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目次 第 1 章適正配置計画の概要 適正配置計画策定の主旨と位置付け 対象施設の範囲 計画期間... 2 第 2 章適正配置に向けた基本的な考え方 適正配置にあたっての考え方 施設ごとの今後の取組みについて

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小牧市公共施設適正配置計画

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目次

第1章 適正配置計画の概要 ... 1

1.適正配置計画策定の主旨と位置付け ... 1 2.対象施設の範囲 ... 2 3.計画期間 ... 2

第2章 適正配置に向けた基本的な考え方 ... 3

1.適正配置にあたっての考え方 ... 3 2.施設ごとの今後の取組みについて ... 4 3.適正配置へ向けた取組み ... 6 (1)類似施設の統合や異なる用途の複合化等 ... 6

第3章 施設ごとの今後の取組み ... 9

Ⅰ.施設ごとの今後の取組みとスケジュール ... 9 1.市民文化系施設 ... 13 (1)市民会館 ... 13 (2)公民館等 ... 15 (3)コミュニティセンター ... 20 (4)会館・老人憩の家 ... 23 (5)青年の家・創垂館 ... 31 (6)図書館・図書室 ... 34 (7)文化施設 ... 38 2.スポーツ・レクリエーション系施設 ... 40 (1)スポーツ施設 ... 40 3.産業系施設 ... 46 (1)勤労センター ... 46 4.学校教育系施設 ... 49 (1)学校 ... 49 (2)給食センター ... 57 (3)その他学校教育関連施設 ... 59 5.子育て支援施設 ... 62 (1)保育園・幼稚園 ... 62 (2)児童館等 ... 71 (3)児童クラブ ... 76 6.保健・福祉施設 ... 83 (1)福祉施設 ... 83

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(2)障がい者福祉施設 ... 85 (3)高齢者福祉施設 ... 88 (4)保健・医療施設 ... 94 7.市営住宅 ... 96 (1)市営住宅 ... 96 8.行政系施設 ... 98 (1)庁舎 ... 98 (2)消防施設 ... 101 Ⅱ.地区ごとの今後の取組みのまとめ ... 104 Ⅲ.用途ごとの第1期アクションプランのまとめ ... 110

第4章 適正配置計画の取組みによる効果の検証 ... 112

1.各施設の取組みを実施すると仮定した場合の保有量の縮減効果の推計 ... 112 2.各施設の取組みを実施すると仮定した場合の費用の縮減効果の推計 ... 115 3.各施設の取組みによる効果のまとめ ... 116

第5章 適正配置計画の確実な推進 ... 117

1.計画の推進体制 ... 117 2.計画の進捗管理 ... 119

~ 本書を読む際の注意事項 ~

本書では、次のような端数処理をしています。  文章中の合計数値は、「億円」、「万円」等で記載しているため、グラフ等の数値と一致し ないことがあります。また、「約」を付けずに表記している場合があります。  図及び表のデータ数値は、端数処理をしているため、合計と一致しない場合があります。

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1 第6次小牧市総合計画新基本計画 公共ファシリティマネジメント 基本方針 (公共施設等総合管理計画) 公共施設 適正配置計画 公共施設 長寿命化計画 《相関図》 公共ファシリティマネジメント推進計画

第1章 適正配置計画の概要

1.適正配置計画策定の主旨と位置付け

今後の人口減少や少子高齢化の進展は、公共施設に対する市民ニーズに変化をもたら します。20 年先、30 年先までを見据えた場合、年少人口の減少により小中学校や保育 園、子育て支援施設などの利用者数は減少し、現在の施設定員に対し余剰が発生するこ とが予測されます。一方で高齢者人口の増加により高齢者の福祉や余暇・生きがい活動 のための施設ニーズが高まってくることが考えられます。 また、少子高齢化は、大規模な住宅団地を有する地域や人口流入の少ない地域で顕著 となり、地域によってもその進行度合いは異なります。 将来こうしたことが予測されるため、公共施設全体の保有量や施設配置の適正化に向 けた「小牧市公共施設適正配置計画」(以下「適正配置計画」という。)を策定すること としました。 なお、この計画は、「公共ファシリティマネジメント基本方針」の「方針1 公共施 設の配置や総量の適正化」の取組みとして位置付けられており、同時に策定する公共施 設長寿命化計画と連携しながら、基本方針で掲げた基本理念を目指します。 図表:適正配置計画の位置付け

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2.対象施設の範囲

適正配置計画では、庁舎、小中学校、保育園などの公共建築物(ハコモノ)を対象施設 とします。このうち、倉庫、屋外トイレ、管理棟など小規模な建物で個別の検討を要し ない付属的な公共建築物は対象から除きます。また、インフラ施設・企業会計の施設に ついては、統合、廃止などが困難な施設であるため本計画の対象としません。 図表:対象施設の範囲

3.計画期間

適正配置計画の計画期間は、基本方針の計画期間と同様、平成 29 年度から平成 58 年 度までの 30 年間とします。 これは、昭和 40 年代から 50 年代に次々と建設した公共建築物が、一般的な建築物の 耐用年数を 60 年とした場合、これから 30 年の内に全て耐用年数を迎えることとなり、 大規模改修や建替えの時期について検討する必要があるためです。 計画全体は 30 年の長期間としますが、20 年先、30 年先の人口動向、財政状況、施設 ニーズなどの将来予測が難しいことから、30 年間を 10 年ごとに第1期、第2期、第3 期と分け、10 年単位の計画を示すこととします。第1期(平成 29~38 年度)について は、実行性の高いアクションプランとして、第2期、第3期は将来構想として位置づけ ます。適正配置計画は 10 年ごとに更新し、5年ごとに中間見直しを行います。また、 社会情勢や本市の財政状況等が、大きく変化した場合も適宜見直しを行います。 なお、ここで示した計画は、現時点での様々な状況から判断したものですが、今後の 状況などの変化においては、ここで示した計画に縛られずに柔軟に対応していきます。 図表:計画期間 平成 29~38 年度 平成 39~48 年度 平成 49~58 年度 第1期 第2期 第3期 実行性の高い計画とする 構想としての計画とする アクションプラン 公共施設 庁舎、市民会館、小中学校、保育 園、市営住宅、老人福祉センター、 図書館 等 公共建築物(ハコモノ) インフラ施設・企業会計の施設 道路、橋梁、公園・駐車場、 上下水道管、浄水場、ポンプ場、 市民病院 等 適正配置計画の対象

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第2章 適正配置に向けた基本的な考え方

1.適正配置にあたっての考え方

保有する施設について、公共ファシリティマネジメント基本方針で掲げた基本理念を 達成するために、基本方針に基づいて、次の考え方により公共施設の適正化を図ってい きます。 ❚1.公共サービスの需給バランス 人口減少、少子高齢化の進展により人口構造が変化することにより、公共施設に 対する施設ニーズも変化していきます。そのため、施設利用状況や、将来の人口動 向等により、現在ある公共サービスの需給バランスの偏りなどに注視し、将来の施 設ニーズに合った施設配置を検討します。 ❚2.施設の設置目的と利用実態 施設ニーズの変化によって利用実態が変化するため、施設の設置目的と合致して いるか検証し、合致していない場合は用途変更や廃止を検討します。 ❚3.民営化などの管理運営方法 「行政が行うべき公共サービス」は従来どおり行政が提供していきますが、民間 でも同様なサービスを提供しており、民間で行ったほうが効率的な運営が期待でき る場合は、公民連携の手法を検討します。 ❚4.施設(ハコモノ)の視点から機能(サービス)の視点への転換 公共施設の質・量・コストの良好なバランスの維持を図るため、1 施設 1 機能(サ ービス)という従来の公共施設のあり方を見直し、これからは統合や複合化を図り、 機能(サービス)を維持しながら総量の適正化を図ります。 ❚5.施設の効率的な利用 利用者数の減少等により余剰スペースが生じた場合は、他の用途へ変更など施設 の有効活用を図ります。また、会議室・集会室等の貸室機能は、施設の用途や部屋 の名称にとらわれることなく、集約するなど、効率的な利用方法について検討しま す。 ❚6.施設の長寿命化 コスト軽減の観点から、施設の建替え、統合、廃止や複合化などの取組みを行う 時期を見据えて長寿命化を検討します。

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2.施設ごとの今後の取組みについて

「1.適正配置にあたっての考え方」に基づき、建物の状況、利用状況、配置状況、 収支状況等を検証し、施設ごとに存続・統合・建替えなどの今後の取組み方法を導きだ します。また、施設の状況だけでなく、社会情勢(人口動向・施設ニーズ等)や財政状 況等にも着目して検討します。 なお、施設ごとの今後の具体的な取組みの検討にあたっては、市民アンケートや利用 者アンケート、ワークショップなどを実施し、市民や施設利用者、市民活動団体などか らできる限り意見を聴取します。 施設ごとの今後の取組み 存 続 建 替 え 統 合 廃 止 複 合 化 用途変更 機能集約(部分統合) 民 営 化 移 転 ※ 施設固有の事情等に応じて、上記以外の取組みを検討することもあります。

施設検証項目

■利用状況 ・将来人口動向 ・利用者アンケート ・利用度 ■建物の状況 ・老朽化状況 ・劣化状況 ・耐震化状況 ■収支状況 ・施設ごとの収支状況比較 ■配置状況 ・類似機能施設の配置 ・配置エリアの特性 その他(社会情勢、関連計画との整合、市民アンケートの動向など) これらを踏まえ、次のいずれかの取組みにより対応します。

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5 今後の取組みに記載する用語の定義は以下の通りです。 用語 用語の定義 存続 施設の配置、規模、機能(サービス)等を現状のまま引き続き維 持すること。 統合 機能(サービス)が類似した複数の施設を、一つの施設にまとめ ること。 複合化 異なる機能の複数の施設を、一つの施設にまとめること。 機能集約(部分統合) 複数の施設における類似した機能(サービス)を一つの施設にま とめること。 移転 施設または機能(サービス)を、別の場所に移すこと。 建替え 施設の老朽化等に伴い、建物を解体し、同一敷地内で新たな建物 を建設すること。 廃止 施設の機能をなくすこと。 用途変更 利用率が低い等の理由により、現在の機能(サービス)を見直し、 別の機能(サービス)に変更すること。 民営化 施設の設置運営主体を公共から民間に移管すること。

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3.適正配置へ向けた取組み

(1)類似施設の統合や異なる用途の複合化等

公共施設の統合や複合化、機能の集約化などの取組みは、維持管理・建替え費用の削 減に取組むとともに、無駄を省き効率よく活用することで、施設サービスの向上と公共 施設の適正化を図ることができます。類似した機能を複数の施設が有している場合は、 集約化することで、施設サービスを維持しながら新たなニーズに対応することができま す。施設の質・量・コストについてバランスを保ちながら取組みを進める必要がありま す。 図表:取組みのイメージ図 利用圏域 用途 A地区 B地区 C地区 小学校 中学校 児童クラブ 地区集会場 公民館 児童館 保育園 高齢者福祉 施設 市営住宅 複 合 化 複 合 化 統合 複 合 化 民営化 利用圏域を超えた類似機能の横断的な集約化 :縮減可能な既存公共施設を示す 複 合 化 小中一貫校 移転 民営化 規模縮小(ダウンサイジング) 統合 空 き ス ペ ー ス 活 用 新たなニーズに機能変更

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①横断的な視点による類似機能の重複状況の検討

類似施設(例えば下表の公民館、コミュニティセンターや女性センター)の機能の重 複を検証するだけでなく、異なる用途の施設にある類似機能の重複も横断的に検討する 必要があります。例えば、下表の貸室機能は、公民館やコミュニティセンターにある会 議室・学習室が、総合体育館(スポーツ公園内)や児童館にも類似機能があり、音楽室 や和室についても、公民館やコミュニティセンター以外にも児童館や勤労センターにも あり、類似機能として重複しています。 このように、異なる施設の部屋単位の機能も利用状況や配置状況などについて検証す ることは、無駄のない効率的な施設活用をする上で必要であり、既存施設のみでなく新 規施設の整備をする場合についても十分検証し、余分な施設面積を増やさないことが大 事です。

類似用途の施設

異なる用途の施設

用途 機能 公民館 コミュニテ ィセンター 女性 センター 図書館 総合体育館 勤労 センター 児童館 会議室・学習室 ○ ○ ◎ ◎ ◎ 集会室・研修室 ○ ○ ○ ◎ ◎ ◎ 講堂・ホール ○ ○ ○ ◎ 音楽室 ○ ○ ◎ 視聴覚室 ○ ◎ 調理室 ○ ○ ○ 和室 ○ ○ ○ ◎ ◎ ○:類似施設の機能の重複 ◎:異なる施設の類似機能の重複

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②地域や地区等を越えた施設利用の検討

これまで公共施設は、地域や地区ごとに、それぞれ配置してきました。今後は、地域 施設や地区施設にとらわれず、統合、複合化、集約などを検討していきます。なお、検 討に際しては、施設へのアクセス性に配慮するなど、利用者の利便性を十分考慮します。 また、市の施設にこだわることなく国、県や民間の施設、更には近隣自治体との広域 連携も検討していきます。 図表:地域や地区等を越えた施設利用のイメージ 国・県の施設 近隣自治体施設等 庁舎・市民会館 保健センター等 小学校・中学校 保育園・会館等

広域施設

市域施設

地区施設

地域施設

既存の地域や地区等にとらわれず、統合、複合化など検討 公民館 各市民センター コミュニティ センター等 会館 コミュニティセンター 会館 庁舎 勤労センター 保健所

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9 (1)市民会館 1 5,461 市民会館 (2)公民館等 6 20,911 公民館(5)、女性センター・学習広場 (3)コミュニティセンター 2 3,396 コミュニティセンター(2) (4)会館・老人憩の家 84 20,747 会館(81)、老人憩の家(3) (5)青年の家・創垂館 2 627 青年の家、創垂館 (6)図書館・図書室 5 4,223 図書館、図書室(3)、えほん図書館 (7)文化施設 1 717 歴史館 2 スポー ツ・ レク リエ ーシ ョン 系施設 (1)スポーツ施設 7 41,012 総合体育館(スポーツ公園内)、温水プール、スポーツセンター(2)、 体育館(2)、総合運動場(市民球場) 3 産業系施設 (1)勤労センター 1 4,252 勤労センター(研修・宿泊施設) (1)学校 25 184,400 小学校(16)、中学校(9) (2)給食センター 3 6,440 給食センター(3) (3)その他学校教育関連施設 4 357 適応指導教室(2)、日本語初期教室(2) (1)保育園・幼稚園 21 18,346 保育園(20)、第一幼稚園 (2)児童館等 11 5,009 児童館(8)、中央子育て支援センター、子育て広場、少年センター※2 (3)児童クラブ 16 2,928 児童クラブ(16) (1)福祉施設 1 3,624 総合福祉施設ふれあいセンター (2)障がい者福祉施設 3 1,612身体障害者デイサービスセンター、心身障害児通園施設あさひ学園、 障害者デイサービス施設ひかり (3)高齢者福祉施設 6 7,278老人福祉センター(2)、高齢者生きがい活動施設(2)、 デイサービスセンター(2) (4)保健・医療施設 2 2,737 保健センター、休日急病診療所 7 市営住宅 (1)市営住宅 2 6,779 市営住宅(2) (1)庁舎 5 28,060 市庁舎、支所(3)、小牧駅出張所※2 (2)消防施設 10 5,240 消防庁舎、消防署支署(3)、分団車庫(6) 218 374,154 保健・福祉施設 Ⅱ 行政施設 1 行政系施設 合計 主な施設 Ⅰ 市民利用施設 1 市民文化系施設 4 学校教育系施設 5 子育て支援施設 6 大分類 中分類 小分類 施設数 延床面積(㎡)

第3章 施設ごとの今後の取組み

Ⅰ.施設ごとの今後の取組みとスケジュール

本章では、以下の表の小分類ごとに建物の状況や利用状況等の施設の状況を示し、そ の結果に基づき導いた施設ごとの今後の取組みやスケジュールを示します。 図表:対象施設 ※1 施設数について、複合施設は1つの建物であっても機能ごとに1施設として数えています。 ※2 少年センター、小牧駅出張所は建物の所有者が愛知県であるため、施設数には含めていま すが、延床面積には含めていません。

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10 █ 本章の見方について 本章では、施設用途ごとに(1)施設の概要、(2)施設の状況、(3)施設のまと め、(4)施設ごとの今後の取組み、(5)施設ごとの今後のスケジュール、(6)第1 期のアクションプランを記載しています。なお、以下では、それぞれの主な記載内容 や記載ポイントを示しています。 (1)施設の概要 施設名や地区、建築年度、延床面積、管理形態等を記載した表のほか、配置図を記 載しています。また、施設の機能・設置目的等を記載しています。 (2)施設の状況 ①建物の状況 築年数や大規模改修実施状況、耐震性の有無、劣化診断結果を踏まえ、施設のハ ード面の状況等について記載しています。また、必要に応じて築年別の整備状況等 も記載しています。 ②利用状況 施設ごとの利用者数や稼働率等の状況およびそれらの特徴点を記載しています。 なお、主に「小牧市公共施設白書」や「平成 27 年版小牧市統計年鑑」のデータを用 いて分析しています。 ③その他 評価にあたって考慮することが適当と考えられる場合は、配置状況、市民アンケ ート、関連する将来人口動向、民間施設の状況、関連計画等についても記載してい ます。 ※上記①~③は、施設の用途によっては記載をしていない場合があります。 (3)施設のまとめ 「(2)施設の状況」で示した分析結果等に基づき、今後の施設の方向性について記 載しています。

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11 (4)施設ごとの今後の取組み 「(3)施設のまとめ」で示した方向性をもとに、施設ごとの今後の取組み内容やそ の根拠、その他考慮すべき事項などを記載しています。また、共通した取組みがある 施設用途については、施設ごとの取組みの前段に全体の取組み内容を記載しています。 《例》█ 施設ごとの今後の取組み No 施設名 今後の取組み 1 施設A 計画的な維持修繕により長寿命化を図ります。 2 施設B 施設の老朽化や狭隘化に伴い、長寿命化を図らず、建替えます。 3 施設C 施設は長寿命化を図り、第3期に複合化を図ります。 (5)施設ごとの今後のスケジュール 「(4)施設ごとの今後の取組み」で記載した内容等を踏まえ、施設ごとの長寿命 化の有無、想定建替時期、計画期間中の今後の取組みを表に示しています。 《例》█ 施設ごとの今後のスケジュール № 施設名 長寿命化 想定建替時期 H29~H38(1 期) H39~H48(2 期) H49~H58(3 期) 1 施設A ○ H59 以降 存続 ⇒ ⇒ 2 施設B × 第1期 建替え 存続 ⇒ 3 施設C ○ 第3期 存続 ⇒ 複合化 ・ 上記表中、長寿命化の欄について、長寿命化する場合は「○」として、計画的な 修繕を行うことにより、下表の目標耐用年数まで維持していくことを示しており、 長寿命化しない場合は「×」として事後修繕で維持していき、下表の耐用年数を目 途に建替えを検討することを示しています。 【構造別耐用年数表】 構造 目標耐用年数 耐用年数 長寿命化有 長寿命化無 鉄筋コンクリート造(RC 造) 鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC 造) 鉄骨造(S 造) 80 年 60 年 軽量鉄骨造(LS 造) 50 年 40 年 木造(W 造) 50 年 40 年 (年度)

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12 ・ 施設ごとの今後のスケジュールの表中、想定建替時期の欄は、目標耐用年数及び 耐用年数を目途に建替えする1~3期又は計画期間を超える平成 59 年度以降のい ずれかを記載します。建替えを目途とする年数は、建物の構造や長寿命化の実施の 有無に応じて前記表のとおり異なります。また、建替えをする時期については、費 用の平準化を図る場合や施設個別の事情等により、目標耐用年数の前に建替える施 設や耐用年数の前後に建替える施設もあります。 ・ 他施設の建物の一部を利用している施設については、機能面のみを評価し、長寿 命化や想定建替年度といった建物に関する評価は行っていません。 (6)第1期のアクションプラン 第1期に「存続」以外の取組み(建替え、複合化等)を計画している施設については 10 年間の年度別のスケジュールを記載しています。 《例》█ 第 1 期のアクションプラン 施設名 H29 H30 H31 H32 H33 H34 H35 H36 H37 H38 施設B 準備・調整 建替え (年度)

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1.市民文化系施設

(1)市民会館

█ 市民会館の概要 市民文化の向上及び住民福祉の増進を図る施設として設置されています。コンサート 等のホール機能や市民まつり等のイベント開催の場所や災害時の避難として多目的に 活用できる施設です。また、市民会館は、公民館を併設しています。

No. 施設名 地区 建築年度 延床面積 管理形態 1 市民会館 小牧地区 昭和 46 5,461 ㎡ 指定管理 図表:市民会館の配置図 █ 市民会館の状況 ❏建物の状況 築 40 年以上と老朽化が進んでいますが、平成 21 年度にはホールの天井や壁、前庭、 外壁等の大規模改修とトイレの増設工事などを実施しています。なお、ホールの大規模 改修は概ね 20 年ごとに実施しています。 ❏利用状況 平成 22 年度から平成 24 年度にかけての利用件数の推移は、平成 22 年度が 1,282 件 でしたが、平成 24 年度は 1,099 件と減少しています。また、ホールの稼働率をみても、 49%と必ずしも高くないため、更なる活用を図っていくことが考えられます。 また、曜日別の利用状況を見ると、平日の利用が少ない状況になっています。

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14 194人/日 344人/日 432人/日 3件/日 6件/日 5件/日 0 100 200 300 400 500 平日 土曜 日祝 (人/日)

1,282

1,143

1,099

1,000 1,050 1,100 1,150 1,200 1,250 1,300 平成22 平成23 平成24 (件) 図表:市民会館の利用件数の推移 図表:市民会館の曜日別利用状況 (平成 24 年度) (出典:公共施設白書) (出典:公共施設白書) █ 市民会館のまとめ 建物の状況からは、築 40 年以上で施設全体の老朽化が懸念されるため、計画的な維 持修繕を行う必要があります。また、ホールの内装や設備機器などの大規模改修を概ね 20 年ごとに実施していますが、多額の費用を要するため、費用の平準化を図る必要が あります。 利用状況からは、平日の利用が少ないため、有効活用を図る必要があります。 █ 今後の取組み № 施設名 今後の取組み 1 市民会館 計画的な維持修繕により長寿命化を図ります。また、舞台ホールの音響や照 明など設備機器は維持更新に多額の費用を要するため、計画的に維持修繕を 行うことで費用の平準化を図ります。さらに、ホールの稼働率を高めるため、 利用の少ない平日の活用方法を検討するなど、施設の有効活用を図ります。 █ 今後のスケジュール № 施設名 長寿命化 想定建替時期 H29~H38(1 期) H39~H48(2 期) H49~H58(3 期) 1 市民会館 ○ H59 以降 存続 ⇒ ⇒ (年度) (年度)

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(2)公民館等

█ 公民館等の概要 芸術文化の振興や生涯学習の拠点として、公民館を2施設、市民センター(公民館) を3施設、女性センター・学習広場を1施設、計6施設設置しています。 なお、公民館は市民会館を併設しており、女性センター・学習広場は再開発ビル(ラ ピオ)内にあります。 No. 施設名 地区 建築年度 延床面積 管理形態 1 公民館 小牧地区 昭和 46 4,918 ㎡ 指定管理 2 中部公民館 小牧地区 昭和 56 2,201 ㎡ 指定管理 3 味岡市民センター(公民館) 味岡地区 平成7 4,323 ㎡ 直営 4 東部市民センター(公民館) 篠岡地区 平成元 3,216 ㎡ 直営 5 北里市民センター(公民館) 北里地区 平成4 2,310 ㎡ 直営 6 女性センター・学習広場 (まなび創造館) 小牧地区 平成7 3,943 ㎡ 直営 全体 20,911 ㎡ 図表:公民館等の配置図

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16 59,961 47,530 19,613 50,694 31,898 67,306 37,438 26,561 14,062 19,393 11,416 28,800 14,255 13,206 16,054 14,726 37,593 18,217 19,483 30,654 219,993人 59,607人 103,793人 46,109人 118,731人 83,957人 5,926件 2,672件 3,676件 1,722件 3,467件 2,157件 37人/件 22人/件 28人/件 27人/件 34人/件 39人/件 0 50,000 100,000 150,000 200,000 250,000 公民館 中部公民館 東部市民 センター 北里市民 センター 味岡市民 センター 女性セン ター・ 学習広場 (人) 多目的室 プラネタリウム 展示室 視聴覚室 創作室等 音楽室 料理教室・調理室 和室 会議・集会室・研修室等 講堂等 █ 公民館等の状況 ❏建物の状況 公民館は築 40 年以上、中部公民館は築 30 年以上と老朽化が進んでいます。また、 各市民センター(公民館)も、築 20 年以上経過した施設ですが、いずれの施設も大規 模改修を実施しています。 ❏利用状況 利用者数・利用件数いずれをみても、公民館が最も多く、北里市民センター(公民 館)が少なくなっています。なお、北里市民センターは部屋ごとにみても、全体的に 利用者数が少ない状況です。 図表:施設ごと・部屋ごとの利用者数(平成 24 年度) (出典:公共施設白書) また、部屋ごとに稼働率をみると、公民館、中部公民館、女性センターでは和室と 料理教室・調理室の稼働率が、市民センター(公民館)では料理教室・調理室の稼働 率が低くなっています。 これは、公民館、中部公民館、女性センターの施設が近接しており、類似機能が複 数あることが要因の一つに考えられます。 一方で、同様の地区施設であるコミュニティセンターでは料理教室・調理室の稼働 率は高くなっています。

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17 55.1% 54.8% 50.4% 42.9% 36.8% 33.2% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 味 岡 市 民 セ ン タ ー ( 公 民 館 ) 東 部 市 民 セ ン タ ー ( 公 民 館 ) 公 民 館 中 部 公 民 館 女 性 セ ン タ ー ・ 学 習 広 場 北 里 市 民 セ ン タ ー ( 公 民 館 ) 図表:和室、料理教室・調理室の稼働率(平成 24 年度) ※ 南部コミュニティセンターは、和室が2部屋あるため、それぞれの稼働率を記載していま す。 (出典:公共施設白書) ❏配置状況 小牧地区には公民館、中部公民館、再開発ビル(ラピオ)内の女性センター・学習 広場の3施設が設置されています。しかし、3施設のうち中部公民館と女性センター・ 学習広場の2施設については、施設全体の稼働率が 50%を下回っています。 図表:施設ごとの稼動率(平成 24 年度) ※ 女性センター・学習広場は、それぞれの部屋の加重平均をとって記載しています。 (出典:公共施設白書) 公民館 中部公民館 東部市民センター(公民館) 北里市民センター(公民館) 味岡市民センター(公民館) 女性センター 和室 19% 18% 50% 45% 67% 26% 料理教室・調理室 18% なし 13% 10% 15% 17% (参考) 西部コミュニ ティセンター 南部コミュニ ティセンター 勤労センター 和室 40% 34%/28% 21% 料理教室・調理室 46% 30% なし 小牧地区

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18 █ 公民館等のまとめ 建物の状況から、公民館は市民会館を併設した施設であるため、市民会館と同時に 建替えを検討する必要があります。 利用状況からは、小牧地区内に公民館、中部公民館、女性センター・学習広場と3 つの類似施設が近接しているため、機能(サービス)の棲み分けや集約等の検討が必 要です。更に各公民館の部屋ごとの機能(サービス)についても検討が必要です。ま た、配置状況からも、中部公民館と女性センター・学習広場は、施設全体の稼働率が 公民館と比較して低くなっていることから、これら2施設の機能については、施設の 建替え等のタイミングで機能集約や用途変更を検討する必要があります。 █ 施設ごとの今後の取組み № 施設名 今後の取組み 1 公民館 計画的な維持修繕により長寿命化を図りますが、市民会館と一体の施設で あるため、市民会館の建替えに併せて建替えを検討します。また、和室お よび料理教室の稼動率が低いため、近隣の中部公民館および女性センター での同機能の利用状況等を見つつ、機能集約や用途変更を検討し、施設の 有効活用を図ります。 2 中部公民館 計画的な維持修繕により長寿命化を図ります。ただし、同じ小牧地区内に 類似した施設である公民館が配置されているため、公民館建替えに併せ て、機能の棲み分けや集約等を検討します。また、和室の稼動率が低いた め、近隣の公民館および女性センターでの同機能の利用状況等を見つつ、 機能集約や用途変更を検討し、施設の有効活用を図ります。 3 味岡市民センター (公民館) 計画的な維持修繕により長寿命化を図ります。また、料理教室の稼動率が 低いため、用途変更などを検討し、施設の有効活用を図ります。 4 東部市民センター (公民館) 計画的な維持修繕により長寿命化を図ります。また、料理教室の稼動率が 低いため、用途変更などを検討し、施設の有効活用を図ります。 5 北里市民センター (公民館) 計画的な維持修繕により長寿命化を図ります。また、他の公民館等と比べ て稼働率が低いため、利用向上を図る方策について検討します。 6 女性センター・ 学習広場 (まなび創造館) 機能(サービス)は維持していきます。また、和室・調理室の稼動率が低 いため、近隣の公民館および中部公民館での同機能の利用状況等を見つ つ、機能集約や用途変更を検討し、施設の有効活用を図ります。

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19 █ 施設ごとの今後のスケジュール № 施設名 長寿命化 想定建替時期 H29~H38(1 期) H39~H48(2 期) H49~H58(3 期) 1 公民館 ○ H59 以降 存続 ⇒ ⇒ 2 中部公民館 ○ H59 以降 存続 ⇒ ⇒ 3 味岡市民センター (公民館) ○ H59 以降 存続 ⇒ ⇒ 4 東部市民センター (公民館) ○ H59 以降 存続 ⇒ ⇒ 5 北里市民センター (公民館) ○ H59 以降 存続 ⇒ ⇒ 6 女性センター ・学習広場 (まなび創造館) ※ ※ 存続 ⇒ ⇒ ※ 長寿命化や想定建替時期について、女性センター・学習広場(まなび創造館)は再開発 ビル(ラピオ)内にあるため、機能面の評価を行っています。 (年度)

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(3)コミュニティセンター

█ コミュニティセンターの概要 地域住民の広域的な地域活動の推進を図る拠点として、コミュニティセンターを2施 設設置しています。

No. 施設名 地区 建築年度 延床面積 管理形態 1 西部コミュニティセンター 巾下地区 平成 17 1,551 ㎡ 指定管理 2 南部コミュニティセンター 小牧南地区 平成 20 1,845 ㎡ 指定管理 全体 3,396 ㎡ 図表:コミュニティセンターの配置図 █ コミュニティセンターの状況 ❏建物の状況 いずれも、築 10 年前後の比較的新しい施設です。 ❏配置状況 コミュニティセンターは、市民センター(公民館)が設置されていない小牧南地区と 巾下地区に設置されており、各地区の拠点として市民センター(公民館)を含めてバラ

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21 6,320 6,641 7,549 7,938 8,290 9,609 11,300 12,651 12,923 13,528 3,884 4,064 4,076 3,960 3,851 3,854 4,077 4,046 4,007 3,998 1,998 2,010 2,147 2,325 2,324 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 (件) (年度) 平成22 平成23 平成24 平成25 平成26 15,929 17,941 20,200 20,861 21,818 9,736 10,151 10,269 10,292 10,173 味岡市民センター 東部市民センター 北里市民センター 西部コミュニティセンター 南部コミュニティセンター 91,274 117,046 146,353 156,158 172,941 158,112 156,406 187,162 194,875 209,933 105,573 117,196 118,731 107,608 117,047 101,798 116,582 103,793 113,812 109,660 46,152 49,708 46,109 53,858 60,643 0 50,000 100,000 150,000 200,000 250,000 300,000 350,000 400,000 450,000 (人) 249,386 253,523 273,452 283,486 333,515 268,633 351,033 275,278 382,874 287,350 平成22 平成23 平成24 平成25 平成26 味岡市民センター 東部市民センター 北里市民センター 西部コミュニティセンター 南部コミュニティセンター (年度) ンスよく配置されています。 ❏利用状況 コミュニティセンターの利用者数は年々増加傾向にあります。また、指定管理者とコ ミュニティセンター運営協議会で利用の活性化について積極的に取り組まれており、年 間を通して様々な事業が実施されています。 図表:利用者数の推移 図表:利用件数の推移

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22 █ コミュニティセンターのまとめ 地域住民のコミュニティ活動の拠点として、講堂、会議室、調理室、和室や音楽スタ ジオなど様々な機能(サービス)のほか、児童館を併設し多くの世代の交流の場となっ ています。また、指定管理者とコミュニティセンター運営協議会の様々な取組みにより、 施設利用者数は順調に伸びており、今後も地域コミュニティの拠点として、施設の稼働 率向上と計画的な維持修繕による長寿命化を図ります。 █ 施設ごとの今後の取組み № 施設名 今後の取組み 1 西部コミュニティセンター 計画的な維持修繕により長寿命化を図ります。 2 南部コミュニティセンター 計画的な維持修繕により長寿命化を図ります。 █ 施設ごとの今後のスケジュール № 施設名 長寿命化 想定建替時期 H29~H38(1 期) H39~H48(2 期) H49~H58(3 期) 1 西部コミュニティセンター ○ H59 以降 存続 ⇒ ⇒ 2 南部コミュニティセンター ○ H59 以降 存続 ⇒ ⇒ (年度)

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(4)会館・老人憩の家

█ 会館・老人憩の家の概要 市民の福祉の増進を図る施設として、会館(共同利用施設)を 81 施設、老人憩の家 を3施設設置しています。 会館は、区単位で活動する自治会の活動の拠点施設として整備されており、また老人 憩の家は、高齢者の健康増進、教養の向上及びレクリエーションの場としても重要な施 設です。

No. 施設名 地区 建築年度 延床面積 管理形態 1 懐会館 小牧地区 昭和 54 128 ㎡ 指定管理 2 堀の内会館 小牧地区 昭和 54 350 ㎡ 指定管理 3 西町会館 小牧地区 昭和 55 350 ㎡ 指定管理 4 小牧原会館 小牧地区 昭和 57 366 ㎡ 指定管理 5 間々原会館 小牧地区 昭和 58 328 ㎡ 指定管理 6 朝日会館 小牧地区 昭和 60 319 ㎡ 指定管理 7 浦田五共会館 小牧地区 昭和 60 505 ㎡ 指定管理 8 大新田会館 小牧地区 昭和 60 321 ㎡ 指定管理 9 東町会館 小牧地区 昭和 61 133 ㎡ 指定管理 10 東新会館 小牧地区 昭和 61 120 ㎡ 指定管理 11 小牧原西部会館 小牧地区 昭和 62 101 ㎡ 指定管理 12 寺浦会館 小牧地区 昭和 62 125 ㎡ 指定管理 13 安田会館 小牧地区 昭和 63 130 ㎡ 指定管理 14 大輪井上会館 小牧地区 平成元 129 ㎡ 指定管理 15 小牧原北会館 小牧地区 平成 17 175 ㎡ 指定管理 16 小牧原南会館 小牧地区 平成 21 148 ㎡ 指定管理 17 上新町会館 小牧地区 平成 23 270 ㎡ 指定管理 18 小牧原西会館 小牧地区 平成 24 239 ㎡ 指定管理 19 小牧原街道会館 小牧地区 平成 25 328 ㎡ 指定管理 20 春日寺会館 小牧南地区 昭和 50 140 ㎡ 指定管理 21 南外山会館 小牧南地区 昭和 51 347 ㎡ 指定管理 22 常普請会館 小牧南地区 昭和 51 423 ㎡ 指定管理 23 北外山会館 小牧南地区 昭和 52 399 ㎡ 指定管理 24 桜井会館 小牧南地区 昭和 54 350 ㎡ 指定管理 25 みどり台会館 小牧南地区 昭和 56 125 ㎡ 指定管理 26 二重堀会館 小牧南地区 昭和 56 360 ㎡ 指定管理

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24 No. 施設名 地区 建築年度 延床面積 管理形態 27 小牧大山会館 小牧南地区 昭和 57 330 ㎡ 指定管理 28 米野会館 小牧南地区 昭和 58 330 ㎡ 指定管理 29 哥津会館 小牧南地区 昭和 59 133 ㎡ 指定管理 30 舟津会館 巾下地区 昭和 52 224 ㎡ 指定管理 31 村中会館 巾下地区 昭和 53 350 ㎡ 指定管理 32 元町会館 巾下地区 昭和 54 128 ㎡ 指定管理 33 三ツ渕会館 巾下地区 昭和 54 389 ㎡ 指定管理 34 入鹿会館 巾下地区 昭和 54 164 ㎡ 指定管理 35 河内屋会館 巾下地区 昭和 55 130 ㎡ 指定管理 36 横内会館 巾下地区 昭和 55 130 ㎡ 指定管理 37 三ツ渕原団地会館 巾下地区 昭和 57 125 ㎡ 指定管理 38 間々会館 巾下地区 昭和 58 340 ㎡ 指定管理 39 西之島会館 巾下地区 昭和 62 318 ㎡ 指定管理 40 岩崎中会館 味岡地区 昭和 55 350 ㎡ 指定管理 41 岩崎原会館 味岡地区 昭和 56 125 ㎡ 指定管理 42 南岩崎台会館 味岡地区 昭和 58 330 ㎡ 指定管理 43 久保一色会館 味岡地区 昭和 58 351 ㎡ 指定管理 44 東田中会館 味岡地区 昭和 60 299 ㎡ 指定管理 45 小松寺会館 味岡地区 昭和 61 337 ㎡ 指定管理 46 文津会館 味岡地区 昭和 62 125 ㎡ 指定管理 47 小松寺団地会館 味岡地区 平成元 130 ㎡ 指定管理 48 本庄会館 味岡地区 平成4 325 ㎡ 指定管理 49 田県久保山会館 味岡地区 平成4 329 ㎡ 指定管理 50 ガーデンヒルズ本庄会館 味岡地区 平成 17 132 ㎡ 指定管理 51 ガーデン岩崎会館 味岡地区 平成 20 118 ㎡ 指定管理 52 久保会館 味岡地区 平成 23 325 ㎡ 指定管理 53 タウン本庄会館 味岡地区 平成 26 206 ㎡ 指定管理 54 久保一色本田会館 味岡地区 平成 27 384 ㎡ 指定管理 55 大山会館 篠岡地区 昭和 56 174 ㎡ 指定管理 56 大草会館 篠岡地区 昭和 59 383 ㎡ 指定管理 57 桃ヶ丘会館 篠岡地区 昭和 59 222 ㎡ 指定管理 58 上末会館 篠岡地区 昭和 60 230 ㎡ 指定管理 59 高根会館 篠岡地区 昭和 60 158 ㎡ 指定管理 60 篠岡会館 篠岡地区 昭和 60 200 ㎡ 指定管理

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25 No. 施設名 地区 建築年度 延床面積 管理形態 61 野口会館 篠岡地区 昭和 61 522 ㎡ 指定管理 62 光ヶ丘会館 篠岡地区 昭和 63 199 ㎡ 指定管理 63 城山会館 篠岡地区 平成4 202 ㎡ 指定管理 64 池之内会館 篠岡地区 平成9 327 ㎡ 指定管理 65 林会館 篠岡地区 平成 12 235 ㎡ 指定管理 66 市之久田会館 北里地区 昭和 46 195 ㎡ 指定管理 67 小針会館 北里地区 昭和 47 187 ㎡ 指定管理 68 下小針会館 北里地区 昭和 48 351 ㎡ 指定管理 69 池新田会館 北里地区 昭和 49 184 ㎡ 指定管理 70 小針入鹿新田会館 北里地区 昭和 49 124 ㎡ 指定管理 71 郷中会館 北里地区 昭和 50 193 ㎡ 指定管理 72 御屋敷会館 北里地区 昭和 51 128 ㎡ 指定管理 73 多気会館 北里地区 昭和 53 398 ㎡ 指定管理 74 梵天藤栄会館 北里地区 昭和 54 121 ㎡ 指定管理 75 小木上会館 北里地区 昭和 55 412 ㎡ 指定管理 76 小木中会館 北里地区 昭和 55 188 ㎡ 指定管理 77 小木下会館 北里地区 昭和 56 349 ㎡ 指定管理 78 藤島会館 北里地区 昭和 57 410 ㎡ 指定管理 79 とみづか会館 北里地区 昭和 57 125 ㎡ 指定管理 80 藤島団地会館 北里地区 昭和 58 333 ㎡ 指定管理 81 トラックターミナル会館 北里地区 昭和 59 125 ㎡ 指定管理 82 本庄台老人憩の家 味岡地区 昭和 51 109 ㎡ 指定管理 83 久保一色老人憩の家 味岡地区 昭和 52 75 ㎡ 指定管理 84 東田中老人憩の家 味岡地区 昭和 54 224 ㎡ 指定管理 全体 20,747 ㎡

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26 図表:会館・老人憩の家の配置図 ※ 地図上の緑色の線は地区の境界線を示します。 丹羽郡 江南市 岩倉市 北名古屋市 西春日井郡 春日井市 犬山市 春日井市 犬山市 多治見市 春日井 牛山 間内 小牧口 小牧 小牧原 味岡 田県神社前 楽田 藤島 多気 下小針 市之久田 梵天藤栄 とみづか 藤島団地 トラック ターミナル 小木上 小木中 小木下 舟津 三ツ渕 三ツ渕原団地 入鹿 横内 河内屋 元町 堀の内 西之島 村中 間々 小針入鹿新田 郷中 小針 池新田 御屋敷 春日寺 南外山 北外山 常晋請 西町 間々原 大輪井上 寺浦 小牧大山 哥津 みどり台 米野 二重堀 桜井 東新 東町 朝日 浦田五共 大新田 上新町 小牧原南 小牧原街道 安田 懐 小牧原 小牧原西 小牧原西部 南岩崎台 小牧原北 岩崎原 田県久保山 小松寺 岩崎中 久保 東田中文津 ガーデン岩崎 久保一色本田 久保一色 小松寺団地 本庄 タウン 本庄 ガーデンヒルズ 本庄 高根 上末 大草 池之内 光ヶ丘 城山 桃ヶ丘 篠岡 野口 大山 本庄台 老人憩の家 東田中老人憩の家 久保一色 老人憩の家 篠岡地区 北里地区 巾下地区 小牧南地区 小牧地区 味岡地区

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27 築40年 以上 築30年以上 築20年以上 築10年以上 築10年未満 5.1% 56.8% 25.8% 2.8% 9.5% 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 ~ S4 5 S4 6 S4 7 S4 8 S4 9 S5 0 S5 1 S5 2 S5 3 S5 4 S5 5 S5 6 S5 7 S5 8 S5 9 S6 0 S6 1 S6 2 S6 3 H1 H2 H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H10 H 1 1 H 1 2 H 1 3 H 1 4 H 1 5 H 1 6 H 1 7 H 1 8 H 1 9 H 2 0 H 2 1 H 2 2 H 2 3 H 2 4 H 2 5 H 2 6 延床面積 (㎡) 築30年未満の建物 (38.1%) 築30年以上の建物 (61.9%) █ 会館・老人憩の家の状況 ❏建物の状況 会館・老人憩の家は、築 30 年以上経過している施設の割合が 61.9%となっています。 建物の構造では、ほとんどが鉄筋コンクリート造や重量鉄骨造ですが、ガーデンヒル ズ本庄会館とガーデン岩崎会館が軽量鉄骨造、本庄台老人憩の家と久保一色老人憩の家 が木造となっています。 また、築年別の整備状況をみると、昭和 50 年代から 60 年代にかけて集中的に建設さ れているため、今後建替え時期が集中し、多大な財政負担が発生する可能性があります。 図表:築年別整備状況(平成 27 年3月末時点) ※ 平成 28 年3月に久保一色本田会館を整備しています。 また、環境面においてバリアフリーの対応状況では、手すりの設置等でまだ対応でき ていない施設があります。 図表:会館・老人憩の家のバリアフリー対応状況(平成 26 年3月末時点) 手すり 車いす用スロープ 設置済みの施設数 22 施設 77 施設 設置率 26.8% 93.9% (出典:公共施設白書) 市之久田 小針 下小針 (年度)

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28 地元所有のみ 41.9% どちらもある が、地元所有 が多い 32.3% どちらもある が、市所有が 多い 16.1% 不明 9.7% 市所有のみ 0.0% ❏施設の所有状況 本市では会館のほとんどを市が所有していますが、愛知県内の他自治体では、「地元 所有のみ」、「どちらもあるが、地元所有が多い」が大半を占めています。 図表:県内他自治体の集会施設の所有者のアンケート結果(平成 25 年度) ❏自治会への加入状況等 本市の自治会の加入率は、現在約8割を超えていますが、都市化の進行に伴い、核家 族化、価値観やライフスタイルの多様化などにより、地域のつながりが薄れ、ここ数年、 僅かですが加入率が減少傾向にあります。 また、今後の人口減少に加えて、加入率の減少が進んだ場合、地域を支える最も基礎 的なコミュニティ組織である自治会の組織力を低下させるとともに、各自治会が行って いる会館・老人憩の家の維持、運営について支障が生じることが危惧されます。

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29 83.6% 83.6% 83.5% 83.4% 83.6% 83.4% 82.6% 82.1% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 平成20 平成21 平成22 平成23 平成24 平成25 平成26 平成27(年度) 15.4 15.4 15.1 14.8 14.4 13.9 13.4 12.8 12.2 11.6 10.9 0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 平成22 平成27 平成32 平成37 平成42 平成47 平成52 平成57 平成62 平成67 平成72 (万人) (年) 図表:自治会の加入率の推移 図表:人口見通し █ 会館、老人憩の家のまとめ 会館・老人憩の家は地域の交流や区(自治会)の拠点であり、災害時の避難場所とし ても重要な施設であるため、現在ある施設は計画的な維持修繕により長く利用していく 必要があります。また、地域の住民にとって利用しやすい身近なコミュニティ施設とし て、バリアフリー対応など施設機能の向上を検討する必要があります。更に、施設数が 84 施設と多く、築 30 年以上経過した施設も施設全体の6割以上と、今後建替え時期が 集中し、財政負担の増加が予想されるため、新たな施設整備は抑制する必要があります。 施設の所有状況から、本市のように市所有の集会施設が多い自治体は県内でも少数と なっています。また、自治会への加入状況等から、ここ数年加入率が減少傾向にあるこ とから、自治会の組織率が低下することで、各自治会が行っている会館・老人憩の家の 維持、運営について困難になることが懸念されます。 █ 施設全体の今後の取組み 施設名 今後の取組み 施設全体 ・計画的な維持修繕により長寿命化を図り、長く安全に維持していきます。 ・手すりの設置や段差解消等のバリアフリー改修を実施し、高齢者等が使いやす い施設となるよう施設機能の向上を図ります。 ・施設のさらなる有効活用策を検討し、多様な利用ができるよう開かれた施設と して利用促進を図ります。 ・設置条件、建物の規模、耐用年数などを定めた、現在の集会施設設置基準を見 直し、新規整備の抑制を図ります。 ・第1期を目途に、新設、建替え及び維持管理などの設置や運営のあり方につい て検討します。 (出典:人口ビジョン)

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30 █ 施設全体の今後のスケジュール 施設名 長寿命化 想定建替時期 H29~H38(1 期) H39~H48(2 期) H49~H58(3 期) 施設全体 ○ ※ あり方検討 ※ ※ ※ 第1期の検討結果によります。 █ 第1期のアクションプラン 施設名 H29 H30 H31 H32 H33 H34 H35 H36 H37 H38 施設全体 新設、建替え及び維持管理などの設置や運営のあり方について検討 (年度) (年度)

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(5)青年の家・創垂館

█ 青年の家・創垂館の概要 青年の家・創垂館は、共同生活を通じ、規律、協同、友愛の精神のかん養を図り、心 身共に健全な青年の育成を図ることを目的として設置しています。 また、創垂館は明治 21 年に県の迎賓館として山頂付近に建設され、昭和 24 年に現在 地に移築された文化的価値の高い施設ですが、耐震性の問題により安全な貸し出しがで きないため、平成 24 年8月より使用を中止しています。

No. 施設名 地区 建築年度 延床面積 管理形態 1 青年の家 小牧地区 昭和 38 473 ㎡※ 指定管理 2 創垂館 小牧地区 明治 21 154 ㎡ 指定管理 全体 627 ㎡ ※施設全体の延床面積 512 ㎡のうち適応指導教室アイトワ 39 ㎡を除く。 図表:青年の家・創垂館の配置図 █ 青年の家・創垂館の状況 ❏建物の状況 青年の家は築 50 年以上が経過し、創垂館ともに老朽化が進んでいますが、耐震性に 大きな問題はありません。また、史跡である小牧山に立地しており、同地で建替えを行 うことは原則できない状況にあります。

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32 44.4% 66.7% 41.6% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 全体 講義室 和室 ❏利用状況 青年の家の稼働率は、講義室は 66.7%ですが、大部分を占める和室の稼働率が 41.6% であり、全体の稼働率は 44.4%となっています。 図表:青年の家の稼動率(平成 24 年度) (出典:公共施設白書) █ 青年の家・創垂館のまとめ 建物の状況から、青年の家は築 50 年以上を経過しており老朽化が進んでいますが、 耐震性に大きな問題はないことから、計画的な維持管理を行い、長く使う必要がありま す。また、創垂館は明治 21 年に県の迎賓館として建設された文化的価値の高い施設で あるため、老朽化した部分を改修し施設活用を図る必要があります。 █ 施設ごとの今後の取組み № 施設名 今後の取組み 1 青年の家 計画的な維持修繕により長寿命化を図ります。ただし、青年の家は史跡小牧山 地内に立地しており、建替えできないことから、目標耐用年数を迎える第3期 に廃止します。 2 創垂館 文化的価値の高い建築物であるため、老朽化した部分を改修し、文化的活動を 中心に行う施設として利活用を図っていきます。

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33 █ 施設ごとの今後のスケジュール № 施設名 長寿命化 想定建替時期 H29~H38(1 期) H39~H48(2 期) H49~H58(3 期) 1 青年の家 ○ ― 存続 ⇒ 廃止 2 創垂館 ※ ※ 存続 ⇒ ⇒ ※ 長寿命化及び想定建替時期については、文化的価値の高い施設であり、建替えを想定してい ないため検討対象外とします。 (年度)

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(6)図書館・図書室

█ 図書館・図書室の概要 図書館(本館)を1施設、こども向けに特化した施設であるえほん図書館を1施設、 図書室を3施設、計5施設の図書館・図書室を設置しています。 図書室は各市民センター内に、えほん図書館は再開発ビル(ラピオ)内にあります。 No. 施設名 地区 建築年度 延床面積 管理形態 1 図書館(本館) 小牧地区 昭和 52 2,234 ㎡ 直営 2 えほん図書館(まなび創造館) 小牧地区 平成7※1 868 ㎡※2 直営 3 東部市民センター図書室 篠岡地区 平成元 528 ㎡ 直営 4 北里市民センター図書室 北里地区 平成4 181 ㎡ 直営 5 味岡市民センター図書室 味岡地区 平成7 412 ㎡ 直営 全体 4,223 ㎡ ※1 えほん図書館の建築年度は、ラピオビルの建築年度を記載。えほん図書館の整備年度は平 成 20 年度。 ※2 子育て広場、学習広場との共用部除く。 図表:図書館・図書室の配置図 █ 図書館・図書室の状況 ❏建物の状況 図書館(本館)は、まもなく築後 40 年となり、施設の老朽化が進んでいます。エレ ベーター改修等の工事は行っていますが、収蔵スペースが限界にきている、学習スペー スが少ない、児童向けスペースが狭いなど、現在の建物では、多様な市民ニーズに対応 しきれなくなっているのが現状です。

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35 図書館(本館) えほん図書館 東部市民センター図書室 北里市民センター図書室 味岡市民センター図書室 おはなし会 833 5,333 614 0 0 図書館見学 759 608 264 134 130 講座 1,380 903 77 0 0 映画デー 48 0 0 0 0 ビデオ講習 9 0 0 0 0 0.934054 0.9226882 74,988 74,683 70,916 71,135 69,051 27,187 35,805 36,357 34,473 34,025 64,087 62,992 60,570 58,677 56,752 16,769 16,294 15,062 14,447 13,217 47,958 47,860 45,283 44,165 42,555 230,989 237,634 228,188 222,897 215,600 0 50,000 100,000 150,000 200,000 250,000 平成20 平成21 平成22 平成23 平成24 図書館 (本館) えほん図書館 東部市民センター 図書室 北里市民センター 図書室 味岡市民センター 図書室 (人) (年度) 385,183 376,645 355,936 353,952 355,242 179,353 236,106 245,406 237,847 237,706 289,718 282,562 266,299 256,113 241,088 77,312 71,224 66,708 62,781 57,014 222,954 217,395 205,458 197,953 187,334 1,154,520 1,183,932 1,139,807 1,108,646 1,078,384 0 200,000 400,000 600,000 800,000 1,000,000 1,200,000 1,400,000 平成20 平成21 平成22 平成23 平成24 (点) (年度) ❏利用状況 図書館・図書室の年間貸出点数・貸出者数の推移をみると、いずれも減少傾向になっ ています。 また、図書館に親しみを持ってもらうため、貸出以外の事業についても行われていま す。 図表:年間貸出点数・年間貸出者数の推移 図表:貸出以外の事業状況(平成 24 年度) (出典:公共施設白書) (出典:公共施設白書)

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36 図書館 25.1% パークアリーナ 13.2% 市民センター 9.8% 児童館 8.2% 老人福祉セン ター 6.9% まなび創造館 6.1% 地域の会館 3.7% 温水プール 3.4% 市民会館 3.2% その他 20.5% 老人福祉センター ❏市民アンケート 市民アンケートで、公共施設の利用頻度が比較的高い市民の方々のうち、よく利用す る公共施設名を一つ挙げてもらったところ、「図書館」の回答割合が 25.1%と最も多く、 市民の方々にとって最も利用する身近な施設となっています。 図表:よく利用する公共施設の割合(市民アンケート結果) ❏配置状況 配置状況をみると、小牧地区に2施設、味岡地区に1施設、篠岡地区に1施設、北里 地区に1施設と、概ね市全体にバランスよく配置しています。 █ 図書館・図書室のまとめ 建物の状況から、図書館(本館)は、施設の老朽化と狭隘化により新図書館建設の必 要性が高まっています。 利用状況からは、年間貸出点数・貸出者数が減少傾向になっていることから、利用向 上を目指した取組みの充実を図る必要があります。

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37 █ 施設ごとの今後の取組み № 施設名 今後の取組み 1 図書館(本館) 「新小牧市立図書館建設審議会」の結果を踏まえ進めます。 2 えほん図書館 (まなび創造館) こども向けに特化した図書施設で、市内外から多くの利用者があるため、 機能(サービス)は維持していきます。また、利用ニーズに応えた図書資 料の工夫や貸出以外の事業を充実させるなど利用向上を図ります。 3 東部市民センター 図書室 地域の生涯学習の拠点として重要な施設であるため、機能(サービス)は 維持していきます。また、利用ニーズに応えた図書資料の工夫や貸出以外 の事業を充実させるなど利用向上を図ります。 4 北里市民センター 図書室 5 味岡市民センター 図書室 █ 施設ごとの今後のスケジュール № 施設名 長寿命化 想定建替時期 H29~H38(1 期) H39~H48(2 期) H49~H58(3 期) 1 図書館(本館) ― ― ※1 ※1 ※1 2 えほん図書館 (まなび創造館) ※2 ※2 存続 ⇒ ⇒ 3 東部市民センター 図書室 ※2 ※2 存続 ⇒ ⇒ 4 北里市民センター 図書室 ※2 ※2 存続 ⇒ ⇒ 5 味岡市民センター 図書室 ※2 ※2 存続 ⇒ ⇒ ※1 図書館(本館)は審議会の検討結果を踏まえて対応するため、長寿命化及び想定建替年度 については、検討対象外としています。 ※2 長寿命化及び想定建替時期については、えほん図書館は再開発ビル(ラピオ)内の施設で あり、各市民センター図書室は市民センター内の施設であるため、機能面の評価を行ってい ます。 (年度)

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(7)文化施設

█ 文化施設の概要 郷土の資料を公開し、市民及び見学者の知識向上を図るため、歴史館を設置してい ます。歴史館は、小牧市のシンボルである小牧山の頂上にあり、考古資料や郷土資料 等の展示及び濃尾平野が一望できる展望室を有する施設となっています。

No. 施設名 地区 建築年度 延床面積 管理形態 1 歴史館 小牧地区 昭和 42 717 ㎡ 指定管理 ※ 民俗資料保存施設は倉庫であるため、本計画では対象外とします。 図表:文化施設の配置図 █ 文化施設の状況 ❏建物の状況 史跡である小牧山に立地しており、現在の場所での建替えは困難ですが、市のシン ボルとして重要な施設です。築 40 年以上を経過していますが、平成 18 年度に大規模 改修、平成 27 年度に耐震化工事を実施しています。

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39 █ 文化施設のまとめ 市のシンボルである小牧山と一体的な施設であり、長く利用していくため、今後も 引き続き計画的な維持修繕を行う必要があります。また、小牧山に整備予定である(仮 称)史跡センターと、本市の歴史を伝える情報発信の拠点として、また観光拠点とし ても連携を図っていく必要があります。 █ 今後の取組み № 施設名 今後の取組み 1 歴史館 計画的な維持修繕により長寿命化を図ります。また、小牧市の歴史を伝える 情報発信施設として、今後建設予定の(仮称)史跡センターと一体的に連携 を図り、観光資源として活用していきます。 █ 今後のスケジュール № 施設名 長寿命化 想定建替時期 H29~H38(1 期) H39~H48(2 期) H49~H58(3 期) 1 歴史館 ○ ※ 存続 ⇒ ⇒ ※ 想定建替時期について、現時点では史跡小牧山地内での建替えが難しいため、検討対象外 としています。 (年度)

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2.スポーツ・レクリエーション系施設

(1)スポーツ施設

█ スポーツ施設の概要 心身ともに健全な市民を育成するための施設として設置しています。スポーツの種目 ごとに様々な施設がありますが、本計画では体育館、トレーニングジム、柔道場、剣道 場等の建物を有する7施設について評価・検討します。 No. 施設名 地区 建築年度 延床面積 管理形態 主な建物機能 その他機能 1 大輪体育館 小牧地区 昭和56 869 ㎡ 指定管理 体育館 2 スポーツセン ター(まなび創 造館) 小牧地区 平成7 4,050 ㎡ 直営 アリーナ、トレーニ ングジム、フィット ネススタジオ 3 総合体育館 (スポーツ公 園内) 小牧地区 平成13 17,657 ㎡ 指定管理 メイン(サブ)アリ ーナ、トレーニング ジム、フィットネス スタジオ、会議室 サッカーグラ ウンド 4 総合運動場 (市民球場) 篠岡地区 昭和62 6,574 ㎡ 指定管理 野球場 ※、会議室等 多目的運動場 5 温水プール 篠岡地区 平成3 6,672 ㎡ 指定管理 温水プール 6 南スポーツセ ンター 北里地区 昭和55 2,983 ㎡ 指定管理 武道館、プール管理 棟、更衣室等 グラウンド、 屋外プール 7 勤労センター (体育館) 篠岡地区 昭和57 2,208 ㎡ 指定管理 体育館 ソフトボール 場、テニスコ ート 全体 41,012 ㎡ ※ 総合運動場の野球場については、観客席やロッカー室等の機能を有しているため、建物機 能として整理しています。

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41 図表:スポーツ施設の配置図 █ スポーツ施設の状況 ❏建物の状況 大輪体育館、南スポーツセンターの武道館、勤労センターの体育館は築 30 年以上を 経過していますが、耐震性は基準を満たしており、劣化状況は現時点で大きな問題は みられません。 総合体育館についても、比較的新しい建物であり現時点で問題はありません。 温水プールについては、劣化診断の結果、屋根・外装・内装・躯体の劣化が進行し ており、特に鉄骨部材がプールの塩素や結露などの室内環境から錆びて劣化が早くな っています。 ❏利用状況 スポーツ施設全体の利用件数は年間約 39.1 万件、利用者数は約 149.7 万人となっ ています。機能ごとにみると、アリーナ・体育室、温水プール、グラウンド・競技場 の利用者数が多くなっています。また、スポーツ公園は世界大会等でも利用されてい るほか、総合運動場はプロ野球のオープン戦で利用されているなど、独自の機能を有 しています。

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42 3,997 2,302 1,889 2,402 5,758 16,593 17,228 4,176 2,554 19,308 8,471 3,016 2,500 39,898 28,001 6,875 1,137 7,972 8,259 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 45,000 ス ポ ー ツ 公 園 温 水 プ ー ル 南 ス ポ ー ツ セ ン タ ー 大 輪 体 育 館 総 合 運 動 場 ス ポ ー ツ セ ン タ ー ( ま な び 創 造 館 ) (万円) 施設にかかるコスト 事業運営にかかるコスト 減価償却相当額 図表:施設ごと・機能ごとの利用者数(平成 24 年度) ❏コスト状況 施設ごとのコスト状況をみると、施設規模が大きいスポーツ公園(総合体育館を含 む)や温水プールのコストが特に大きくなっています。 図表:施設ごとのコスト状況(平成 24 年度) ※ 勤労センター体育施設は研修・宿泊施設も含めてコスト管理しているため、対象外として います。 431,322 82,103 32,641 132,875 86,466 84,169 41,194 67,881 87,786 24,546 24,124 235,516 86,483 693,184人 235,516人 108,913人 24,546人 82,103人 160,318人 192,372人 95,690235,51620,3663,4199037,81627,1447人/件 1人/件 5人/件 7人/件 91人/件 21人/件 7人/件 0 100,000 200,000 300,000 400,000 500,000 600,000 700,000 800,000 スポーツ公園 温水プール 南 スポーツ センター 大輪体育館 総合運動場 (市民球場) スポーツ センター (まなび創造館) 勤労センター (人) アリーナ・体育室 会議・集会 和室 トレーニングジム スタジオ 道場 グラウンド・競技場 テニスコート 温水プール 水泳プール(屋外) ジョギングコース その他 1件当たり利用者数 利用件数 利用者数 1日当たり利用者数 838人/日 1,992人/日 356人/日 463人/日 540人/日 利用者数 1,992人/日 80人/日 244人/日 延利用件数 39万854件 延利用者数 149万6,952人 (出典:公共施設白書) (出典:公共施設白書)

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43 -0.6 0.0 0.6 -0.6 0.0 0.6 子育て支援施設 生涯活動施設 市民文化施設 スポーツ・レクリエーション施設 福祉施設 保健施設 ハード面の満足度 高 低 ソ フ ト 面 の 満 足 度 高 低 93.1% 89.2% 23.1% 79.0% 30.9% 6.9% 10.8% 76.9% 21.0% 69.1% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 南スポーツセンター 大輪体育館 総合運動場(市民球場) スポーツ公園 温水プール 市内 市外 ❏市民アンケート 市民アンケート結果をみると、施設のソフト面(管理運営やサービス、機能、人員 配置など)・ハード面(建物本体や設備など)について、他の施設用途と比較して、市 民満足度が高い結果となっています。 また、利用者アンケートをみると、利用者の居住地については、スポーツ公園、温 水プール、総合運動場で市外の利用者割合が最も高くなっています。 図表:ソフト面・ハード面の総合評価(全施設類型) 図表:居住地別利用者(利用者アンケート対象施設のみ) (出典:公共施設白書)

参照

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