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目次 第 1 章 パソコンを知ろう パソコンでできることを知ろう パソコンの種類 ( 形態 ) を知ろう 装置の名称と役割を覚えよう 周辺機器を知ろう Windows の意味 パソコンに作業をさせるためには

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手で触れて

会話をしながら

楽しく学べる

パソコンボランティア PCどりーむ

Windows 8.1 編

2014 年 06 月改訂

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目次

●第1 章● パソコンを知ろう ... 1 1.パソコンでできることを知ろう ... 1 2.パソコンの種類(形態)を知ろう ... 2 3.装置の名称と役割を覚えよう ... 2 4.周辺機器を知ろう ... 3 5.Windows の意味 ... 4 6.パソコンに作業をさせるためには ... 5 7.ハードウェア、ソフトウェアの意味 ... 5 ●第2章● パソコンを動かそう ... 6 1.パソコンの電源を入れよう ... 6 2.「デスクトップ画面」を知ろう ... 9 ●第3章● マウス操作に慣れよう ... 10 1.マウスの各部の名称... 10 2.マウスの持ち方 ... 10 3.マウスの使い方 ... 11 4.アプリケーションソフトを起動しよう ... 12 5.ウィンドウの各部の名称と役割 ... 13 6.ウィンドウの大きさを変えてみよう ... 14 7.アプリケーションソフトを終了しよう ... 22 8.パソコンの電源を切ろう ... 23 ●第4章● キーボード操作に慣れよう... 24 1.文書作成の準備をしよう ... 24 2.日本語を入力するための準備をしよう ... 24 3.ひらがな、数字、記号を入力しよう(ローマ字入力方式) ... 28 4.漢字を入力しよう(ローマ字入力方式) ... 31 5.文書の印刷方法を知ろう ... 33 6.文書を保存しよう ... 34 7.アプリケーションソフトを終了しよう ... 37

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●第5章●インターネットを使ってみよう ... 38 1.インターネットでできること ... 38 2.電子メールを使ってみよう ... 45 ●第6章● インターネットを使う上での注意事項 ... 49 1.インターネットのセキュリティ ... 49 2.ホームページを見るときの注意点 ... 51 3.インターネットを使う時のマナー ... 52 ●付録● ... 54 1.Windows のタッチ操作 ... 54 2.タッチタイピング(ブラインドタッチ) ... 55 3.ローマ字・かな対応表 ... 56

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●第 1 章●

パソコンを知ろう

1.パソコンでできることを知ろう

・「パソコン」とは、パーソナルコンピューター (Personalパ ー ソ ナ ル Computerコ ン ピ ュ ー タ ー)の略で、個人用コ ンピューターのことです。それまで一般の人が触れることのなかったコンピューターを 身近にしたものです。 ・パソコンを使うと、インターネットでニュースや天気予報、趣味に関することなどの最 新情報を手に入れたり、世界中の人々と電子メールを交換したりできます。 ・また、案内状や年賀状などの文書の作成、家計簿や見積書などの表を計算させる こともできます。 ・パソコンは趣味に仕事に、あらゆる場面で利用できます。 ・パソコンを使って毎日の収支 を入力すると、月末の処理に かかる時間が半分になった! ・インターネットを使えば、旅行の予 約、天気予報、交通機関の情報などを 自宅のパソコンから調べられるわ!

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2.パソコンの種類(形態)を知ろう

・パソコンの種類(形態)には大きく分けると「デスクトップ型」と「ノート型」があります。 ■デスクトップ型 ■ノート型

3.装置の名称と役割を覚えよう

・パソコンは、モニター(ディスプレイ)や本体・キーボード・マウスなど、さまざまな装置 で構成されています。 ・ここではノート型を例にして説明します。 ・基本的にはパソコン本体、モニター (ディスプレイ)、キーボードなどが分 離した状態のパソコンです。 ・持ち運びには不便ですが、規格化 された部品で構成されているため、 機器の変更、増設が容易にでき、拡 張性に優れています。また大きさに 制限が少ないため、 一般的にはノー トPCより高い性能を持ちます。 ・パソコン本体と液晶モニター、キー ボードが一体となり、マウスの代わり に「タッチパッド」を搭載しています。 ・何よりも、そのまま持ち運びが出来 ることが特徴ですが、「バッテリー駆 動で停電に強い」とか「指紋認証な どのセキュリティ強化ができる」など 付随する特徴もあります。

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3/56 ① モニター(ディスプレイ) パソコンの状態が文字や絵で表示されます。パソコンの状態を確認するのに必 要なものです。 ※Web カメラが装着されているモニター(ディスプレイ)もあります。 ② キーボード 文字や数字などのデータを入力したり、パソコンにやってもらいたいことを伝えた りするときに使います。 ※製造元や形式によって若干の違いがあります。 ③ タッチパッド タッチパッドを指で操作することによって画面上の「マウスポインタ」が移動し、ボ タンを押下することによって、コンピューターに指令を送るものです。マウスと同等 の操作が可能です。 ④ 本体 キーボードの下部に配置されており、キーボードやマウスなどから伝えられたこと を処理します。人間に例えると、頭脳にあたる部分です。

4.周辺機器を知ろう

・一般的に、本体に付け足す装置のことを「周辺機器」といいます。 たとえば、「プリンター」、「デジタルカメラ」、「スキャナー」などがあります。 ・周辺機器を追加すると、パソコンの用途がさらに広がり、幅広く活用していくことが できます。 ①モニター(ディスプレイ) ④本体 ②キーボード ③タッチパッド

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5.Windows の意味

・「Windowsウ ィ ン ド ウ ズ」は、マイクロソフト社の開発した「 O Sオーエス」です。「OS」は、パソコンを動かす ための基本的な機能を提供するソフトウェアで、ハードウェアとアプリケーションソフト の間を取り持つ役割を果たします。 ※OS(オーエス) 「OS」とは、Operating System(オペレーティングシステム)の略です。基本ソフト と呼ばれることもあります。Windows の他に、Appleア ッ プ ル//Macマ ッ クオーエスO Sや A Tエーティー&&ティーT//UNIXユニックス などがあります。また、Windows には、Vistaヴ ィ ス タ、7、8 、8.1 などの種類があります。 ① プリンター(印刷機) 作成した文書や表、画像などを印刷でき ます。コピー機能、スキャナー機能や FAX機能を備えたものもあります。 ② デジタルカメラ 普通のカメラと同じように風景や人物などを撮 影することができます。撮影したものは、パソコ ンで保存したり、加工したりすることもできま す。最近ではフルハイビジョン動画の撮影が可 能なものが増えてきました。 ③ 外付けハードディスク 内蔵ハードディスクの内容をバックアップしたり、 写真や音楽、動画など大容量のデータを大量に 保存できます。据え置き型、ポータブル型の2種 類が市販されています。

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6.パソコンに作業をさせるためには

・パソコンを目的に合わせて使うためのものが「アプリケーションソフト」です。 さまざまな役割を持ったアプリケーションソフトがあり、パソコンで何かをしたいときに は、その目的に合わせて使います。単に「アプリ」と呼ばれることもあります。 ・例えば、インターネットでニュースを見たいときには、≪インターネットに接続してホ ームページを見る≫ためのアプリケーションソフトを使います。 ・アプリケーションソフトを呼び出して使える状態にすることを「アプリケーションソフトを 起動する」とか「アプリケーションソフトを立ち上げる」といいます。 ・OS が基本ソフトと呼ばれるのに対して、アプリケーションソフトは応用ソフトと呼ばれ ることもあります。 ★アプリケーションソフトの例★  インターネットでさまざまな情報を見る Microsoft マ イ ク ロ ソ フ ト / / Internet インターネット Explorer エクスプローラー 、Google グ ー グ ル / / Chrome ク ロ ー ム 、Mozilla モ ジ ラ / / F i r e f o x ファイアーフォックス 、Apple ア ッ プ ル / / Safari サ フ ァ リ など  文書を作成する Wordワ ー ド、一太郎、ワードパッド、メモ帳 など

7.ハードウェア、ソフトウェアの意味

・「ハードウェア」(Hardware)とは、モニター(ディスプレイ)や本体、キーボードなどの 各装置のことをいいます。単に「ハード」ということもあります。 ・「ソフトウェア」(Software)とは、OS(オーエス)やアプリケーションソフトのことをいい ます。単に「ソフト」ということもあります。 ・ハードウェアとソフトウェアの関係は、「CD コンポ」と「CD」の関係に似ています。 CD コンポ≪ハードウェア≫は、CD≪ソフトウェア≫があって初めて音楽を聴くことが できます。同じようにパソコン≪ハードウェア≫にも仕事の指示を与えるため OS(オー エス)やアプリケーションソフト≪ソフトウェア≫が必要です。

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●第2章●

パソコンを動かそう

1.パソコンの電源を入れよう

・電源を入れてパソコンを使える状態にすることを「パソコンを起動する」とか「パソコン を立ち上げる」といいます。パソコンを起動すると Windows 8.1 の初期画面が自動的に 表示されます。 ・次の点を確認して、電源を入れます。  本体と周辺機器が正しく接続されていること  CD、DVD などが入っていないこと ※CD、DVD などが入っていると、電源を入れてもパソコンが正しく起動しないことが ありますので注意しましょう。

ハードウェア

ソフトウェア

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7/56 (1) さあ、パソコンを起動しましょう。 ・本体の電源スイッチを入れます。 Windows 8.1 が起動します。 ※電源スイッチの形や場所は機種によって違いがありますので、事前に機種の説明 書で確認しておいてください。 ※これから説明する手順や表示される画面、操作方法は、パソコンのメーカーや機種 によって異なる場合がありますので、あらかじめご承知おきください。 ① Windows 8.1 が起動し、「ロック画面」が表示されます。 ・マウスをクリックするか、キーボードの何れかのキーを押すか、タッチ操作で上にス ライドさせます。 ② 「サインイン画面」が表示されます。 ・「サインイン画面」が表示されたら、パスワードをキーボードから入力し、[Enter]キー を押すか、タッチ操作で右端の「→」ボタンをタップします。

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③ サインインが行われて「スタート画面」が表示されます。

・「デスクトップ」タイルをマウスでクリックするか、タッチ操作でタップすると「デスクトッ プ画面」が表示されます。

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2.「デスクトップ画面」を知ろう

① アイコン(①) アイコンは、 (ごみ箱)や (Word 2013)のように、見た目にわかりやすくデ ザインされた絵文字です。 ② スタートボタン(②) スタート画面を表示したりパソコンの設定を変更したり、電源を切るときなどに使 用します。 ③ タスクバー(③) クイック起動アイコン(クリックするとアプリケーションソフトがすぐに起動できるボ タン)や、実行中のアプリケーションソフトや開いているフォルダーなどがボタンで 表示されます。 ③ ② ①

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●第3章●

マウス操作に慣れよう

1.マウスの各部の名称

2.マウスの持ち方

左 ボ タ ン 右ボタン ・スクロール付きもあります ・左ボタンに人差し指を、右ボタンに中指をのせて軽く 握ります。

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3.マウスの使い方

・パソコンは、主にマウスを使って操作します。机の上などの平らな場所でマウスを動 かすと、画面上の (マウスポインタ)が動きます。マウスの基本的な使い方を覚え ましょう。

 ポイントとは

・マウスポインタを動かし、操作したいものに合わせます。

※マウスが机から出てしまったり、物にぶつかったりして動かせなくなった場合は、 いったんマウスを持ち上げて動かせる場所に戻します。 マウスを持ち上げている間は、画面上のマウスポインタは動きません。

 クリック(左クリック)とは

・マウスの「左ボタン」を 1 回押します。 ※操作説明の中で「○○をクリックする」とは、操作 したいものをポイントし、マウスの左ボタンを 1 回 押すことです。 

右クリックとは

・マウスの「右ボタン」を 1 回押します。 

ダブルクリックとは

・マウスの「左ボタン」を、カチ、カチと 2 回続けて押します。 

ドラッグとは

・マウスの「左ボタン」を押し たまま、マウスを動かします。

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4.アプリケーションソフトを起動しよう

・Windows 8.1 では「スタート画面」を使って、さまざまなアプリケーションソフトを起動す ることができます。 ※パソコンでは、一つの目的を達成するための操作方法が複数用意されています。 ここでは、標準的な操作方法を例として紹介しています。 ① 「スタート画面」を表示させてから、試しに、Wordワ ー ド 20132 0 1 3を起動しましょう。 ① マウスで ↓ をクリックする、 もしくはタッチ操作で上に「スライド」する ②全てのアプリを表示 (アプリビュー) ③Word 2013 をマウスでクリック もしくはタッチ操作で「タップ」する

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13/56 ② Word 2013 が起動されました。

5.ウィンドウの各部の名称と役割

① タイトルバー(①) ファイル名やアプリケーションソフトの名前などが表示されます。 ② ① ④ ⑤ ⑥ ③

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14/56 ② タブ(②) リボンの関連する機能を一まとめにして分類されています。 ③ リボン(③) コマンド(作業の指示)を実行するときに使用します。 ④ (最小化)(④) クリックするとウィンドウが一時的に閉じられ、タスクバーにボタンで表示されます。 ⑤ (最大化)(⑤) クリックすると、ウィンドウが画面全体に大きく表示されます。 ※ (元に戻す) ウィンドウを最大化すると、 (最大化)から (元に戻す)に変わります。 (元に戻す)をクリックすると、ウィンドウは元のサイズに戻ります。 ⑥ (閉じる)(⑥) クリックするとウィンドウが閉じられ、アプリケーションソフトが終了します。併せて、 タスクバーに表示されていたボタンが消滅します。

6.ウィンドウの大きさを変えてみよう

・ウィンドウが小さくて操作しにくいときは、ウィンドウを画面全体に大きく表示したり、 一時的に閉じてタクスバーにボタンだけを表示したりできます。また、ウィンドウを自由 なサイズに変更することもできます。 ・Word 2013 のウィンドウのサイズを変更しましょう。

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(1) ウィンドウを最大化にしよう

・ウィンドウを画面全体に表示(最大化)しましょう。 ・ (最大化)をクリッ クします。 最大化 ・ウィンドウが画面全体 に表示されます。 ・タイトルバーに表示さ れている (最大化) が (元 に戻 す)に 変 わります。 元に戻す

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(2) ウィンドウを元の大きさに戻そう

・画面全体に表示されたウィンドウを元のサイズに戻しましょう。 ・ (元に戻す)をクリ ックします。 元に戻す ・ウィンドウが元のサ イズで表示されます。 ・タイトルバーに表示 さ れ て い る ( 元 に 戻す)が (最大化) に変わります。 最大化

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(3) ウィンドウを最小化にしよう

・ウィンドウをタスクバーにボタンで表示(最小化)しましょう ・ (最小化)をクリ ックします。 最小化 ・タスクバーにボタンで 表示されます。 ※ウィンドウを最小化し てもアプリケーションソフ トは起動しています。

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(4) タスクバーのボタンから復元しよう

・タスクバーにボタンで表示されている Word 2013 を元の表示に戻しましょう。 ・タスクバーの Word 2013 をクリックします。 ・ウィンドウが元の表 示に戻ります。

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(5) ウィンドウを自由なサイズに変更しよう

・ウィンドウを自由なサイズに変更するには、ウィンドウの境界線を上下左右にドラッ グします。ウィンドウの境界線にマウスポインタを合わせるとマウスポインタの形が変 わります。マウスポインタの形に注意して操作します。 ・ウィンドウを自由なサイズに変更しましょう。 ① ウィンドウのサイズを大きくします。 ・ウィンドウの右側の 境界線をポイントしま す。 ・マウスポインタの形 が に 変 わ り ま す。 ・ポイントを左クリック した状態で、図のよう に 、 右 方 向 ( 太 い 矢 印)にドラッグします。 ・手を離した時点でウ ィンドウのサイズが確 定されます。

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20/56 ② ウィンドウのサイズを小さくします ・ウィンドウの右側の 境界線をポイントしま す。 ・マウスポインタの形 が に 変 わ り ま す。 ・ポイントを左クリック した状態で、図のよう に、左方向(矢印)にド ラッグします。 ・手を離した時点でウ ィンドウのサイズが確 定されます。

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(6) ウィンドウを移動しましょう

・ウィンドウは自由に移動できます。移動するには、ウィンドウのタイトルバーをクリ

クし、ドラッグします。 ・Word 2013 のウィンドウを移動しましょう。 ・タイトルバーをポイント(上の赤い矢印)します。 ポイント部を左クリックし、上の図のように、ドラッグ(橙色の矢印)します。 ・手を離した時点で、ウィンドウの位置が確定されます。

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7.アプリケーションソフトを終了しよう

・ウィンドウを閉じると、アプリケーションソフトが終了します。

タスクバーにピン留めするには

・ (閉じる)をクリッ クします。 閉じる ・ウィンドウが閉じられ、 Word 2013 が終了しま す。 ・タスクバーの Word 2013 のボタンが消えて いることを確認しましょ う。 ・使用頻度の高いアプリケーション ソフトはタスクバーにピン留めして おくと起動が素早くできます。 ・アプリ画面(12 ページ参照)で該 当のアプリを右クリックします(①) この例は、「Word 2013」をピン留 めするケースです。 ・表示されたメニューから「タスク バーにピン留めする(K)」をクリッ クします(②) ① ②

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8.パソコンの電源を切ろう

・ (スタートボタン)を右クリックします。 「シャットダウンまたはサインアウト(U)」をポイントし、「シャットダウン(U)」をクリックし ます。しばらくすると自動的に電源が切れます。

パソコンが動かなくなってしまったら

・パソコンを操作しているときに、パソコンが動かなくなってしまった場合は、 と を押したまま を押して、アプリケーションソフトなどを 強制的に終了し、パソコンを起動しなおします。 ※いきなり電源スイッチを使って電源を切ったり、電源コードを抜いたりしないで ください。パソコンに悪影響が生じます! Ctrl l Alt Delete

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●第4章●

キーボード操作に慣れよう

・キーボードを使って文字や数字などを入力したり、文字を変換したりします。 ※文書作成用アプリケーションソフト(ワープロソフト)には、ワードパッド、メモ帳、一 太郎などさまざまなものがありますが、ここでは「Word 2013」というアプリケーションソ フトを例として使用します。

1.文書作成の準備をしよう

・「Word 2013」はビジネス用文書を作成するためのアプリケーションソフトです。 「Word 2013」を使って日本語を入力する方法を学習します。 ① 「Word 2013」を起動しましょう ・本テキストの 12 ページ 「4.アプリケーションソフトを起動しよう」の内容を参照しな がら「Word 2013」を起動させます。なお、「Word 2013」を「タスクバーにピン留め」して あれば、タスクバー上の「Word 2013」のアイコンをクリックして起動させることができま す。(ピン留めの方法は、本テキストの 22 ページを参照) ・表示されたウィンドウが小さい場合は、 (最大化)をクリックして、操作しやすいよ うに「Word 2013」を画面全体に表示しましょう。

2.日本語を入力するための準備をしよう

・ひらがなやカタカナ、漢字などを入力するには「日本語入力システム」(日本語を入 力するためのアプリケーションソフト)を使います。 ・日本語を入力する方法を確認しましょう。 ※本書では日本語入力システム「Microsoftマ イ ク ロ ソ フ ト I M Eアイエムイー 20122 0 1 2」を使用します。

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(1) 日本語を入力する手順を確認しよう

・日本語入力システムをオンにする

(日本語が入力できる状態にする)

・文字入力する

・漢字、カタカナなどに変換する

・確定する

・カーソルのある位置から左 側に文字が入力される カーソル

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(2) 日本語入力システムをオンにしよう

・日本語入力システム「Microsoft IME 2012」をオンにしましょう。 ・「Microsoft IME 2012」(上図の○部分)を確認し、「あ」と表示されていれば日本語入 力システムがオンの状態です。 ・「A」と表示されている場合は、キーボードの を押します。 日本語入力システムがオンになり、上図の○部分が「あ」と表示されます。

(3) 入力の方式を知ろう

・日本語を入力する方式には、「ローマ字入力方式」と「かな入力方式」の 2 種類があ ります。通常は標準設定の「ローマ字入力方式」を使用します。 ローマ字入力方式 かな入力方式 キーに表記されている英字を使って、 ローマ字のつづりで「きく」と入力します。 例) キーに表記されているカナを使って直接 「きく」と入力します。 例) 【ローマ字入力方式のキー操作】 【かな入力方式のキー操作】 U な K の I に K の U な G き H く 半角/ 全角

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(4) 入力の方式を切り替えましょう

・入力の方式は、次の図に基づいて切り替えます。標準設定は、「ローマ字入力方式」 です。

① 入力の方式を切り替えましょう。

・「Microsoft IME 2012」(「あ」、「A」などと表示されている箇所)を右クリック(①) します。 ・「ローマ字入力/かな入力(M)」(②)をポイントして「ローマ字入力(R)」または 「かな入力(T)」(③)をクリックすることにより切り替えができます。 右 ク リ ッ ク ③ ② ① ※参考※ 「あ」~全角の「ひらがな」が入力できる状態を意味します。 「カ」~全角の「カタカナ」が入力できる状態を意味します。 「_カ」~半角の「カタカナ」が入力できる状態を意味します。 「A」~全角の「英数字」が入力できる状態を意味します。 「 A」~半角の「英数字」が入力できる状態を意味します。

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3.ひらがな、数字、記号を入力しよう(ローマ字入力方式)

・ローマ字入力方式で文字を入力しましょう。(対応表は 55 ページを参照ください。) (1)文字の入力  「きく」 の入力 ① ローマ字入力になっていることを確認します。 ② の順に押します。 入力した文字に点線が付きます。点線は文字が入力の途中 であることを表しています。 ③ を押します。 点線が消え、文字が確定されます。

文字の訂正

① 文字を訂正するには、削除したい文字の横にカーソルを移動して、 または を押します。 ※カーソルを移動するには、移動したい位置にマウスポインタを合わせてクリックしま す。また、キーボードの「矢印」キー(←↑↓→)を押して移動することもできます。 K の I に K の U な きく| Enter きく| Back Space Delete

せ き

カーソル カーソルの左側の文字を削除 Back Space Delete カーソルの右側の文字を削除

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空白を入力する

・文字を確定した後に、空白を入力して文字と文字の間を空けることができます。 ① 空白を入力するには、 (スペース)を押します。  「ん」 の入力 ① と押します。 ② 「えほん」と入力し、確定させましょう。 の順に押して、 を押します。  「を」 の入力 ① の順に押して、 を押します。  長音 「ー」 の入力 ① 「はーと」 と入力し、確定しましょう。 ② と押します。  促音 「っ」 (小さい「つ」) の入力 ① 「うった」 と入力し、確定しましょう。 を2回続けて入力します。 ② と押します。  句読点 「、」 「。」 の入力 ① 「、」「。」と入力し、確定しましょう。 ② と押し、 で確定します。 N み N み E ぃ い H く O ら N み N み えほん Enter W て O ら Enter を H く = -ほ A ち T O Enter はーと T か U な T か T か A ち Enter うった 、。 >。 、る な <、 ,ね Enter

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30/56  拗音 「ぁぃぅぇぉ」 (小さい「ぁぃぅぇぉ」) の入力 ① に続けて「あいうえお」と入力し、確定しましょう。 ② の順に押し、 を押し確定します。 (2)数字・記号の入力 ・キーの下側に書かれている数字や記号を入力する場合は、そのままキーを押しま す。 ・上側に書かれている記号を入力する場合は、 を押したままの状態で記号 のキーを押します。 を押したまま押す(記号の%が入力されます。) そのまま押す(数字の5が入力されます。)  「5%」の入力 ① をそのまま押し、 を押したまま を押して で確定します。 改行する ・新しい行から入力したいときには、 を押して改行します。 (※「かな入力方式」については推奨しないので、ここでの学習はしません。) L り L り L り A ち L り I に L り U な L り E ぃ い O ら Enter ぁぃぅぇぉ Shift Shift Shift % ぇ 5 え % え 5 え Shift % え 5 え Enter 5% Enter

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4.漢字を入力しよう(ローマ字入力方式)

・入力した文字を漢字にすることを「変換」といいます。 (1) 漢字を入力しよう ・入力した文字を漢字にするには、 (スペース)または で (以下 (スペース)のみ記載)で変換します。変換された文字は を押すと確定します。  「先生」の入力 ① 「せんせい」と入力します。 (スペース)を押すと漢字に 変換されます。 を押して確定します。 (2) 他の変換候補の選択 ・日本語には、同じ読みでも異なる漢字があります。一度の変換で目的の漢字に変換 されない場合は、さらに変換キーを押すと、変換候補の一覧が表示されるので他の 漢字を選択できます。  「宣誓」の入力 ① 「せんせい」と入力します。漢字に変換されます。 ④ を押して確定します。 変換 Enter せんせい Enter 先生 先生 ② (スペース)を押して、他の変換候補を表示しま す。 ③ 再度 (スペース)を押します。何度かスペース を押し「宣誓」を反転表示させます。 ※●マウスで該当の漢字をクリックします。 ●「矢印(↑↓)」で該当する漢字を選択して「Enter」 を押します。 ●該当する漢字の前に表示されている数字を 直接入力します。 いずれの方法でも選択することができます。 Enter 宣誓

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32/56 (3) 記号を入力しよう ・「〒」、「①」、「★」、「♪」 など特定の記号は、漢字と同じように読みを入力して変換 できます。  「♪」の入力

変換できる記号 ・読みを入力して変換できる記号には次のようなものがあります。 入力する読み 表示される記号 かっこ () 〔〕 <> {} 「」 『』 【】 まる ○ ● ◎ ①~⑳ ㊤ ㊥ ㊦ ㊧ ㊨ さんかく △ ▲ ▽ ▼ ∴ ∵ やじるし ← → ↑ ↓ ⇔ ⇒ たんい ℃ % ‰ Å £ ¢ ° ′ ″ $ ¥ けいさん + - × ÷ ± ≦ √ から ~ こめ ※ ゆうびん 〒 ほし ☆ ★ しかく ■ □ ◆ ◇ ※この他にも、読みを入力して変換できる記号はたくさんあります。 ① 「おんぷ」と入力します。 (スペース)を押します。 ② 何度かスペースを押して「♪」を反 転表示させます。 ③ を押して確定します。

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5.文書の印刷方法を知ろう

・使用しているパソコンにプリンター(印刷機)が接続され、印刷するための設定が事 前に完了していれば、次の方法で印刷することができます。 ・まず、作成した文書がどのように印刷されるのかを、印刷する前に画面で確認しまし ょう。これを「印刷プレビュー」といいます。確認できたら印刷しましょう。 (1) 「ファイル」タブをクリックします。 (2) 「印刷」をクリックします。

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34/56 (3) 印刷イメージが表示されます。 ・表示された内容に変更がなければ「印刷」ボタン(①)をクリックします。 ・印刷の設定内容を変更するときは、「プリンターのプロパティ」(②)または 「設定」(③)の項目を該当する内容にセットします。その後、「印刷」ボタン(①)を クリックします。 (4) 元の画面に戻すには、 (上図の④)をクリックします。

6.文書を保存しよう

(1) 名前を付けて保存しよう ・文書を作成してそのまま Word 2013 を終了すると、文書は消えてしまいます。 作成した文書を残しておきたいときは、文書に名前を付けて保存します。 保存をした文書のことを「ファイル」ともいいます。 ・文書に「練習」という名前を付けてローカルディスク(C:)の「ドキュメント」フォルダー に保存しましょう。 ① ④ ② ③

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35/56 ① 「ファイル」タブをクリックします。

(39)

36/56 ③ 「コンピューター」(①)、「ドキュメント」(②)の順にクリックします。 ① ② ・「名前を付けて保存」ダイアログボッ クスが開くので、保存する場所が「ド キュメント」(③)になっていることの確 認をします。 ※「ドキュメント」になっていない場合 は左側の「ドキュメント」(④)をクリック します。 ・「ファイル名(N)」(⑤)に「練習」と入 力します。 ・「保存(S)」(⑥)をクリックします。 ・保存されると、タイトルバーに「練習」 と表示されます。 ③ ④ ⑤ ⑥

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7.アプリケーションソフトを終了しよう

(1) 画面右上の「×」をクリックするか、「ファイル」タブをクリックし「閉じる」をクリック します。

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●第5章●インターネットを

使ってみよう

・インターネットの世界を体験しましょう。 ・いつでもどこでも世界中の情報を手軽に集められる便利さが、「インターネット」の魅 力です。ホームページを見るだけや電子メールのやり取りだけでなく、ショッピング、イ ンターネットバンキング、オンラインゲームなど、利用する機会はますます増えていま す。 ・インターネットに接続し、ホームページを見ましょう。 ※インターネットに接続するためには事前に、  インターネット接続業者(プロバイダ)と契約をします。  接続のための機器やアプリケーションソフトを用意します。  通信に使う回線(光ファイバー、ADSL など)の確保をします。  接続のための設定をします。

1.インターネットでできること

(1) ホームページを見る ・ニュース速報や天気予報、趣味などのさまざまな情報を見ることができます。 さらには銀行に振り込みをしたり、インターネット上の店舗で買い物をしたりすることも できます。日本国内はもちろんのこと世界中の情報を見ることができるのはインター ネットならではの特長です。 ・インターネットで見ることのできるこれらの情報を一般的に「ホームページ」といいま す。ホームページは見るだけでなく、インターネット上に自分でホームページを開設す ることもできます。

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39/56 ニュースの画面 温泉検索画面 銀行ホームページ (2) 電子メールを送受信する

2.ホームページを見てみよう

インターネット上にはさまざまな 情報(ホームページなど)があります。 ・インターネット上で、さまざまな人々と手紙のやり取り ができます。日本国内はもちろんのこと、外国の人と迅 速に手紙をやり取りできるのはインターネットならではの 特長です。また、時差を気にする必要も有りません。 ・インターネット上でやり取りする手紙のことを「電子メー ル」といいます。

・Windows 8.1 には「Internetイ ン タ ー ネ ッ ト Explorerエクスプローラー 111 1」 という「ブラウザ」が付属しています。 ① ホームページを見たいときは、「デスク

トップ画面」1番下にある 「Internet Explorer」(↓)をクリックします。(これ を、クイック起動ボタンといいます。)

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40/56 ② ホームページが表示されました。 (表示されるホームページはパソコンの設定内容によるので各人各様です。) ※閲覧したいページを見るためには、 ・「お気に入り」(①)に登録している該当箇所をクリックします。 ・「検索窓」(②)にキーワード(例えば、「イタリア観光情報」、「乗換案内」など)を 入力して検索します。関連するページの一覧が表示されますので、該当箇所を クリックします。 などの方法があります。

(1) 基本的なボタンを覚えておきましょう

① ② 「お気に入り」を表示 させるには、☆をクリ ックします。 ・「戻る」 直 前 に 表 示 し た ページに戻る ・「進む」 直 後 に 表 示 し た ページに進む ・「最新の情報に更新」 表示しているページを 再度読み込む ・「ホーム」 起動直後に表示される ホームページを表示する ・アドレス(URL)を 直接入力する ・以前に入力したア ド レ ス ( URL ) の 一 覧から選べる ・「タブを閉じる」 開いている「タブ」を 閉じる ・「新しいタブ」 新しい「タブ」を開く

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(2) 目的のページを直接表示するには

(3) いろいろなホームページへ移動してみよう

・ホームページ内の文字や画像には、ポイントするとマウスポインタが👆に変わる所 があります。マウスポインタが👆の状態でその文字や画像をクリックすることにより、 いろいろなホームページに移動できます。  天気予報を見ましょう ・アドレス(URL)の直接入力 欄(①)を、選択すると青色に 反転表示されます。 ・「Yahoo! JAPAN」のアドレス (URL)を入力(②)して「Enter」 キーを押すと 「Yahoo! JAPAN」のホームペ ージ」が表示されます。 「http://www.yahoo.co.jp」 ① ② ・「Yahoo! JAPAN」のホームペ ージの (①)をクリック してみましょう。 ①

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42/56 ・国内全国の「今日の天気」が表示されました。他のポイントもクリックして、自分の調 べたい内容を閲覧してみましょう。

(4) スタートページに設定するには

・今回は「Yahooヤ フ ー! JAPANジ ャ パ ン」 のホームページを設定してみましょう。 ・ (①)を右クリックするとドロップ ダウンメニューが表示されます。 ・「ホームページの追加と変更(C)」 (②)をクリックします。 ①ここを右クリックします ②

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(5) 目的のホームページを探しましょう

・閲覧したいホームページのアドレス(URL)がわからないときは、「検索サービス」を 使うと便利です。 ・検索サービスを使うと、キーワードを選択したり入力したりするだけで閲覧したいホ ームページを簡単に探すことができます。

・「Yahoo! JAPAN」は数ある検索サービスの1つです。「Yahoo! JAPAN」でホームペー ジを探しましょう。  歌舞伎に関するホームページを探しましょう ・「ホームページを追加および変更 します」画面(③)が表示されます。 ・「この Web ページだけをホームペ ー ジ に 設 定 す る (U) 」 ま た は 「 こ の Web ページをホームページのタブに 追加する(A)」(④)のいずれかにチ エックを入れて「はい(Y)」(⑤)クリッ クします。 ・これで設定終了です。インターネッ トエクスプローラを再起動すると、設 定したホームページが表示されま す。 ③ ④ ⑤ ・「Yahoo! JAPAN」の ホ ー ム ペ ー ジ を 立 ち 上 げ、検索窓(①)に「歌舞 伎」と入力して、「検索」 (②)をクリックします。 ・入力すると検索窓の下 に一覧(③)が表示され るので、該当するものが あれば、ここをクリックし てもOKです。 ①

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(6) インターネットの接続を終了しましょう

・ホームページを見終わったら Internet Explorer を終了するため、画面右上の (「閉じる」ボタン)を押すと「デスクトップ画面」に戻ります。 ・「歌舞伎」というキーワー ドに該当する Web 検索結 果が表示されます。 ・この中から閲覧したいも のを選択しクリックします。 ・今回は「歌舞伎座」(④)を クリックしてください。 ④ ・歌舞伎座のホームページ が表示されました。 ・調べたい箇所をクリックし てください。

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2.電子メールを使ってみよう

※この項では、電子メールの流れを簡単に説明しています。 詳細は別冊「Windows Live メール」のテキストをご利用ください。

(1) 電子メールとは

・「電子メール」はインターネット経由で送る郵便です。「E メール」または単に「メール」 ともいいます。 ・「電子メール」には次のような特長があります。  世界中の人々と手軽にやり取りができる  自分の好きな時に送ることができる  相手が不在でも送ることができる  文字だけでなく、文書・画像・音声などのファイルもやり取りできる プロバイダ プロバイダ

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(2) 電子メールソフトでインターネットに接続しよう

・メールを送ったり受け取ったりするには、「メールソフト」あるいは「メーラー」と呼ばれ る専用のアプリケーションソフトが必要です。 ・Windows 8.1 標準添付の「メール」は Windows ストアアプリ仕様になっています。 「ライブタイル」機能により、メール件数や概要が表示されるため、メールチェックには 便利な反面、ウィンドウ表示が自由にはならないことや、アドレス(URL)のハイパーリ ンクが機能しない場合があるなど、弱点もあります。

・ここでは、機能の豊富なデスクトップアプリ「Windowsウ ィ ン ド ウ ズ Liveラ イ ブ Mailメ ー ル 20122 0 1 2」をベースとし て説明します。 送信の仕組み ・メールを送信したいときは、書いておいたメール を自分のプロバイダの「送信用メールサーバー」に 送ります。メールはインターネット経由で相手のプ ロバイダの「受信用メールサーバー」に届きます。 受信の仕組み ・メールを受信したときは、自分のプロバイダの 「受信用メールサーバー」に保存されます。メール は受信用メールサーバーの「私書箱」のような場 所に入っているので、自分宛のメールが来ている かどうか確認し、来ていれば持ち帰ります。 ・メールは「自分のパソコンへ自動的に入ってく る」のではなく「こちらから受け取りに行く」のだと 覚えておきましょう。 メールアドレス ・メールの送受信には「メールアドレス」が必要で す。メールを送受信する前に自分のメールアドレ スを取得しておきましょう。 ※自分の「メールアドレス」は世界中にたった1つ しかありません。

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(3) 電子メールの画面を確認しよう

・「Windows Live Mail 2012」の画面が表示されます。 ①

・すべての「アプリ画面」から

「Windows Live Mail」(①)をクリック します

・タブ、リボン(②) ・フォルダー一覧(③) ・メール一覧(④) ・プレビューウィンドウ(⑤)

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(4) 電子メールのやり取りをしよう

・田中さんに電子メールを送ろう。 ・電子メールを送ることを「送信」と 言うんだよ。 ・長井さんから電子メールがきたよ。 ・電子メールを受け取ることを「受信」と 言うんだよ。 ・長井さんからもらった電子メールに返事をだそ う。 ・受け取った電子メールに返事を出すことを「返 信」と言うんだよ。

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●第6章●

インターネットを使う上での

注意事項

1.インターネットのセキュリティ

(1) インターネットのセキュリティとは

・インターネットにつながっているのは、親しい友達のパソコンや安全で楽しい情報が 入っているサーバだけではありません。 ・残念ながらインターネットを悪用して、あなたを含む不特定多数の人に攻撃をしよう とたくらんでいる人にもつながっているのです。 ・インターネット上での攻撃には、ウィルス、迷惑メール、不正侵入などがあります。最 近では、フィッシング詐欺、ワンクリック詐欺など、巧妙かつ悪質になっていて実際に 金銭的な被害もでています。インターネットを利用する以上、悪意のある第三者に狙 われる危険性があることを知っておきましょう。 ・被害に遭わないために、対策を講じることがインターネットのセキュリティです。基礎 知識を理解し、適切な対策をして、安全にインターネットを楽しみましょう。 ※フィッシング詐欺~金融機関などからの正規のメールや Web サイトを装い、 暗証番号やクレジットカード番号などを詐取する詐欺。 ※ワンクリック詐欺~インターネットに接続してサイトを閲覧していたら、年齢認証を 求められクリックしたところ、一方的に会員登録となり高額な 料金を請求されるなどの詐欺。

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(2) インターネット利用時の安全対策

① ユーザー名とパスワードの管理 ユーザー名とパスワードは、正当なインターネットの利用者であることを証明するも のです。特に、パスワードの管理は大切にしましょう。 <パスワードの管理方法>  氏名、生年月日、電話番号など、簡単に推測できるものは避ける  定期的に変更する(1ヶ月に1度など)  複数のサービスで同じパスワードを使い回さない  他人には知らせない、パスワードを尋ねるような不審な問合せには応じない ② コンピューターウィルス ・知らない人から届いた電子メールや、信頼できるホームページ以外から取り込んだ ファイルなどは、コンピューターウィルスに感染している可能性があるので、開くときに は特に注意が必要です。知らない人から届いた電子メールは読まずに削除するよう にし、信頼できるホームページ以外からはファイルを取り込まないようにしましょう。 ・また、コンピューターウィルスを予防したり駆除したりする「ウィルス対策ソフト」を、パ ソコンに組み込んでおくことも大変重要です。 ・そして、ウィルス対策ソフト、ウィルス定義ファイルはもとより、Windows を含めたパソ コン全体の環境を常に最新の状態に保つことを心がけましょう。 ・ウィルス対策ソフトには 有料ソフト~シマンテック社/ノートン、トレンドマイクロ社/ウィルスバスター、マカフィー社/VirusScan など 無料ソフト~アバスト社/Antivirs、キングソフト社/Internet Security マイクロソフト社/Defender など その他、各メーカーから多種多様なものが発売、提供がされています。

・「コンピューターウィルス」と呼ばれる悪質なプログラム がパソコンに取り込まれると、パソコンが動かなくなった り、大切なファイルが壊れたりすることがあります。

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2.ホームページを見るときの注意点

・インターネットは楽しく使いやすい一方で、リスクが生じる可能性もあります。 そのようなことを防ぐために、ホームページを見るときには、次のような点に気をつけ るとよいでしょう。

(1) ホームページの内容は信頼できるのかを確認しましょう

・ホームページの内容は玉石混交です。そこに記載されている情報や内容が、信頼で きるものかどうかを自己責任で判断することが大切です。 ・次の点を参考にすると良いでしょう。  発信者の連絡先が明記されているか  引用に出所や記載内容の確認先が明記されているか  複数のサイトを見比べて信頼性の裏付けを取る など

(2) ホームページの内容をよく読もう

・インターネットは、画面上の文字や絵、ボタンなどをクリックするだけで、さまざまなホ ームページを見ることができます。その一方で、内容をよく読まずにクリックしてしまい、 有料だということを知らずに料金を請求されたり、買うつもりのない商品を買ってしま ったりする可能性もあります。 ・これらのトラブルを防ぐためには、ホームページの内容をよく読んで納得してからク リックするように習慣づけましょう。

(3) プライバシーを守ろう

・アンケートに記入したり懸賞に応募したりする場合は、住所や電話番号などの個人 情報をホームページに入力することがあります。ほとんどの場合個人情報は保護され ますが、広告宣伝のための電子メールが送られてきたり、勧誘の電話がかかってき たりする可能性があることを頭に入れておきましょう。

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3.インターネットを使う時のマナー

・最近では、国籍、性別、年齢を問わず、さまざまな人々が日常的にインターネットを 利用するようになりました。 ・インターネットで顔の見えない相手と楽しく交流するためには、普段の生活以上にマ ナーが大切です。このマナーのことをネットワーク(Network)とエチケット(Etiquette) を組み合わせた造語で「ネチケット」という場合もあります。 ・「ネチケット」は、インターネット上でコミュニケーションを行う際や、ウェブサイトや電 子メールなどを利用する際など、さまざまな場面で必要とされています。 ・「ネチケット」は厳密に定められている規則ではなく、他人への配慮を心がけるなど、 社会で最低限必要とされていることに基づいたものが多く存在します。 ・優しさや思いやりを持って、お互いが相手の立場を尊重しながらインターネットを楽 しみましょう。 ・ここでは、電子メールを使う時の事例を紹介します。 ① 相手のコンピューター環境に配慮しましょう ・「環境依存文字」や「半角のカナ文字」は、文字化けなど正しく表示されない場合が あるので使用しないようにしましょう。また、電子メールに添付するファイルの容量は 2MB までがマナーと言われています。 ② 件名はわかりやすくしましょう ・件名は、メッセージの内容が一目でわかるような簡潔なものにしましょう。 返信する場合は、届いた電子メールの件名の前に「Re:」が自動的に付けられて表示 されるので便利ですが、必要に応じて変えるとよいでしょう。 ③ メッセージは読みやすくしましょう ・メッセージは簡潔に要点をまとめて書くようにします。相手を不愉快にさせるような話 や言葉遣いは慎みましょう。また、切りのよいところで改行したり、段落ごとに1行あけ たりして読みやすくすることもコツです。

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53/56 ④ 署名を付けましょう ・メッセージの最後に差出人の名前や電子メールアドレスなどを簡潔に記入しましょう。 これを「署名」といいます。 ⑤ 宛先を確認しましょう ・電子メールを送る前に、必ず宛先のメールアドレスを確認しましょう。違う相手に送ら ないように気をつけましょう。また、1文字でも間違えると相手には届きませんので注 意しましょう。 ・同報メールを送る場合は個人情報の漏えいを避けるため、宛先を「To:」や「Cc:」に 記述せずに、「Bcc:」に記述するようにしましょう。ただし、同一グループ内のメンバー など全員が既知の場合はその限りではありません。 ⑥ 届いた電子メールを、勝手に他人に送らないようにしましょう ・届いた電子メールを差出人に断りもなく、他の人に送らないようにしましょう。必ず、 事前に差出人の承諾を得るようにしましょう。 ⑦ チェーンメールは無視しましょう ・「チェーンメール」とは、不幸の手紙のように「○日以内に、×人に、この内容を送っ てください。・・・・・」という内容の電子メールです。 ・悪質なものだけでなく、たとえ善意の内容であっても、マナーに反します。チェーンメ ールが届いたら、他の人に送らずに削除しましょう。

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●付録●

1.Windows のタッチ操作

用 語 動 作 操作方法と役割

タップ

画面の任意の場所をポンとたたく操作を、タップといいます。 主に、項目の選択や決定などに使用します。 ※マウス(タッチパッド)のクリックと同じ役割です。 素早く2度たたくとダブルクリックと同じ役割になります。

長押し

画面をタップした後、画面から指を離さずに数秒間押し続ける操作を、 長押し(押し続ける)といいます。 主に、項目の詳細情報やメニューを表示するときに使用します。 ※マウス(タッチパッド)の右クリックと同じ役割です。

ピンチ

2 本の指で画面を押さえて、つまむように指を近づける操作を、 ピンチといいます。 主に、画像や地図などの表示を縮小するときに使用します。

ストレッチ

ピンチとは逆に指を広げて遠ざける操作を、ストレッチといいます。 主に、画像や地図などの表示を拡大するときに使用します。

スライド

画面を指で押さえたまま上下または左右にまっすぐ動かす操作を、 スライドといいます。主に、画面をスクロールするときに使用します。 ※上下のスライドは、マウスのスクロールホイールを用いた操作と同じ 役割です。 画面を指で押さえたまま離さずにスライドしてから指を離すことで、 項目の並べ替えなどを行うことができます。 ※マウス(タッチパッド)のドラッグ&ドロップと同じ役割です。

スワイプ

スライドよりも短い距離をすばやく指で払う操作を、スワイプと いいます。スワイプする場所によって役割が異なります。 ◆画面右端からスワイプ ・チャームを表示します。 ◆画面左端からスワイプ ・現在開いているアプリの一覧を表示します。 ◆画面の上端または下端からスワイプ ・保存、編集、削除などのコマンドを表示します。 出典 ソニー株式会社(http://vcl.vaio.sony.co.jp)掲載情報に一部追記

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2.タッチタイピング(ブラインドタッチ)

①ホームポジションキーの確認

出典www.oota-bihin.com

②ホームポジション

出典yamanjo.net ●キーボードの「F」と「J」のキーの上に 小さなポチがあり、このホームポジショ ンキーに両手の人差し指を置くことが正 しいタイピングの基本です。 ●赤枠のキーがホームポジション ●人差し指が 2 列をカバーし、その他の 指は 1 列ずつカバー ●すべての動作はホームポジションから はじまり、タイプを終えた指は必ず ホームポジションに戻します。

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3.ローマ字・かな対応表

参照

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