The Journal of Economic Education No.36, September, 2017
大会報告
会務報告
経済教育学会第 32 回大会は,9 月 10 日(土)から 11 日(日)まで,神戸流通科学大学において開催さ れた。 神戸大会は,「『経済学の再建と経済教育の未来』ポ スト 3.11 震災から 21 年 神戸からのメッセージ」を テーマに,初等中等教育と高等教育を通底する背骨の 構築を模索することを目指した。 1 日目(9/10) 総会・シンポジウムに先立って中 内記念館(サカエ薬局 復元)ダイエー資料館の見学 会が行われ,理事会との重なりが憂慮されたが,韓国 経済教育学会会長金龍民先生はじめ韓国からの熱心な 参加や 10 数名の参加があった。 1 日目(9/10)「経済学の再建と経済教育の未来」 のテーマのもと塩沢由典先生 (大阪市立大学名誉教 授)の基調講演の後,小川一仁 吉田雅明,河原和之 猪瀬武則 コーディネーター山根栄次の各氏によるシ ンポジウムが行われた。全体会総合司会は北野正一先 生にお願いした。会場を巻き込んで活発な論議がなさ れた。 2 日目(9/11)は午前中 6 分科会 30 本の報告が行わ れた。(実際は上回る複数の申し込みがあったが,残 念ながら会場のキャパシティーの関係等からも,実現 できなかった報告もあり残念であった。) 2 日目の午後からは「限りなく経済教育のための ワークショップ」①講義型授業におけるライト・アク ティブラーニング〜ヒントとしての「橋本メソッド」 〜富山大学教育・学生支援機構教授 橋本勝氏(教育 推進センター副センター長),② U-Mart システムを 用いた実践的な金融教育 近畿大学経済学部教授谷口 和久氏(「U-Mart 組織委員会」)が行われ,好評で あった。 入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)にお ける中等教育との接続の選択方法の転換が求められ 「アクティブ・ラーニング」の手法の重要性が指摘さ れ 18 歳選挙権制度の導入により高校生の「民主的投 票」が現実のものとなり,まさに「経済的投票」ので きる人材の育成が求められている。 「未来への投票」のできる人材の育成が求められ, 初等中等教育段階からグローバルに考えて,ローカル に行動し正しい「クリティカルシンキング」「経済的 意思決定」のできる児童・生徒・学生を育てることは, 経済教育に委ねられた学力の「質保証」のミッション であり,「社会人基礎力」であると確信する。 参加者の増加のために出来る限りの情宣広告活動を 試みたが,諸般の事情もあり最初の目標を達成したと は言い難い。 受付名簿上では,第 1 日目 73 名,第 2 日目 93 名で, 2 日間で 114 名という参加で,2 日目は 3 階の受付を通 られず参加された方もおられたようで,正確な把握は 難しいのが実際だが,名簿上では非会員の参加が 48 名あったことになる。 大会に先立った6月25日の理事会では,理事会後に 実行委員会主催で,近隣のまちづくりスポット神戸と なでしこの湯での宿泊研修を実施した。 大会実行委員会 炭谷英一 飯嶋香織 川合宏之 北野正一 中谷武雄 後援:神戸市教育委員会
経済教育学会
第 32 回大会について
The Journal of Economic Education No.36, September, 2017 炭谷 英一(第 32 回大会開催実行委員長)プログラム
全体テーマ:「経済学の再建と経済教育の未来」ポスト 3.11 震災から 21 年 神戸からのメッセージ 〈日時〉9 月 10 日(土)〜 9 月 11 日(日) 〈会場〉流通科学大学(神戸市) 第 1 日目(9 月 10 日・土曜日) 11:00-12:30 理事会 11:30-12:30 中内記念館(サカエ薬局 復元) ダイエー資料館 見学 12:30-13:00 総会 13:00-17:30 6301 基調講演・シンポジウム テーマ 「経済学の再建と経済教育の未来」 基調講演 「経済学の再建と経済教育の未来」塩沢由典(大阪市立大学名誉教授) シンポジウム パネラー 小川一仁(関西大学),吉田雅明(専修大学),河原和之(立命館大学・近畿大・大阪教 育大・武庫川女子大等 非常勤講師),猪瀬 武則(経済教育学会会長(日本体育大学)) コーディネーター 経済教育学会前会長 山根栄次(三重大学) 17:30- 記念写真 レジスター博物館見学 18:00-19:30 懇親会(会費 3000 円) 第 2 日目(9 月 11 日・日曜日) 分科会プログラム 30 分(20 分発表 10 分質疑応答)*報告のテーマは,最初の申し込み時点でのテーマである。 (1)09:30 〜 10:00 (2)10:00 〜 10:30 (3)10:30 〜 11:00 休憩 10 分 (4)11:10 〜 11:40 (5) 11:40 〜 12:10 分科会名 No 発表者名 所属・共同研究者 テーマ 第 1 分科会 (初等中等教育等 ①) 座長 金子浩一 裴光雄 (1) 後藤達也 大阪産業大学経済学部 川村哲也(関西大学ソシオネッ トワーク戦略研究機構経済実験 センター),菊地真理(大阪産 業大学経済学部) 教室実験における学生のインセンティブ 構造の解明 (2) 松井克行 西九州大学子ども学部 日本金融システム史に基づく高校「公民科」経済学習の教育内容開発(5)─現 代経済史(第一次石油危機以降) (3) 木村雄一 日本大学商学部 荒川章義(立教大学経済学部), 中村隆之(青山学院大学経済学 部),吉原千鶴(立教大学経済 学部) 小学校社会科教育における“経済教育”と ゲームの活用─江戸川区こども未来館 での「経済ゼミ」での事例を参考に─ (4) 金子浩一 宮城大学事業構想学部 義務教育課程における経済教育の実践状況─アンケート調査の結果を踏まえて─ (5) 金龍民 釜山教育大学校韓春熙(釜山教育大学校),金 景模(慶尚大学校) 韓国における 2015 年小学校社会科教科 書の改訂と経済教育領域の変更 第 2 分科会 (初等中等教育等 ②) 座長 山根栄次 (裴光雄) 炭谷英一 (1) 安野雄一 大阪教育大学附属平野小学校 地理的分野と経済的分野を繋ぐアクティブラーニングの構想〜 TPP に対する価値 判断授業及び課題解決学習を通して〜 (2) 梶谷真弘 大阪府茨木市立南中学校 経済の観点を取り入れた人物評価学習 (3) 前田一恭 交野市立第一中学校 企業の営業努力を通して経済を考える (4) 力丸 剛 元横浜市立潮田中学校 アクティブラーニングを深める「見方・考え方」 ─学びの補充・深化・統合 を目指して─(5) 金子幹夫 神奈川県立平塚農業高等学校初声分校 小学生が学ぶ「税」の研究〜小学生をとりまく「税」の教材分析〜 第 3 分科会 (後期中等教育・ 消費者教育等) 座長 八木紀一郎 松尾 匡 (1) 福田秀志 兵庫県立尼崎小田高校 保育,医療,教育などは,市場か財政か,どちらが担うべきか?─貧困 ・ 格差 ・ 分 断社会 (2) 箕輪京四郎 元横浜商業高校 どうなっちゃったの? 日本の経済─「戦後日本経済の歩みと現状」を表とグラフ で高校生に教える (3) 田村徳至 信州大学 大学生(教職課程履修学生)に対する金 融・消費者教育の学習プログラム開発 〜貨幣錯覚に関するアンケート調査を手 がかりとして〜 (4) 龍 世祥 富山大学経済学部 「生活者」の系譜─『底流経済学』のアプローチと到達点─ (5) 柴田 透 新潟大学 高校政治・経済教科書における歴史的変遷の研究 第 4 分科会 (地域・連携・キ ャリア教育) 座長 中里弘穂 水野英雄 (1) 池田 清 神戸松蔭女子学院大学 日本の近代化,グローバル化と都市神戸 (2) 中里弘穂 福井県立大学 地域企業におけるインターンシップの効果 (3) 金子能呼 松本大学松商短期大学部商学科 地域で実践するゼミナールの学習効果 (4) 竹田英司 松山短期大学 商科(学校法人 松山大学) 産学連携プロジェクトを通じたアクティブ・ラーニングの実践と効用 (5) 水野英雄 椙山女学園大学現代マネジメント学部 熊澤有里(椙山女学園 大学現代マネジメント学部) 経済・経営系学部における資格取得の現 状と課題 第 5 分科会 (方法・ 手法等) 座長 塩田尚樹 田中 淳 (1) 久井田直之 日本大学経済学部 コミュニケーション英語 I の教科書語彙と経済学英語語彙 (2) 塩田尚樹 獨協大学経済学部 従来型 IS-LM モデルにおける環境制約の考慮例と改良案 (3) 田中 淳 東京都立産業技術高等専門学校 高等専門学校で実施した社会保障の入門的な授業 (4) 内田秀昭 三重大学教育学部 課題図書と学生の意見形成─ TPP 推進の賛否を事例として─ (5) 小川 健 専修大学・経済学部・国際経済学科 スキャナで読めるマークシートを活用した小テスト通過型単位認定方式 第 6 分科会 (高大連携・制度 設計・経済数学) 座長 大坂 洋 水野勝之 (1) 中村賢治 基礎経済科学研究所 香川大学経済学部における高大連携教育の新しい試み (2) 川合宏之 流通科学大学商学部 流通科学大学が目指す新しい高大連携 (3) 北野正一 兵庫県立大学(名誉教授) 社会諸科学を統合する「文科学」を提案する。 (4) 新井 明 上智大学非常勤講師 経済教育と算数・数学─算数・数学教育の歴史的検討から─ (5) 水野勝之 明治大学商学部井草 剛 松山大学経営学部 経済数学教育の新たなテキスト作り 12:10-13:00 理事会 13:00-16:00 限りなく経済教育のためのワークショップ ① 講義型授業におけるライト・アクティブラーニング〜ヒントとしての「橋本メソッド」〜 富山大学 教育・学生支援機構教授 橋本 勝 (教育推進センター副センター長) ② U-Mart システムを用いた実践的な金融教育 近畿大学経済学部教授 谷口和久(「U-Mart 組織委員会」)
分科会報告
第 1 分科会 第 1 分科会は,「初等中等教育等①」をテーマに,5 本の報告がなされた。 第 1 報告の後藤達也会員(大阪産業大学)らによる 「教室実験における学生のインセンティブ構造の解明」 では,大学の講義「ミクロ経済学」内のクールノーモ デルの教室実験において,成果報酬か固定報酬かで参 加者の行動がどのように違ったかが説明された。共同 研究者は川村哲也氏(関西大学),菊地真理氏(大阪 産業大学)である。具体的な内容は,各学生が複占企 業の役割を担い,競合企業の生産量を知らないまま自 社の生産量を 14 ある候補から決定するという実験で ある。実験対象となる二つのクラスは固定報酬と成果 報酬とにランダムに振り分けられたものである。各学 生は利得を最大にするように生産量を決定するが,固 定報酬のほうで生産量が過大になり,成果報酬では ナッシュ均衡の生産量に近づくことが報告された。 第2報告の松井克行会員(西九州大学)による「日本 金融システム史に基づく高校「公民科」経済学習の教 育内容開発(5)─現代経済史(第一次石油危機以降)」 では,高等学校「公民科」における日本金融システム 史の教材化について報告された。特に東京書籍の記載 事項をもとに,想定される発問の効果を検討している。 星岳雄と A・カシャップの理論的枠組みを参考に,高 度経済成長の終焉,ビッグバン宣言,金融危機以降の トピックなどが扱われた。たとえば,「日本でなぜ間 接金融から直接金融中心へとシステム変更が行われた のか」という重要発問に答えられないという課題を指 摘している。石油危機以降,日本や欧米各国が不況対 策で国債発行を積極化し,株・社債発行の自由化や新 金融商品の誕生につながり,系列金融の影響が小さく なっていくことを学習すべきであることが示された。 第 3 報告の木村雄一会員(日本大学)による「小学 校社会科教育における“経済教育”とゲームの活用─ 江戸川区こども未来館での「経済ゼミ」での事例を参 考に─」では,2015 年度に小学 6 年生有志に年 12 回 行われた「江戸川区こども未来館」における「経済ゼ ミ」の実践状況について報告された。共同研究者は, 荒川章義氏(立教大学経済学部),中村隆之氏(青山 学院大学),吉原千鶴氏(立教大学経済学部)である。 実際のゼミでは,市場,会社,金融,貿易,財政など の仕組みを学習し,リカードの比較優位説なども扱わ れていた。事後アンケートなども踏まえ分析した結果, ゲームに対する児童の関心は高く,教育の有効性が認 められた。ただし,ゲームがなくとも,ディスカッ ションをしっかり行うことでも十分な学習効果が得ら れることが主張された。 第 4 報告は,金子浩一会員(宮城大学)の「義務教 育課程における経済教育の実践状況─アンケート調査 の結果を踏まえて─」では,2014 年度に実施された 小・中学校教諭への経済教育に関するアンケート調査 の結果について報告された。小学校で経済用語がどこ まで学習されているかに関しては,教科書に記載のな い「日本銀行」や「貿易収支」についても,8 割ほど の教員が説明していることが示された。また,中学校 の調査では,学習指導要領改訂による新出項目の「預 金通貨の創造」について,全体で 3 割ほどの教員しか 教えてないことが分かった。小・中学校において,教 科書での記載の有無が説明の有無に必ずしも直結して いない。特に教科書に記載のない用語は教員各自の工 夫で説明している状況であり,小・中学校それぞれで 何をどのように教えるかについての検討が必要である。 第 5 報告は韓国経済教育学会所属の金龍民教授(釜 山教育大学校)から「韓国における 2015 年小学校社 会科教科書の改訂と経済教育領域の変更」というテー マで報告された。韓国では 2015 年に教育課程(日本 の学習指導要領に該当)の大幅な改定が行われた。 2009 年改定以来である。今次の教育課程改定に伴っ て,教科書も改訂された。金報告はこの 2015 年改定 教育課程に基づいて新しく改訂された,小学校社会科 教科書の全般的な内容を紹介した。そこから,経済教 育の領域の変更部分に焦点を当てて,その意義と問題 点について,日韓比較等を交えて論述された。学習内 容の量が削減され,学習者の負担が軽減されたことが 評価できるが,相変わらず小学校段階から経済教育で はなく経済学教育を行おうとしている内容に問題があ ると指摘された。質疑応答では,「到達基準数の削減 とは何を意味するのか」という質問などが出された。 「単元の中で学ぶ項目数である」という回答がなされ た。 (文責:裴光雄,金子浩一) 第 2 分科会
分科会報告
第 2 分科会では,5 本の研究報告が行われた。第 1 報告は,安野雄一会員の「地理的分野と経済的分野を 繋ぐアクティブラーニングの構想〜 TPP に対する価 値判断授業及び課題解決学習を通して〜」である。小 学校 5 年生で学ぶ地理的分野の学習と政治的・経済的 分野を繋ぐ時事問題として,「TPP」を取り上げ, 「価値判断場面」と「対話」を取り入れた「課題解決 型学習」の取り組みの授業実践が報告された。「子供 たちの意見がどんどん出てきて,整理しつつ,授業を 行うのは大変。予め想定して授業を行っているのか」 「その通りである」。「TPP はとても広い。具体的にど の部分を取り扱ったのか」「関税を無くすことをどう 考えるかに絞って行った」。「価値判断という部分,具 体的にどういう価値を示したのか」「もうかる,困る という経済的価値,環境問題を考えるという価値」な どの質疑応答がフロアーとの間で行われた。 第 2 報告は梶谷真弘会員の「経済の観点を取り入れ た人物評価学習」である。本研究では,「歴史学習に 経済の観点を取り入れ,生徒が学んだことを活かして 歴史上の人物を評価する学習を提案」し,「経済の観 点を取り入れ,現代に通じる観点から評価する学習を 行うことで,社会科の『ものの見方・考え方』を育成 することができる」とする。「何年生の何学期に,単 元構成は,授業の成果は」「中 2 の 1 学期と 2 学期。1 時間で両実践を行っている。概念的知識を獲得した生 徒もいる。全員が参加できた。事実的認識を身に付け ることまではできていない」。「商業重視のためか,飢 饉のためか」「歴史的な流れを重視した。源氏以降農 業政策が重視されていく」。「貨幣の交換手段としての 役割も授業で触れたのか」「便利であることを授業で 触れた」などの質疑応答がフロアーとの間で行われた。 第 3 報告は前田一恭会員の「企業の営業努力を通し て経済を考える」である。生徒たちに,「理想のパン 屋」の企画書を作成させ,評価させた授業実践が報告 された。京阪電気鉄道の PR や他企業の広告,CM な どの宣伝を取り上げたパワーポイントのスライドや生 徒たちに配って記述させた「私の『理想のパン屋さ ん』企画書」という授業の配布プリントなどが紹介さ れた。フロアーからは「経済学の概念,例えば付加価 値,トレードオフなどを押さえて,取り込んで行えば, もっと良い授業になるのではないか」という意見が出 た。また「企業の利潤拡大に占める広告の宣伝効果は どのくらいか」「調べようとしたが,やはり企業での 資料は無く,難しいので触れずに行った」などの質疑 応答がフロアーとの間で行われた。 第 4 報告は力丸剛会員の「アクティブ・ラーニング を支える『見方や考え方』─本質に迫る深い学びの醸 成─」である。主要レジュメでは,「これからの時代 に求められる資質・能力を育てる本質に迫る学びの深 まりを醸成する」実践授業例・案を紹介している。 「大人手当としてお金をいっぱい支給したら,景気は 良くなる???」「必要以上には,はやらせない会社 を創ろう!って,どういうこと?」などである。報告 者は自身の経験からの授業観を基にアクティブ(活動 的+協働的)と,クリエーティブ(創造的+自主的) という要素を考慮し,4 つの領域に分けた「アクティ ブ・クリエーティブという視点から見た授業形態」を 提起しており,興味を抱かせる内容である。 第 5 報告は金子幹夫会員の「小学生が学ぶ『税』の 研究〜小学生をとりまく『税』の教材分析〜」である。 当日配付されたレジュメは,はじめに,研究の意義, 研究をはじめるきっかけ,研究の方法,研究の経過 (税金の辞典,租税教育の教材,わたしたちのくらし と税),問題の所在,問題の細分化と整理,公民科に おける税の単元のための教材案,から構成されている。 研究の分析過程であぶり出されてきた問題点として, 「歴史学習と公民学習における学習内容にスキマがみ られること」を指摘している。このスキマをどのよう に埋めることができるか。歴史的視点からの細分化と 社会的な見方の上からの細分化を提示し,また高校の 「公民科」で財政の単元を学ぶ前に用いる教材案を作 成したことが紹介されている。 (文責:裴光雄) 第 3 分科会 最初の福田秀志会員の報告は,勤務先の高校での授 業実践の報告であった。エピソードやデータなどの詳 しい資料と問いかけを掲載したワークシートを示して, どこまで市場にまかせるべきかを考えさせる,とても 内容の濃い授業である。フロアからは,高校の学力レ ベルや男女の関心差を問う質問も出されたが,進学校 ではなく,四人グループで教えあい,学びあいして, 案外楽しみにされている。話し合いの中で問いを出す ことが大人になってからの興味につながればよい。女 子が元気がいい。との答えであった。市場/財政でな い地域共助については,身近な地域での問題をとりあ げているとのことであった。「考える力」をつけさせ ることを目指す姿勢が感じられた報告だった。 二番目の箕輪京四郎会員の報告は,高校在職時の授 業実践のスタイルに則して,今日に至る戦後日本経済 の歩みを語る授業内容を構成したものだった。ポイン
トを把握しやすくするための,表やグラフの作成,パ ワーポイントのプレゼンテーションの工夫に,学ぶべ きものを多く感じた。 三番目の田村徳至会員の報告は,実際の学生が物価 変動に伴う名目値の変動から,どれだけ実質的な利得 を把握できるかを調査し,合理的な利得計算ができる 消費者教育の学習プログラムの開発につなげようとす るものだった。フロアからは,対象学生の属性の問題 がよく取り上げられたが,教職の社会科系授業で経済 系がいない文理混合。理学部学生でも計算して答える 学科生と勘で答える学科生の差があり,質問によって は理系が計算し,文系が勘というものもある。「主観 では〜だけど,計算したら〜」という回答がかなり あった。とのことだった。上がる時と下がる時とでは, 名目・実質の感じ方に元来差があるのではとの指摘も あった。(ここまで文責 司会担当者 松尾匡) 第 4 の龍世祥会員の報告は,同会員の勤務校である 富山大学に縁の深い大熊信行の提唱した「生活者」の 概念を拡張して環境を含む「底流経済学」とそのなか での価値(地球的な普遍的価値と地域的価値)の構想 を語るものであった。報告時間の半分が,「生」「活」 「産」「経」の字の解説にあてられたのは,それ自体と しては興味深い考証であったが,報告者の積極的な主 張の説明の時間を奪う結果となったのは残念であった。 討論では,大熊の「生活者」においては,人間の人格 的存在がどのように捉えられているのか,生命と生活 との概念的な関係,さらに宮本憲一さんのような?環 境経済学や公害論との関係についての質問があり,報 告者の回答があった。最後に二宮尊徳のような道徳的 な思想との関連が問われたが,報告者は関心はあるが 答えられないとした。 最後の柴田透会員の報告は,高校の「政治 ・ 経済」 の教科書に経済学の学派の影響がどのように現れてい るかを 1965 年から 2014 年にいたるまで検討したもの であった。当初 15 社 16 種あった教科書が 2013 年には 6 社 8 種に減少しその採択シェアも寡占化が著しいと いうのも興味深かった。経済学の学派としてはマルク ス経済学とケインズ経済学,新古典派の 3 学派をあげ て論じ,マルクス経済学の他の 2 学派(いわゆる近代 経済学)に対する比率の減少をそれぞれの学会の会員 数の変動と結びつけて説明した。討論では,用語に よって 3 学派の影響を見分ける方式の妥当性について の疑問が出されたほか,異なる学派の概念や説明法が キメラ状になっていることがより大きな問題ではない かという考えも表明された。 (文責:司会担当者 八木紀一郎) 第 4 分科会 第 4 分科会は『地域・連携・キャリア教育』をテー マに以下の 5 つの報告が行われた。 第一報告は池田清氏(神戸松蔭女子学院大学)の 「グローバル化と植民都市神戸」であった。これまで の神戸論を批判的に検証することで,①神戸市の都市 経営は植民地型都市開発であり,神戸という近代都市 は植民都市であった。② 1990 年代以降のグローバル 化と 95 年の阪神・淡路大震災後の都市づくりの中で, 神戸は現代的植民都市ともいうべき都市へ変貌してい る。 ③都市神戸は,医療産業都市にみられる植民都市 化やグローバル経済化による地域産業の空洞化,そし て武器輸出三原則の改廃や軍事費の増加,原発再稼働 と原発輸出がすすむ中で,貧困と格差の拡大,軍需産 業へ傾斜する危険性がある。という認識が示された。 このような新たな神戸論の授業を行う上での工夫とし て映画の活用や神戸論に対する学生の反応が紹介され た。 第二報告は中里弘穂氏(福井県立大学)の「地域企 業におけるインターンシップの効果」であった。地方 大学の学生は地域企業でのインターンシップに参加す ることが多く,希望する業種や充実した内容のイン ターンシップに参加することが難しい。そのような制 約が多い地方企業でのインターンシップ参加にどのよ うな効果があるのかを福井県立大学のインターンシッ プ授業の履修学生を対象に参加前と終了後,さらに就 職活動時期の意識の変化を継続的に調査した。その結 果,研修の形式により参加学生が得られる効果に差異 があり,「体験職種に対する適性の把握」や「仕事の 流れやり方の理解」は「就業体験型」で高く「職場で 求められる能力や考え方の理解」「働くことの意味や 就職に対する考え方の理解」はどのタイプのインター ンシップに参加しても得られることが示された。 第三報告は金子能呼氏(松本大学松商短期大学部) の「地域で実践するゼミナールの学習効果」であった。 地元出身で地元の企業に就職する学生が約 9 割という 地元志向の強い大学におけるマーケティングのゼミ ナールの地元企業での課題解決型学習の取組について の展開とその成果が示された。商品企画から販売に至 るまでの経験を通じてマーケティングの実践力を鍛え ていくことができ,自ら考え,調べ,アイディアを “かたち”にするというプロセスを通して主体的に取 り組む力を強化することができ,自分の成長を実感す
ることができた。地域や現場の人と関わりを持ち,協 働・共創することで「地域人」としての自覚とより豊 かな人間性を育むことができた。他方で,このような 活動においては個人差が大きく,モティベーションを 高める工夫が必要であることが示された。 第四報告は竹田英司氏(松山短期大学商科)の「産 学連携プロジェクトを通じたアクティブ・ラーニング の実践と効用」であった。松山短期大学の校訓に謳わ れている「真実」,「実用」,「忠実」のうち,「知」 (「真実」)を知識として学ぶだけでなく,常に現実的 な問題を念頭に置きながら学ぶ態度(「実用」)を伸ば すことという教育理念に基づいて取り組んだ産学連携 プロジェクトの概要と成果が示された。「南予地方の 新しい明日をつくる」という目標に向かって,南予地 方の特産品,観光サービスに関する事業コンセプトの 開発に取り組み,新規事業 6 案を創り出した。この ような学生と社会人による産学連携によって現代社会 に求められている「協働的問題解決力」を養い,学生 の起業家精神が育み養われた。 第五報告は水野英雄氏と熊澤有里氏(椙山女学園大 学現代マネジメント学部)の「経済・経営系学部にお ける資格取得の現状と課題」であった。資格は特定の 行為や職業に就くために必要な能力を有していること を示すものであり,学生は資格取得を就職の際に有利 になるものと考えて熱心に取り組んでいる。経済・経 営系学部の大学生が資格についてどのような認識であ るかを知るために椙山女学園大学現代マネジメント学 部においてアンケート調査を行った。その結果,①学 生は経済・経営系学部の学習内容が必ずしも反映され る資格ではなく,TOEIC や簿記,自動車運転免許の ように汎用性の高い資格取得を目指している。②取得 するための労力は少ないが,企業側からは一定の評価 が得られる資格を目指している者が多い。③資格を仕 事に活用するのではなく履歴書に書くためだけのもの になってしまっている傾向もある。ことが示された。 各報告から,学生は就職を強く意識しており,イン ターンシップや産学連携,資格取得といった就職に役 立つことに強い関心があり,積極的に取り組んでいる ことが示された。このように第 4 分科会は地域・連 携・キャリア教育を経済教育の観点から考える有意義 なものとなった。 (文責:中里弘穂,水野英雄) 第 5 分科会 第 5 分科会では,「方法・手法等」のテーマで,5 本 の報告があった。座長は塩田尚樹(獨協大学経済学 部)と田中淳(東京都立産業技術高等専門学校),参 加者は多くなかったが質疑応答で活発な意見が見られ た。 第 1 報告は,久井田直之会員(日本大学経済学部) による「コミュニケーション英語Ⅰの教科書語彙と経 済学英語語彙」であった。久井田会員は,自然科学系 科目の語彙リスト作成事例が多い一方,経済学関係の 語彙リスト作成事例が少ないことに着目し,高等学校 の英語教科書 25 冊の語彙リストを作成,それとミク ロ経済学,マクロ経済学の代表的な英書テキストの語 彙リストとを比較する分析を行った。その結果,ミク ロ経済学,マクロ経済学のテキストの約半数の語彙が 高等学校の英語教科書の語彙と共通し,ミクロよりも マクロ経済学の方が若干,共通の語彙が多かった。し かしながら,同じ語彙でも高校とは品詞が異なること もあり,語彙リストの作成には注意が必要なことと, 大学教員が事前にリストを知り,教育に活用すること で学習効果が期待できることが示された。フロアから は高校の採択率や科目別の比較,市販参考書との比較 など,分析の発展性に関する意見があった。 第 2 報告は,塩田尚樹会員(獨協大学経済学部)に よる「従来型 IS-LM モデルにおける環境制約の考慮 例と改良案」であった。塩田会員は,Heyes(2000) 以来の従来型 IS-LM モデルに『環境』の均衡条件を あらわす EE 曲線を付け加えた IS-LM-EE モデルによ る分析が,経済的な豊かさと環境保全の両立が人類的 課題である今日において意義深く,一方,均衡の安定 性や前提となる生産技術の観点から再検討の余地があ ると考え,独自の改良モデルを作成した。改良モデル の分析結果から,財政・金融政策による GDP 増大と 『環境』水準向上の同時達成可能性が限界貯蓄性向・ 資本の限界生産性・資本減耗率の大小に依存すること などが紹介された。また同モデルは,四象限図を用い ることにより,学部中級の「マクロ経済学」に導入可 能であることも示された。フロアからは,EE 曲線が IS 曲線と LM 曲線の交点を通る理由を詳述すべきなど の意見が出された。 第 3 報告は,田中淳会員(東京都立産業技術高等専 門学校)による「高等専門学校で実施した社会保障の 入門的な授業」であった。田中会員は,都立 2 高専の 統廃合で誕生した産業技術高専の医療福祉工学コース で社会保障制度を講義する科目を計画し,15 回の授 業内容を詳しく紹介した。社会保障制度の基礎的な知 識を教育するとともに,多数のグラフを学生に読み取 らせ,少子化を考える演習,社会保障の財政や,給与
明細から見た社会保障費などの授業実践例が示された。 コースの学生にとって必要な知識教育と言えるが,単 調な講義になりがちという苦労話に対して,フロアか らは各回の動機付けの強化や,学生に事前に調べさせ ておくなどの工夫が必要というアドバイスがあった。 第 4 報告は,内田秀昭会員(三重大学教育学部)に よる「課題図書と学生の意見形成─TPP 推進の賛否 を事例として─」であった。内田会員は,先に認識し た何らかの数値により後の数値に関する判断が歪めら れる「アンカリング効果」のように,教員が指定する 課題図書の主張が学生の意見形成を歪めるのではない かという仮説を立て,同仮説を検証するため三重大学 教育学部の授業内で TPP 推進の賛否についての学生 の意見形成に関する実験を行った。その結果,TPP 賛成の立場で書かれた本を読ませた学生グループにお ける TPP 賛成者の割合と,TPP 反対の立場で書かれ た本を読ませた学生グループにおける TPP 賛成者の 割合に違いはないという帰無仮説が有意水準 5% で棄 却された。TPP 賛成・反対のどちらの本も読ませて いないコントロールグループは作成しなかったのかと いうフロアからの質問に対して,受講生の数が限られ ているため無理であったという回答があった。 第 5 報告は,小川健会員(専修大学経済学部)によ る「スキャナで読めるマークシートを活用した小テス ト通過型単位認定方式」であった。小川会員は,定期 試験の成績評価では追試等の日程的制約と,学生の成 績不良でのやり直しが困難である現状を改善するため, 点数計算に優れるマークシート型の小テストを複数回 実施し,学生にチャレンジする機会を増やし,達成水 準に達するためのモチベーションの維持や,安心感を 与える教育実践を報告した。技術的な要素としては, スキャナで読めるマークシートを用いて,教室にス キャナを持ち込み,再試の迅速な採点と個別指導,学 生への周知が可能になったことが示され,学生が複数 回,受験することにより,学習到達目標に達するプロ セスを説明された。フロアからは,どのような設問な のか,試験時間,回数などの質問があり,それぞれ, 出題例の提示や 60 〜 70 分,3 〜 4 回と回答があった。 (文責:田中淳,塩田尚樹) 第 6 分科会 第 6 分科会は,「高大連携・制度設計・経済数学」 というテーマで行われた。座長は大坂洋,水野勝之。 中村 賢治氏からは,「香川大学経済学部における高 大連携教育の新しい試み」が報告された。高大連携講 座を大学生が担当するというユニークな講座について の報告であった。平成 27 年度は高校 5 校(5 校)で実 施した。その実施状況について報告する。授業テーマ は,倒産は怖くない,日本の雇用システム,経済と数 学などであった。実施後のアンケートは,大学生・高 校生両方に実施し,「そう思う」5 点〜「そう思わない」 1 点の 5 段階で答えてもらった。大学生についての結 果は,1. 授業や授業の準備に意欲をもって取り組めた 4.31,2. ゼミの専攻分野に関する理解が深まった 4.15 などだった。高校生については,1. 興味深く授 業をうけることができた 4.47,2. 大学で学ぶことに 対する興味が増した 4.32 など双方良好な結果だった。 兄弟のような世代間の交流ができたとのこと。質疑で は,これらについて活発な議論がなされた。 川合宏之氏からは,「流通科学大学が目指す新しい 高大連携」が報告された。流通科学大学の高大連携に おいて,主体の高校生と大学生の共同活動の仕方,体 験・学びの仕方を明確化させ,キャリア教育の視点か らボトムアップ的に把握することを目指したとのこと。 一年間にわたり高大連携の活動を記録(観察)し,高 校生・大学生への半構造化面接法を実施し,そのデー タをグラウンデッド・セオリー・アプローチを援用し て分析した。しばしば一方向的・単発的なものに終始 してしまっていた「従来型の高大連携」では得られな い,参加者の双方向的で持続的な「新しい高大連携」 の取り組みを実質化するための仮説生成を行った。そ の結果,従来型の高大連携事業とは異なる,当事者た る高校生,大学生の視点に立った体験に基づく仮説に 基づきながら,高校教員,大学教員,事業に参加する 学生たちの協働を実現できる仕組み作りが行えた。 北野正一氏の報告は,「大学学部用に,次のような 社会経済学の教科書を共同作成したい。」というテー マだった。構想した教科書の内容が報告された。ルネ サンス来の近代西欧及び日本の経済社会の発展的展開 過程を図式的枠組によって説明し,現状と展望の双方 を理解できる方法および理論によって構成する。方法 論としては,Aristotle の社会有機体説,現代システ ム論のいう自己同一的変化を遂げる系を用いる。A. Sen は正義の構想(2007)で,自己の capability 論や 4 自由論を生かす社会を少数の簡明な編成原理で構成 す る ニ ヤ ー ヤ と い う 方 法 を 提 起 し た。 松 尾 構 想 (2016)は,1980 年代来のケインジアン,リバタリア ン論争を Sen ニヤーヤの構成法で止揚して,安倍ノ ミクスへの民主的代案として提起された。その論理構 成は,系論の方法に立った Aristotle,Smith,Marx,
一般均衡論,Keynes,Schumpeter,置塩,Sen を継 承して統合したモノとなっている。これらの理論,社 会構想を中心にしてサーベイした報告であった。 新井明氏からは「経済教育と算数・数学─算数・数 学教育の歴史的検討から─」が報告された。経済学を 学ぶ上で数学を苦手とする経済学部学生の存在は『分 数のできない大学生』以来周知の事実となっている。 また,「参照基準」にも数学的知識の補充の必要性の 指摘がされている。その原因は,算数・数学の学習時 間の絶対的不足であるが,ほかに,算数・数学と経済 が別の世界の話であると生徒も教師も捉えているから とも推定できる。報告では,生徒の経済リテラシーを 向上させるために,どのような算数・数学教育が経済 教育から可能か,すべきなのかという問題提起をする ための準備作業として,過去の算数・数学教育に解決 の手がかりを求めた。江戸時代,明治期から昭和前期 明治維新後,第二次世界大戦後の経済教育数学教育に つい報告がなされた。これらを踏まえて,経済教育に おける数学教育に関する提言すべきであると考えてい る。 水野勝之,井草剛氏は「経済数学教育の新たなテキ スト作り」を報告した。「経済数学」のテキストは科 目名通りに整列はしているが統一性に欠けるという見 解を示した。前掲書『分数のできない大学生』の著者 の了解を得て数学の同一問題で,本年 5 月学生に試験 を行った。その結果報告と,それに基づいての今後の 経済数学テキスト作成に関する一連の試みを報告した。 20 年近く前と比べての変化を検証した上,経済数学 の知識習得のための手段を講じたテキスト案を報告し た。質疑応答では,そもそも大学の経済学に分数は必 要ない,証券関連の数学テキストがあったらよい等の 意見が出された。 *「全国大会プログラム・要旨集」を一部引用。 (文責:大坂洋,水野勝之)
会計報告
2016 年度決算案 (自 2016 年 4 月 1 日 至 2017 年 3 月 31 日) 収 入 支 出 項目 予算額 決算額 執行状況 項目 予算額 決算額 執行状況 前年度繰越金 1,196,638 1,196,638 100.0% 学会誌印刷費 570,000 541,661 95.0% 特別会計からの繰入 0 0 学会誌送付費 40,000 40,024 100.1% 会費 1,200,000 1,095,000 91.3% 学会誌管理委託料 37,000 36,000 97.3% 学会誌売上 30,000 25,600 85.3% 学会誌編集経費 10,000 48,836 488.4% 学会誌投稿料 25,000 30,000 120.0% 全国大会補助金 250,000 250,000 100.0% 印税 0 0 ニューズレター印刷費 70,000 69,768 99.7% 預金利息 19 6 31.6% 春季研究集会経費 40,000 95,920 119.9% 雑収入 0 0 理事選挙関係費 0 0 その他 編集委員会返金 0 31,481 学会賞関係費 0 0 大会実行委員会返金 0 7,672 事務局費 40,000 20,383 51.0% 春季研究集会経費返金 0 0 学会事務外部委託費 230,000 164,829 71.7% 次年度繰越金 1,124,657 1,118,976 99.5% 合 計 2,451,657 2,386,397 97.3% 合 計 2,451,657 2,386,397 97.3% 注 1 学会誌編集経費過年度分の未精算金の決算を 2016 年度に行った。 注 2 春季研究会経費は 2015-2016 年度分を決算し、2016 年度は 2 日間の 開催で予算を若干超過。 会計監査報告 2016 年度決算報告について、払込取扱票、郵便為替受取通知票、銀行預金通帳および領収書等を照合した結 果、この決算報告は適切に処理されていることを確認しました。 2017 年 7 月 15 日 会計監査 橋本 勝 ㊞ 会計監査 中谷 武雄 ㊞ 2017 年度予算案 (自 2017 年 4 月 1 日 至 2018 年 3 月 31 日) 収 入 支 出 項目 予算額2017 決算額2016 2016予算 予算比 決算比 項目 予算額2017 決算額2016 2016予算 予算比 決算比 前年度繰越金 1,118,976 1,196,638 1,196,638 -77,662 -77,662 学会誌印刷費 570,000 541,661 570,000 0 28,339 会費 1,150,000 1,095,000 1,200,000 -50,000 55,000 学会誌送付費 41,000 40,024 40,000 1,000 976 学会誌売上 30,000 25,600 30,000 0 4,400 学会誌管理委託料 37,000 36,000 37,000 0 1,000 学会誌投稿料 25,000 30,000 25,000 0 -5,000 学会誌編集経費 50,000 48,836 10,000 40,000 1,164 印税 0 0 0 0 0 全国大会補助金 250,000 250,000 250,000 0 0 預金利息 10 6 19 -9 4 ニューズレター印刷費 70,000 69,768 70,000 0 232 雑収入 0 0 0 0 0 春季研究集会経費 40,000 95,920 80,000 -40,000 -55,920 その他 大会実行委員会返金 0 7,672 0 0 -7,672 理事選挙関係費 0 0 0 0 0 春季研究集会経費返金 0 0 0 0 0 学会賞関係費 50,000 0 0 50,000 50,000 編集委員会返金 0 31481 0 0 -31,481 事務局費 40,000 20,383 40,000 0 19,617 学会事務外部委託費 180,000 164,829 230,000 -50,000 15,171 次年度繰越金 995,986 1,118,976 1,124,657 -128,671 -122,990 合計 2,323,986 2,386,397 2,451,657 -127,671 -62,411 合計 2,323,986 2,386,397 2,451,657 -127,671 -62,4111.名称 本会は,経済教育学会(Japan Society for Economic Education)と称する。 2.目的 本会は,広く経済に関する教育(経済学・経営学・会計学,および商業・消費者教育などを含む)の 目的・内容・方法・評価・制度を調査研究し,会員の教育者・研究者としての力量を高め,社会全 体の経済的教養水準の向上に寄与し,もって経済教育をより良いものにしていくことを目的とする。 3.活動 本会は,次の活動を行う。 ①研究会等の開催 ②学術雑誌(『経済教育』),ニューズレター等出版物の編集・発行 ③他の学術・教育団体との連絡・交流 ④その他本会の目的にとって適当と認められる活動 4.会員 本会の目的に賛同し,所定の会費(年額 5,000 円)を納めるものは,理事会の承認を経て会員にな ることができる。ただし,院生・学生については年額 2,000 円,65 歳以上の者については 2,500 円 とする。 2年間にわたり会費を納めないものは,原則として会員の資格を失う。学会誌送付時で年会費未納 の会員については,その旨を伝えて,本会の出版物の配布を保留し,会費納入後に送付することと する。 5.役員 本会に理事を置く。理事の選出方法は,別に定める役員選出細則による。理事の任期は 3 年とする。 ただし再任を妨げない。 理事の互選により,会長 1 名を選出する。 本会の会務を処理するために事務局長 1 名と事務局理事若干名を置く。 本会の会計収支を監査するために会計監査 2 名を置く。会計監査の任期については,理事に準ずる。 6.理事会成立の要件 理事会は,全理事の過半数(委任状を含む)をもって成立とする。 (1985 年 11 月 3 日制定,1988 年 11 月 19 日,1990 年 11 月 17 日,1995 年 11 月 25 日,2003 年 11 月 8 日,2006 年 11 月 25 日,2009 年 9 月 26 日,2010 年 9 月 25 日,2011 年 10 月 1 日改正,2016 年 9 月 10 日改正) 郵便振替口座 口座番号:00920-3-252875 口座名義:経済教育学会
経済教育学会会則
第1条(目的) 経済教育学会の会員の研究成果を公表・共有することを目的として,学会誌を発行する。 ② 経済教育学会の学会誌の名称を『経済教育』(以下本誌と略する)とする。 ③ 本誌は,経済教育及び経済学教育に関する研究論文,書評,学会の活動報告等を掲載する。 ④ 本誌は,年に 1 回,秋季に発行する。発行月については,原則として 9 月とする。 第2条(編集委員会) 本誌の編集の企画及び事務を担当するための組織として,編集委員会を理事会に附置す る。 ② 編集委員会に編集委員長 1 名をおく。委員長は委員会の実務全般を掌理する。委員長は学会理事が 兼ねるものとし,理事会で承認を受けるものとする。 ③ 編集委員会に編集委員若干名をおく。委員は委員会の実務に従事する。委員は学会理事が兼ねるも のとし,理事会の承認を受けるものとする。 第3条(研究論文等の投稿) 本誌に研究論文等を投稿することができるのは,経済教育学会の会員に限定する。 ただし,編集委員会が認証した場合は,会員外も可とすることがある。 ② 投稿の細則については,投稿要領に定めるものとする。投稿要領は編集委員会が本規程に基づき作 成するものとする。 第4条(原稿依頼) 編集委員会は掲載原稿を依頼することができる。原稿依頼の要領・細則は本規程に基づき, 編集委員会が作成するものとする。 第5条(執筆要領) 本誌の執筆要領は,編集委員会が作成するものとする。執筆要領は,本規程第3条に基づ く投稿原稿,第4条に基づく依頼原稿に適用される。 第6条(著作権) 本誌に掲載された研究論文等の著作権については,別に定める。経済教育学会学会誌編集規程
経済教育学会学会誌著作権規定
第1条(目的) 本規定は,経済教育学会の学会誌である『経済教育』(英文名 The Journal of Economic Education,以下「本誌」という)に掲載される研究論文等の著作権について定めるものである。 第2条(著作権の帰属) 本誌に掲載された研究論文等の著作権について,複製権と公衆送信権は経済教育学会 に帰属するものとする。著作権法に定められたその他の権利は,著者に帰属する。 ② 著者の研究論文等が本誌に掲載・発行された日から 3 ヵ月経過すれば,著者は当該研究論文等の全部 ないし一部を複製し,電子媒体・印刷媒体等を通じて配布・公開したり,他の著作物等に転載することが できる。その場合,著者(共著者がいる時は代表の著者 1 名)は,事前に文書ないし電子メール等で編集 委員会に届け出て許可を得るとともに,複製物あるいは転載された著作物等に出典(本誌該当号)と著作 権者名(経済教育学会)を明記すること。 第3条(著作権の利用許諾) 第三者から,本誌掲載の研究論文等の複製・配布・公開等に係る著作権の利用許 諾要請があった場合は,編集委員会において審議し,適当と認めたものについてその利用を許諾すること ができる。ただし,その場合は著者(共著者がいる時は代表の著者 1 名)の承諾を得るものとする。 ② 前項の措置によって,第三者から経済教育学会に対価が支払われた場合は,同学会の会計に繰り入れ て学会活動に有効に使用することにする。 第4条(著作権の適用開始時期) 本規定に定める著作権の取扱いについては,2011 年発行の本誌第 30 号から 適用するものとする。 第5条(付則) 本規定は,2010 年 9 月 25 日の学会総会で承認され,同日付をもって発効した。 第7条(電子化) 本誌第 30 号以降の全号の掲載内容を電子化し,その PDF ファイルを学会のウェブサイト 上に掲載する。 第8条(附則) 本規程は,2004 年 12 月 4 日の幹事会で承認され,同日付をもって発効した。 ② 本規程の改正は,2010 年 9 月 25 日の学会総会で承認され,同日付をもって発効した。
『経済教育』投稿要領
1.本投稿要領は,経済教育学会学会誌編集規程に基づき,同学会編集委員会が作成したものである。 2.本誌に投稿しようとする会員は,本要領と『経済教育』執筆要領に従って執筆し,編集委員長に宛てて投 稿原稿を送付するものとする。 3.投稿原稿は,原則として未発表の日本語で書かれたものに限定する。 (1) 投稿原稿は完全原稿とし,執筆者による校正は行わないものとする。ただし,編集委員会が必要と 認めた場合は,この限りではない。 (2)図版等で特定の費用を必要とする場合には,執筆者が負担することとする。 (3) 投稿原稿は,原則としてワープロ原稿に限定する。その際,原稿2部とともに原稿の内容を記憶さ せた CD-R 等1枚を同封するものとする。 4.投稿原稿は,編集委員会の責任で選ばれる審査員によって審査される。採否の結論はできるだけ早く投稿 者に通知するものとする。 5.本誌における投稿原稿の字数は以下の通りとする。200 字詰め原稿用紙換算で計算する。 (1)研究論文の場合は,60 枚以上 100 枚以内とする。 (2) 論考,調査報告,実践記録,資料紹介・資料分析,書評,翻訳,研究ノート等の論稿の場合は,60 枚以内とする。ただし,編集委員会が認めた場合は,その限りではない。 なお,投稿原稿のジャンル区分は,査読審査結果を参考に編集委員会が最終的に決めるものとする。 6.投稿に当たっては,投稿料を1件につき現金 5,000 円を納めるものとする。振込先は,「経済教育学会 郵 便振替 00920-3-252875」とする(通信欄に「投稿料」と明記のこと)。なお,一度振り込まれた投稿料は 原則として返還しない。 7.投稿原稿の締切日は,毎年 2 月 20 日とする。なお,原稿は随時受け付けることとする。 原稿送付先:〒180-0022 東京都武蔵野市境 4-13-28 東京都立武蔵高等学校 高橋勝也 ☎090-9674-1349Ⅰ.表記法 1.横書き,新かなづかい,新字体使用を原則とする。当用漢字を中心とし,あまりにもむずかしい漢字は 避ける。 2.句読点はカンマ「,」とマル「。」とを併用する。 3.引用文にはカギ「 」『 』を使用し,‘ ’ や “ ” は用いない。 Ⅱ.節・項・表・図の番号 1.本文中の節分け番号は,「はじめに」の部分も含めて,ローマ数字「Ⅰ.」「Ⅱ.」……を使う。項分け番 号はアラビア数字「1.」「2.」……を使う。 2.表の見出しは,表の上に「表1 ○○○」と示すこととする。図の見出しは,図の下に「図1 ○○○」 のようにつける。 Ⅲ.数字 1.原則としてアラビア数字。数の意味がまったくないものや,熟語・成句・固有名詞に限って和数字とす る。経済学の歴史上慣用となっている場合はローマ数字を用いる。 (例1) 1 つ 1 点 1 人当り 3g 第 2 に 第 2 次世界大戦 前 2 者 2 通り 5・15 事件 16-17 世紀 3・4 日 4 分の 1 (例2) 一定 均一 一致 一般 一応 一義的 一足跳び 一切 一様 一部分 同一視 青二才 三途の川 十分条件 八百屋 四捨五入 (例3)第1四半世紀 第 2 四半期 (例4)第Ⅰ部門 第Ⅱ部門 2.ただし,概数および化合物の名称には,和数字を用いる。 (例5)数十日間 数百キログラム 百数十頁 何千人 (例6)一酸化炭素 四酸化鉄 3.大きな数字を使うときは,兆・億・万の単位語を入れるものとする。この場合は,位取りカンマを入れ ない。 (例7)33 億 8823 万人 7万 6000 人 Ⅳ.註記 1.註は,論文末にまとめて列記し,また本文中の当該箇所の右肩に,「1)」「10)」のように,上付4分の 1倍で通し番号をつけることとする。註の番号には,本文中も論文末のいずれにも「1)」や「10)」の ように片側パーレンをつける。本文中の表記は,例えば「エルリッヒがするどく主張したように,10)伝 統的な法律学では……」のように行うものとする。 2.参考文献を列記する場合,註を列記したときには註の後に,註がないときには論文末にまとめて列記し, 通し番号を「[1]」「[10]」のようにブラケットをつけるものとする。 3.註・参考文献における文献の表記 (1) 表記の順序:表記については,以下の順でこれを行う。ただし,発行地,発行所名,巻数,号数, 発行年月のうち,不必要なものは省いてもよい。 ① 単行本は,著者(編者)名,書物名(副題とも),発行地,発行所名,発行年の順で示すものとする。 ② 論文は,著者名,論文名,雑誌(または収録書物)名,巻数,号数,発行年月,頁数の順で示すも のとする。 (2) 書物名・雑誌名の表記:日本語・中国語等の場合は『 』,ヨーロッパ語ではイタリックとする。 イタリック指定は文字の下にアンダーラインを引き,当該箇所を明示すること。イタリック活字 のない場合(例えばロシア語)には《 》で表示する。 (3) 論文名・記事名の表記:日本語・中国語の場合は「 」を用いる。ヨーロッパ語の場合は “ ” で 囲むこととする。 Ⅴ.抄録等の添付 1.すべての原稿(投稿原稿と依頼原稿)について,著者は日本語の抄録(300 字まで)とキーワード(5 個 まで)を添付するものとする。 2.投稿原稿のうち,研究論文のジャンルに該当するものについては,著者はネイティブスピーカーのチェ ックを受けた英語の抄録(150 語程度)とキーワード(5 個まで)を添付するものとする。
『経済教育』執筆要領
『経済教育』 投稿申込書
記入日 年 月 日 投稿料支払日 年 月 日私は『経済教育』へ論文等の掲載を申し込みます。尚,論文等の掲載の可否は査読により決
定されること,論文等が掲載される場合には電子化して学会ホームページにて公開されること
を承諾します。
氏名(自署) 所 属 種 類 論文 ・ 実践記録 ・ その他( ) タイトル 連絡先住所 〒 電話番号 ファックス 電子メール ・投稿される際に原稿と一緒にお送りください。氏名は自署にてお願いします。 ・ 投稿される前に,ゆうちょ銀行(郵便局)にて下記の振替口座に投稿料 5,000 円をお支払いくだ さい。(通信欄に「投稿料」とご記入ください。) 口座番号:00920-3-252875 口座名義:経済教育学会 〈学会事務局記入欄〉 投稿受理日 年 月 日 査 読 者 1. 2. 査読結果受理日 年 月 日 査読結果通知日 年 月 日(設置) 第1条 本会に経済教育学会賞を設ける。 (目的) 第2条 経済教育の実践活動と理論研究の奨励と発展,および当学会活動の活性化を目的とする。 (種類) 第3条 学会賞は次の5種類とする。 経済教育学会賞(研究部門) 当該期間に刊行・発表された著書・論文で,特に優れた評価を得たもの に対して2件以内 経済教育学会賞(教育実践部門) 当該期間の優れた教育実践活動に対して2件以内 経済教育学会奨励賞 当該期間内において 35 歳未満の学会員で,当該期間内に刊行・発表さ れた著書・論文,教育実践活動で,特に優れた評価を得たものに対して 2件以内 経済教育学会特別賞 非会員で,当該期間において経済教育に関して特に優れた業績(研究部 門・教育実践部門)を上げたもの2件以内 経済教育学会功労賞 当学会の運営,活性化に著しく貢献した会員に対して表彰する。 (正賞と副賞) 第4条 正賞として賞状,副賞として盾を授与する。 (候補者の推薦) 第5条 推薦者は,会員とする。 第6条 推薦は,他薦・自薦共に所定の推薦書を使用する。 第7条 推薦の締め切り日は,選考年の3月末日とする。 (授賞時期) 第8条 授賞は原則として隔年とする。 (選考委員会) 第9条 選考委員会を設置する。選考委員は,理事会において選出する。 第 10 条 選考委員は,理事の役割分担としての理事,及び会員,また必要に応じて外部委員として非会員に 委嘱することができる。選考委員は7名以内(理事3名を含む)とする。 第 11 条 選考委員は,推薦された段階で選考委員を外れる。 第 12 条 選考委員会運営規則は,別に定める。 (授賞の決定) 第 13 条 選考委員会で選考し,理事会の承認を得る。 (授賞の公表) 第 14 条 授賞の結果は,学会ニューズレターに授賞理由,選考経過などを選考委員会名で公表する。 (附則) ・本規程は,2011 年 10 月1日の学会総会で承認され,2012 年度から実施する。 ・第1回授賞は 2013 年度全国大会総会で行う。第1回授賞対象は,本学会誌 30 号,31 号掲載の論考,投稿 原稿,及び 2011-2012 年度に刊行,実施された研究,教育実践とする。 ・本規程は,第1回実施後に,必要があれば見直す。 選考委員会運営規則 ⒈ 選考委員長 選考委員の互選により,委員長を選出する。 ⒉ 選考委員会の事務 選考委員の互選により選考委員が担当する。 ⒊ 選考委員会における最終決定は,会議を開催して行う。 学会賞関連の予算(概算)計上 ⒈ 学会賞(賞状,盾の購入費) 1件 0.5 万円×最大 10 名= 5 万円 ⒉ 選考に伴う会議費(選考委員の交通費実費含む) 2.5 万円 ⒊ 連絡通信費 0.5 万円
経済教育学会賞規程
経済教育学会 役員選出細則
1990 年 11 月 17 日制定 1995 年 11 月 25 日改正 2010 年 9 月 25 日改正 2011 年 10 月 1 日改正 1.理事会は,次期役員の選出を管理するため,会員の中から選挙管理委員5名を委嘱する。そのうち1名は 事務局長とする。 (2)選挙管理委員長は,委員が互選する。 2.会員は,所定の投票用紙を用いて,直接郵送秘密投票(10 名不完全連記)によって,会員の中から 20 名 の次期理事を選出する。最下位同数者の扱い,辞退者が出た場合の取り扱いは,選挙管理委員会が決定す る。 (2)選挙選出以外の理事は,合議の上で本会議の運営の円滑化などのために,総数が 20 名以内となるま で選出することができる。 3.上記の全理事の互選によって,会長1名を選出する。会長の任期は1年とする。 4.理事の任期は3年とする。理事の任期は,選出された年の大会終了時点から起算する。 5.本会の会員は,選挙権・被選挙権を持つ。ただし,現理事で選挙制度導入後から起算して3期連続して理 事に就いたもののうち3分の1について,多選順に次期被選挙権を失うものとする。条件が同じ場合には 年齢順に高い方からその対象とする。(申し合わせ事項として,3分の1の小数点は切り上げとする) 6.投票に関しては,次の各項にしたがう。 イ 投票は,4月1日を基準として実施される。その際,名簿一覧と投票用紙を同封して会員に郵送する。 選挙実施に関する事項(投票方法など)は選挙管理委員会で検討する。 ロ 投票方法は,10 名不完全連記とする。投票の一部に無効な部分があっても,他の部分は有効とみなす。 ただし,10 名を超える記入のある投票,返送時に切り離された投票は全て無効とする。 7.理事選出に関するその他の細目は,選挙管理委員会において協議・決定する。 8.この役員選出細則の改廃は,理事会の提案に基づき,会員総会において決定される。 9.この役員選出細則は,2011 年 10 月1日から施行される。経済教育学会役員名簿(2017 年 8 月現在)
阿部信太郎(城西国際大学) あんびるえつこ(生活経済ジャーナリスト) 飯嶋香織(神戸山手大学) 井草剛(松山大学) 猪瀬武則(日本体育大学) 宇佐見義尚(板垣與一記念館) 大坂洋(富山大学) 小柳津英知(富山大学) 金子浩一(宮城大学) 河原和之(立命館大学) 川合宏之(流通科学大学) 久井田直之(日本大学) 齋藤哲哉(日本大学) 塩田尚樹(獨協大学) 篠原総一(京都学園大学) 杉浦真理(立命館宇治中高) 炭谷英一(神戸市消費生活マスター) 高橋勝也(都立武蔵高校・附属中学校) 竹田英司(松山短期大学) 竹達健顕(東京都立小平西高等学校) 田中淳(東京都立産業技術高等専門学校) 十名直喜(名古屋学院大学) 中里弘穂(福井県立大学) ○新里泰孝(富山大学) 裴光雄(大阪教育大学) 松尾匡(立命館大学) 松本朗(立命館大学) ●水野勝之(明治大学) 八木紀一郎(摂南大学) 八木尚志(明治大学) 山岡道男(早稲田大学) 山根栄次(三重大学) 橋本勝(富山大学) 中谷武雄(元京都橘大学) 会計監査 理事 ▶『経済教育』バックナンバー購入,図書館等の機関の予約購読の申し込み 日本大学経済学部 齋藤哲哉研究室気付 経済教育学会事務局 〒 101-8360 東京都千代田区三崎町 1-3-2TEL 03-3219-3803 FAX 03-3219-3803 電子メール [email protected] ▶経済教育学会への入会,会費納入,住所・所属等の変更のご連絡 株式会社サラト「経済教育学会」担当 〒 670-0948 兵庫県姫路市北条宮の町 172 TEL 079-284-1380 FAX 079-284-0904 学会ホームページ http://www.ecoedu.jp 電子メール [email protected] 郵便振替「経済教育学会 00920-3-252875」 お願い 電話では,入会申込,退会届,住所・所属・連絡先変更届は受け付けることができません。誤りを防ぐために郵便, ファックス,電子メール等の書面にてお届け頂けますようお願い致します。 ▶その他のお問い合わせ 事務局(2016 年 4 月〜) 〒 101-8360 東京都千代田区三崎町 1-3-2 日本大学経済学部 齋藤哲哉研究室気付 TEL 03-3219-3803 FAX 03-3219-3803 電子メール [email protected]
● 2017 年度会長
○ 2017 年度大会実行委員長
事務局長
事務局と学会誌編集の兼務も 2 年目になりました。韓国 経済教育学会との協定締結や学会誌の J-STAGE への登載 で、国際化が今後一層進み、投稿の際の英語タイトルなど 英語に関してのお願いも増えると思われます。今後ともご 理解ご協力のほどなにとぞよろしくお願いいたします。 (久井田直之) 編集委員 2 年目となりましたが、編集会議のたびに自分 の至らなさに気づくというのが正直なところです。昨年同 様に本年も多くの論文が集まりました。投稿していただい た方々ならびに査読にご協力いただいた方々に、この場を お借りして御礼申し上げます。なお、論文等の電子化およ び内容のウェブ上への公開手段の変更や欠号となっている バックナンバーへの対応など、課題もいくつかございます。 今後とも、『経済教育』へのご支援ご協力をよろしくお願 い申し上げます。 (塩田尚樹) 今年度から、初めて委員長を仰せつかり、右も左もわか らず進めてまいりました。皆様に学会誌が届くことで、 ホッとすると思います。しかし、仕事ができているかとい えば、できておりません。ご迷惑ばかりで恐縮の極みです が、いろいろと学ばせていただいております。私でよろし かったら、ぜひ、ご協力させていただきたく存じます。ど うぞこれからもよろしくお願いします。 (高橋勝也) 本年より学会誌の編集委員に就任致しました。何のお役 立てもできないままでしたが、ご執筆頂いた原稿への査読 作業や校閲作業など大変勉強になりました。歴史ある本学 会に、編集委員という立場で携われたことを光栄に思いま す。次年度以降も、微力ではございますが、本学会に貢献 致したいと思っております。今後とも何卒よろしくお願い 致します。 (竹達健顕) 学会誌の編集を長くしていますと,執筆者の様々な「書 きっぷり」に気がつきます。執筆者それぞれの背景がある ため,論文の書き方も多様です。校閲には力をいれていま すが,学会誌の電子化により,自由自在に載せられないも のも出てきました。個別の理由があることが多いので,編 集委員会からメール等の問い合わせには,ご協力をお願い します。 (田中淳) 本誌には、中高の先生方や大学の教員など会員の多様性 を反映して、さまざまな原稿が寄稿されます。それに応じ て、いただいた原稿での図表や引用などの扱い方も、一定 のルールや基準を見出すことが難しいものになっています。 今年の大会では、研究倫理セミナーを実施していただくこ とになりました。学会誌という共通の土俵で研究成果が公 表されるので、研究倫理や投稿の際のルールや倫理につい ても、会員の間で共有していくことが必要であると考えて います。 (八木尚志) 編集後記
編集担当理事 久井田直之 (KUIDA Naoyuki) 塩田尚樹 (SHIOTA Naoki) 高橋勝也 (TAKAHASHI Katsuya) 竹達健顕 (TAKETATSU Toshiaki) 田中淳 (TANAKA Jun) 八木尚志 (YAGI Takashi) 『経済教育』第36号編集委員