかわる意識を明らかにすることで、小学校から中 学校への学校移行にかかわる課題や改善の手がかりをつかむ。

2

ま . 2  敏師向lすアンケート項目一貫 実施期間・対象 2013 年 7 月 8 日 ~7

I

⑪i中遺書の闘を今以上に完離せる必要性

月 25 日・長崎市内の公立小中学校教 伽 判 制 こ 附 ! 謝 靖1;:.,制たいこ刷物敏倒的

伽半後時代に手どもに織に.につl棺せてほしいこと(中学修..陶It: 師:小学校

5

( 8 3

名入中学校

5

( 1 0 1

険制側面での司倣鶴

⑤生桂樹噂面での可館な連魯

名)、 計

184

側別活動画での司働総

圃査肉容 9つのアンケート項目を設 繍別支援側面での司齢制

I @

その他の遭梅

けた(表 1)。③⑨は記述回答、 これら

I @

連携を宥う土での聞や随

以外は選択肢を設けて記入しやすくした。②③は

2

つまで回答可、(1)‑⑦は複数 回答とした。結果数値は、一人が複数回答しているため全体の人数に対するパー センテージで表し

? と .

結 果

小 中 連 携 の 必 要 性 ①では、小中 教員それぞれ『必 要 だ と 思 う 」 が

18% 

4% 

76%

91%

、「必要だと思 わない」が

13%

7%

、『そ

78%80".1.  65

53% 

lli!~i! 24% 

H

EEZl1 13%13% 6%6%  13%e; iis手持EE Z% 12%  12V 6 1% 5%喰中

it'i.i li 鮒 爺 附同

活 基 直 指

学 複 礼 習 本 守 ま 心 に 導 習 基 儀 債 的 る り 従 に

‑生 う素

1 .師肉けアンケート~CJ)

『小学

S

盛 時 代 に 子 ど も に 身 に つ け さ せ た いζと』館果

の他

J

4%

3%

、『未記入」が小学校のみ

7%

であった.

小学校までに子どもに身につけさせたいこと ②③では、小中どちらも「基本的 生活習慣・礼儀』が最も多く約

80%

であったo

r

基礎的基本的な学習

J r

学習全般」

は、小学校が中学校よりやや多く、「きまりを守ること

J r

教師の指導に素直に従

う心

J

は、中学校が小学校よりやや多い傾向が見られたo (図 1)

連機肉容・方法 ④では、小中教員ともに『授業を参観する』が最も多く

67%

63%

であった。⑤では、小中ともに『情報交換』が最も多くどちらも

92%

、次いで

I

引き継ぎ』で

87%

79%

であった。⑥では、

I

行事見学』が最も多く

69%

67%

であった。⑦では、『特別支援コーディネーターでの情報交換』が最も多く

84%

71%

であった。④ ⑦を比較すると、⑤

I

生徒指導面での可能な連携」と⑦「特別 支援教育面での可能な支援』についての回答が他の項目より多かった。⑥につい ては、

K J

法にて記述内容の分類を行った。

I

地域行事の活用

J r

職員聞の交流会』

『情報交換J

r

行事の合同開催J

r

研修会J

r

授業体験・出前授業J

r

部活動等の活用J

r

そ の他』の

8

つに分類でき、この中で『情報交換」についての詳細な記述〈時期、方法、

内容等)が多くみられた。

(4)

小 中 連 携 の 取 組 を 行 う 土 で の 障 害 や 課 題 ⑨ は 、 ③ と 同 様 に

K ]

法 に て 記 述 内 容 の分類を行った。「多忙・時間のなさ

J r

意識の低さ・気持ちの余裕のなさ

J r

授業ス タイル・システムの違い

J r

共通課題の認識不足・指導の力点の違い

J r

その他」の

5

つに分類でき、多忙感や意識に関する記述がとても多くみられた。

考 察

① の 結 果 か ら 、 小 中 連 携 の 必 要 性 を 感 じ て い る 教 師 が 多 い こ と が 分 か つ た 。 し かし、小学校教師の中に「その他」の意見で「分からない」という回答がみられたり 未 記 入 回 答 が 複 数 み ら れ た り し 、 小 中 連 携 へ の 関 心 度 は 小 学 校 教 師 の 方 が や や 低 い 傾 向 に あ る と 推 察 さ れ た 。 ② ③ の 結 果 か ら 、 小 中 教 師 聞 に 大 き な 意 識 差 は 認 め られなかったが、「きまりを守る

J r

教師の指導に素直に従う心」など生徒指導にか かわる内容は、小学校教師より中学校教師の方がやや重視する傾向が認められた。

④ ⑦の結果から、可能な連携では「生徒指導面」や「特別支援教育面」での回答が 他の項目より多く、これらは連携で必要とされる取組内容であると推察された。

また、全体として「引き継ぎ

J r

情報交換」の取組、「参観

J r

見学」といった直接観 察や体験ができる取組等についての回答が多くみられた。⑧の結果でも、「情報交 換

J

Iこついての回答が多くみられることから、これらは連携で必要とされる取組方 法であると推察された。⑨の結果から、「多忙・時間のなさ

J r

意識の低さ・気持ち の余裕のなさ」を感じている教師が圧倒的に多く、このことが小中連携の取組を行 う上での障害や課題となっていた。また、「共通課題の認識不足・指導の力点の違 い」を指摘する記述が多くみられ、子どもや指導に対する教師の考えを共有するこ

とが必要であると考えられた。

以 上 の こ と を 踏 ま え 、 現 状 に お い て 、 よ り 必 要 性 が 高 く 且 つ 取 組 可 能 な 小 中 連 携に関する取組として、「教師聞の交流会

J r

情報交換会」があげられる。まずはお 互 い の 教 師 が 顔 馴 染 み に な り 、 継 続 的 な 情 報 提 供 に つ な げ て い く こ と が 必 要 で あ る 。 教 師 の 負 担 を 減 ら す た め 、 長 期 休 業 中 で の 開 催 や 、 地 域 主 催 に よ る 交 流 会 等 既存の取組を利用することが考えられる。特に重要視されているのは「生徒指導」

や「特別支援教育」に関する内容であった。子どもの発達段階を考慮しながら、中 学 校 区 で 一 貫 し た 子 ど も 像 や 生 徒 指 導 の 考 え を 共 有 す る 事 が 望 ま れ る 。 ま た 、 配 慮 が 必 要 と さ れ る 子 ど も の 引 き 継 ぎ 等 に お い て は 、 確 実 な 情 報 交 換 を 行 う た め の 工夫が望まれる。

中学 1年 生 の 不 適 応 行 動 軽 減 の た め の 取 組 目的

中学

1

年 生 の 不 適 応 行 動 軽 減 の た め の 取 組 を 行 い 、 そ の 効 呆 に つ い て 明 ら か に す る こ と で 、 小 学 校 か ら 中 学 校 へ の 学 校 移 行 に か か わ る 課 題 や 改 善 の 手 が か り を つかむ。

方 法

実 習 期 間 ・ 対 象 2013 年 5 月 ~12 月・長崎市内 X 中学校第 1 学年 133 名

(5)

肉容 まず初めに、生徒理解と支援計画作成のため生徒観察と客観的に分析可能 なアンケートを用いて実態把握を行った。次に、実習中学 1年生担当教師からの 聞き取りにより特別な支援が必要な生徒についての共通理解を行った。最後に、

中学 1年生の不適応行動軽減のために有効性が商いとされる取組の中から現状で の取組が可能と考えられる支援法を選択し、支援計画の作成を行った。また、生 徒理解の仕方や支援のあり方についての共通理解を図るために I三段階の心理教 育的援助サーピス(石隈.

1 9 9 9 )   J

を用いて説明を行った。検討の結果、『生徒の 状況に合わせたきめ細やかな対応」の視点から

WT ・ T

を活用した学習支援の取組』

を、 I生徒の社会的スキル向上』のための視点から『構成的グループエンカウンタ

‑(以下、

SGE)

やソーシヤルスキルトレーニング(以下、

SS  T)

等の取組』を 行うことにした。

実態把渥

生徒観寝 学習場面では、比較的落ち着いて授業を受ける様子がどの学級でも見 受けられた。板書を正確に書き写しているか、教師の指示理解がどの程度か等、

細かな授業理解については分からなかった。生活場面では、休み時間に 1年生の 教室が集まる階の廊下にたくさんの生徒があふれ、同小学校出身者同士集まって おしゃべりをする様子がみられた。学校行事場面では、体育大会練習での整列に 時間がかかり何度もやり直しをさせられることがみられた。学級ごとの種目練習 の際、中心となって進めるリーダー的役割の

生徒が明確でなく、もめ事でしばしば練習が

1 2 

中断することがみられた.中総体では、ある

i i 

部活の決勝戦を全校で応援する機会があり、

終了後に r(全校の)一体感が感じられて楽し かった

o J

という 1年生の感想が多く聞かれた。

Q ‑ Uア ン ケ ー ト の 結 果 学 級 集 団 と 個 々 の生徒の状態把握のためのツールとして Q

Uを用い、 7月に実態把握を行った。学級ご

との傾向を比較してみると、学級満足度尺度の分 布では、

A組 は 7

割程度が右上部に属していたが、

他の

3

クラスはやや斜めに広がりが見られた(図

2 )

。各カテゴリーを学級別に比較すると、全国平 均値より A組で非承認群が高く、 D組で侵害行 為認知群が高くなっていた。学校生活意欲尺度 では、「教師との関係』と「学級との関係』は学級に よって差がみられるが、その他の項目ではほとん ど差がみられなかった(図

2 )

。項目別に比較する と、どの学級も『友人との関係』が他の項目に比ベ て高い傾向であった。

hそ 徒 二

5 J

忌 叫

・ ‑

A

nu

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̲ ̲

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..c 友 学 教 学 進

隣人 闘飾関車~

係 と 怠 係 と 係 と 意 ..

の 欲 の の 音 量

園2 学.'"学後生活..尺度(7周}

学級生活満足群

6 0 %   為穂知群 10% 

非 承 認 群 12% 

園S 申牟t年 生122名7月の

E潟足度尺.カテゴリー周割合

園4

(6)

特 別 な 支 援 を 必 要 と す る 生 徒 と Q Uの 結 果 と の 関 係 小 学 校 か ら の 「 配 慮 が 必 要 な 生 徒J

2 0  

. .  

王a~ヨ男11-'"干Z 士勾 E書互 :1

:1

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6 0   4 0

IZ:Iヨ皇室E

問司..A.. 曹雪 間 司 自 市 周 司 翁 及 昆 各 4藁 と 克 a : i : 蕪 と 4罷 と 克E

0 3   宅 政 CT.:>  0 '般 事~<-05-_事事~<-Q.~

5 学 校 生 活 意 欲 尺 度 得 点 で の 要 支 援 生 徒28名 の 平 均 と 全 体 平 均 の 比 較(7月)

2 0   ζ3 

としての申し送りと、中学

1

年生担当教員から学力面や行動面で「気になる生徒」

と し て 報 告 さ れ た の は 28名であった。この 28名を「特別な支援が必要な生徒(以 下、要支援生徒)とし、 Q ‑ Uの 結 果 傾 向 を み た 。 学 級 満 足 度 尺 度 で は 約 3分の 1 が 学 級 生 活 不 満 足 群 に 属 し て い た 。 中 学 1年 生 全 員 の カ テ ゴ リ ー 別 割 合 と 比 較 す

る と 、 要 支 援 生 徒 が 学 級 生 活 満 足 群 以 外 の カ テ ゴ リ ー に 属 す る 割 合 の 多 さ が 目 立 った。(図 3,図 4) さ ら に 、 学 校 生 活 意 欲 尺 度 の 得 点 を 要 支 援 生 徒 の平均 と 全 体 の 平 均 で 比 較 し た と こ ろ 、 全 て の 項 目 に お い て 要 支 援 生 徒 の 平 均 が 低 い 傾 向 に あ ることが示された。(図 5)

T ・Tを 利 用 し た 学 習 支 援 の 取 組

方 法

9

月上旬'"""'

1 2

月 上 旬 に 継 続 し て 、 週

2

日、中学

1

年 生

4

ク ラ ス の 数 学 の 授 業 に 教 科 外 担 当 者 で あ る 第 一 著 者 が

T2

として学習支援に入った。授業では演習 で の 個 別 対 応 を 中 心 に学 習 支援 を 行 っ た 。 適 切 な 個 別 対 応 が で き る よ う に 、 生 徒 の 学 習 へ の 取 組 状 況 や 理 解 状 況 の 観 察 を 行 っ た 。 ま た 、 ミ ニ テ ス ト の 採 点 を 行 う 際 に 生 徒 の 誤 答 状 況 の 把 握 を 行 っ た。さ ら に 、 放 課 後 学 習 会 に お い て 学 力 不 振 生 徒へのヒントカードを用いての学習支援を行った。

取 組 の 実 際 ( 

) 授 業 の 中 で の 個 別 支 援 教 師 の 指 示 提 示 後 、 生 徒 の 反 応 状 況 をできる限り観察し、

1

回 の 指 示 で 理 解 で き て い な い 生 徒 に は 補 助 的 指 示 を 行 い 学 習 に 取 り 組 ま せ た 。 学 習 理 解 が 難 し く 演 習 に 取 り 組 め な い 生 徒 に は 、 理 解 状 況 に 応 じ て 口 頭 で ヒ ン ト を 出 し た り 付 筆 紙 を 用 い た ヒ ン ト カ ー ド を 見 せ た り し 、

自 力 解 決 で き る よ う 促 し た。ヒントカード用の付筆紙はノートと同じ白色を用い、

個別に支援を受けることに対する生徒の抵抗が少なくなるように配慮した。また、

ミニテストでの生徒の誤答状況を記録しておき、 Tlの 指 導 の 振 り 返 り に 役 立 て る と と も に 個 に 応 じ た 適 切 な 学 習 支 援 を 行 う 手 が か り と し た 。 (

) 学 習 会 で の 個 別 支 援 学 習 理 解 が 困 難 な 生 徒 に 対 し 、 計 算 の 途 中 過 程 と 解 説 を 記 し た ヒ ン ト カ ー ド の 提 示 後 、 演 習 に 取 り 組 ま せ 、 学 習 内 容 の 定 着 を 図 っ た 。 ま た 、 難 易 度 が 高 く な い 問 題 を 選 び 、 解 き 方 の ポ イ ン ト を 視 覚 的 に 分 か り や す く 記 し た 期 末 テ ス ト 対 策 用 演 習 プ リ ン ト を 作 成 し 、 一 人学 習 が でき や す い よ う に し た 。 プ リ ン ト に は 授 業 の 中 で Tlが 説 明 に 用 い た 言 葉 や 示 し た ポ イ ン ト な ど を 記 し 、 授 業 内 容 を 想 起

させ授業との関連を図った。

(7)

取 組 の 考 察 学 習 支 援 に 入 る こ と に よ っ て 生 徒 の 指 示 理 解 の 様 子 や 学 習 の つ ま ず き 部 分 を 把 握 す る こ と が で き 、 よ り 細 か い 支 援 に つ な げ る こ と が で き た 。 つ ま

り 、 個 に 応 じ た 支 援 が 可 能 で あ る こ と を 示 唆 し た 。 ま た 、 質 問 等 に 複 数 で 対 応 す ることでより多くの生徒へのかかわりが可能となり、 fT

Tの授 業で は分 から な いことを聞きやすい」という生徒の感想が多く聞かれた。生徒同士の教え合いを適 切に行わせることができ、生徒聞のかかわりを増やすことにつながった。

S G E, S S T等 の 取 組

方 法 実 態 把 握 を も と に 、 学 級 で の 活 動 意 欲 や 学 級 所 属 意 識 を 高 め る 活 動 に 重 点 を置いた。 S G E等 の 取 組 は 基 本 的 に 学 級 担 任 が 行 い 、 担 任 が 取 り 組 み や す い よ う に 資 料 提 供 や 教 材 準 備 補 助 を 行 っ た 。 総 合 的 な 学 習 や 道 徳 の 時 間 の 中 に SGE 等の活動を位置づけ、合唱コンクールに関連する取組を学年合同で行った。

取 組 の 実 際 ( 1 ) ボ デ ィ パ ー カ ッ シ ョ ン どの生徒も楽しみながら参加でき、

学級単位や合唱パートごとのグループ単位で協力できることをねらいとして、 1

つのリズムパターンをカノン(輪唱)形式で行うボディパーカッション曲「花火」

(曲:山田俊之)を用いた。学年合同の合唱練習開始前の

5

分 程 度 の 時 間 で 毎 回 行 い 、 合 唱 練 習 へ の 志 気 を 高 め さ せ た 。 回 を 重 ね る 毎 に 身 体 表 現 が ダ イ ナ ミ ッ ク に な っ て い き 、 身 体 表 現 を 苦 手 と す る 生 徒 が ま わ り に つ ら れ て 体 を 動 か し て い る 様 子 が う か が え た 。 (

) 共 同 コ ラ ー ジ ュ 合 唱 コ ン ク ー ル に 対 す る 学 級 の 雰 囲 気 を 高 め さ せ る た め 、 グ ル ー プ ご と に 決 め た テ ー マ に 沿 っ て コ ラ ー ジ ュ 制 作 に 取 り 組 ま せ た 。 制 作 に 用 い る 切 り 抜 き は 、 テ ー マ や 曲 の イ メ ー ジ に 合 っ た 物 を 事 前 に 生 徒 に 集 め さ せ て お く と と も に 、 十 分 な 量 の チ ラ シ 等 を 準 備 し た 。 制 作 を 行 う 際 には「必ず一人一つ以上の使いたい切り抜きを用い協力して組み合わせる」ことを 確 認 し て 取 り 組 ま せ た 。 一 人 一 人 の 意 見 が 生 か さ れ る よ う グ ル ー プ で 試 行 錯 誤 し な が ら 取 り 組 ん で い る 様 子 が う か が え た 。 作 品 完 成 後 は 、 活 動 の 振 り 返 り を 行 い 活 動 の 感 想 交 流 を 行 っ た 。 完 成 し た グ ル ー プ 作 品 は 、 学 級 の ま と ま り と し て 意 識 できるように掲示の工夫を行った。

取 組 の 考 察 1学年の学年経営の中に「グループによる活動の推進」が掲げられて いたが、担任の裁量によって取組がまちまちであったため、 S G E等 の 活 動 提 案 は 共 通 の 取 組 を 行 う こ と に 役 立 て ら れ た 。 合 唱 コ ン ク ー ル は 、 学 級 の 中 で の 友 達 と の か か わ り や 協 力 を 求 め ら れ る 行 事 で あ り 、 年 間 の 中 心 行 事 と し て 学 級 経 営 に 位 置 付 け て い る 担 任 が 多 い 。 こ の 中 に S G E等 の 取 組 を 取 り 入 れ る こ と は 、 社 会 ス キ ル 向 上 を 目 指 し た 活 動 を 中 学 校 生 活 の 中 で 違 和 感 な く 行 う こ と が で き 、 行 事 へ の 参 加 意 欲 向 上 に 役 立 っ た 。 共 同 コ ラ ー ジ ュ は 、 好 き な 絵 や 文 字 の 切 り 抜 き を 使って活動に参加可能であり各自の考えを共有しやすい活動であった。

結 果

Qー

U

結 果 の

7

月と

1 2

月 の 比 較 ( 1 ) 学 級 満 足 度 尺 度 結 果

A

組と

D

組 は 広 が り方に大きな変化はみられないが、

B

組と

C

組 は 広 が り 方 が や や 右 寄 り に 変 化 し た(図

6 )

。 カ テ ゴ リ ー 別 の 比 較 で は 学 級 生 活 不 満 足 群 の 割 合 が

D

組 で 上 が っ た が

(8)

7 "   ‑̲ ̲  ‑ 1 三 世 間

: 三 ? で ヂ 1

園 6 学級jJlJl学級満足度尺度結果の 7月と 12月 の 比 較

8 6 4 Z 0 8 6 4 2 0   1 1 1 1 1  

項 目 別 平 均 点

級協 綴観 棚捌

一学 習

意 欲

級協 綴務 問機 教師 との

'

' ' a

学 級 生 活 不 満 足 群 に 属 す る 生 徒 の 日﹁

雛観 務協

級学一

m k

瀦鰯 脇鰯 翻脇

一進 路

意 臓

C組 は 半 減 し 、 学 年 全 体 の 割 合 で は 低 下 した。また、 B組 の 要 支 援 群 の 人 数 が4 名 か ら 2名 に 半 減 し た。(2)学校生活意欲 尺 度 結 果 大 き な 変 化 は み ら れ な か っ た が、「学級との関係」で全学級 の 平 均 点 が 上昇した。 (3)要支援生徒の結果 学級生 活満足度尺度のカテゴリー別割合の比較では、

関 人

係 と P<.05 寧 事P<.Ol

割合が増加した(図

7 )

。 学 校 生 活 意 欲 尺 度 の 得 点 平 均 を 比 較 す る と 、 ほ と ん ど の 項 目の平均点が上昇し項目全部を合わせた総合平均点も上昇した(図的

記 述 ア ン ケ ー ト か ら 「中学

1

年 生 で あ │ laι  強量

る『今の自分 』 か ら 、 中学校 入学前の

『小学校6年 生 の と き の 自 分 』 へ の メ ッセージ」に自由記述させ、書かれた内 容 を6つ の 項 目 に 分 類 、 さ ら に 項 目 ご とに「プラス意見J

r

マイナス意見」の 2 つ に 分 類 し 、 そ れ ぞ れ の項目に対する

「アドバイスの有無Jをみた。数値は、

全 体 人 数 に 対 す る パ ー セ ン テ ー ジ で 表 した(図9,図10)。勉強に対する不安、苦 労 な ど の マ イ ナ ス 意 見 と友 達関 係 に 対 す る プ ラ ス意見 が 目 立 っ た が 、 ど の 項 目 に も ア ド バ イ ス が 加 え ら れ て い る こ と が 多 か っ た 。 そ の 内 容 は 、 小 学 校 で

9 自 由 記 述 の 項 目 別 割 合

プラス日マイナス・アドパイス

その他 .2

蕊 総お 議 選

先生;

・ ・

: i s

3

s

11...~基

・ 圃 圃 圃 圃 圃15?

友 達 30 

勉強

10 自 由 記 述 の 項 目 別 の プ ラ ス ・ マ イ ナ ス 意 見 の 割 合 と ア ド バ イ ス の 割 合

(9)

の学習や生活をよくするためのもの・中学入学後に勉強や友達とのかかわりをう まくやっていくためのもの・安心させるような言葉かけなどであった。全体とし ては友達関係に対する肯定的な記述が多くみられた。

取組の効果についての考察

要 支 援 生 徒 のQ‑U結 果 比 較 で は 、 学 級 満 足 度 尺 度 と 学 校 生 活 意 欲 尺 度 の 両 方において好結果が得られた。これは、 T ・Tに よ る 学 習 支 援 に お い て 生 徒 の 学 習 状 況 の ア セ ス メ ン ト を 行 う こ と が で き 、 要 支 援 生 徒 へ の 細 か い 学 習 支 援 に つ な げ る こ と が で き た た め と 推 察 で き る 。 学 級 別 のQ‑U結 果 比 較 で は 、 学 級 に よ る 変 化 傾 向 の 違 い が み ら れ た 。 こ れ は 、 学 級 生 活 不 満 足 群 に 属 し て い た 生 徒数や要支援生徒の在籍人数が、

B組と C組 は 他 の 2学 級 に 比 べ て 多 か っ た た

め 、 教 師 の か か わ り が よ り 個 別 に 配 慮 し た も の に な っ た と 考 え ら れ る 。 記 述 ア ン ケ ー ト で は 、 勉 強 に 対 す る マ イ ナ ス 意 見 が 多 く み ら れ た も の の 、 「 勉 強 を う ま く や っ て い く た めjの ア ド バ イ ス が ほ と ん ど の 意 見 に 加 え ら れ て い た 。 学 習 に 対 す る 不 安 が あ っ て も 、 適 切 な 学 習 支 援 が 受 け ら れ 、 学 習 の 仕 方 等 の 対 処 法 を 身 に 付 け る こ と に よ っ て 、 生 徒 の 中 学 校 生 活 へ の 適 応 に 役 立 て ら れ た と 考 え られる。また、 Q‑Uの学校生活意欲尺度の「学級との関係』の平均点の上昇が 全学級でみられ、要支援生徒群の平均点も上昇した。これは、

S G E

等 の 取 組 に お い て 、 学 級 で の 活 動 意 欲 や 学 級 所 属 意 識 を 高 め る た め の 活 動 を 中 心 に 行 っ たことの成果であると恩われる。記述アンケートでは、「友達」に関するプラス の 意 見 が 多 く み ら れ た と と も に 、 友 達 と う ま く 関 わ る た め の ア ド バ イ ス が 多 く 加 え ら れ て い た 。 友 達 と 関 わ る 場 面 を 多 く 経 験 す る こ と で 、 生 徒 の 社 会 的 ス キ ル が 向 上 し た と 考 え ら れ る 。 こ れ ま で 、 多 く の 先 行 研 究 の 中 で 中 学 生 の 不 適 応 行 動 軽 減 の た め に 有 効 性 が あ る と し て

S G E

S S T

の 取 組 が 取 り 上 げ ら れ て い た が 、 本 実 践 に お い て も 同 様 の 効 果 が 認 め ら れ た と 言 え る 。

総 合 的 考 察

小学校から中学校への学校移行にかかわる課題や改善への手がかりをつかむこ とを目的とし、 2つの実践を行った。まず、小中学校教員へ学校移行に関する教 員の意識調査を行ったところ、「小学校までに身につけさせたいこと

J r

小中連携の 取組を充実させる必要性と取組を行う上での課題」に対する考えが明らかとなっ た。次に、中学入学後の生徒の不適応状況に着目し、中学 1年生の不適応行動軽 減 の た め の 取 組 を 行 っ た 。 生 徒 の 状 況 に 合 わ せ た よ り 細 や か な 対 応 の 視 点 か ら

rT

T

を活用した学習支援の取組」を行い、授業の中で生徒のアセスメントや支 援を行うことが可能であり、特別な支援が必要な生徒に対してより高い効果が認 められた。また、生徒の社会的スキル向上の視点から

rSG E、 S S T

の取組」を 行い、生徒の学級での活動意欲や学級所属意識を高めるために効果のある活動で あると確認された。これらの取組は、中学 1年生の不適応行動軽減ために有効性 が高いことが示された。

(10)

小 学 校 と 中 学 校 の 連 携 に 関 し て は 、 先 行 研 究 等 に お い て 多 く の 意 識 調 査 や 具 体 的 取 組 が 行 わ れ て い る 。 毛 利(2008)は、「小中のギャップ(障壁)をなくすことで小 中の接続をスムーズにしていこうとする考え方(A志向)と、ギャップを成長のチ ャ ン ス と 考 え て た く ま し さ を 育 て て い こ う と す る 考 え 方 (B志向)があり、 A 志向 は小学校教員に B志向は中学校教員にみられやすい傾向である」と指摘している。

しかし、この両者の考えの「両にらみ」が実は必要で、教員問の「微妙な考え方の違 い を 生 み 出 す 、 そ れ ぞ れ の 『 教 育 す る 環 境 』 を お 互 い に 理 解 し 合 う こ と が 大 事 」 と も 述 べ て い る 。 本 実 践 の 意 識 調 査 に お い て も 小 中 教 員 聞 の 若 干 の 意 識 差 が み ら れ た が 、 教 員 聞 の 交 流 や 情 報 交 換 を 行 う こ と で お 互 い の 理 解 が 進 む で あ ろ う と 考 え ら れ る 。 ま た 、 小 中 学 校 教 員 の 多 く が 小 中 連 携 の 取 組 を 充 実 さ せ る 必 要 性 を 感 じているが、多忙や余裕のなさが取組を行う上での課題や障害となっていたのも、

こ れ ま で の 先 行 調 査 で 明 ら か に さ れ て い た 通 り で あ っ た 。 中 学 校 区 の 実 態 に 合 わ せ 、 小 中 連 携 を 進 め る 上 で よ り 必 要 な 分 野 で の 恒 常 的 な 取 組 と 、 そ れ を 支 え る 環 境作りが望まれる。「両にらみ」の必要性に関しては、細やかな支援は段差をなく す 取 組 と し て 、 社 会 的 ス キ ル の 向 上 は た く ま し さ を 育 て る 取 組 と し て 、 本 実 践 の 不適応行動軽減の取組に通じると考えられる。

f T .T

を活用した学習支援」では、

T

,による授業の中でのアセスメントと個別支援が可能であった。さらなる生徒の 学 習 意 欲 向 上 や 円 滑 な チ ー ム 支 援 に つ な げ る た め に は 、 自 己 評 価 や 形 成 的 評 価 を 取り入れた実践の開発が望まれる。また、

fSGE

SST

等の取組」では、学級の実 態に合わせた活動内容の精選と計画的な取組が望まれる。

本 実 践 で は 、 中 学

1

年 生 の 不 適 応 行 動 軽 減 の た め に 有 効 性 が 高 い と さ れ る 取 組 として、「①児童生徒の状況に合わせたより細やかな対応②児童生徒の社会的スキ ルの向上③小学校と中学校の連携」の3つの視点からの実践を行った。この 3つの 視 点 を 踏 ま え た 取 組 を 、 学 校 や 生 徒 の 実 態 に 合 わ せ て 行 っ て い く こ と は 、 小 中 移 行にかかわる課題改善へつながっていくと示唆された。

文 献 石 隈 利 紀 (1999)学 校 心 理 学 識 信 書 房

川│村茂雄他 (2008) Q ‑U式 学 級 づ く り 中 学 校 編 学 校 図 書 児 島 邦 宏 (2006)中 1ギ ャ ッ プ の 克 服 プ ロ グ ラ ム 明治書房

国分康孝他 (1999)エ ン カ ウ ン タ ー で 学 校 が 変 わ る Part3中学校編 図 書 文 化 社 国 立 教 育 政 策 研 究 所 生 徒 指 導 研 究 セ ン タ ー (2005)中 1不登校の未然防止に取り

組 む た め に

毛 利 猛 (2008)香川県における「小中連携」の取り組みに関する研究 香 川 大 学 教 育 実 践 総 合 研 究 紀 要 第 16巻 1ー13

文 部 科 学 省 (1992)学 校 不 適 応 対 策 調 査 協 力 者 会 議 報 告

文 部 科 学 省 (2013)児 童 生 徒 の 問 題 行 動 等 生 徒 指 導 上 の 諸 問 題 に 関 す る 調 査

(11)

長 崎 県 教 育 セ ン タ ー (2012)不 登 校 の 理 解 と そ の 対 応

新 潟 県 教 育 委 員 会 (2

7) 中1ギャップ解消に向けて 文 書 館

参照

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①中学 1 年生 ②中学 2 年生 ③中学 3 年生 ④高校 1 年生 ⑤高校 2 年生 ⑥高校 3 年生