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ウ 3 公 判 審 理 等 のにつき 調 査 した 結 果 では, 裁 判 官 裁 判 では36. 6%である( 裁 判 員 制 度 の 運 用 等 に 関 する 有 識 者 懇 談 会 ( 第 7 回 ) 配 付 資 料 保 護 観 察 比 率 表 グラフ ) なお, 無 期 懲 役 の 求 刑

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Academic year: 2021

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裁判員裁判の概況 平成22年5月20日 最高検察庁 ※本日中不公表,5月21日解禁でお願いします。 第1 これまでの裁判員裁判の概要 , ( ) 1 起訴件数 合計1 881件 平成22年5月20日現在 別添資料1のとおり。 2 判決結果 ( )  判決言渡人員 合計530人 平成22年5月20日現在 (注)実人員であり,被告人1人に対する起訴ごとに1 件として計上している上記起訴件数とは,計上方法 が異なる。  判決内容 ア 事実認定 すべて有罪判決。 ただし,起訴罪名より軽い罪名が認定されたもの(縮 ) ( ) 小認定 3人 平成22年5月20日現在 (注)縮小認定されたものは,現住建造物等放火に対 し建造物等以外放火を認定した事例,強盗致傷に対 し窃盗及び傷害を認定した事例及び強盗殺人未遂に 対し強盗致傷を認定した事例。 イ 量刑 ( )  無期懲役 8人 平成22年5月20日現在  有期懲役 522人(同上) うち実刑判決 429人(同上) 執行猶予 93人(同上) うち保護観察付 53人(同上) 従来に比し,執行猶予の判決が言い渡される場合, 保護観察が付される事案の割合が多く(57.0。平 成22年5月20日現在 ,裁判員が被告人の更生と再犯防) 止に強い関心を有していることが窺われる。 (注)最高裁が平成20年4月から平成22年3月まで の間に判決があった事件のうち,主要17罪名のも

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のにつき調査した結果では,裁判官裁判では36. 6%である(裁判員制度の運用等に関する有識者懇談 ( ) 「 」)。 会 第7回 配付資料 保護観察比率表・グラフ なお,無期懲役の求刑に対し,有期懲役が言い渡され たものが2人(平成22年5月20日現在 。) ウ 控訴について これまで検察官が控訴した事例はない。 3 公判審理等  審理日数等 ア 審理日数 3日又は4日が最も多く,平均開廷回数は3.5回(最 高裁 裁判員裁判の実施状況について 特別集計資料「 ( )」(平 成22年3月末までの分を集計したもの による 以下 最) 。 「 高裁特別集計資料」という。)。 (注)裁判員選任手続を午前中に行い,当日午後から公 判を開始する例が多いと思われるが,公判の前日に 同手続を行う例もある。また,結審後に評議の日を 設け,判決は翌々日以降に言い渡す例や審理の途中 に土日を挟む例もみられる。 イ 公判前整理手続期間 平均4.2月(最高裁特別集計資料) (注)平成20年に終局した裁判員裁判対象事件では, 平均3.4月(最高裁「裁判の迅速化に係る検証 に関する報告書 。) ウ 審理期間(起訴から判決までの期間) 平均6.0月(最高裁特別集計資料。ただし,平成2 2年2月末現在) (注)平成20年に終局した裁判員裁判対象事件のう , , . ち 公判前整理手続が行われた事件では 平均7 1月(同上 。)  今後の公判予定 平成22年5月20日現在,今後同年7月末までに公判審 理が終了する予定となっているものは合計934件(これま

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でに判決済み等のものを含む。当部集計 (注 。) ) 平成22年5月20日現在の起訴件数1,881件中の5 0% 注)起訴件数と同様の計上方法による。例えば,2件 ( の裁判員裁判対象事件を併合審理する場合には,2 件として計上している。  審理等の状況 これまでの裁判員裁判の審理等の状況を見ると ア 裁判員・補充裁判員の選任については,裁判員候補者 の選任手続期日への出席率が82.8%となるなど円滑に 選任手続が進行(平成22年3月末現在。最高裁特別集 計資料による )。 イ 公判審理については  公判前整理手続で,争点と証拠の整理が概ね適切に 行われている。  公判廷での当事者(検察官・弁護人)の主張・立証 は,裁判員が容易かつ適正に心証形成ができるようそれ ぞれに工夫をしている。 法廷での説明等の分かりやすさについて,裁判員のア ンケートで,検察官について80.3%がわかりやすか ったと回答(最高裁公表の「裁判員等経験者に対するア ンケート調査結果報告書(平成21年度 」による) 。)。  評議について,裁判員のアンケートで,83.1%が 話しやすい雰囲気であったと回答,75.8%が十分に 議論ができたと回答(同上 。) 裁判所の対応に対する全体的な印象は,77.0%が 適切であったと回答(同上 。) 第2 全般的評価 上記第1に照らし,裁判員裁判は,これまでのところ,裁 判員の選任手続を含め全般にわたって概ね順調に推移してお り,裁判員の方々は,主体的に審理に参加され,その感覚が 裁判に適切に反映されていると受け止めている。 これは,何よりも,裁判員・補充裁判員の方々が真摯かつ

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誠実に職務に取り組まれたことによるものであり,深く敬意 を表したい。 第3 検察における取組 1 基本方針の策定と全庁的な取組 , ,  平成21年2月 それまでの多岐にわたる試行を踏まえ 裁判員裁判の下における捜査・公判活動や態勢整備の在り 方全般についての 裁判員裁判における検察の基本方針「 」(以 下「基本方針」と略称 )を策定。全検察官に配布。。  各種会同等において制度定着に向けた心構えや留意事項 を指示。 (注)例えば ○新たな刑事司法の担い手としての自覚をもつこと, 被害者や国民の目線に立ち,常識にかなった対応を すること ○公判前整理手続の迅速化を図るため,証明予定事実 記載書面の早期提出,検察官請求証拠の早期開示, 弁護人の証拠開示請求に対する迅速な対応  運用上生じた具体的問題への対処方針等を提示。 (注)例えば ○公判での主張・立証についての留意事項 ※冒頭陳述において,意見や評価そのものを述べる ことをできる限り控えること等 ○裁判員選任に当たっての性犯罪被害者のプライバシ ーへの配慮等 ※後記第4,5,,アのとおり。  各検察官等による情報の共有。 (注)例えば,以下のような参考例を各庁に紹介。 ○冒頭陳述メモ・論告メモの参考例 ○覚せい剤の害悪性等に関する立証例 2 被害者等の名誉・プライバシーに配慮しつつ,適切な事件 広報を実施。 3 各地で,法曹三者による裁判員裁判の運用に関する検討会 を設置し,よりよい運用に向けて協議。

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第4 検察の具体的な取組の例(従来との違いを中心として) 基本方針に沿って 「分かりやすく,迅速で,しかも重要な, 」 。 点を漏らさない的確な主張・立証 を実践するよう努めてきた 1 捜査  事案の核心と全体像の解明  公判における主張・立証を見据えた捜査,例えば ア 簡にして要を得た供述調書の作成 イ 簡潔で抄本化に適する構成・様式の実況見分調書や鑑 定書 (注)警察や精神科医との事前の意見交換等により,実況 見分調書については,写真見分方式(実況見分の日時 ・場所等の要点を記載した総括的な説明部分と検証の 経過を記載した部分とに分かれ,後者が図面と個別に 補足説明を加えた写真による別紙とで構成されるスタ イルのもの)が一般的となり,鑑定書についても,例 えば,本文を2枚程度にとどめ,鑑定の経過等の詳細 を別紙に譲る方式(最高検察庁のホームページに掲示 している「裁判員裁判の下における精神鑑定書の書式 例」参照 )が大勢を占めるようになりつつある。。  任意性の効果的・効率的な立証 平成21年4月以降,取調べの録音・録画を本格的に実 施。 , 。 平成22年3月末までの1年間の実施件数1 735件 (注)裁判員裁判で自白調書の任意性が争われ,取調べの 録音・録画に係るDVDの証拠調べが行われた事例は 3件(いずれも自白調書の任意性が認められた。)。 2 公判前整理手続 適切な争点と証拠の整理のため  誠実・迅速な証拠開示 ,  立証事実を適切に設定した証明予定事実記載書面を作成 早期に提出  公判に提出する証拠を厳選し,提出する書証も必要な部 分に限る工夫

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(注)かつては,立証上必要な各書証の原本を証拠調べ請求 していたが,いくつかの証拠の内容をまとめた統合捜査 報告書を作成し,個々の証拠の内容や相互の関係を分か りやすくし,立証時間の短縮を図っている。 3 裁判員選任手続 不選任請求権の行使については,専ら当該裁判員候補者が 公平な裁判を行えるかどうかという観点から,公正な立場に 立って判断。検察官に有利な判断や不利な判断をするかどう かというようなことは考慮していない。 4 公判 裁判員が公判廷で容易に,かつ,適正に心証形成ができる 主張・立証を工夫。  冒頭陳述・論告においては ア 検察官の立証事実及び証拠との関係を分かりやすい表 現で明確に示す工夫 イ 口頭による冒頭陳述及び論告を補うため,A3用紙1 ~2枚程度の簡潔な内容のメモを配布し,併せてパワー ポイントによる画面表示等も考慮  証拠調べにおいては ア 書証等の取調べは全文朗読する例が多く,図面や写真 等の取調べは画面に表示 イ 犯行が録画された防犯ビデオを映写するなど,映像に よる立証も活用 ウ 事件の内容に応じて,裁判員に分かりやすい取調べ順 序を工夫 エ 証人尋問については,分かりやすく,効果的な尋問方 法を指向 例えば,鑑定人尋問では,従来のような一問一答式の 尋問方法のほか,まず,鑑定人が自らが行った鑑定の経 ( ) 過と結果を取りまとめて裁判官及び裁判員に説明 講義 し,検察官が必要に応じて補足的な質問をするような形 ( ) 。 態での尋問方法 プレゼンテーション方式 を採るなど 5 被害者への配慮等

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 判決言渡人員444人中45人(平成22年3月末現在)に ついて被害者参加あり。 (注)上記45人の被告人に係る事件のうち,被害者参加 人又は委託弁護士による証人尋問等が行われた事件数 は以下のとおり。 証人尋問 16件 被告人質問 39件 弁論としての意見陳述 38件  被害者の証人尋問や意見陳述等の際に,被告人・傍聴人と の遮へい措置やビデオリンク方式を採るなどの配慮。  性犯罪の被害者のプライバシーへの配慮等 ア 裁判員選任手続における配慮 裁判員候補者について,被害者のプライバシーに配慮し つつ,以下のとおり対応。  裁判員候補者の氏名に基づく不選任請求権の行使 被害者に対し,その希望を確認した上,裁判員候補 者の氏名を教示し,被害者から,知人等の関係者と同名 の者の有無とその個人を特定するための情報を聴取。 必要に応じ,選任手続期日における個別質問を求め, その結果により,被害者が指摘した関係者と同一人であ ることが判明した者又は同一人の可能性のある者につい て不選任請求権を行使。  一定の範囲の裁判員候補者に対する不選任請求権の行 使 一般的にみて,被害者と被害事実を知った場合,特別 な関心を持ち,それゆえに不公平な裁判をするおそれが あると考えられる者が含まれる可能性の高い一定の範囲 (一定の地域の住民,同一の職場に勤務する者等)が想 定される場合,その具体的範囲を設定し,選任手続期日 における質問等に基づき,該当者について不選任請求権 を行使。 イ 公判では,被害者特定事項の秘匿(注)に加え,例え ば,書証の取調べでは,被害状況の一部につき,供述調

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書の写しを裁判官・裁判員に配布し,黙読してもらうな どの配慮。 (注)被害者特定事項とは,氏名及び住所その他の被害 者が特定され得る事項をいう。 ( ) , 裁判所の決定 刑事訴訟法290条の2 により 起訴状の朗読(同法291条2項),訴訟関係人の尋 問又は陳述(同法295条3項 ,証拠書類の取調べ) (同法305条3項 ,判決の宣告(刑事訴訟規則3) 5条3項 において 氏名に代わる呼称 例えば) , ( ,「A さん )を用いるなどして,被害者特定事項を明らか」 にしない方法で行うこととされている。 第5 今後の課題 裁判員制度が円滑に運営され,国民の理解と信頼の下に確 固たるものとして定着していくようにするため 1 制度の実施当初は,特に慎重を期したことから,公判前整 理手続の平均期間が制度の実施前よりも若干長くなっている が,迅速化に努めており,公判期日が指定される事件が増加 するなどその成果が現れつつあるところ(第1,3,,第 3,1,,第4,2, ・参照 ,今後とも,手続の迅速) 化のために,積極的に努力することが必要。 2 今後審理が控えている本格的な否認事件を含め,多数の裁判 員裁判について,引き続き,分かりやすく,迅速で,しかも 的確な主張・立証を徹底することが必要。  立証事実の設定及び証拠の厳選を適切に行うこと。  証人尋問等の一層の技能向上と工夫。  個別事案の事後検証とその結果の共有。 別添資料 地検別罪名別起訴件数

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強盗致傷(強盗傷人) 465 47 14 16 4 36 41 20 7 17 1 7 7 5 2 1 36 10 8 28 2 1 9 4 14 5 9 4 1 2 3 殺人 419 35 13 22 4 19 29 7 9 3 4 3 4 4 2 2 6 31 5 5 17 7 2 4 4 22 4 2 6 1 4 3 現住建造物等放火 172 10 7 4 8 10 4 3 2 2 2 3 2 12 7 1 5 4 4 2 12 8 4 2 2 1 強姦致死傷 120 9 6 1 1 6 6 4 3 1 1 1 9 3 1 12 2 1 3 8 4 傷害致死 130 9 4 7 2 4 9 9 5 5 2 1 2 4 10 7 3 2 1 8 1 強制わいせつ致死傷 80 9 5 2 3 2 2 1 2 1 7 3 2 1 4 5 1 1 3 2 強盗強姦 88 4 5 7 1 6 2 1 3 2 1 1 13 12 1 6 2 1 3 強盗致死(強盗殺人) 69 10 2 1 11 1 3 3 1 1 2 2 1 1 1 6 1 1 2 1 偽造通貨行使 49 10 7 1 1 5 2 4 1 3 1 1 1 通貨偽造 20 1 1 1 1 1 2 1 3 2 1 1 1 集団強姦致死傷 15 2 2 3 4 危険運転致死 19 3 3 3 1 1 1 1 2 保護責任者遺棄致死 14 1 2 2 2 その他刑法犯 24 2 13 2 2 1 1 覚せい剤取締法違反 125 11 3 4 49 3 28 1 4 1 麻薬特例法(略称)違反 39 1 1 1 4 2 3 2 1 3 9 爆発物取締罰則違反 6 銃砲刀剣類所持等取締法違反 15 5 1 1 2 1 その他特別法犯 12 9 1 1 1 合計 1881 164 78 66 12 91 175 51 32 33 6 18 9 16 19 12 21 163 54 28 72 20 13 22 18 97 24 14 22 5 17 8 強盗致傷(強盗傷人) 5 2 1 2 1 12 5 1 3 1 6 7 2 3 5 7 6 4 12 1 3 8 2 3 2 殺人 8 3 6 1 1 23 5 4 3 8 6 6 4 5 14 7 1 2 2 10 1 4 2 1 2 7 現住建造物等放火 3 3 5 1 1 1 1 2 1 1 7 3 4 3 2 4 3 1 2 3 強姦致死傷 1 1 4 1 1 1 2 4 4 3 2 1 2 2 3 1 2 1 2 傷害致死 4 1 1 10 3 1 2 1 4 2 2 1 1 1 1 強制わいせつ致死傷 6 1 1 1 4 1 1 1 1 1 1 2 1 2 強盗強姦 4 9 1 1 1 1 強盗致死(強盗殺人) 1 4 1 2 1 1 4 1 1 1 1 偽造通貨行使 3 4 5 通貨偽造 1 1 1 1 集団強姦致死傷 2 2 危険運転致死 1 1 1 1 保護責任者遺棄致死 3 2 1 1 その他刑法犯 1 2 覚せい剤取締法違反 9 1 1 9 1 麻薬特例法(略称)違反 4 1 2 4 1 爆発物取締罰則違反 6 銃砲刀剣類所持等取締法違反 5 その他特別法犯 合計 35 10 22 7 3 77 21 9 19 12 17 27 10 21 35 3 23 10 4 4 21 43 6 5 4 15 10 16 12 地検別 裁判員裁判対象事件罪名別起訴件数 平成21年5月21日~平成22年5月20日まで 高 知 松 山 地検・支部名 罪名 旭 川 釧 路 高 松 徳 島 秋 田 青 森 札 幌 函 館 福 島 郡 山 支 部 山 形 盛 岡 鹿 児 島 宮 崎 那 覇 仙 台 佐 賀 長 崎 大 分 熊 本 広 島 山 口 岡 山 東 京 立 川 支 部 横 浜 鳥 取 松 江 福 岡 小 倉 支 部 岐 阜 福 井 金 沢 富 山 名 古 屋 岡 崎 支 部 津 姫 路 支 部 奈 良 大 津 和 歌 山 神 戸 長 野 松 本 支 部 新 潟 大 阪 堺 支 部 甲 府 京 都 前 橋 静 岡 浜 松 支 部 沼 津 支 部 1 上記件数は,被告人1人に対する起訴ごとに1件として計上している。 地検・支部名 罪名 小 田 原 支 部 さ い た ま 千 葉 罪名別 総数 水 戸 宇 都 宮

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