大水深基礎に作用するサクション力の効果
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(2) 土木学会第57回年次学術講演会(平成14年9月). 0.1. 0.2. -10. 時間 (sec). -20 -30. 0. 0.1. -10. 0.2. 0.3. 時間 (sec). -20 -30. ケース10 ケース16. W1(角速度0.1rad/s) 10. 10. 10. 0. 0. 0. -10. 0.3. 時間 (sec). -20 -30. W1(角速度0.2rad/s). 0. 0.1. -10. 0.2 時間 (sec). -20 -30. ケース11 ケース17. 時刻 t h. 基礎. 負圧の分布 (a)水深 小. 0.2. vp・t (b)水深 大. 0.3. 時間 (sec). -20 ケース10 ケース16. W4(角速度0.1rad/s). 10 0 0. 0.1. 0.2. -10. 0.3. 時間 (sec). -20. 0. 0.1. 0.2. -10 -20 -30. ケース11 ケース17. 0.3. 時間 (sec). ケース11 ケース17. W4(角速度0.2rad/s) -40. 基礎端からの距離 図-3 基礎底面の水圧. 時刻 t. 水深≈0. 0.1. -40. -40. 短. 0 -10. -30. ケース10 ケース16. W3(角速度0.1rad/s). W3(角速度0.2rad/s). -40. 0.3. 時間 (sec). -30. ケース11 ケース17. W2(角速度0.2rad/s). -40. 0.3. 水圧 (kPa). -40. 0.2. 0.2. -20. -40. 0.1. 0.1. -10. -40. 0. 0 0. -30. ケース10 ケース16. W2(角速度0.1rad/s). 長. 0.100 浮上り開始からの時間 (sec). 水圧 (kPa). 0.3. 0.100 (角速度0.1rad/s). 浮上り開始からの時間 (sec). 0. 10. 水圧 (kPa). 0. 水圧 (kPa). 10. 0 水圧 (kPa). 10. 0. 水圧 (kPa). 10. 水圧 (kPa). 水圧 (kPa). III‑590. W2. 0.050. W3. W4. 0.000. (角速度0.2rad/s). W2. 0.050. W3. W4. 計算式 (h=250mm) 計算式 (h=500mm) 実験値 (h=250mm) 実験値 (h=500mm). 0.000 0. 50 100 150 基礎端からの距離 (mm). 図-4 水深差の影響. 図-5. v p = 2 g∆h / (1 + K sc ). 200. 0. 50 100 150 基礎端からの距離 (mm). 200. 流入水到達時間. (1). 負圧 (kPa). 式(1)では流水断面の急縮による形状損失を考慮しており,g,Ksc はそれぞれ重力加速度,損失係数である。 この圧力水頭差の伝播速度 vp が負圧のピーク値に影響する範囲は,浮上り端から距離 vp・t までの領域と考え られる。したがって,水深 h の場合の水圧分布は図-4(b)に示すイメージのものとなる。図-5 は,管路の急 縮小の損失係数を参考に Ksc を 0.1 とした場合の浮上り開始からの時刻と vp の影響範囲との関係(計算値) および,各水圧計測点における浮上り開始から水圧ピーク時までの時間を示している。実験値が計算式を上 回っている場合には伝播速度 vp の影響を受けていることを意味しており,図-3 で示した負圧のピークが一 致しない領域(無着色のグラフ)と概ね対応する。 4.基礎底面に作用する負圧 25 図-3 では,いずれの計測点も角速度が大きい方が負圧のピークは大きな 20 値を示している。そこで,負圧のピーク値と底面の浮上り速度との関係を図 15 -6 に示した。ここにプロットしたデータは,表-1 以外のケースも含め,3 10 で述べた圧力水頭差の伝播速度 vp の影響を受けないものを対象としている。 y = 4.5747x0.3587 5 R2 = 0.3798 同図に累乗曲線による近似式を示したが,底面の浮上り速度と負圧のピーク 0 値との間に概ね近似曲線のような相関があるものと思われる。ただし,ピー 0 20 40 60 80 浮上り速度 (mm/s) ク値の絶対値は基礎底面と地盤との密着の程度に依存すると思われ,発生す 図-6 最大負圧と浮上り速度 る負圧の推定を行うにはさらに検討を進める必要がある。 5.まとめ a) 水深があると、基礎の浮上りにより基礎端部付近に発生する負圧を小さくするが、この影響を受けない 領域では,水深によらず同じ負圧が発生し、大きなサクション力が作用することが確認された。また, 水深の違いによる圧力水頭差の影響範囲について,ベルヌイの方程式を用いて実験結果を概ね説明する ことができた。ただし,模型規模が小さいことから流入水の摩擦損失を考慮しなかったが,実際の基礎 ではその影響が大きく現れる可能性がある。 b) 基礎底面に発生する負圧は,底面の浮上り速度と相関性があることが確認された。 なお,引き続き本報(その2)1)においてサクション力が作用する基礎の動的応答に関する検討を行う。 参考文献 1) 大塚雅裕,福井次郎,喜多直之:大水深基礎に作用するサクション力の効果(その 2:地震時にサクショ ン力が作用する基礎の応答特性),土木学会第 57 回年次学術講演会講演概要集,2002.9. ‑1180‑.
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