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(1) 観光をとりまく情勢
中国、韓国、台湾をはじめとするアジア諸国の発展にともない、ビジネスのみならず、旅行や映 画、ドラマ、音楽などのエンターテイメント分野など、日本とアジア地域との交流の拡大が実感で きます。世界に目を向けると、グローバル化の中で、外国人旅行者数の伸びや観光産業の経済規模 の拡大など、観光分野の進展がみられます。 世界観光機関(UNWTO)*では、約 6.8 億人であった 2000 年の全世界の外国旅行者数が、2010 年には 10 億人、2020 年には 15.6 億人になると予測しています。また、世界旅行産業会議(WTT C)によると、世界全体における観光産業の経済規模(総生産)は、関連産業、関連投資、税収な どを含めた場合、2009 年に世界のGDP(国内総生産)の約 9.4%に相当する 5 兆 4,740 億米ドル に達するとしています。関連産業を含む全観光産業の就業人口は、2009 年に、世界の全雇用者数の 約 7.6%に相当する 2 億 1,981 万人になるとしています。 平成 19 年度における国内旅行消費額は 23.5 兆円と推計されています。これによる我が国経済に もたらす直接的な経済効果は、付加価値誘発効果が 11.8 兆円、雇用誘発効果が 211 万人と推計さ れます。さらに、この旅行消費がもたらす間接的な効果を含めた生産波及効果は、53.1 兆円(国内 生産額の 5.6%)、付加価値誘発効果は 28.5 兆円(国内総生産額(名目GDP)の 5.5%)、雇用誘発 効果は 441 万人(全就業者数の 6.9%)と推計されます。このことから、観光の活性化は日本経済の 将来に大きく寄与するものといえます。現状と課題
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■ グローバリゼーションと観光産業の拡大
■ 旅行がもたらす経済効果
●外国旅行者数予測 ●世界の観光産業の経済規模(2009年予測値) 2000(平成12)年 6億8,362万人 金額(十億ドル) 5,474.00 2010(平成22)年(予測値) 10億640万人 GDP全体に占める割合(%) 9.4 2020(平成32)年(予測値) 15億6,100万人 人数(千人) 219,810.0 資料:世界観光機関(UNWTO) 雇用全体に 占める割合(%) 7.6 資料:世界旅行産業会議(WTTC) 観光産業 GDP 観光産業 による雇用 * 世界観光機関(UNWTO):観光の振興・発展を目的とする国連の専門機関 世界旅行産業会議(WTTC):世界の主要な旅行・観光会社が参加する、旅行・観光産業における財界人のた めのフォーラム。3 平成 19 年度旅行消費の我が国経済への貢献(経済効果) 資料:観光庁『観光白書』(平成 21 年版) 2003(平成15)年7月の観光立国関係閣僚会議で「観光立国行動計画」が決定され、「住んでよし、 訪れてよしの国づくり」をめざす「観光立国」実現に向けて、国を挙げて取り組むこととされまし た。 国土交通省においても、我が国が世界に開かれた観光大国となり、観光産業が我が国の真のリー ディング産業*となることをめざすため、2002(平成14)年12月に「グローバル観光戦略」を策定 し、2003(平成15)年4月より、ビジット・ジャパン・キャンペーン(VJC)*を官民一体となっ て推進しています。 また、21世紀の日本経済社会の発展のために観光立国の実現が重要であるとして、観光基本法が 43年ぶりに全面改正され、「観光立国推進基本法」が2007(平成19)年1月に施行されました。こ れを受けて、2007(平成19)年6月には「観光立国推進基本計画」が策定され、訪日外国人を、2010 (平成22)年までに1,000万人にすることを目標とし、将来的には日本人の海外旅行者数と同程度 にすることをめざすとされました。 2008(平成20)年10月には、機能的かつ効果的な業務の遂行を可能とする体制を整備するととも に、観光行政の責任を有する組織を明確化するため、国土交通省の外局として「観光庁」が発足し ました。今後は、観光庁を中心に政府一丸となって、観光立国の実現に向けた政策を総合的かつ計 画的に実施していくこととされています。 さらに、2009(平成 21)年 12 月に閣議決定された「新成長戦略(基本方針)」では、訪日外国 人を 2020 年初めまでに 2,500 万人、将来的には 3,000 万人にするという目標が掲げられました。 これを受けて、2010(平成 22)年からは、訪日外国人を 3,000 万人とする「訪日外国人 3000 万人 プログラム」が始まっており、第 1 期(2010~2013 年)を「アジア戦略の展開」、第 2 期(2014~ 2016 年)を「欧米戦略の展開」、第 3 期(2017~2019 年)を「世界戦略」と位置づけ、それぞれの 訪日外国人の目標を 1,500 万人、2,000 万人、2,500 万人としています。
■ 観光立国に向けた取り組み
* リーディング産業:成長が著しく、雇用や他産業の生産活動への幅広い波及効果を持ち、それによって地域経済を 牽引する力を有する産業 * ビジット・ジャパン・キャンペーン:国土交通省を中心とする政府関係府省及び自治体、民間企業等が官民一体と なって、「2010 年までに 1,000 万人の訪日外国人誘致」を実現するための活動4 また、MICE*の開催・誘致促進が国際交流拡大のため重要視されています。2009(平成 21) 年 7 月の「MICE推進アクションプラン」では、アクションとして「MICE全般プロモーショ ン」、「誘致・開催に関する環境整備・支援」、「MICE基礎的基盤の強化、環境の整備」を掲げ、 取り組みを進めています。 一方、日本人の国内観光旅行については、前述の「新成長戦略(基本方針)」において、国内旅 行は休日が集中しているため繁閑の差が大きく、需要がゴールデンウィークや年末年始の一定期間 に集中する結果、顕在化しない内需が多いとし、休暇取得の分散化など「ローカル・ホリデー制度」 (仮称)の検討や国際競争力の高い魅力ある観光地づくり等を通じた国内の観光需要の顕在化等の 総合的な観光政策を推進し、地域を支える観光産業を育て、新しい雇用と需要を生み出すことをめ ざした取り組みを進めています。また、観光立国の実現に向け、「観光圏の整備による観光旅客の 来訪及び滞在の促進に関する法律」*に基づき、2泊3日以上の滞在型観光を促進する取り組みを支 援するなど、様々な取り組みを進めています。 ●国籍別訪日外客数(上位10カ国/地域) 国籍 外客数(人) 国籍 外客数(人) 国籍 外客数(人) 国籍 外客数(人) 国籍 外客数(人) 1 韓国 1,747,171 韓国 2,117,325 韓国 2,600,694 韓国 2,382,397 韓国 1,586,772 2 台湾 1,274,612 台湾 1,309,121 台湾 1,385,255 台湾 1,390,228 台湾 1,024,292 3 米国 822,033 米国 816,727 中国 942,439 中国 1,000,416 中国 1,006,085 4 中国 652,820 中国 811,675 米国 815,882 米国 768,345 米国 699,919 5 香港 298,810 香港 352,265 香港 432,042 香港 550,190 香港 449,568 6 英国 221,535 英国 216,476 オーストラリア 222,518 オーストラリア 242,031 オーストラリア 211,659 7 オーストラリア 206,179 オーストラリア 195,094 英国 221,945 英国 206,564 英国 181,460 8 カナダ 150,012 カナダ 157,438 タイ 167,481 タイ 191,881 タイ 177,541 9 フィリピン 139,572 タイ 125,704 カナダ 165,993 カナダ 168,307 カナダ 152,756 10 タイ 120,238 フランス 117,785 シンガポール 151,860 シンガポール 167,894 シンガポール 145,224 全体 6,727,926 7,334,077 8,346,969 8,350,835 6,789,658 資料:JNTO国際観光白書 2009 JNTO訪日外客訪問地調査 2008(平成20)年 2009(平成21)年 順位 2005(平成17)年 2006(平成18)年 2007(平成19)年 * MICE:広義の国際会議のことで、企業会議(Meeting)、研修旅行(Incentive)、国際会議(Convention)、 見本市・イベント(Event/Exhibition)をいう。 * 観光圏の整備による観光旅客の来訪及び滞在の促進に関する法律:観光地が広域的に連携した「観光圏」の整備を 行うことで、国内外の観光旅行者が 2 泊 3 日以上滞在できるエリアの形成をめざすもの。国際競争力の高い魅力 ある観光地づくりを推進することで、地域の幅広い産業の活性化や交流人口の拡大による地域の発展を図る。
5 ●団塊の世代の退職 60歳代の平成19年度の国内宿泊観光旅行回数は、1.86回(男性1.91回、女性1.81回)であり、 国 民1人当たり(1.50回)よりも0.36回多く、各年代との比較でも最も高い水準となっています。2007 (平成19)年からは団塊世代(昭和22年から24年生まれ)が順次60代に達しており、貯蓄現在高が 高く、定年延長が行われたとしても、いずれは退職者となることから、国内旅行の主要な実施主体 として旅行需要を牽引することが期待されています。 ●情報技術の進展 インターネットや携帯情報端末の利用者の増加に伴い、双方向性、リアルタイム性を備えたこれ らの媒体を利用した観光情報の入手や取引が急速に進んでいます。情報技術の進展を活かした効果 的な情報発信が求められています。 下記の本市が行った調査において、観光客に名古屋を選んだきっかけを聞いたところ、「雑誌・ 新聞をみて」(14.7%)、「テレビやラジオ番組の情報から」(11.4%)に次いで「インターネット ホームページの情報から」(8.0%)となっており、インターネットが情報入手媒体として、一般 的になってきていることがうかがえます。 観光客の名古屋を選んだきっかけ(複数回答) 前に来たことがあり良かったから 33.6% 友人・知人に薦められたから 17.7% 雑誌・新聞をみて 14.7% テレビやラジオ番組の情報から 11.4% インターネットホームページの情報から 8.0% 旅行代理店の紹介や店頭チラシをみて 2.7% 駅や電車内のポスター・広告 2.3% 特になし 12.3% その他 6.8% 資料:名古屋市観光客・宿泊客動向調査(平成20年度)
■ 社会経済環境の変化
資料:観光庁「観光白書」(2009)6 ●観光目的の多様化 「観る」だけの観光から参加や体験(農業体験や自然体験)、交流(地域の人々とのふれあい、 まち歩き)、学習型(地域学習や産業観光*、環境学習)の観光が台頭してきました。グルメ、健 康、文化芸術、スポーツなどテーマを持った観光も増えているなど、観光目的の多様化が進んでい ます。 ●発地型観光から着地型観光*へ これまでの旅行商品が都市部の旅行会社で企画・造成される「発地型」であったのに対し、消費 者志向の多様化にともない、地元の人しか知らないような穴場や楽しみ方が求められるようになり、 より詳しい情報を持つ観光地側で旅行商品を企画・造成する「着地型」の観光が見直されています。 ●旅行形態の多様化 旅行形態は、長引く景気の低迷や意識変化などから職場等の団体旅行が減少する一方で、個人や 友人との旅行など小グループ化が進んでいます。 地球環境の保全は 21 世紀の大きな課題であり、名古屋市においては、『第2次名古屋市環境基本 計画』や『低炭素都市 2050 なごや戦略』を策定・実施するなど、地球環境問題に取り組んできま した。 また、2005(平成 17)年に、自然の叡智をテーマにした「愛・地球博」が名古屋市近郊で開催さ れ、2010 年(平成 22 年)には、生物多様性条約第 10 回締約国会議(COP10)*が開催されるな どにより、この地域の環境への意識が高まってきています。 観光においても、「エコツーリズム*」と呼ばれる環境と関わりのある新たな観光形態の推進に取 り組むとともに、観光によって環境が破壊されるようなことがないよう、環境保全と両立する持続 可能な観光のあり方が求められています。
■ 観光の目的、形態の変化
■ 環境との共生
* 産業観光:歴史的・文化的価値のある工場などやその遺構、機械器具、最先端の技術を備えた工場などを対象とし た観光で、学びや体験を伴う観光 * 着地型観光:これまでの旅行商品が都市部の旅行会社で企画・造成される「発地型」であったのに対し、旅行目的 地側主導で行うことを指す。これまでは、旅行者のニーズを把握し情報を発信するのに便利な発地型が大半だっ たが、消費者志向の多様化にともない、地元の人しか知らないような穴場や楽しみ方が求められるようになり、 着地型が見直されている。 * 生物多様性条約第 10 回締約国会議(COP10):国際条約締約国が集まって開催する会議。生物多様性条約では、 各種の国際的な枠組みを策定する会議が 2 年ごとに開催。第 10 回会議は、地球上の多種多様な生き物を守るため の新しい世界目標を決めるため、平成 22 年 10 月に名古屋市で開催。 * エコツーリズム:自然環境や歴史文化を対象とし、それらを体験し学ぶとともに、対象となる地域の自然環境や歴 史文化の保全に参画し、責任をもつ観光のあり方7 名古屋は東京、大阪の間に位置し、交通の要衝として発展してきました。交通面のインフラでは、 中部国際空港を空からの玄関口とし、新幹線を始めとする幹線鉄道、高速道路が名古屋から四方へ 伸び、広域観光交流圏の交通拠点となっています。今後、東海環状自動車道の西回り区間や名古屋 高速道路の高速 4 号線などの計画が実現することにより、さらに利便性が高まり広域観光拠点とし ての充実が図られます。 また、名古屋市内では地下鉄の環状運転が行われ、桜通線(6 号線)野並・徳重間の開業も平成 23 年 3 月に予定しており、旅行者にとって利便性の高い移動手段が確保されています。
■ 交通網の整備
資料:国土交通省「平成 20 年度中部圏開発整 備計画の実施に関する状況」 ●在来線鉄道等(名古屋周辺) ●名古屋周辺の広域交通ネットワーク8 ●観光入込客数推移 ●居住地構成 ●主な目的 (%) (%) 東海 76.1 観光・娯楽 82.8 関東 8.4 商用・公用 1.8 近畿 8.0 帰省・冠婚葬祭 2.5 北陸 2.2 大会・会議 1.1 甲信越 1.2 その他 11.8 その他 4.1 合計 100.0 合計 100.0
(2)名古屋の観光の現状
名古屋市を訪れる観光客 数(観光入込客実人数)は、 2005(平成 17)年の愛・地 球博開催時の 3,514 万人と 比べると減少し、横ばい状 態が続いています。 観光客の居住地は愛知県、 岐阜県、三重県、静岡県を 合計した「東海」(76.1%)、 主な目的は「観光・娯楽」 (82.8%)が多くなっており、 日帰り客が約 7 割を占めて います。 資料:名古屋市観光客・宿泊客動向調査(平成 20 年度)■ 観光客数
5,868 5,617 5,248 3,514 3,074 3,304 5,317 3,200 1.73 1.7 1.64 1.67 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 平成17年度 平成18年度 平成19年度 平成20年度 1.00 1.50 2.00 2.50 3.00 3.50 4.00 観光入込客延べ人数(万人) 観光入込客実人数(万人) 平均訪問観光地点数 調査方法 市内主要観光地点を訪れた観光入込客のうち、10 歳以上と思われる観光入込客より調査対象を抽出 し、対面聞き取りにより年齢を確認した上で調査を行った。 ●市外からの観光客の旅行日程 ●年齢構成 ●性別 (%) (%) (%) 日帰り 69.0 10~19歳 7.3 男性 47.3 2日 20.0 20~29歳 20.1 女性 52.7 3日 7.4 30~39歳 20.4 合計 100.0 4日 1.5 40~49歳 13.4 5日以上 2.1 50~59歳 17.9 合計 100.0 60~69歳 14.8 70歳以上 6.1 合計 100.09 0 50 100 150 200 250 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 多くの初詣客が訪れる熱田神宮は、例年トップの入場者数を誇っています。2 位の東山動植物園、 3 位の名古屋港水族館はともに約 200 万人の入場者があります。名古屋城では本丸御殿の復元工事 が行われ、東山動植物園でも新たな展示計画が進められています。同様に 9 位の名古屋市科学館に ついても、理工館・天文館の改築が行われています。 このように、歴史施設、レジャー施設、文化・芸術施設などバラエティーに富んだ集客がなされ ています。また、上位観光施設の多くで、さらに広域の集客も見込める施設への転換が進んでいる ことから、今後の集客力の向上が期待されています。 月別の入場者数を見ると 1 月の入場者数が突出して多くなっていますが、熱田神宮初詣客の影響 を考え、熱田神宮を除いて月別の入場者数をみると、春休みの 3 月、4 月、ゴールデンウィークの 5 月、夏休みの 8 月、秋の行楽シーズンの 10 月、11 月の入場者数が多くなっています。
■ 主な観光施設の入場者数
●熱田神宮を除く月別入場者数(平成 20 年度) 資料:名古屋市観光客・宿泊客動向調査(平成 20 年度) (万人) ●施設別の入場者数(上位10施設) (人) 施 設 名 平成16年度 平成17年度 平成18年度 平成19年度 平成20年度 1 熱田神宮 6,465,460 6,547,860 6,235,956 6,512,112 6,417,500 2 東山動植物園 1,735,184 1,650,336 2,020,314 2,319,341 2,201,822 3 名古屋港水族館 1,759,536 1,663,186 1,927,274 2,116,681 1,907,127 4 名古屋城 994,994 1,984,187 1,096,137 1,196,500 1,246,279 5 農業文化園・戸田川緑地 658,225 642,757 712,288 691,262 938,998 6 シートレインランド 728,142 600,388 707,572 731,388 690,717 7 愛知県美術館 629,283 1,222,438 761,088 803,967 682,896 8 名古屋市農業センター 713,839 669,831 622,769 612,259 630,033 9 名古屋市科学館 615,425 486,104 614,577 618,956 607,864 10 名古屋港 203,434 202,177 195,639 643,632 586,78810 ●居住地構成 ●主な目的 (%) (%) 東海 33.8 観光・娯楽 47.1 関東 30.4 商用・公用 22.2 近畿 11.0 帰省・冠婚葬祭 10.7 北陸 3.3 大会・会議 8.3 甲信越 5.1 その他 11.7 その他 16.4 合計 100.0 合計 100.0 市内の宿泊客数は、愛・地球博の開催された 2005(平成 17)年度は 714 万人(延べ宿泊客数)で したが、その後は 620~630 万人程度で横ばいが続いています。宿泊客の居住地は「東海」と「関 東」がそれぞれ 33.8%、30.4%と多くなっています。主な目的は、「観光・娯楽」が 47.1%と多く、 次いで「商用・公用」22.2%となっており、観光客数(P8)と比べると「商用・公用」の割合が高 くなっています。 宿泊施設については、収容能力が増加し、稼働率が減少する状況となっています。
■ 宿泊客数
●宿泊客数の推移 574 714 629 638 624 465 447 475 485 472 1.2 1.6 1.3 1.3 1.3 0 100 200 300 400 500 600 700 800 平成16年度 平成17年度 平成18年度 平成19年度 平成20年度 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 4.0 延べ宿泊客数(万人) 宿泊客実人数(万人) 宿泊客平均宿泊日数(日泊) 調査方法 予め調査票を宿泊施設の客室等に設置し、宿泊者が記入した上でフロントに提出するという方法で行 った。 ●市内宿泊施設の年間定員稼働率 (%) 2004年度 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 (平成16) (平成17) (平成18) (平成19) (平成20) 58.9 70.4 63.6 63.2 59.1 ●市内宿泊施設の収容能力の推移 2004年度 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 (平成16) (平成17) (平成18) (平成19) (平成20) 室数 20,074 20,389 20,224 20,690 21,495 収容人数 27,917 28,119 27,977 28,466 29,677 資料:名古屋市観光客・宿泊客動向調査(平成20年度) (人)11 ●観光総消費額(推計値) 居住地 平成19年度 平成20年度 485万人 472万人 名古屋市内客 1,204万人 1,106万人 名古屋市外客 1,615万人 1,622万人 22,188円 20,559円 名古屋市内客 3,645円 4,012円 名古屋市外客 6,854円 6,761円 宿泊客 1,070億円 970億円 名古屋市内客 439億円 444億円 名古屋市外客 1,107億円 1,097億円 2,616億円 2,511億円 総消費額 日帰り客 実人数 日帰り客 一人あたり 消費額 日帰り客 宿泊客 宿泊客 観光総消費額*によって活況の 程度が推し量られる観光産業は、 宿泊業、交通運輸業、旅行業、飲 食業、土産品業など幅広い分野か らなり、市の経済への波及効果や 税収への影響も少なくありませ ん。 名古屋市内の観光総消費額は 2007(平成 19)年度の 2,616 億円 から、2008(平成 20)年度は 2,511 億円へと 100 億円減少し、不況に よる影響が感じられます。 資料:名古屋市観光客・宿泊客動向調査(平成 20 年度) 訪名外国人は、2005(平成 17)年の約 63.2 万人から、2008(平成 20)年には 76.8 万人と増加傾 向にありましたが、世界的に不況であった 2009(平成 21)年には 61.1 万人と大幅に減少しました。 2009(平成 21)年訪名外国人数ランキングを見ると、中国、台湾、韓国の東アジアが上位を占め、 次いで米国となっています。
■ 観光消費額
■ 訪名外国人
資料:JNTO*訪日外客訪問地調査(2005~2009)、JNTO国際観光白書(2009) 訪日外国人数と各国別の名古屋への訪問率より算出 ●訪名外国人数ランキング 国籍 人数 国籍 人数 国籍 人数 国籍 人数 国籍 人数 1 中 国 122,730 中 国 136,361 中 国 182,833 中 国 193,080 中 国 160,974 2 韓 国 106,577 台 湾 125,676 台 湾 157,919 台 湾 168,218 台 湾 122,915 3 台 湾 81,575 韓 国 112,218 韓 国 117,031 韓 国 121,502 韓 国 80,925 4 米 国 75,627 米 国 61,255 米 国 58,744 米 国 56,858 米 国 51,794 5 ドイツ 21,080 香 港 22,545 香 港 22,898 香 港 23,658 香 港 26,075 6 オーストラリア 18,968 英 国 16,019 タ イ 16,748 ドイツ 19,310 タ イ 21,127 7 香 港 18,825 オーストラリア 14,047 ドイツ 14,648 フランス 18,743 オーストラリア 14,816 8 カナダ 18,301 カナダ 11,493 英 国 13,095 タ イ 18,037 ドイツ 14,058 9 英 国 16,615 ドイツ 9,804 フランス 11,987 カナダ 14,979 シンガポール 12,054 10 フランス 15,737 フランス 9,658 オーストラリア 10,236 オーストラリア 11,375 英国 11,795 全体 632,425 623,397 726,186 768,277 611,069 2009(平成21)年 2007(平成19)年 2008(平成20)年 順位 2005(平成17)年 2006(平成18)年 * 観光総消費額:観光旅行者が市内で支出した宿泊費、交通費、飲食費などの合計 * JNTO:日本政府観光局。正式名称は、独立行政法人国際観光振興機構。海外における宣伝、外国人旅行者に対 する観光案内、外国人観光旅行者の来訪促進に必要な業務など、国際観光の振興を図ることを目的とする法人 (人)12 名古屋市が平成 20 年度に実施したインターネットアンケート調査によると、名古屋の観光資源の 中で「なごやめし*」や名古屋城をはじめとする「尾張徳川家ゆかりの史跡や遺産」「熱田神宮」の 認知度は全国的にも高く、それぞれの施設への訪問意向も高くなっています。実際の訪問・体験状 況や今後訪れたい場所なども、これらの観光資源が中心となっています。 また、平成 21 年度に実施した名古屋の観光に関する満足度調査によると、観光客の多くは、名古 屋市の印象として、「満足」と感じていることが分かります。満足な理由としては、「歴史的な施設」 や「グルメ・なごやめし」が多くあげられています。 どちらの調査においても、年代が高いほど、「歴史的な施設」への関心が高く、年代が低いほど「グ ルメ・なごやめし」への関心が高くなる傾向がみられます。 その他、ブランド総合研究所による 2009 年の地域ブランド調査(P22、23)によると、調査対象 の全国市区町村の中で、名古屋市の魅力度 15 位、認知度 6 位、情報接触度 9 位、観光意欲度 34 位、 居住意欲度 15 位、産品購入意欲度 7 位と健闘しています。中でも名古屋市の食品に関する産品購 入意欲度が 6 位と全国的にも高いのは、「なごやめし」の知名度が上がっていることによるものと 思われます。観光意欲度は 2008 年の 61 位から 34 位へと上がってきました。観光意欲度の上位は 北海道や沖縄の市町村、京都市などですが、その他大都市としては神戸市(7 位)や横浜市(9 位) が上位に位置しており、本市においても、さらに魅力の向上や情報発信への取り組みが望まれます。
■ 名古屋の観光に対する意識
* なごやめし:名古屋から東京へ進出した飲食企業の提供した「味噌カツ」などが人気を博し、これをきっかけとし て平成 14 年頃から東京を中心に「なごやめし」という言葉が使われるようになったと言われている。愛知万博の 開催でこの地域への注目度が高まるとともにブレイクし、地域の「食」が「なごやめし」として全国的にも認知 されていった。豆味噌料理の「味噌カツ」や「味噌煮込みうどん」、「ひつまぶし」、「手羽先」、「きしめん」、「あ んかけスパ」、「天むす」など多彩なメニューがある。13 (%) 尾 張 徳 川 家 ゆ か り の 史 跡 や 遺 産 ( 名 古 屋 城、 徳 川 園、 徳 川 美 術 館 な ど) 熱 田 神 宮 産 業 観 光 施 設 ( 産 業 技 術 記 念 館、 ノ リ タ ケ の 森 な ど ) 、 科 学 館 文 化 施 設 ( 美 術 館、 博 物 館 な ど ) 名 古 屋 港 ( 名 古 屋 港 水 族 館、 シー ト レ イ ン ラ ン ド、 ポー ト ビ ル な ど ) 東 山 動 植 物 園 栄 ( 名 古 屋 テ レ ビ 塔、 久 屋 大 通 公 園、 オ ア シ ス 2 1 な ど ) 大 須( 大 須 観 音 ・ 大 須 商 店 街) 文 化 の み ち ( 二 葉 館 な ど) 有 松( 街 並 み、 絞 り 会 館 な ど) な ご や め し ( 味 噌 煮 込 み、 ひ つ ま ぶ し、 き し め ん、 み そ か つ、 手 羽 先 な ど) 祭 り( 名 古 屋 ま つ り、 にっ ぽ ん ど 真 ん 中 祭 り な ど ) そ の 他 知っ て い る も の は な い 全 体 性 男性 別 女性 29歳以下 年 30歳代 齢 40歳代 別 50歳代 60歳以上 東海 地 東京圏 大阪圏 域 北陸・甲信越 東北・北海道 別 中国・四国 九州・沖縄 63.4 56.2 12.1 15.9 32.3 45.6 37.7 18.0 2.4 7.6 77.2 12.9 1.4 5.0 64.4 62.4 13.0 17.2 34.8 48.8 45.2 21.4 3.2 8.4 73.2 14.6 1.0 4.2 62.4 50.0 11.2 14.6 29.8 42.4 30.2 14.6 1.6 6.8 81.2 11.2 1.8 5.8 50.5 29.0 9.5 12.4 31.9 29.0 34.3 16.7 1.9 2.9 77.6 13.3 1.4 6.2 56.2 42.9 15.2 19.0 38.6 40.5 41.0 17.6 3.8 9.0 79.5 15.2 1.0 7.1 61.1 58.9 15.0 16.7 32.8 46.7 40.0 17.8 1.7 8.9 78.3 14.4 1.1 7.2 72.5 73.4 10.6 16.5 28.4 53.2 37.6 17.0 2.8 7.8 78.0 9.2 0.9 1.8 78.0 79.7 10.4 14.8 29.7 60.4 35.7 21.4 1.6 9.9 72.0 12.6 2.7 2.7 68.6 83.1 48.3 50.8 78.8 83.9 86.4 71.2 11.9 37.3 79.7 50.0 0.8 0.8 68.7 62.8 5.9 13.3 23.6 46.9 28.3 10.6 1.2 3.8 76.4 7.7 1.8 3.8 62.4 64.8 10.3 12.1 27.3 46.7 44.8 17.6 0.6 5.5 77.0 6.7 1.8 4.2 67.2 46.9 7.8 14.1 40.6 51.6 35.9 12.5 3.1 84.4 10.9 1.6 1.6 60.3 37.1 9.5 8.6 23.3 25.0 24.1 7.8 0.9 2.6 78.4 9.5 1.7 8.6 56.8 46.6 6.8 5.7 28.4 30.7 28.4 9.1 2.3 1.1 76.1 9.1 6.8 49.1 27.3 4.5 9.1 24.5 29.1 26.4 5.5 1.8 3.6 72.7 6.4 0.9 10.9 インターネットアンケート調査(平成 20 年度 名古屋市観光客・宿泊客動向調査) 調査対象 東海、東京圏、大阪圏、北陸・甲信越、東北・北海道、中国・四国、九州・沖縄に住む18~69 歳の男女1,000 名 調査日時 平成20 年 7 月 12 日(土)~ 13 日(日) サンプリング方法 国勢調査における都道府県人口割合と性・年齢別人口割合をもとに、各カテゴリーのサンプル 数を求めた。 ●名古屋の観光資源の認知度(複数回答) 名古屋の観光資源の中で知っているものとしては、「なごやめし」(77.2%)が最も多くなって います。「尾張徳川家ゆかりの史跡や遺産」(63.4%)、「熱田神宮」(56.2%)の認知度も 6 割前後 と高くなっています。 60 歳以上では「熱田神宮」や「尾張徳川家ゆかりの史跡や遺産」、「東海」では「栄」や「東山 動植物園」、「熱田神宮」の方が「なごやめし」の認知度を上回っています。 ( 町 並 み 、 絞 会 館 な ど )
14 ●名古屋の観光資源の訪問・体験状況(複数回答) 過去 5 年以内に名古屋に訪れた方(444 人)が訪問した場所又は経験したものとして、「なごや めし」(52.7%)は過半数が経験しています。次いで「栄」(30.6%)、「尾張徳川家ゆかりの史跡 や遺産」(23.4%)、「熱田神宮」(19.4%)、「名古屋港」(17.3%)となっていて、「訪問した場所 又は経験したものはない」割合は 24.5%となっています。 「東海」では「栄」(57.4%)が最も多く、そのほかの地域では「なごやめし」が最も多くなっ ています。また、60 歳以上では「尾張徳川家ゆかりの史跡や遺産」が、「中国・四国」では「熱田 神宮」がそれぞれ第 2 位となっています。 (%) 尾 張 徳 川 家 ゆ か り の 史 跡 や 遺 産 ( 名 古 屋 城、 徳 川 園、 徳 川 美 術 館 な ど ) 熱 田 神 宮 産 業 観 光 施 設 ( 産 業 技 術 記 念 館、 ノ リ タ ケ の 森 な ど ) 、 科 学 館 文 化 施 設 ( 美 術 館、 博 物 館 な ど ) 名 古 屋 港 ( 名 古 屋 港 水 族 館、 シー ト レ イ ン ラ ン ド、 ポー ト ビ ル な ど ) 東 山 動 植 物 園 栄 ( 名 古 屋 テ レ ビ 塔、 久 屋 大 通 公 園、 オ ア シ ス 2 1 な ど ) 大 須 ( 大 須 観 音 ・ 大 須 商 店 街 ) 文 化 の み ち ( 二 葉 館 な ど ) 有 松 ( 街 並 み、 絞 り 会 館 な ど ) な ご や め し ( 味 噌 煮 込 み、 ひ つ ま ぶ し、 き し め ん、 み そ か つ、 手 羽 先 な ど ) 祭 り ( 名 古 屋 ま つ り、 にっ ぽ ん ど 真 ん 中 祭 り な ど ) そ の 他 訪 問 し た 場 所 又 は 経 験 し た も の は な い 全 体 性 男性 別 女性 29歳以下 年 30歳代 齢 40歳代 別 50歳代 60歳以上 東海 地 東京圏 大阪圏 域 北陸・甲信越 東北・北海道 別 中国・四国 九州・沖縄 23.4 19.4 6.3 8.3 17.3 14.4 30.6 14.9 1.4 3.8 52.7 3.8 0.5 24.5 22.4 19.5 6.5 7.3 19.1 12.6 34.6 17.5 0.4 3.7 50.0 3.3 0.4 22.4 24.7 19.2 6.1 9.6 15.2 16.7 25.8 11.6 2.5 4.0 56.1 4.5 0.5 27.3 16.1 16.1 6.5 6.5 23.7 14.0 34.4 18.3 1.1 2.2 50.5 3.2 2.2 23.7 23.0 20.0 6.0 8.0 23.0 20.0 36.0 13.0 2.0 7.0 53.0 5.0 25.0 21.7 13.3 7.2 6.0 19.3 12.0 28.9 15.7 1.2 48.2 2.4 30.1 24.1 24.1 5.7 10.3 6.9 8.0 27.6 12.6 2.3 1.1 55.2 1.1 21.8 33.3 23.5 6.2 11.1 12.3 17.3 24.7 14.8 1.2 7.4 56.8 7.4 22.2 26.9 30.6 15.7 22.2 41.7 34.3 57.4 41.7 2.8 9.3 50.0 13.9 0.9 13.9 27.7 12.4 2.9 3.6 6.6 6.6 19.0 6.6 1.5 2.2 52.6 1.5 0.7 30.7 20.5 19.2 3.8 2.6 14.1 9.0 21.8 6.4 1.3 3.8 52.6 24.4 14.7 17.6 5.9 5.9 14.7 17.6 20.6 2.9 55.9 20.6 25.9 18.5 7.4 3.7 14.8 11.1 25.9 14.8 59.3 29.6 12.9 29.0 9.7 3.2 25.8 6.5 3.2 58.1 22.6 17.2 3.4 10.3 3.4 31.0 48.3 37.9 (444 人) ( 町 並 み 、 絞 会 館 な ど )
15 (%) 名 古 屋 市 内 の み 明 治 村 ・ 犬 山 方 面 瀬 戸 ・ 小 原 方 面 長 久 手 ・ モ リ コ ロ パー ク ( 愛 ・ 地 球 博 会 場 ) 方 面 知 多 ・ 常 滑 ・ セ ン ト レ ア 方 面 豊 田 ・ 岡 崎 ・ 足 助 方 面 蒲 郡 ・ 西 浦 ・ 三 谷 方 面 豊 川 ・ 鳳 来 寺 方 面 豊 橋 ・ 伊 良 湖 方 面 岐 阜 ・ 関ヶ 原 方 面 多 治 見 ・ 恵 那 ・ 中 津 川 方 面 下 呂 ・ 高 山 方 面 長 島 温 泉 ・ 湯 の 山 ・ 鈴 鹿 方 面 伊 勢 ・ 志 摩 方 面 そ の 他 全 体 性 男性 別 女性 29歳以下 年 30歳代 齢 40歳代 別 50歳代 60歳以上 東海 地 東京圏 大阪圏 域 北陸・甲信越 東北・北海道 別 中国・四国 九州・沖縄 45.3 14.8 5.5 16.8 7.8 7.0 7.0 3.5 5.1 8.6 5.1 7.4 10.5 13.7 0.8 48.9 14.8 3.7 14.1 5.2 8.1 7.4 2.2 4.4 8.1 2.2 6.7 9.6 14.8 1.5 41.3 14.9 7.4 19.8 10.7 5.8 6.6 5.0 5.8 9.1 8.3 8.3 11.6 12.4 46.6 6.9 6.9 13.8 6.9 8.6 6.9 1.7 5.2 13.8 3.4 6.9 6.9 12.1 1.7 41.5 23.1 7.7 21.5 7.7 7.7 9.2 3.1 7.7 9.2 4.6 6.2 13.8 9.2 65.3 10.2 12.2 2.0 6.1 2.0 4.1 8.2 6.1 6.1 10.2 40.0 10.0 5.0 12.5 2.5 2.5 5.0 2.5 5.0 10.0 2.5 5.0 10.0 12.5 2.5 31.8 22.7 6.8 22.7 20.5 9.1 13.6 9.1 6.8 4.5 6.8 13.6 15.9 27.3 51.7 14.6 11.2 18.0 14.6 12.4 11.2 5.6 6.7 9.0 12.4 7.9 16.9 12.4 42.2 10.9 1.6 17.2 3.1 4.7 1.6 4.7 6.3 9.4 1.6 7.8 3.1 15.6 3.1 41.7 20.8 4.2 16.7 8.3 6.3 10.4 2.1 4.2 6.3 8.3 16.7 8.3 50.0 13.6 4.5 13.6 9.1 4.5 4.5 4.5 4.5 13.6 36.4 36.4 9.1 9.1 9.1 27.3 38.5 7.7 7.7 7.7 7.7 7.7 7.7 30.8 33.3 33.3 33.3 11.1 ●名古屋以外の訪問地(複数回答) 観光等が目的で名古屋に訪れた方(256 人)が、「名古屋以外にも訪問した」割合は 54.7%(名 古屋市内のみが 45.3%)でした。全体としての訪問地は、「長久手・モリコロパーク(愛・地球博 会場)方面」(16.8%)が最も多く、以下「明治村・犬山方面」(14.8%)、「伊勢・志摩方面」(13.7%)、 「長島温泉・湯の山・鈴鹿方面」(10.5%)と続いています。 「名古屋以外にも訪問した」割合は、女性や 50 歳代以上で高く、60 歳以上では「伊勢・志摩方 面」(27.3%)、「明治村・犬山方面」(22.7%)、「長久手・モリコロパーク(愛・地球博会場)方 面」(22.7%)、「知多・常滑・セントレア方面」(20.5%)などを比較的数多く訪問しています。 地域別にみると、「九州・沖縄」、「東北・北海道」、「中国・四国」など遠方からの訪問者の「名 古屋以外にも訪問した」割合が 6~7 割と高くなっています。 (256 人)
16
全 体
性 男性
別 女性
29歳以下
年
30歳代
齢 40歳代
別
50歳代
60歳以上
東海
地 東京圏
大阪圏
域 北陸・甲信越
東北・北海道
別 中国・四国
九州・沖縄
15.2 15.2 15.2 21.0 18.6 15.0 9.2 12.1 34.7 12.4 7.3 20.3 12.9 10.2 18.2 74.6 74.2 75.0 72.3 75.2 73.9 77.0 74.2 60.3 75.8 80.0 73.4 75.0 78.4 75.4 9.6 9.8 9.4 6.7 5.2 11.1 12.4 13.2 2.5 11.5 12.1 6.3 11.2 11.4 6.4 0.6 0.8 0.4 1.4 0.5 0.3 0.6 0.9 1.0 2.5 是非訪れたい 機会があれば訪れたい 訪れたいとは思わない その他 (%) ●名古屋への訪問意向 今後の名古屋への訪問意向としては、「機会があれば訪れたい」が 74.6%を占め、「是非訪れた い」(15.2%)を合わせて 9 割と大半が訪れたいと考えています。 どの階層も 9 割前後が訪問意向を持っています。 「是非訪れたい」という強い訪問意向の割合は、「東海」で多く、そのほか 29 歳以下や「北陸・ 甲信越」でも 2 割以上みられます。17 (%) 尾 張 徳 川 家 ゆ か り の 史 跡 や 遺 産 ( 名 古 屋 城、 徳 川 園、 徳 川 美 術 館 な ど ) 熱 田 神 宮 産 業 観 光 施 設 ( 産 業 技 術 記 念 館、 ノ リ タ ケ の 森 な ど) 、 科 学 館 文 化 施 設( 美 術 館、 博 物 館 な ど ) 名 古 屋 港( 名 古 屋 港 水 族 館、 シー ト レ イ ン ラ ン ド、 ポー ト ビ ル な ど ) 東 山 動 植 物 園 栄 ( 名 古 屋 テ レ ビ 塔、 久 屋 大 通 公 園、 オ ア シ ス 2 1 な ど ) 大 須 ( 大 須 観 音 ・ 大 須 商 店 街 ) 文 化 の み ち( 二 葉 館 な ど) 有 松 ( 街 並 み、 絞 り 会 館 な ど ) な ご や め し( 味 噌 煮 込 み、 ひ つ ま ぶ し、 き し め ん、 み そ か つ、 手 羽 先 な ど) 祭 り ( 名 古 屋 ま つ り、 にっ ぽ ん ど 真 ん 中 祭 り な ど) そ の 他 全 体 性 男性 別 女性 29歳以下 年 30歳代 齢 40歳代 別 50歳代 60歳以上 東海 地 東京圏 大阪圏 域 北陸・甲信越 東北・北海道 別 中国・四国 九州・沖縄 47.6 31.0 15.8 17.6 28.2 26.6 20.3 12.9 9.7 11.0 65.4 15.1 1.9 47.4 31.1 15.7 16.1 25.5 26.4 24.6 14.1 8.5 9.4 59.7 14.1 1.8 47.7 30.8 16.0 19.1 30.8 26.8 16.0 11.8 10.9 12.6 71.0 16.2 2.0 45.4 17.3 15.3 17.9 32.1 25.0 26.0 14.8 7.7 9.7 69.9 23.5 1.5 41.1 26.9 13.7 12.7 37.1 30.5 22.8 11.7 9.1 9.6 70.1 17.8 2.0 38.1 29.4 18.1 15.0 26.9 28.1 18.8 13.1 8.1 5.6 66.9 10.6 1.9 52.1 37.8 17.6 17.0 25.0 22.9 19.7 13.3 10.1 12.8 59.6 12.2 2.7 62.4 46.5 14.6 26.8 17.2 26.8 12.1 11.5 14.0 17.8 59.2 9.6 1.3 25.9 19.6 25.0 24.1 40.2 32.1 37.5 33.0 12.5 12.5 50.9 14.3 2.7 53.8 44.5 14.7 19.4 20.7 25.1 14.7 11.0 11.0 10.7 69.6 15.1 1.3 47.2 25.0 12.5 15.3 29.9 24.3 16.0 10.4 4.9 9.0 56.3 8.3 2.8 45.0 21.7 13.3 15.0 28.3 26.7 21.7 10.0 15.0 16.7 71.7 11.7 1.7 52.0 34.3 13.7 13.7 29.4 26.5 20.6 12.7 8.8 12.7 75.5 21.6 2.9 44.9 19.2 17.9 11.5 28.2 24.4 21.8 3.8 3.8 7.7 61.5 17.9 1.3 52.4 23.3 15.5 18.4 33.0 30.1 21.4 8.7 11.7 10.7 70.9 19.4 1.0 ●訪れたい名古屋の観光資源(複数回答) 今後名古屋へ訪れたいと思う方(898 人)が訪問したい場所又は経験したいものとしては、全体 として「なごやめし」が 65.4%と最も多く、次いで「尾張徳川家ゆかりの史跡や遺産」(47.6%)、 「熱田神宮」(31.0%)、「名古屋港」(28.2%)、「東山動植物園」(26.6%)、「栄」(20.3%)とな っています。 60 歳以上では「尾張徳川家ゆかりの史跡や遺産」の割合が最も高くなっていますが、そのほか の階層では全て「なごやめし」が最も高くなっています。また、「東海」では「なごやめし」の割 合が、他の地域より低くなっており、場所としては「名古屋港」「栄」「大須」「東山動植物園」な どの割合が比較的高くなっています。 (898 人) ( 町 並 み 、 絞 会 館 な ど )
18 調査方法 等間隔無作為抽出による個別面接聴取法 調査期間 平成21年年7月9日(木)~7月29日(水) 調査場所 名古屋城/徳川園・徳川美術館/熱田神宮/産業技術記念館/ノリタケの森 テレビ塔/東山動植物園/名古屋港水族館 (%) 標 本 数 大 変 満 足 ほ ぼ 満 足 普 通 や や 不 満 不 満 2,296 20.3 43.0 33.1 2.7 0.6 名古屋城 762 24.4 47.0 25.7 2.5 0.1 徳川園・徳川美術館 154 15.6 40.9 42.2 0.6 0.0 熱田神宮 366 21.0 36.6 36.6 1.9 1.4 産業技術記念館 198 13.1 41.9 44.9 0.5 0.0 ノリタケの森 180 16.1 47.8 32.8 2.8 0.0 テレビ搭 157 14.6 47.1 32.5 4.5 0.6 東山動植物園 222 20.3 28.8 41.4 8.1 2.3 名古屋港水族館 257 21.4 48.6 28.4 1.2 0.4 男性計 1,003 18.9 43.4 33.8 2.5 1.0 10~20代 253 19.8 41.1 37.2 0.8 0.4 30~40代 405 22.2 44.4 28.6 4.0 1.2 50~60代 277 14.1 42.2 38.3 2.5 1.4 70才以上 66 16.7 51.5 31.8 0.0 0.0 女性計 1,272 21.1 42.9 32.6 2.8 0.2 10~20代 364 25.0 38.7 33.0 3.0 0.3 30~40代 485 22.9 42.5 31.5 2.3 0.4 50~60代 370 14.6 47.8 34.1 3.0 0.0 70才以上 52 23.1 42.3 28.8 5.8 0.0 日帰り 1,334 18.9 38.0 39.0 3.1 1.0 2日間 632 23.1 50.9 23.9 1.9 0.0 3日間以上 297 21.9 48.5 26.9 2.0 0.0 はじめて 415 26.0 47.0 25.1 1.9 0.0 2~3回目 392 20.4 49.0 28.1 2.3 0.0 4~9回目 236 14.8 49.6 34.7 1.3 0.0 10回目以上 1,203 20.0 38.5 37.1 3.2 1.1 滞 在 日 数 別 来 訪 回 数 別 全体 調 査 場 所 別 性 ・ 年 代 別 0 10 20 30 40 50 名古屋の観光に関する満足度調査(名古屋市 平成 21 年度) 全体と比べて 10ポイント以上高い 全体と比べて 10ポイント以上低い ●名古屋市の満足度 名古屋市の印象は、「大変満足」が 20.3%、「ほぼ満足」が 43.0%であることから、全体として 63.3%が概ね満足しています。
19 ●満足な理由 満足の理由は、全体として「歴史的な施設」が 57.7%で最も高く、以下「グルメ・なごやめし」 (33.5%)、「都心部でのショッピングやまち歩き」(21.2%)と続いています。 性・年代別にみると、年代が高いほど「歴史的な施設」が高くなり、年代が低いほど「グ ルメ・なごやめし」「都心部でのショッピングやまち歩き」が高くなる傾向がみられます。 全体と比べて 10ポイント以上高い 全体と比べて 10ポイント以上低い (%) 標 本 数 歴 史 的 な 施 設 グ ル メ ・ な ご や め し 都 心 部 で の ショ ッ ピ ン グ や 街 歩 き レ ジャ ー 施 設 ( 動 物 園 ・ 水 族 館 等) 産 業 観 光 ・ も の づ く り の 施 設 ス ポー ツ 観 戦 ( 野 球 ・ サッ カー 等 ) お 祭 り ・ イ ベ ン ト コ ン サー ト や 観 劇 な ど の 鑑 賞 そ の 他 1,452 57.7 33.5 21.2 19.4 14.3 5.9 4.6 4.2 7.7 名古屋城 544 76.8 37.1 12.3 6.1 4.6 4.4 2.0 2.8 9.4 徳川園・徳川美術館 87 83.9 21.8 25.3 13.8 12.6 11.5 3.4 2.3 4.6 熱田神宮 211 67.3 37.4 33.2 10.4 3.3 6.2 4.7 4.7 9.0 産業技術記念館 109 32.1 22.0 13.8 13.8 69.7 0.0 0.0 2.8 6.4 ノリタケの森 115 40.9 29.6 27.0 18.3 47.0 10.4 7.0 8.7 1.7 テレビ搭 97 41.2 41.2 37.1 17.5 13.4 11.3 11.3 11.3 5.2 東山動植物園 109 37.6 11.0 27.5 58.7 11.9 4.6 4.6 0.0 9.2 名古屋港水族館 180 23.3 42.8 20.6 54.4 4.4 5.6 10.6 5.6 7.8 男性計 625 57.1 31.5 15.0 17.1 16.5 7.0 4.0 2.2 8.3 10~20代 154 54.5 32.5 17.5 16.2 13.0 10.4 3.9 3.2 5.2 30~40代 270 55.9 36.3 16.7 22.2 17.0 6.7 4.8 2.2 5.2 50~60代 156 60.3 24.4 12.8 9.0 20.5 4.5 3.8 1.9 14.7 70才以上 45 62.2 24.4 4.4 17.8 11.1 6.7 0.0 0.0 15.6 女性計 814 58.5 35.1 26.0 21.5 12.4 4.8 5.2 5.8 7.2 10~20代 232 47.4 38.8 26.7 22.8 6.0 3.4 6.0 3.9 3.4 30~40代 317 59.9 39.1 30.3 23.3 16.1 5.7 5.7 5.0 6.0 50~60代 231 67.1 27.7 21.6 19.5 13.4 5.6 3.9 8.7 11.3 70才以上 34 61.8 23.5 11.8 8.8 14.7 0.0 2.9 5.9 17.6 調 査 場 所 別 性 ・ 年 代 別 全体 0 20 40 60 80 ま ち 歩 き
20 全体と比べて 10ポイント以上高い 全体と比べて 10ポイント以上低い ●不満な理由 不満の理由は、標本値が少ないため参考値と考えますが、「歴史的な魅力を感じる施設が少ない」 が 31.1%で最も高く、以下「大型レジャー施設が少ない」(28.4%)、「都心部の賑わいが少ない・ 店舗が少ない」(23.0%)と続いています。 (%) 標 本 数 歴 史 的 な 魅 力 を 感 じ る 施 設 が 少 な い 大 型 レ ジャ ー 施 設 が 少 な い 都 心 部 の 賑 わ い が 少 な い ・ 店 舗 な い 店 舗 の 閉 店 時 間 が 早 い も の づ く り 文 化 を 楽 し む 施 設 が な い 魅 力 的 な お 土 産 が 少 な い 観 光 施 設 の 閉 鎖 時 間 が 早 い 食 べ 物 が 口 に 合 わ な い 観 光 施 設 ・ ホ テ ル 等 の サー ビ ス 水 準 そ の 他 74 31.1 28.4 23.0 16.2 14.9 10.8 8.1 6.8 2.7 54.1 名古屋城 20 30.0 0.0 25.0 15.0 15.0 0.0 0.0 0.0 0.0 65.0 徳川園・徳川美術館 1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0 熱田神宮 12 58.3 33.3 58.3 0.0 25.0 33.3 8.3 0.0 16.7 41.7 産業技術記念館 1 0.0 0.0 100.0 0.0 0.0 0.0 100.0 0.0 0.0 0.0 ノリタケの森 5 20.0 20.0 0.0 0.0 40.0 0.0 0.0 0.0 0.0 60.0 テレビ搭 8 25.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 62.5 東山動植物園 23 21.7 65.2 17.4 39.1 13.0 17.4 17.4 13.0 0.0 56.5 名古屋港水族館 4 50.0 25.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 50.0 0.0 0.0 男性計 35 31.4 37.1 25.7 14.3 20.0 8.6 8.6 5.7 2.9 48.6 10~20代 3 33.3 33.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 33.3 30~40代 21 42.9 42.9 33.3 14.3 23.8 4.8 14.3 4.8 4.8 52.4 50~60代 11 9.1 27.3 18.2 18.2 18.2 18.2 0.0 9.1 0.0 45.5 70才以上 0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 女性計 39 30.8 20.5 20.5 17.9 10.3 12.8 7.7 7.7 2.6 59.0 10~20代 12 25.0 25.0 16.7 25.0 0.0 0.0 16.7 0.0 0.0 75.0 30~40代 13 38.5 30.8 15.4 23.1 30.8 23.1 7.7 15.4 7.7 38.5 50~60代 11 18.2 9.1 27.3 9.1 0.0 9.1 0.0 9.1 0.0 63.6 70才以上 3 66.7 0.0 33.3 0.0 0.0 33.3 0.0 0.0 0.0 66.7 調 査 場 所 別 性 ・ 年 代 別 全体 0 20 40 60 が 少 な い 0 0 標 本 数
21 ●今後の来訪意向 今後の来訪意向は、全体として「歴史的な施設」が 30.3%で最も高く、以下「レジャーの施設」 (24.7%)、「グルメ・なごやめし」(22.9%)、「都心部でのショッピングやまち歩き」(21.9%)と 続いています。 性・年代別にみると、『女性』は「グルメ・なごやめし」「都心部でのショッピングやまち歩き」 が『男性』に比べて約 10 ポイント高くなっています。 来訪回数別にみると、来訪回数が少ないほど「グルメ・なごやめし」への関心が高くなる傾向が みられます。 (%) 標 本 数 歴 史 的 な 施 設 レ ジャ ー の 施 設 グ ル メ ・ な ご や め し 都 心 部 で の ショ ッ ピ ン グ や 街 歩 き お 祭 り ・ イ ベ ン ト ス ポー ツ 観 戦 産 業 観 光 ・ も の づ く り の 施 設 コ ン サー ト や 観 劇 な ど の 鑑 賞 そ の 他 特 に な い 2,296 30.3 24.7 22.9 21.9 15.9 13.9 11.1 9.1 1.3 10.7 名古屋城 762 30.8 23.9 29.0 23.5 10.6 11.3 11.2 3.4 1.2 7.9 徳川園・徳川美術館 154 44.8 16.2 14.9 15.6 29.9 20.8 19.5 21.4 4.5 7.8 熱田神宮 366 37.7 25.4 26.2 26.0 15.0 14.2 12.8 10.4 0.8 7.7 産業技術記念館 198 34.8 29.8 21.7 22.2 13.1 7.6 13.6 6.6 1.5 6.1 ノリタケの森 180 31.7 27.8 20.6 23.9 15.6 17.8 20.6 12.8 2.2 10.6 テレビ搭 157 36.9 20.4 24.2 21.7 22.3 26.8 12.1 21.7 0.0 8.9 東山動植物園 222 12.2 32.4 4.5 15.3 22.5 11.7 1.4 11.7 0.9 22.5 名古屋港水族館 257 16.7 21.4 22.6 19.5 17.1 13.2 3.1 5.8 0.4 19.5 男性計 1,003 30.4 25.3 17.1 16.8 15.7 16.7 11.7 6.3 1.1 13.7 10~20代 253 22.1 27.7 20.2 20.9 20.6 22.1 9.1 8.7 0.4 5.5 30~40代 405 29.1 27.9 18.0 19.0 15.1 18.5 12.1 5.9 1.2 14.6 50~60代 277 37.5 20.2 14.1 11.2 14.1 10.8 13.4 5.4 1.8 18.4 70才以上 66 40.9 21.2 13.6 10.6 7.6 9.1 12.1 3.0 0.0 18.2 女性計 1,272 30.3 24.5 27.4 26.0 16.1 11.9 10.6 11.4 1.4 8.4 10~20代 364 23.4 26.6 29.9 28.3 22.3 11.5 5.8 9.6 0.5 5.2 30~40代 485 28.2 26.0 28.7 28.0 14.2 14.6 11.1 12.6 1.0 8.0 50~60代 370 35.7 22.2 25.1 20.3 13.2 9.7 14.1 11.9 3.0 11.4 70才以上 52 59.6 13.5 15.4 32.7 11.5 3.8 15.4 7.7 0.0 13.5 日帰り 1,334 27.4 27.1 20.8 22.3 17.5 16.1 10.3 12.4 0.7 11.3 2日間 632 36.2 21.7 22.5 20.1 12.3 11.1 13.1 4.4 0.9 9.3 3日間以上 297 31.6 20.9 34.0 23.6 16.5 10.4 10.4 3.7 4.4 10.4 はじめて 415 34.2 23.1 34.2 26.7 12.0 9.9 14.9 2.4 1.4 5.1 2~3回目 392 31.6 22.4 25.3 23.2 12.5 8.7 9.9 5.1 2.0 9.2 4~9回目 236 38.1 22.5 21.2 22.5 19.5 14.0 11.9 5.1 3.0 7.2 10回目以上 1,203 27.8 26.2 18.3 19.6 17.9 16.9 10.1 13.7 0.7 13.9 全体 滞 在 日 数 別 来 訪 回 数 別 調 査 場 所 別 性 ・ 年 代 別 0 10 20 30 40 ま ち 歩 き 全体と比べて 10ポイント以上高い 全体と比べて 10ポイント以上低い
22 「地域ブランド調査」(※)は、ブランド総合研究所が 2006 年より毎年実施している調査で、 地域の魅力度と、魅力度の構成要素として設定した各指標について調査することで、各市区町村・ 各都道府県の地域ブランド評価をおこなうものです。インターネットによって、全国 3 万人以上 から回答を得ています。 ※調査概要 調査方法:インターネット調査 回答者:20 代~60 代の消費者(20 代~50 代は各年代別にほぼ同数ずつ) 有効回収数:32,124 人 調査対象:都道府県及び市区町村 1,047 件 地域ブランド調査 2009 (位) 【名古屋市】 項目 2009 2008 魅力度 15 23 認知度 6 3 情報接触度 9 7 観光意欲度 34 61 居住意欲度 15 19 産品購入意欲度 7 6 食品 6 4 食品以外 36 66 名古屋市 各指標の順位 【魅力度ランキング】 【認知度ランキング】 2009 2008 市名 都道府県 2009 2008 市名 都道府県 1 2 函館市 北海道 1 1 京都市 京都府 2 1 札幌市 北海道 2 4 新宿区 東京都 3 3 京都市 京都府 3 2 大阪市 大阪府 4 4 横浜市 神奈川県 4 4 横浜市 神奈川県 5 6 神戸市 兵庫県 5 6 神戸市 兵庫県 6 5 小樽市 北海道 6 3 名古屋市 愛知県 7 8 鎌倉市 神奈川県 7 8 渋谷区 東京都 8 7 富良野市 北海道 8 7 札幌市 北海道 9 10 金沢市 石川県 9 9 鎌倉市 神奈川県 10 9 軽井沢町 長野市 10 10 品川区 東京都 15 23 名古屋市 愛知県 0 10 20 30 40魅力度 認知度 情報接触度 観光意欲度 居住意欲度 産品購入意欲度 <食品> <食品以外>
23 【産品購入意欲度ランキング】<食品> 【産品購入意欲度ランキング】<食品以外> 2009 2008 市名 都道府県 2009 2008 市名 都道府県 1 1 札幌市 北海道 1 1 伊万里市 佐賀県 2 2 夕張市 北海道 2 2 輪島市 石川県 3 3 函館市 北海道 3 5 有田町 佐賀県 4 8 仙台市 宮城県 4 4 小樽市 北海道 5 5 京都市 京都府 4 3 富良野市 北海道 6 4 名古屋市 愛知県 6 7 京都市 京都府 7 6 米沢市 山形県 7 6 備前市 岡山県 8 9 魚沼市 新潟県 8 11 萩市 山口県 9 28 石狩市 北海道 9 8 唐津市 佐賀県 10 15 宇都宮市 栃木県 10 9 瀬戸市 愛知県 36 66 名古屋市 愛知県 【居住意欲度ランキング】 【産品購入意欲度ランキング】<総合> 2009 2008 市名 都道府県 2009 2008 市名 都道府県 1 1 横浜市 神奈川県 1 1 札幌市 北海道 2 4 神戸市 兵庫県 2 2 夕張市 北海道 3 2 鎌倉市 神奈川県 3 4 函館市 北海道 4 5 京都市 京都府 4 3 京都市 京都府 5 3 札幌市 北海道 5 10 仙台市 宮城県 6 11 世田谷区 東京都 6 5 小樽市 北海道 7 8 函館市 北海道 7 6 名古屋市 愛知県 8 23 目黒区 東京都 8 8 米沢市 山形県 9 9 石垣市 沖縄県 9 7 富良野市 北海道 10 7 軽井沢町 長野県 10 35 石狩市 北海道 15 19 名古屋市 愛知県 【情報接触度ランキング】 【観光意欲度ランキング】 2009 2008 市名 都道府県 2009 2008 市名 都道府県 1 2 大阪市 大阪府 1 1 札幌市 北海道 2 1 夕張市 北海道 2 2 函館市 北海道 3 5 新宿区 東京都 3 4 京都市 京都府 4 5 横浜市 神奈川県 4 5 富良野市 北海道 5 3 札幌市 北海道 5 3 小樽市 北海道 6 6 京都市 京都府 6 7 那覇市 沖縄県 7 8 神戸市 兵庫県 7 11 神戸市 兵庫県 8 9 渋谷区 東京都 8 8 宮古島市 沖縄県 9 7 名古屋市 愛知県 9 9 横浜市 神奈川県 10 13 函館市 北海道 10 6 屋久島町 鹿児島県 34 61 名古屋市 愛知県
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(3) 名古屋の観光の課題
観光を取り巻く情勢や現状を踏まえ、名古屋の観光の課題を次のように整理しました。■ 名古屋らしさを活かした魅力の創出
名古屋市内の観光客数はここ数年横ばい状態にありますが、2005(平成 17)年の愛・地球博 開催時と比較すると減少しています。観光客の特徴としては、近隣の東海地方からの日帰り客 が大多数を占めています。宿泊客数については横ばい状態が続いており、商用・公用目的の宿 泊客の割合が比較的多いことが特徴です。 少子化による定住人口の減少が進む中、交流人口を増大させ消費活動を活性化することが重 要となっています。消費者志向の多様化にともない、他の都市や観光地とは違った魅力、すな わち「名古屋らしさ」を活かした魅力を創出・発信し、集客力を向上することが課題といえま す。また、日帰り客が比較的多い名古屋にとって、宿泊客の増加を図ることも課題といえます。■ プロモーション
*の強化
消費者のニーズや情報入手方法が多様化する中で、情報量が増大し、名古屋に関する情報が 埋没してしまうことが予想されます。年齢や性別、旅行の目的、旅行形態、居住エリア、国籍 などの違いによるターゲットを意識した多様な情報提供を行うなど、効果的なプロモーション を実施していくことが課題となっています。■ 都市イメージの向上と都市ブランドの確立
「名古屋城」、「熱田神宮」、「なごやめし」をはじめ、名古屋は観光資源に恵まれ、観光客の 認知度、訪問意向、満足度なども良好です。(P13 インターネットアンケート調査 P18 名 古屋の観光に関する満足度調査)しかし、全国の他の都市とのランキング調査によると、観光 意欲度は 34 位、全体的な魅力度は 15 位に留まっており(P22 地域ブランド調査 2009)個々 の観光資源が魅力的であっても、それらが名古屋全体のイメージアップにつながっていないこ とがうかがえます。 名古屋の観光意欲度、魅力度を高めるために、「歴史的な資源」や「食文化」などの観光資 源、「モノづくり」「環境」など名古屋が培ってきた分野を活かすことによって、名古屋の都 市イメージを向上し、ブランド力を高めることが課題となっています。 * プロモーション:モノやサービスなどの販売促進や奨励を行うこと25