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平成29年度 第4回総会議事録

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(1)

29

4 回 上 越 市 農 業 委 員 会 総 会 議 事 録

(2)

平成 29 年度第 4 回上越市農業委員会総会議事録

日時 平成 30 年 2 月 27 日(火)午後 2 時 50 分∼午後 4 時

場所 直江津学びの交流館 2階 多目的ホール

1 出席委員

(1)農業委員

1 番 村松 勝藏 13 番 髙島 信雄

2 番 秦 正敏 14 番 笹川 慶一郎

3 番 古川 政繁 15 番 西條 弘子

4 番 新井 修一 16 番 望月 博

5 番 久保埜德雄 17 番 荒川 俊治

6 番 金井 薫 18 番 金子 昭榮

7 番 小林 広良 19 番 岸田 健

8 番 上原 孝 20 番 金澤 稔

9 番 八田 賢司 21 番 五十嵐彰

10 番 小幡 利夫 22 番 佐藤 正雪

11 番 佐藤 德司 23 番 大瀧 勇

12 番 滝沢 記一 24 番 池田 京子

(2)農地利用最適化推進委員

竹内 浩行 稲葉 栄 津幡 徹重 宮川 武彦 清水 強

内藤 義一 近藤 晴夫 西山 学 小池 孝志 上原 清則

滝本 武夫 髙島 真一 大滝 正秋 細谷 正夫 前山 明

前田 孝信 杉田 藤一 山岸 健二 関川 貞行 髙宮 文男

森橋 孝一 平野 宏一 髙橋三登一 山本 誠信 松本 香

加藤 俊彦 荻原 松男 長瀬 一成 上野 栄一

杉田 喜慶 齊藤 啓治 上原 正彦 小林 正義

飯塚 一憲 秋山 文雄 米川 尚登 嶋田 勝

(3)

3 職務のため出席した事務局職員

農 業 委 員 会 事 務 局 事務局長 栗本 修一 大潟区駐在室 主任 小林 貴広

次長 岩野 要治 頚城区駐在室 副主任 藤澤フミエ 主任 橋立 理 吉川区駐在室 主任 近藤 宏一

安 塚 区 駐 在 室 班長 中条 崇 中郷区駐在室 主任 羽深 幸弘

浦川原区駐在室 主任 本山 正宏 板倉区駐在室 主任 上原 敏明

大 島 区 駐 在 室 主任 竹内 安則 清里区駐在室 班長 宮澤 雅則

牧区駐在室 主任 武藤 克一 三和区駐在室 主任 水沢奈美子

柿崎区駐在室 主査 布施 良之 名立区駐在室 班長 山邉 稔

4 会議に付議した事件

・議案審議

報 告 第 1 号 平 成 29 年 部 会 等 の 報 告 に つ い て

報 告 第 2 号 農 地 所 有 適 格 法 人 の 事 業 状 況 等 の 報 告 に つ い て

議 案 第 1 号 平 成 30 年 度 上 越 市 農 業 委 員 会 業 務 方 針 に つ い て

議 案 第 2 号 上越市農業委員会「農地等の利用の最適化の推進に関する指針」に

ついて

・その他

( 1) 資 料 1 平 成 30 年 度 予 算 の 概 要

( 2) 資 料 2 平 成 30 年 版 上 越 市 賃 借 料 情 報

( 3) 資 料 3 平 成 30 年 度 定 例 農 地 部 会 年 間 予 定 表

(4)

5 会 議

<開会>

事務局長 お忙しい中、お集まりいただき、ありがとうございます。

本日の日程、配布資料につきましては、お配りしてあります資料一 覧でご確認をお願いします。

会議に入る前に、先般、県農業会議が募集した「農地パトロール活 動標語」で、高島農業委員が優秀賞に輝きました。農業会議から賞品 を預かってきましたので、会長から授与していただきます。

高島委員、前に出てきてください。

因みに、標語は、「守ろう農地、一人ひとりの力が原点だ」でありま

す。

(賞品を授与)

事務局長 それでは、ただ今から平成 29 年度第 4 回上越市農業委員会総会を開

催します。

議案書の次第に従って進めてまいりますので、よろしくお願いしま す。

<会長あいさつ>

事務局長 最初に、荒川会長にご挨拶をお願いします。

会長 お忙しい中、ご出席をいただき、ありがとうございます。開会にあ

たり、一言ご挨拶を申し上げます。

ここ数日は良い天気が続いており、冬の厳しさもようやく峠を越え、

少しずつ春を感じるような気候になってきました。

さて、平成 29 年度も、あと僅かとなってまいりました。早いもので、

5 月に農業委員の改選、そして新たに農地利用最適化推進委員を任命

させていただいてから 10 か月が過ぎようとしています。

農業を取り巻く課題がいろいろある中で、農業委員会の役割は、法

定業務を適正に行うとともに、「農地利用の最適化」という業務を着実

に実行し、上越市の農業の発展に貢献することであります。

(5)

見える活動をし、農業者の期待に応え、しっかりと成果を上げる年に しなければならないと考えています。

成果を上げるきっかけの一つが、先日開催した「農業者との意見交 換会」であります。意見交換会では、農業者たちのいろいろな意見を 聞き、また、皆さんからも、事前の地区会議も含めて、たくさんの発 言がありました。

そこで出た意見等を、聞いて終わりでなく、それらの意見等を今後 の農業委員会活動にどう生かしていくかということが、重要になって きますので、新年度では、皆さんからは、積極的に活動し、大いに力 を発揮されることを期待しています。

今日の総会では、新年度に向けた事業方針を審議いただくこととな っており、新年度へのスタートとも言える総会でありますので、皆さ んからは、建設的なご意見をいただき、実のある総会にしていただき ますよう、お願いして、挨拶とさせていただきます。

事務局長 ありがとうございました。会長は、そのまま議長席にお座りくださ

い。ここからは、上越市農業委員会会議規則第 5 条の規定により、会 長に議長をお願いし、会議を進めていただきます。

会長、お願いします。

<資格審査>

議長 はじめに本日の出席状況についてでありますが、在任委員数 24 名、

出席委員数 24 名の全員出席でありますので、会議規則第 7 条の規定に

より、総会が成立していることを、ご報告します。

<議事録署名委員の指名>

議長 議事録署名委員は、会議規則第 14 条の規定により、議席番号 4 番 新

井修一委員、議席番号 22 番 佐藤正雪委員の両委員を指名いたしま

す。

<憲章唱和>

議長 次第の 5「憲章唱和」でありますが、多くの方が農地部会で唱和し

(6)

<議事>

議長 それでは、ただ今より議事に入ります。

報告第 1 号「平成 29 年部会等の報告について」を上程します。 事務局の説明を求めます。

事務局長 それでは、私からは資料の構成についてご説明いたします。

農地部会は 2 部会が設置されていますので、2 ページ、3 ページには、

上越市全体の総括表を記載し、各農地部会の審議状況は、4 ページか ら 7 ページに記載させていただきました。

報告は、農地部会ごとに行い、総括表については説明を省略させて いただきますので、ご了承願います。

また、8 ページ以降は、農政課題部会、情報・年金部会、会議の開 催状況と内容、農業委員会集会・研修会の参加状況などとなっており ます。私からは、以上であります。

議長 ただ今、事務局から説明のありましたとおり、農地部会の報告は各

農地部会の活動状況とし、総括表については説明を省略することで、 ご了承願います。

それでは、最初に第一農地部会の報告を古川部会長よりお願いしま す。

古川部会長 第一農地部会の古川です。

私の方から、平成 29 年 1 月から 12 月までに、第一農地部会におい

て審議した結果を報告いたします。件数、面積などの詳細は、総会議案

の 4 頁、5 頁をご覧ください。

1 表は総括表で、月別の審議件数を、2 表から 4 表までは、その審議 した内訳を記載しています。

4 ページの1表は、審議件数の月別の内訳です。

本年は、8, 018 件を審議し、前年と比較し 3, 680 件、85%の増とな

りました。

この主な要因としては、利用権設定が前年に比べて 70%の増、その 他に含まれる非農地判断の 130%増が影響しているものです。

(7)

見照会や農用地利用集積計画変更、買受適格証明願等の農地部会で審 議した件数を計上してあります。

2 表は、農地法第 3 条許可の内訳です。

本年は、40 件を許可し、前年と比較し 6 件、13%の減で、売買件数 が減少しました。

3 表は、農地法第 4 条・第 5 条による農地転用の利用目的ごとの内 訳で、3 の 1 表は件数、3 の 2 表は面積です。

3 の 1 表の区分欄の届出は、市街化区域内での届出、許可は市街化

調整区域・その他区域で許可申請があった件数です。

合計 201 件で、前年と比較し 55 件、21%の減となりました。 主な要因は、市街化区域内における住宅敷地拡張、店舗等の届出件 数の減です。なお、転用目的の約 8 割が住宅建築であります。

4 表は農用地利用集積計画の決定状況です。

利用権設定件数が 2, 066 件で、前年と比較し 845 件、62%の増とな りました。利用権設定の、特に再設定の件数が増加となりました。

5 表は、農地流動化の状況です。

平成 29 年末の利用権設定面積は、僅かですが減少なりました。

4 表の説明で、前年と比較し、利用権設定の件数、面積が増加しま

したが、平成 19 年、10 年前と比較して減少したということで、耕作 条件の悪い農地などで、再設定の手続きがされなかったものと考えら れます。

最後に、農業者の高齢化や担い手不足など地域を取り巻く環境は依

然として厳しく、特に、中山間地域では不作付地が増加しております。

加えて、平成 30 年産からの行政による生産数量目標配分や米の直接

支払交付金の廃止などの米政策の見直しが進められます。これにより、

自己保全管理されていた農地の耕作放棄化が懸念されるところであり ます。

(8)

てまいります。

部会に課せられた責務が増加してきており、今後とも適期的確な審 議と農業振興のため、当部会員一同が尽力することを申し上げ、第一 農地部会の報告といたします。

議長 ありがとうございました。

ご質問、ご意見等につきましては、後ほど一括して受けたいと思い ます。それでは引き続き、第二農地部会の報告を大瀧部会長よりお願 いします。

大瀧部会長 第二農地部会の大瀧です。

私 の 方 か ら 平 成 29 年 1 月 か ら 12 月 ま で に 第 二 農 地 部 会 定 例 会 に お い て 、 審 議 し た 結 果 を ご 報 告 い た し ま す 。 件数、面積等 の詳細は、総会議案の 6 ページから 7 ページをご覧ください。

まず、6ページをご覧ください。 1表は、審議件数の月毎の内訳です。

農地法第3条許可申請、農地法第4条及び第5条農地転用関係、農地法

第18条第6項合意解約通知及び、農用地利用集積計画の決定等で合計

10, 517 件 となっております。合計件数の大幅な増加につきましては、

その他欄に含まれております非農地判断の件数の増が影響しているも のであります。

2 表 は 、 農 地 法 第 3 条 許 可 の 内 訳 で す 。

売 買 、贈 与 並 び に 農 業 者 年 金 受 給 の た め の 親 子 間 の 使 用 貸 借

で す が 、前 年 と 比 較 し 、件 数 ・ 面 積 と も に 、ほ ぼ 横 ば い と な っ て お り ま す 。

6 ペ ー ジ 下 段 を ご 覧 く だ さ い 。

3 表 の 1 は 、農 地 法 第 4 条・第 5 条 の 利 用 目 的 別 の 内 訳 で す 。

前 年 と 比 較 し て 、住 宅 建 築 や 資 材 置 場・駐 車 場 整 備 に 伴 う 転 用 が 大 き く 増 加 し て お り ま す 。

関 連 で 7 ペ ー ジ 上 段 を ご 覧 く だ さ い 。

3 表 の 2 は 、 利 用 目 的 別 の 転 用 面 積 の 内 訳 で す 。

件 数 に 比 例 し て 住 宅 建 築 や 資 材 置 場・駐 車 場 整 備 の 面 積 が 大

(9)

地 拡 張 な ど 大 き な 面 積 が 上 が っ て い た た め 、合 計 で 見 る と 前 年 と ほ ぼ 同 程 度 と な っ て お り ま す 。

次に 4 表 は、農用地利用集積計画の決定状況です。

前 年 と 比 較 し て 、件 数 は 58件 減 少 し て お り ま す が 、面 積 で み る と 逆 に お よ そ 9haの 増 加 と な っ て お り ま す 。 こ れ は 、 担 い 手 へ の 農 地 の 集 積 に よ り 、 利 用 権 設 定 の 1件 当 た り の 面 積 が 増 加 傾 向 に あ る こ と が 、 影 響 し て い る も の と 思 わ れ ま す 。

続きまして、5 表 は 、 農 地 流 動 化 の 推 進 状 況 で す 。

利 用 権 設 定 率 は 54. 5 % と な っ て お り 、前 年 よ り 面 積 に し

て 47. 4 ha 増 加 し て お り ま す 。

当 地 区 は 、平 場 か ら 中 山 間 地 に 至 る 広 大 な エ リ ア で は あ り ま

す が 、農 地 所 有 適 格 法 人 、認 定 農 業 者 な ど へ の 農 地 の 集 積 が 図

ら れ て お り 、 利 用 権 設 定 率 は 50% を 超 え て お り ま す 。

し か し 、農 業 者 の 高 齢 化 が 進 む 現 状 か ら 、地 域 農 業 の 安 定 的 な 発 展 に つ な が る 農 地 流 動 化 が 更 に 進 展 す る よ う 、農 業 委 員 ・ 推 進 委 員 各 位 か ら ご 尽 力 を い た だ き ま す よ う お 願 い 申 し 上 げ ま す 。

当 部 会 が 所 管 す る 区 域 は 、大 区 画 圃 場 が 広 が る 平 場 か ら 中 山

間 地 域 に 至 る さ な が ら 我 が 国 農 業 の 縮 図 を 見 る よ う な 実 態 に あ り ま す 。 そ の 課 題 も 今 日 の 農 業 全 体 が 抱 え る 課 題 と 同 じ く 、 農 業 者 の 高 齢 化・後 継 者 不 足 の 深 刻 化 な ど 、極 め て 厳 し い も の が あ り ま す 。

こ れ ら に 対 応 す る た め 、農 地 の 現 状 を よ り 深 く 理 解 す る 必 要

が あ る こ と か ら 、今 年 度 も 部 会 委 員 全 員 に よ る 農 地 パ ト ロ ー ル

を 2 回 実 施 い た し ま し た 。中 山 間 地 域 や 平 場 で の 営 農 状 況 、さ

ら に は 近 年 大 き な 懸 念 と な っ て い る イ ノ シ シ 被 害 の 実 態 等 、普

段 の 活 動 範 囲 を 超 え て 区 域 全 体 を パ ト ロ ー ル し 、今 後 の 方 向 性

等 に つ い て 検 討 い た し ま し た 。

厳 し さ を 増 す 農 業 の 将 来 を 見 据 え る と き 、農 業 委 員 と し て の

責 務 の 重 さ を 片 時 も 忘 れ る こ と な く 、よ り 一 層 積 極 的 な 日 常 活

動 の 展 開 と 適 正 な 審 議 を 行 い 、 地 域 農 業 の 振 興 と 発 展 の た め 、

精 励 す る こ と を お 誓 い し 、第 二 農 地 部 会 定 例 会 報 告 と い た し ま

(10)

議長 ありがとうございました。

続いて、農政課題部会の報告を笹川部会長よりお願いします。

笹川部会長 農政課題部会の笹川です。

私からは農政課題部会の活動を報告させていただきます。議案書は、

8 ページです。

29 年は、旧体制での農政部会を 1 回、農政課題部会を 2 回開催しま した。3 月 21 日の農政部会では、参考賃借料のアンケート調査の結果 について、検証しました。

7 月 5 日に開催した第 1 回部会では、農政課題部会の所掌事項を確 認しました。また、参考賃借料の見直し時期について協議し、30 年度 に行う予定で協議を継続することとなりました。

12 月 19 日の第 2 回部会では、12 月 14 日の農作業労賃等検討会の意

見に基づき協議し、平成 30 年農作業労賃及び農業用機械利用料金の参

考額の案を決定しました。また、30 年度設定予定の参考賃借料の算定 方法の課題について協議しました。

以上、農政課題部会の報告とさせていただきます。

議長 ありがとうございました。

続いて、情報・年金部会の報告を金子部会長よりお願いします。

金子部会長 情報・年金部会の金子です。

私からは情報・年金部会の活動を報告させていただきます。議案書 は、8 ページ、9 ページです。

はじめに会議の開催状況です。

29 年は、情報・年金部会を2回開催しました。7 月 7 日に開催した 第 1 回部会では、情報・年金部会の所掌事項を確認しました。

農業委員会だよりの編集について、また、農業者年金の加入推進と 全国農業新聞の普及促進活動の計画について協議しました。

1 月 23 日に開催した第 2 回部会では、農業者との意見交換会につい

て協議しました。また、農業者年金の加入実績と全国農業新聞の購読 申込み実績を確認し、今後の活動について協議しました。

(11)

29 年は、農業委員会だよりを2回発行しました。6 月 15 日号では、

新しい体制と委員の紹介を行いました。11 月 15 日号では、委員が取

材・執筆を行い、委員会活動のPRに努めました。今後も紙面の充実 に努めていきたいと思います。

このほか、先日の意見交換会では、農業者7名、農業委員、農地利

用適正化推進委員 53 名から出席いただき、活発な意見交換をしていた

だきました。近日中に出された意見をまとめ、報告したいと思います。

以上、情報・年金部会の報告とさせていただきます。

議長 ありがとうございました。

最後に、農業委員会の会議の開催状況等について、村松会長職務代 理より報告をお願いします。

村松会長職 務代理

私からは、議案書 9 ページ、「Ⅲ会議の開催状況と内容」について、

の概要を報告します。

まず、総会・全体会でありますが、平成 28 年度第 4 回総会を昨年 2 月 24 日に開催し、報告 2 件と議案 4 件を、それぞれ原案どおり承認、 又は決定いたしました。

5 月 1 日には、任期満了に伴う平成 29 年度第 1 回総会を開催し、部 会長等の選任、農地利用最適化推進委員の選任、新潟県農業会議普通 会員の委嘱を行いました。また、第 1 回全体会を開催し、新体制後の 部会所管区域や委員の担当地区を決定しました。

6 月 15 日の第 2 回総会では、農業委員会活動の点検・評価や活動計 画について決定しました。

また、任意の作業部会である農政課題部会、情報・年金部会を置く こととし、農地利用最適化の推進に向けた取り組むための活動体制に ついて協議をいたしました。

8 月 24 日の第 3 回総会では、農地法第 3 条の許可要件の一つである

面積要件について、一部の地域において見直しを行いました。 さらに、12 月 27 日の全体会では、農作業労賃及び農業用機械利用 料金の参考額を決定しました。

次に、運営委員会であります。

(12)

委員会では、総会提出議案審議のほか、農業委員会法の改正に伴う新 体制後の活動体制などについて協議してまいりました。

続いて、農業委員会集会・研修会の参加状況であります。

県農業会議が主催する研修会など、ご覧のような研修会に参加いた

しました。

13ページには、その他農政活動状況等について、その概要をまとめ てあります。

全国農業会議所主催の情報会議、会長大会をはじめ新潟県農業会議

の定例総会等に定期的に出席したほか、委員各位から充て職により上

越市の審議会等の委員として出席いただいたものです。

最後になりますが、本年度は任期満了に伴う改選で、約6割の方が 初めて委員になられたことから、まずは、知識の習得が必須であり、 研修機会の提供に努めてまいりました。

30 年度には米政策の見直しが行われるため、農業者には需要に応じ

た米生産を確実に実行し、園芸導入などによる複合経営など農業経営 の安定と強化が求められております。

このため、農業委員会では、戸別訪問の実施による農業経営意向調 査や人・農地プランへの参画などにより、現場活動を活性化させる必 要があります。

我々委員は、農業者の代表として、改めて、その使命と役割を十分 認識し、地域農業の振興、発展に寄与していくよう、更なる研鑽・努 力を重ねたいと考えておりますので、どうかよろしくお願いします。

以上、総会等の活動報告とさせていただきます。

議長 ありがとうございました。

ただ今、各部会及び農業委員会の会議開催状況等について、それぞ れ報告がありましたが、ご質問、ご意見等がありましたらお願いしま す。

(「ありません」の声多数)

議長 それでは、質問等がないようですので、この件につきましては、以

(13)

続きまして、報告第 2 号「農地所有適格法人の事業状況等の報告に ついて」を上程します。

事務局の説明を求めます。

事務局長 報告第 2 号「農地所有適格法人の事業状況等の報告について」の説

明をいたします。

議案書の 15 ページをご覧ください。

農地所有適格法人の事業状況等の報告は、農地法第 6 条第 1 項及び、

同法施行規則第 58 条の 1 の規定により、農地所有適格法人であって、 農地を所有または、賃貸借などにより耕作している法人は、毎年、農 業委員会に事業の状況を報告しなければなりません。

報告第 2 号については、農地所有適格法人から提出のあった事業状 況をまとめたものです。

平成 30 年 1 月 1 日現在の法人数は 158 法人であり、そのうち新たに

設立された法人は 7 法人であり、これらの法人については報告を要し ないこととなっています。

報告を要する 151 法人についてでありますが、その全ての法人が要 件を満たしており、要件を満たしていない法人及び指導を要する法人 はありませんでした。説明は以上です。

議長 ただ今の事務局の説明について、ご意見、ご質問等がありましたら

お願いします。

(「ありません」の声多数)

議長 それでは、質問等がないようですので、この件につきましては、以

上といたします。

続きまして、議案第 1 号「平成 30 年度上越市農業委員会業務方針に

ついて」を上程いたします。事務局の説明を求めます。

事務局長 議案第 1 号「平成 30 年上越市農業委員会業務方針について」ご説明

いたします。

(14)

まず、基本方針について、記載してある文章を読まさせていただき ます。

我が国の農業・農村をめぐる情勢は、長引く農産物価格の低迷や生 産資材の高騰等が農業経営を圧迫するとともに、農業者の高齢化に伴 う集落機能の低下や担い手不足など、依然として厳しい状況にありま す。特に多くの中山間地域を抱える当市においては、その状況はさら に厳しいものとなっています。

このため、国は農業の成長産業化に向け生産から加工・流通・消費 に至る構造改革を推進するため、収入保険制度や土地改良等の関係法

令の改正を行い、また、平成 30 年産から行政による生産数量目標配

分や、米の直接支払交付金の廃止など「米政策の見直し」を進めてお ります。上越市等においても、収入確保や就農者支援等のための取組 みに努めているところです。

このような中、農業委員及び農地利用最適化推進委員には、担い手 への農地の集積・集約化、遊休農地の発生防止・解消、新規参入の促 進が一層求められており、現場活動の活性化により「農地利用の最適 化」を推進し、関係法令に基づく業務を適正に遂行するとともに、農 業者の公的代表機関としての役割を果たすべく、以下の事業に取り組 んでまいります。

次の「2 事業計画」に、具体的な取り組みを記載しました。

概要を申し上げますと、まず、「(1)目標などの策定及び点検・評

価について」では、例年策定しています年度目標と活動計画に基づき 活動を行っていくこととします。

「(2)農地対策」では、農地中間管理事業の活用などにより農地の

利用集積を支援するほか、農地利用状況調査や集落などでの話し合い の参画などにより遊休農地防止や農業参入等を促進します。

「(3)農政対策」では、農業委員会だよりの発行のほか、参考賃借

料や農作業労賃等の参考額を公表します。また、「カ」に記載のとお

り、新たな取り組みとして「農業経営意向調査」を実施し、地域活動 を進めるうえでの基礎資料としたいと考えています。

年間の事業日程については、19 ページ及び 20 ページをご覧いただ ければ思います。

(15)

研修により資質向上と情報の共有化を図り、全体会、地区会議の活動 を活発化することが重要でありますし、県農業会議や市、県などとの 連携が大切であると考えておりますので、ご理解とご協力をお願いし ます。

なお、この業務方針は、全国農業会議所の業務方針と整合をとり、 事業計画を取りまとめたものであります。

また、事業の実施にあたっては、事前に、総会、全体会、部会など において具体的な内容を協議して進めてまいります。

以上、よろしくご審査くださいますよう、お願いいたします。

議長 ただ今の事務局の説明について、ご意見、ご質問等がありましたら

お願いします。

(「ありません」の声)

議長 それでは、質問等がないようですので、採決いたします。

本案は、原案のとおり決定することに、ご異議ございませんか。

(「異議なし」の声多数)

議長 ご異議なしと認めます。よって本案は、原案どおり可決されました。

次に、議案第 2 号「上越市農業委員会農地等の利用の最適化の推進 に関する指針について」を上程いたします。

事務局の説明を求めます。

事務局長 議案書 21 ページをご覧ください。

改 正 農 業 委 員 会 法 が施行され、農業委員会は「農地等の利用の最適

化の推進」、すなわち、「①遊休農地の発生防止・解消、②担い手への

農地利用の集積・集約化、③新規参入の促進に重点的に取り組むこと となりました。

また、法第7条により、「農地利用の最適化の推進に関する目標とそ

(16)

議案書の 22 ページの「第 1 基本的な考え方」には、今、申し上げ た指針策定の経緯と上越市の現状を簡潔に記載しました。

次の「第 2 具体的な目標と推進方法」においては、1 つ目として

「遊休農地の発生防止・解消について」、2 つ目として「担い手への農

地利用の集積・集約化について」、3 つ目として「新規参入の促進につ

いて」、それぞれの目標値、そのための具体的な推進方法について記

載してありますので、ご覧ください。

なお、この指針は、平成 25 年 12 月に決定された「農林水産業・地 域の活力創造プラン」において、2023 年度までに、担い手の農地利用 が全農地の8割を占める農業構造の確立としていることから、それに

合わせて平成 35 年を目標とし、農業委員及び推進委員の改選期であ

る3年ごとに検証・見直しを行うこととしました。

なお、単年度の具体的な活動については、農水省農地政策課長通知 の「農業委員会事務の実施状況等の公表について」に基づき策定して

いる「目標及びその達成に向けた活動計画」のとおりとするものです。

以上、よろしくご審査くださいますよう、お願いいたします。

議長 ただ今の事務局の説明について、ご意見、ご質問等がありましたら

お願いします。

(「ありません」の声)

議長 それでは、質問等がないようですので、採決いたします。

本案は、原案のとおり決定することに、ご異議ございませんか。

(「異議なし」の声多数)

議長 ご異議なしと認めます。よって本案は、原案どおり可決されました。

<その他>

議長 次に「7 その他」に移ります。

まず、「(1)平成 30 年度予算の概要について」です。

(17)

事務局長 議案書 26 ページに基づき、平成 30 年度予算の概要についてご説明 しますが、議会議決前であり、決定ではありませんので、ご承知おき ください。

平成 30 年度は、農地として利用すべき土地の確保、農地集積による

利用の促進など、すなわち「農地利用の最適化の推進」を図るためな どに必要な予算を確保いたしました。

主な内容として、歳入は、25, 686 千円、前年度比 487 千円、1. 9%

増であります。内容は、各種証明等手数料、県補助金・委託金、雑入

です。歳出は、58, 255 千円、前年度比 3, 464 千円、5. 6%の減となっ

ています。

歳出減の主な要因は、農家農地基本台帳の記載事項調査に関連する 予算の減額です。

これは、毎年、7 月下旬に、10 アール以上の農業経営をされている

方に農家農地基本台帳を郵送し、台帳に誤り等がある場合は修正の上、

返送していただいていました。しかし、返送率が 1 割程度であり、修 正事項もほとんどないことから、30 年度は、郵送に替えて、委員任期

3 年の間に、担当区域の対象世帯に戸別訪問を行い、農家農地基本台

帳を渡して確認いただくとともに、農地利用・農業経営の意向調査を 行うこととし、委員に大きな負担とならない程度で現場活動を活性化 していきたいと考えております。これに伴い、郵送費などの関連経費 を減額しました。

そのほかは、概ね前年どおりの予算となっております。 説明は以上です。

議長 ただ今の事務局の説明について、ご意見、ご質問等がありましたら

お願いします。

(「ありません」の声)

議長 それでは、質問等がないようですので、次に移ります。

(18)

事務局長 議案書 27 ページをご覧ください。

農地法第 52 条により、農業委員会は、借賃などの情報の収集、整理、

提供を行うこととされています。

平成 29 年 1 月から 12 月までの間に、農地法第 3 条及び農業経営基

盤強化促進法に基づき申請のあった契約を整理し、「賃借料情報」とし

て提供するものです。

地区や圃場条件等の区分は、従来の「標準小作料」と同様とし、平 均、最高、最低額を表示しています。なお、平均額欄のカッコ書きの 金額は、対前年度と比較した金額です。

この賃借料情報は、全国農業会議所が作成した「手引き」により算 出したもので、特殊な契約条件、例えば、集落営農組織への高額な賃 貸借のような案件は除外し、また、賃料を「米による物納」としてい るものは、農協の販売価格に換算したほか、データ数が少ないものは 空欄としています。

賃借料情報は、市のホームページに掲載するほか、事務局や各総合 事務所の窓口に置きますので、小作料についての相談があった場合な どにご活用ください。

説明は以上です。

議長 ただ今の事務局の説明について、ご意見、ご質問等がありましたら

お願いします。

(「ありません」の声)

議長 それでは、問等がないようですので、次に移ります。

「( 3) 平成 30 年度定例農地部会年間予定表について」です。 事務局の説明を求めます。

事務局長 議案書 34 ページをご覧ください。

平成 30 年度の定例農地部会の年間予定表です。

(19)

会を計画していますので、第一農地部会、第二農地部会の開催日は、 同日となります。

また、農地利用最適化推進委員の農地部会への出席は、申請事案な どにより各農地部会長が判断するほか、研修を兼ねて自主的にご出席 くださるようお願いします。

説明は以上です。

議長 ただ今の事務局の説明について、ご意見、ご質問等がありましたら

お願いします。

(「ありません」の声)

議長 それでは、質問等がないようですので、次に移ります。

「( 4) その他」ということですが、事務局から何かありますか。

事務局長 (当日配布した以下の資料等について説明)

・機関紙 農村地域生活アドバイザー通信「青空」

・チラシ 農地・農業の法律ハンドブック」

・平成 29 年度全国農業新聞新規購読申込み実績一覧表(H30. 2. 22

現在)

上越地域振興局から西條委員が事務局を努める上越農村地域生 活 アドバイザー連絡会発行の農村地域生活アドバイザー通信「青空」の 配布依頼がありましたので、お届けします。

次に、「農地・農業の法律ハンドブック」ですが、斡旋がありチラシ

をお配りしましたので、必要な方は事務局か各自でお申し込みくださ い。

最後に、全国農業新聞の新規購読申込み実績一覧表です。

2 月 22 日現在での集計ですが、23 日以降に追加の申し込みがありま

したので、手書きで加えていただきたいと思います。浦川原区 1 部、 牧区 1 部、名立区 2 部です。

(20)

いただければと思います。 私からは、以上であります。

議長 ありがとうございました。

委員の皆さんから、何かご提案等はございませんか。

村松職務代 理

情報・年金部会のメンバーとして発言させていただきます。 全国農業新聞の新規申込ですが、実績一覧表では全く申込みのない 地域があります。是非、目標達成に向けてご尽力いただきますようお 願いします。

議長 いろいろなご意見があろうかと思いますが、農業委員会の情報提供

活動の一環でありますので、是非ともよろしくお願いします。 他にございませんか

<閉会>

議長 それでは、他にないようですので、以上をもちまして、予定した協

議はすべて終了しました。

(21)

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