公社会人のフィジカル・レクリエーシヨンに関する研究 一 一名古屋市内公立高等学校の卒業生の場合一 一
会 レジャーとレクリエーションの補完関係に関する一考察 一 一レクリエーションの構造論 (その2
ト ー
会 レクリエーションの意味論
会 A TYPOLOGY FOR THE STUDY OF RECREATIONAL DECISION STYLES.
女 ENVIRONMENTALMEANING.A CASE STUDY
。
会レジャーを考える。レ ク リ エ ー シ ョ ン 研 究
一一一目
次 一 一 一
中 島 豊 雄 …… 社会人のフィジカル・レクリエーションに関する研究… 1 坪 田 暢 允 一 一 名 古 屋 市 内 公 立 高 等 学 校 の 卒 業 生 の 場 合 一 一 小田切 毅 一 …… レジャーとレクリエーションの補完関係κ
関する 一 考 察 ・H ・H ・H ・H ・...・H ・H ・H ・..……...・H ・..……… 12 一一レクリェーションの構造論(その2)一一 薗 田 碩 哉 … … レク9
ェーションの意味論...・H・..………...・H・..…… 21D
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Meaning -A Case Study
…………35
欧文レジメ ………...・H ・..……… 41
く論
説 >社 会 人 の フ ィ ジ カ ル ・ レ ク リ エ ー シ ョ ン に 関 す る 研 究 一 名 古 屋 市 内 公 立 高 等 学 校 の 卒 業 生 の 場 合 一 〈昭和 50年2月 1日 受 付 ) 名 古 屋 大 学 助 教 授
中
島
豊
雄
名 古 屋 学 暁 大 学 助 教 授坪
田
暢
允I
研 究 の 目 的
わ が 国VC;l>>ける体育・スポーツは学校を中心 K発 達 し 、 社 会 人 と し て の 生 活 を 通 し て の 体 育 ・スポーツは立ち遅れているといわれる。 ζの ζと は 、 換 言 す れ ば 、 学 校 教 育 の 場 κ bいては 体 育 ・ ス ポ ー ツ 活 動 K参 加 す る が 、 卒 業 後 社 会 人 と し て の 生 活 の 場 で は フ ィ ジ カ ル ・ レ ク リ エ ー シ ョ ン に 参 加 し な い 傾 向 が 強 い と い う ζ とを 意味しているともいえる。 し か し 、 近 年 国 民 の 体 育 ・ ス ポ ー ツ K 対する 関 心 が 高 ま る と と も に 、 生 活 の な かVC;l>>けるフ ィジカfレ ・ レ ク リ エ ー シ ョ ン へ の 要 求 が 急 速 に 高まってきている。 ζの こ と は 、 学 校 の 体 育 ・ ス ポ ー ツ 教 育 が 、 在 学 期 ば か り で 念 〈 、 生 涯 に わ た っ て の フ ィ ジ カ ル ・ レ ク リ エ シ ョ ン の 配 慮 の う え に 意 図 さ れ な け れ ば な ら 左 いζとを強 調 す る も の で あ り 、 さ ら に 学 校 の 体 育 ・ ス ポ ツ 教 育 を 卒 業 後 の フ ィ ジ カ ル ・ レ ク リ エ ー シ ョ ン の 観 点 か ら 再 吟 味 し て み る 必 要 性 の あ る と と を 意 味 す る も の で あ ろ うc 学 校 の 教 育 が 、 人 間 の 意 識 や 行 動 に 及 ぼ す 影 響 は 非 常 に 大 き 〈 、 学 問 や 芸 術 に 対 し て は も ち ろんのζと 、 趣 味 や 娯 楽 活 動κ
対 し で も 、 人 々 ※1 最近では に 興 味 を 抱 か せ た り 、 技 術 を 習 得 さ せ た り す る 場 合 の 鍵 で あ り 、 基 本 的 な も の で あ るζとはい う ま で も な い 。 そ し て 、 体 育 や ス ポ ー ツ 活 動 K つhて も 、 学 校 教 育 の 影 響 は 、 他 の 場 合 と 同 様 埠 外 で は な い で あ ろ う 。 し た が っ て 今 日 、 社 会 生活のなかにがけるフィジカノレ・レクリエーシ ョ ン の 普 及 ・ 振 興 を 考 え る 場 合 、 ま ず 学 校 時 代κ
受 け た 体 育 ・ ス ポ ー ツκ
関 す る 教 育 が 、 そ の 後 の 生 活 の な か で ど の よ う に 受 け 入 れ ら れ 、 ま た 、 そ れκ
対 し て ど の よ う な 考 え を も っ て い る か な ど 、 学 校 に か け る 体 育 ・ ス ポ ー ツ と 卒 業 後 VC;l>>けるフィジカル・レクリエーションの聞に 存 在 す る 関 係 を 究 明 し 、 さ ら に 学 校 の 体 育 ・ ス ポーツ教育が現実のフィジカノレ・レクリエ シ ョ ン を 規 定 し て い る さ ま ざ ま な 要 因 の な か で 、 どの側面K関 連 が あP
、 ま た そ れ が 卒 業 後 の フ ィジカノレ・レクリエーションを規定する基本的 な 鍵 で あ り 得 る の か 、 あ り 得 な い の か な ど を 追 求 す る と と が 重 要 な 課 題 と な っ て く る 。 し か し 、 今 日 ま で と れ ら の 問 題 に つ い て は 、 わ ず か に 概 念 的 に 論 ぜ ら れ て い る に す ぎ ず 、 ま と ま っ た 組 織 的 研 究 は き わ め て 少 な 崎 そ こ で 筆 者 は 、 と の 問 題 を 体 系 的κ
把 握 し よ う と 試 み て 、 研 究 の 第1歩 と し て 「 学 校 体 育 と 社 会 体 育 (1)嘉戸 修 1974運動クラプの運動欲求変容機能K関する一考察.体育とスポーツ集団の社会学(道幸晴院) (2肝白 暢允 1974 社会体育K関する高等学校教師の態度 (名古屋学院大学論集11ー1) (3)中 島 豊 雄 1971 学校体育と社会体育の接点K関する研究 (名古屋大学紀要15) - 1の 接 点 に 関 す る 研 究 予
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い て 、 大 学 卒 業 者 の フィジ元ノレ・レクリエーションと大学の体育・ ス ポ ー ツ と の 関 連 の 問 題 を 究 明 し 、 学 校 教 育 の 場VC;j;>ける体育・スポーツと卒業後社会人とし て の 生 活 の 場 に b けるフィジカノレ・レクリエー シ ョ ン と の 間κ
存 在 す る 関 連 条 件 に つ い て 、 い 〈 つ か の 知 見 を 得 た 。 し か し 、 資 料 が 大 学 卒 業 者κ
限定されたものであるので、 ζの 問 題 を さ ら に 究 明 し て い く た め Kは 、 数 多 〈 の 研 究 調 査 の 集 積 が 必 要 で あ る 。 そ こ で 、 今 回 は 上 記 の 研 究 成 果 を ふ ま え て 、 学 校 教 育VC;j;>ける体育・ス ポーツと卒業後のフィジカノレ・レクリエーショ ン と の 関 係 K 関 す る 研 究 を さ ら に 発 展 さ せ る た めκ
、 高 校VC;j;>ける体育・スポーツと卒業後の フ ィ ジ カ ル ・ レ ク リ エ ー シ ョ ン と の 関 係 を 究 明 し た 。 し た が っ て 、 本 論 文 は 、 高 校VC;j;>ける体 育・スポーツと卒業後のフィジカノレ・レクリエ ー シ ョ ン と の 関 係 に 限 定 さ れ た 範 囲κ
つ い て の 究明の報告である。E
研究の方法
1
方 法2
時 期5
対 象 郵 送 法 に よ る 質 問 紙 法 昭 和47
年5
月 対 象 者 は 、 昭 和3 5年3月 、 昭 和4 0年3月 の 名 古 屋 市 内 公 立 高 等 学 校 の 男 子 卒 業 生 で 調 査 に 回 答 し た7 7 9名 で あ る 。 調 査 票 の 配 布 数b よ び 回 収 の 状 況 は つ ぎ の と b り 調 査 票 の 配 布 総 数 1 8 5 0 調 査 不 能 数 3 5 1 回 収 有 効 調 査 票 数 7 7 9 回 収 率 5 4.2 9も 念事子、対象者の選定は、公立高等学校8校 の 卒 業 生 を 、 同 窓 会 名 簿κ
よって無作為抽出した。4
対 象 者 の 特 性 業 者 (3 9 0名 ) の ほ ぼ 全 員 が3 0才であり、 昭和 4 0年3月 卒 業 者 (3 8 9名 ) の ほ ぼ 全 員 が2 5才 で あ る 。 学 歴 は 高 卒 者 が46.1%、 大 卒 者 が5 3. 9 0/0で あ る 。 結 婚 は 未 婚 者 が5 1.6 % 、 既 婚 者 が4 8.4%で あ る ( 資 料 一1参 照 以 ※2 下 同 じ ) 。 職 業 は 大 企 業 従 業 員 29.3 % 、 中 小 企 業 従 業 員 2 5.4%、公務員 2 0.3%などであ る ( 資 料 -2 )。 表1
対 象 者 数 と 学 歴有
:
み
実 学 歴 数 高 卒 大 卒 昭 和 390 198 192 35 (30才 ) ( 5 0.8) (49.3 ) 昭 和 389 160 229 40 ( 2 5才 ) ( 4 1.1 ) ( 5 8.9) 計 779 358 (46.0 ) ( 421 54.0 )5
分 析 の 方 法 第 1図κ
示 す 説 明 モ デ ル K も と づ い て 、 各 項 目 聞 の 相 互 関 連 を 分 析 し 、 高 校VC;j;>ける体育・ ス ポ ー ツ と 卒 業 後 の フ ィ ジ カ ル ・ レ ク リ エ ー シ ョンとの関係の究明に重点、をbいて考察する。 なb、 項 目 聞 の 有 意 差 検 定 は X2検定をもちい、 さ ら に 危 険 率5 %以 下 で 有 意 な 関 連 に あ る も のκ
つ い て は 、 関 連 の 強 弱 を ク ラ マ ー の 関 連 系 数 で 求 め た 。 た だ し 、 ク ラ マ ー の 系 数 は そ の 平 方 根で示した。 なb紙 数 の 関 係 で 、 項 目 聞 の 関 連 表 は 大 部 分 割 愛 せ ざ る を 得 な か っ た の で 、 会 も な 関 連 表 の みを必要最少限のせた。E
調査結果と考察
上 記 第 1図 K示した説明モデノレにもとづいて 調 査 結 果 を 整 理 し 、 下 記 の3領 域 に つ い て 、 そ れ ぞ れ 「 反 応 内 容J
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項 目 関 の 関 連J
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ま と めj 表 1VC示 す ど と 〈 、 年 令 は 昭 和3 5年3月 卒 ※2 資料は文末Kのせである。 - 2卒 業 後 の フ ィ ジ カ ル ・ レ ク リ エ l シ ョ V 1 一←高校 k b け る 体 育 ・ ス ポ ー ツ (注} 図中の数字は、資料の項目ナyバーを示す L ・~---ーーーーー---ーー---向ー_J 図
1
説 明 の モ デ ル の 項 K分類して考察した。 卒業後のフィジカノレ・レクリエーション 2 高 校 に 会 け る 体 育 ・ ス ポ ー ツ 3 高 校U仁会ける体育・スポ ツ と 卒 業後 の フィジカノレ・レクリエーションとの関係 卒 業 後 の フ ィ ジ カ ル ・ レ ク リ エ ー シ ョ ン 卒業後のフィジカノレ・レクリエーシヲンを、 フィジカノレ・レクリエーションの実施、スポー ツ志向、スポーツの愛好、スポーツの価値観、 運 動 技 術 の 4側 面 か ら み るζとにする。 〔反応内容〕 フ ィ ジ カ ル ・ レ ク リ エ ションの実施程度は、 週1回 以 上 や っ て い る も の が3 4.0%となって な り 、 比 較 的 高 い ( 資 料1 3 )。 ス ポ ー ッκ
対 ず る 意 欲 も 強 い と い え る ( 資 料 8,1 4 )。また、 フ ィ ジ カ ル ・ レ ク リ エ シ ョ ン の 実 施 程 度 と ス ポ ー ツ に 対 す る 意 欲 は 、 い ず れ も 年 令 K よる差 異はほとんどみられない。 っき:'(1(、スポーツの愛好とスポーツの価値観 に つ い て み る と 、 社 会 生 活 の な か で の ス ポ ツκ
対 し て は 、 好 意 的 態 度 を 示 す も の が 多 い ( 資 料 10, 11)0ま た 多 く の も の が 自 分 の 運 動 技 術 K自 信 を も っ て い る ( 資 料12 )。 〔項目聞の関係〕 表.2,3, 4, 5と図2(1(示すように、フィ ジカノレ・レクリエーションの実施はスポ ツ志 向 と 強 い 関 連 が あ り 、 ス ポ ー ツ の 愛 好 、 運 動 技 術 と も 有 意 な 関 連 が あ る 。 ス ポ ー ツ 志 向 は 、 ス ポ ツ の 愛 好 運 動 技 術 、 ス ポ ー ツ の 価 値 観 と 強っ 。
い 関 連 が あ り 、 さ ら K ス ポ ー ツ の 愛 好 、 ス ポ ー ツ の 価 値 観 、 運 動 技 術 の3者 相 互 の 問 K も有意 な関連がある。 表
2
フィジカル・レクリエーションの実施とスポーツ志向との関連 ス ポ ー ツ 志 向 P<O.O 1 ド手警
た や 常κ
ま り カZ V亡 た や やれあ は 〈 り や な た たりば たり レ3 、レ Nν
、 いイ
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週 3回 以 上 74 40.5 58.1 1.4 週 1 -2回程度 1 44 1 6.4 81.3 4.2一
月1-3回程度 1 91 1 1.0 79.6 9.4』
軍先めを主し皇
年四l 年6-1 1回程度 1 26 4.0 74.6 21.4 年 5回以下 1 73 3.5 68.8 26.0 1.7 念 し 71一
62.0 35.2 2.8 (注) 有意差検定はX
2検 定 ( 以 下 同 じ ) 表5
ス ポ ー ツ 志 向 と ス ポ ー ツ の 愛 好 と の 関 連 表4
ス ポ ー ツ 志 向 と ス ポ ー ツ の 価 値 観 と の 関 連 表5
ス ポ ー ツ 志 向 と 運 動 技 術 と の 関 連、
‘
‘ 線はいずれも項目問K有意差のあ ることを示す。 数字はクラマー の関連系数をあらわす。 一 戸 主 主5 - 5 >νCr主主3 .νCrく3 園2
卒業後のフィジカル・レクリエー シ ョ ン の 関 連 図 スポーツの愛好 スポーツの価値観 運 動 技 術 ス す き 積 で や 多 得 得 全 とポ でき や極 やき やり 人〈 人意 人意 人種 〈 と1 もで ら る的 つる れた 並の 並種 並種 並目 自 カEヅ なも ベ¥IC 主が主り ばい 以種 程目 程自 程が 信 すを いきν
、 き よも 上目 度あ 度念 度 治1 きす ら だ よ いの 地2 り し ~ る いν
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い ス 非常Kやりたい 83 100 18.1 80.7 1.2 30.1 26.5 41.0 2.4 ホ. 機会があればやりたい 569 96.0 4.0 3.3 88.6 8.1 10.5 24.8 52.4 10.0 2.3 ツ たま Kはやりたい 122 36.9 54.4 5.7 2.5 68.0 29.5 1.6 8.2 50.0 27.0 13.1 志 向 やりたくない 5 40.0 60.0 60.0半
0.0 20.0 20.0 60.0 P<ご0.01 〔まとめ〕 フ ィ ジ カ ル ・ レ ク リ エ ー シ ョ ン の 実 施 は ス ポ ー ツ 志 向 と 強 い 関 連 が あ り 、 同 時 に そζでのス ポ ー ツ 志 向 は ス ポ ー ツ の 愛 好 、 ス ポ ー ツ の 価 値 観 、 運 動 技 術 と 強 い 関 連 が み ら れ る 。 こ のζと は 、 卒 業 の フ ィ ジ カ ル ・ レ ク リ エ ショyの 実 施 は ス ポ ー ツ の 意 欲 に よ っ て 強 く 支 え ら れ て bP
、 さ ら に そ の 意 欲 は ス ポ ー ツ の 愛 好 、 ス ポ ー ツ の 価 値 観 、 運 動 技 術 の 3要因K よ っ て 規 定 さ P<O.O 1 P<O.OI れ て い る と と を 示 す も の で あ る と い っ て よ か ろ う 。 と れ ら の 関 係 を ま と め て 図 示 す る と 図2の よう K なる。2
高 校 に お け る 体 育 ・ ス ポ ー ツ 高 校κb
け る 体 育 ・ ス ポ ー ツ を 正 課 体 育 と 課 外 体 育 と に 分 け て 考 察 す る 。 〔反応内容〕 正 課 体 育 に つ い て 、 ま ず 体 育 実 技 の 授 業 K対4
-す る 価 値 態 度 に つ い て み る と 、 た と え ば 「 体 育 実 技 は 高 校 教 育 の 科 目 の な か で も っ と も 価 値 あ るものの 1つだ
J
I'C賛成しているもの5 4. 0 % (資料2 2Q
2 )、 「高校は人間形成をすると ζろ で あ る か ら 、 そ の 意 味 で 体 育 実 技 は か か す ととができないものだJ
I'C賛成しているもの 9 O. 1 % (資料2 2Q
3 )と、体育実技の高校 教 育κb
け る 存 在 価 値 を 肯 定 し て い る も の が 多 い。つぎに、体育実技の効果についてみると、 「健康の増進と強い体力の養成」、 「協調性と よい人間関係」、 「気分の転換」には、それぞ れ8 1.3 %、 8 0.2%、8 7.2%のものが「役 立っている」と肯定的反応をしているが、 「体 育 の 授 業 で え た 運 動 技 術 が 、 今 日 社 会 人 と な っ た と き に も 役 立 っ て い る 」 と す る も の は4 9.5 %で約半数が肯定しているにすぎな¥A(資料23)。 ま た 授 業 に 対 す る 評 価 に つ い て み る と 、 高 校 で 受けた体育実技.の授業が「とても充実していた」 と反応しているものは5%
(資料1 8 )ときわ め て 少 な く 、 ま た 教 官 の 授 業 の す す め 方 K対し で も 「 と て も よ か っ たJ
とするものは6.2% (資料1 9 )にすぎない。それにもかかわらず、 授 業 へ の 参 加 態 度 は 積 極 的 で あ り 、 体 育 実 技 の 授 業 に は き わ め て 好 意 的 で あ る ( 資 料17. 20)。 つ を に 、 課 外 体 育 K つ い て 、 ま ず 高 校 時 代 の 運 動 経 験Kつ い て み る と 、 運 動 部 経 験 者 は77.4 % (資料4)である。また「スポーツをよくや った方だ」とするものは43.3%、「スポ ツを ほ と ん ど や ら な か っ たJ
とするものは 1 3. 5%
となっている(資料7)。つぎに、運動クラプ 活 動 に 対 す る 価 値 態 度 に つ い て み る と 、 た と え ば 「 運 動 ク ラ プ 活 動 は 高 校 生 活 に か か す こ と が できないものであるJ
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賛 成 し て い る も の8 1 % (資料 2 4Q
1 )、また「運動クラプ活動は 高 校 教 育 の 重 要 な 要 素 で あ るJ
I'C賛成している もの8 3.4 % (資料2 4 Q 2 )と、高校Kかけ る 運 動 ク ラ プ 活 動 の 重 要 性 を 肯 定 し て い る も の が 多 い 。 つ ぎ に 、 運 動 ク ラ ブ 活 動 の 効 果 に つ い て み る と 「 気 分 の 転 換J
を の ぞ い て は 、 全 般 的 に 体 育 実 技 の 場 合 よ り も 効 果 を 認 め て い る も の が多い。とくに、 「運動クラプ活動でえた運動 技 術 が 今 日 社 会 人 と な っ た と き に も 役 立 っ て い る」とするもの6 8.3%
(資料2 3 Q 7 )と、 体育実技の場合よりもかなり高くなっている。 〔項目聞の関係〕 正 課 体 育 で は 、 表 6 ・7 ・8 と図 3の 左 半 分 に 示 す よ う に 、 教 官 に 対 す る 評 価 、 授 業 K対 す ご士線はいずれも項目間κ
有意差のあることを示す。 数字はタラマーの関連系数をあらわす。 正 課 体 育 課 外 体 育 「・・司ーーー---ーーーーーーーー-ーーーーーーーーーーー・ーーーー"ー・ー『i
体育実技│ /i
の愛好 13'
一 一 一 下 一 抗 ' ¥:)'.,' 0.728 ーー・ー・・・・・・---・・・ー・・----何時・・・・ーー---ーー--1 -・・・ーーーー・・ーーーー・ーーー・・ー・・・幽ー・・・・・ーーーーーー, 5 9 A M 9 a AU 咽 ' & m ‘,﹄司M
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一果一川 o-向 医 T E ー に 一 業 効 一 U '----ー・ーーー・_.・ー----ーーーーー・ー・・ーーーーー・・ー・ー・a 図3
高 校 に お け る 体 育 ・ ス ポ ー ツ の 関 連 図 - 5ー表
6
. 体 育 実 技 の 効 果 と 授 業 に 対 す る 評 価 表7
体 育 実 技 の 効 果 と 教 官 に 対 す る 評 価 授 業K対 す る 評 価 教 宮K対 す る 評 価 と ど と充 て 点う は実 充も もか いし あと えて F<O.u1 実 つ思 念い たう いた (N) と ま よ て あ とか よも よ は つ 地 込 地込 、 たャ 砕くD.Ol て〉 つ え念 た た 、レ (N) 体育実技 好 意 的 7.4 74.6 18.0 165 体育実技 好 意 的 9.1 78.8 12.1 165 の 中 間 的 2.9 69.7 27.4 208 の 中 間 的 2.9 76.0 21.2 208 効 果 非好意的 1.8 52.1 46.1 406 効 果 非好意的 3.0 57.6 39.4 40.6 X2検定(以後同じ) 体育実技の効果たよび運動クラブ活動の効果Kついては、 Q1.2.6.1'C対して、好意的反応… 1点 中間的反応… 0点 非好意的反応…-1点を与えて、その合計が 3点…好意的 1-2点…中間的 0 -ー 3点…非好意的とした。 表8
体 育 実 技 に 対 す る 価 値 態 度 と 体 育 実 技 の 効 果 表9
運 動 ク ラ ブ 活 動 に 対 す る 価 値 態 度 と 運 動 ク ラ ブ の 効 果 表10
運 動 ク ラ ブ 活 動 に 対 す る 価 値 態 度 と 高 校 時 代 の 運 動 経 験 体 育 実 技 の 効 果 好 中 非 好 意 間 Fく 意 0.u1 的 的 的 (N) 価 る 遺 書 まったく 69.2 19.4 1 1.4 201 その通りだ そんな f直 フ技タ実 気もする 61.8 22.7 15.5 220 態 Kフ ある どちらともいえない 43.9 33.7 22.4260 度 対 ぃす は そうは思わない 33.8 I 33.1 I 33.1 98 一 一 一 表11
運 動 ク ラ ブ 活 動 の 効 果 と 高 校 時 代 の 運 動 経 験 高 校 時 代 の 運 動 経 験 よ あ やほ 〈 る らと や 程 なん て コ や度 かど た 'つ つ P<O.OI た た (N) 逮 好 意 的 46.3 43.0 10.8 640 動 のタ フ 中 間 的 32.3 49.5 20.2 99 効 プ 活 果 動 非好意的 22.5 37.5 40.0 40 運動クラプ活動の効果 高校時代の運動経験 好 中 非 よ あ や』ま 好 〈 る 念らんと 意 間 砕く や や程 Pく 意 0.01 て〉 つ度 かど 0.u1 的 的 的 (N) た た て) (N) た 88.1 1 1.5 1.4 430 58.8 35.8 5.3 430 84.41 1.5 4.2 192 28.6 53.1 18.2 192 64.7 25.5 9.8 51 19.6 51.0 29.4 51 62.3 17.9 19.8 106 17.9 51.9 30.2 106 る 評 価 、 体 育 実 技 の 効 果 、 授 業 へ の 参 加 態 度 の 4者 の 聞 に は 相 互 に 有 意 な 関 連 が あ る 。 ま た 、 体 育 実 技 の 授 業 に 対 す る 価 値 態 度 と 体 育 実 技 の ※3 効果ーと((t(運動技術の卒業後への効果ーとは 強 い 関 連 が あ る 。 ま た 、 体 育 実 技 の 愛 好 と 授 業 へ の 参 加 態 度 と は 強 い 関 連 が あ る 。 課 外 体 育 で は 、 表 9、 10、 11 と図 3の 右 半 分Kみ る よ うκ
、 運 動 ク ラ プ 活 動 に 対 す る 価 値 態 度 、 運 動 ク ラ プ 活 動 の 効 果 、 高 校 時 代 の 運 動 経 験 の 3者 相 互 の 聞 に は 、 い ず れ も 有 意 な 関 連 が あ る 。 左 か で も 、 運 動 技 術 の 卒 業 後 へ の 効 薬4 ※3r
運動技術の卒業後への効果」は「体育実技でえた運動技術は、社会人KなったときKも役立つているJとする 項目をさす(資料 23-Q7)。
6-と 運 動 ク ラ プ 活 動 に 対 す る 価 値 態 度 -と は 強 い 関 連がある。 〔 ま と め 〕 正 課 体 育 に つ い て み れ ば 、 教 官 の 授 業 の す す め 方 や 授 業
κ
対 す る 評 価 は 低 〈 、 高 校v
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j;~ける 体 育 実 技 の 効 果 を 認 め る 度 合 も 高 く は 念 い が 、 体 育 実 技 の 高 校 に b け る 存 在 価 値 を 積 極 的 K 肯 定 し て い る も の は 多 い 。 授 業 に 対 す る 評 価 、 体 育 実 技 の 効 果 、 授 業 へ の 参 加 態 度 、 体 育 実 技 の 授 業 に 対 す る 価 値 態 度 の4者 聞 に は そ れ ぞ れ 相 互 に 強 い 関 連 が あ る が 、 と の こ と は 、 教 官 や 授 業 に 対 す る 評 価 が 高 ま れ ば 、 相E
関 係 に あ る 授 業 の 効 果 K対 す る 認 識 が 高 ま り 、 そ れ が や が て 授 業 へ の 積 極 的 参 加 を う な が し 、 体 育 実 技 愛 好 へ の 態 度 や 体 育 実 技 へ の 価 値 態 度 が 形 成 さ れ て いく ζと を 示 唆 し て い る と い え よ う 。 後 述 す る よ う に 、 と の よ う に 形 成 さ れ た 体 育 実 技 愛 好 へ の 態 度 と 体 育 実 技 に 対 す る 価 値 態 度 は 、 卒 業 後 のフィジカノレ・レクリエーションと関係をもっ てくるのである。 課 外 体 育Kつhて み れ ば 、 高 校 時 代 に ス ポ ー ツ を よ 〈 ゃ っ た と す る も の は 決 し て 多 い と は い え な い 。 運 動 ク ラ プ 活 動 に 対 す る 価 値 態 度 と 運 動 ク ラ ブ 活 動 の 効 果 b よ び 高 校 時 代 の 運 動 経 験 の3者 の 聞 に は 相 互 K強い関連がみられるが、 ζのζと は 高 校 時 代κ
あ っ て は 、 運 動 経 験 の 豊 富 な も の は 運 動 ク ラ プ 活 動 K多 く の 効 果 を 認 め る 傾 向 に あ り 、 そ の 効 果 を 認 識 す る と と が 高 校 に か け る 運 動 ク ラ プ 活 動 の 意 義 を よ り 高 〈 評 価 し て い 〈 要 因 の ひ と つ に な っ て い るζとを示し て い る と い え よ う 。 後 述 す る よ う K、 こ う し て 高 校 時 代κ
形 成 さ れ た 運 動 ク ラ プ 活 動 に 対 す る 価 値 意 識 は 、 ス ポ ー ツ K対する価値観を高め、 卒業後のフィジカノレ・レクリエーションと関係 してくるのである。 ζれ ら の 関 係 を ま と め て 図 示 す る と 図3のよう K左る。5
高 校 に おlオ る 体 育 ・ ス ポ ー ツ と 卒 業 後 の フ ィ ジ カ ル ・ レ ク リ エ ー シ ョ ン と の 関 係 高 校 に な け る 体 育 ・ ス ポ ー ツ と 卒 業 後 の フ ィ ジ カ ル ・ レ ク リ エ ー シ ョ ン と の 接 点 に 、 ス ポ ツ の 愛 好 、 ス ポ ー ツ の 価 値 観 、 運 動 技 術 の3要 因 を 仮 定 し 、 と れ ら の 3要 因 と 卒 業 後 の フ ィ ジ カ ル ・ レ ク リ エ ー シ ョ ン と の 聞 に は 、 す べ て 強 い 関 連 が あ る と と は 前 述 し た と な り で あ る 。 し たがって、 ζ ζではζれら 3要 因 と 高 校 K かけ る 体 育 ・ ス ポ ー ツ と の 関 係 を 明 ら か に す る 。 と の と と は 、 ま た 高 校 Kか け る 体 育 ・ ス ポ ー ツ と 卒 業 後 の フ ィ ジ カ ル ・ レ ク リ エ ー シ ョ ン と の 関 表12
ス ポ ー ツ の 愛 好 と 体 育 実 技 の 愛 好 表13
ス ポ ー ツ の 愛 好 と 運 動 ク ラ ブ 活 動 の 効 果 表14
ス ポ ー ツ の 愛 好 と 高 校 時 代 の 運 動 経 験 体 育 実 技 の 愛 好 運動クラブ活動の効果 高校時代の運動経験 ナ す きら き 好 中 ド手 よ あ やほ き 好 〈 や程度る 念らんと 念 、レ ら 意 間 や き 方 方念 い <P D.u1 意│
対
;
つ かど P 的 的 的 た てコ てコ <D.u1 (N) た た (N)I
す き 47.0 44.4 8.0 0.6 674 85.2 12.3 2.5 674 49.0 41.2 9.8 674 スポーツ すきでも 5.3 54.7 38.9 1.1 95 7.4 58.9 33.7 95 の 愛 好 きらいでもない 64.2 14.7 21.1 95 き らν
、 20 50 30 10 50.0 20.0 30.0 10 30.0 70.0 10I
※4r
還動技術の卒業後への効果Jは「運動クラプ活動でえた運動技術は社会人K念ったときKも役立っているJと する項目をさす(資料24Q7)。 7-係 を 明 ら か に す るζとにもなる。 〔項目聞の関係〕 ス ポ ー ツ の 愛 好 と 高 校 に か け る 体 育 ・ ス ポ ー ツ と の 関 連 正 課 体 育 と の 関 係 で は 、 表 1 2と図 4の 左 半 分 K示すよう K、 ス ポ ー ツ の 愛 好 は 体 育 実 技 の 愛 好 と 体 育 実 技 の 成 績 と 有 意 な 関 連Kあるが、 他 の 項 目 と は 有 意 な 関 連 が み ら れ な い 。 一 方 、 課 外 体 育 と の 関 係 で は 表13・14・15と図4の右 半 分 K示 す よ う に 、 ス ポ ー ツ の 愛 好 は 、 高 校 時 表
15
ス ポ ー ツ の 愛 好 と 運 動 ク ラ ブ 活 動 に 対 す る 価 値 態 度 ス ポ ー ツ の 愛 好 す ら すき きν
、き ら でで き もも 、レ 13?1 ~ い 対捕運 のE
で る 溜でととは禽生躍Q の,
まったく 93.0 6.5 そ回通りだ 0.5 430 るタ そんな 価ラ 気もする 80.7 18.2 1.0 192 値プ どちらとも 態活 いえない 76.5 17.6 5.9 106 度動 K そうは恩わない 75.5 21.7 2.8 51 代 の 運 動 経 験 、 運 動 ク ラ プ 活 動 の 効 果 、 運 動 ク ラプ活動K対 す る 価 値 態 度 の3要 因 と い ず れ も 有意な関連がある。 ス ポ ー ツ の 価 値 観 と 高 校VCj;--ける体育・スポ ー ツ と の 関 連三五二三2
虫 隼 患 は 、 表16・17と図4の中 央κ
示すよう K、 正 課 体 育 の 体 育 実 技 の 授 業 に 対 す る 価 値 態 度 、 課 外 体 育 の 運 動 ク ラ プ 活 動 K 対 す る 価 値 態 度 と 有 意 な 関 連κ
ある。しかし、 他 の 項 目 と は 全 く 関 連 が み ら れ な い 。 運 動 技 術 と 高 校 に な け る 体 育 ・ ス ポ ー ツ と の 関 連 運 動 技 術 は 、 表18・19・20 と図4VC示 す よ う に 、 課 外 体 育 と は 有 意 な 関 連 が あ る が 、 正 課 体 育 と は 有 意 な 関 連 が み ら れ な い 。 す な わ ち 、 運 動 技 術 と 有 意 な 関 速 に あ る も の は 、 高 校 時 代 の 運 動 経 験 、 運 動 ク ラ プ 活 動 の 効 果 、 運 動 ク ラ ブ活動に対する価値態度であり、 ζれ ら は す べ て 課 外 体 育 の 範 騰 に 属 す る も の で あ る 。 〔 ま と め 〕 以 上 の と と か ら 、 高 校VCj;~ける体育・スポー ツ と 卒 業 後 の フ ィ ジ カ ル ・ レ ク リ エ ー シ ョ ン は 、 表16
ス ポ ー ツ の 価 値 観 と 体 育 実 技 に 対 す る 価 値 態 度 表17
ス ポ ー ツ の 価 値 観 と 運 動 ク ラ ブ 活 動 に 対 す る 価 値 態 度 体育実技に対する価値態度 運動クラフ・活動κ
対する偲値態度Qr
体育嘆設は高校教育科目のなかでもっともQr
高校の運動タラフ活動は高校生活にかくと 価値あるものの1つだ」 とのできないものである」 ま そ ど そ ま そ ど そ そっ ん ち う そっ ん ち う のた 気な いら 思は のた 気~ いら 思は 通〈 も えと わ 通〈 も えと わ り す まも ~ fl<D.01 り す 念も ~ P<D.u1 だ る い レ3 (N) だ るν
、 い (N) ス 積極的K ポ やるべきだ 31.5 27.0 5.4 32.4 37 62.2 27.0 10.8 37 ツ できるだけ の ゃった方がよい 26.6 29.6 1 3.1 30.9 657 58.9 23.7 4.7 12.6 657 価 値 やりたいものが 15.3 20.0 11.8 52.9 85 34.1 30.6 1 1.8 23.5 85 観 やればよい 8-運動技能と運動クラブ活動に対する価値態度 表
19
運動技術と運動クラブ活動の効果 表18
表20
運動クラフ・活動闘すする倒直観変 運動クラブ活動の効果Qr
高校の運動クラフ活援紙鳶絞生活 高 校 時 代 の 運 動 経 験 I'Lかくことのできないものである」 好 中 手ド ま そ ど そ よ あ やほ そ っ ん ち う 〈 る らと 意 間 好 のた 気~ いら 思は や 程 なん 意P
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1 通〈り ナも なもえと わ~ 砕くDo
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1 ヲコ てコ 的 的 的 (N) だ る、
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、
(N) た た (N) 多くの種目 90.8 5.7 3.4 87 67.0 17.2 6.9 6.9 87 81.6 16.1 2.3 87 運 人並以上 得意種目あり 87.3 9.8 2.9 173 67.1 22.0 4.6 6.4 173 68.8 28.3 2.9 173 動 人並程度 得意種目なし 82.2 14.5 3.3 394 53.0 26.6 3.8 16.5 394 32.2 54.6 13.2 394 人並程度 技 l種目が 人並程度 71.0 1 6.1 12.9 93 47.3 25.8 8.6 18.3 93 21.5 52.7 25.8 93 術 全〈自信なし 62.5 15.6 21.9 32 31.3 31.3 12.5 25.0 32 31.3 68.8 32 』 ー 運動技術と高校時代の運動経験 高校における体育・スポーツと卒業後のスポーツ行動との関連図 国4
⑧ 各 項 目 問 。 関 連 はx'腕 1 . - . さ ら に 危 険 率 時 以 下 で 有 杭 関 連 防 る も 開 つ い て は 関 連 噛 強 弱 音 タ ラ マ-D関連係数で求めた 圃 圃 ーν
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孟5 一一-s>VCr孟3 一一一ーν
む <3 9一 高校 k h g け る 体 育 ・ ス ポ ー ツス ポ ー ツ の 愛 好 、 ス ポ ー ツ の 価 値 観 、 運 動 技 術 を媒介として結合しているζとが明らかKされ た と い え る 。 そ の 関 連 の 度 合 は 正 課 体 育 よ り も 課外体育 VC;j:,~ lr>てよ
P
強 〈 み と め ら れ る 。 す な わ ち 、 正 課 体 育 は ス ポ ー ツ の 愛 好 と ス ポ ー ツ の 価 値 観 を 媒 介 と し て 卒 業 後 の フ ィ ジ カ ル ・ レ ク リエーションと関連しているが運動技術とは関 .速がない。 ζのととは、正課体育κ
関 し て は 授 業 へ の 積 極 的 参 加 と 体 育 実 技 愛 好 へ の 態 度 形 成 が 、 卒 業 後 の ス ポ ー ツ 愛 好 の 程 度 を 高 め 、 さ ら に 卒 業 後 の フ ィ ジ カ ル ・ レ ク リ エ ー シ ョ ン に 関 係 し て く る と と を 示 し 、 ま た 一 方 体 育 実 技 の 授 業κ
対 す る 価 値 態 度bよび体育実技の効果とス ポーツの価値観の3者 の 関 係 を 吟 味 す る と 、 高 校 時 代 の 体 育 実 技 の 効 果κ
対 す る 認 識 が 高 ま る ζと が 授 業 に 対 す る 価 値 意 識 を 高 め 、 そ れ が や が て ス ポ ー ツ の 価 値 観 に 影 響 を 与 え 、 卒 業 後 の フ ィ ジ カ ル ・ レ ク リ エ ー シ ョ ン に つ な が っ て い 〈 可 能 性 を 示 し て い る と い っ て よ い 。 他 方 、 課 外 体 育 は ス ポ ー ツ の 愛 好 、 ス ポ ツの価値観、 運 動 技 術 の3要 因 を 媒 介 と し て 卒 業 後 の フ ィ ジ カノレ・レクリエーションと強〈関連し合ってい る。とのととは、諜外体育κ
関 し て は 、 運 動 経 験 が 基 盤 に あ っ て 、 そ れ が 運 動 ク ラ プ 活 動 の 効 果 に 対 す る 認 識 や 運 動 ク ラ ブ 活 動 に 対 す る 価 値 態 度 を 高 め 、 そ れ が 接 点 と し て の ス ポ ー ツ の 愛 好 、 ス ポ ー ツ の 価 値 観 、 運 動 技 術 と か ら み あ っ て、卒業後のフィジカノレ・レク9
エーションを 規 定 し て い る と い え る 。 さ ら に 、 運 動 経 験 は ダ イレクト K運 動 技 術 と ス ポ ー ツ の 愛 好 と 結 び つ い て 卒 業 後 の フ ィ ジ カ ル ・ レ ク リ エ ー シ ョ ン に 影響をbよ ぼ し て い る の で あ る 。 以 上 の 関 係 を まとめると図4のようになる。 か よ び ス ポ ー ツ 活 動 と 卒 業 後 の ス ポ ー ツ 行 動 と の関係-J
の 論 文 で 、 大 学κ
か け る 体 育 ・ ス ポ ーツと卒業後のフィジカノレ・レクリエーション と の 関 係 を 究 明 し て き た が 、 本 論 文 で は そ れ と 同様な方法をもちいて、高校に辛子ける体育・ス ポーツと卒業後のフィジカル・レク9
エ←ション と の 関 係 を 資 料 に も と づ い て 論 じ て き た の で あ る。そζで 、 以 下 前 回 の 調 査 結 果 を も 参 考 に し な が ら 、 今 回 得 ら れ た い 〈 つ か の 知 見 を 整 理 し てみるととにする。 (1) 高 校 卒 業 者 は 、 高 校 教 育 で 受 け た 正 課 体 育 の 授 業 内 容 や 教 官 の 授 業 の す す め 方 に は 満 足 して h る も の は 少 な い 。 し か し 高 校 教 育 VCi;-け る 体 育 実 技 の 必 要 性 や 意 義 を 積 極 的 K認 め て い る。 (2) しかし、卒業後社会人としての生活のな か で フ ィ ジ カ ル ・ レ ク リ エ ー シ ョ ン K参 加 す る 場 合 、 正 課 体 育 で え た 運 動 技 術 よP
も課外体育 でえた運動技術の方をよP
高〈評価している。 (3) 今回の調査に辛子いても、大学の場合と同 様 、 学 校 κ bけ る 体 育 ・ ス ポ ー ツ と 卒 業 後 の フ ィジカル・レク9
エーションとの関係、は、スポ ー ツ の 愛 好 、 ス ポ ー ツ の 価 値 観 、 運 動 技 術 の3 要因をフィノレターとして結合しているζとが明 らかであった。 (4) また、 3要 因 の う ち 、 ス ポ ー ツ の 愛 好 と ス ポ ー ツ の 価 値 観 の2要 因 は 、 正 課 体 育 と 課 外 体 育 の 両 方 と 関 連 し て い る が 、 運 動 技 術 は 課 外 体育とのみ深〈関連している。 (5) 以 上 の と と は 、 正 課 体 育 は 体 育 実 技 へ の 愛 好 の 態 度 と 体 育 実 技 の 授 業 に 対 す る 価 値 態 度 を 媒 介 と し て 、 卒 業 後 の フ ィ ジ カ ル ・ レ ク リ エ ーションと結合しているととを示すものである。 ま た 、 正 課 体 育 と 運 動 技 術 と の 聞 に 関 連 が み らW
む す び
れ な い と と は 、 技 術 面 κ bい て は 課 外 体 育 の 影 すで K筆 者 は 、 昭 和 4 7年 に 「 学 校 体 育 と 社 響 が 強 〈 、 体 育 教 育 κ bけ る 正 諜 体 育 の 限 界 を 会 体 育 の 接 点 K 関 す る 研 究 一 大 学 に b ける体育 示しているものと考えられる。 ー 一 10 --(6) 卒業後のフィジカノレ・レクリエ ション 今回の調査でも実証された。 ζの点Kついての と の 関 連 で は 、 高 校 時 代 の 運 動 経 験 が 重 要 な 要 資料は本論文では割愛せざるを得なかったが、 素 と な っ て い る 。 高 校 時 代 の 運 動 経 験 は 、 運 動 そ の 傾 向 は 、 論 文 「 現 在 や っ て い る ス ポ ー ツ 種 技 術 と ス ポ ー ツ の 愛 好 と 直 接 結 合 し 、 卒 業 後 の 目と学校時代tLi?けるその種目経験との関係
J
フィジカノレ・レクリエーションと関係している。 の 項 ー で 詳 細κ
のペであるので参照されたい。 (7) しかし、運動経験そのものは、スポーツ の価値観とは 直接関 連 がみら れ ない。とのよう な傾向は大学の場合にもみられた。 (8) したがって、高校Kな け る 運 動 経 験 が 卒 業 後 社 会 人 と し て の 生 活 を す る な か で の ス ポ ツ の 価 値 観 と は 結 び つ い て い 左 い と と 、 高 校 に 会ける正課体育がスポ ツの価値観と結びつい ているζと、との2つの結果をあわせ考えると、 高 校 に な け る 正 課 体 育 は 単 な る ス ポ ー ツ の 実 践 や ス ポ ー ツ の 興 味 、 関 心 あ る い は 運 動 技 術 の 追 求 に な わ る の で は な く 、 ス ポ ー ツ の 価 値 観 を 高 めるような認識をともなった授業になってこそ、 それは卒業後のフィジカノレ・レクリエ ション へ の よ り 大 き な ポ テ ン シ ャ リ テ ィ に な り 得 る と 考える。 な か 、 紙 耐 の 関 係 で 本 論 文 で は ふ れ る と と が で き な か っ た が 、 前 回 の 大 学 卒 業 者 の 場 合Kみ ら れ た よ う陀、 卒 業後社 会 人としての生活のな かでn
なわれるフィジカノレ・レクリエーション は 、 学 校 時 代 に 教 青 の 場 を 通 し て 経 験 し たζと の あ る ス ポ ー ツ 種 目 か ら 選 択 さ れ る よ り も 、 む しろ学校教育の念かでは全〈経験したことのな い縄目から選択されるととが多いという結果は、 11 昭和 5 0年2月3 1日 参 芳 文 献 1 ) 竹 之 下 休 蔵 1968 学 校 体 育 と 社 会 体 育 の接点、学校体育21-9 2) 前川 峯 雄 1970 生 涯 体 育 論 、 体 育 の 科 学2 0 -93) Sport and Community: 1961(The-Report of Wolfenden Comittee) 4) 文 部 省 : スポーツK関 す る 世 論 調 査 5)嘉 戸 修 1974 運 動 ク ラ プ の 運 動 欲 求 変 容 機 能
κ
関する一考察、体育とスポー ツ 集 団 の 社 会 学 、 道 和 書 院 6) 坪田 暢 允 1974 社会体育 K関する高 等 学 校 教 師 の 態 度 、 名 古 屋 学 院 大 学 論 集 1 1 - 1 7)中島 豊 雄 1971 学 校 体 育 と 社 会 体 育 の接点κ
関 す る 研 究 、 名 古 屋 大 学 紀 要15 8) S.W.Percivol 1967Physical Education For What? Physical Education.56ー 176
レ ジ ャ ー と レ ク リ エ ー シ ョ ン の 補 完 関 係 に 関 す る 一 考 察 ー レ ク リ エ ー シ ョ ン の 構 造 論 (その
2
)ー く 問 題 提 起 = レ ジ ャ ー と レ ク リ エ ー シ ョ ン の 峻 別 論 を め ぐ っ て > と れ ま で レ ジ ャ ー と レ ク リ エ ー シ ョ ン は 、 両 者 の 峻 別 論 を 基 調 K して論議が展開されてきた。 と れ ら の 言 葉 が 多 〈 の 論 議 の 対 象K在ってきた の は 、 両 者 の い づ れ も が 文 化 も し く は 社 会 的 承 認 を 得 た 言 葉 と し て 、 遊 び の 活 動 や そ の 方 法 だ け で な く 、 背 後 Uてある"生き方"の領域の問題 を 含 め て 、 わ れ わ れκ
働 き か け て い る た め で あ る。 し か し な が ら 、 と れ ま で レ ジ ャ ー と レ ク リ エ ション K関してなされてきた峻別論の多くは、 と の " 生 き 方 " の 問 題 と の か か わ り で 、 今 目 的 状況の中でせいぜい部分的もし〈は便宜的説明 K 止まっている。 たとえばレクリエ ションκ
価 値 志 向 的 性 格 ( 道徳 的・ 教育的 色 彩)を 強 調するあまり、レ ジ ャ ー を 没 価 値 な も の ( し た が っ て 享 楽 的 ・ 退 廃的左活動を含めたもの)とみなす見解がある(1)0 と う し た 見 解 は 、 今 日 の 若 年 層 を 中 心 と す る 生 活 意 識 の 変 化 (i
遊 び は 遊 び ・ 仕 事 は 仕 事 j と いった寄JIfJ切った考え方の一般化)が、従来な ら 何 の 抵 抗 も を 〈 社 会 規 範 と な り 得 た 余 暇 善 用 論 ( 遊 び を 生 産 に 結 び つ け て 考 え る 基 本 姿 勢 を もっている )κ 大 き な 波 紋 を 投 げ か け た の と 同 様在、明らかに説明不充分な一面を持つ。 い わ ば レ ク リ エ ー シ ョ ン の 側 か ら の と う し た 見 解 K対 し 、 レ ク リ エ ー シ ョ ン を " 近 代 余 暇 " と と らえ 、レジ ャ ーを" 現 代余暇"ととらえよ う と す る 斉 藤 ・ 松 田 両 氏 の 主 張 は 、 前 者 の 説 明 不充分な一面をレジャ の 側 か ら 反 論 し た も の (昭和5 0年 3月10日受付) 奈 良 女 子 大 学小 田 切
毅
とも言えよう(2)。ζの主張 K よると、レクリエ ションはあくまで「生産J
や 「 労 働J
!tL帰属 す る 下 位 概 念 と し て 位 置 づ け ら れ 、 生 活 全 体 に わたって「ゆとり 」 ゃ 「 豊 か さ 」 を 志 向 す る レ ジャー(現代余暇)と区別されている。 したがってとの主張は、とのレジャ の概念 が 現 実 と ど う 結 び つ い て い る か と い っ た 問 題 の 考 察 を 、 省 略 も し 〈 は 飛 鰻 さ せ て い る 点 K問 題 を 残 し て い る と は い え 、 次 の よ う な 部 分 生 活 的 見 解 を の り と え よ う と す る 発 想 と し て 注 目 さ れ る。すなわちレジャ は 余 暇 ( 自 由 ) 時 聞 に 行 な わ れ る 主 体 的 活 動 の 総 体 で あ る が 、 レ ク リ エ ー シ ョ ン は そ の う ち の 創 造 的 で 自 己 啓 発 K結 び つ 〈 一 部 の 行 動 で あ る(3)。 レ ジ ャ ー と レ ク リ エ ー シ ョ ン の 峻 別 を 、 " 広 い か 狭 い か " で と ら え よ う と す る 視 点 は 、 各 々 の 本 質 的 な か か わ り 合 い を 考 察 す る 上 で 無 意 味 である。 ま た 、 そ れ 以 前 K、 レ ジ ャ ー を 時 間 的 概 念 と み な し 、 レ ク リ エ ー シ ョ ン を 活 動 的 ( 行 動 の ) 概念とみなす見解もある。 ζの 見 解 は 、 社 会 調 査 や そ れ に 基 づ 〈 研 究 分 野 で の 手 法 的 な 概 念 設 定 と も さ れ て い る も の で 、 い わ ゆ る 現 状 把 握 的 発想といえるほ)。 とζろ で 部 分 的 も し く は 便 宜 的 な 説 明 に 止 ま っ て き た と れ ま で の 峻 別 論 を 、 克 服 す る た め の 試みもなされている。たとえば薗田氏の主張は、 主 観 的 な 価 値 観 の 挿 入 を 避 け た 構 図 的 な と ら え 方 の 中 で 両 者 を 包 括 し 、 相 互 の 補 完 的 位 置 づ け を示した点で注目されよう。 すなわち、 「一方κ
原 始 的 な 遊 び の 世 界 が あ -12-り、他方遊びに対立するものとして生み出され た仕事(まじめ、実用)の世界がある。仕事か ら遊びの方向へ、本源的な自由を求めて移行し ようとするベクトルとして、レジャーを考える ことができる。それに対して遊びの世界から有 効 性 を ひ き 出 し て 、 仕 事 の 世 界 ー そ の ま じ め さ と 実 用 性 、 現 実 性 ー を 支 え よ う と す る ベ ク トルとして、レクリエ ションを考えるのであ る(5)0 ζうしたレジャー・レクリエーションのとら え方は、新しい遊びの倫理の必要性がさけばれ る昨今の社会的動向の中で、とれに呼応する概 念 設 定 の 糸 口 を 与 え る も の で は な か ろ う か ? 峻別論の前提として、なぜ両者を峻別し念くて はならないかという基本的発想が、常に問われ るζとは言うまでも念い。 ζの意味で、文化と して機能し、各々の時代に求められる生き方を 反映して流動的に変化する両者の新た念かかわ
P
が、現代のわれわれの状況の中で確認されね ばならない。 本 稿 で は と の 基 本 的 聞 い か け の 延 長 線 上κ
立 って、両者の補完関係に着目し、われわれの生 き方1'(.とってレジャーやレクリエーションがど のような意味を持っか、という本質的問題への 再 検 討 を 試 み た い 。 そ の た め に 次 の よ う な 仮 説 をかかげるととにする。 く 仮 説 = セ ッ ト " と し て の レ ジ ャ ー ・ レ ク リ エ ー シ ョ ン > いまやレジャーとレクリエ ションは峻別さ れるものでな〈、いわば"セットとしての補完 関係"の中で理解されるものとなっている。両 者はいずれも文化的承認を得た遊びとして、普 遍的念生活行動のひとつとみなされていると同 時に、背後にとりまくヒューマユズムの思潮に よって、共通念「意味的世界(6)Jを形成する。 レジャーとレクリエーションは、言うまでも な〈人間の生命や価値、教養や創造力を尊重し、 守 っ て ゆ と う と す る ヒ ュ ー マ ニ ズ ム の 思 想 を 基 盤としたものである。しかしながら厳密κ
言え ば、ヒュ マニズムを実現させようとする両者 の幸福への志向はいわばその経過I'(i?いて各々 相違している。 す念わちVジャー的志向(レジャ-1'(なける ヒューマニズムの発揮)は、文明生活の発達を もたらした"効率の良さ"を基盤として展開さ れ る 。 言 い か え れ ば 豊 か さ や 快 適 さ や 便 利 さ へ の確信に支えられた合理的世界を反映した人間 的謡歌というかたちで強調される。 それ K対してレクリエ ション的志向(レク リエーショ:/I'(i?けるヒュ マ ニ ズ ム の 発 揮 ) は、文明生活の進歩に応じて逆説的に注目され るようになった非合理性 K回 帰 す る 人 間 的 開 花 というかたちで強調される。すなわち人間的左 ものと非人間的なものとの関係を反映するもの として、一般に言われる疎外(自家中毒的諸症 状)の克服への重要な手がかりとみなされる。 言 う ま で も な く レ ジ ャ ー や レ ク リ エ ー シ ョ ン の必要性を痛感させている生活状況については、 多〈の人々κ
よってさまざまな指摘がなされて きた。たとえば仕事の単調さ、家庭環境の変化、 都 市 の 発 展 ( 人 口 の 集 中 ) 、 余 暇 ( 自 由 時 聞 の 増大……etcそしてとれらの事態Kがけるわれ われの行動(動機づけ)は、一般的に次の2つ の方向を持つが、 ζの2方向が前述したレジャ ー 的 志 向 と レ ク リ エ ー シ ョ ン 的 志 向 と に 各 々 相 応する。 たとえば"仕事の単調さ"をとり上げるなら、 単 調 に な っ た か ら 余 暇 ( 自 由 ) 時 間 で そ れ を 補 な b うとする行動への動機づけと、単調になっ た仕事そのもの(あるいは仕事の周辺)を単調 と感じないよう K修 飾 し よ う と い う 行 動 へ の 動 機 づ け と が 想 定 出 来 る 。 わ れ わ れ が 遊 び の 生 活 化 を は か ろ う と す る の は 、 と う し た2方 向 へ の-
13-行動(動機づけ)を通してなのである。 く 補 完 関 係 の 論 証 = レ ジ ャ ー 的 " と " レ ク リ ヱ ー シ ョ ン 的 " > レジャーとレクリエーションとは、理想的
κ
はトータルな調和のとれた生活をめざしつつ、 現 実 的 Kは仕事と遊びとを分化させてきた人類 の永年の歩みの中で別個 K顕 在 化 し て き た 文 化 的産物である。レジャーはすでKその古典的時代 k bい て 、 " 仕 事 か ら 解 放 さ れ た 人 々 の 生 き 方 " であったし、レクリエーションもまた近代の産 業 革 命 を 契 機 と す る " 単 調 で 機 械 化 さ れ た 非 人 間的仕事の増大"1'(よって明確な位置づけを得 るよう K なった。 とこではしたがって、人類のζうした歴史的 経 過 の 中 か ら 、 レ ジ ャ ー の 在b
様とレクリエー ションの在P
様 と を き わ だ た せ て き た 基 本 的 特 性をとb
だして、若干の比較対照を試みたい。 そ し て そ れ ら の 特 性 が 現 代 社 会 の 状 況 の 中 K、 新たな関係としてどのよう K組み込まれている かを考察したい。 さて、両者の在り様をきわだたぜる第ーの特 性 は 、 そ れ ら の 対 象 と 念 っ て き た 人 々 の 相 違 か ら生ずる。すなわちレジャーがエリート階層を 対 象 と し た " 個 人 的 自 律 " の 強 い も の で あ っ た のに対し、レクリエーションは大衆(あらゆる 人 々 ) を 対 象 と す る " 集 団 依 存 " の 強 い も の で あったととに求められる。とのととはレジャ ク ラ ス が 形 成 れ た 歴 史 的 経 過 と 、 貧 困 な 生 活 環 境 に あ っ た 子 供 や 婦 人 を 出 発 点 と し て 、 社 会 事 業 と し て の レ ク リ エ ー シ ョ ン 運 動 を 展 開 さ せ た 歴 史 的 経 過 K よって明らかにされる(7)。したが ってレジャーとレクリエーションの関係は、個人で 自律した生き方 K対する、相E
扶 助 に よ る 協 同 もしくは連帯的な生き方として把握するととが 出来る。 そして第2の特性は、いわばそれらの人々の 生 活 環 境 の 相 違κ
よって、レジャーが仕事をし な い で も よ い ( 許 さ れ た =1 icere(8))人達の教 養 ( パ イ デ イ ア(9))だったのκ
対して、レクリ エーションは仕事κ
復 帰 し な 〈 で は な ら な い 人 達 の 休 息 や 慰 安 ( 造b
か え る と と =R
e
creat ion (8))だったζとに求められる。すなわち遊びの 許 容 の さ れ 方κ
ついて言えば、レジャーを行な う人々が、遊びを神聖なものから排除し、個人 の名誉や人格的自負κ
支 え ら れ た 美 的 ( そ れ 故 にまた善的)なものとして生活化するととが出 来 た 仰 の に 対 し 、 レ ク リ エ ー シ ョ ン を 行 な う 人 々が、"神聖在、使命としての仕事u
a
1'(よって拘 束 さ れ て い た と と と 密 接κ
結びついている。 したがってレジャーとレクリエーションとの 関係は、生活全体にかかわる上位概念に対する、 仕 事K従 属 す る 下 位 概 念 と し て 把 握 で き る 間 さらκ
第 三K両者の活動の表われ方でみると、 次のように特徴づけるζとができる。すなわち レジャーは、いわゆる現実原則から遊離した生 活 の 中 で 、 個 人 の 資 質κ
任 さ れ た ( 自 由 裁 量 の ) 遊 び と し て 出 現 し た 。 そ れ は 時 と し て 経 済 原 則 をまった〈無視した"目立った浪費"であった とは言え問、いずれにせよ時代の文化的最先端 として、複雑念マナーやルール、あるいは修練 をもふ〈めた、さまざまな遊びの世界をつ〈り あげたのである。凶 とれ陀対してレクリエーションは、現実原則の中 で遊びを遊びとして楽しむという、よりつつまし 〈、また、日常的乏生活行動の自然のリズムκ
組みとまれたかたちで出現した。それはまた、 時代の文化的最先端を後方がら志向しながら、 衝 動 的 で 感 覚 的 念 楽 し み を 文 化 的K洗 練 さ れ た ものに正そうという方向を持った。聞 ととろでとれまでど〈大ざっぱκ
、対照的κ
述 べ て 来 た レ ジ ャ ー と レ ク リ エ ー シ ョ ン の 特 性 は、大衆余暇時代を自認する今日κ
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て、新-
14-えな局面を迎えている。たとえばレクリエーシ ョンばかりでな〈レジャーに関しでも「あらゆ る人々のためのレジャー j が主張されるように なった。またとれとは逆に、レジャーばか
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で なくレクリェーション1'L;1;;-いても、それを単に 労働に従属する概念とみ念すのではな〈、 「生 活 全 体 Kかかわる生き方jとしての主張の重な り合いが生じたのは、一言で大衆余暇時代とよ ばれる今日の生活環境が、とれまで述ベてきた レジャーの特性とレクリエーションの特性とを、 いわば"中和"させる状況下κ
あるためである。 少なくとも今も、レジャーとレクリェーショ ンは同じ対象(全ゆる人々、それも同じよう K 仕 事 と 遊 び と に か か わ り 、 そ れ ぞ れ を 生 活 の 中 K両立させようとする人々)を持つように左っ た。 現 代 の 特 徴 は 、 同 じ メ ー カ ー の 衣 服 を 誰 も が 身κ
つけているといった点で、生活較差がなく なったζとだと言われる。いわゆる..1億中産 階 級 意 識 " 仰 の 一 般 化 に 伴 な い 、 わ れ わ れ が 受 ける文化的恩恵は、それがいか K高レベルのも のであろうとも、較差を広げるというよりもむ しろ"画一性"を広げるように作用する。 とうした状況下にあっては、レジャーやレク リエーションを支える生活環境や両者そのもの についても同様なととがいえる。 すなわち人々は、人並みに分配される金や暇 の中で生活 K潤いと豊かさを満たそうと考える。 いわば限定づきの自由裁量 K よって、自分の満 足 が い く よ う に 、 出 来 る だ け 個 性 的 に 生 活 を デ ザインしようと考えるのである。そしてレジャ ←志向とレク9
エーション志向とは、めまぐる し〈流動的な生活リズムや、あP
あまる情報の 中で、個人の選択に任されて発揮される。 ζうした中で、レジャーは、その大衆化を可 能にした物質主義や能率主義、科学主義、ある いは経済主義などを優先する社会機構を積極的κ
受け入れ、あるいはそれらに順応、るζとによ って、いわば文化的Kリードする華やか念側面 として位置づき、人々に感化的K働きかける。 一 方 レ ク リ エ ー シ ョ ン は 、 そ れ を 実 践 す る 環 境 的 制 約 が 緩 和 さ れ る 中 で 、 流 行 的 な 文 化 の 華 かさを批判的もしくは懐疑的κ
受けとめつつ、 むしろ個人個人の基本的な生活に根ざした多様 左習慣づくりを、人々 K啓発するのである。 たとえば現代K生きるわれわれは、 1日をひ とつの生活サイクル(単位)とするのではな〈、 少な〈とも一週間単位で考える発想が必要だと いう見解がある問。とれは正 K レジャー的な働 きかけと言える。 ζれK対してレクリエーショ ン的な働きかけは、自然のリズムを基調とする。 そ し て ま た 、 時 と し て 古 い も の へ の ノ ス タ ル ジr
と結びついて、"歩け歩け運動"や"故郷運 動 " な ど と し て あ ら わ れ る 。 自 動 車 文 明 を 象 徴 するドライプやカーキャンプ K対するバイコロ ジー運動も、格調高〈装った会員制スポーツク ラブと比較される行政からの地域住民へのクラ ブサービスも、あるいは"出来あいの製品(楽 しみ)"に対する Doi t Y 0 u r s e I fも、よりレク リエーション的働きかけが強い。 レジャーが商業的色彩の強いものとしてわれ わ れ の 自 に 映 る の は 、 そ れ が 現 代 の " 消 費 す る " 社 会 機 構 を 白 か ら 助 長 し 、 積 極 的K受け入れて いるからである。そうするととによって、ある 種の選ばれた人達をつくりあげ、より念の入っ た活動へのとり〈みを志向する彼らに、満足を 与える役割りをも果しているのである。 くまとめ=
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意 味 的 世 界 』 へ の 展 望J>
レジャー・レクリエーションの存在論は、言 うまでもなくわれわれひとりひとり K謀 せ ら れ ている生活文化の形成というととを度外視して 考 え ら れ な い 。 す な わ ち 人 々 が 白 か ら の 生 活 K 主 体 的 K取り組み、それを豊かで潤いのあるも -15--のK しようとする K当って、生活をエンジョイ す る た め の 方 法 (H:>w to enjoy, how to play) を見つけだし、さら
κ
そ れ ら の 実 践 を 含 め た 生 き 方 ( 両yof life. designs for living)を整 えるととがクローズ・アップされる。 ζ ζでは と れ ま で の ま と め と し て 、 両 者κ
共 通 念 「 意 味 的 世 界j の広がりを整理したい。 レジャ ・レクリエ ションの意味的世界は、 少な〈とも 3つ の 段 階 と し て の ヒ ュ ー マ ニ ズ ム の主張 K支 え ら れ て い る 。 一 般 に わ れ わ れ が レ ジャ ーやレ ク リエー シ ョンに 興味や関心を引き 起 と す の は 、 ま ず そ の 楽 し い 活 動 に 対 し て で あb
、 そ れ ら が 必 要 不 可 欠 な 生 活 行 動 と し て の 意 味 を 持 っ て い る と い っ た 認 識 で は な い 。 レ ジ ャ ー や レ ク リ エ ー シ ョ ン に か い て は 、 ま ず 、 実 践 するととが考えるζと に 先 行 す る と 言 わ れ る 所 以がそとにある。 レジャーやレクリエーションはしたがってま ず 、 遊 び の 活 動 と し て 体 験 さ れ る 。 そ し て と の ととが、両者κ
共 通 な 第 一 段 階 の 意 味 を 形 成 す る 。 す な わ ち 遊 び が レ ジ ャ ー や レ ク リ エ ー シ ョ ン と し て 機 能 す る た め に は 、 " 裸 性 " の 人 聞 の 開 放 さ れ た 充 足 感 の 中 で 、 そ れ が 「 タ ン タ ロ ス 的砂漠の中の、幸福のオアシス.J (1聞として受けと め ら れ る と と が 前 提 と な る が 、 と う し た 遊 び の 活 動 K興 じ 、 楽 し さ を 体 験 す る と と 自 体 が 、 人 聞 に 根 源 的 で 、 生 命 に 関 す る 不 可 欠 な ( あ る い は 宿 命 的 念 ) 領 域 の ひ と つ と み な さ れ る た め で ある。そしてとのレベルで、すでにホイジンガが 遊 び の 原 因 や 目 的 が ま ず 問 題 に さ れ て い る ζと を 批 判 し た 、 あ の い く つ か の " 遊 戯 論 " も 展 開 される。自由 第2(1(、われわれが楽しい活動 K よって啓発 され、その楽しい活動を継続しているうちに、 と れ ら の 体 験 が 習 慣 づ い て 、 そ の 活 動 を せ ず に は b れないようになるレベルが想定されよう。 ζれ は 楽 し い 活 動 が 身 近 か な 生 活 文 化 と し て 機 能するよう K なったζとを意味する。レジャー や レ ク リ エ ー シ ョ ン の 意 味 的 世 界 は 、 と の 人 間 の 先 天 的 も し く は 根 源 的 な レ ベ ル の 遊 び を 、 後 天 的 念 文 化 の レ ベ ル K 置 き か え る 努 力 や 成 果 の 中で、P
んか〈が明らかにされる。 そ れ は よ り 良 〈 生 き た い 、 あ る い は よ り 人 間 的 で あ り た い と い う 願 望 と 密 接 K結びついて、 個 人 の 人 生 観 や 世 界 観 の 中K位 置 づ け ら れ 、 多 様 念 在 り 様 を 示 す 。 そ し て 同 時κ
、 他 人 の レ ベ ル を 包 括 し た 社 会 ( 文 化 ) レ ベ ル の 生 き 方 と し て、逆κ
個 人 レ ベ ル の レ ジ ャ ー ・ レ ク リ エ ー シ ョン観に、さまざまの影響を及ぼすのである。 ζの 段 階 で 、 社 会 生 活 を 営 な む わ れ わ れ K とっ て 、 息 ぬ き や 気 晴 ら し ゃ 新 し い 人 間 開 発 と し て の レ ジ ャ ー や レ ク リ エ ー シ ョ ン の 機 能 が 注 目 さ れ、 ζれらを含めた意味論が展開される倒。 「レジャーとレクリエーションは、今日の生 活 様 式 に よ っ て 、 人 聞 が 当 面 す る 多 く の 欲 求 K 対 す る 補 償 の 基 礎 を 作b
出 す も の で あ る 。 さ ら K重要なととは、 ζの ふ た つ は … … 生 活 を 豊 か に す る 可 能 性 を 提 供 し て く れ る 。 ( レ ジ ャ ー 憲 章 の 前 文 但 ) )J
第 3(1(、第 2の段階 κ bい て 遊 び を ど の 程 度 生 活 文 化 と し て 機 能 さ せ る こ と が 可 能 な 状 況 に 置 か れ て い る か に よ っ て 、 そ の 状 況 が 貧 困 で あ れ ば あ る ほ ど 、 よ り よ く 在 り た い と い う 主 張 に 支えられた、新たな意味的世界が展開される。 す な わ ち 個 人 や 社 会 を とb
ま く さ ま ざ ま な 現 実 的 制 約 を のb
とえようとするζとによって、 基 本 的 権 利 と し て の レ ジ ャ ー ・ レ ク リ エ ー シ ョ ン の 主 張 が 展 開 さ れ る 。 と の レ ジ ャ ー ・ レ ク リ エ ー シ ョ ン 権 の 主 張 で 伎 、 両 者 が 全 ゆ る 人 の 生 活 K必須な領域として確保され左くてはならず、 し た が っ て " 価 値 の 基 準 " 以 前 に 、 " 必 要 の 基 準"によって、生活文化として機能するように、 レ ジ ャ ー 、 レ ク リ エ ー シ ョ ン 環 境 を 整 備 す る と とが強調されるのである。 ζうした権利意識は、 -16ー前 述 の レ ジ ャ ー 憲 章 を 引 き 合 い に 出 す ま で も な 〈 、 少 な く と も と の 数 年 来 、 わ が 国 の 専 門 誌 上 (幼でも繰り返して、正面から主張されるよう になっている。 く 今 後 の 課 題 = 疎 外 さ れ た 遊 び > とζろ で 、 レ ジ ャ ー や レ ク リ エ ー シ ョ ン の 現 実 に 関 す る 功 罪 に つ い て は 、 と れ ま で 展 開 し て きたような論究とは別に、"疎外されたレジャ ー や レ ク リ エ ー シ ョ ン の 姿 " と し て 考 察 さ れ な くてはならない。 す で に 両 者 に 関 す る 貧 困 さ や 肢 行 性 な ど の 現 状 批 判 は 、 さ ま ざ ま な 人 達 に よ っ て 念 さ れ て き た。しかしながらとうした問題へのとり組みは、 い わ ゆ る 部 分 体 験 的 も し く は 散 発 的 な レ ベ ル で は不充分であ夕、それらを一般化し得る批判的基 点、が必要とされる。したがって疎外された遊び と し て の レ ジ ャ ー や レ ク リ エ ー シ ョ ン の 問 題 を 展 望 す る こ と は 、 そ れ ら の 本 質 論 と 表 裏 の 関 係 を な し て 、 不 可 欠 な 作 業 と い え よ う 。 と れ ま で 疎 外 を 克服 するも の として の レジャーやレクリ エ ー シ ョ ン の 位 置 づ け は 、 常 識 的 論 議 K なって きた (ZI)反 面 、 疎 外 さ れ る も の と し て の 両 者 へ の 論 議 は 、 余 り な さ れ て と な か っ た 例 。 したがって本稿にかける今後の課題として、 す で に 述 べ て 来 た レ ジ ャ ー ・ レ ク リ エ ー シ ョ ン 論にさらに検討を加える意味でも、 ζの疎外さ れ た レ ジ ャ ー や レ ク リ エ ー シ ョ ン に 言 及 し て 行 昔たい。そして疎外された状況を是正するものと し て 、 た と え ば 教 育 的 ア プ ロ ー チ へ の 方 向 づ け も確認されよう。 ζとでは今後これらの問題