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Academic year: 2021

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─ 158 ─

【研究の背景と目的】

我々は,これまでに視覚障害者サッカー(以下,ブライン ドサッカー)選手のキック動作を分析し,全盲クラスの選手 ではボールインパクトを確実にするために,キックの助走距 離が短く蹴り脚足部の加速が十分でないことなどを報告し た(佐久間ら 2015)。しかし,これらの動作解析の結果を 視覚障害のある選手へ伝達する効果的な手段がないため,

研究成果を練習場面では十分に活用できないことが課題 であった。

本研究の目的は,ブラインドサッカー選手が,自身の動作 フォームを確認したり,熟練者の動作フォームと比較したりす ることを可能にする触覚フィードバックシステムを開発するこ とである(図 1)。本研究における課題は以下の 3 点であ る。課題 1:モーションキャプチャーシステムおよび加速度セ ンサで得られた人体の空間座標データを,点図ディスプレー に動くスティックピクチャーとして再生させるシステムを作成す ること。課題 2:サッカー熟練者のキック動作を撮影し,利 用者の見本となる動作モデルを作成すること。課題 3:ブラ インドサッカー選手への効果的な触覚フィードバックの提示 方法について検討すること。本年は課題 1と2を実施した。

【本年度の成果】

(1)慣性センサと点図ディスプレーを利用した触覚フィード バック機器の開発

視覚障害者サッカー選手の動作フォームをスポーツ現場 で簡便に記録できる慣性センサと動作フォームを点図ディス プレーに再生させる連携アプリケーションの開発により視覚 障害者サッカー選手が指で点図ディスプレーに触れることで 動作フォームの確認を可能とする触覚フィードバック機器が 完成した。

(2)サッカー熟練者のキック動作における標準動作モデル の作成

3 次元モーションキャプチャシステム(VICON)を用い てサッカー熟練者 8 名分のキック動作データを取得し,Ae, et al.(2007)の方法を用いて標準動作モデルを作成した。

標準動作モデルを用いることで動作のなかでポイントとなる 部位やタイミングを抽出することが可能になる。標準動作モ デルを分析すると体幹と蹴り脚の動作パターンは熟練者で 共通性が高いことが分かった。

【成果発表】

佐久間亨,小林育斗,松井康,渡邊昌宏,小林真,木 下裕光.ブラインドサッカーのトウキックフォームの特徴.第 27 回日本障害者スポーツ学会.2018 年 1 月 27‐28日

触覚フィードバックシステムを用いたブラインドサッカーの キック動作向上に関する研究

佐久間亨1,2),松井 康2),小林 真3),木下裕光2)

筑波技術大学 保健科学部 東西医学統合医療センター1),理学療法学専攻2),情報システム学科3)

キーワード:視覚障害,ブラインドサッカー,キックフォーム,触覚,フィードバック

筑波技術大学テクノレポート Vol.26 (1) Dec. 2018

筑波技術大学 紀要

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Tsukuba University of Technology

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図1 触覚フィードバックシステムの概要

筑波技術大学 紀要

 National University Corporation

Tsukuba University of Technology

参照

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性能  機能確認  容量確認  容量及び所定の動作について確 認する。 .

性能  機能確認  容量確認  容量及び所定の動作について確 認する。 .