平成28年度
第2回宮崎市障がい者施策推進協議会会議録
( 会 議 経 過 )
報告事項「第4期宮崎市障がい福祉計画について」 ※資料1について事務局説明。
〔議長〕資料1全てにあてはまるが、目標値は各年度の目標値なのか、全体の
何パーセントが増加しているのかという、割合の目標値があってもいいのでは
ないか。(2)福祉施設から一般就労への移行で言えば、全体の何パーセントの
人が仕事に就く、といった予測はあるのか。年間100という目標を立ててい
ても、1年目100、2年目100、3年目100となると、3年間で300
になるので、目標は達成率としては上がっているが、例えば働ける人が200
人しかいない場合では100、100、100としても難しいのでは。
大きな目標を1,000人のうち2割は確保しようと目標にするのであれば、3
年間で2割を目指しているので、100,100,100としていると説明で
きるのでは。全体として、28年度は何パーセントの割合なのか。
〔障がい福祉課〕今回の第4期障がい福祉計画の数値目標については平成26
年度に計画を策定したわけだが、その当時の確定数値を基にして、29年度の
年当時71人移行をしているので、その2.2倍以上の158人を29年度の
目標値に据えた。また、利用者数についても、25年度末が124人であった
ため、5割以上の増加ということで184人という目標値を設定している。来
年度、計画の見直しもあるので、さらに3年後の目標値を設定することになる
が、目標値の設定については、会長から今あった年度ごとの目標を設定して、
最終的な目標を設定するなどの手法も検討させていただきたい。ご質問のあっ
た一般就労の移行者数が全体の何パーセントを占めるのかについては、把握し
ていない。
〔議長〕平成29年度が見直しの時期になるので、今回のものが見本になって
次の3年のものが作られることになると思うので、今日のご質問が形になって
出てくると思う。何か気づいたことがあれば言っていただきたい。
〔A委員〕数値目標についてだが、分析の中で、福祉施設の入所者は、障がい
の程度等の状況により地域移行が難しいとの分析をされているようだが、地域
で暮らしたいと思っていらっしゃる方はたくさんいると思う。ただ、どのよう
に地域で暮らせばいいのか、知識もなく体験もなく、意識的に出来ないので施
で分析されるのは違うのではないかと私は思う。
〔障がい福祉課〕おっしゃるとおり、分析も一つの方法として移行が難しい方
が大半を占めていらっしゃるということを考えているが、症状が重度であって
も本人の希望としては、地域移行を望む方も確かにいらっしゃると思う。例え
ば、自立支援協議会と連携を図りながら、地域移行を勧めるような施策に取り
組んでいきたいと思う。
〔議長〕把握できていない部分もある、といった一言を分析の中に入れてもら
うのはどうか。
〔A委員〕地域移行に関するアンケートはないのか。
〔障がい福祉課〕市独自ではそういった調査は行っていない。
〔B委員〕(2)福祉施設から一般就労への移行だが、2番目の枠の事業の利用
者数については、ニーズがあるわけだが、就労移行率は、27年度よりも28
きていないと読んだ。分析では、目標値を下回る結果となっている。で終わっ
ているが、さらにその原因がどういうところにあるのかという分析があっては
どうか。労働関係の部署との協力で一般就労が促進されるような施策を行うと
いった考えはあるのか。
〔障がい福祉課〕分析している通り、就労系の事業所が増えて充実してきたの
で、そこを利用される方々は増える状況にはあるが、なかなか一般就労に結び
ついていない状況があり、これも一つの課題である。今後、次期の障がい福祉
計画では、そこも見据えた上での計画を作っていきたいと考えている。ただ、
事業所から一般就労に移行した方々などの定着率だが、28年の10月現在で
は、115人のうち112人が一般企業に定着していらっしゃる、定着率から
すると97.4パーセントである。国は目標値を80パーセントと設定してい
るが、比較すると本市はかなり高い率で定着しているという状況がある。障が
い者ワークサポーター派遣事業と言って、サポーターが事業所に出向き、障が
い者あるいは事業者と接しながら定着するような事業も行っている。今後とも、
事業所から一般就労への移行はなるべく多くして確実に定着するような施策等
〔C委員〕(4)相談支援についてだが、説明文を読むと、目標値987人に対
して28年度は565人。説明文を読むと、100パーセントの計画作成を達
成しているという説明がある。その次に相談支援専門員が不足していることが
課題となっているとある。先ほどの地域生活支援事業の(3)相談支援事業で
は、各事業とも概ね見込みどおりの実績であると記載されているが、相談支援
専門員が不足しているということと、なかなか実際に相談が挙がって来ないこ
と、また、手帳の発行にかなりの時間がかかっているという苦情があるという
ことを耳にするので、資料の内容と誤差があるのではないかと思う。また、医
療的ケアのお子さんの受け入れが少ないということで、資料の最後にも日中一
時支援について、大きく計画値を上回っているが、医療的ケアに対応できる事
業所が不足しているというお話があった。実際、現在閉鎖をしている日中一時
支援事業所が増えているということ、お子さんの行き先が減り、一極集中型と
なってきていることがある。また、看護師の雇用が難しく、いくら募集しても
来てもらえないということがあり、来られたとしても障がいというだけで同意
していただける看護師さんは非常に少ないと思う。そこの解決を図っていただ
けると、対策につながっていくのでは。
用者数が987人で28年度が565人、利用者数からすると見込み値に達成
していないということになるが、100パーセントということについては、サ
ービスを受ける方は全てサービス利用計画を策定しなければならないことが義
務付けされ、サービス利用計画の策定は国の指導通り達成しているという評価
の内容になる。また、日中一時支援の件について、重症心身障がい児あるいは
医療的ケアを必要とする障がい児の受け入れだが、宮崎市の場合は放課後等デ
イサービス等での受け入れが不足しており、日中一時支援事業所がそれを担っ
ているという状況である。やはり、日中一時支援については、報酬単価が低く、
その中で献身的に重症心身障がい児、あるいは医療的ケアを必要とするお子さ
んを受け入れていただいているという状況である。市としては、何らかの形で
報酬単価なり送迎加算なり入浴加算ができないか検討させていただいていると
ころである。昨日、状況調査ということでメール等で調査のお願いをさせてい
ただいたが、その状況等も踏まえて来年度以降対策を考えてまいりたい。
〔D委員〕就労移行だが、数字としては少しずつ増えており、私の周辺を考え
ても実感として就労する方は少しずつ増えている。しかし、年度によって就労
移行を希望する方の人数が違うわけなので、成果をみるためにはパーセンテー
きない場合は、来年からB型に行こうかとか、A型に変わろうかといった話が
事業所で本人と保護者と話し合われるわけだが、希望しておられる方は100
パーセント近く就労されることが良いことだと思う。障がい福祉課だけでは大
変かもしれないが、民間の事業所、企業の方と話し合い、できるだけ就労先の
確保に努めていただきたい。また、資料1の保育所等訪問支援だが、本当に保
育所等訪問支援の制度は必要なのか。もし必要なら、もっと利用があるのでは。
また、地域生活支援事業において、相談支援事業の基幹相談支援・虐待防止セ
ンターの見込値、実績値のところに、「有」、「無」とあるが、これだけで理解で
きるものなのか。また、手話通訳者設置事業と手話奉仕員養成研修事業とある
が、違いは何か。
〔議長〕一般就労移行者数については、先ほど私が質問したことに対する回答
があったのでよいと思う。保育所等訪問支援については、利用者が少ないので
見直しについてどう考えていらっしゃるのかということだと思う。また、地域
生活支援事業の「有」、「無」についての説明をしていただきたいのと、手話通
訳者のところの違いについて説明していただきたい。
所等に出向き、保育所等に通われている障がい児のお子さんの支援を行うとい
った事業である。宮崎市はその他に、療育等支援事業を行っている。これは、
やはり指導員が保育所に出向き、職員に対して支援を行う事業である。なおか
つ、家庭にも出向き、保護者への支援等の事業を行っている。市内では、保育
所等訪問支援事業よりも、市が行っている療育等支援事業の方が保護者の方や
保育園の方から、使いやすいといった意見があり、そちらを利用される方が多
い。したがって、実績にもあるとおり、保育所等訪問支援を受けられている方
は今のところ0となっている。障がい児に関しては、いかに早く症状に気づき
適切な療育を行っていくかが重要であるので、市が行っている事業効果も見極
めながら、今後適切な療育に努めたいと考えている。
〔議長〕予算を5年あげていたほうが良いということか。
〔障がい福祉課〕法定のサービスであるので、目標値は設定しておいた方が良
いが、現状としては説明したとおり。
〔障がい福祉課〕障がい福祉計画は、国の基本指針に基づいて策定するという
形になっており、この基本指針の中に見込みの数字あるいは設置の有無を明記
するなど、細かな設定がある。それに基づき、宮崎市の障がい福祉計画を策定
しているため、この項目については有無を記載することになっている。
〔障がい福祉課〕最初にあった、就労支援事業所から一般就労への移行につい
て、民間企業との連携を図るべきでは。という質問だが、障がい福祉課として
は、就労移行支援の事業所関係を扱っているが、ご指摘のように、民間企業と
の連携も必要であると認識している。みやざき障害者就業・生活支援センター、
あるいは自立支援協議会の中の就労支援部会で民間企業との座談会等を行って
いるので、連携を図りながら就労移行についての取り組みを進めて参りたいと
考えている。また、手話奉仕員養成研修事業について、(6)意思疎通支援事業
だが、手話通訳者・要約筆記者派遣事業については、聴覚障がい者の方が外出
されるときなどに資格をお持ちの手話通訳者や要約筆記者を派遣をする事業で
ある。
手話通訳者設置事業については、手話通訳者を宮崎市聴覚障害者協会の事務局
と、障がい福祉課の横にある相談室に手話通訳者を設置するという事業である。
は要約筆記者を養成するための事業である。
〔E委員〕資料を見ると、目標値が量的目標値になっている。質的目標値が資
料からはなかなか汲み取れない。相談室に行くと、外から誰が相談しているの
かが見えることや、相談している声が外に漏れるような相談場所が設置されて
いることもある。量的な成果も然る事ながら、やはり表に現れない質的な成果
を考えながら、市が監督をする配慮をしていただくとありがたい。
〔議長〕量的だけではなく、質的な目標値や、アンケートといった言葉もある
といいのでは。またそのあたりも考えていただきたい。
〔F委員〕先ほど保育所等訪問支援事業について、なかなか実績が少ないとのお
話があったが、支援学校には特別支援学校級のコーディネーターがおり、幼稚
園や保育園の中で発達が気になるお子さんについての色々な相談等が実際に支
援学校のコーディネーターに挙がってきてる。もちろん、早期発見、早期療育
が大事な部分であるので、早めから支援の体制を整えたり、色々なアドバイス
を行ったりしている。教育の現場と協力することで、保育所等訪問支援につい
〔G委員〕移動支援についてだが、福祉有償運送の中で車両の登録に時間がか
かる。年に1回しかない協議会の中でやるとなると、中途で入ってこられると
この間なかなか許可が下りないことになり、NPOの福祉有償運送で動こうと思
っても、なかなか大変である。その改善はどのように行うのか。
〔障がい福祉課〕協議会で認定しているのが年2回の会議のみであり、車につ
いては、安全性の確保や運送関係があるので時間がかかってしまう現状である。
〔議長〕先ほど、量ではなく質というお話や、支援学校コーディネーターには
多くの問い合わせがあるというお話があったので、保育所等訪問支援はもっと
需要があるのかもしれない。やはり、窓口があっても質を問われているところ
があるので、その把握が必要であると思う。最後に、数値についてだが、絶対
数で表すよりも達成率をパーセントで表してもらった方が、資料を見る時に分
かりやすいと思うのでお願いしたい。
〔障がい福祉課〕参考にさせていただく。次回の会議では検討したい。
これ以外にも会長がおっしゃった点をとってきて作成を。という話ではないか
と思う。
〔障がい福祉課〕国の基本指針に基づいて市町村が作成し、市町村が作成した
ものを県が集めて県の計画をつくり、その内容について国に報告する流れにな
っている。表現については検討したい。
〔B委員〕「有」、「無」の表現について、特に虐待防止センターや住宅入居等支
援では、寄せられた相談が何件で、どのようなレベルの相談が多くて、などを
整理していただけるとより実態を把握することができるのでは。
〔障がい福祉課〕今回は第4期の実績報告の中間報告になるが、また来年度に
入ったら全体の実績を報告させていただきたい。その時に表記の表現の仕方に
ついて工夫をして、分かりやすい内容での報告をさせていただきたいと思って
いる。
〔議長〕できるところがあればやっていただきたいと思うので、よろしくお願
〔I委員〕地域生活支援事業の(10)地域活動支援センターⅠ型事業について
だが、実施箇所が2箇所で既に満たしているが、今後も見込み値は2箇所だけ
で新たに設立することはないのか。
〔障がい福祉課〕地域活動支援センターⅠ型事業については、増える予定は今
の所はない。ただ、Ⅲ型については、4月から2箇所増える予定となっている。
〔I委員〕今事業を行っている所でも既に飽和状態と聞いている。できたら要望
していただき、もう1箇所ぐらい増やしていただければ、利用者も利便が増え
るのではないかと思う。
〔障がい福祉課〕Ⅰ型については今のところ増やす予定はないが、Ⅰ型が足り
ないという要望は前もって色々聞いている。29年度から、精神障がいの方や
知的障がいの方が主に利用するためⅢ型を2施設増設することとしており、そ
ちらで対応できればと考えている。
〔J委員〕障がい者スポーツ大会に関してだが、第4期宮崎市障がい福祉計画に
記載されており、例年、大体同じ人数の方が参加されている。内部障がい者は、
このようなスポーツ大会に参加できないことが多いわけだが、規定の部分が今
どのようになっているのか。内部障がい者は出ないのか。また、自動車免許取
得・改造助成事業について、免許の取得に関して補助が出るということだが、
対象になる方は身体障がい者であれば良いということなのか。それとも手帳が
ないとできないのか。細かな基準があれば教えていただきたい。
〔障がい福祉課〕障がい者スポーツ大会については、障がいの内容によって競
技が決まっているので、合致すれば参加はできる。内部障がいということだが、
精神的、身体的に分かれているので、ご確認いただきたい。
〔障がい福祉課〕自動車運転免許取得・改造助成事業だが、自動車運転免許に
ついては、身体障がい者手帳の1級から3級を所持している方、もしくは4級
以下でも道路交通法の規定により、運転免許取得について条件化される方、例
えば、手動アクセルブレーキが必要であるなど免許証に記載される場合である
が、記載される方については取得の助成をしている。自動車改造についても、
同じく身体障がい者手帳の1級から4級を所持している方で、道路交通法の規
その他
※平成28年度第1回協議会での永山委員からの質問の回答について、事務局
より報告。
〔障がい福祉課〕前回7月開催の本協議会であった、永山委員からの要望につ
いて報告する。要望の内容は、平成30年4月施行となっている介護保険サー
ビスの利用者負担に対する軽減措置を、前倒しで行うよう市から国へ伝えてい
ただきたい旨のお話であった。国の障害福祉課に対し、この件について問合せ
したところ、平成29年度に入ってから、介護担当部署と支給量、単価等につ
いて調整を行うとのことで、現在、制度設計は全くできていないとのことだっ
た。このことから、国の動向が定まっていない中で、市としては現在、何ら取
り組める状況にないので、ご了承いただきたい。
意見・質問なし。
〔議長〕事務局におかれては、本日委員の皆様から出された意見等について、
障がい者施策に反映させていただくようお願いする。