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東京為替(1)
【先週レビュー】 先週レポートで≪買い方は、三角保合 い上放れ以降、引値100円防衛に成功 し、実需筋を引っ張り込む事にも成功し た格好。1年前の連想買いも巻き込む格 好となっており、短期的な買われ過ぎ感 に対する調整をサンクスギビングデー 前に入れて、12月6日発表の雇用統計待ちの展開へ移行するだろう。下値支持 は100円。雇用統計で強気の数字が出れば、出口戦略への思惑は高まり、一段 高も要想定。この場合は、5月高値が意識されるだろう。下方リスクシナリオは、 雇用統計が弱気に振れ、年末年始にかけて浮上してくる米債務上限問題の混乱が 大きくなるケース。ただし、米予算局は、20日債務上限引き上げを最大で20 14年6月まで先送りできると発表している≫としたが、先週は、102円台半 ばへ上昇。欧州通貨主導でクロス円も上昇。好調な米経済指標に加えて、イラン 核協議が進展したことによる地政学リスクの緩和、日銀の緩和継続期待などが材 料視された。中国の防空識別圏の設定もアジア地区の地政学リスクからの円売 り・ドル買いに繋がった。 週末のドル円は、続伸。サンクスギビング(感謝祭)ホリデーの合間で市場参 加者が限られるなか、米長期金利の上昇や日本のデフレ脱却の動きなどから、1 02円台前半~半ばでしっかりと推移した。 ユーロ・ドルは、10月のユーロ圏失業率は12.1%と過去最悪となった前 月の12.2%から低下し、11月のユーロ圏消費者物価指数が前年同月比0. 9%上昇と事前予想(0.8%上)を上回ったことから、ECBの追加緩和観測 が後退するも、市場の反応は限定的で、米株式相場が高値から下げたことがきっ かけとなり、終盤には一時、1.3581ドルまで下押された。CFTC建玉明 細はサンクスギビングデーの休場により2日に順延。 週末のNY株式市場は、6営業日ぶりに反落。利益確定の売りが優勢になった。 NYダウは、16,086.41ドル(前日比-10.92ドル)。 ナスダック総合株価指数は、4,059.89ポイント(前日比+15.14)。2013年12月2日(月)
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週間展望(12 月 2 日~) 菊川 弘之
東京為替(2)
【今週見通し・戦略】 中国国家統計局が1日に発表した1 1月の製造業PMIは、前月と同水準の 51.4だった。内外の堅調な需要を背 景に、1年6カ月ぶりの高水準を維持。 市場予想(51.1)を上回った。 NRF(全米小売業協会)の調査によると、今年のブラック・フライデーの週 末の小売売上高は574億ドルと昨年の591億ドルから減少。同調査によると、 週末の店舗・オンライン・ストアの訪問者数は1.41億人と昨年の1.39億人 から増加したが、一人当たり支出は平均407ドルと昨年の424ドルから減少。 NRFはホリデー・セール(11~12 月の小売売上高)については前年比+3.9% の6021億ドルと昨年の同+3.3%から加速すると見込んでいる。 米国では、米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーの間で量的緩和の縮小 に関して見解の相違があるものの、全般的には改善傾向に向かっていると見られ、 今週の雇用統計の内容次第では、12月の緩和縮小開始が意識される可能性。 米政府閉鎖に伴い一時解雇された方が、雇用としてカウントされることで、(指 標の連続性に疑問の声もあるが)良い数字が期待されている。 一方、日銀に対しては、消費税増税後の景気の落ち込みに対処するため、来年 の春にも追加緩和を実施するとの見方が出ている。黒田総裁は22日の衆議院財 務金融委員会で、「物価上昇率目標2%達成までの道は遠い」「必要なら躊躇なく 調整を行う」との方針を表明。一段と緩和的な政策が期待される日本に対して、 米国では出口戦略を模索しており、長期的なドル買い/円売りの流れが続く見通 し。 2日に中国11月HSBC製造業購買担当景気指数、米11月ISM製造業景 況指数、3日に米11月ADP雇用統計、米11月ISM非製造業景況指数、米 10月新築住宅販売件数、米地区連銀経済報告(ベージュブック)、5日に米新 規失業保険申請件数、米第3四半期国内総生産(GDP)改定値、6日に日本1 0月景気動向指数、米11月雇用統計、米12月ミシガン大学消費者信頼感指数 速報値、8日に中国11月貿易収支。--- 3
東京金(11/29 清算値:4,093 円)
【先週レビュー】 先週レポートで≪ドル建て金の上値は抑 えられそうだが、~中略)南アや世界全体の 生産コストを考慮すると、急速にドル高が進 まない限りは下値も限定的か?円建て金は 円安が海外安を相殺する格好になりそう。サ ンクスギビング前には各マーケットでポジション調整が進み、雇用統計待ちの流 れとなりそう≫としたが、先週のNY金(2月限)は、NY原油安を受けて一段 安となった後、NYのオプション納会絡みの買いで値を戻す場面も見られたが、 米連邦準備理事会(FRB)の緩和縮小見通しを背景とした投資資金の流出に上 値を抑えられ、非常に狭いレンジでの相場となった。東京市場は、海外安を円安 が相殺して、4000円の下値支持感が意識された。 週末のNY金(2月限)は急反発。下値を試したものの下げ渋ったことや、ド ル安や原油高を好感、週末や月末を控えることから、売り方の買い戻しが優勢に なった。ただ、上昇が一服したあとは、ドルが反発、原油が上げ幅を削ったこと から手仕舞い売りが出され、上げ幅を削った。NY金は月間で5.5%下落し、 11月の運用としては1978年以来の最低を記録した。 【中国】 香港統計局によると、10月の香港から中国への金輸出は131.19トンと なり、前月の110.914トンから増加。過去最高となった3月の136.1 85トンに続く数字。 【今週見通し・戦略】 米量的緩和の早期縮小観測が広がっていること、株価の史上最高値更新などが 上値を抑えているが、4カ月ぶりの安値を付けたことを受け、上海金の出来高が 増加し、安値拾いの買い意欲が高まっており、NY金の下値も限定的か。 NY金は円安ドル高が上値を抑えそうだが、円建て金は海外安を円安が相殺す る流れが継続見通し。NYよりも円安により強く反応する地合いとなっており、 雇用統計を受けたドル円の動き待ちとなりそう。2013年12月2日(月)
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週間展望(12 月 2 日~) 菊川 弘之
東京白金(11/29 清算値:4,533 円)
【先週レビュー】 先週レポートで≪英JMの中間報告に よると、今年のプラチナの供給不足は18. 8トン(前年10.6トン)となり、14 年ぶりの高水準になると予想されており、 南アの賃金交渉の難航や電力危機に加え、 1400ドル割れ水準では安値拾いの買 いが入りやすい。株高・ドル高の地合いが 継続する間は、押し目買い主体で戦略を考えたい≫としたが、先週のNY白金(1 月限)は、原油安や米連邦準備理事会(FRB)の緩和縮小見通しなどを受けた 金軟調につれ安となると、テクニカル要因の売りも巻き込んで一段安となった。 週末のNY白金(1月限)は急反発。水曜安値(1351.0ドル:立会終了 後の電子取引)で下げ止まって反発した。金の上昇やドル安をはやして上値を伸 ばした。南ア・ノーザムは南ア鉱山労働者組合(NUM)のストが4週間目に突 入し、経営危機の噂が広がったことも材料視された。ただし、ドル反発や原油・ 金の押しで手仕舞い売りが出され、上げ幅を削った。対抗勢力の南ア鉱山建設労 働組合連合(AMCU)は、他の鉱山会社のストに関する投票を年明けに延期し たことも手仕舞い売りを誘った。 【南ア】 南アの鉱業建設労働組合(AMCU)と鉱山会社の賃金交渉が続いている。ア ングロ・アメリカン・プラチナム(アンプラッツ)に関しては、11月30日か 12月1日にストライキを実施するかどうかの投票を行う予定。またインパラ・ プラチナム(インプラッツ)とは12月12日に会合が予定されており、ロンミ ンとは12月10日に調停機関を通じた会合が予定されている。一方、ノーザム では、全国鉱山労働者組合(NUM)のストライキが続いており、同社は雇用削 減につながる可能性を示唆した。--- 5
東京白金(11/29 清算値:4,533 円)(2)
【宝飾用需要】 米宝飾品大手ティファニーの第3四半期決算によると、世界の売上高は前年同 期比7%増の9億1150万ドル。日本では伸び悩んだが、中国での売上が好調 となった。上海プラチナの出来高が26日に832枚に増加し、安値拾いの買い 意欲が高まっている。 第3四半期の地域別売上のパフォーマンスでは米州が+4%、ニューヨーク旗 艦店の既存店売上比較は+1%でした。アジア太平洋地域は+27%、既存店売上 比較は+22%でした。日本のティファニーの成績は好調でした。ドル高になると 日本からの売上高はドル換算する際に減ります。この為替要因を取り除いた比較 では+9%でした。また日本の既存店売上比較は+5%でした。 【欧州自動車工業協会(ACEA)】 欧州自動車工業協会(ACEA)によると、10月の欧州連合(EU27)の 新車(商用車)登録台数は前年同月比8.1%増の15万8960台。1~10 月は前年同期比2.7%減の138万9244台。 【プラチナETF】 プラチナETF(上場投信)の現物保有高は、28日のロンドンで10.77 トン(22日10.65トン)に増加、27日のニューヨークで16.86トン (同17.17トン)に減少、27日の南アで26.56トン(同24.70ト ン)に増加した。またパラジウムETFの現物保有高は、28日のロンドンで1 4.93トン(同14.87トン)に増加、27日のニューヨークで22.03 トン(同22.03トン)と横ばいとなった。 【今週見通し・戦略】 プラチナは南アの鉱山会社に対する懸念や中国勢の安値拾いの買い、英ジョン ソン・マッセイ(JM)の供給不足見通しなどを考慮すると押し目買い主体の戦 略を考慮したい。11月の米雇用統計が好調な内容になれば、NY金下落に追随 する場面もありそうだが、東京市場は円安が海外安を相殺すると思われる。 11月2日(土)東京セミナーでお話しした通りの展開(JM前に強気を織り 込み上昇、発表後に下落。その押し目を買いたい)となっている。同戦略維持。2013年12月2日(月)
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週間展望(12 月 2 日~) 菊川 弘之
東京ゴム(11/29 清算値:270.2 円)
【先週レビュー】 先週レポートでは≪経済協力開発 機構(OECD)は、2014年の世 界経済の成長率予想を3.6%とし、 5月時点の4.0%から下方修正。新 興国市場の景気減速が世界的な景気 回復の足かせとなっていると指摘さ れている点は上値抑制要因。週末~週 初に雲のねじれ。引き続き、減産期に 向けた買い場探し≫としたが、先週は、26日に5月限が新甫発会。上鞘発会。 週前半から半ばにかけて軟調に推移したが、29日に急騰し、レンジ相場を上抜 けた。天然ゴムの主要生産国のタイの首都バンコックで25日、インラック・シ ナワット首相の退陣を求める数万人規模の抗議デモが行われ、デモ隊の一部が財 務省の建物に突入し占拠した事や、円安進行、中国政府による10-12万トン 備蓄の動きなどが材料視された。 【今週の見通し・戦略】 11月2日(土)東京セミナーで、≪ゴムの月足での陽線確率は極めて高く、 穀物市場同様、季節傾向の強いゴムの11月末~12月初旬の押し目は買い方針 ≫とお話ししたが、一目均衡表の雲のねじれに時間帯に急伸となった。週末は雲 で上値が抑えられる格好となったが、終値ベースで雲の上限を上抜けるか否かが テクニカル面からの焦点。 2日にはHSBC中国製造業PMIの確報を発表。12月3日に11月の米新 車販売台数が発表。好調を維持するとみられ、10月の120万8036台に続 き120万台超えが予想される。中国、米国の新車販売は好調で、国内の自動車 も来年の増産を見込む会社が増えている。 4日に11月の米ADP雇用統計、6日に米労働省から発表される同月の雇用 統計が注目。強気の数字になると、17、18日に開催される米連邦公開市場委 員会(FOMC)で量的緩和の縮小が決まるとの見方が強まり、円安が加速する 可能性。--- 7
東京米国産大豆(11/29 終値:55,930 円)
【先週レビュー】 先週レポートでは≪作付け期の南 米が豊作ムードに傾いていることが 上値抑制要因。好調な輸出が下値支持 要因≫としたが、先週のシカゴは、2 2日から27日まで4日連続で大口 成約が確認されたことに加えて、株 高・円安ドル高進行でのリスクオンの 動きもあり、堅調推移となった。 週末のシカゴ大豆(1月限)は、急反発。水曜の下落に対する反動で買いが先 行したあとも、押し目買いが戻り売りをこなして値を飛ばした。高水準の週間輸 出成約高が続いたことや中国向けの大口成約、主要移動平均突破によるテクニカ ル改善、原油急伸が支援材料。米農務省は、2014/15年度積みで、中国向 けに大豆11万トンの大口成約を発表した。米農務省が発表した11月21日ま での大豆週間輸出成約高は177万800トンで、前週の137万6400トン から増加し、事前予想(50万~120万トン)を上回った。今年度累計は36 79万トンで、前年同期の2726万トンを35.0%上回った。 【週間純輸出成約高(11月21日までの3週間)】 大 豆:177万0800トン(事前予想:50万~120万トン) 大豆粕: 30万7900トン(事前予想:10万~32.5万トン) 大豆油: 1万8800トン(事前予想: 0 ~ 14万トン) 【今週の見通し・戦略】 4日連続の大口成約報告のうち、中国向けは最初の22日だけで、あとは仕向 け先不明、さらに26日には中国からの30万トンの大口キャンセル報告があっ たため、中国の成約一服、さらにキャンセルが続く可能性もあるとの警戒感が1 3.5ドルを前に意識されたが、29日以降に中国からの追加キャンセルが確認 されなければ、大きな崩れなく、米農務省需給報告や南米の天候、週末の雇用統 計待ちの展開となるか。2013年12月2日(月)
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週間展望(12 月 2 日~) 菊川 弘之
東京とうもろこし(11/29 終値:25,270 円)
【先週レビュー】 先週レポートでは≪米感謝祭の 控え、週後半は低調な取引見通し。 天候相場も終了し、エタノールなど の産業用需要、輸出動向と南米の天 候相場に市場の関心は移行する≫ としたが、先週のシカゴは、米感謝 祭(サンクスギビング・デー)を控 えて閑散商状となり、同値圏での狭 い値動きとなった。 週末のシカゴコーン(3月限)は、反落。週間輸出成約高が100万トンを上 回る高水準だったことや、大豆上昇、ドル安・原油高でプラスに浮上したが、米 国コーン生産高の上方修正予想や、南米産地に生育に適した天気が続くことから 今週の安値を更新した。大豆とのスプレッド売りも復活した。 【中国&国際穀物委員会(IGC)】 中国国家統計局は、今年の中国穀物生産を前年比2.1%増加の6億194万 トンと発表。過去10番目の生産高。商品別の詳細は発表されていない。 国際穀物委員会(IGC)は28日、2013/14年度世界コーン生産高見 通しを前回より200万トン上方修正して9億5000万トンとした。世界小麦 生産高見通しも、前回より200万トン上方修正して6億9800万トンとした。 【米農務省発表の週間純輸出成約高(11月21日までの一週間)】 コーン:100万7000トン(事前予想:40万~110万トン) 小 麦: 56万2200トン(事前予想:35万~ 65万トン) 【今週見通し・戦略】 12月後半のクリスマス・年末年始休暇を控え、南米産地の天候などで強気の 要因が台頭しない限りは、米国環境保護庁(EPA)による来年のエタノール混 合義務上限を引き下げなどが上値を抑えそう。--- 9
東京原油/ガソリン/灯油(1)
【先週レビュー】 先週レポートでは≪NY原油は 90ドル±5ドルのレンジ相場が 継続見通し。ブレント原油は、リビ アなどのブレントリンク原油の供 給懸念に加えて、東アジアの消費国 からコンスタントに成約が見られ ることも支援材料。中東産原油は、 アブダビ産マーバン原油などの軽 質原油が主導する形で、堅調な地合いとなっており、6ヶ国協議を受けてNY原 油だけ大きく崩れる可能性は低いか≫としたが、先週のNY原油(1月限)は、 直近の米エネルギー情報局(EIA)の週間石油統計まで、原油在庫は10週連 続で予想を上回る増加幅となり3億9141万6000バレル、NY原油の受け 渡し場所となるオクラホマ州クッシングの原油在庫も4061万6000バレ ルと、4000万バレル台に乗せた事などを嫌気して、もみ合いレンジを27日 に下割れして、91.77ドルまで下落。心理的節目90ドルが意識される流れ となった。ブレント原油は、リビアなどのブレントリンク原油の供給懸念に加え て、韓国が成約するなど、東アジアの消費国からコンスタントに成約が見られる ことも支援材料となっており、NY原油の下鞘が継続している。 週末のNY原油(1月限)は、反発。サンクスギビング・ホリデーの合間で短 縮取引となるなか、週末と月末が重なったこともあり、27日の急落に対するポ ジション調整の展開。序盤には93.90ドルまで大きく上昇したものの、米エ ネルギー情報局(EIA)統計で原油在庫は6月以来の高水準となり、受け渡し 場所となるオクラホマ州クッシング原油在庫も7月以来の水準に増加し、生産高 も増加に転じるなどファンダメンタルズの弱さが確認されており、ショートカバ ーが一巡すると、その後は上げ幅を縮小した。 CFTC建玉明細はサンクスギビングデーの休場により2日に順延。2013年12月2日(月)
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週間展望(12 月 2 日~) 菊川 弘之
東京原油/ガソリン/灯油(2)
【東京原油】(11/29 清算値:68,070 円) 先週レポートで≪NY原油は90ド ル±5ドルのレンジ相場が継続見通し。 ブレント原油は、リビアなどのブレン トリンク原油の供給懸念に加えて、東 アジアの消費国からコンスタントに成 約が見られることも支援材料。中東産 原油は、アブダビ産マーバン原油など の軽質原油が主導する形で、堅調な地 合いとなっており、6ヶ国協議を受けてNY原油だけ大きく崩れる可能性は低い か≫としたが、先週は、NY原油は狭いレンジが下に放れたが、東京市場は、ド バイ・ブレントが高止まりしていたことに加えて、円安ドル高進行を、より強く 反映して68,360円(11/29 高値)まで続伸。 NY原油は、90ドルの心理的節目が意識されそうだが、ドバイ・ブレント原 油が高止まりしており、株価も堅調推移が続いている間は、大きくは崩れがたい か?週末には雇用統計を控えて、90ドル~200日移動平均線水準のレンジ内 で、雇用統計待ちの展開となりそう。 石油輸出国機構(OPEC)は12月4日、ウィーンの本部で総会を開催する。 原油価格は高値で安定しており、総会では日量3000万バレル(イラクを含む 12カ国分)の生産目標は据え置かれる見通し。 核開発協議の暫定合意を受けイランに対する制裁は緩和されることになった が、欧州連合(EU)のイラン原油の輸入禁止措置は引き続き有効となり、イラ ンの原油輸出は現行の日量約100万バレル(bpd)に抑えられることになっ たため、原油需給への当面の影響は「限定的」との見方が強い。--- 11
東京原油/ガソリン/灯油(3)
【ソシエテ・ジェネラル見通し】 仏大手金融機関、ソシエテ・ジェネラルは、イランの核開発協議の合意などで、 2014年の原油平均価格見通しを下方修正。ブレント原油は、バレル当たり1 08ドルと、これまでの110ドルから、NY原油も99ドルと、これまでの1 03ドルからそれぞれ下方修正した。これにより、ブレント原油のニューヨーク 原油に対する上ザヤ予想は9ドルと、これまでの7ドルから上方修正された。 【JBCエナジー見通し】 ウィーン拠点のJBCエナジーは29日、11月のOPEC加盟12カ国の原 油生産が日量2944万バレルに減少したとの見方を発表。10月の原油生産高 見通しは日量2974万5000バレル。サウジアラビアの11月の原油生産高 見通しは970万バレルと前月見通しの985万バレルを下回り、リビアは25 万バレルと2011年9月以来の水準に減少したとのこと。 【英バークレーズ見通し】 英バークレイズは29日、イランの原油生産は2014年末までに日量370 万バレルに達する可能性があるとした。欧米主要国との交渉が続き、今月の合意 に準拠すれば、イランは最大で日量90万バレル増産することが可能とし、中国 は2014年半ばまでにイラン産原油輸入を日量70万バレルまで拡大するこ とかもしれないとの見方を示した。9月の輸入高は日量30万バレル。 【クェート石油公社見通し】 クウェート石油公社のアナリスト、モハメド・アル・シャッティ氏は28日、 来年第1四半期末まで、ブレンド原油価格がバレル当たり100ドル近辺を維持 するとの見通しを示した。市場の需給均衡や、OPEC(石油輸出国機構)の供 給が徐々に減少することが理由。リビアとナイジェリアの供給崩壊や、イラクの 供給の不安定さを挙げ、OPECの原油生産は11月から徐々に減少し、日量3 000万バレルを下回る可能性を示唆。また、イラクの増産とイランの原油生産 が制裁前の水準を回復するようだと、ブレント原油は90ドルへと下落する可能 性があるとする一方で、イランの原油生産が2014年末前に急増する可能性な いだろうとの見方を示した。2013年12月2日(月)
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週間展望(12 月 2 日~) 菊川 弘之
東京原油/ガソリン/灯油(4)
【米週間在庫】 エネルギー情報局(EIA)が27日発表した11月22日までの週間石油統 計は以下の通り。市場の事前予想は、原油在庫が前週比75万バレル増加、ガソ リンが50万バレル増加、留出油が100万バレル減少。 前週比 原油 3億9141万6000バレル 295万3000バレル増加 ガソリン 2億1060万4000バレル 175万1000バレル増加 留出油 1億1087万5000バレル 166万6000バレル減少 【製油所稼働率】 石油元売り・精製各社の製油所で停止中のトッパー(常圧蒸留装置)は29日現 在、3基・日量21万1000バレル。現有能力(27 製油所 37 トッパー・日量 433 万 9,700 バレル)に対する停止率は4.9%で変わらず。 停止能力の内訳は、中京を含む東日本で 17 万 7,000 バレル、西日本では 3 万 4,000 バレル。--- 13
東京原油/ガソリン/灯油(5)
【ガソリン】(11/29 清算値:80,950 円) 石油連盟週報(17~23日)による と、ガソリンの週末在庫は、前週比3. 2%減の189万0930キロリット ル。週間原油処理量は同2.5%増の3 98万0755キロリットル。出荷量は、 ガソリンが同14.1%増の104万0 101キロリットル。 先週レポートで≪イランとの6ヶ国協議合意もあり、NY原油の上値は抑えら れそうだが、今後、冬季の最大需要期を迎え、下値も限定的となりそう。国内は 円安が支援材料となり、サンクスギビング前に短期的な買われ過ぎ感に対する調 整も予想されるが、押し目は買われやすい地合いが継続か≫としたが、先週は、 NY原油の軟調も円安ドル高進行を好感して、先限つなぎ足では81,240円 (11/29 高値)まで続伸。雇用統計を前に短期的な買われ過ぎ感が意識される場 面も出てきそうだが、ドル円の押し目買い基調が崩れなければ下値も限定的か? 【灯油】(11/29 清算値:79,720 円) 石油連盟週報(17~23日)による と、灯油の週末在庫が、同1.6%減の 304万7509キロリットル。出荷量 は、灯油が同0.5%増の54万225 8キロリットル。 先週レポートで≪サンクスギビング前 の調整には注意したいが、その後は円安 トレンド継続見通しもあり、押し目は買われやすい地合い継続か?≫としたが、 先週は、NY原油の軟調も、ドバイ・ブレント原油が高止まりしており、円安ド ル高進行も加わり80,310円(11/29 高値)まで続伸。 週末は長い上ヒゲ陰線で引けており、足もとは短期的な買われ過ぎ感に対する 調整も意識されそうなチャート形状。先限は不需要期限月であり、今後の冬の寒 さに強く反応してくるのは期近限月であり、当先の鞘に変化が出てくる。2013年12月2日(月)
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週間展望(12 月 2 日~) 菊川 弘之
週間予定(
12/2~12/8)
■「チャート画像は、株式会社オーバルネクストの Win-Station によるもので す。当該画像の著作権は、同社に帰属します。」東京パラジウム 2,379.0 +45.0 (+1.9%) 803 1,421 2,515.0 1,831.0 海外商品市場 前週末終値 NY金($/onz) 1,250.4 +6.3 (+0.5%) NY白金($/onz) 1,368.8 -13.9 (-1.0%) NY銀(¢/onz) 20.030 +.2 (+0.9%) LMEアルミ(3ヶ月、$/t) 1,755.0 -27.0 (-1.5%) ロコ・ロンドン(PM、$/onz) 1,253.0 +6.8 (+0.5%) CRB指数 274.97 -0.24 (-0.1%) 為替・株式市場 前週末終値 ドル円 102.23 +1.24 (+1.2%) ユーロドル 1.3605 +0.012 (+0.9%) 日経平均株価 15,661.87 +280.15 (+1.8%) NYダウ 16,086.41 +21.64 (+0.1%) S&P 500 1,805.81 +1.05 (+0.1%) NADAQ 4,059.89 +68.24 (+1.7%) DAX 9,405.30 +186.26 (+2.0%) ハンセン指数 23,881.29 +185.01 (+0.8%) 上海総合株価指数 2,220.50 +24.13 (+1.1%) 注)国内商品市場は先限価格、海外商品市場は期近価格、為替は東京17時現在。 週間変動幅(率) 週間変動幅(率) 東京金先限(日足終値) 3600 3700 3800 3900 4000 4100 4200 4300 4400 4500 4600 2013/8/12 2013/9/25 2013/11/8 5MA 25MA 90 92 94 2013/7/8 2013/8/20 2013/10/3 2013/11/18 NY金期近(日足終値) 1200 1250 1300 1350 1400 1450 2013/8/14 2013/9/26 2013/11/7 5MA 25MA
2013/12/02 更新 国内エネルギー、ゴム市場 前週末終値 総出来高 総取組高 年初来高値 年初来安値 東京原油 68,070 +1,880 (+2.8%) 24,354 21,994 68,360 57,320 東京ガソリン 80,950 +2,730 (+3.5%) 60,854 22,968 82,280 68,030 東京灯油 79,720 +2,020 (+2.6%) 38,379 20,389 82,030 69,000 東京ゴム 270.2 +10.2 (+3.9%) 62,130 25,384 337.8 225.0 海外商品市場 前週末終値 NY原油(ドル/バレル) 92.72 -2.12 (-2.2%) NYRBOB(ドル/ガロン) 2.6628 -0.0483 (-1.8%) NYヒーティングオイル(¢/ガロン) 3.0308 -0.0085 (-0.3%) IPEブレント(ドル/バレル) 109.69 -1.36 (-1.2%) CRB指数 274.97 -0.24 (-0.1%) 原油・石油関連統計 最新週 国内ガソリン在庫 1,890,930 -61,559 (-3.2%) 国内灯油在庫 3,047,509 -50,568 (-1.6%) 国内軽油在庫 1,553,212 -25,023 (-1.6%) 国内レギュラー価格(円/l) 161.20 -0.20 (-0.1%) 米国原油在庫 391,416 +2,953 (+0.8%) 米国ガソリン在庫 210,604 +1,751 (+0.8%) 米国ディスティレート在庫 110,875 -1,666 (-1.5%) 米製油所稼働率(%) 89.40 +0.80 (--) *在庫の単位は国内が(Kl)、米国が(1000B/D) 参照:石油連盟、石油情報センター、EIA(米エネルギー情報局) 週間変動幅(率) 週間変動幅(率) 週間変動幅(率) 東京灯油先限(日足終値) 68000 70000 72000 74000 76000 78000 80000 82000 2013/8/12 2013/9/25 2013/11/8 5MA 25MA 東京ガソリン先限(日足終値) 68000 70000 72000 74000 76000 78000 80000 82000 2013/8/12 2013/9/25 2013/11/8 5MA 25MA NY原油期近(日足終値) 80 85 90 95 100 105 110 115 2013/7/11 2013/8/22 2013/10/4 2013/11/15
東京小豆 11,050 -90 (-0.8%) 879 1,976 12,470 10,260 東京粗糖 45,200 -1,900 (-4.0%) 6 14 48,300 38,350 海外商品市場 前週末終値 シカゴコーン(¢/Bu) 415.25 -7.00 (-1.7%) シカゴ大豆(¢/Bu) 1,336.50 +17.00 (+1.3%) シカゴ小麦(¢/Bu) 655.00 +5.50 (+0.8%) NYコーヒー(¢/ポンド) 110.25 +3.15 (+2.9%) NY砂糖(¢/ポンド) 17.15 -0.25 (-1.4%) CRB指数 274.97 -0.24 (-0.1%) 穀物関連統計 最新週 週間輸出成約高(コーン) 1007.0 +61.8 (11/21) 週間輸出成約高(大豆) 1406.0 +29.6 (11/21) 週間輸出検証高(コーン) 30,240.0 -576.0 (11/21) 週間輸出検証高(大豆) 66,934.0 -20,875.0 (11/21) 作柄(コーン) 62% +2 (10/28) 作柄(大豆、良以上) 57% +57 (10/21) *輸出統計の単位は(1000Bu)、作柄は全体に占める割合(%) 参照:USDA(米農務省) 注)国内商品市場は先限価格、海外商品市場は期近価格、為替は東京17時現在。 それぞれの価格の週間変動幅は前々週終値との比較。また統計数値に関しては最新週と前週値との比較。 前週比/データ日付 週間変動幅(率) 東京一般大豆先限(日足終値) 46000 48000 50000 52000 54000 56000 58000 2013/8/12 2013/9/25 2013/11/8 5MA 25MA 東京コーン先限(日足終値) 22000 22500 23000 23500 24000 24500 25000 25500 26000 26500 2013/8/12 2013/9/25 2013/11/8 5MA 25MA 38000 40000 2013/7/8 2013/8/20 2013/10/3 2013/11/18
留意事項【商品先物取引】 商品先物取引は、商品市場における相場の変動により損失が生じることのある 取引です。(通常取引は、お客様が預託する証拠金の額にくらべて取引金額が大 きいため、損失の額が預託する証拠金の額を上回ることがあります。) お取引を始めるに際しては、「契約締結前交付書面」及び「受託契約準則」等 を熟読し、取引内容や仕組み、リスク等を十分にご理解、ご確認のうえ、ご検討 くださいますようお願いいたします。 当社の証拠金の額に対する取引金額の割合は、商品や約定値段によって異なり ますので現時点では明示できませんが、通常取引では概ね 20 倍~40 倍程度、損 失限定取引では概ね 1 倍~10 倍程度となります。また、お客様が最初に預託す る証拠金の額は商品により異なり、通常取引の最高額は 1 枚当り 324,000 円、損 失限定取引の最高額は1枚当り 4,093,000 円です。ただし、通常取引は、その後 の相場の変動によっては追加の証拠金預託が必要になる場合がありますのでご 注意ください。追加に必要となる証拠金の額は、商品や相場の変動によって異な ります。 建玉時及び決済時の取引手数料は商品や取引形態によって異なり、片道1 枚当 りの取引手数料は以下の通りです。 対面取引(通常取引) 1,202 円~10,605 円 対面取引(損失限定取引) 2,940 円~14,847 円 コールセンター取引 820 円~2,100 円 (上記の証拠金及び取引手数料は平成25 年 11 月 29 日の帳入値をもって算出) 当社ディスクローズ資料は本社および日本商品先物取引協会(ホームページ) で閲覧できます。 お客様相談窓口 ・日本ユニコム株式会社 営業管理部 東京都中央区日本橋蛎殻町1-38-11 TEL:0120-050-633 ・日本商品先物取引協会相談センター 東京都中央区日本橋小網町9-4 URL:http://www.nisshokyo.or.jp/ 商品先物取引業者 日本商品先物取引協会会員 日本ユニコム株式会社