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発 表 者 の 修 士 論 文 タイトル 一 覧 文 字 弁 別 課 題 と 運 動 方 向 判 断 課 題 における 段 階 的 な 時 間 的 注 意 の 生 起 佐 藤 史 織 (B11401M) 大 学 生 を 対 象 とした 心 拍 変 動 バイオフィードバックによる 入 眠 改 善 の

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Academic year: 2021

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(1)

中京大学大学院 心理学研究科

平成 27 年度 修士論文中間報告会 抄録集

平成27 年

(2)

発表者の修士論文 タイトル一覧

文字弁別課題と運動方向判断課題における段階的な時間的注意 の生起 大学生を対象とした心拍変動バイオフィードバックによる入眠 改善の試み 継続的コラージュ制作が制作者に与える影響‐気分変容と自尊 感情の観点から‐ 非主張的自己表現スタイルを選択する要因についての検討―場 面特性と性格特性から― 身体感覚への気づきが脱中心化に及ぼす影響:マインドフルネス を媒介して 社交不安障害傾向を抱える大学生の心のありよう-他者視線に 着目して- 自己開示に着目した親・親しい友人との関係が青年の自尊心に与 える影響―発達的視点からの検討 社交不安における体験の回避の役割―行動抑制と不安感受性を 受けて― 出産・育児を経験した初産女性の実母との関係性の変化―子ども の発達にともなう継時的インタビューによる知見― コミュニケーションにおけるパーソナルスペースがもつ意義の 検討-私有空間の侵略による不安喚起との関係- 過剰適応的な学生の対象関係の検討-母子画を用いて- 社交不安および情動表出抑制傾向に対する芸術療法導入の試み 小学生に対する問題解決スキル訓練の関係性攻撃低減効果 ロールシャッハ・テストによるメンタライゼーション査定の試み 佐藤 史織 (B11401M) 伊藤さや佳 (B21401M) 牛田 英臣 (B21402M) 梶井 雅世 (B21403M) 加藤 夕貴 (B21404M) 金谷佐恵子 (B21405M) 柴田 茉知 (B21406M) 谷口美津紀 (B21407M) 冨田 紗季 (B21408M) 中西 美穂 (B21409M) 平沢はるな (B21410M) 平光 真由 (B21411M) 簗瀬 美咲 (B21412M) 山本 誠司 (B21413M)

(3)

各発表者の在席責任時間 タイムテーブル

西

7

14

10:30 12:30 14:30 16:30 18:30 20:30

7

15

10:30 12:30 14:30 16:30 18:30 20:30

7

16

10:30 12:30 14:30 16:30 ※網掛け部分 (灰色) は,各発表者の在席責任時間です。 発表は,中京大学八事キャンパス 3 号館 2 階廊下で行われます。発表者は申請時に希望した在席責 任時間 (合計 6 時間) の間,質疑に応じます。もちろん,在席責任時間以外の時間にも在席してもらっ て構いません。資料を配布される方は必要部数を各自でご用意ください。また,配布も各自でお願いし ます。 ( 火 ) ( 水 ) ( 木 )

(4)

文字弁別課題と運動方向判断課題における段階的な時間的注意の生起

佐藤 史織 (B11401M)

文字が高速逐次呈示されたとき,標的呈示タイミングが遅くなるほど上昇する標的弁別正答率の曲線 を,注意が目覚めていく様子になぞらえて,注意の目覚め (Attneitonal Awakening) と呼ばれている (Ariga & Yokosawa, 2008)。この現象が,時間的注意が覚醒していく段階を表しているのか,または, 高速に呈示される文字の最初のオンセットに注意捕捉することで生じた現象 (注意捕捉仮説) であるか を検証する。本研究では,先行研究の文字弁別課題に加えて,運動方向反応課題を被験者に課した。現 時点では,文字弁別課題で注意の目覚めは生起し,運動方向判断課題では生起していない。この結果は 注意捕捉仮説を支持している。 ① ② ③ ④ ⑤ (10:30-12:30) (12:30-14:30) (14:30-16:30) (16:30-18:30) (18:30-20:30) 7 月 14 日(火) ○ 7 月 15 日(水) ○ ○ 7 月 16 日(木)

大学生を対象とした心拍変動バイオフィードバックによる入眠改善の試み

伊藤さや佳 (B21401M) 睡眠は心身の回復をもたらすと言われている。しかし、大学生の睡眠状態は非常に悪いことが示唆さ れ、充実した大学生活の妨げとなっていると考えられる。睡眠の質を高めるためには、就床前に自律神 経活動が交感神経優位から副交感神経優位へ、つまりリラックス状態にあることが大切である。それに 対し有効な方法の一つとして、心拍変動バイオフィードバック法 (HRV-BF) がある。HRV-BF は、呼 吸法による心拍変動を可視化することで自己の身体的機能をコントロールする能力を促進させる。そこ で、本研究では、睡眠教育を行った上でHRV-BF を用いることにより、大学生の睡眠がより快適になる かを検討することを目的とする。 ① ② ③ ④ ⑤ (10:30-12:30) (12:30-14:30) (14:30-16:30) (16:30-18:30) (18:30-20:30) 7 月 14 日(火) 7 月 15 日(水) ○ ○ 7 月 16 日(木) ○

(5)

継続的コラージュ制作が制作者に与える影響‐気分変容と自尊感情の観点か

ら‐

牛田 英臣 (B21402M) 本研究では、コラージュ制作の前後で質問紙を実施し、コラージュ制作が気分変容と自尊感情に与える 影響について検討する。また、コラージュ制作を約1 ヶ月ごとに 3 回行う継続的コラージュ制作を実施 し、制作回数が気分変容と自尊感情に与える影響についても検討する。そして、特に気分変容と自尊感 情に影響が見られたコラージュ作品については、コラージュ制作後のアンケート、3 回目のコラージュ 制作後に実施するインタビューなどをもとに質的に研究する。 ① ② ③ ④ ⑤ (10:30-12:30) (12:30-14:30) (14:30-16:30) (16:30-18:30) (18:30-20:30) 7 月 14 日(火) 7 月 15 日(水) 11:30‐12:30 15:30‐16:30 ○ 7 月 16 日(木) ○

非主張的自己表現スタイルを選択する要因についての検討―場面特性と性格

特性から―

梶井 雅世 (B21403M) 自己表現や自己主張に関して、アサーションという概念を用いて多くの研究がなされている。非主張的 自己表現とは「自分は大切にしないが、相手を大切にする表現 (沢崎, 2006)」であり、アサーション概 念において適切でないものに分類される。しかし、日本の文化では個より場が優先され、他者との調和 を重んじ個を主張しないことが良いとされる傾向にある。従って、日本人は対話者やその場の状況に合 わせて表現スタイルを使い分けていると考えられ、非主張的自己表現が常に不適切だとは言い難い。よ って、本研究では、性格特性だけでなく仮想場面における場面特性も考慮に入れ、自己表現スタイルを 選択する要因を検討する。 ① ② ③ ④ ⑤ (10:30-12:30) (12:30-14:30) (14:30-16:30) (16:30-18:30) (18:30-20:30) 7 月 14 日(火) ○ ○ 7 月 15 日(水)

(6)

身体感覚への気づきが脱中心化に及ぼす影響:マインドフルネスを媒介して

加藤 夕貴 (B21404M) 脱中心化は思考や感情を心の中で生じた一時的な出来事として捉えることと定義されている。マインド フルネス認知療法ではマインドフルネスによって脱中心化が促進されるとされ、身体感覚への気づきは これらに直接的な影響を及ぼすとされる。また身体感覚への気づきを高めるボディスキャン瞑想は方法 に困難さが指摘され、例えばストレッチや動作課題のように、普段とは異なった、絶え間なく身体に注 意を向けられるような新たなステップの導入が提案されている。本研究では研究1 で身体感覚への気づ き、マインドフルネス、そして脱中心化との関係を検討し、この関係を元に、研究2 でボディスキャン 瞑想に対し、動作課題を導入することの効果を検証した。 ① ② ③ ④ ⑤ (10:30-12:30) (12:30-14:30) (14:30-16:30) (16:30-18:30) (18:30-20:30) 7 月 14 日(火) ○ ○ 7 月 15 日(水) 7 月 16 日(木) ○

社交不安障害傾向を抱える大学生の心のありよう-他者視線に着目して-

金谷佐恵子 (B21405M) 社交不安障害とは,初対面の人やあまり知らない人と会話,人前での発言や人前で文字を書いたり食事 をしたりすることなどに強い不安や緊張を感じることである。本研究の目的は,不安を喚起される場面 において,社交不安障害傾向を認識する大学生がどのような不安を抱えているのか,どのような身体症 状を呈するのか,不安が喚起された場合にどのように不安に対処しているのかといったことを尋ねると ともに,不安を喚起される場面で他者の視線を受けることにより不安の程度がどのように変化するのか といった心の揺れ動きを明らかにし,社交不安障害傾向を認識する人々それぞれの特徴をつかむことで 心理的サポートの手がかりを得ることである。 ① ② ③ ④ ⑤ (10:30-12:30) (12:30-14:30) (14:30-16:30) (16:30-18:30) (18:30-20:30) 7 月 14 日(火) ○ 7 月 15 日(水) ○ 7 月 16 日(木) ○

(7)

自己開示に着目した親・親しい友人との関係が青年の自尊心に与える影響―

発達的視点からの検討

柴田 茉知 (B21406M) 青年期において,親密な友人との良好な関係は青年の適応感に重要な影響を及ぼす。そのような良好な 友人関係は,内的な自己開示によって獲得される。更に,友人への自己開示が青年の適応感を高めるこ とも明らかにされている。その一方で,親との親密な関係が青年の適応感を高めることも示されてい る。すなわち,青年にとっては,親と友人が適応感を高める重要な存在なのである。本研究では,青年 の適応感に影響を与えると考えられる自己開示に注目する。親密な友人・母親を対象とした自己開示の 変化と,自尊感情との関連を見るために,全三回の質問紙を実施し,縦断的に青年の自己開示の変化を 検討する。 ① ② ③ ④ ⑤ (10:30-12:30) (12:30-14:30) (14:30-16:30) (16:30-18:30) (18:30-20:30) 7 月 14 日(火) ○ 7 月 15 日(水) 7 月 16 日(木) ○ ○

社交不安における体験の回避の役割―行動抑制と不安感受性を受けて―

谷口美津紀 (B21407M) 社交不安は素因や環境要因などさまざまな要因との関連が示されている。近年では、Acceptance & Commitment Therapy (ACT) における「体験の回避」が注目されている。体験の回避は「思考、感情な どの好ましくない私的体験を排除、回避しようとすること」である。ACT では、その人が生きる上で何 に価値を見出すかが重要であるとされている。そのため社交不安の素因との関連に注目した研究は少な い。しかし、体験の回避は社交不安の素因である「行動抑制」や「不安感受性」の影響を受けて形成され ることが指摘されており、その役割の検討は重要である。本研究では、社交不安における体験の回避の役 割を素因との関係に注目して検討した。 ① ② ③ ④ ⑤ (10:30-12:30) (12:30-14:30) (14:30-16:30) (16:30-18:30) (18:30-20:30) 7 月 14 日(火) ○ ○ 7 月 15 日(水) 7 月 16 日(木) ○

(8)

出産・育児を経験した初産女性の実母との関係性の変化―子どもの発達にと

もなう継時的インタビューによる知見―

冨田 紗季 (B21408M) 母―娘関係は娘のライフイベントにともなって変化することが知られており,特に妊娠・出産は大きな 影響力を持っている (Fisher, 1981)。とりわけ初産の女性はその傾向が顕著で,子育てを通しての実母と のネガティブな思い出がポジティブに捉えなおされることなどが報告されている (小林, 2010)。本研究 では,初産の女性に対して数ヵ月にわたって継続的に行ったインタビュー等のデータに基づき,従来の 視点をベースに,初産婦が感じた自身の変化や実母の変化,子どもの発達などを踏まえた母-娘関係の 再構造化の過程を明らかにする事を目指す。 ① ② ③ ④ ⑤ (10:30-12:30) (12:30-14:30) (14:30-16:30) (16:30-18:30) (18:30-20:30) 7 月 14 日(火) 7 月 15 日(水) ○ ○ 7 月 16 日(木) ○

コミュニケーションにおけるパーソナルスペースがもつ意義の検討-私有空

間の侵略による不安喚起との関係-

中西 美穂 (B21409M) パーソナルスペースと関連が指摘されている「コミュニケーションスキル」の高低、また不安傾向との 関連を検討し、それぞれのパーソナルスペースの取り方を調査する。また、コミュニケーションスキ ル、不安傾向によってグループ分けをし、パーソナルスペースの意義について面接調査を行う。これに より、パーソナルスペースが対人関係、おもにコミュニケーションに不安をもつ人物においてどのよう な役割をもっているのかについて検討する。 ① ② ③ ④ ⑤ (10:30-12:30) (12:30-14:30) (14:30-16:30) (16:30-18:30) (18:30-20:30) 7 月 14 日(火) ○ 7 月 15 日(水) ○ 7 月 16 日(木) ○

(9)

過剰適応的な学生の対象関係の検討-母子画を用いて-

平沢はるな (B21410M) 本研究は、自分の言いたいことややりたいことを抑えてでも相手を優先した結果、無理をしてしまう傾 向をもつひとを「過剰適応傾向者」とし、①過剰適応的な行動をとりがちな学生がどのような対象関係を 持っているのか、②過剰適応的な関わりがどのようにして作られてきたのかの 2 点について検討するこ とを目的とする。また、過剰適応者の問題点と言われてきた「自己価値の随伴性」について、無理をして も周囲からの承認を得ることが本来感を底上げしているという肯定的な側面にも焦点を当てる。大学生 に対して個別に質問紙・母子画・面接を実施し、過去から現在まで周囲とどのような関わりを持って来た のかについて調査する。 ① ② ③ ④ ⑤ (10:30-12:30) (12:30-14:30) (14:30-16:30) (16:30-18:30) (18:30-20:30) 7 月 14 日(火) 〇 7 月 15 日(水) 〇 7 月 16 日(木) 〇

社交不安および情動表出抑制傾向に対する芸術療法導入の試み

平光 真由 (B21411M) 社交不安障害の要因の一つに情動制御不全がある。中でも情動表出抑制は社交不安に特異的に関連し、 情動表出抑制に焦点をあてた介入は社交不安の改善に有効である可能性が示唆されている。一方、芸術 療法には日常生活では表現できない抑圧された感情を安全に表現でき、自己への気付きを促すといった 効果がある。これらのことから、芸術療法には過剰な情動表出抑制を緩和させ、社交不安を低減させると 考えられる。本研究では、自らの情動に目を向け、情動への理解を促すことを目的とした芸術療法を実施 し、社交不安や情動表出抑制にどのような影響を与えるのか検討する。また、社交不安の予防・改善につ ながるようなワークの作成を目的とする。 ① ② ③ ④ ⑤ (10:30-12:30) (12:30-14:30) (14:30-16:30) (16:30-18:30) (18:30-20:30) 7 月 14 日(火) ○ ○ 7 月 15 日(水)

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小学生に対する問題解決スキル訓練の関係性攻撃低減効果

簗瀬 美咲 (B21412M) 近年、いじめ問題が注目を集め、関連する概念として関係性攻撃に対する介入の重要性が指摘されてい る。関係性攻撃とは、対人関係にダメージを与えたり、支配したりすることにより害を与える行動と定義 される。こうした攻撃行動への有効な介入として、問題解決スキル訓練が注目されている。問題解決スキ ルとは、社会的場面において対処法を案出・評価する認知プロセスのことであり、小学生における訓練の 効果が示されている。しかし、認知発達を考慮する必要があるなどの問題点も指摘されており、さらなる 研究の蓄積が求められる。そこで本研究では、小学生に対して問題解決スキル訓練を実施し、関係性攻撃 の低減効果を検討した。 ① ② ③ ④ ⑤ (10:30-12:30) (12:30-14:30) (14:30-16:30) (16:30-18:30) (18:30-20:30) 7 月 14 日(火) ○ ○ 7 月 15 日(水) 7 月 16 日(木) ○

ロールシャッハ・テストによるメンタライゼーション査定の試み

山本 誠司 (B21413M) メンタライゼーションとは、「自己や他者の精神状態を考える能力」とされる概念で、自己の一貫し た感覚、他者との関係を形成・維持する能力、感情体験を調整する能力などと関連し、安定した愛着関 係の中で発達すると考えられており、近年の精神分析において大きな影響を与えている。メンタライゼ ーションの査定について現在いくつかの方法が考案されているが、さらなる査定法の開発が期待され、 ロ・テストがその査定に有効であるという知見がある (Adam ら, 2012)。本研究では、質問紙によって 測定されたメンタライジング能力が、どのロ・テスト変数と関連するのかを検討し、メンタライゼーシ ョン査定におけるロ・テストの有用性について検証する。 ① ② ③ ④ ⑤ (10:30-12:30) (12:30-14:30) (14:30-16:30) (16:30-18:30) (18:30-20:30) 7 月 14 日(火) 7 月 15 日(水) ○ ○ 7 月 16 日(木) ○

参照

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