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電磁誘導と電磁エネルギー

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Academic year: 2021

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工業科「電気基礎1」学習指導案

広島県立三次青陵高等学校 電 気 科 今 谷 浩 信 1 対象クラス 総合学科2年 電気・情報系(男子10名,女子0名,合計10名) 2 実施日時 平成20年1月29日(火)4校時 3 場 所 444教室 4 使用教材 電気基礎1(実教出版),電気基礎1・2演習ノート 5 単元名 第2章 電流と磁気 4 電磁誘導と電磁エネルギー 6 単元について (1)単元観:電磁誘導は発電機等に利用される原理である。ここでは,電磁誘導 によって生じる起電力,インダクタンス,電磁エネルギーの基礎的な知識と技 術を身に付けさせる。内容に,ファラデーの法則,レンツの法則,フレミング の右手の法則等の身に付けるべき知識が多い単元でもあるため,授業展開の工 夫が必要である。 (2)生徒観:電気的諸現象について,イメージすることを苦手とする生徒が多い。 また,学習意欲が低く,諸量の計算では,公式を覚えることに留まり,その原 理については理解していない者も多い。 (3)指導観:学習活動の中で,生徒に対する電気に関する興味付けが出来ていな い状況がある。ここでは,電気的現象の簡単な実験をすることで,生徒の学習 意欲を喚起し,理解促進へつなげたい。また,この単元は科目「電気機器」に おける変圧器に通じる内容でもあるため,関連付けを行うことにより電気に対 する生徒の関心・意欲も高めたい。 7 単元の目標 ○ 磁気現象・磁界の強さ・磁束・磁束密度・磁気回路・磁性体・磁化曲線・電磁 力・電磁誘導作用・インダクタンス及び電磁エネルギーについて,物理現象とし て捉えることができる。 ○ 電磁誘導によって生じる現象の諸量及び電磁エネルギーについて,基礎的な計 算ができる。 ○ フレミングの法則とレンツの法則を理解し,区別して考えることができる。

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8 単元の評価規準 関心・意欲・態度 思考・判断 技能・表現 知識・理解 ・ 電 磁 誘 導 と 電 磁 エ ネ ル ギ ー に 関 す る 諸 量 を 物 理 的 な 現 象 と し て 捉 え よ うとしている。 ・ 電 磁 誘 導 と 電 磁 エ ネ ル ギ ー が 果 た す 役 割 を 知 り , 活 用 し よ う と す る 態 度 を 身 に 付 け よ う としている。 ・電磁誘導に関す る法則の意味を理 解し,諸現象を区 別して考えようと している。 ・電磁誘導によって 生じる諸現象につい て説明することがで きる。 ・電磁誘導によって 生じる現象の諸量に ついて基礎的な計算 ができる。 ・電磁誘導に関する 基礎的な計算ができ る。 ・電磁誘導と電磁 エネルギーに関す る基礎的・基本的 な 知 識 を 身 に 付 け,その意義や役 割について理解し ている。 9 指導計画(全7時間) 次 学習内容(単元) 時 間 備 考 1 電磁誘導 2時間 本時(1/2) 2 インダクタンス 3時間 3 電磁エネルギー 1時間 4 まとめ(計算問題 等) 1時間 10 本時の展開 (1)本時の目標 ・誘導電流及び誘導起電力について関心を持ち,問題解決にあたろうとする態 度を身に付け,レンツの法則やファラデーの法則を適切に用いて,基礎的な計 算をすることができる。 (2)本時の評価規準 関心・意欲・態度 技能・表現 ・誘導電流及び誘導起電力について関 心を持ち,問題解決にあたろうとする態 度を身に付けようとしている。 ・誘導起電力について,基礎的な計算が できる。

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(3)学習の展開 段 階 教授(○)・学習活動(●) 指導上の注意点 評価規準 評価方法 導 入 5 分 ○本時の学習目標と意義 について説明する。 展 開 40 分 ○誘導電流について説明す る。 ●既習事項をもとに,なぜ そうなるのか考える。 ○ファラデーの法則とレン ツの法則について説明す る。 ○誘導起電力の求め方につ いて説明する。 ●練習問題を解く。 ・コイルと磁石を用い て実際に実験すること で,学習意欲を向上さ せる。 ・電気機器の内容と関 連付けをすることで理 解を深化させる。 ・公式を覚えさせるの ではなく,なぜそのよ うになるのかを説明す る。 ・机間指導を行う。 ・誘導電流及び誘導 起電力について関心 を持ち,問題解決に あたろうとする態度 を身に付けようとし ている。(関心・意 欲・態度) ・誘導起電力などに ついて,基礎的な計 算ができる。 (技能・表現) 行動観察 ノート 演 習 ノ ー ト ま と め 5 分 ○本時のまとめを行う。 ○次回の学習内容の予告を する。 ・ノートを提出させる。 教材 教科書「電気基礎1」(実教出版),電気基礎1・2演習ノート,実験機器

参照

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