Watcher Mini2
ZETA92JP環境観測ノード
(NBI-WM0203)
取扱説明書
使用上の注意事項: 製品の破損または下記の指示に従わなかったことによる故障については、製品保証サービ スの適用外です。ご不明な点は[email protected]にお問合せください。 <注>製品仕様は予告なしに変更されることがあります。 • 製品IDが保証書記載のIDと一致するかどうかご確認ください。一致しない場合は [email protected]までご連絡ください。 • 製品の外装ケースを開けないでください。 • 製品のネジ部に触れないでください。防水不良の原因となります。 • 製品を液体に長時間浸さないでください。 • 製品を火中に投げ込まないでください。 • 製品を振動環境や衝撃環境に置かないでください。 • 有害な化学薬品、引火性または爆発性のガス、高圧など極端な環境に設置しないで ください。
1.
製品概要
1.1 はじめに
Watcher Mini2は、NB-Innovationsが開発した温室用ワイヤレスリモートデータ取得ノ ードで、気温・湿度・照度統合センサで温室内の環境を正確に測定します。測定された3つ の基本データは、ZETA無線通信プロトコルを介して管理プラットフォームにアップロード されます。ユーザーは、温室内の各所にWatcher Mini 2を設置するだけで、温室全体の状 況について環境データを管理プラットフォームで視認することができます。また、温室内の 作物が良好に成長するために、温室内に発生する異常状況に対し的確かつ正確に対処するこ とができるようになります。1.2 機能ハイライト
1. 小型軽量で設置が容易。 2. 高い測定精度と速いレスポンス。 3. 統合センサにより3種の基本パラメータを同時計測。 4. ZETA無線通信プロトコルを採用。 5. 低消費電力設計、太陽光なしで少なくとも10日間の連続使用、ソーラーパネル を使用すれば、「無結線」と「連続充電」を実現可能。1.3 梱包リスト
1 ノード本体 1台 2 ソーラーパネルアセンブリ 1個 3 通信用アンテナ 1本 4 USB充電ケーブル 1本 5 ソーラーパネル取付ピン 1袋 6 タイラップ 適量1.4 製品仕様
外装素材 PC+ABS 重量 ≒250g 防塵/防水レベル 本体:IP65 センサ:IP53 動作温度 -10℃~50℃ 搭載センサ 気温・湿度・照度統合センサ インターフェース アンテナ端子、充電端子 内蔵充電池 3.7V 1800mAhリチウム電池 転送プロトコル/周波数 ZETA/920MHz帯 送信間隔 5分1.5 寸法
2. 本体詳細
2.1 構造解説
気温・湿度・照度統合センサ アンテナ端子 電源ボタン 充電端子設置と動作および保守と保管のために、本体の背面ラベルにデバイスID、通信方式、内蔵電 池仕様などが記載されています。 長期間の使用によりラベル情報が消失した場合に備え、 ラベル記載情報のバックアップ記録を作成することをお勧めします。 製品型番 通信方式 内蔵電池 デバイスIDと 2次元バーコード
2.2 気温・湿度・照度統合センサ
Watcher Mini2環境観測ノードは、気温・湿度・照度統合センサが標準で搭載されていま す。このセンサは、大気温、相対湿度、光強度の3つの基本パラメーターを同時に測定しま す。Watcher Mini2は、その他のセンサを接続することはできません。 測定要素:大気温、相対湿度、照度 範 囲: 照度 0~188000ルクス 温度 -40℃~125℃ 相対湿度 0~100%RH 分解能: 照度 min 0.09ルクス 温度 0.04℃ 相対湿度 0.7%RH 精 度: 照度 ±5% 温度 ±0.3℃ 相対湿度 ±0.3%RH 外装素材:PC+ABS 防塵/防水レベル:IP532.2.1 照度センサ
照度とは、単位面積あたりの可視光の光束をルクス単位(LuxまたはLx)で表したものです。 。 照明の強度および物体の表面積が照らされる程度を示す照度は、太陽放射の強度、特に植物 の光合成に有効なスペクトル成分をも表すことができます。 Watcher Mini2の照度測定は、白色半球の直下に配置された光強度測定プローブによって計 測されます。白色半球は太陽光が測定プローブに斜めに入射するときに生じるコサイン誤差 を軽減する補正器の役割を持ちます。正確な測定結果を得るために、センサは開放された障 害物のない環境に設置され、可能な限り上空を向くようにしてください。また、上部の白色 半球部が汚れていないように注意してください。2.2.2 温湿度センサ
温度センサで、高温および低温空気の大気温を、湿度センサで相対湿度を計測します。 各種植物には、最適生育温度および相対湿度を持っています。過度に高いまたは低い温度お よび湿度は、その発育に悪影響を与えるばかりか病気の原因にもなります。 温湿度測定では良好な換気環境が必要です。また、直射日光による誤差を回避するためにW atcher Mini2に搭載される温湿度測定プローブは、複数の放射線防護被覆シートが積重ねら れた中空の「測定空間」に配置されます。放射線防護被覆シートの外装となる反射材は、直 射日光の大部分を反射し、太陽放射による誤差を低減します。さらに、良好な換気状態を確 保するためのギャップを持っています。 センシングエリア全体の「複数の屋根を重ねた」 のような構造は、雨滴の内部への侵入をブロックするために非常に効果的です。 正確な測定値を得るために、気温・湿度センサ部は充分に大気の流れがある環境に設置して ください。また、センサが上下逆に取り付けられていると、雨がセンサ内部に侵入し故障の 原因となりますので注意してください。2.3 アンテナ端子
本体のアンテナインターフェースは、ZETA通信アンテナを取り付けるために使用され、仕 様は外部ネジ付SMAです。 本体の浸水による故障やアンテナ接続部の故障の可能性がありますので、アンテナインター フェースの固定ナットを外さないように注意してください。通信障害を防ぐために、アンテ ナインターフェースは慎重に扱ってください。 良好な通信品質を確保するために必ず付属のアンテナを取り付けてください。 アンテナを 取り付けの際は、アンテナのコネクタと本体のアンテナ端子の位置を合わせ、アンテナの固 定ナットを時計回りに締め付けます(この時点で約1~2 mmのギャップが残ります)。アン テナ端子とアンテナは同一線上あり、ぐらつきや緩みがないことを必ず確認してください。3. 無線通信
3.1 ZETA
ZETA無線通信モジュールはWatcher Mini2 に実装されています。ZETA通信は、マルチホ
ップアドホックネットワークアクセス、分散ネットワーク構造および超狭帯域(UNB)通信技
術は、高いカバレッジを実現する一方、他のLPWAN技術の3~10倍のネットワークキャパ
シティーを提供することができます。本製品は、低消費電力(バッテリーライフ1ヶ月)を実
現しており、3G信号が微弱な遠隔地や広域現場での使用に適しています。
Watcher Mini2 を使用するためには、別途ZETAアクセスポイント(AP)およびZETA Cloud
Platformサービスの契約が必要です。ZETAアクセスポイント(AP)の具体的な取り付け方法
や使用方法ならびにZETA Cloud Platformサービスの詳細につきましては、関連ドキュメ
ントを参照してください。
3.2 アンテナ
Watcher Mini2には、ZETA通信に適応した認証済みのロッドアンテナが同梱されています。 利得:2dBi コネクタ:SMA 良好な通信品質と効果的な通信距離を確保するためには、アンテナを確実に接続し、本体の 垂直方向(上空方向)にアンテナを向ける必要があります。 同梱されたアンテナ以外のアン テナを本体に取付けないでください。 本体アンテナ部の半径5m以内には、可能な限り大き な金属構造、強磁場、交流高電圧等が無いように注意してください。これらによる干渉は、 通信品質に影響を与え、無線信号を減衰することがあります。4. 電源
4.1 電池
Watcher Mini2には、電源用に充電式リチウム電池が内蔵されています。 電 圧:3.7V 放電終了時電圧:2.75V 充電終了時電圧:4.2V 容 量:1800mAh 動作温度:充電時 0~45℃ 放電時 -20~60°C 保存温度:0~35℃ 本体の電力管理モジュールは、リチウム電池の充電と放電を制御し、過放電や過充電を監視 し耐用年数を3年以上にすることを可能にしています。また、バッテリーの寿命を縮めない SMA固定ナット部ために、動作温度範囲外では使用しないでください。 本体の各種コンポーネントが動作すると、リチウム電池の電力がゆっくりと消費され、電圧 が低下すると(電圧<3.6V)、本体は動作を停止してスリープ状態に入ります。 長期間連続して動作させるためには、リチウム電池を継続的に充電する必要があります。 なお、Watcher Mini2は工場出荷時にフル充電されていないため、最初に使用するときには 完全に充電してからの使用をお勧めします。
4.2 充電端子
Watcher Mini2の充電端子を利用すると、ソーラーパネルまたはUSB充電ケーブルを使用し て内蔵電池を充電できます。充電端子は、センターピン径2.0mmの5.5mmDCソケットの充 電インターフェース仕様を備えています。 対応するDCソケットプラグ仕様は、外径5.5mm、 内径2.1mmです。充電プラグはソケットへ最後まで確実に差込んでご使用ください。 充電端子 防水カバー注意:充電コネクタを使用していない場合は、防水キャップを施し、異物の混入による短絡 や破損を防いでください。 充電端子に供給する電力が小さすぎると充電ができなくなり、 電力が多すぎると本体の内部回路が破損する原因となります。
4.3 ソーラーパネル
ソーラーパネルは、太陽エネルギーを電気エネルギーに変換してWatcher Mini2を充電しま す。 ソーラーセル:単結晶シリコン 最大電力:2W 最大電圧:7.5V 最大電流:250mA 寸法:150mm×96mm 重量:≒60g 確実に 挿入する設置時には、ソーラーパネルが十分な太陽光を受けることができるように、水平面で約45° の角度で、南向きに設置されているのが最適です。 ソーラーパネルは、遮光を可能な限り 避けるべきであり、表面に付着する異物にも注意する必要があります。これらは、ソーラー パネルの発電効率を低下させる原因になります。設置後は、定期的にソーラーパネル表面を クリーニングすることをお勧めします。 Watcher Mini2には、ソーラーパネルを正確に取り付け、本体を設置するために使用できる 取付ブラケットが標準装備されています。
4.4 USB充電ケーブル
本体内蔵の充電池容量が低すぎる(長期未使用等)場合や、ソーラーパネルによるが充電がで きない場合(屋内で日照無しや雨天など)は、USB充電ケーブルを用いて充電することができ ます。Watcher Mini2には、一端に標準USBコネクタ、もう一端に5.5mm DCコネクタを備 えたUSB充電ケーブル(1m)が同梱されています。通常のAC/USBアダプタが使用できます。 ブラケット取付穴 受光面 DCコネクタ (外径5.5mm、内径2.1mm)AC/USBアダプタは同梱されていませんので、別途で準備する必要があります。 INPUT:AC 110V~220V OUTPUT:DC 5V 2A
4.5 消費電力
Watcher Mini2は、満充電で約10日のバッテリー寿命(バッテリー起動電圧4.1V、ZETA通 信、データ送信間隔5min)を実現する低消費電力設計となっています。ソーラーパネルを用 いて晴天時に連続給電を行えば、長期間の連続使用が可能になります。4.6 スイッチとインジケーター
Watcher Mini2 本体正面下部には、起動スイッチがあります。 USB インターフェース DCコネクタ (外径5.5mm、内径2.1mm)スイッチを押すと、スイッチは押し込まれた状態になり本体が起動します。 本体の作業サ イクルには、初期化、センサーデータの読み取り、データ通信の接続と送信、応答の待機、 コマンドの実行、およびスリープが含まれます。 スリープ時間の長さは、本体がセンサデ ータを収集する時間間隔に由来します。スリープ時間が短いほど、データポイントは密にな り、スリープ時間が長いほど、データポイントは疎になります。 同時に、スリープ時間が 短くなればなるほど平均消費電力は大きくなり、バッテリー寿命は短くなります。逆も同様 です。 スリープが終了すると、自動的に起動して次の作業サイクルに入ります。 もう一度スイッチを押すと、スイッチが跳ね戻り、本体の電源が切れて動作を停止します。 電源オフ後に再度電源をオンにする際は、30秒待つことをお勧めします。そうしないと、W atcher Mini2が正しく動作しない可能性があります。 接続されたソーラーパネルまたはUSB充電ケーブルは、スイッチが押されているか否かにか かわらず本体を充電できます。 赤色LED インジケーター
電源スイッチには、現在の状態を示すための赤色LEDが備わっています。 点灯パターンは以下の通りです。 点灯パターン 本体ステータス ○————常時点灯 初期化開始とセンサデータ読込み ○●○●○●... 短間隔点滅 データ受信成功 ○-●-○-●-○-●-...長間隔(ゆっくり)点滅 データ送信成功 ○—●-○—●-○—...点灯と消灯 ネットワーク障害 ●————常時消灯 スリープモードまたは電源OFF データのやり取りが完了するとインジケータライトは消灯し、データ収集が完了してスリ ープ状態に入ったことを示します。スリープ状態終了後に自動的に起動して、データ収集お よび送信の新しいラウンドを開始します。 本体の再起動の際、スイッチをOFFにして電源が完全に切断されるまでに30秒以上かかり ますのでご注意ください。 注:本体の電源がONの状態(スイッチが押されている状態)でセンサ、アクセサリー、 ソーラーパネルおよびUSB充電ケーブルを接続しないでください。エラーや破損を引き起こ す可能性があります。
5. 設置
製品を効率よく使用するには、適切で信頼性の高い設置が前提条件となります。 以下の手 順に従ってWatcher Mini2 を設置してください。 (設置時は本体の電源をオフにしてくだ さい。)初めて設置する場合や本体内蔵電池が不足している場合には、先ずUSB充電ケーブ ルを用いて充電してください。5.1 パッケージリスト
①:ノード本体 ②:ソーラーパネルアセンブリ ③:通信用アンテナ ④:USB充電ケーブル ⑤:ソーラーパネル取付ピン ⑥:タイラップ①
②
③
④
⑤
⑥
5.2 設置場所
Watcher Mini2の設置場所の選択は、以下の原則に従う必要があります。 1.設置場所は、高電圧電線、変電所、振動、酸・アルカリ、熱源等の特殊な場所を避け、 環境が安定していること。 2.設置場所は、空きスペースが充分に広く、空気の循環が良く、作物や壁などの覆いが無 いこと。 3.設置場所から半径5m以内に、大きな金属製の構造物、障害物、強い磁界、高電圧交流電 源等が無いこと。 4.ソーラーパネルの性能に影響を与えないよう、設置場所の南側には遮蔽物が無いこと。 ソーラーパネル 取付穴 本体固定用スロット5.3 設置手順
①Watcher Mini2は、温室内の適切な支柱に設置します。適切な支柱がない場合には支柱
を用意してください。設置する高さは、一般的に地上から1.5mが適切です。 支柱は可
能な限り垂直でぐらつきの無い状態にします。支柱に必要な最小直径は38mmです。
③プラスチック製リベット(ソーラーパネル取付ピン)2個を取り外し、ソーラーパネルとブ ラケットの取付穴を通してリベットを強く押し、ブラケットにソーラーパネルを固定し ます。 ④タイラップを使用して、取付ブラケットの本体固定用スロットを経由して支柱に本体を 固定します。 アンテナとセンサが上空を指し、ソーラーパネルが南向きになるように 本体の設置方向を調整します。 本体が安定するようにタイラップを締めて調整します。 ソーラーパネル 取付ピン
⑤ソーラーパネルのコネクタを本体の充電端子に差し込みます。
6. SaaSプラットフォーム
NB-Innovationsは便利で使い易い農業ビッグデータ・プラットフォームを提供しています。 このプラットフォームを利用するユーザーは、圃場等を簡単に管理することが可能になり、 Watcher Mini2 によってアップロードされた履歴データも閲覧できます。7.長期保管
長期保管が必要な場合は、Watcher Mini2 本体および各種コンポーネントを梱包箱に戻し、 直射日光を避け乾燥させた状態で0~35℃の環境で保管してください。 同時に本体の電池 残量を毎月チェックする必要があり、残量が10%以下の場合はリチウム充電池の損傷を防 ぐために50%以上に充電する必要があります。8.製品保証
Watcher Mini2 には、保証書が同梱されます。保証期間と補償範囲、免責事項等につきま しては、保証書をご参照ください。 尚、保証書は再発行いたしませんので、大切に保管してください。9. 問い合わせ先
株式会社テクサー 〒105-0013 東京都港区芝2丁目5-19 ITOビル5階 TEL:03-6803-4317 FAX:03-6803-4318 [email protected]709,Building 2, Xunmei Technology Plaza,
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