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文系学部生の大学生活満足度 ・ 充実度 と職業イメージとの関連

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(1)

文系学部生の大学生活満足度 ・ 充実度 と職業イメージとの関連

‑キャリア支援のための予備的検討‑

囲 眼 真理子 ・松 下 美知子 ・苗 田 敏 美

RehtionbctwcendleOccupationImage‑dtheGradeofSatisfaction 姐dFulGllm entofUndergraduateSocialScienceStudents:

PilotStudyaboutCarrierSupport

MarikoKoKUGAN,MichikoM ATSUSHITA&ToshimiNoDA

1.開溝

1.変換期を迎える学生支援

昨今 のわが国の経済状況 は、バブル崩壊後 の長期低迷状態 を抜 け、 ようや く明るさを取 り戻 し つつある。 この間、 リス トラ、 大企業の倒産や不祥事、 また中高年 を中心 とした人員整理が相次 ぎ、終身雇用制や年功序列制の もとで安定 して いた企業社会やそ こに働 く大人たちの威信が大 き く損なわれた。現在大学 に在籍す る学部学生の多 くは

1985

年前後 の出生であ り、好況の幼少期 と現在 まで続 く長 い経済不況の もとで成長 して きた。彼 らは企業の倒産や組織 の再編成 によって、

活 力を失った先行世代 を見 るにつけ、勉強に励み、よい学校 に進学 し、よい就職 口を得て も、外 的な要 因で人生が大 きく左右 され る現実 を知 り、先行世代 の生き方 には懐疑的 になっている。 ま た、若者たちは 「自分がや りた いこと」 「 いろいろ体験 してみた い」 をキー ワー ドに、 「 頑張 らな い」 「 今 を大切 に生 きる」 「 自分 らしく」 「 好 きを仕事に」 といった志 向を強めている と指摘 され ている。 ( 小杉、

2000)

文部科学省による学校基本調査 によれば、

2005

3

月現在の大学 ・短期大学進学率 ( 過年度 高卒者等 を含む) は

51.5

% と過去最 高の値 を示 し、大学進学率 ( 過 年度 高卒者等 を含む)のみ をみて も

44.2

% と過去最高 となるな ど、大学教育その もののユニバーサル化が進行 して いる。

かつては大学を卒業すれば、労働者 としての高い潜在能力を有す る音 として処遇 され、高校や短 大、専門学校卒業者よ りも高い所得 を保証 されたが、今 日では大学 を卒業 して も、その先に明 る い、安定 した将来設計を描 くことはできない。

こうした背景の もと、 これ まで学生 自身の主体的な 自助努 力に負 うところが多かった大学の学 生支援や就職支援 の在 り方 にも変換が迫 られて いる。すなわ ち、学校か ら社会への移行 を中心 に 問題が顕在化 して いる現状か ら、 「 大学 は従前 にも増 して、 ( 中略)社会的環境 の変化 と、学生の 質的変化、多様化 に柔軟に対処 し、個 々の学生を自立 した一個の社会 人に育成 し、社会へ送 り出 す使命が課 されている

( 私立大学連盟、

2004)

といえる。

筆者 :囲眼揖理子 (東北公益文科大学教授) 松下美知子 (金沢大学留学生セ ンター教授) 古田 敏美 (金沢大学非常勤講師)

‑ 69 ‑

受理 :平成171012日

(2)

2.

価値観の多様化と情報化の進展の中でのキャリア選択

経済的に豊かな社会の到来は価値観の多様化をもた らした。 さらに、今 日のように社会の変化 が激 しくライフコースが多様になると、生き方のモデル となる大人との出会いは難 しく、それが 若者の将来を一層見通 しがきかないものにしている。そ して、一段 と拍車をかけているのが昨今 の情報化の進展である。

本来、青年期とはさまざまな役割実験をしなが ら自分の生き方を模索する時期であった。 しか し、現在では試行錯誤や失敗 を極力避け、 しかも自己の欲求を抑えて高校へ、また大学へと、 と りあえず進学を目指す。大学入学 と同時に、 目の前に広がるさまざまな可能性にとまどうととも にこれまで棚上げにしてきた 「 や りたいこと

に着手する。 ところが、今度は 「 や りたいこと」

が見えず、 「 自分がや りたいことは本当にこれなのか

「 自分がやることに値するのか

「この選 択で誤っていないか 」 等々の疑問がわき起 こる。学ぶ ことの意味や内容 をは じめ 「 どんな仕事を したいか」 を十分に考える時間を持たないまま過

してきた学生は、それ らの課題 との取 り組み 方がわか らず、模索や混迷を深めていく

多くの選択肢が存在する現代社会の中にあっては、か って自明のことであった 「 生きる ・学ぶ ・働 く」意味を定義することは難 しく、 しか も正解は一 つではない。答えに行き着けないこうした唾味な状態は若者にとってかな り苦 しい。

職業選択の自由といわれるものの、だれ もが自由に希望する職業に就けるわけではな く、個々 の学生な りの制約条件を抱えつつ、限 られた期間内の決定を迫 られる。大学合格後、入学を一年 間延期 して就労やボランティア活動を体験するイギ リスの 「 ギ ャップ ・イヤー」 という制度や、

一年間働 くことを義務づけられている 5年生大学があるアメリカに比べ、わが国では学生が働 く ということに対する意識を育てる機会は乏 しく、 これか らの課題 といえる。

3.

就職支援からキャリア支援へ

近年フリーターやニー トの増加な ど若者の職業社会への移行の在 り方が問題 とな り、

2004

1

月の 「 キャリア教育の推進に関する総合的調査研究協力者会議による報告書一児童生徒一人一 人の勤労観、職業観を育てるために

‑」

( 文部科学省) を契機 に、発達段階に応 じた生き方教育 としてのキャリア教育の重要性が議論されるようになってきた。キャリア教育を 「 児童生徒一人 一人のキ ャリア発達 を支援 し、それぞれにふ さわ しいキャリアを形成 していくために必要な意 欲 ・態度を育てていく教育」 と定義 し、社会への足がか りとなるよう教育全体を見直すための具 体的なプログラム作 りや実践が始まっている。

問題の発端 となったフリーターやニー ト問題は主に高校卒業者や高校中退者の問題だ とされる が、大学卒業後進学 も就職 もしない大卒無業者の割合は増加が著 しく、

1990

年にはわずか

2

万 人であった ものが

2004

年には

11

万人で、実 に

20.0

%に達 し ( 文部科学省 「 学校基本調査 」

2004)

2005

年の速報値でも

17.8%

( 前年比‑

2.2%)

を占めるに至っている。 これは高卒無業 者の

7.5%

よ りも高い値であ り、多くの大学にとって看過できない状況にある。

先般開催 された 日本私立大学連盟拡大就職委員会

(2005)

の討議で も、大学の偏差値 レベル の高低を問わず、無業のまま卒業する学生の多い現状が報告され、単なる就職支援を越えたキャ リア支旗 の必要性 と取 り組みをは じめた大学の事例が数多 く報告された。多 くの私立大学ではこ れまで就職部を中心 に

3

4

年生を対象に就職支援 を行ってきたが、 「 キ ャリアセ ンター

と名 称を変更 し、低学年次生か らの課外活動を含めた自立支援や大学教育の根幹である正課教育 を通 じたキャリア教育を導入 しは じめている。社会や大学が求めるキ ャリア形成 と学生のキャリア形

‑ 70 ‑

(3)

成に対する意識にはギ ャップがあ り、それをどのように解消 し、彼 らのキ ャリア意識 を醸成 して いくかが課題 となっている。

4.大学におけるキャリア支援

キャリア支援 とは、良識ある市民を育成 し、大学卒業後

40

年以上 も関わ る ことになる職業 と、

自分の人生 との折 り合いをどのようにつけるか を考えさせ る生き方支援である。終身雇用制や年 功序列制の崩壊 とともに組織 に庇護 され るのではな く、 自分 を見つめ、個 としてのキ ャリアを自

ら形成 していく必要があ り、その基盤形成に大学教育が寄与する ところは大 きい。

すなわち大学 におけるキ ャリア支援 とは、単に実務的 に就職の ノウハウを教えた り、イ ンター ンシップの導入 ・単位化や資格取得講座 を設け学生に勧めることではない。従来型の集団を相手 にした支援ではな く、個 々の学生の学びの意味や価値観の形成、 人と関わ る力や 自己の意思決定 す る力を育むことである。キ ャ リア教育ない しキ ャリア支援 というと、 ともすれば直接的な 「 働 くこととは」 「 職業 とは」 といったテーマが取 り上げ られが ちである。 しか し、 もっと基本的な 学生の生活基盤である大学生活 に対 して前向きな意識や満足感 を持つ ことがで きるかが肝要であ り、それがキ ャリア支援 の根本でもある と考 え られる。事実 「 進路意 識

「 大学教員 とのコミュ ニケー シ ョン

「 大学満足度」の三つが強 い相関関係 にある とい う指摘 もな されて いる ( 松 高、

2004)

。 H.研究の 目的

これ らの問題意識に基づき、本研究 は学生へ向けたキ ャリア支援の基礎 資料 とすべ く、学生生 活 と彼 らの仕事観 に焦点 をあて、その実態を把握する。具体的には、大学生の諸活動への参加状 況 と大学入学後の学業への満足度や大学生活の充実度 との関係、およびそれ らと職業 に関する事 項 との関連 を検討す ることを目的 とす る。

日.方法

1

.調査期間

2004

9

2.

調査対象 金沢大学文系学部 にお いて教職課程 を履修す る学部学生

115

名 ( 男性

55

名、女 性

56

名、無回答

4

名 うち

2

76

名、

3

30

名、その他

9

名)

3.

調査内容

研究 目的にしたがい、全国学生生活協同組合連合会による 「 学生の消費生活 に関す る実態調査」

や私立大学連盟 による 「 学生生活実態調査」第

7

回 ・第

8

回 ( 溝上、

2004)

を参考 に調査項 目 を作成する とともに、仕事イ メー ジに関 しては先行研究 ( 依 田、

1972)

を参考 に し、講義の中 で 「 仕事」 という言葉か ら連想 され るものを自由記述で求め、

3

人以上か ら挙げ られた ものを項 目として採用 した。調査内容は以下に示す とお りであ り、 オ リジナルな質問紙 を配布 し、回答を 求 めた。

①大学生活 に関する質問 :学内外での諸活動への参加 と関与度、大学生活での重点、 日常気 に掛 かっていること、大学入学後 の学業への満足度 と学生生活の充実度

②キ ャリアに関する質問 :アルバイ ト経験 とその意義、インター ンシ ップの理解 と関心度、職業 イメージ

③時間的展望 :過去 ・現在 ・未来の 自分

‑ 71

(4)

l V.調査結果と考察 1.学生生活に関して

(1

) 大学入学後の学業に対する満足感や大学生活への充実感

大学入学後の自分の学業についての満足度 を表 したのが図 1である。過半数の学生が 「 不満」

(7.0%)

「 やや不満」

(47.0%)

と回答 している。

一方で学生生活に関 してはおおむね充実 していると感 じてお り、 「 かな り充実」

(15.7%)

「 ま あ充実」

(53.9%)

を合わせると

7

割強にのぼる ( 図

2)

この両者すなわち 「 大学入学後の学業に関する満足度」 と 「 大学生活の充実度」の関連を見た のが図

3

である。学業に対する満足度が 「 大変に満足」 「 まあ満足」を合わせて満足群、 「 やや不

満」

「 不満」 を合わせて不満群 とし、同様 に大学生活が 「 かな り充実」 「 まあ充実」を充実群、

「 やや充実度に欠ける 」 「 全 く充実 していない 」 を非充実群 としてその関連 を検討 した。入学後の 学業に満足感 を抱 いている学生は、大学生活 も充実 していると認識 していることがわかる (x2

=8.215

.02(P(.01)

(2)

学内サークル ・部活動への参加状況

参加 しているとする学 生が

2/3

以上を占め、 「 熱心 に活動 している

(46.1%)

「 まあ熱心 に活 動 している

(32.9%)

とかな りの学生が部活動やサー クル活動 に熱心に参加 している。参加の 有無および関与度 に関 しては、大学入学後の学業満足度別 ( 以下学業満足度 と表記)では差は見

られなかった。

ただ し、大学生活に関する充実度別 ( 以下生活充実度)に見ると参加の割合には差は見 られな かったが、その関与度には顕著な差が見 られ ( 図

4)

、充実群の方が部活動やサークル活動に熱 心に取 り組んでいることがわかる

(x2

=10. 169 、

P<.01)

。部活動やサークル活動の場は学生に とって大切な 「 居場所」であ り、あ りのままの自分が表現でき、共通の目標を目指 して一緒に成 長できる仲間がいる場、 こうした安心感 を支えに自分の価値 に気づき、大学生活の充実度 を大き

く左右する場 として機能 していると推測できる。

(3)

学外活動の有無 と参加状況

学外での活動に参加 した ことがある学生は

23.5%

であ り、 うち

59.3

%が 「 熱心」 「 まあ熱心

に取 り組んでいる。学業満足度別 に見ると不満足群の方が学外での活動経験があるとした割合が やや多い傾向

(x2=3.13

.10(P(.05)

が見 られた。生活充実度別では非充実群で学外での活動 経験があるとした割合がやや多かったが統計的に有意な差は見 られなかった。

(4)

大学生活での重点

大学生活において最 も大切 に していることを見ると、 「 豊かな人間関係を築 くこと 」

(34.8%)

であ り、 「 将来へ向け知識や技術 を身につけること」

(28.7%)

「 勉強 も楽 しみ もほどほどに経験 する

(17.4%)

「 教養を高める

(13.9%)

が選択されている ( 図

5)

選択肢の表現は多少異なるが、全国大学生活協同組合連合会の経年的な調査 によれば、 「 豊か な人間関係」 「 勉強や楽 しみをほどほどに」 「 勉学第一」 「 趣味第一」 「 クラブ ・サークル第

‑ 」

の 選択肢の中で、

1992

年以前は 「 豊かな人間関係」が最 も多 く選択 されていた。 しか し、

1997

年か らは 「 豊かな人間関係」 「 勉強や楽 しみをほどほどに」 「 勉学第‑」が同率 とな り、

2000

年 か らは 「 勉学第‑」の割合が増え、

2002

年ではさらに 「 勉学第‑」派が増加 している。 これは

「 就職氷河期」 といわれた ここ数年の大学生の就職率の低下に対する危機感の表れではないか と 考えられている。 しか し、金沢大学では伝統のある大学 という安心感 とともに、大学が位置する

‑ 72 ‑

(5)

北陸地域は失業率が全国 レベルに比 して低 く、中でも若年層の失業率が低 いこと ( 奥井、2004) が、全国調査 とは異なる結果をもた らしているとも考え られる。

(5)

日常気 に掛かっていること

日常気 に掛か っていることについて全般的な傾向を見たのが図

6

である ( 複数回答)。多くの 学 生が 「 就職や進学 な どの進路」 ( 76. 5%) が最 も気 に掛 か る と回答 してお り、 「 対 人関係」

( 25. 2%) 「 自分の能力

( 20. 9%) 「 授業や レポー トなどの学業

( 20. 0%)が続 く。進路問題が群 を抜いて多 く選択 されている。

溝上が 「 ユニバーシティ ・ブルー

と表現 したように ( 浦上、2004)、大学では好 きな ことを 思 い切 りやろう、や りたいことをしたいと張 り切 って入学 したのが、 「 や りたいこと

がいまひ とつはっき りと見えず、それでいて 日々や らなければな らないことはた くさんある。 うか うか し ているとあっという間に

4

年間が終わって しまいそうなのだが、大学卒業後の 「 将来の目標」が 不明確なままという焦燥感が こうした結果になって現れているのであろう。

これ を学業満足度 との関連で見たのが表 1である。進路 を巡る問題の選択率については満足度 による違 いはないが、満足群では 「 専攻

が、不満足群では 「 自分の性格

「 自分の能力

とい った項 目が多 く選択 されて いる。満足群 と不満足群間で差があった選択 を挙げてみ ると、満足 群>不満足群では 「 専攻」、満足群<不満足群では 「 自分の性格」 「 自分の能力

となるが、不満 足群で選択 された項 目はいずれ も変わ りにくいものであ り、将来 に対する閉塞感 を窺わせる。

また大学生活充実度 との関連で見たのが表 2である。充実群は 「 進路」 「 専攻」な ど将来に関 わる事柄を気に掛けているのに対 して、非充実群は 「 自分の能力

や 「 授業や レポー トな どの学 業

「 対人関係

といった現在に関わる事柄が気に掛かる問題 として取 り上げ られている。

2.

キャリア形成に関 して

(1) アルバイ ト経験の有無 とその意義

アルバイ トの経験率は 93. 9%と極めて高い。その経験は将来のキ ャリアを考 える上で有効か という質問に対 しては、 「 有効 とはいえない

が 33. 3% 、 「 有効」が 63. 9% であった。 アルバイ ト 経験の有無や将来のキ ャリアを考えるにあたっての有効性 に関 しては、満足度 ・充実度別のいず れ において も高低両群間に差は見られない。 また、有効であると考える学生が多かったが、 どの ような点を 「 有効」 もしくは 「 有効ではない」 と感 じているかについては、今後個別的な調査が 必要である。

(2

) インター ンシップの理解 と関心度

「 インターンシップ」 という用語についての認知度は 89. 6%と高いが、それへの関心度は 「 と て も関心」が 18. 9%、 「 やや関心 」 が 44. 1% 、 「 あまり関心な し 」 は 29. 7% 、 「 全 く関心な し

が 4. 5% である ( 図 7)。

これを満足度 ・充実度別 に検討 した ところ、認知度については高低両群間に差は見 られなか っ たが、関心度については学業満足度によってやや差が見 られた ( 図 8、

x2

=7. 642 、 . 10 く P( . 05) 。 すなわち学業満足度が低い群の方がインター ンシップに対する関心は高い傾向が見られた。その 理 由として、学業満足度が低 い群の方が将来のキャリアへの不安が強 く、それを打開するひとつ の方策 としてインターンシップ体験 に関心を寄せていると考える ことができる。

なお今回の調査対象は教職課程履修者であ り、将来のキ ャリアの選択肢 として教職 を考えてい るが、昨今の少子化に起因する教員募集数の減少を考えると、結果的には民間企業や公的機関へ

‑ 73 ‑

(6)

の進路を選択する学生が多いと予想されること、 しか も今回の対象者の所属学部が文系学部であ ることを考慮すると、 自らの生き方や将来のキャリアについての探索の場 として この制度の一層 の活用が望まれる。

(3)

保護者が望むキャリアと学生自身の進路希望

保護者が望むキャリアと学生本人が望むキャリアの相違に関 しては、

66.1%

の学生は相違がな いと回答 している。 これ を学業満足度別および生活充実度別 に検討 したところ、学業満足度別で 高低両群間に明確な差が見 られた ( 図

9

x'2=14.464

P(0.001)

。すなわち学業満足度が高い 群では生活充実度 も高く、 しか も保護者のキャリア期待 とも敵船がないと認識 しているが、学業 不満足群は生活充実度が低 く、保護者のキャリア期待 との間にもずれがあると認知 してお り、 自 分が納得するキャリア実現にあたって困難が予想される。

3.

「 仕事

に関するイメージ

金沢大生は 「 仕事

という言葉に対 して、 「 誇 らしい

「 活動的な

「 まとまりのある

「 生き甲 斐のある

「 安定 した

「 明るい

「 望みのある

「 成長 していく

といった肯定的なイメージを抱 く一方で、 「 冷たい

「 拘束の多い

という否定的なイメージ、さらに 「 激 しい

「 そ うぞ うしい

といった社会の変動の激 しさを反映 した動的なイメージを抱いている ( 図

10)

。キャリアの世界 は学生にとって、アルバイ トを除 くと全 くと言っていいほど未知の額域であ り、 「 冷たい」 「 拘束 の多い

というイメージか らはキ ャリアの世界への近寄 りがたさを感 じていることが窺える。職 業人イメージは保護者や教員を通 して得るもの以外はマスコミを通 じて入手するものがほとんど であ り、働 く大人との直接的な出会い、 とりわけ信念 を持って働 く大人たちとの出会いは決 して 多 くない。今回はインターンシップ経験者が極めて少なかったため分析 ・検討するには至 らなか ったが、インター ンシップという実務に近い経験 をすることや、そ こで出会った職業人の仕事へ の取 り組みが彼 らの仕事に対するイメージに多大な影響を与えると考えられる。

また、今回は調査対象者か ら得た仕事のイメージに関するデータについて因子分析 ( プロマ ッ クス回転)を行ったところ、表

3

のような 「 成長期待

「 躍動感

「 厳 しさ

3

因子を抽出する ことができた。 この因子分析の結果をもとに、学業満足度別 ・生活充実度別検討を今後深める予 定である。

4.

時間的展望 ( 過去 ・現在 ・未来)に関して

(1)

「 大学入学後の学業に対する満足度」 と時間的展望

3

年前の自分 ・現在 ・

10

年後の自分 と 「 大学入学後の学業に対する満足度

との関係で見た のが図

11

である。満足群では過去よ りも現在の自分への評価が高 く、

10

年後 もそれが維持され るだろうと認識 している。一方、不満足群では

3

年前の自分に比 して現在の自分への評価は低い が、

10

年後にはまたよ くなるだろうと楽観的な展望 を持 っている。昨今の学生は先行世代が描 く大学生イメージとは異な り、欠席も私語も少な く、総 じてまじめな学生生活を送っている。大 学入学後の学業に対 して不満足だ と認知する学生が何 をもって不満足 と評価 したのかを検討する

ことが今後の課題である。

(2)

「 大学生活の充実度」 と時間的展望

同様に

3

年前の自分 ・現在 ・

10

年後の自分を 「 大学生活の充実度」 との関係で見たのが図

12

である。 この結果よ り、

3

年前の自己評価は充実群 も非充実群 も同 レベルであるが、現在の充実

‑ 74‑

(7)

度に関する認知が

10

年後の自分の予測 に影響 していることがわかる。すなわち、充実群では過 去 ・現在 ・未来にわたって一貫 して 自己評価が高いのに比べ、非充実群では大学入学後の過ごし 方が現在の自己評価 を低下させ、さらにはそれが将来の予測にまで影響 していることがわかる。

V. 結語

今回の調査によって大学入学後の学業に対する満足度が大学生活の充実度 と大いに関連 してい ること、また大学生活の充実度が将来への展望やキャリアイメージに関与 していることが浮かび 上がってきた。先の全国大学生活協同組合連合会による経年的な調査か らも明 らかなように、大 学生活の重点を勉学にお く学生が増加 している。文系学部の学生 といえば勉学よ りも余暇を楽 し む といったイメージで語 られがちであるが、その実態について今後面接調査 によって具体的な行 動や意識の面を明 らかにし、それをもとに理系学生以上に多様な進路 をた どる文系学生への具体 的な支援 につながるプログラム作 りを行 うことを今後の課題 としたい。

キャリア形成支援は大学側が各種提供 しても、それが学生のニーズや意識 と合致 していなけれ ば成果は上が らない。基本的には学業への満足度 を高める内容および講義形式の工夫をしなが ら 正課教育の充実 を図るとともに、キャリアを見据えた教育を展開 していくことが求め られる。キ ャリア支援 とは就職のための支援ではな く、 まだ十分ではないなが らもやがて社会への足がか り を得ることができる、成長 しつつある自分を実感できる自分作 りの支援で もある。その意味か ら 学生のキャリア支援ニーズを把握 した上で、プログラム策定に学生の主体的な参加を促す工夫が 欠かせないであろう。国際基督教大ではキャリア形成支援 を大学が単独で企画 し実施するのでは な く、大学 と学生が共同で 「 学生サー ビス部」 として運営す る方向性 を打ち出 している。学生の ニーズを取 り込み、よ り広 い視野で支援プログ ラムを展開できるという点で学ぶべき点が多 く ( 社団法人 日本私立大学連盟 2005)、学生自身が主体的 に関わることによって一層キャリア意識 の開発が図 られると考えられる。

ここ数年多 くの大学においてキャリア支援科 目やキャリア講座の設置が進み、キャリア教育は 一層の拡大 を見せているが、教育 と支援の効果 については未だ検討途上にある ( 浦上、2005)。

教育や支援の効果を図るための実態把握 とそれに基づ く支援プログラムの作成およびその有効性 を検討することが焦眉の急である。

‑ 75 ‑

(8)

学 業 満 足 度7.0% 1.7% J^...TlYJT{ ''J

3 I)

1 44.3%

.i 47.0%

l由大変に満足 田まあ満足 ロやや不満 E)とても不満

大 学 生 活 の 充 実 度不明1.7% 15.7%

+ : { i 27.0% i▲ 53.9%i

[C3かなり充実 田まあ充実 ロやや充実いない C)全く充実いない

「大学入学後の学業に対する満足度」と「演、.<JI一rzEF、1:{J汰 つ=‑ft※二名Iゝ‑̲I1.JI;:ii:靭瀬,Lここ.:ここIjJ{4/、.1:,チ%. 千小ir:::r;く与:にi.‑潔し̲=Jを,皇::、:こ;真二,,Y.;lei:tf忘乙Gi':Y芯千㌦ ■t学生生活の充実度,怒√ ㌔l†.‥◆こ.塀・.1;:I.i主で与芸薫欝.'3lて ::Y.:.:I:

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1OO兎 6)充実 田充実 していない ロ無

3

大学生活の充実度とサークル・部活動への関与度 充実群 I

7●ノーI‑

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(9)

5

(10)

7

学菓満足度とインターンシップへの関 心度

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磁 畳 語

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(11)

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4 1:あたたか

2

:拘束の多い

3

:バラ

4:

な 色

5

:活動的な さけない

6

:なじめない

1

‑ 冷たい

‑ 自由な

「 灰色

‑ 誇 らしい

‑ 不活発な

一 一親 しみのある

7:

まとまりのある‑ ば らば らな

8:

生き甲斐のある‑ むな し

9:

安定 した 一一 不安定な い

10:

だやかな

l

l:

健康な

12

:静か

13

:悲観

的な

14:明るい 15

:苦 し

16

:後ろ向

17

:望み

のある

1

8:不満足

な 図

10

1.1

激 しい 一十病

的な

‑ そうぞうしい

‑「 楽観的な 一

一 暗い

‑ 楽 しい

‑ 前

向き

‑ 望みのない

‑ 満ち足 りた

1

9:成長 してい く一一 挫折 しそうな

充実度別 時間的展望

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1

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(12)

1

:学業満足度 と日常気に掛かること

満 足群 不満足群 合 計

専攻

17.0 4.8

10.4

就職 や進学などの進路

77.4 75.

8 76.5

経済 的な問題

17.0

11.3 13.9

授業やレポー トなどの学 業

1

8.9 2

1

.0 20.0

人生観

15.1 16.1 15.

健康

ll

.3 6.5 8.77

対 人関係

28.3 22.6 25.2

クラブ. サークルの運営

7.5 8.

1 7.8

自分 の性格

5.7 1

6.1

ll

.3

自分 の能 力

17.0 24.2 20.9

表 2 :学生生酒充実度 と日常気 に

掛かること

充実群 非充実群 合計 専攻

13.8 3.0 10.4

就職 や進学な

どの進路

80.0 66.7 74.8

経済的な問題

13.8 12.1 13.0

授 業やレポー トなどの学 業

17.5 24.2 19.1

人生

13.8 15.2 13.9 健康

8.8 6.1 7.8

対人関係

2

3.8 30.3 25.2

クラブ. サークルの運営

8.8 6.

1 7.8

自分の性格

10.0 15.2

l

l

.3

自分 の能 力

17.5 27.3 20.

0

3 ‑1:

仕事イメ ー

ジ1

: 田子負 荷

曳く

法)

>

項 目 子No.

1

N

o ー

2

No.3

1 .あた

かい

0.240

‑ 0. 0

910.304

2 .拘束

多い

0.046

0 . 0

55 0.373

3 .バラ色

0.093

0 . 3

830.334

4. なさけない

0.235

‑ 0 . 5

56 0 .208

5. 活動的な

0.043

0 . 5

48 0 .050

6 .なじめない

0.543

‑ 0 .

0

63 0.067

7 .まとまりのある

0.259

0 . 1

58 0.524

8. 生き甲斐 の あ る

0

.27ー

0 . 4

34 0.123

9. 安定した

0 .589

‑ 0. 1

73 0.91

ー 0 .おだやかな

0.398

‑ 0. 8

220.03

ー 1 .健康な

0.597

‑ 0 . ー

70 0.02 6

1 2 .静かな

0.108

‑ 0 . 6

09

0.25 3 13

.悲観的な

0.621

0

. 2

10 0.1 8

ー4

. 明 るい

0.0 8

0 . 1

00.332

15

. 苦 しい

0.3 4 0

0 . 0

50 0.

394

16

.後ろ向き

0.806

‑ 0 . 2

7 0 0.014

17

.望みのある

0.881

0 . 3

40 0.0

(13)

表3‑2: 仕事イメージ

2 国子帆 l

生き甲斐感

E B手札 2 躍動感 母子帆

3

点 しさ

13.

悲観的な

16.

放ろ向き

6.

なじめない

18.

不満足な

15.

苦しい

10.

おだやかな

17.

望みのある

9.

安定した l l .健鷹な

10.

成長していく

12.

静かな

4.

なさけない

3.

バラ色 8. 生き甲斐のある

5.

活動的な

14.

明るい

1.

あたたかい

2.

拘束の多い

0.

6 21 1)

.

6 06

‑ 0

.

5 43

‑ 0

.

41 7

0.340 0.398 0.$81 0.589 0.697 0.729

0.325

‑0.822 0.340

一〇.609

‑0.556 0.383 0.434 0.548

0.334

0.332

0.304 0.373 0.524

参考文献

1.社団法人 日本私立大学連盟就職委員会

2004

「 転換期 を迎 えた学生支援一就職支援か ら見 えてきた課題‑」

2.

社 団法人 日本私立大学連盟就職委員会

2004

「 キ ャ リア支援 に向けて一学生の豊かな人生 のために

‑」

3.

社団法人 日本私立大学連盟

2005

「 いま求 め られ る学生支援一学生委員会 ・就職委員会連 携 を考える小委員会報告‑」

4.

中村 一郎

2005

「 パネル ・デ ィスカ ッシ ョン キ ャリアセ ンター化後 の展望 と課題

( 平成

17

年度拡大学生就職支援協議会 「 キ ャリアセ ンター化 の直面す る課題一 重要な大学 固有の 教育カー レジュメ ・資料集

よ り)社団法人 日本私立大学連盟就職委員会

5.

大久保幸夫編

2002

「 新卒無業」東洋経済新報社

6.

溝 上慎 一

2004

「 現代大学生論‑ ユニバー シテ ィ ・ブルーの風 に揺れ る

‑」

日本放送出版 協会

7.

奥井め ぐみ

2004

「 地方大学の教育 と就職

」BusinesslaborTrend7

月号 独立行政法人 労働政策研究 ・研修機構

8.

松高政

2004

「 キ ャリア教育再考一進路意識 を高めるカギは教員 との交流 による満足度‑」

BetweenNo.207

進研 ア ド

9.

文部科学省

2004

「 キ ャリア教育の推進 に関す る総合的調査研究協力者会議報告書」

10.

小杉礼子

2002

「 フリーター 自由の代償

日本労働研究機構

ll.

浦 上 昌則

2004

「 キ ャリア関係研究 の動向

教育心理学年報第

44

集 日本教育心理学会

12.

白井利明

2003

「 大人へのな りかた」新 日本出版社

一一81

(14)

2004.9

大学生の進路選択 に関す る調査

調査のお願い :

この調査は学校社会か ら職業社会‑の移行期に湧.られる開館を探索するために 行われるものです。無記名で、すべて統計的に処理 しますので、みなさんの結果が ほかのひ とに知 られることは決 してあ りません。あ りのまま自由に書いてください。

1.あなたの大学生活についてお尋ね します。

①現在学内でサークル ・都活動等に参加 していますか ・・・・ (参加 ・参加 していない)

②その活動時間は週何時間くらいで しょう ・・・・・・・・・ ( 時間/過)

③その活動‑の関与度は (熱心に参加 している ・まあ熟 む・あま り熱心ではない)

⑥学外での活動経1削まあ りますか。例えばボランティア活動など ・ (ある ・ない)

⑤その活動への関与度は (熱心に参加 している ・まあ熱心 ・あまり熱心ではない)

⑥大学生活での玉点は何で しょうか。最 も重要なものに◎、その次に重要なものに

( )豊かな人間関係を築 くこと ( )将来‑向け知紙や技術を身につけること ( )勉強も楽 しみ もほどほどに鐘験する ( )クラブやサニクルが活動使先する

( )趣味を深める ( )教養を高める

( )その他 (具体的に )

⑦ 日常気に掛かっていることは何で しょうか 。

( )専故、 ( )就職や進学などの進路、 ( )経済的な間額 ( )授業や レポー トなどの学業 ( )人生観、 ( )健康

( )対人関係 (友人関係、家族 との関係、異性 との関係、先輩、散見、ほか) ( )クラブ ・サークルの運営、 ( )自分の性格、 ( )自分の能力

⑧大学入学後の自分の学業‑の満足度は (大変に満足 ・まあ満足 ・やや不満 ・不満)

⑨学生生活の充実度 を評価すると くかな り充実 ・まあ充実 ・やや充実度に欠ける ・全 く充実 していない)

⑳アルバイ ト経験はあ りますか ・・・ (ある ・ない)

ある‑そのアルバイ ト経験はあなたにとってどのような意味があるで しょうか

アルバイ ト経験は将来のキャリアを考える上で有効で したか なので)有効 ・有効 とはいえない

2.キャリア選択についてお尋ね します。

① 「インターンシップ」 とい うことばを知っていますか ‑ ・・・・ (知っている ・知 らない)

②インターンシップに参加 してみたいと思いますか

(とても関心がある ・やや関心がある ・あまり関心がない ・まったく関心がない ・すでに参加 した)

③あなたがキャリアを選択する上で優先 したいことを3つ挙げるとすると

( ) ( ) (

㊨ とれまでのあなたの進路選択にもっとも影響をあたえた人は (

‑ 82 ‑

(15)

⑥ これまでに自分を鍛えてくれた一皮むけるような体験の有無 ‑ ・ (ある ・ない) ある場合には具体的に (

⑥進路についてあなたが相鉄するのは ・・・・・ (

⑦保謙者が生むキャリアとあなたが垂むキャリアに、相違はあるか ・・・・・ (有 ・ 無) あるとしたら,それをどのように乗 り越えたいですか

(

⑧あなたが生むキャリア人生は (

⑨いまのところもっとも実現 しそ うなキャリア人生は' (

3.あなたは次のことばをどの軽度知っていますか。当てはまるものに○をつけてください。

(1.内容をよく知っている、 2.開いたことがある、 3.知 らない)

①男女共同参画社会 ・・・・・・・・・

②男女雇用機会均等法 ●●●●●●●●●●●●●

@育児休業法 ・・・・・・・・・・・・

⑥潜択的夫婦別姓制度 ●●●●●●●●●●●●●

rlいーnJいlrHJlrHJHU

⑤性別役割分担 ・・・・・・・‑ ・‑ ‑ ・・・・(

11111

● ●

222

3 ) 3 ) 3 ) 2 ・ 3 ) 2 ・ 3 )

⑥介謙休業法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・ (・ 1 ・ 2 ・ 3

⑦セクシュアル ・ハラスメン ト ・・・・・・・・・・ ( 1

2 ・ 3

⑧パワー ・ハラスメン ト ●●●●●●●●●●●●● ( 1 ・ 2 ・ 3

⑨ジェンダー ・・・・・・・・・・・・・i・・・ ・ ( 1 ・ 2 ・ 3

⑳ポジティブ ・アクシ ョン ・・・・・・・・・・・・ ( 1 ・ 2 ・ 3

4.r仕事ということばのイメージをお尋ね します。

4 3 2 1.

‑ 83 ‑

Q)あたたかい

②拘束の多い

③バラ色

⑥なさけない

⑤活動的な

⑥なじめない

⑦まとまりのある

))ヽ/ヽノ

冷たい

自由な

灰色

袴 らしい

不活発な

親 しみのある

ば らばらな

(16)

4 3 2 1

⑧生 き甲斐の ある

(卦安定 した

⑳おだや かな

⑳健康な

⑳静かな

⑳悲観的 な

⑭ 明 るい

⑬苦 しい

⑳後ろ向き

⑳望みのある

⑳ 不満足な

⑳成長 してい く

5.

過去 ・現在 ・未来の自分は

‑ 満足 不満‑

10・9・8・7・6・5・4・3・2・1 3年前のあなた (

い まのあなた (

1 0

年後の あなた (

6.その他

‑ 84‑

むな しい

不安定な

激 しい

病的 な

そ うぞ うしい

楽観的 な

暗い

楽 しい

前向き

望み のない

満 ち足 りた

挫折 しそ うな

図 7 学菓満足度とインターンシップへの関 心度I..‑,‑ .. .デ,..青.i‑ . I ・諾 ∫ r ■ 1 、 L +t L 0 ̀ . 3 8 . 8・掛.磁畳語+.たぎ i ̀.諾='L.藩 朝
表 1 :学業満足度 と日常気に掛かること 満 足群 不満足群 合 計専攻17.04.8 1 0. 4就職 や進学などの進路77.475. 8 76. 5経済 的な問題17.0 11

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れない気がする(逆転項目)」、「私ひとりが取