Ⅵ 建設副産物
1.環境への配慮について 1)東日本大震災の影響により、国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律に基 づく特定調達物品等の使用が困難な場合には、監督職員と協議する。 2)環境物品等の調達の推進に関する基本方針における公共工事の配慮事項(「資材(材料 及び機材を含む)の梱包及び容器は、可能な限り簡易であって、再生利用の容易さ及び 廃棄時の負担軽減に配慮されていること。」)に留意する。 3)「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律(平成15年改正 法律第119号)」 の特定調達品目についての判断の基準は、下記よりダウンロードすることができる。 「環境物品等の調達の推進に関する基本方針」 (http://www.env.go.jp/policy/hozen/green/g-law/kihonhoushin.html) 2.再生資源利用計画書及び再生資源利用促進計画書について 工事を実施するに当たっては、再生資源利用計画書及び再生資源利用促進計画書を施工 計画書に含め、監督職員に提出する。 また、同計画書の実施報告書を、工事完了後すみやかに監督職員に提出する。 3.発生材の処理について 1)特定建設資材(コンクリート、コンクリート及び鉄から成る建設資材、アスファルト ・コンクリート、木材)の処理は、「4.解体・分別解体等について」の項目による。 2)産業廃棄物等を処分する場合は、搬出距離、処分費及び処分地が確認できる資料を監 督職員に提出し、承諾を受ける。 3)引渡しを要する建設廃棄物は、次による。 PCB使用設備機器(変圧器、コンデンサ、蛍光灯・HID等の安定器、その他機 器) PCB含有シーリング材 金属類(躯体に埋設された鉄筋、建具、建具枠、軽量鉄骨(下地)、機器、ダクト、 配管、その他の金属類) その他( ) 4)本工事で発生する建設廃棄物の内、新潟県内の最終処分場に搬入する建設廃棄物につ いては、産業廃棄物の処理に係る税(新潟県産業廃棄物税)が課税されるので適正に処 理すること。 5)再資源化する建設廃棄物の処分は、次による。 (1) 小形二次電池 メーカーによる回収の後、再資源化 搬出先の名称 搬出先の所在地 運搬及び処分に係る費用は別途とする (2) 蛍光ランプ及びHIDランプ 再資源化プラントに搬出 再資源化プラントの名称 プラントの所在地運搬及び処分に係る費用は別途とする (3) 硬質塩化ビニル管及び継手 構外搬出 中間処理施設、再資源化施設の名称 施設の所在地 運搬及び処分に係る費用は別途とする 6)処理に注意を要する建設廃棄物の処分は、次による。 (1) CCA処理木材 適切な燃焼・排ガス処理設備を有する中間処理施設で処分 中間処理施設の名称 施設の所在地 運搬及び処分に係る費用は別途とする (2) ヒ素・カドミウム含有せっこうボード 製造業者による処分 関係法令等に従い回収の後、管理型処分場で埋立処分 管理型処分施設の名称 施設の所在地 運搬及び処分に係る費用は別途とする 7)特別管理産業廃棄物の処分は、次による。 (1) アスベスト含有吹付け材、アスベスト含有保温材 関係法令等に従い回収の後、管理型又は遮断型処分場で処分 運搬及び処分に係る費用は別途とする (2) アスベスト含有成形板 構外搬出 中間処理施設、安定型処分施設の名称 施設の所在地 運搬及び処分に係る費用は別途とする (3) 廃油(廃棄物処理法上の特別管理産業廃棄物の廃油) 関係法令等に従い回収の後、再生処理又は焼却処分 中間処理施設の名称 施設の所在地 運搬及び処分に係る費用は別途とする (4) 臭化リチウム水溶液等(廃棄物処理法上の特別管理産業廃棄物の廃アルカリ) 製造業者、専門業者による回収の後、再生処理 施設の名称 施設の所在地 運搬及び処分に係る費用は別途とする (5) 鉛蓄電池、アルカリ蓄電池(廃棄物処理法上の特定有害産業廃棄物の電解液) 関係法令等に従い回収の後、中間処理施設で中和処理等 中間処理施設の名称 施設の所在地 運搬及び処分に係る費用は別途とする 8)特殊な建設副産物の処分は、次による。 (1) 冷凍機の冷媒:特定フロン及び指定フロン( ) 登録回収業者による回収の後、破壊又は再生利用
施設の名称 施設の所在地 運搬及び処分に係る費用は別途とする (2) ハロン消火設備の消化剤:ハロン( ) 設置業者による回収の後、再利用又は保管 施設の名称 施設の所在地 運搬及び処分に係る費用は別途とする (3) イオン化式感知器(放射線同位元素装備機器) 製造業者又は販売業者に返却 施設の名称 施設の所在地 運搬及び処分に係る費用は別途とする (4) 六フッ化硫黄(SF6)ガス 機器製造業者又はSF6ガス回収業者による回収の後、再使用又は再資源化 施設の名称 施設の所在地 運搬及び処分に係る費用は別途とする 9)その他の建設廃棄物の処分は、次による。 (1) 仕上げ材等 構外搬出 中間処理施設、最終処分施設の名称 施設の所在地 運搬及び処分に係る費用は別途とする (2) ガラス、陶磁器類 構外搬出 中間処理施設、最終処分施設の名称 運搬及び処分に係る費用は別途とする 4.解体・分別解体等について 1)解体作業について 本工事の解体作業においては、「建築物の解体工事における外壁の崩落等による公衆災 害防止対策に関するガイドライン」を参考に、公衆災害の防止について適切な対策を講 じること。 ガイドラインは、下記によりダウンロードすることができる。 (http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/01/010703_.html) 2)特定建設資材に係る工事で、工事規模が条例等で定める基準以上場合について 本工事は、特定建設資材を用いた建築物等に係る解体工事又はその施工に特定建設資 材を使用する建築工事等であって、その規模が「建設工事に係る資材の再資源化等に関 する法律」(平成12年5月31日法律第104号。以下「建設リサイクル法」という。)施行令 又は都道府県が条例で定める建設工事の規模に関する基準以上の工事 (以下「対象建設 工事」という。) であるため、建設リサイクル法に基づき分別解体等及び特定建設資材 の再資源化等の実施について適正な措置を講ずることとする。 但し、本工事のうちの○○に関する範囲は、対象建設工事に該当しないが、分別解体 等の方法及び特定建設資材の再資源化等の実施については建設リサイクル法に準ずる。
【他現場の工事と合併発注の場合】 工事契約後明らかになったやむをえない事情により、予定した条件により難い場合は、 監督職員と協議するものとする。 3)分別解体等の方法を次に示す。 分別解体等の方法 工事種目 工程及び作業内容 手作業 手作業・機械作業の併用 ( )内は理由を示す ・ 解体工事 ・ 建築設備・内装材料の取り外し ・ ・ ( ) ・ 屋根ふき材の取り外し ・ ・ ( ) ・ 外装材・上部構造部分の取り壊 ・ ・ し ・ 基礎・基礎ぐいの取り壊し ・ ・ ・ その他( ) ・ ・ ・ 新築工事 ・ 造成工事 ・ ・ ・ 増築工事 ・ 基礎・基礎ぐいの工事 ・ ・ ・ 改修工事 ・ 上部構造部分・外装の工事 ・ ・ ・修繕 ・ 屋根の工事 ・ ・ ・模様替 ・ 建築設備・内装等の工事 ・ ・ ・ その他工事( ) ・ ・ ・ 建 物 以 外 ・ 仮設工事 ・ ・ に係る解体工 ・ 土工事 ・ ・ 事又は新築工 ・ 基礎工事 ・ ・ 事(土木工事 ・ 本体構造の工事 ・ ・ 等) ・ 本体付属品の工事 ・ ・ ・ その他の工事( ) (注)分別解体等の方法については、該当がない工程及び作業内容は記載の必要はない。 4)再資源化等をする施設の名称及び所在地を次に示す。 特定建設資材廃棄物の種類 施設の名称 所在地 ・ コンクリート ・ コンクリート及び鉄か ら成る建設資材 ・ アスファルト・コンク リート ・ 木材 (注) 届出に係る事項の説明時に上記4)に記載した所在地と異なる施設(同種の再資源化等 を行う施設に限る。)を受注者が提示した場合は、当該施設に搬出することができる。 ただし、当該施設への変更については設計変更の対象としない。 受注者は、分別解体・再資源化等が完了したときは、以下の事項を書面に記載し、監 督職員に報告することとする。
ア)再資源化等が完了した年月日 イ)再資源化等をした施設の名称及び所在地 ウ)再資源化等に要した費用 なお、本工事は「建設副産物情報交換システム」(以下「システム」という。)の登録 対象工事であり、受注者は、施工計画書作成時、工事完了時、及び登録情報の変更が生 じた場合は速やかに当該システムにデータの入力を行うものとする。監督職員への報告 はシステムにより作成した〔再生資源利用計画書(実施書)〕及び〔再生資源利用促進計 画書(実施書)〕により行うものとする。 システム主体の連絡先 建設副産物情報センター Tel.03-3505-0410 HP(http://www.recycle.jacic.or.jp/) 5)本工事の施工にあたっては、「建築工事における建設副産物管理マニュアル」を参考に 適切な処理に努めるものとする。マニュアルは、下記よりダウンロードすることができ る。 (http://www.mlit.go.jp/gobuild/kijun/recycle/arch_manual.pdf) 6)本工事は、建設リサイクル法に基づく「対象建設工事」に該当しないが、分別解体等 の方法及び特定建設資材の再資源化等実施については建設リサイクル法に準ずる。 なお、分別解体等の方法については上記3)により、特定建設資材廃棄物の運搬及び 処分にかかる費用は別途とする。 5.建設発生土の利用について 1)建設発生土の利用は次による。 (1) 盛土等に利用する発生土は、次の工事からの建設発生土を利用すること。 発注者 ○○○○工事事務所 工事名 ○○○○工事 搬出距離 ○○km程度 (2) 建設汚泥(杭掘削に伴う汚泥等) 「建設汚泥の再生利用に関するガイドライン(平成18年6月12日)」に基づき 実施すること。 ガイドラインは、下記よりダウンロードすることができる。 (http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha06/01/010612_.html) また、建設汚泥の取り扱いについては、廃棄物処理法等の関係法令を遵守するこ と。 (3) 建設汚泥を発生現場内で改良の後、発生現場内で再生利用する場合(自ら利用)六 価クロム溶出試験により土壌環境基準を越えないことを確認の上、セメント、又は、 セメント系固化材にて固化を行い、埋戻し土等に使用する。なお、六価クロム溶出試 験費は本工事に含む。 (4) 建設汚泥を発生現場内で改良の後、他現場で再生利用する場合 他現場の名称 他現場の所在地 受け入れ条件 2)建設発生土の搬出 (1) 搬出先、搬出距離、受入状況が確認できる資料を監督職員に提出し、承諾を受ける。 また、搬出後は監督職員へ搬出調書を提出する。 (2) 建設工事の施工により発生する建設発生土は、次の場所に搬出すること。
受入れ場所 ○○県○○市○○ 受入れ時間 ○時~○時○分 仮置き等 搬出調書等 (提出を義務つける) 運搬距離 ○○km程度 6.石綿等除去について 1)アスベスト含有建材の事前調査(石綿障害予防規則(平成17年厚生労働省令第21号) に基づくアスベスト含有建材の事前調査等) 工事着手に先立ち、目視及び貸与する設計図書によりアスベストを含有している吹き 付け材、成形板、建築材料等の使用の有無について調査し、監督職員に報告すること。 貸与図書 なお、建材中の石綿含有率の分析にあたっては、別添 10-1「建材中の石綿含有率 分析方法に係る留意事項について(平成20年7月17日 基安化発第0717003号、平成18年8 月21日 基安化発第082101号)」、別添10-2「石綿障害予防規則第3条第2項の規定によ る石綿等の仕様の有無の分析徹底等について」により、分析方法及び試料数は特記仕様 書による。 2)石綿等を含有する保温材、耐火被覆材、成形板等の除去作業であって、設計図書によ る作業場所の離隔の指定が無い場合においても、石綿障害予防規則に基づく石綿等の切 断、穿孔、研磨の作業を行う場合は、作業場所の隔離について監督職員と協議すること。 3)別添 10-3「建築物等の解体等作業に関するお知らせ」について、工事現場の作業 に従事する労働者のみならず、近隣住民にも見やすい箇所に適切に掲示すること。 7.PCB含有シーリング材の処分について PCB含有シーリング材の処分は、別添 8「PCB含有シーリング材の処分」により適 切に処分する。 8.せっこうボードの処分について 撤去したせっこうボードの表示内容について、別添 9「対象となるせっこうボードの表 示」により確認を行い、該当する場合、又は該当していないことが確認できない場合は、 別添9に記載の製造会社に問い合わせの上、適切に処分すること。 9.廃棄物等の適正な取扱いの徹底について 1)受注者は、建設リサイクル法に基づく特定建設資材廃棄物(コンクリート、コンクリ ート及び鉄からなる建設資材、木材、アスファルト・コンクリート)に、特定建設資材 廃棄物の再資源化に支障を来す石綿含有産業廃棄物等の有害物質が付着・混入すること がないよう、分別解体を徹底すること。 2)受注者は、廃棄物の処理を委託する場合には、廃棄物処理法に基づく委託基準を遵守 すること。また、石綿含有産業廃棄物が再生砕石等リサイクル製品に混入することがな いよう、廃棄物処理法に基づく保管基準及び処理基準を遵守すること。