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8 7 建設投資の状況 1: 建設投資 許可業者数及び就業者数の推移 建設投資額はピーク時の 4 年度 : 約 84 兆円から 22 年度 : 約 41 兆円まで落ち込んだが その後 増加に転じ 27 年度は約 48 兆円となる見通し ( ピーク時から約 42% 減 ) 建設業者数 (26 年度末

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(1)

Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism

建設業を取り巻く情勢・変化 参考資料

平成28年3月2日

(2)

9 11 13 14 15 15 16 16 15 16 17 19 19 20 21 23 26 28 27 30 29 28 29 27 26 25 22 20 18 17 16 15 15 16 16 16 18 20 21 18 19 20 21 24 24 24 24 23 25 26 28 34 38 42 48 45 43 39 37 35 40 34 30 30 30 27 26 26 27 28 29 26 26 20 20 20 21 24 23 24 0 100 200 300 400 500 600 700 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 元 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 公共・建築 公共・土木 民間・建築 民間・土木 許可業者数 就業者数 (兆円) (千業者、万人) (年度) 出所:国土交通省「建設投資見通し」・「許可業者数調べ」、総務省「労働力調査」 注1 投資額については平成24年度まで実績、25年度・26年度は見込み、27年度は見通し 注2 許可業者数は各年度末(翌年3月末)の値 注3 就業者数は年平均。平成23年は、被災3県(岩手県・宮城県・福島県)を補完推計した値について平成22年国勢調査結果を基準とする推計人口で遡及推計した値

○ 建設投資額はピーク時の4年度:約84兆円から22年度:約41兆円まで落ち込んだが、その後、増加に転じ、27年度

は約48兆円となる見通し(ピーク時から約42%減)。

○ 建設業者数(26年度末)は約47万業者で、ピーク時(11年度末)から約21%減。

○ 建設業就業者数(27年平均)は500万人で、ピーク時(9年平均)から約27%減。

建設投資の状況①:建設投資、許可業者数及び就業者数の推移

就業者数のピーク 685万人(9年平均) 就業者数ピーク時比 ▲27.01% 500万人 (27年平均) 473千業者 (26年度末) 許可業者数ピーク時比 ▲21.3% 建設投資 48.5兆円 建設投資ピーク時比 ▲42.3% 許可業者数のピーク 600千業者(11年度末) 建設投資のピーク 84.0兆円(4年度) 就業者数:619万人 業者数:531千業者

1

※前回資料 更新

(3)

建設投資の状況②:足許の建設投資の概況

公共投資の状況(公共工事前金保証統計における請負金額)

民間投資の状況(床面積の合計、工事費予定額)

手持ち工事高の推移(前年同月比)

出所:国土交通省「建設総合統計」 -20 -15 -10 -5 0 5 10 15 20 25 30 H 23 .4 H 23 .5 H 23 .6 H 23 .7 H 23 .8 H 23 .9 H 23 .1 0 H 23 .1 1 H 23 .1 2 H 24 .1 H 24 .2 H 24 .3 H 24 .4 H 24 .5 H 24 .6 H 24 .7 H 24 .8 H 24 .9 H 24 .1 0 H 24 .1 1 H 24 .1 2 H 25 .1 H 25 .2 H 25 .3 H 25 .4 H 25 .5 H 25 .6 H 25 .7 H 25 .8 H 25 .9 H 25 .1 0 H 25 .1 1 H 25 .1 2 H 26 .1 H 26 .2 H 26 .3 H 26 .4 H 26 .5 H 26 .6 H 26 .7 H 26 .8 H 26 .9 H 26 .1 0 H 26 .1 1 H 26 .1 2 H 2 7 .1 H 2 7 .2 H 2 7 .3 H 2 7 .4 H 2 7 .5 H 2 7 .6 H 2 7 .7 H 2 7 .8 H 2 7 .9 H 2 7 .1 0 H 2 7 .1 1

平成

23年

平成

24年

平成

25年

平成

26年

平成

27年

(%)

平成26年

(請負金額:百万円)

平成27年

(請負金額:百万円)

前年比

14,794,045

13,936,510

-5.8%

※ 東日本保証建設業保証等「公共工事前払金保証統計」 ※ 国土交通省「建築着工統計調査」における表中項目の民間投資分を集計

平成26年

平成27年

前年比

床面積合計

(㎡)

124,304,606

122,277,889

-1.6%

工事費予定

額(万円)

2,220,134,646 2,321,187,275

4.6%

2

(4)

0 500,000 1,000,000 1,500,000 2,000,000 2,500,000 3,000,000 3,500,000 4,000,000 4,500,000 4 6 8 10 12 2 4 6 8 10 12 2 4 6 8 10 12 2 4 6 8 10 12 2 4 6 8 10 12 2 4 6 8 10 12 2 4 6 8 10 12 2 4 6 8 10 12 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 民間等からの受注高(季調) 公共機関からの受注高(季調) 単位:百万円 ※出所:国土交通省「建設工事受注動態統計調査」(総合政策局政策課にて季節調整済み)時系列データ ※平成25年度9月は、消費税の引き上げに際しての経過措置(25年9月末まで)を前にして住宅をはじめとする建築物が駆け込みなどの影響もあり、 民間等からの受注が増大している。 ※平成26年4月は、東京外環道(都内区間)の受注という特殊要因により公共機関からの受注が特異な数値を示している。

建設工事の受注高の推移

(建設工事受注動態統計(全体調査・季節変動調整済))

○ 景気回復に伴い、民間工事の受注工事量は増加傾向。

政権交代

3

(5)

建設投資の状況③:公共事業の事業量の趨勢【全体】

(4-12月期)

0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000

北海道

東北

北関東

南関東

北陸

中部

近畿

中国

四国

九州

沖縄

平成23年度

24年度

25年度

26年度

27年度

(億円) 出所:北海道建設業信用保証株式会社・東日本建設業保証株式会社・西日本建設業保証株式会社「公共工事前払金保証統計」 ※「請負金額」は、土木建築に関する公共工事に係る請負金額を集計したもの。

■平成27年度4-12月期における請負金額の増減状況

4

北海道 東北 北関東 南関東 北陸 中部 近畿 中国 四国 九州 沖縄 平成26年度比 ▲13.6% 28.6% ▲9.3% 15.0% ▲11.8% ▲3.4% ▲2.5% ▲7.1% ▲9.1% ▲13.2% 8.1% 平成24年度比 1.9% 50.5% 18.0% 29.5% ▲6.7% 11.9% 21.7% 12.5% 9.5% ▲0.3% 34.0%

(6)

建設投資の状況④:公共事業の事業量の状況

【土木工事】

(4-12月期)

(億円) 出所:北海道建設業信用保証株式会社・東日本建設業保証株式会社・西日本建設業保証株式会社「公共工事前払金保証統計」 ※「請負金額」は、土木に関する公共工事に係る請負金額を集計したもの。

■平成27年度4-12月期における請負金額の増減状況

5

0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 16,000 18,000

北海道

東北

北関東

南関東

北陸

中部

近畿

中国

四国

九州

沖縄

平成23年度

24年度

25年度

26年度

27年度

北海道 東北 北関東 南関東 北陸 中部 近畿 中国 四国 九州 沖縄 平成26年度比 ▲13.3% 27.4% ▲6.1% 11.2% ▲14.8% ▲4.0% ▲3.2% ▲15.8% ▲8.0% ▲16.0% ▲5.3% 平成24年度比 ▲8.0% 36.2% 10.8% 20.2% ▲14.9% 6.4% 11.8% ▲6.2% 9.6% ▲2.4% 29.7%

(7)

建設投資の状況⑤:公共事業の事業量の状況

【建築工事】

(4-12月期)

(億円) 出所:北海道建設業信用保証株式会社・東日本建設業保証株式会社・西日本建設業保証株式会社「公共工事前払金保証統計」 ※「請負金額」は、建築に関する公共工事に係る請負金額を集計したもの。

■平成27年度4-12月期における請負金額の増減状況

6

0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000

北海道

東北

北関東

南関東

北陸

中部

近畿

中国

四国

九州

沖縄

平成23年度

24年度

25年度

26年度

27年度

北海道 東北 北関東 南関東 北陸 中部 近畿 中国 四国 九州 沖縄 平成26年度比 ▲14.5% 32.1% ▲15.0% 21.9% ▲3.8% ▲1.8% ▲1.3% 11.4% ▲11.6% ▲3.9% 54.4% 平成24年度比 47.0% 111.4% 35.5% 48.5% 19.6% 30.0% 45.2% 64.5% 9.4% 5.9% 43.9%

(8)

社会資本整備①:公共投資の安定的・持続的確保の必要性

国土交通省関係公共事業関係費(当初予算)の推移

※1 平成21年度当初予算については、特別会計に直入されていた地方道路整備臨時交付金相当額が一般会計計上に変更されたことによる影響額を含む。 ※2 平成23・24年度予算については地域自主戦略交付金の影響を含む。 ※3 平成25年度予算については、東日本大震災復興特別会計への繰入れを含まない。 ※4 平成26年度予算については、社会資本整備事業特別会計の廃止に伴う影響額を含まない。 ※5 平成27年度予算については、社会資本整備事業特別会計の廃止に伴い一般会計に計上することとなった直轄負担金等を含まない。 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 8.0 元 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 (兆円) 平成 (年度) アメリカ,2.3% 英国,2.2% フランス,3.1% ドイツ,1.5% カナダ,4.0% 韓国,4.8% オランダ,3.3% スウェーデン3.5% 日本,3.2% 0.0% 1.0% 2.0% 3.0% 4.0% 5.0% 6.0% 7.0% 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 米国 英国 フランス ドイツ カナダ 韓国 オランダ スウェーデン 日本

主要先進国の公共投資比率(一般政府

Ig/GDP)の推移

※ 2005年の英国については、英国原子燃料会社(BNFL)の資産・債務の中央政府への承継(15,600百万ポンド)の影響を除く。 (資料) 日本以外の国については、OECD Stat.Extracts 「National Accounts」、日本については、内閣府「2012年度国民経済計算(2005年基準・

93SNA)」(確報)より国土交通省作成。

(暦年)

担い手を確保しつつ、持続的な経済成長を支えるためには、

ストック効果を重視しながら、経済

規模に見合う公共投資を安定的・持続的に確保することが不可欠

(9)

社会資本のストック効果の最大化を目指した戦略的インフラマネジメントへ

社会資本整備②:第4次社会資本整備重点計画

(平成27年9月18日閣議決定)

概要

2.持続可能な社会資本整備に向けた基本方針

社会資本のストック効果を最大限に発揮するためのマネジメントを徹底

社会資本整備を支える現場の担い手・技能人材に係る構造改革等

○地域の守り手である現場の担い手・技能人材の安定的な確保・育成 ○現場の生産性向上による構造改革 ○公共工事の品質確保と担い手確保に向けた発注者による取組の推進 ○社会資本整備に関わる多様な人材の確保・育成(メンテナンス、PPP/PFI等を担う人材)

安定的・持続的な公共投資の見通しの必要性

○過去の公共投資の急激な増減は、様々な弊害(不適格業者の参入やダンピングの多 発、人材の離職等)をもたらしてきた ○メンテナンスを含めた社会資本整備を計画的かつ着実に実施し、担い手を安定的に 確保・育成するため、持続的な経済成長を支えられるよう、経済規模に見合う公共投資 を安定的・持続的に確保することが必要 ・中長期的(おおむね10~20年)に目指す姿、計画期間中(H32(2020)年度まで)に進める重点施策と実現すべき数値目標等を策定 時間軸の明確化

生活インフラ

国際戦略による競争力強化、民間事業者等 との連携強化を通じ、生産拡大効果を高め る事業に重点化 地域生活サービスの持続的・効率的な提供を 確保し、生活の質の向上を図る事業に重点化 南海トラフ・首都直下地震や局地化・集中化・激甚化し ている雨の降り方への対応等、ハード・ソフトの取組を 総動員し、人命と財産を守る事業に重点化

安全安心インフラ

成長インフラ

国土形成計画(平成27年8月14日閣議決定)を踏まえ、その実現に向けて社会資本整備を計画的に実施

③社会資本の目的・役割に応じた選択と集中の徹底(優先度や時間軸を考慮)

(1)加速するインフラ老朽化 (2)脆弱国土(切迫する巨大地震、激甚化する気象災害) (3)人口減少に伴う地方の疲弊 (4)激化する国際競争

1.社会資本整備が直面する4つの構造的課題

①集約・再編を含めた既存施設の戦略的メンテナンス

・メンテナンスサイクルの構築による老朽化インフラの安全性の確保 ・中長期的にトータルコストを縮減・平準化(集約化等による規模の適正化を含む) ・メンテナンス産業の競争力強化

②既存施設の有効活用 (賢く使う取組)

・既存施設の機能の最大化(例:羽田空港における飛行経路見直しによる空港処理能力拡大等) ・既存施設の機能の強化・高度化(例:公営住宅における集約等に伴う福祉施設の設置等) ・既存施設の多機能化(例:下水処理場の上部空間を活用した発電施設の整備等) 経済再生と財政健全化 PPP/PFIの積極活用 ・2017年度の消費増税前後を含め、2020年、そしてそれ以降への安定成長を支え、経済再生と財政健全化に貢献

8

(10)

建設投資の質的変化①:社会資本の老朽化の現状

○高度成長期以降に整備された道路橋、トンネル、河川、下水道、港湾等について、

今後20年で建設後50年以上経過する施設の割合が加速度的に高くなる。

※施設の老朽化の状況は、建設年度で一律に決まるのではなく、立地環境や維持管理の状況等によって

異なるが、ここでは便宜的に建設後50年で整理。

≪建設後50年以上経過する社会資本の割合≫

H25年3月

H35年3月

H45年3月

道路橋

[約40万橋

注1)

(橋長2m以上の橋約70万のうち)]

約18%

約43%

約67%

トンネル

[約1万本

注2)

約20%

約34%

約50%

河川管理施設(水門等)

[約1万施設

注3)

約25%

約43%

約64%

下水道管きょ

[総延長:約45万km

注4)

約2%

約9%

約24%

港湾岸壁

[約5千施設

注5)

(水深-4.5m以深)]

約8%

約32%

約58%

注1) 建設年度不明橋梁の約30万橋については、割合の算出にあたり除いている。 注2) 建設年度不明トンネルの約250本については、割合の算出にあたり除いている。 注3) 国管理の施設のみ。建設年度が不明な約1,000施設を含む。(50年以内に整備された施設については概ね記録が存在していることから、建設年度が不明な施設は約50 年以上経過した施設として整理している。) 注4) 建設年度が不明な約1万5千kmを含む。(30年以内に布設された管きょについては概ね記録が存在していることから、建設年度が不明な施設は約30年以上経過した施設 として整理し、記録が確認できる経過年数毎の整備延長割合により不明な施設の整備延長を按分し、計上している。) 注5) 建設年度不明岸壁の約100施設については、割合の算出にあたり除いている。

9

(11)

近年、維持修繕工事高は増加基調(平成25年度は比率が減少するも、工事高は増加)。

維持修繕工事の内訳をみると、民間工事(特に建築工事)のシェアが大きい。

建設投資の質的変化②:維持修繕工事の増加

40.6 40.1 39.2 38.6 33.0 34.6 32.7 32.8 37.4 12.8 13.2 13.0 13.2 12.5 12.4 13.8 14.3 14.9

53.4 53.3 52.2 51.8

45.5 47.0

46.547.1

52.3

24.0

24.8 24.9

25.5

27.5

26.4

29.7

30.4

28.5

22.0 23.0 24.0 25.0 26.0 27.0 28.0 29.0 30.0 31.0 32.0 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 (%) (兆円) (年度) 新設工事 維持修繕工事 維持修繕工事比率 公共住宅建築 0.3兆円(2.2%) 公共非住宅建築 1.2兆円 (8.0%) 公共土木 2.4兆円 (16.3%) 公共機械装置等 0.4兆円(2.5%) 民間住宅建築 3.1兆円 (20.7%) 民間非住宅建築 4.7兆円 (31.8%) 民間土木 1.4兆円 (9.3%) 民間機械装置等 1.4兆円(9.2%) ※機械装置等:工場等における動力設備、機械装置、変動設備等 出所:国土交通省「建設工事施工統計」

民 間

10.5兆円 (約70%)

公 共

4.3兆円(約30%)

平成25年度 維持修繕工事高(14.9兆円)の内訳

維持修繕工事高の推移

(元請完成工事高)

※前回資料 再掲

10

(12)

建設投資の質的変化③:元請完成工事高に占める維持修繕工事の割合(公共・民間)

出所:国土交通省「建設工事施工統計調査」 ※建設業許可業者から標本抽出したサンプリング調査で、両グラフの金額は元請完成工事高に基づくもの。 15.0% 17.5% 20.0% 22.5% 25.0% 27.5% 30.0% 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 維持修繕 新設 維持修繕工事比率 (兆円) 20.0% 22.5% 25.0% 27.5% 30.0% 32.5% 35.0% 0.0 7.5 15.0 22.5 30.0 37.5 45.0 99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 維持修繕 新設 維持修繕工事比率 (兆円)

(年度) (年度) ※前回資料 再掲

11

(13)

建設投資の質的変化④:住宅リフォームの市場規模

注)①「広義のリフォーム市場規模」とは、住宅着工統計上「新設住宅」に計上される増築・改築工事と、エアコンや家具等のリフォーム

に関連する耐久消費財、インテリア商品等の購入費を含めた金額を言う。

②推計した市場規模には、分譲マンションの大規模修繕等、共用部分のリフォーム、賃貸住宅所有者による賃貸住宅のリフォー

ム、外構等のエクステリア工事は含まれない。

③本市場規模は、「建築着工統計年報」(国土交通省)、「家計調査年報」(総務省)、「全国人口・世帯数・人口動態表」(総務省)等

により公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センターが推計したものである。

出所:公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターホームページ

1.22 1.26 1.30 1.35 1.20 1.22 1.18 1.21 1.02 0.95 0.85 0.76 0.75 0.71 0.67 0.69 0.69 0.70 0.54 0.56 0.42 0.42 0.43 0.42 0.54 0.56 2.18 2.33 2.76 3.07 2.98 3.32 4.11 4.53 4.42 4.00 4.28 4.54 4.48 4.90 4.77 4.36 4.60 4.11 4.16 4.20 3.98 4.60 4.82 5.01 5.56 5.50 5.78 6.13 6.75 7.05 6.93 7.52 8.12 9.06 8.06 7.27 7.49 7.45 7.19 7.31 7.01 6.56 6.79 6.22 5.97 6.06 5.51 6.37 6.50 6.73 7.49 7.37 3.40 3.59 4.06 4.42 4.18 4.54 5.29 5.74 5.44 4.95 5.13 5.30 5.23 5.61 5.44 5.05 5.29 4.81 4.70 4.76 4.40 5.02 5.25 5.43 6.10 6.06

0

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

'89 '90 '91 '92 '93 '94 '95 '96 '97 '98 '99 '00 '01 '02 '03 '04 '05 '06 '07 '08 '09 '10 '11 '12 '13 '14

(兆円) 設備等の修繕維持費 増築・改築工事費 広義のリフォーム金額 (年) ※前回資料 再掲

12

(14)

7,884 8,251 8,590 8,717 8,622 8,409 8,103 7,682 7,341 7,085 6,773 6,343 5,787 5,353 5,001 4,706 4,418 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030 2035 2040 2045 2050 2055 2060

担い手確保の必要性①:我が国の労働力人口の将来推計

出所:

2010年まで総務省「国勢調査」、2015年以降は国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来人口

(平成

24年1月推計)」の出生中位・死亡中位仮定による推計結果

我が国の生産年齢人口(15-64歳人口)は、2060年には4,418万人まで大幅に減少する見通し。

14歳以下 人口 65歳以上 人口 生産年齢人口 (15-64歳) (年) (万人) ※前回資料 再掲

13

(15)

0 100 200 300 400 500 600 700 800 H2 年 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 395 399 408 420 433 438 442 455 434 432 432 415 414 401 385 381 375 370 358 342 331 334 335 338 341 331 29 33 36 42 42 43 43 41 43 42 42 39 37 36 34 32 31 31 30 32 31 31 32 27 28 32 118 127 127 128 127 128 131 133 131 128 126 124 116 114 113 107 107 103 103 100 94 98 98 96 98 99 22 22 27 26 27 29 29 31 31 32 34 33 32 34 35 34 32 31 31 29 29 32 30 29 30 28 24 25 26 26 25 24 24 24 24 23 20 20 19 19 17 14 14 17 15 14 13 7 8 9 8 10 (万人) その他 販売従事者 管理的職業、事務従事者 技術者 技能労働者

○建設業就業者: 685万人(H9) → 498万人(H22) → 500万人(H27)

○技術者

41万人(H9) →

31万人(H22) → 32万人(H27)

○技能労働者 : 455万人(H9) → 331万人(H22) → 331万人(H27)

20.2 20.9 21.3 21.6 21.621.9 22.222.8 23.1 23.7 23.5 23.1 23.7 24.6 25.6 26.5 27.0 27.9 28.2 28.4 28.5 28.6 28.7 28.86 29.2 20.9 21.722.3 22.3 23.1 23.2 23.724.1 24.2 24.5 24.8 23.9 24.8 26.0 28.1 29.4 30.2 31.3 32.2 32.5 33.1 32.8 33.6 34.27 34.26 33.8 22.8 23.1 23.2 23.4 23.6 23.5 23.8 23.5 23.3 22.9 22.8 22.3 21.5 20.9 20.2 19.7 19.4 18.6 18.3 17.8 17.5 17.3 16.7 16.6 16.4 16.2 16.8 17.918.4 19.8 20.5 21.1 21.8 22 21.6 21.0 20.5 19.6 19.1 17.7 16.1 15.5 15.0 13.8 13.0 12.8 11.6 11.8 11.1 10.2 10.7 10.8 9.0 11.0 13.0 15.0 17.0 19.0 21.0 23.0 25.0 27.0 29.0 31.0 33.0 35.0 37.0 H2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 (%) (年)

○ 建設業就業者は、

55歳以上が約34%、29歳以下が約11%と高

齢化が進行し、次世代への技術承継が大きな課題。

※実数ベースでは、建設業就業者数のうち平成

26年と比較して

55歳以上が約4万人減少、29歳以下は同程度(平成27年)

出典:総務省「労働力調査」を基に国土交通省で算出 出典:総務省「労働力調査」(暦年平均)を基に国土交通省で算出

技能労働者等の推移

建設業就業者の高齢化の進行

全産業(55歳以上) 全産業(29歳以下) 建設業:約3割が55歳以上 建設業:29歳以下は約1割 (※平成23年データは、東日本大震災の影響により推計値。)

担い手確保の必要性②:建設業就業者の現状

505 500 632618 604 584 568559 655 663670 685 662 657653 588604 619640 552 537 517 498502 503499

14

(16)

2.6

13.9

19.2

27.1

36.4

47.7

39.1

32.4

33.8

35.7

42.4

0

5

10

15

20

25

30

35

40

45

50

15~19

20~24

25~29

30~34

35~39

40~44

45~49

50~54

55~59

60~64

65~

担い手確保の必要性③:建設業における高齢者の大量離職の見通し

出所:総務省「労働力調査」を元に国土交通省で算出

(万人)

(年齢)

10年後には大半が引退

若年入職者の確保・育成が喫緊の課題

15

(17)

2.7

13.5

20.2

29.0

39.8

47.2

37.8

34.4

37.8

39.1

39.8

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

15~19

20~24

25~29

30~34

35~39

40~44

45~49

50~54

55~59

60~64

65~

2.6

13.9

19.2

27.1

36.4

47.7

39.1

32.4

33.8

35.7

42.4

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

15~19

20~24

25~29

30~34

35~39

40~44

45~49

50~54

55~59

60~64

65~

担い手確保の必要性④:年齢階層別の

建設業

の就業者、技能労働者数

平成26年(技能労働者数:341万人)

(年齢) (万人) ※ 総務省「労働力調査」(暦年平均)を基に国土交通省で算出(技能労働者数については、年齢階層別の建設業就業者数を建設業の就業者に占める技能労働者の割合で割り戻して推計。) (万人) (年齢)

36.4万人

116.7万人

111.9万人

(▲4.1%)

35.7万人

(▲1.9%)

平成26年(建設業就業者数:505万人)

平成27年(建設業就業者数:500万人)

4

20

30

43

59

70

56

51

56

58

59

0

20

40

60

80

15~19

20~24

25~29

30~34

35~39

40~44

45~49

50~54

55~59

60~64

65~

(年齢)

4

21

29

41

55

72

59

49

51

54

64

0

20

40

60

80

15~19

20~24

25~29

30~34

35~39

40~44

45~49

50~54

55~59

60~64

65~

(年齢)

173万人

54万人

169万人

(▲2.3%)

54万人

(0%)

(万人) (万人)

平成27年(技能労働者数:331万人)

16

(18)

11

58

91

101

122

147

134

116

99

76

81

0 50 100 150 200 15~19 20~24 25~29 30~34 35~39 40~44 45~49 50~54 55~59 60~64 65~

11

56

96

106

125

149

133

111

97

81

75

0 50 100 150 200 15~19 20~24 25~29 30~34 35~39 40~44 45~49 50~54 55~59 60~64 65~

担い手確保の必要性⑤:(参考)年齢階層別の

製造業、全産業

の就業者数

【参考】平成26年(製造業就業者数:1,040万人)

(年齢) (万人)

【参考】平成27年(製造業就業者数:1,035万人)

(万人) (年齢)

253万人

163万人

256万人

(1.9%)

160万人

(▲1.8%)

92

400

552

600

709

806

717

643

599

553

681

0 200 400 600 800 1,000 15~19 20~24 25~29 30~34 35~39 40~44 45~49 50~54 55~59 60~64 65~

93

403

539

589

683

816

733

661

596

534

730

0 200 400 600 800 1,000 15~19 20~24 25~29 30~34 35~39 40~44 45~49 50~54 55~59 60~64 65~ ※ 総務省「労働力調査」(暦年平均)

【参考】平成26年(全産業全就業者数:6,351万人)

(年齢) (万人)

【参考】平成27年(全産業全就業者数:6,376万人)

(万人) (年齢)

1,833万人

1,044万人

1,840万人

(0.4%)

1,035万人

(▲0.9%)

17

(19)

担い手確保の必要性⑥:建設業就業者数の将来推計

(日建連・長期ビジョン)

○ 将来の技能労働者数は、日本建設業連合会の推計によれば、建設投資が同規模で推移するとの見通しを踏まえ、

生産性向上による35万人の省人化を前提に、2025年度において293~315万人が必要(2014年は341万人)

○ 今後、技能労働者は団塊世代の大量離職等により約130万人が減少すると見込まれるため、90万人の新規入職者

(うち20万人は女性)を確保することが必要

○ このため、若者にとって魅力ある建設業を目指し、処遇改善を中心として担い手確保・育成対策の更なる強化を図る

とともに、新技術・新工法の活用、人材の効率的な活用等、建設生産システムの生産性の向上を図り、官民一体と

なって将来の担い手確保に強い決意で臨む

43.0

41.9

43.3

44.2

48.7

48.4

10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 40.0 45.0 50.0 55.0 60.0 0 100 200 300 400 500 600

2009

2010

2011

2012

2013

2014

2025

<ケースA> <ケースB>

293~315万人

(年度)

在職数 (推計) 216万人

46.8

兆円

52.6

兆円 必要な新規の 技能労働者数 77~99万人

技能労働者数の現状と見通し

※2014年までの技能労働者数は総務省『労働力調査』、建設投資額は国土交通省『建設投資見通し』より引用 兆円 兆円 兆円 兆円 兆円 兆円

331

万人 <ケースA> アベノミクスが着実に発現する場合(経済成長率が名目3%以上等を想定) <ケースB> 経済成長が足許の潜在成長率並みの場合(経済成長率が名目1%台半ば等を想定)

日本建設業連合会『再生と進化に向けて~建設業の長期ビジョン』

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

342

万人

334

万人

335

万人

338

万人

341

万人

建設投資額の推移

技能労働者数の推移

18

(20)

担い手確保の必要性⑦:建設業における入職・離職状況

0% 10% 20% 30% 40% 50%

離職率の推移(建設業)

3年目までの離職率 2年目までの離職率 1年目までの離職率 0% 10% 20% 30% 40% 50%

離職率の推移(全産業)

3年目までの離職率 2年目までの離職率 1年目までの離職率

新規学卒者の建設業への入職状況

出所:文部科学省「学校基本調査」及び総務省「労働力調査」 (千人) 出所:厚生労働省「新規学卒者の事業所規模別・産業別離職状況」 59 62 66 74 78 77 70 58 47 46 42 39 35 32 32 31 32 31 29 31 31 33 37 43 40 5.4% 5.3% 6.0% 7.5% 8.3%8.4% 7.8% 6.7% 6.2% 6.6% 6.0% 5.8% 5.4% 5.0% 4.8%4.7% 4.5% 4.2% 4.0% 5.0% 4.9%5.0% 5.4% 6.2% 5.5% 9.5%9.6% 9.9%10.2% 10.3%10.3%10.4%10.2%10.2% 10.1% 9.9%9.8% 9.6% 9.2% 8.9% 8.7% 8.6% 8.4% 8.2% 7.9%8.0%8.0%7.9%8.0%7.8% 0.0% 2.0% 4.0% 6.0% 8.0% 10.0% 12.0% 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 平 成 3 年 4 年 5 年 6 年 7 年 8 年 9 年 10 年 11 年 12 年 13 年 14 年 15 年 16 年 17 年 18 年 19 年 20 年 21 年 22 年 23 年 24 年 25 年 26 年 27 年 建設業新規学卒者の入職数 新規学卒者の入職数(建設業/全体) 就業者数(建設業/全産業) ※前回資料 再掲

19

(21)

担い手確保の必要性⑧:産業別新規求人数の推移

0

25

50

75

100

125

150

175

200

225

21年

22年

23年

24年

25年

26年

出所:厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」

※パートタイム含む

(万人)

平成

医療・福祉

サービス業

卸売業、小売業

製造業

宿泊業、サービス業

建設業

運輸業、郵便業

生活関連サービス業、

娯楽業

情報通信業

農、林、漁業

※前回資料 再掲

20

(22)

生産性向上による省人化 (日建連・長期ビジョン)

20%以上 4% 10%~20% 23% 5%~10% 53% 5%未満 19% その他 2% 20%以上 0% 10%~20% 20% 5%~10% 51% 5%未満 25% その他 4% 積極的に 取り組む 33% それなり(平均的) に取り組む 48% あまり取り組まない 7% 特に意識しない 11% その他 1% 積極的に 取り組む 39% それなり(平均的) に取り組む 41% あまり取り組まない 7% 特に意識しない 13% その他 0%

① 過去10年間における生産システムの合理化

(省力化、省人化)

② 今後10年間の生産システムへの取組み姿勢

日建連会員企業アンケート

○ 日建連では、建設生産システムの合理化(省人化・省力化)について、会員企業へのアンケートを

行ったところ、過去10年間の実績と今後の取り組み姿勢は下図のとおりとなった。

○ 本ビジョンでは、このアンケート結果などを参考に、

生産性の向上により10%以上の省人化

を図

ることとし、2025年度までに必要となる技能労働者数に対し、

約35万人分の省人化を目標

として

いる。

【土木】

(回答会社数=53) (回答会社数=51)

【建築】

(回答会社数=96)

【土木】

(回答会社数=88)

【建築】

21

(23)

「災害時の応急対応」を支える

○3月11日の震災直後より避難所の緊急耐震診断等を実施するとと

もに、同日午後6時には道路啓開作業を開始

(仙台県建設業協会)

○ 建設業は、地域のインフラの整備・維持の担い手であると同時に、地域社会の安全・安心の確

保を担う地域の守り手として、なくてはならない存在

○ 基幹産業として地域の雇用を支えると同時に、本業の経験を活かし、地方創生にも貢献

「地方創生」を支える

○本業で磨いてきた力を活用し、新たな分野における創意工夫ある

取組を通じて、活力ある地域づくりに貢献

作業後

建設企業の現況①:地域を支える中小建設業に期待される役割

「地域インフラの整備・維持」を支える

○地域を支えるインフラ整備やメンテナンスを着実に実施

「地域の社会・経済」を支える

○生産年齢人口の5%を雇用する基幹

産業として、地域の雇用を下支え

○地域住民の生活が円滑に行われるよ

う、除雪等を実施

▲橋梁に対する診断 ▲林建協働(岐阜県飛騨地域) ▲建設と農業の多能工(愛媛県) ▲修繕・耐震補強 ▲国道メンテナンス ▲地域雇用の促進

22

(24)

建設企業の現況②: 「全国」の災害対応空白地帯マップ

(社団法人全国建設業協会作成)

34

7

4

1

14

2

2

5

4

1

2

5

1

2

2

3

1

1

2

1

市町村合併により、会員企業不在の市

町村は少なくなったが、合併前の旧市

町村単位ではより多くの地域で会員企

業不在により災害対応が満足にできな

い旨、複数県より指摘があった。

大都市圏では、会員企業不在の

市区町村であっても、災害対応に

大きな支障はないものと考えられ

る。

東京:

18市町村

大阪:

32市

区町村

愛知:

18市町村

2

8

会員企業不在の市区町村が 存在する都道府県

23

(25)

26.3

23.5

21.0

19.0

32.7

34.8

38.1

41.1

39.9

40.5

39.7

38.8

1.1

1.1

1.1

1.2

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

11

16

21

26

個人

1000万円未満

1000万円以上1億円未満

1億円以上

50

60

70

80

90

100

11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26

建設企業の現況③:資本金階層別許可業者数の動向

(年度)

(年度)

(指数:11年=100)

出所:国土交通省「建設業許可業者数調査」 1億円 以上 1000万円 以上1億 円未満 1000万 円未満 個人

資本金1000万円未満の階層の法人企業の減少は緩やかで、業者数全体に占める割合

も高まっている。

資本金階層別許可業者数の動向

資本金階層別許可業者数の推移

※前回資料 再掲

24

(26)

0 10 20 30 40 50 60

平成

20年度

平成

23年度

平成

26年度

個人 1000万円以上 1000万円以上1億円未満 1億円以上

(%)

(%)

建設業の経営上の課題

後継者問題を課題とする建設業者の推移

出所:国土交通省「建設業構造実態調査」 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100

平成20年度

平成23年度

平成26年度

建設企業の現況④:

建設業の経営上の課題

工事量、利益率等は一定の改善傾向が

見られる一方、人手や後継者問題等、新

たな課題の比重が高まっている。

小規模な建設業者ほど、後継者問題を

課題としている割合が高い。

※有効回答数は、183,312社(平成26年度)、172,909社(平成23年度)、171,545社(平成26年度) ※前回資料 再掲

25

(27)

建設企業の現況⑤:組織変更等を巡る企業のニーズの推移

4.1

6.1

13.1

5.1

17.7

12.4

2.7

4.3

6.2

12.5

4.3

18.4

12.0

3.3

5.2

7.2

12.5

4.3

18.4

11.9

2.8

0

10

20

30

他社との協業化や

業務提携、

企業連携

協力会社の

組織強化、

協力会社への

取込強化

同業団体、

協同組合等への

加入(複数加入)

社内の組織改編

技能労働者の

直用化、常用化

技能労働者の

多能工化

直用の

技能労働者の

独立支援

H20

H23

H26

(%)

出所: 国土交通省「建設業構造実態調査」

平成20年度 (191,884社)

平成23年度 (165,210社)

平成26年度 (169,999社)

有効回答数

※前回資料 再掲

26

(28)

【当面の情勢】

○足許では、民間工事をはじめ、堅調な事業環境

を予想

・東京五輪への期待

・防災・減災意識の高まり

・アベノミクスによる不動産市況の活性化

・都市開発プロジェクト

【中・長期的な見通し】

○人口減少や財政上の要因により、東京五輪以降

は大幅な市場拡大は見込みにくいとの認識が一

般的

○防災減災対策、インフラ老朽化対策など、公共

事業の質の変化

○技術力・ノウハウを活かした海外市場への展開

○中長期的な担い手確保・育成と生産性の向上・

施工能力の強化

(重層下請構造の改善 等)

国内の事業環境に関する基本的認識

○建築分野は、首都圏やリニューアル分野

等、成長市場における競争力を強化

○土木分野は、高速道路の大規模更新等、既

存インフラの維持補修需要への対応

○国家的プロジェクトへの参画・貢献

・五輪競技施設

・リニア中央新幹線建設

・都市再生、コンパクトシティ化

・洋上風力発電

○海外市場への展開の推進

○新たな事業領域への参画

PPP/PFI,コンセッション等の公的施設の整備・ 運営領域への参画

・設計施工一貫方式の推進など、企画・計

画・設計段階での参画

・環境やエネルギー分野への進出

分野別の重点的な取組

○魅力ある建設産業への変革による若年従

事者の確保

○女性等の一層の活躍の推進

○協力会社との協働、パートナーシップの強

化等、確実な施工体制の構築

○施工力に優れた専門工事業者が安定して

受注できる環境整備

○施工技術の開発、次世代の生産性向上に

向けた取組

・プレキャスト化、ロボット技術開発

・ICT活用、BIMの深耕

○設計や契約等における合理化(設計施工一貫 方式等の普及)

人材育成・技術開発等

建設企業の現況⑥:大手ゼネコンの経営に関する展望

※大手・中堅ゼネコンの中期経営計画から作成

27

(29)

建設企業の現況⑦:我が国建設企業の海外受注実績の推移

○ 我が国建設企業は、耐震・免震技術、シールド等の高度な技術力、安全管理、工期の遵守等に優れているものの、受注額

は過去数十年間にわたり1兆円前後の水準で推移。

○ 2014年度は、1兆8,153億円となり過去最高の受注額となった。

出所:(一社)海外建設協会

海外受注実績(ODA・非ODA別)の推移

0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 16,000 18,000 20,000 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 アジア通貨危機 (1997年度) (億円) (年度) 初の1兆円突破 (1983年度) 過去最高額 1兆8,153億円(2014年度) 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 16,000 18,000 20,000 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 その他 中東 北米 アジア

地域別海外建設受注実績の推移

0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 16,000 18,000 20,000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 ODA以外 ODA 億円 年度 億円

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参照

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